JPH05196347A - 容器のスライド式仕切り板 - Google Patents

容器のスライド式仕切り板

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JPH05196347A
JPH05196347A JP921392A JP921392A JPH05196347A JP H05196347 A JPH05196347 A JP H05196347A JP 921392 A JP921392 A JP 921392A JP 921392 A JP921392 A JP 921392A JP H05196347 A JPH05196347 A JP H05196347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
container
sliding surface
sliding
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP921392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inoue
洋 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP921392A priority Critical patent/JPH05196347A/ja
Publication of JPH05196347A publication Critical patent/JPH05196347A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 上面が開口した容器10の内部を仕切る板状
の仕切り部16と、前記仕切り部16の上部の両端部に
設けられて前記容器10の相対向する上縁部12に係合
する一対のスライド部18とよりなり、前記上縁部12
に沿って前記一対のスライド部18がスライドするもの
であって、前記容器10の上縁部12の側部と接するス
ライド部18のスライド面24の上部28を、スライド
方向に沿って傾斜させ、前記スライド面の下部30を、
前記上部28の傾斜方向とは交差するように傾斜させ
た。 【効果】 スライド面の上部に設けられた傾斜面の最大
傾斜部と、スライド面の下部に設けられた傾斜面の最大
傾斜部との2点によって容器の上縁部の側部と接触する
ため、従来のように、仕切り部ががたつくことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器のスライド式仕切
り板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9に示すように、冷蔵庫1
00において、引出し式扉102を支持する一対のレー
ル104に貯蔵容器106を架設して、この架設された
容器106内部に食品を収納していた。そして、この容
器106内部に収納される食品を秩序よく収納するため
に、左右方向にスライドする仕切り板108を備えてい
た。
【0003】このスライド式仕切り板108は、容器1
06を仕切る板状の仕切り部110と、この仕切り部1
10の両上端部から外方に突設されたスライド部112
とよりなる。そして、容器106の前上縁部114と後
上縁部114とにそれぞれスライド部112を係合させ
ており、手によって仕切り板108を若干浮してスライ
ドさせる構造であった。
【0004】このスライド板108のスライド部112
は、図10に示すように、容器106の上縁部114を
上部から覆うような構造となっており、この一対のスラ
イド部112、112の傾斜面は、この仕切り板108
を射出成形する際に金型が抜け出るように、相対向する
ように傾斜していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスライド式
仕切り板108であると、図11に示すように、スライ
ド部材112は容器上縁部の側部とは1点接触となり、
仕切り板108をスライドさせると一方のスライド部1
12が上縁部114に接触して、がたが生じ易く,又、
スライド板108が傾むき易く、仕切り板108が傾く
と仕切り板108をスライドすることが難しくなった。
【0006】この解決策としては、容器106の上縁部
114の側壁と接するスライド部112の面を互いにほ
ぼ平行にすればよいわけであるが、この場合には、仕切
り板108の射出成形時の金型との関係から平行間隔を
狭くしようとすると、仕切り板108の取出し時間が長
くなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ス
ライドする際にがたが生じないスライド式仕切り板を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の容器のスライド
式仕切り板は、上面が開口した容器の内部を仕切る板状
の仕切り部と、前記仕切り部の上部の両端部に設けられ
て前記容器の相対向する上縁部に係合する一対のスライ
ド部とよりなり、前記上縁部に沿って前記一対のスライ
ド部がスライドする仕切り板であって、前記容器の上縁
部の側部と接するスライド部のスライド面の上部を、ス
ライド方向に沿って傾斜させ、前記スライド面の下部
を、前記スライド面の上部の傾斜方向とは交差するよう
に傾斜させたものである。
【0009】
【作 用】上記構成のスライド式仕切り板であると、容
器の上縁部の側壁と接するスライド面の箇所は、スライ
ド面の上部における傾斜面の最大傾斜部分と、下部にお
ける傾斜面の最大傾斜部分の2個所で接触するため、仕
切り板が容器に対してがたつかない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】符号10は、本実施例における合成樹脂製
の容器である。この容器10は、図9に示すような冷蔵
庫100の引出し式扉102に使用されるものである。
そして、この容器10の上縁部の四周には、フランジ部
12が設けられており、このフランジ部12の外周面
は、ほぼ垂直となっている。
【0012】符号14は、容器10の内部を左右方向に
仕切るスライド式仕切り板であって、射出成形によって
形成されている。この仕切り板14は、板状の仕切り部
16と、この仕切り部16の上端部両側に設けられた一
対のスライド部18,18とよりなる(図2参照)。
【0013】次に、このスライド部18の構造について
詳細する。
【0014】符号20は、仕切り部16の上端部から外
方に向かって水平に突設された上板である。
【0015】符号22は、上板20の端部から下方へ垂
設された横板である。この横板22の内面が、フランジ
部12の外側壁12aと接するスライド面24となる。
【0016】符号26は、横板22の下端部から内方に
突設された下板である。そして、上板20とこの下板2
6との間に容器10のフランジ部12が係合する。
【0017】符号28は、スライド面24の上部に位置
する上スライド面である。この上スライド面28は、ス
ライド方向に対し傾斜している(図3参照)。また、こ
の上スライド面28の下面は、水平方向に対しても傾斜
している(図4参照)。なお、上スライド面28の傾斜
方向と、その下面の傾斜方向の関係は、上スライド面2
8が内側へ傾斜するほど、その下面は上方へ傾斜する。
【0018】符号30は、上スライド面28の下部に位
置する下スライド面である。この下スライド面30は、
上スライド面28の傾斜方向とは交差するようにスライ
ド方向に沿って傾斜している(図3参照)。また、この
下スライド面30の上面も上スライド面28の下面に沿
って水平方向に対し傾斜している(図4参照)。なお、
下スライド面30の傾斜方向と、その上面の傾斜方向の
関係は、下スライド面30が内側へ傾斜するほど、その
下面は下方へ傾斜する。
【0019】図5に示すように、このスライド面24に
フランジ部12の外側壁12aが係合した場合には、上
スライド面28の最大傾斜部と下スライド面30の最大
傾斜部の2個所が外側壁12aと接触する(図1参
照)。そのため、仕切り板14をフランジ部12に沿っ
てスライドさせた場合にも、接点が上記したように2個
所あるため、従来のように仕切り部16ががたつくこと
がない。
【0020】次に、この仕切り板14の射出成形する方
法は、上型32と下型40とでできた空間に、注入装置
48から溶融した合成樹脂を注入し、仕切り板14を成
形する(図6参照)。
【0021】このスライド板14を射出成形する際のス
ライド部18を射出成形する方法を下記に詳述する。
【0022】スライド部18の横板22の内面は、前記
したように上スライド面28と下スライド面30とより
なるが、射出成形する場合には、図7に示すように下ス
ライド面30は上型32によって、図8に示すように上
スライド面28は、下型40によって成形される。この
場合に、上スライド面28は、下型40の下方に行くほ
ど傾斜面が広がるようになっており、下型32が抜脱し
やすい。また、逆に下スライド面30は、上型32の上
方にいくほど傾斜面が広がる形状であるため、上型32
から抜脱しやすい構造となっている。
【0023】これにより、容器10に対しがたつかない
仕切り板であっても、その射出成形が容易に行うことが
でき、成形時に取出し時間を要さないという効果があ
る。
【0024】
【発明の効果】以上により、本発明の容器のスライド式
仕切り板であると、スライド面の上部に設けられた傾斜
面の最大傾斜部と、スライド面の下部に設けられた傾斜
面の最大傾斜部との2点によって容器の上縁部の側部と
接触するため、従来のように、1点接触によって仕切り
部ががたつくことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器に仕切り板を差し込んだ状態の平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】スライド部の要部拡大斜視図である。
【図4】スライド面の側面図である。
【図5】スライド部の正面図である。
【図6】仕切り板を射出成形している状態の説明図であ
る。
【図7】スライド部を上型で射出成形している状態の説
明図である。
【図8】スライド部を下型で射出成形している状態の説
明図である。
【図9】冷蔵庫の引出し式扉を示した斜視図である。
【図10】従来の容器と仕切り板との関係を示す平面図
である。
【図11】従来の容器と仕切り板との関係を示す平面図
であり、仕切り板ががたついている状態を示している。
【符号の説明】
10……容器 12……フランジ部 14……仕切り板 16……仕切り部 18……スライド部 20……上板 22……横板 24……スライド面 26……下板 28……上スライド面 30……下スライド面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口した容器の内部を仕切る板状の
    仕切り部と、前記仕切り部の上部の両端部に設けられて
    前記容器の相対向する上縁部に係合する一対のスライド
    部とよりなり、前記上縁部に沿って前記一対のスライド
    部がスライドする仕切り板であって、 前記容器の上縁部の側部と接するスライド部のスライド
    面の上部を、スライド方向に沿って傾斜させ、 前記スライド面の下部を、前記上部の傾斜方向とは交差
    するように傾斜させたことを特徴とする容器のスライド
    式仕切り板。
JP921392A 1992-01-22 1992-01-22 容器のスライド式仕切り板 Pending JPH05196347A (ja)

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JP921392A JPH05196347A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 容器のスライド式仕切り板

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JP921392A Pending JPH05196347A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 容器のスライド式仕切り板

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161264A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2017075713A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 シャープ株式会社 冷蔵庫
WO2020250271A1 (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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