JP2552124Y2 - スライドレール - Google Patents

スライドレール

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JP2552124Y2
JP2552124Y2 JP2234491U JP2234491U JP2552124Y2 JP 2552124 Y2 JP2552124 Y2 JP 2552124Y2 JP 2234491 U JP2234491 U JP 2234491U JP 2234491 U JP2234491 U JP 2234491U JP 2552124 Y2 JP2552124 Y2 JP 2552124Y2
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stopper
rail
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outer rail
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田 富 勅 前
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日本アキュライド株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、キャビネット本体等の
抽斗間に取りつけられ、抽斗等をキャビネット本体の前
後両面から引き出し可能とするスライドレールに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】上記従来のスライドレールは、内側レー
ルと連結された抽斗等がキャビネット本体内に収納され
た状態、あるいは、一方向に引き出された状態を維持す
る事は出来たが、抽斗がキャビネット本体の裏面側方向
にもスライド自在で、且つ簡単な構造でキャビネット本
体内に抽斗等が収納された状態を維持できるスライドレ
ールはなかった。 【0003】 【本考案が解決しようとする課題】考案が解決しようと
する課題は、抽斗等をキャビネット本体内に維持し、前
後両面から引出し可能なスライドレールを簡単な構造
で、安価に提供する事にある。 【0004】 【課題を解決する為の手段】外側レールの前後端部のい
ずれか一方に、ストッパー部材がもうけられ、内側レー
ルにストッパー部材に対応してストッパー受け部材がも
うけられ、ストッパー部材は合成樹脂材より横向きT字
形で、上下端部が円弧状に形成されたストッパー突起を
有している。ストッパー受け部材は、合成樹脂材より形
成され、前記ストッパー突起を互いに保持する保持片
と、内側レールの移動速度を減速せしめる傾斜接触片よ
りなる弾性突起を有しているものである。 【0005】 【実施例】本考案の実施例を図1〜図3によって説明す
る。符号1は外側レールを示し、符号2は内側レールを
示し、符号3はボールリテーナーを示し、符号4はスト
ッパー部材を示し、符号5はストッパー受け部材を示し
ている。 【0006】外側レール1は、帯状金属板の上下端部を
内向き円弧状、またはV字形に彎曲せしめて形成した上
下折曲縁11、11と、基板12より断面略C字形に形
成されている。 【0007】そして、外側レール1の基板12の前後端
部に、内方に突出するリテーナー前後端ストッパー1
3、14が形成され、前端内面にストッパー部材4がと
りつけられている。符号15・・・は外側レール1を家
具本体等に連結する為の連結孔を示している。符号16
はストッパー部材4を取りつける為の取付孔を示してい
る。 【0008】ストッパー部材4は合成樹脂材より、前後
方向に突出する取付突起41と、取付突起41と一体で
上下方向に突出し、上下端部が円弧状に形成されたスト
ッパー突起42より、横向きT字形に形成されている。 【0009】内側レール2は、外側レール1とほぼ同長
で、帯状金属板にて上記外側レール1に挿入可能な大き
さで、上下端部を外向き円弧状、又はV字形に彎曲せし
めて形成した上下折曲縁21、21と基板22より断面
略C字形に形成されている。 【0010】そして、内側レール2の基板22の所定個
所に外方に突出する抽斗等の取付突片23・・・が形成
され、基板22の前端部内面に前記ストッパー部材4に
対応してストッパー受け部材5が取りつけられ、基板2
2の後端部に、内方に突出し、ボールリテーナー3の後
端に当接するレール後端ストッパー24が形成されてい
る。 【0011】ストッパー受け部材5は合成樹脂材より形
成され、内側レール2の内面にとりつけられる取付基板
51と、取付基板51の上下端部に互いに対向して連設
された弾性突片6・・・より構成されている。 【0012】弾性突片6は、略への字形で、取付基板5
1と所定間隔を有し、取付基板51の前後方向の略中央
部に向かって、上下方向に互いに順次離れる様に傾斜
し、前記ストッパー突起42を互いに上下前後で保持す
る保持片61と、一端が保持片61の前後方向に連設さ
れ、上下方向に順次離れる様に傾斜し、他端が取付基板
51に連設された内側レールの移動速度を減速する傾斜
接触片62より形成されている。 【0013】ボールリテーナー3は、帯状金属板にて、
前記外側レール1、内側レール2間に挿入可能な大きさ
で、且つ約3分の1程度の長さで、基板31と上下両折
曲片32、32より構成され、上下両折曲片32、32
の長手方向数個所にそれぞれボール33・・・を上下両
側に突出せしめた状態で回転自在に保持している。 【0014】本考案は上記構成よりなり、外側レール1
と内側レール2の前後端部が揃った状態で、ストッパー
部材4のストッパー突起42は、ストッパー受け部材5
の保持片61・・・間に保持され、ボールリテーナー3
は、外側レール1のほぼ中央部に位置した状態で、内側
レール2は外側レール1に収納された状態を維持され
る。 【0015】しかして、内側レール2を前方に引き出す
と、後側の弾性突片6、6が上下方向に弾性変形し、保
持片61、61がストッパー突起42を乗り越えて移動
し、やがて、内側レール2の移動距離の2分の1で移動
するボールリテーナー3の前端がリテーナー前端ストッ
パー13に当接し、同時にボールリテーナー3の後端
に、内側レール2のレール後端ストッパー24が当接し
て、内側レール2は最も前方に引き出された状態で停止
する。 【0016】又、上記内側レール2が収納される時は、
後側の傾斜接触片62、62がストッパー部材4のスト
ッバー突起42の上下端部に当接し、弾性突片6、6は
弾性変形して、傾斜接触片62、62がストッパー突起
42をのり越え、同時に前側の保持片61、61にスト
ッパー突起42が当接し、前後の保持片61・・・間で
ストッパー突起42を保持して内側レール2は収納状態
を維持される。 【0017】次に裏面側に内側レール2を引き出すと、
前記とは逆に前側の弾性突片6、6が弾性変形して、保
持片61、61がストッパー突起42を乗り越えて移動
し、やがてボールリテーナー3の後端が、リテーナー後
端ストッパー14に当接し、同時にボールリテーナー3
の前端にストッパー受け部材5の取付板51に当接して
内側レール2の移動は停止する。 【0018】一方、キャビネット本体の裏面側に引き出
された内側レール2を収納する時は、前側の弾性突片
6、6が弾性変形して、前後の傾斜接触片62、62が
ストッパー突起42を乗り越えて、保持片61・・・に
て保持され、内側レール2は収納状態を維持される。 【0019】実施例では、内側レール2にストッパー受
け部材5を、外側レール1にストッパー部材5をもうけ
ているが逆であってもよい事はいうまでもない。 【0020】 【考案の効果】以上説明した様に、外側レールにリテー
ナー前後端ストッパーをもうけ、内側レールにボールリ
テーナーに当接する後端ストッパーをもうけているだけ
であるから、内側レールは前後方向のいずれにも引き出
す事が出来る。外側レールの前端にストッパー部材をも
うけ、これに対応して内側レールの前端にストッパー受
け部材をもうけているので、ストッパー受け部材がボー
ルリテーナーの前端に当接して、ストッパーの機能を兼
用するので、新たに内側レールにストッパーの加工を施
す必要はない。また、ストッパー部材にストッパー突起
をストッパー受け部材に保持片と傾斜接触片からなる弾
性突片をもうけ、保持片を前後方向中央部に向かって上
下方向に順次離れる様に傾斜せしめているので、各保持
片で確実にストッパー突起を保持し、また内側レールを
移動すれば、適宜弾性突片を変位する様に働き、さらに
傾斜接触片がストッパー突起に接触変位する事によっ
て、内側レールの移動スピードが減速されるので、普通
に抽斗の出し入れがおこなわれている限り、前後の保持
片がストッパー突起を乗り越えて反対方向に飛び出す様
な事もない。 【0021】
【図面の簡単な説明】 【図1】考案の要部分解斜視図 【図2】本考案の要部側面図 【図3】ストッパー受け部材の斜視図 【符号の説明】 1 外側レール 11 上下折曲縁 12 基板 13 リテーナー前端ストッパー 14 リテーナー後端ストッパー 2 内側レール 21 上下折曲縁 22 基板 24 レール後端ストッパー 3 ボールリテーナー 32 上下折曲縁 33 ボール 4 ストッパー部材 42 ストッパー突起 5 ストッパー受け部材 51 取付板 6 弾性突片 61 保持片 62 傾斜接触片

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 断面略C字形の外側レールと、該外側レールの前後方向
    に摺動自在となした内側レールと、外側レールと内側レ
    ールの上下折曲縁間でボールを回転自在に保持するボー
    ルリテーナーよりなるスライドレールにおいて、外側レ
    ールは前後端部にリテーナー前後端ストッパーを有し、
    且つ前後端部のいずれか一方にストッパー部材がもうけ
    られ、内側レールはストッパー部材に対応して、前後端
    部の一方にストッパー受け部材がもうけられ、他方にボ
    ールリテーナーに当接する後端ストッパーがもうけら
    れ、前記ストッパー部材は、合成樹脂材より前後方向に
    突出する取付突起と取付突起と一体で上下方向に突出
    し、端部が円弧状に形成されたストッパー突起より横向
    きT字形に形成され、前記ストッパー受け部材は合成樹
    脂材より形成され、内側レール内面と連結される取付基
    板と、取付基板の上下端部に互いに対向して連設された
    弾性突片より構成され、前記各弾性突片は、取付基板と
    所定間隔を有し、取付基板の前後方向の中央部に向かっ
    て上下方向に順次離れる様に傾斜する保持片と、一端が
    保持片と一体で、取付基板と所定間隔を有し、取付基板
    の前後方向に向かって上下方向で順々に離れる様に傾斜
    し、他端が取付基板と一体の傾斜接触片より構成されて
    いる事を特徴とするスライドレール。
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JPH11201158A (ja) * 1998-01-13 1999-07-27 Nippon Slide Kogyo Kk スライドレールユニット
JP6647762B2 (ja) 2018-01-31 2020-02-14 スガツネ工業株式会社 保持装置
JP7312444B2 (ja) * 2019-08-21 2023-07-21 日本アキュライド株式会社 スライドレールのストッパー装置

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