JPS6018105Y2 - 引出しを重装した家具における防倒装置 - Google Patents

引出しを重装した家具における防倒装置

Info

Publication number
JPS6018105Y2
JPS6018105Y2 JP1555182U JP1555182U JPS6018105Y2 JP S6018105 Y2 JPS6018105 Y2 JP S6018105Y2 JP 1555182 U JP1555182 U JP 1555182U JP 1555182 U JP1555182 U JP 1555182U JP S6018105 Y2 JPS6018105 Y2 JP S6018105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
metal fitting
stopper
piece
lifting rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1555182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58118957U (ja
Inventor
清和 宇都宮
Original Assignee
株式会社岡村製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社岡村製作所 filed Critical 株式会社岡村製作所
Priority to JP1555182U priority Critical patent/JPS6018105Y2/ja
Publication of JPS58118957U publication Critical patent/JPS58118957U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6018105Y2 publication Critical patent/JPS6018105Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 箱体に複数の引出しを上下に重装した家具は、同時に複
数の引出しを引出すと、重心の前方移動により、前方に
傾倒する恐れがある。
この問題を解決するため、同時に複数の引出しを引出し
得ないようにした装置は、既に多数提供されているが、
従来の装置は、その部材を箱体と引出しの両方に設けて
いたので、装置が円滑に動作するように、部材間の相互
位置関係を精度よく取付けることがなかなか困難であり
、また、箱体や引出しの若干の変形により、円滑に動作
しなくなるという欠点があった。
本考案は、部材を引出しのレール装置に設けることによ
り、上述の欠点を解消した陳情装置に関するもので、以
下、添付の図面に基いて具体的に説明する。
第1図に示すように、鋼製の箱体1には、上方より順に
、引出し2.2’、2“が、それぞれ前後方向を向くレ
ール装置3.3’(下段のレール装置は図示せず)をも
もって重装される。
各レール装置3は、固定レール4と中間レール5と移動
レール6よりなり、固定レール4は、箱体1の側板1a
の前後両端に設けた支柱7(後方の支柱は図示せず)に
固着され、固定レール4より上位に組込まれた移動レー
ル6は、引出し2の側板2aに固着されている。
8はプラスチック製の作動具で、引出し2の側板2aと
平行をなす基片8aの外面下部には、山形柱状の押上片
8bが外向突設され、同じく外面上部には、押上片8b
の前部傾斜面との間に、後上方に向かう傾斜溝9を設け
て、直角三角状の押下片8cが斜辺を下方に、前面を垂
直面8dとして突設され、押上片8bの水平をなす下面
には、凸形柱状をなす取付片8eが連設されている。
作動具8は、その取付片8eを、移動レール6の上部水
平片6aの中央部に切設した取付孔10に嵌合すること
により、移動レール6に取付けられている。
全引出し2を押し入れた時の、各固定レール4の外面に
おける各作動具8の直前には、上下方向を向くチャンネ
ル状の案内杆11が、開口面を内方に向けて固設されて
いる。
案内杆11の内面上端には、下向り字形に屈曲する取付
板12の垂下片12aが固着され、垂下片12aの下端
には、ストッパ13が外向曲設され、取付板12の外向
水平片12bの下面には、側面形菱形に屈曲して下端開
口し、案内杆11内に垂下する弾性材よりなる挟持金具
14が固設されている。
案内杆11の内方には、チャンネル状の昇降杆15が、
開口面を外方に向けて嵌合している。
昇降杆15の上端には、挟持金具14に嵌合しうる大き
さの菱形係着金具16が上向突設され、同じく中央片1
5aの上端部には、方形係止孔17が切設されている。
係止孔17には、案内杆11のストッパ13が挿通し全
引出し2が押し入れられている時は、昇降杆15は、自
重により係止孔17の上縁がストッパ13に当接する下
限まで下降腰係着金具16は、挟持金具14の直下に位
置している。
また、中央片15aには、昇降杆15が下限にある時、
上記作動具8の傾斜溝9前端の前方に位置する駆動ピン
18が、内向突設されている。
上述構成の本考案装置においては、全引出し2がれられ
ている時は1、第4図に示すように、昇降杆15が下限
に位置して、その駆動ピン1Bは、すべて対応する作動
具8の傾斜溝9の前方に位置しているので、どの引出し
2も、自由に引出すことができる。
この時、任意の、たとえば上段の引出し2を引出すと、
第5図に示すように、移動レール6とともに作動具8が
前進するので、作動具8に対応する駆動ピン18が作動
具8の傾斜溝9を通過して、駆動ピン18は押上片片8
bの前部傾斜面に沿って押し上げられるので、昇降杆1
5が上昇し、他の駆動ピン18′も共に上昇して、中段
の引出し2′の作動具8′の押下片8C′の垂直面8d
′の前方に位置する。
昇降杆15の上端の係着金具16が上昇して、挟持金具
14に嵌入して係合するので、引出し2をさらに引出し
て、駆動ピン18が傾斜溝9を通過し終った後も、昇降
杆15は、上昇した状態が維持される。
従って、この時、中段の引出し2′を引出そうとしても
、駆動ピン18′により作動具8′の前進が阻止される
ので、引出し2′を引出すことはできない。
同様に、上述状態においては、下段の引出し2“も、引
出すことはできない。
しかし、上段の引出し2を押し入れるときは、駆動ピン
18が傾斜溝9を後方より通過する時、押下片8cによ
り押し下げられるので、係着金具16と挟持金具14の
係合が強制的に解除されて、昇降杆15が下限まで下降
し、第4図に示す状態に復帰する。
従って、どの引出し2も、自由に引出すことができる。
上述のように、本考案装置は、同時に複数の引出し2が
引出されて、箱体1が前方に傾倒することを防止する点
は、既存の装置と同様であるが、各部材がいずれもレー
ル装置3に取付けられているので、相互位置関係を精度
よく組立てることが容易であり、かつ箱体1や引出し2
が若干変形しても、相互位置に狂いを生ずることなく、
円滑に動作する。
また、各部材を箱体1の外部において、レール装置3に
組付けることができるので、取付けが容易である。
また、上述実施例においては、昇降杆15を上方に係着
する手段として、挟持金具14と係着金具16を使用し
たが、これらに代えて、ボールとボールを押圧する圧縮
ばねと、押圧されたボールが嵌入して係合する円孔りな
る公知のクワックストップ装置を、案内杆11ど昇降杆
15相互間に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置を具備する家具の一部破断側面図
、第2図は、本考案装置の分解斜視図、第3図は、第1
図におけるA−A線拡大横断面図、第4図は、全引出し
を押しれた時の本考案装置の相互関係を示す第1図の要
部拡大図、第5図は、上段の引出しを引出した時におけ
る本考案装置の相互位置関係を示す第4図に相当する図
である。 1・・・・・・箱体、1a・・・・・・側板、2・・・
・・・引出し、2a・・・・・・側板、3・・・・・・
レール装置、4・・・・・・固定レール、5・・・・・
・中間レール、6・・・・・・移動レール、6a・・・
・・・水平片、7・・・・・・支柱、訃・・・・・作動
具、8a・・・・・・基片、8b・・・・・・押上片、
8c・・・・・・押下片、8d・・・・・・垂直面、8
e・・・・・・取付片、9・・・・・・傾斜溝、10・
・・・・・取付孔、11・・・・・・案内杆、12・・
・・・・取付板、12a・・・・・・垂下片、12b・
・・・・・水平片、13・・・・・・ストッパ、14・
・・・・・挟持金具、15・・・・・・昇降杆、15a
・・・・・・中央片、16・・・・・・係着金具、17
・・・・・・係止孔、18・・・・・・駆動ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定レール4と中間レール5と移動レール6よりなり、
    移動レール6を固定レール4より上位に組込んだレール
    装置3をもって、箱体1に複数の引出し2を上下に重装
    した家具において、各移動レール6の上面に、側方を向
    いて上下1例に固着され、後上方に向かう傾斜面を上面
    に有する横向押上片8bと、該傾斜面との間に後上方に
    向かう傾斜溝9を設けて、前面に垂直面8dを有する横
    向押下片8cを備えた作動具8と、 内面開口するチャンネル状をなし、全引出し2を押し入
    れた時の、各固定レール4の外側面における各作動具8
    の直前に、上下方向に向けて固設され、上端内部に、下
    方を向く挟持金具14を設けるとともに、側方を向くス
    トッパ13を設けた案内杆11と、 案内杆11に内嵌して、側面に上記作動具8の傾斜溝9
    に対応する駆動ピン18を内向突設し、かつ上記ストッ
    パ13が挿通する係止孔17を切設するとともに、上端
    に係着金具16を上向突設た昇降杆15 とよりなり、全引出し2を押し入れた時、駆動ピン18
    が作動具8の傾斜溝9前端の前方に位置し、昇降杆15
    が自重により下降して、ストッパ13が係止孔17の上
    縁に当接するとともに、係着金具16が挟持金具14の
    直下に位置し、任意の引出し2を引き出して、作動具8
    が駆動ピン18の前方に通過した時、昇降杆が上昇して
    、係着金具16と挟持金具14が係合するように、各部
    の位置と寸法を定めた引出しを重装した家具等の陳情装
    置。
JP1555182U 1982-02-06 1982-02-06 引出しを重装した家具における防倒装置 Expired JPS6018105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1555182U JPS6018105Y2 (ja) 1982-02-06 1982-02-06 引出しを重装した家具における防倒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1555182U JPS6018105Y2 (ja) 1982-02-06 1982-02-06 引出しを重装した家具における防倒装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58118957U JPS58118957U (ja) 1983-08-13
JPS6018105Y2 true JPS6018105Y2 (ja) 1985-06-01

Family

ID=30027970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1555182U Expired JPS6018105Y2 (ja) 1982-02-06 1982-02-06 引出しを重装した家具における防倒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018105Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507957Y2 (ja) * 1993-05-20 1996-08-21 株式会社岡村製作所 防倒装置付きスチ―ル製家具における筐体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58118957U (ja) 1983-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5189698A (en) Holder suitable for preventing inadvertent detachment of a telephone or its operating handpiece held by the holder
JP2006102286A (ja) 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
US5016846A (en) Spring and lock support for overbed table
CN210682876U (zh) 一种临时用电梯开门保持器
JPS6018105Y2 (ja) 引出しを重装した家具における防倒装置
US5106043A (en) Spring and lock support for overbed table
JP3155932B2 (ja) キヤビネットにおける抽斗のロック装置
JP3034446U (ja) 多段抽斗のセ−フティロック機構
JPS637080Y2 (ja)
JPH0731213Y2 (ja) シャウカステン架台
JPH0335162Y2 (ja)
JPH0729870Y2 (ja) 家具におけるブラケットの固定装置
JPS5821885Y2 (ja) 施錠装置
JPH071968Y2 (ja) 畜舎の扉用ロック装置
JP3096190B2 (ja) 家具における収納箱の支持装置
JP3000832U (ja) 机用サイドチェスト
JPH0137074Y2 (ja)
JPH0627730Y2 (ja) マグネツトキヤツチ
JPH0453701Y2 (ja)
JPH0453424Y2 (ja)
JPH0722107Y2 (ja) 引出しの支持装置
JPH0436377Y2 (ja)
JP3010925U (ja) 組立式収納ケース
JP2580909Y2 (ja) カセットケース収納箱
JP2571388Y2 (ja) 引出しの二重引き出し防止装置