JP2507957Y2 - 防倒装置付きスチ―ル製家具における筐体構造 - Google Patents

防倒装置付きスチ―ル製家具における筐体構造

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JP2507957Y2
JP2507957Y2 JP1993026283U JP2628393U JP2507957Y2 JP 2507957 Y2 JP2507957 Y2 JP 2507957Y2 JP 1993026283 U JP1993026283 U JP 1993026283U JP 2628393 U JP2628393 U JP 2628393U JP 2507957 Y2 JP2507957 Y2 JP 2507957Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は防倒装置を備えるスチ
ール製の多段引出し家具における筐体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスなどで複数並べて使用されるス
チール製システム収納家具は、通常、その品揃えとし
少なくとも扉式の家具ユニットと多段引出し家具ユ
ニットを備えている。多段引出し家具においては、通
常、複数の引出しが同時に引き出されないようにする
めに、一つの引出しを引き出すと、その側部に設けた
動杆が上下に摺動して他の引出しを引き出せないよう
にする防倒装置が設けられている。一方、この種のスチ
ール製システム収納家具の中には内面の美観を重視
し、筐体の内側面をフラットに形成したものがある。従
来のこのタイプの多段引出し家具においては、図に示
すように防倒装置作動杆(20)をガイドするガイド溝
(42)は筐体側板(10)の外面に外側方開口する
部材(44)を固着することにより形成され、かつ筐体
板(10)の要所には作動杆(20)に固着した作動ピンが動
く範囲に亘る縦長孔を穿設していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の筐体構造に
よれば防倒装置の作動杆(20)は筐体の外から取り
付けなければならないので、作動杆(20)がガイド溝(42)
から脱落しないようにするための外面カバー(46)が必要
となる。 しかもこの種のシステム収納家具は複数の家
具ユニット左右に連結て設置されるので、家具
イアウト後には防倒装置の点検、修理、調整など
ンテナンスができないという致命的な欠点もある。
【0004】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、レイアウト後も防倒装置の点検、修
理、調整等を筐体の内方から行なえるようにした防倒
装置付きスチール製家具における筐体構造を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の防倒装置付きスチール製家具における筐体
構造は、内面をフラットとした筐体側板に、細長い防
倒装置用の細長い縦方向の作動杆を摺動自在に嵌合でき
る大きさを有し、筐体の内側に開口するガイド溝を設
てなり、前記ガイド溝は、前記側板に設けた縦に細長い
切り欠きの外側に、作動杆よりやや大きい断面の内向コ
形のガイド部材を止着することにより形成されており、
かつこのガイド部材の前方には、前記側板の前端を外向
きに折り曲げて形成した後向コ形折り曲げ部に嵌合しう
る内向コ形断面の前部補強杆を一体的に形成したこと
特徴としている。
【0006】
【作用】内側面がフラットな筐体でありながら、防倒装
置の作動杆を内側よりガイド溝に嵌挿することができ、
複数の筐体を左右に列設したままの状態でも、筐体の内
方から容易に防倒装置のメンテナンスを行なうことが
できる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案スチール製多段引出し家具
における筐体構造の右側前部示す。には、右側
側板(10)のみしかしていないが、左側の側板は、右側
側板と対称的に形成されているので、以下、右側
のみにについて説明する
【0008】防倒装置は、外向コ形断面を有する縦方向
細長い作動杆(20)と、作動杆(20)の内側面に取付け
た、各引出し(図示せず)対応する作動体(30)(30)
からなっている。作動(30)には、前部が下傾する傾斜
溝(32)が形成されており、引出しを引き出すと、引出し
に設けた押下(図示せず)がこの傾斜溝(32)を摺動し
て、作動杆(20)および他の作動(30)を押し上げ、他の
引出しを同時に引き出せないようにする。
【0009】前記作動杆(20)は、側板(10)より外向突出
させて設けた平面視内向コ形のガイド溝(42)に摺動自在
に嵌合され、側板(10)の内面は、作動(30)および後述
するレール(50)を除いて、フラットになっている。
【0010】図2に示すように、ガイド溝(42)は、側板
(10)に設けた縦に細長い切り欠きの外側に作動杆(20)
よりやや大きい断面の内向コ形のガイド部材(60)を止着
することにより形成されている。
【0011】前記ガイド部材(60)の前方には、断面内向
形の前部補強杆(62)が一体的に形成され、前部補強杆
(62)は、側板(10)の前端を外向きに折り曲げて形成した
後向コ形折り曲げ部(12)に嵌入されている。
【0012】作動杆(20)を上記ガイド溝(42)内に嵌合し
た後、引出しをガイドするためのレール(50)作動杆(2
0)交差するようにして、側板(10)の内に取り付け
る。このレール(50)の取付けは、レール(50)に設けた
き起こし片(52)を側板(10)に設けた嵌合孔14に係合
させることにより行われる。
【0013】
【考案の効果】内側面がフラットな筐体でありながら、
防倒装置の作動杆を内側よりガイド溝に嵌挿することが
でき、複数の筐体を左右に列設したままの状態でも、筐
体の内方から容易に防倒装置のメンテナンスを行なう
ことができる。
【0014】引出しレールを側板の内側面に取り付ける
ことにより作動杆は脱落不能に保持されるから、別に
作動杆脱落防止カバーを設ける必要はなく、部材点数
少なくてすむ。
【0015】側板の前補強材ガイド溝を一体に形
してあることにより、部品点数はさらに少くなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案内面フラット筐体構造の部分斜視図で
ある。
【図2】同じく要部の分解横断平面図である。
【図3】従来の内面フラット筐体構造の部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
(10)側板(12)L字形折り曲げ部 (14)嵌合孔 (20)作動杆 (30)作動 (32)傾斜溝 (42)ガイド溝(44)溝部材 (46)外面カバー (50)レール (52)切り起し片 (60)ガイド部材 (62)前部補強杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−178479(JP,A) 実開 昭60−194069(JP,U) 実開 平2−74932(JP,U) 実開 昭58−118957(JP,U) 実開 昭59−182243(JP,U) 実開 昭58−65941(JP,U) 実開 平5−52151(JP,U) 実開 平6−21437(JP,U) 実開 平3−5876(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面をフラットとした筐体側板に、細
    長い防倒装置用の細長い縦方向の作動杆を摺動自在に嵌
    合できる大きさを有し、筐体の内側に開口するガイド溝
    を設けてなり、前記ガイド溝は、前記側板に設けた縦に
    細長い切り欠きの外側に、作動杆よりやや大きい断面の
    内向コ形のガイド部材を止着することにより形成されて
    おり、かつこのガイド部材の前方には、前記側板の前端
    を外向きに折り曲げて形成した後向コ形折り曲げ部に嵌
    合しうる内向コ形断面の前部補強杆を一体的に形成した
    ことを特徴とする防倒装置付きスチール製家具における
    筐体構造。
JP1993026283U 1993-05-20 1993-05-20 防倒装置付きスチ―ル製家具における筐体構造 Expired - Fee Related JP2507957Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018105Y2 (ja) * 1982-02-06 1985-06-01 株式会社岡村製作所 引出しを重装した家具における防倒装置
JPS60194069U (ja) * 1984-06-02 1985-12-24 稲吉 勝三 多段引出し用施錠装置
US4960309A (en) * 1988-11-29 1990-10-02 Steelcase Inc. Drawer lock and interlock mechanism
JPH0417057Y2 (ja) * 1988-11-29 1992-04-16

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