JPH0656883U - 物品収納構造 - Google Patents

物品収納構造

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JPH0656883U
JPH0656883U JP13793U JP13793U JPH0656883U JP H0656883 U JPH0656883 U JP H0656883U JP 13793 U JP13793 U JP 13793U JP 13793 U JP13793 U JP 13793U JP H0656883 U JPH0656883 U JP H0656883U
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JP13793U
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昭則 渡邉
稔 大塚
正幸 梅津
和也 渡辺
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東北沖電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジの固定などによらず、簡単な組立構成が
可能で、物品収納がし易く、幅の狭い物品でも位置決め
が容易な自動販売機等の物品収納構造を得る。 【構成】 側面に上下仕切板13を挿着する多数の溝1
2aと抜け止め12cを有する左右仕切板12をモール
ド樹脂などで成形する。前端部に折曲部13aと両サイ
ドの切欠部13b,13bを有する上下仕切板13を設
け、この上下仕切板13を前記左右仕切板12の溝12
aに挿入して行くと、抜け止め12cは押し上げられ、
切欠部13bで復旧し、上下仕切板13は左右仕切板1
2に固定され、引き抜けなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動販売機等における少なくとも1個にまとめた物品を収納する 物品収納棚の左右仕切板と上下仕切板の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の物品収納棚は図5の正面図に示される外観のものが一般的であ った。同図において、外部フレーム1の内部には複数枚(図の場合2枚)の縦方 向の左右仕切板2と複数枚(図の場合7枚)の横方向の上下仕切板3とによって 複数個(図の場合24個)の物品収納室が形成されており、図6の上面図に示さ れているように、左右仕切板2は上下仕切板3を止めるためのある程度の幅と仕 切りのために隣接する2a,2b2枚が必要である。また、上下仕切板3は図7 の上面図(a),側面図(b)に示す如く、前面にネジ止め用透孔3bを有する 折曲部3aと本体3の後端部リアパネル3Aへの引っ掛け部3cとが設けられて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された物品収納棚では、上下仕切板3を固定 する方法として、左右仕切板2にネジ止めや仕切金具をつけて仕切っていたため 、これらの作業に手数がかかり、また、ネジ止めの場合仕切位置を合わせるため 、仕切板の構造が複雑となり、リアパネル3A等も必要になる。 また、左右の仕切板2に上下仕切板3を付設するために、金属板を使用した場 合、幅を広くしたり、全面を板にするなどのために重くなってしまうという欠点 がある。 さらに、物品収納部の幅が一定であるから、収納部幅が物品より狭い場合には 、物品が斜めや横にずれて収納されるため、自動的に収納させたり取り出したり する構造には不適当であるという問題もある。 さらにまた、上下仕切板間の間隔が狭い場合は上下仕切板が邪魔になり、物品 を収納しずらくなっていた。
【0004】 本考案は、このような従来の技術の有していた問題点を解決するためになされ たもので、左右仕切板に一定間隔で上下仕切板装着用溝を多数並設するとともに 、上下仕切板用抜け止めを設けて、ネジ止めを不要にした物品収納構造を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明すると、本考案は、多数の物品収納用上下仕切板13を挿着する溝12aと、 この溝12aの前端部に傾斜した頭部を有した鉤状抜け止め12cとを形成した 左右仕切板12をモールド樹脂等で成形し、前記上下仕切板13は前端に折曲部 13aとその近傍の左右両サイドに前記左右仕切板12の抜け止め12cと係合 する切欠部13b,13bを形成して成るものである。 そして、図2(a),(b)に示されるように上記上下仕切板13の後方隅角 部を斜めにカットして折曲部13aを設けることによって、物品の収納位置を中 心部に保持させることができる。折曲部13aの傾斜角度を選択すれば、幅狭い 上下仕切板の収納も可能になる。 また、図2(c)に示す如く、左右仕切板12を断面Y字状に成形することに よっても、同様の効果が得られる。 そして、図3(b)のように、左右仕切板24の後部を両側に直角に延設して 断面T字状に成形すれば、リアパネルが不要になる。 さらに、前記考案1を改良した他の考案2を図4を用いて説明すると、左右仕 切板32には前記考案1の溝部に設けた抜け止め(この考案2では物品引出時用 ロック片32aに相当する)の前方に、さらに物品収納時用ロック片32bが設 けられており、これに対応して上下仕切板33には前記物品収納時用ロック片3 2bとの係合用切欠部34と引出時用ロック片との係合用切欠部35が連設され ている。
【0006】
【作用】
本考案によれば、以上のように構成したので、2枚の左右仕切板12の相対向 する溝12aを選択して挿着することによって、上下仕切板13同士間の高さが 自由に変えられるようになる。上下仕切板13を溝12aに挿入すると、抜け止 め12cの傾斜面121に当接する。このため、抜け止め12cは押し上げられ て溝部12aが開かれ、上下仕切板13は溝部12aに沿って後方に移動し、切 欠部13bにおいて、抜け止め12cが復旧し、その鉤部122で上下仕切板1 3をロックする。上下仕切板13を引き出す場合左右仕切板12の抜け止め12 cを下から押し上げて手前に引く必要がある。 また、後方隅角部をカットし折曲部23cを形成した上下仕切板23を左右仕 切板12に装着した構成のものは、例えばCD(コンパクトディスク)などの円 板状物品を収納したとき、傾斜した折曲部23cに当接して、自ら、上下仕切板 23の中心部に矯正されて収納される。なお、図2(b)のように、左右仕切板 22を断面Y字状に形成しても同様の作用が得られる。 さらに、左右仕切板24は後端部を両側に延設して断面T字状に成形すれば、 リアパネルに左右仕切板12を固定した場合と同一作用が得られる。 さらにまた、上記考案1の改良考案2によれば、上下仕切板33を左右仕切板 32の溝部32cに挿入すると、まず、先端部33aが左右仕切板32の物品収 納時用ロック片32bと当接するが、弾性によって右に上昇し、溝部32cが開 け、次の引出時用ロック片32aを押し上げて後部に移動する。しかし、次の切 欠部34において物品収納時用ロック片32bが復旧し、下降して切欠部34と 係合して上下仕切板33はロックされる。また、上下仕切板33を引き出したと きは、引出時用ロック32aが後部切欠部34と係合しロックされる。このため 、上下仕切板33が途中まで引き出されるので、物品の引出しが円滑に行なわれ る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係るCD自動販売機における物品収納構造の実施例について図 面に基づいて説明する。 図1は考案1の一実施例を示す図で、(a)は3段3列の物品収納棚(図5に て説明したものとほぼ同一の正面外観を有する)における左右仕切板の分解正面 図、(b)は左右仕切板の側面図、(c),(d)は上下仕切板の上面図及び側 面図である。同図において、12はモールド樹脂等で成形された左右仕切板、1 2Aは左右仕切板12の両外側にあるフレーム1a(図5参照)を兼用する左右 仕切板である。また、12aは後述する上下仕切板を左右仕切板12に装着する ための挿入用溝で、その前端部には上側に切欠溝12bがあり、前方に傾斜面1 21をその後方に直角な鉤部122が形成された抜け止め片12cが配設されて いる。そして、この抜け止め片12cはモールド樹脂等で成形されているため、 弾性があり、上下仕切板13を挿入して行くと、抜け止め片12cが傾斜面12 1を押す垂直分力によって押し上げられ、最後まで挿入すると押し上げが外れ、 復旧して鉤部122によって、上下仕切板13の切欠部13bにて抜け止め12 cがロックされる。 図2は図1(c),(d)で説明した上下仕切板13の他の実施例23を示す 図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。同図において、23a,23b はそれぞれ前述の折曲部13a,切欠部13bと同様の作用効果を有し、後部の 両隅角部がカットされて、傾斜部が形成され、そこに折曲部23cが配設されて いる。これにより、上下仕切板23に物品例えばCDを収納すると、載せられた CDは折曲部23c内面に接触してストップさせられ、中心部にCDが矯正して 配置される。尚、図2(c)は他の左右仕切板の上面図を示したもので、後部は 上下反対方向に傾斜させて、断面Y字状に形成したので、上下仕切板に載せた物 品例えばCDは辺22a,22bにおいて当接し、位置が中央部に矯正される。 この他、傾斜角度を急にすることによって、幅の狭い物品の位置決めが可能にな る。 また、図3は左右仕切板の上面図で、(a)は一般的な配置、(b)はそれぞ れ本考案の実施例1,実施例2を示している。図3(a)において、11aはフ レームのリアパネル、12は図1と同様な左右仕切板である。従って、図1に示 したものと同様の作用効果を有する。図3(b)において、24はモールド成形 された左右仕切板で、後部が直角に両側に24aが延設されており、図示のよう に左右仕切板24が2個並設されると、24a,24aがリアパネルの作用をな す。 さらに、図4は考案2に係る物品収納構造を示す図で、(a)は左右仕切板3 2に上下仕切板33を装着した状態を示した側面図、(b)は物品収納時又は取 出し時を示す側断面図である。本考案2の場合は前記考案1の抜け止め12cと 同一構造の物品引出し用ロック片32aの手前に収納用ロック片32bを有して おり、これに対応して上下仕切板33の後半部両側端には切欠部34,35が隣 接して設けられている。従って、左右仕切板32の溝32cに上下仕切板33を 挿入して行くと、後端部33aがまず左右仕切板32の収納時用ロック片32b を押し上げ、次いで、物品収納引出用ロック片32aを押し上げ、さらに押入す ると、図4(a)のように、ロック片32a,32bはそれぞれ上下仕切板33 の収納時ロック用切欠部34,35でロックされる。また、図4(b)は物品( 図示していないが、実際は上下仕切板33に載せられて収納されている)を収納 又は取出し時の一定時期を示すもので、例えば、物品引出し時には図4(a)の 収納状態において、上下仕切板33の前端折曲部33dを引き出すと、左右仕切 板32のロック片32bが上下仕切板33の突部33cを乗り越えて、引出用切 欠部34に落ち、図4(b)のように、ロック片32aが先端部33aでロック される。これにより、載置されている物品を引き出すことができる。また、図4 (b)に示されるように、上下仕切板33を引き出した状態で物品の収納をする ことが望ましい。
【0008】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、以下に記載されるような効果を 奏する。 モールド樹脂等で成形された左右仕切板の溝に上下仕切板を一枚づつ挿入する ことによって、簡単に上下仕切板をセットできるので、構造が簡素化されるほか 、物品の種類によっては上下方向の間隔を容易に対応させることができる。尚、 この場合、上下仕切板の後方隅角部を斜めにカットして折曲部を形成することに より、その傾斜角度を調整すれば幅の狭い物品収納の位置決めが可能となるほか 円盤状物品などは、中心部に正しく配設されるようになる。 また、左右仕切板を断面T字状などに成形したものは、リアパネルを兼用でき るので、リアパネルが不要になる。 尚、左右仕切板の抜け止めの他に、前方に物品収納用ロック片を設けたものは 、上下仕切板を途中まで引き出すことが出来るので引き出し構造となり、物品収 納がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における左右仕切板の配列を
を示す側面図、左右仕切板の正面図及び上下仕切板の上
面図及び側断面図である。
【図2】本考案の上下仕切板の上面図及び側面図であ
る。
【図3】本考案の上下仕切板の変形上面図である。
【図4】本考案の左右仕切板の他の実施例の工程図及び
上下仕切板の要部上面図である。
【図5】従来例の物品収納棚の外観図である。
【図6】従来例の内部構造を示す上面図である。
【図7】従来例の上下仕切板の上面図及び側面図であ
る。
【符号の説明】
11 物品収納棚 12,22,32 左右仕切板 13,23,33 上下仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 和也 福島県福島市笹木野字館1番地 東北沖電 気株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の側面に複数枚の物品収
    納用上下仕切板を挿着する溝部と、この溝部の前端部所
    定位置に前記上下仕切板用抜け止めとを備えた左右仕切
    板をモールド樹脂で成形し、前記上下仕切板は前端部に
    折曲部とその近傍の左右側縁に前記抜け止めと係合する
    切欠部とを形成して成る物品収納構造。
  2. 【請求項2】 上下仕切板の後方隅角部を斜めにカット
    し、折曲部を設けた請求項1記載の物品収納構造。
  3. 【請求項3】 左右仕切板を断面Y字状に成形した請求
    項1又は2記載の物品収納構造。
  4. 【請求項4】 左右仕切板の後部を延設して断面T字状
    に成形した請求項1又は2記載の物品収納構造。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の側面に複数枚の物品収
    納用上下仕切板を挿着する溝部と、この溝部の中間部に
    物品収納用ロック片と、物品引出時用ロック片を連接し
    た左右仕切板をモールド樹脂で成形し、前記上下仕切板
    は前端部の折曲部と、前記物品収納ロック片と係合する
    切欠部と前記引出用ロック片と係合する切欠部とを連接
    してなる物品収納構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020106232A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社リコー 乾燥装置及び印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020106232A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社リコー 乾燥装置及び印刷装置

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