JPH0537772Y2 - - Google Patents

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JPH0537772Y2
JPH0537772Y2 JP4954190U JP4954190U JPH0537772Y2 JP H0537772 Y2 JPH0537772 Y2 JP H0537772Y2 JP 4954190 U JP4954190 U JP 4954190U JP 4954190 U JP4954190 U JP 4954190U JP H0537772 Y2 JPH0537772 Y2 JP H0537772Y2
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JP
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shell
presser
frame
groove
fitting groove
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JP4954190U
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はキヤリングケース、特に周端縁をフレ
ームで補強した対向する一対のシエルからなるキ
ヤリングケースにおけるフレームとシエルの固定
構造に関する。
(従来の技術) 従来、周端縁をフレームで補強した対向する一
対のシエルからなるキヤリングケースにおいて、
フレームとシエルの固定はフレームに設けたシエ
ル嵌入溝にシエルの周端縁を嵌入して接着剤で固
定したり、ネジビス等を用いて両者を縫い着けた
りしていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし乍ら、このような固定構造は固定作業が
面倒で作業に時間を要するという問題がある。
本考案は従来技術が有する上記問題点に鑑みて
なされたもので、キヤリングケースにおいてフレ
ームとシエルの固定をワンタツチで簡単かつ確実
にできる固定構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のキヤリング
ケースにおけるフレームとシエルの固定構造は、
フレームの一側面にその全周に亘るシエル嵌入溝
を設けると共にこのシエル嵌入溝の一方の周面に
連通状に隣接して形成されてシエル押え掛止部を
装え、フレーム他側面にシエル押え挿入口を開口
するシエル押え装着部を設け、上記フレームのシ
エル嵌入溝にシエルの周端縁を嵌入すると共にシ
エル押え装着部にシエル押えを挿入装着してな
り、上記シエルのシエル嵌入溝に嵌入される周端
部にはシエル装着部に対応して掛止孔を穿設し、
シエル押えには先端部にシエル嵌入溝内に突出し
てシエルの掛止孔に掛止するシエル固定爪を突設
したシエル固定用アームと、先端部にシエル押え
掛止部に対応して該部に掛止する脱落防止爪を突
設した取着アームを設けるものである。
また、シエルに掛止孔を穿設する代わりにシエ
ル嵌入溝の奥部にシエルをシエル押え装着部と隣
接する周面側に強制的に案内するシエルガイド面
を形成してもよい。
尚、本考案において、キヤリングケースは、ビ
デオカメラ等比較的小型の物品を収容して運ぶた
めの小型のケースからスーツケースのような大型
のケースまでを包含する。
(作用) 以上のように構成した本考案のフレームとシエ
ルの固定構造にあつては、フレームのシエル嵌入
溝にシエルの周端縁を嵌入し、シエル押え装着部
にシエル押えを挿入装置することによりシエル押
えのシエル固定爪がシエルの掛止孔に掛止してシ
エルをフレームに脱落不能に固定すると共に脱落
防止爪がフレームのシエルに押え掛止部に掛止し
てシエル押えのフレームからの脱落を防止する。
また、シエルに掛止孔を設けないものの場合シエ
ルガイド面とシエル固定爪でシエルを屈曲せしめ
てシエルの抜けを防止する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図においてAはキヤリングケースで、ヒン
ジ(図示せず)を介して相互に連結されたボデイ
A1とリツドA2とからなり、上記ボデイA1及びリ
ツドA2は夫々相互の対向面を開口する箱状のシ
エルbと、該シエルbの開口縁を補強するフレー
ムaとからなつている。
フレームaは大略四角形の環状を呈し、その一
側面に設けた段部1を介して内周側の幅が外周側
の幅より広く形成されており、該フレームaには
上記段部1を設けた側面にシエル嵌入溝2が全周
に亘つて環状に設けられると共にこのシエル嵌入
溝2に沿つた適当な複数の個所にシエル押え装着
部3が設けられる。
上記環状のシエル嵌入溝2はシエルbの厚さに
ほぼ相当する幅で、その内周面が段部1と面一に
なるようい形成され、シエル押え装着部3はシエ
ル嵌入溝2の最奥部内周面あら段部1上面の中途
部にかけてを凹欠してこれをシエル嵌入溝2が開
口するフレーム側面とは反対側の側面にまで延長
して該面にシエル押え挿入口3aがスリツト状に
開口するように形成される。
また上記シエル押え装着部3はその幅方向中央
部にシエル押え挿入口3aから奥行方向中途部に
かけてをフレームaの内周面に開口するように切
欠いたアームガイド3bが形成される。
更に、このシエル押え装着部3にはシエル押え
挿入口3aが開口するフレーム側面に上記挿入口
3aと連続的に凹設した後述のシエル押えcの頭
部係合用凹部3cと、フレームaの段部1先端を
シエル押え装着部3の最奥中央部に連絡せしめて
切欠したシエル押え掛止部3dが設けられる。
一方、シエルbは開口端により形成される形状
がフレームaのシエル嵌入溝2に対応する形状の
箱状に形成されており、開口端をシエル嵌入溝2
に嵌め込んでフレームaに一体的に組み付ける。
このシエルbには、その周端縁をシエル嵌入溝
2に嵌め込んだ状態で、フレームaに形成したシ
エル押え装着部3のアームガイド3b先端部近く
に対応する位置に掛止孔4が穿設される。
尚、このシエルbは硬質材層b1とその外面に一
体に成形した弾性軟質材層b2とを有し、必要に応
じて内面、外面に適当な化粧層b3が形成される。
シエル押えcは、垂直な板状頭部5と、該頭部
5の下端において頭部5に対して直角方向に延び
る形の取着アーム6と、頭部5下端から取着ア
ーム6内空孔7に延び取着アーム6との間に若干
の隙間を有するシエル固定アーム8と、取着アー
ム6の両側に翼状に形成されたシエル押え片9と
からなり、上記取着アーム6先端には脱落防止爪
10が設けられ、シエル固定アーム8にはシエル
固定爪11が設けられる。
取着アーム6はシエル押え装着部3底面からシ
エル嵌入溝2内周面までの高さにほぼ相当する厚
さを有する平らな板状に形成され、その先端部中
央が部分的に若干前方に突出しており、該部に下
向きに突出する脱落防止爪10が形成されてい
る。
また取着アーム6下面にはその空孔7に沿つて
ガイド用突条12が前方に延びている。
シエル固定アーム8は弾性を付与するために側
面が大略波形を呈するように形成されており、そ
の先端には取着アーム6上面より上方に突出する
シエル固定爪11が突設される。
シエル押え片9は上下方向に湾曲した板状に形
成されており、後端部の側面が連結片13を介し
て取着アーム6の後部側面に連結して設けられ、
最下端から最上端までの高さ寸法がシエル押え装
着部3の底面からシエル嵌入溝2内周面までの高
さ寸法より若干大きく形成されている。
而して、上記シエル押えcはシエル押え挿入口
3aからシエル押え装着部3に挿入してガイド用
突条12をアームガイド3bにスライドさせなが
ら押し込み、脱落防止爪10をシエル押え掛止部
3dに掛止せしめると共にシエル固定爪11をシ
エルbの掛止孔4にシエル固定アーム8の弾性を
利用して掛止する。
これにより、シエル押えcはフレームaに脱落
不能に装着されると共にシエルbをフレームaに
脱落不能に固定する。
また、シエル押え片9によりシエルbをその外
表面とシエル嵌入溝2外周面との間に隙間が生じ
ないように押圧する。
以上の説明ではシエル押えcのシエル固定アー
ム8を波板状に屈曲せしめてアーム8に弾性を付
与したが、第10図に示すように厚肉平板状のシ
エル固定アーム8であつても、該アーム8の基部
を溝状に凹欠して薄肉となすことにより弾性を付
与することができる。
また、上述した実施例のようにシエルbが弾性
かつ柔軟な層を有しているときには、シエル固定
アーム8を第11図に示すように弾性を付与する
ための特別な構造を備えない単なる厚肉の平板状
に形成することもできる。
この場合には第12図、第13図に示すように
シエル押えcをシエル押え装着部3に挿入装着す
る際、シエル固定アーム8先端のシエル固定爪1
1に押圧されてシエルb側が変形して、シエル押
えcの押し込み及びそれに伴うシエル固定爪の掛
止孔4への掛止が可能になる。
次に第14図乃至第15図は他の実施例であ
り、シエルbにシエル押えcのシエル固定爪11
が掛止する掛止孔4を設けていない。
そして、フレームaのシエル嵌入溝2に外周面
の奥部に外周面を内周方向かつ奥向きに傾斜せし
めたシエルガイド面14が設けられている。
従つて、この実施例においては、シエル押え装
着部3へのシエル押えcの挿入装着により、シエ
ルbがシエルガイド面14とシエル固定爪11と
により強制的に屈曲せしめられてシエルbのシエ
ル嵌入溝2からの抜けが防止される。
(効果) 本考案は以上のように構成したから下記するよ
うな効果を奏する。
フレームのシエル嵌入溝にシエルの周端縁を嵌
入し、シエル押え装着部にシエル押えを押し込ん
で装着するだけで、シエルをフレームに確実に固
定することができるので、固定作業が容易であ
り、組立時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠して本考案のフレームとシエ
ルの固定構造を示すキヤリングケースの斜視図、
第2図は第1図−線拡大断面図、第3図は本
考案の主要な構成であるシエル押えの斜視図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図乃至第7
図はフレームとシエルの組立の工程を工程順に示
す断面図、第8図は要部の底面図、第9図は第8
図の−線拡大断面図、第10図、第11図は
シエル押えの他の実施例を示す断面図、第12図
乃至第13図は第11図に示すシエル押えを用い
てシエルの固定を行なう場合を組立工程に従つて
示す断面図、第14図乃至第15図は更に他の実
施例を示す断面図で組立の工程に従つて示してあ
る。 a……フレーム、b……シエル、c……シエル
押え、2……シエル嵌入溝、3……シエル押え装
着部、4……掛止孔、6……取着アーム、8……
シエル固定用アーム、10……脱落防止爪、11
……シエル固定爪、14……シエルガイド面、3
d……シエル押え掛止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレームの一側面にその全周に亘るシエル嵌
    入溝を設けると共にこのシエル嵌入溝の一方の
    周面に連通状に隣接して形成されてシエル押え
    掛止部を装え、フレーム他側面にシエル押え挿
    入口を開口するシエル押え装着部を設け、上記
    フレームのシエル嵌入溝にシエルの周端縁を嵌
    入すると共にシエル押え装着部にシエル押えを
    挿入装着してなり、上記シエルのシエル嵌入溝
    に嵌入される周端部にはシエル装着部に対応し
    て掛止孔を穿設し、シエル押えには先端部にシ
    エル嵌入溝内に突出してシエルの掛止孔に掛止
    するシエル固定爪を突設したシエル固定用アー
    ムと、先端部にシエル押え掛止部に対応して該
    部に掛止する脱落防止爪を突設した取着アーム
    を設けてなるキヤリングケースにおけるフレー
    ムとシエルの固定構造。 (2) フレームの一側面にその全周に亘るシエル嵌
    入溝を設けると共にこのシエル嵌入溝の一方の
    周面に連通状に隣接して形成されてシエル押え
    掛止部を装え、フレーム他側面にシエル押え挿
    入口を開口するシエル押え装着部を設け、上記
    フレームのシエル嵌入溝にシエルの周端縁を嵌
    入すると共にシエル押え装着部にシエル押えを
    挿入装着してなり、上記シエル嵌入溝にはシエ
    ル周端をシエル押え装着部と隣接する周面側に
    ガイドするシエルガイド面を形成し、シエル押
    えには先端部にシエル嵌入溝内に突出して上記
    溝内に嵌入されたシエル周端部をシエル押え装
    着部から押し離す方向に押圧するシエル固定爪
    を突設したシエル固定用アームと、先端部にシ
    エル押え掛止部に対応して該部に掛止する脱落
    防止爪を突設した取着アームを設けてなるキヤ
    リングケースにおけるフレームとシエルの固定
    構造。
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