JPH0313227Y2 - - Google Patents

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JPH0313227Y2
JPH0313227Y2 JP1984186203U JP18620384U JPH0313227Y2 JP H0313227 Y2 JPH0313227 Y2 JP H0313227Y2 JP 1984186203 U JP1984186203 U JP 1984186203U JP 18620384 U JP18620384 U JP 18620384U JP H0313227 Y2 JPH0313227 Y2 JP H0313227Y2
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JP
Japan
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partition frame
shelf
facing
fall prevention
leg
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JP1984186203U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、棚に載置した物品、たとえばコンピ
ユータ等に使用される多数の磁気テープ等の転落
防止装置に関するものである。
(従来の技術) リールに巻かれ、コンピユータ等に使用される
磁気テープは、通常、ケースに納められ、必要に
応じ、任意の磁気テープ(以下単にテープとい
う)を容易に取り出しうるように、棚板上に側方
向に重合させて載置されている。そのため、前扉
のない棚においては、振動により転落し易い。
従来の最も簡単なテープの転落防止手段は、テ
ープの直前において棚板に穿設した取付孔に、横
長門形の転落防止用前枠の脚杆の下端を着脱自在
に差し込んで、前枠を直立させ、その水平杆をも
つて、テープの前方移動を防止するものであつ
た。
しかし、この装置は、テープの出し入れのたび
に、前枠を着脱しなければならないため、面倒で
あり、特に高所の棚板においては、その取付孔が
見え難いので、前枠の着脱が困難であり、また、
取外した前枠の置き場所に不自由したり、それを
紛失したりする恐れがあつた。
そのため、テープの出し入れの際に、前枠を取
外すことなく、簡単な操作で、前枠を、テープの
出し入れの邪魔にならない位置に移動させるよう
にした装置が、各種提案されている。
たとえば、実公昭55−3875号、実公昭56−
10198号、実公昭56−35078号、実公昭57−52783
号、実公昭57−52784号、実公昭58−50534号、特
公昭58−27924号等の各公報に開示されているよ
うなものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記各公報に開示されている装置は、構成が複
雑であるとともに、製作が面倒であつて、高価に
なり、また信頼性が不十分であつて、長期の使用
により故障する恐れがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案によると、上面の前後方向の中間部に、
前後方向を向く凹入弧状をなすテープ受樋が形成
さ、かつ同じく上面の前後両端近くには、左右方
向にほぼ一定の間隔をもつて並び、前後方向を向
くとともに、それぞれ前方および後方へ向かつて
次第に縮幅する多数対の水滴形の取付孔が穿設さ
れている棚板と、 前後に対をなす取付孔の対の数と同数をなし、
側面形が山形をなす支持片の前後両端より、下方
を向く脚杆が連設されるとともに、脚杆の下端部
両側面に、前後方向を向く係合溝が切設されてお
り、さらに両側端に位置するべきものの脚杆の上
部要所に係止ストツパが設けられている仕切枠
と、 側面形が後向U字形をなし、かつ上下両水平片
の後部に摺動孔が穿設されている支持金具と、 コイル状の圧縮ばねと、 左右方向を向き、棚板の幅よりやや短かく、か
つ両端部の後面に、後方を向く突起が形成されて
いる転落防止杆とからなり、 前記各仕切枠の脚杆の下端両側の係合溝を、各
取付孔の小幅部の側縁に係合させることにより、
各仕切枠を棚板の上面に取付け、 両側の仕切枠における前方の脚杆の係止ストツ
パを下方には、前記支持金具の摺動孔と圧縮ばね
を嵌合することにより、支持金具に弾性上昇力を
付与し、さらに 転落防止杆の両端部を、支持金具の屈曲部に嵌
合し、その後方を向く突起を、仕切枠における前
方の脚杆の前面に当接させたことにより、上記問
題点は解決される。
(作用) 水平をなす転落防止杆が、常時は、ばねの力に
より、仕切枠の所定の高さに設けたストツパまで
上昇して、棚板に載置した、たとえばテープ等の
物品の直前に位置して、それらの物品の転落を防
止している。
物品を出し入れする時は、手指で転落防止杆
を、ばねに抗して押し下げつつ物品を出し入れす
ればよく、出し入れ終了後は、手指を離せば、転
落防止杆は、ばねの力により、自動的に所定の高
さまで上昇する。
テープのような円板状の物品は、その周縁で転
落防止杆を押し下げつつ、転がして出し入れする
ことができ、わざわざ、手指で、転落防止杆を押
し下げる必要はない。
また、棚の載置物が転落防止をする必要がない
ものであるときには、転落防止杆を簡単に取り外
すことができる。
(実施例) 第1図乃至第3図は、本考案の第1実施例を示
すもので、1は棚板、2はその後板で、棚板1の
上面の前後方向の中間部には、前後方向を向く凹
入弧状をなすテープ受樋3が形成され、同じく前
後両端近くには、左右方向に並び、前後方向を向
くとともに、それぞぞれ棚板1の前縁および後縁
の方向に向かつて次第に縮幅する。多数の水滴形
の取付孔4が、ほぼ一定間隔で穿設されている。
5は、側面形が山形に屈曲する支持片5aの前
後両端より下方を向く脚杆5bを連設した、下向
きU字形の仕切枠で、脚杆5bの下端部の両側面
には、前後方向を向く係合溝6,6が切設されて
いる。
各仕切枠5は、脚杆5b,5b同士が互い近接
するように支持片5aを弾性屈撓させ、脚杆5b
の下端を、上記取付孔4の内端の大幅部4aへ挿
入し、係合溝6を取付け孔4の側縁に嵌合させた
後、外方に移動させて、取付け孔4の小幅部4b
に弾性係合させることにより、上下動不能とし
て、棚板1に立設されている。
隣接する仕切枠5,5間には、軸線を側方に向
けて、下部を上記テープ受樋3に落とし込んだテ
ープ7が保持されている。
両側端の仕切枠5′の前方の脚杆5′bの上部要
所には、前方を向くピン状のストツパ8が穿設さ
れている。
9は、側面形が後向U字形をなす支持金具で、
その上下両水平片9a,9aの後部には、摺動孔
10,10が穿設されている。
両側端の仕切枠5′の前方の脚杆5′bには、支
持金具9の摺動孔10,10と、コイル状の圧縮
ばね11が、上方より嵌合されている。
12は、左右方向を向く転落防止杆で、棚板1
の幅よりやや短かく、かつその両端(左端は図示
省略)近くには、後方を向くピン状突起13が穿
設されている。
転落防止杆12の端部は、支持金具9の屈曲部
9bに嵌合され、かつピン状突起13が、脚杆
5′bの前面に当接することにより、抜け外れが
防止されている。
支持金具9は、圧縮ばね11により上方へ押さ
れて、脚杆5′bのストツパ8に当接し、転落防
止杆12をテープ7の直前に保持している。これ
により転落防止杆12は、常時テープ7の前方へ
の転落を防止しており、また、手指等で転落防止
杆12を、圧縮ばね11に抗して押し下げること
により、自由にテープ7を出し入れすることがで
きる。
第4図は、本考案の第2実施例を示すもので、
第1実施例と同じ部材には同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
第2実施例においては、各仕切枠51の少くと
も前方の脚杆51aを、内側下方に向けて傾斜さ
せており、その他の構成は、第1実施例と同枠で
ある。
第1実施例においては、仕切枠5の脚杆5aが
垂直であるため、振動等によつてテープ9が転落
防止杆12に衝接した時、転落防止杆12の高さ
がテープ9の中心より低いと、衝撃の脚杆5a方
向の分力が、圧縮ばね11を圧縮する方向となつ
て、転落防止杆12が押し下げられる恐れがあ
る。
しかし、第2実施例においては、このような懸
念は小さいので、第1実施例より、圧縮ばね11
を弱く、かつ転落防止杆12を低くすることがで
きる。
両実施例ともに、棚に後板2がなくて、前後両
面が開口している場合は、本考案装置を、棚板1
の後側にも設けて、前後方両側よりテープ9を出
し入れしうるようにすることができる。
上記ストツパ8とピン状突起13は、割りピン
やフランジ等としてもよい。
(考案の効果) 本考案の装置は、物品出し入れの操作が簡単で
あり、また物品の転落を防止する必要のない場合
には、転落防止杆を簡単に取り外すことができ
る。
物品出し入れ終了後は、転落防止杆が自動的に
転落防止位置に復帰するので、従来の同種の装置
のように、物品出し入れ後、装置を転落防止にセ
ツトすることを忘れても支障はない。
しかも、本考案の装置は、構成が簡単で、安価
に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を適用した棚板
の要部の一部分解斜視図、第2図は、同じく正面
図、第3図は、同じく側面図、第4図は、本考案
の第2実施例を適用した棚板の側面図である。 1……棚板、2……後板、3……テープ受樋、
4……取付孔、4a……大幅部、4b……小幅
部、5,5′……仕切枠、5a……支持片、5b,
5b′……脚杆、6……係合溝、7……テープ、8
……ストツパ、9……支持金具、9a……水平
片、9b……屈曲部、10……摺動孔、11……
圧縮ばね、12……転落防止杆、13……ピン状
突起、51……仕切枠、51a……脚杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面の前後方向の中間部に、前後方向を向く
    凹入弧状をなすテープ受樋が形成され、かつ同
    じく上面の前後両端近くには、左右方向にほぼ
    一定の間隔をもつて並び、前後方向を向くとと
    もに、それぞれ前方および後方へ向かつて次第
    に縮幅する多数対の水滴形の取付孔が穿設され
    ている棚板と、 前後に対をなす取付孔の対の数と同数をな
    し、側面形が山形をなす支持片の前後両端よ
    り、下方を向く脚杆が連設されるとともに、脚
    杆の下端部両側面に、前後方向を向く係合溝が
    切設されており、さらに両側端に位置するべき
    ものの脚杆の上部要所に係止ストツパが設けら
    れている仕切枠と、 側面形が後向U字形をなし、かつ上下両水平
    片の後部に摺動孔が穿設されている支持金具
    と、 コイル状の圧縮ばねと、 左右方向を向き、棚板の幅よりやや短かく、
    かつ両端部の後面に、後方を向く突起が形成さ
    れている転落防止杆とからなり、 前記各仕切枠の脚杆の下端両側の係合溝を、
    各取付孔の小幅部の側縁に係合させることによ
    り、各仕切枠を棚板の上面に取付け、 両側の仕切枠における前方の脚杆の係止スト
    ツパを下方には、前記支持金具の摺動孔と圧縮
    ばねを嵌合することにより、支持金具に弾性上
    昇力を付与し、さらに 転落防止杆の両端部を、支持金具の屈曲部に
    嵌合し、その後方を向く突起を、仕切枠におけ
    る前方の脚杆の前面に当接させてなる棚におけ
    る載置物転落防止装置。 (2) 仕切枠の脚杆を内下方に向けて傾斜させてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の棚に
    おける載置物転落防止装置。
JP1984186203U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH0313227Y2 (ja)

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JP1984186203U JPH0313227Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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JP1984186203U JPH0313227Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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JPS61100244U JPS61100244U (ja) 1986-06-26
JPH0313227Y2 true JPH0313227Y2 (ja) 1991-03-27

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JP1984186203U Expired JPH0313227Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827924A (ja) * 1981-08-13 1983-02-18 Daido Steel Co Ltd 被熱物の加熱方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827924A (ja) * 1981-08-13 1983-02-18 Daido Steel Co Ltd 被熱物の加熱方法

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Publication number Publication date
JPS61100244U (ja) 1986-06-26

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