JPH04110548U - スライドレール - Google Patents
スライドレールInfo
- Publication number
- JPH04110548U JPH04110548U JP2234491U JP2234491U JPH04110548U JP H04110548 U JPH04110548 U JP H04110548U JP 2234491 U JP2234491 U JP 2234491U JP 2234491 U JP2234491 U JP 2234491U JP H04110548 U JPH04110548 U JP H04110548U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- rail
- mounting board
- inner rail
- protrusion
- Prior art date
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- Granted
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビネット本体等と抽斗間にとりつけら
れ、抽斗等をキャビネット本体の前後両面から引出し可
能で、且つ簡単な構造でキャビネット等の本体内に抽斗
を保持する事が出来るスライドレールを提供する事にあ
る。 【構成】 外側レールの前後端部のいずれか一方にスト
ッパー部材がもうけられ、内側レールにストッパー部材
に対応してストッパー受け部材がもうけられ、ストッパ
ー部材は合成樹脂材より横向きT字形で、上下端部が円
弧状に形成されたストッパー突起を有している。ストッ
パー受け部材は合成樹脂製で、前記ストッパー突起を互
いに保持する保持片と、内側レールの移動速度を減速せ
しめる傾斜接触片よりなる、弾性突片を有しているもの
である。
れ、抽斗等をキャビネット本体の前後両面から引出し可
能で、且つ簡単な構造でキャビネット等の本体内に抽斗
を保持する事が出来るスライドレールを提供する事にあ
る。 【構成】 外側レールの前後端部のいずれか一方にスト
ッパー部材がもうけられ、内側レールにストッパー部材
に対応してストッパー受け部材がもうけられ、ストッパ
ー部材は合成樹脂材より横向きT字形で、上下端部が円
弧状に形成されたストッパー突起を有している。ストッ
パー受け部材は合成樹脂製で、前記ストッパー突起を互
いに保持する保持片と、内側レールの移動速度を減速せ
しめる傾斜接触片よりなる、弾性突片を有しているもの
である。
Description
【0001】
本考案は、キャビネット本体等の抽斗間に取りつけられ、抽斗等をキャビネッ
ト本体の前後両面から引き出し可能とするスライドレールに関するものである。
【0002】
上記従来のスライドレールは、内側レールと連結された抽斗等がキャビネット
本体内に収納された状態、あるいは、一方向に引き出された状態を維持する事は
出来たが、抽斗がキャビネット本体の裏面側方向にもスライド自在で、且つ簡単
な構造でキャビネット本体内に抽斗等が収納された状態を維持できるスライドレ
ールはなかった。
【0003】
考案が解決しようとする課題は、抽斗等をキャビネット本体内に維持し、前後
両面から引出し可能なスライドレールを簡単な構造で、安価に提供する事にある
。
【0004】
外側レールの前後端部のいずれか一方に、ストッパー部材がもうけられ、内側
レールにストッパー部材に対応してストッパー受け部材がもうけられ、ストッパ
ー部材は合成樹脂材より横向きT字形で、上下端部が円弧状に形成されたストッ
パー突起を有している。
ストッパー受け部材は、合成樹脂材より形成され、前記ストッパー突起を互い
に保持する保持片と、内側レールの移動速度を減速せしめる傾斜接触片よりなる
弾性突起を有しているものである。
【0005】
本考案の実施例を図1〜図3によって説明する。
符号1は外側レールを示し、符号2は内側レールを示し、符号3はボールリテ
ーナーを示し、符号4はストッパー部材を示し、符号5はストッパー受け部材を
示している。
【0006】
外側レール1は、帯状金属板の上下端部を内向き円弧状、またはV字形に彎曲
せしめて形成した上下折曲縁11、11と、基板12より断面略C字形に形成さ
れている。
【0007】
そして、外側レール1の基板12の前後端部に、内方に突出するリテーナー前
後端ストッパー13、14が形成され、前端内面にストッパー部材4がとりつけ
られている。
符号15・・・は外側レール1を家具本体等に連結する為の連結孔を示してい
る。
符号16はストッパー部材4を取りつける為の取付孔を示している。
【0008】
ストッパー部材4は合成樹脂材より、前後方向に突出する取付突起41と、取
付突起41と一体で上下方向に突出し、上下端部が円弧状に形成されたストッパ
ー突起42より、横向きT字形に形成されている。
【0009】
内側レール2は、外側レール1とほぼ同長で、帯状金属板にて上記外側レール
1に挿入可能な大きさで、上下端部を外向き円弧状、又はV字形に彎曲せしめて
形成した上下折曲縁21、21と基板22より断面略C字形に形成されている。
【0010】
そして、内側レール2の基板22の所定個所に外方に突出する抽斗等の取付突
片23・・・が形成され、基板22の前端部内面に前記ストッパー部材4に対応
してストッパー受け部材5が取りつけられ、基板22の後端部に、内方に突出し
、ボールリテーナー3の後端に当接するレール後端ストッパー24が形成されて
いる。
【0011】
ストッパー受け部材5は合成樹脂材より形成され、内側レール2の内面にとり
つけられる取付基板51と、取付基板51の上下端部に互いに対向して連設され
た弾性突片6・・・より構成されている。
【0012】
弾性突片6は、略への字形で、取付基板51と所定間隔を有し、取付基板51
の前後方向の略中央部に向かって、上下方向に互いに順次離れる様に傾斜し、前
記ストッパー突起42を互いに上下前後で保持する保持片61と、一端が保持片
61の前後方向に連設され、上下方向に順次離れる様に傾斜し、他端が取付基板
51に連設された内側レールの移動速度を減速する傾斜接触片62より形成され
ている。
【0013】
ボールリテーナー3は、帯状金属板にて、前記外側レール1、内側レール2間
に挿入可能な大きさで、且つ約3分の1程度の長さで、基板31と上下両折曲片
32、32より構成され、上下両折曲片32、32の長手方向数個所にそれぞれ
ボール33・・・を上下両側に突出せしめた状態で回転自在に保持している。
【0014】
本考案は上記構成よりなり、外側レール1と内側レール2の前後端部が揃った
状態で、ストッパー部材4のストッパー突起42は、ストッパー受け部材5の保
持片61・・・間に保持され、ボールリテーナー3は、外側レール1のほぼ中央
部に位置した状態で、内側レール2は外側レール1に収納された状態を維持され
る。
【0015】
しかして、内側レール2を前方に引き出すと、後側の弾性突片6、6が上下方
向に弾性変形し、保持片61、61がストッパー突起42を乗り越えて移動し、
やがて、内側レール2の移動距離の2分の1で移動するボールリテーナー3の前
端がリテーナー前端ストッパー13に当接し、同時にボールリテーナー3の後端
に、内側レール2のレール後端ストッパー24が当接して、内側レール2は最も
前方に引き出された状態で停止する。
【0016】
又、上記内側レール2が収納される時は、後側の傾斜接触片62、62がスト
ッパー部材4のストッバー突起42の上下端部に当接し、弾性突片6、6は弾性
変形して、傾斜接触片62、62がストッパー突起42をのり越え、同時に前側
の保持片61、61にストッパー突起42が当接し、前後の保持片61・・・間
でストッパー突起42を保持して内側レール2は収納状態を維持される。
【0017】
次に裏面側に内側レール2を引き出すと、前記とは逆に前側の弾性突片6、6
が弾性変形して、保持片61、61がストッパー突起42を乗り越えて移動し、
やがてボールリテーナー3の後端が、リテーナー後端ストッパー14に当接し、
同時にボールリテーナー3の前端にストッパー受け部材5の取付板51に当接し
て内側レール2の移動は停止する。
【0018】
一方、キャビネット本体の裏面側に引き出された内側レール2を収納する時は
、前側の弾性突片6、6が弾性変形して、前後の傾斜接触片62、62がストッ
パー突起42を乗り越えて、保持片61・・・にて保持され、内側レール2は収
納状態を維持される。
【0019】
実施例では、内側レール2にストッパー受け部材5を、外側レール1にストッ
パー部材5をもうけているが逆であってもよい事はいうまでもない。
【0020】
以上説明した様に、外側レールにリテーナー前後端ストッパーをもうけ、内側
レールにボールリテーナーに当接する後端ストッパーをもうけているだけである
から、内側レールは前後方向のいずれにも引き出す事が出来る。
外側レールの前端にストッパー部材をもうけ、これに対応して内側レールの前
端にストッパー受け部材をもうけているので、ストッパー受け部材がボールリテ
ーナーの前端に当接して、ストッパーの機能を兼用するので、新たに内側レール
にストッパーの加工を施す必要はない。
また、ストッパー部材にストッパー突起をストッパー受け部材に保持片と傾斜
接触片からなる弾性突片をもうけ、保持片を前後方向中央部に向かって上下方向
に順次離れる様に傾斜せしめているので、各保持片で確実にストッパー突起を保
持し、また内側レールを移動すれば、適宜弾性突片を変位する様に働き、さらに
傾斜接触片がストッパー突起に接触変位する事によって、内側レールの移動スピ
ードが減速されるので、普通に抽斗の出し入れがおこなわれている限り、前後の
保持片がストッパー突起を乗り越えて反対方向に飛び出す様な事もない。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の要部分解斜視図
【図2】本考案の要部側面図
【図3】ストッパー受け部材の斜視図
1 外側レール
11 上下折曲縁
12 基板
13 リテーナー前端ストッパー
14 リテーナー後端ストッパー
2 内側レール
21 上下折曲縁
22 基板
24 レール後端ストッパー
3 ボールリテーナー
32 上下折曲縁
33 ボール
4 ストッパー部材
42 ストッパー突起
5 ストッパー受け部材
51 取付板
6 弾性突片
61 保持片
62 傾斜接触片
Claims (1)
- 断面略C字形の外側レールと、該外側レールの前後方向
に摺動自在となした内側レールと、外側レールと内側レ
ールの上下折曲縁間でボールを回転自在に保持するボー
ルリテーナーよりなるスライドレールにおいて、外側レ
ールは前後端部にリテーナー前後端ストッパーを有し、
且つ前後端部のいずれか一方にストッパー部材がもうけ
られ、内側レールはストッパー部材に対応して、前後端
部の一方にストッパー受け部材がもうけられ、他方にボ
ールリテーナーに当接する後端ストッパーがもうけられ
ている。ストッパー部材は、合成樹脂材より前後方向に
突出する取付突起と取付突起と一体で上下方向に突出
し、端部が円弧状に形成されたストッパー突起より横向
きT字形に形成されている。ストッパー受け部材は合成
樹脂材より形成され、内側レール内面と連結される取付
基板と、取付基板の上下端部に互いに対向して連設され
た弾性突片より構成されている。各弾性突片は、取付基
板と所定間隔を有し、取付基板の前後方向の中央部に向
かって上下方向に順次離れる様に傾斜する保持片と、一
端が保持片と一体で、取付基板と所定間隔を有し、取付
基板の前後方向に向かって上下方向で順々に離れる様に
傾斜し、他端が取付基板と一体の傾斜接触片より構成さ
れている事を特徴とするスライドレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2234491U JP2552124Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | スライドレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2234491U JP2552124Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | スライドレール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110548U true JPH04110548U (ja) | 1992-09-25 |
JP2552124Y2 JP2552124Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=31907864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2234491U Expired - Fee Related JP2552124Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | スライドレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552124Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11201158A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Nippon Slide Kogyo Kk | スライドレールユニット |
CN110089866A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 世嘉智尼工业株式会社 | 保持装置 |
JP2021029486A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 日本アキュライド株式会社 | スライドレールのストッパー装置 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2234491U patent/JP2552124Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11201158A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Nippon Slide Kogyo Kk | スライドレールユニット |
CN110089866A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 世嘉智尼工业株式会社 | 保持装置 |
JP2019132049A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | スガツネ工業株式会社 | 保持装置 |
CN110089866B (zh) * | 2018-01-31 | 2020-11-13 | 世嘉智尼工业株式会社 | 保持装置 |
US11459807B2 (en) | 2018-01-31 | 2022-10-04 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Retaining device |
JP2021029486A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 日本アキュライド株式会社 | スライドレールのストッパー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552124Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |