JPH1057168A - インターロックアセンブリー - Google Patents

インターロックアセンブリー

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JPH1057168A
JPH1057168A JP9188532A JP18853297A JPH1057168A JP H1057168 A JPH1057168 A JP H1057168A JP 9188532 A JP9188532 A JP 9188532A JP 18853297 A JP18853297 A JP 18853297A JP H1057168 A JPH1057168 A JP H1057168A
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telescopic
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/46Locks or fastenings for special use for drawers
    • E05B65/462Locks or fastenings for special use for drawers for two or more drawers
    • E05B65/463Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked
    • E05B65/464Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked comprising two or more lock elements aligned in end-to-end abutting relation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引出しの1つが開けられると、その他の引出
しが開くのを防止することを目的とする。 【解決手段】 スライド10は、キャビネット固定され
る固定部材12と、引出しに取りつけられる伸縮部材1
4とを有する。固定部材12の前端近くには、上下一対
の作動追従部材32,34が嵌め込んであり、一方の作
動追従部材がもう一方の作動追従部材に向かって移動す
ると、それを押すようになっている。一つのスライドの
上部作動追従部材とその上にあるスライドの下部作動追
従部材は、ロッド72によって接続されている。伸縮部
材14が延ばされると、そのスライドの作動部材74が
上部作動追従部材に接触し、これを押退け、その上にあ
るスライドの下部作動追従部材が上方向に押退けられ
る。また、延びたスライドは、その下にあるスライドの
上部作動追従部材が上方向に押退けられるのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮自在なスライ
ド式アセンブリーによって、縦型ファイルキャビネット
内等に垂直に配置される複数の引出し、或いは収納箱に
使用する為のインターロックアセンブリーに関する。特
に、本発明は、引出しの1つが開けられると、その他の
引出しが開くのを防ぎ、かつ、引出しが閉じている時に
は、それを全てロックするロッキングシステムとの連結
が可能なインターロックアセンブリーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数の
引出しが縦に配置されているキャビネットは、1つ以上
の引出しが同時に開けられると、転倒する可能性があ
り、危険性がある。キャビネットの転倒は、2つ以上の
引出しが開けられた際に、キャビネットの重心がずれる
ことによって起こる。キャビネットの転倒は、特に、比
較的重い書類が開けられた引出しに入っている場合に、
起こりやすい。
【0003】このような転倒を防止する為に、引出しが
縦に配置されているキャビネットの多くは、引出しの1
つが開いている時、他の引出しが開くのを防ぐインター
ロック装置を取り入れている。米国特許第4,480,
883号に見られるように、現在使用されているインタ
ーロック装置の幾つかは、ファイル用引出しの後ろの部
分に連結するようになっている。この連結部位のせい
で、インターロック装置の取付け、及び修理が困難なも
のとなる。また、インターロックメカニズムがそのよう
な位置にあるので、該システムを、一般にキャビネット
の全方で、ファイルの収納部の左右どちらかの上部にあ
るロッキングシステムと連結させるのが難しくなる。
【0004】現在使用されているインターロック装置に
於いては、順をおって、部品の取付け、及び取外しを行
わなければならない。例えば、最下部のスライド間にあ
るインターロック部品は、最上部のスライド間にあるイ
ンターロック部品より先に取付けなければならない。こ
のような設計の一例として、米国特許第4,637,6
67号に開示されているような、掛け金棒を重ねて使用
するインターロックメカニズムがあげられる。更に、最
上部のスライド付近にある部品を先に取り外さないと、
最下部のスライド付近にある部品を取り外すことができ
ない。その結果、インターロックアセンブリーの取付
け、取外しは、複雑で、時間が掛り、経費の掛るものと
なる。
【0005】また、現在使用されているインターロック
装置の殆どは、特定の高さの引出し用にデザインされて
おり、異なった高さの引出し用に変造するのは容易では
ない。現在使用されている殆どのインターロック装置に
於いては、部品も、丁度定められた耐性を持つように造
られている。この耐性にずれがあると、インターロック
アセンブリーが正確に作動しない可能性がある。
【0006】PCT出願整理番号PCT/CA93/0
0359(国際公報第WO94/07989号)にある
ような回転式カムインターロック装置も現在使用されて
いるが、これは、引出しが開くことによって同時に作動
するもので、引出しが開いている間、いつもその位置を
継続的に維持しているとは限らない。システムの誤動を
防止するように、強制的、且つ持続した作動を提供する
ものではない。その結果、思いがけず、引出しのロック
が解除されることにもなりかねない。
【0007】従って、引出しをキャビネット、或いはそ
の他の収納箱に結合する為のスライドの前側に連結する
ことが可能で、且つ、キャビネットのロッキングシステ
ムとの連結が可能なインターロックアセンブリーが必要
となる。更に、取付けが簡単で、耐性の正確性を必要と
せず、異なった高さの引出しから成る引出しの配置に合
うように変造できるインターロックアセンブリーが必要
となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファイルキャ
ビネットや収納箱等の容物内に、上下に離れて、伸縮自
在に取付けられた左右のスライド組上に搭載される2つ
以上の縦配置の引出しに使用するスライドインターロッ
クアセンブリーを提供するものである。該インターロッ
クアセンブリーは、左右どちらのスライド組に連結して
もよい。
【0009】各スライドアセンブリーは、キャビネット
に取り付ける固定部と、引出しに取り付ける伸縮自在部
から成る。各固定部の前部に隣接して、上下に対向する
一対の作動追従部材が、垂直方向に、且つ、スライドで
きるように取付けてある。各作動追従部材は、伸縮自在
部の延伸路を遮る位置から、該延伸路を遮らない位置ま
でスライドする。作動追従部材がもう一方の作動追従部
材に向かって移動すると、もう一方の作動追従部材にも
たれ掛かり、それを押退ける。例えば、下部作動追従部
材が上方に向かって移動し始めると、上部作動追従部材
にもたれ掛かり、上方向の移動が続行するに連れ、上部
作動追従部材も上方向に向かって押退けられる。
【0010】片方の上部作動追従部材とその真上にある
スライドの下部作動追従部材は、ロッドによって相互連
結されている。該ロッドは、パチンと簡単に嵌めること
ができ、必要であれば、同様に、作動追従部材から取外
すことができる。作動追従部材と連結する際には、ロッ
ドは、ある程度の範囲なら、自由に動かすことができ
る。
【0011】作動部は、伸縮自在部の前端部に取付けて
ある。該作動部の表面は、先細になっている。伸縮自在
部がその閉じた位置から延びると、或いは開いた位置か
ら引っ込むと、先細になっている作動追従部材の表面
は、作動部の先細になっている表面と接触する。摩擦を
減少し、衝撃を緩和し、スライドが静かに作動するよう
に、該作動部、及び作動追従部材は、重合体性の素材で
造ってあることが好ましい。
【0012】何れかのスライドの伸縮自在部が延びる
と、伸縮自在部の前部にある作動部が、同スライドの上
部作動追従部材と接触し、上方向に向かって押退ける。
その結果、作動追従部材が、ロッド、並びに連結されて
いる直上のロッドの下部作動部を押退け、該スライドの
伸縮自在部の延長を妨げる位置に、下部作動追従部材を
持って来る。
【0013】同時に、該下部作動追従部材は、対向して
いる上部作動追従部材を押退ける。この過程は同時に繰
り返され、その結果、延びたスライドより上にあるスラ
イド上の下部作動追従部材は全て、伸縮自在部が延長す
るのを妨げる位置に、それぞれ移動する。同様に、その
延びたスライドは、それより下にあるスライド上の上部
作動追従部材が上方向に動くのを妨げる。結果として、
その延びたスライドより下にあるスライド上の上部作動
追従部材は、全て、上方向の動きの対象から除外され、
伸縮自在部が延びるのを妨げる位置に、それぞれ残るこ
とになる。
【0014】閉じた位置に於いてスライドを全てロック
する為のロッキングメカニズムは、本インターロックア
センブリーに、簡単に取入れることができる。例えば、
最上部スライドの最上部作動追従部材の上方向の動きを
妨害する位置に、ロッキングメカニズムを取付けてもよ
い。これによって、全てのスライドの上部作動追従部材
の上方向の動きが不能となる。必然的に、全てのスライ
ドの上部作動追従部材は、伸縮自在部が延びるのを妨げ
る個所に、それぞれ位置することになる。
【0015】同様に、ロッキングメカニズムを、アセン
ブリーの高さ方向の任意の位置に取入れてもよい。例え
ば、部材を使ってロッドに偏りを持たせ、その偏り用部
材の真上にあるスライドの下部作動追従部材を全て上方
向に押退ける一方で、該部材の真下にあるスライドの全
ての上部作動追従部材が上方向に押退けられるのを防ぐ
ようにすることもできる。必然的に、各引出しのスライ
ド上にある作動追従部材は、伸縮自在部が延びるのを妨
げる個所に、それぞれ位置することになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、ファイルキャビネット
等のハウジング内のテレスコピックに伸縮自在なスライ
ドに垂直方向に配置、搭載された2つ又はそれ以上の引
出しとともに使用され、引出しの1つが開けられると、
その他の引出しが開くのを防ぐ為に使用するインターロ
ックアセンブリーに関する。
【0017】インターロックアセンブリーは、引出しを
キャビネット内に搭載する為の伸縮自在なスライド10
に設けられている(図1,2)。伸縮自在なスライド1
0は、種々の異なったデザインのものでもよい。しか
し、説明の都合上、本発明についての説明は、キャビネ
ットの壁35に取付ける薄型の固定部材12と引出し
(図示しない)に取付ける伸縮部材14とを有する伸縮
自在なスライド10に基づいて行う。好ましくは、中間
部材16によって、伸縮部材14を外側の固定部材12
と結合させてもよい。説明の都合上、ここで使用する
「伸縮部材」とは、スライドアセンブリーのスライドが
可能な部材を指す。仲介部材を含むスライドアセンブリ
ーについては、「伸縮部材」は、2つの部材から成るス
ライドの摺動が可能な部材、及び3つの部分から成るス
ライドの摺動可能な仲介部材を指す。
【0018】各引出しは、それぞれ、スライド10を2
つ使ってキャビネットに摺動可能に連結されている。ス
ライドの1つは、引出しの左側に連結されており、もう
1つは、引出しの右側に連結されている。従って、キャ
ビネットは、左右のスライド組を持つことになる。イン
ターロックアセンブリーは、左側、右側、あるいは両方
のスライド組と連結させてもよい。
【0019】各スライドの固定部材12は、垂直なウェ
ブ部分18を持った溝型をしており、その垂直なウェブ
部材から円孤状の横部分20,21が延び、溝を構成す
る(図3)。固定部材12の溝の前端近傍には、ウェブ
部分18と交差して細長く延びる切抜き部22がある。
好ましくは、切抜き部22が固定部材12の前端に隣接
し、典型的にその幅が1インチ以下である。
【0020】更に図3で示すように、固定部材の横方向
の部分20,21には、切抜き部22の両端に開口部2
8が設けられている。これ等の開口部28は、固定部材
のウェブ部分18に設けられた切抜き部22より幅が広
く、切抜き部22と共に一続きの開口部を構成する。切
抜き部は、全て、溝と交差して、横方向に一列に並び、
一続きの切抜き部を構成する。
【0021】対向する上下の作動追従部材32,34
は、これらの切抜き部に摺動可能に嵌め込まれる(図
2,3,4)。上部作動追従部材32は、固定部材12
の上部横方向部分20に設けられた切抜き部28を通し
て摺動可能に嵌め込まれる。同様に、下部作動追従部材
34は、固定部材12の下部横方向部分21に設けられ
た切抜き部28を通して嵌め込まれる(図1,2,
4)。通常、作動追従部材32,34は、スライド10
の固定部材12をキャビネットの壁35に取付ける前
に、切抜き部28に嵌め込まれる(図5)。切抜き部2
8に嵌め込まれると、各作動追従部材32,34の一部
36が、横方向部分20,21を越えて、固定部材12
の外に延びる。説明の都合上、いつも横方向部分20,
21を越えて外側へ延びる作動追従部材32,34の一
部分36を、ここでは、作動追従部材の「外部分」と呼
ぶことにする(図1)。
【0022】作動追従部材の裏面38は、幅が狭くなっ
た段付きに形成されている(図7,8)。この段付きの
部分は、固定部材12の垂直方向のウェブ部分18の垂
直方向の切抜き部22に作動部の裏面を嵌め込み、スラ
イドさせることができる。作動追従部材32,34の幅
が広くなっている部分40は、固定部材12の横方向部
分20,21に設けられた切抜き部28に嵌まり、スラ
イドするように設計されている。作動追従部材32,3
4の幅の狭い部分は、作動追従部材32,34の段々段
付き裏面の部分を導く為のガイドの役割を果たすもの
で、作動追従部材32,34がスライドする際に、その
動きを助けるようになっている。
【0023】各作動追従部材32,34は、典型的に断
面が円錐形で、先端が丸くなった横突起部材42を有す
る(図7,9)。円錐形の突起42の傾斜面44,46
は、45度の角度であることが好ましい。作動追従部材
32,34が固定部材12に摺動可能に嵌め込まれる
と、円錐形の突起42は、固定部材12に設けられた2
つの横方向の部分20,21の間に位置することにな
る。更に、円錐形の突起42は、固定部材12の横方向
部分20,21に設けられた切抜き部28より外に突き
出るだけの長さ48を持っていることが望ましい。その
結果、作動追従部材32,34が開口部22,28に挿
入されると、円錐形の突起42によって、作動追従部材
32,34が固定部材12の横方向部分20,21を越
えてスライドするのが防止できる(図4,5)。
【0024】作動追従部材32,34の裏面38の一部
として、垂直方向の突起50が、円錐面を越えて垂直方
向に延びている(図7,9)。一方の作動追従部材がも
う一方の作動追従部材に向かってスライドすると、対向
している2つの作動追従部材から出ている垂直方向の突
起50同士が接触するように設計されている(図1,
2)。従って、一方の作動追従部材がもう一方の作動追
従部材に向かって動くと、もう一方の作動追従部材を押
退けることになる。
【0025】作動追従部材保持用クリップ52を使っ
て、作動追従部材32,34をスライド10の固定部材
12内に保持してもよい(図10,11)。該保持用ク
リップ52は、典型的に平行にずらした2つの部分5
4,55を有する形状の金属片でできている。クリップ
の一方の部分54が固定部材12に固定、或いは繋いで
あるので、もう一方の部分55が、垂直方向の切抜き部
22を隔てて、固定部材12が搭載されているキャビネ
ット面と該部分間の間隔を決定することになる。作動追
従部材32,34の突起50は、上記の間隔内に於いて
スライドする(図1,2,3,4,10,11)。
【0026】作動追従部材32,34が保持用クリップ
52によって絶えず保持されていることを保証する為
に、即ち、作動追従部材の突起50が保持用クリップ5
2がカバーしている領域外にスライドしないように、該
突起50は、その幅方向に沿って段付きになっている。
その幅方向の半分の部分に於ける該突起の長さ56は、
幅方向の残りの半分の部分での長さ57よりも長い。対
向する作動追従部材32,34の段付きの突起50は、
お互いに補完し合うようになっている。
【0027】作動追従部材32,34の外側の部分36
の幅は、固定部材12の横方向部分20,21に設けら
れた切抜き部28の長さよりも大きい。そうすることに
よって、外側の部分36が横方向部分20,21を通過
するのが防止できる。この外側の部分36は、内部垂直
溝65を構成する。この溝65は、横方向の壁62によ
って結合された2つの側壁60によって構成されてい
る。横方向の壁62は、作動追従部材32,34の裏面
38の一部である(図8,9)。溝65の上端部66は
開いており、下端部68は作動追従部材32,34の下
の部分によって拘束されている。各側壁60の内面に
は、小さいリップ70が設けられている。リップ70
は、側壁60の縦方向、及び横方向の端部から始まり、
その縦方向、及び横方向の範囲は、各側壁の内面のごく
一部に過ぎない。
【0028】隣接するスライド10の作動追従部材3
2,34を結合させるために、ロッド72が使用される
(図1,2)。例えば、1つのロッド72が、1つのス
ライド10の上部作動追従部材32をそのすぐ上にある
スライド10の下部作動追従部材34に接続する。使用
するロッド72の断面は、どんな形状のものでもよい。
しかしながら、説明の都合上、ここでは、円筒状のロッ
ドについて述べることにする。
【0029】ロッド72は作動追従部材32,34の外
側部分36の溝65の開口部に挿入される。ロッド72
は、側壁60の内面のリップ70を過ぎるまで押し込む
ことによって挿入する。ロッド72は、リップ70を過
ぎたところでスナップフィットされる。リップ70は、
ロッド72を溝65の開口部内に維持する為の保持具の
役割を果たす。必要であれば、ロッド72をリップ70
の手前まで引っ張り出す(スナップアウトする)ことに
よって、簡単に取外すこともできる。縦方向の溝65の
開口部に挿入したら、溝65の開口部内でロッド72が
自由にスライドできる状態にあるのが好ましい。
【0030】作動部材74は、スライドの伸縮部材14
の前部に取付ける。取付けたときには、作動部材74が
伸縮部材14の前端部76を取り囲むようなかたちにな
る。(図2)。作動部材74は、伸縮部材14の端部と
平行する平面78を備えている。2つの傾斜面80,8
2は、この平面78の上下の端部から伸縮部材14の端
部に向かって延びる。傾斜面80,82は、伸縮部材1
4の長手軸線84について対称的であることが好まし
い。ここでは、この傾斜面を前方傾斜面と呼ぶことにす
る。これ等の傾斜面は、伸縮部材14の端部の垂直方向
の平面を過ぎるまで続いた後、伸縮部材14の上下端部
に向かって徐々に約90度曲げられ、スライドの軸線に
対して、もう一組の傾斜面86,88(ここでは、「後
方傾斜面」と呼ぶ)を形成する。前方傾斜面と後方傾斜
面は、45度の角度で傾斜していることが好ましいが、
その他の角度で傾斜させてもよい。
【0031】作動追従部材32,34の円錐形の突起4
2の傾斜面44,46は、作動部材74の傾斜面80,
82,86,88にのる。従って、作動部材74の傾斜
面の傾斜が円錐形の突起42の傾斜面の傾斜と合致する
ことが好ましい。作動追従部材32,34が完全に延び
切った位置にある時には、即ち、作動追従部材32,3
4の円錐形の突起42が固定部材12の横方向部分2
0,21に接触するときには、作動追従部材32,34
は、伸縮部材14の延伸の通路の障害にはならない。第
1の伸縮部材14が延びた時、作動追従部材32,34
の円錐形の突起42間の間隔は、非常に僅かな差である
が、作動部材72の一番幅がある部分より広くなること
ができる(図13)。円錐形の突起42間の間隔が作動
部材72の一番幅が広い部分より狭い場合には、突起4
2は、作動部材72の延伸の通路に対する障害物とな
り、伸縮部材14がブロックされる。具体例の1つで
は、各作動追従部材32,34が、その延びた位置から
約1/2インチ分だけスライドできるようになってい
る。
【0032】中の伸縮部材14が閉じた位置にある時に
は(図1)、下部作動追従部材34の円錐形の突起42
は、重力の影響下で休止し、スライド10の固定部材1
2の下部の横方向部分20に対して、完全に延び切って
いる。一方、上部作動追従部材32は、円錐形の突起4
2が伸縮部材14の延伸の通路をブロックした状態で、
重力の影響で、完全に閉じた位置にある(図1,2)。
キャビネット内の全ての伸縮部材14が閉じられ、1つ
のスライドの伸縮部材14が閉じた位置から延ばされる
と、作動部材72の上方傾斜面80が、上部作動追従部
材32の円錐形の突起42の適合する傾斜面44に接触
し、上記作動追従部材32を上方向に押退ける(図1,
2)。従って、ロッド72は、その作動追従部材32に
押されて、そのすぐ上にあるスライドの下部作動追従部
材に相互接続し、該下部作動追従部材の円錐形の突起を
その伸縮部材の延伸の通路に持って来る。同時に、下部
作動部34の段付きの垂直方向の突起50(図6,9)
は、その対向する上部作動部32の段付きの垂直方向の
突起に当接し、上部作動追従部材を押退ける。同様に、
その延びているスライドより上方に位置するスライドの
作動追従部材は、全て同じように移動する。従って、そ
の延びているスライドより上方に位置する全てのスライ
ドの下部作動追従部材の円錐形の突起は、それぞれが対
応するスライドの伸縮部材をブロックし、その延伸を阻
止する。同様に、その延びているスライドは、下方のス
ライド即ち、それより下に位置するスライド、の上部作
動追従部材の上方向の動きをブロックする。従って、そ
の延びているスライドより下に位置するスライドの上部
作動追従部材の円錐形の突起が、該スライドの伸縮部材
をブロックし、その延伸を阻止する。
【0033】ロッド72が作動追従部材の溝開口部内を
スライドできるようになっており、作動追従部材が伸長
した位置から閉じた位置まで移動する距離が比較的にか
なりあるので(例えば、好ましい具体例では、1/2イ
ンチ)、移動し始めてから初めの1/8インチ以内でブ
ロックされるので、当業者にとっては、インターロック
アセンブリーが正しく機能する為にロッドの長さの公差
が必ずしも精密でなくてもよい。
【0034】もし、引出しが、従って、スライドが、部
分的に開いて、スライドの作動部材74の前方傾斜面8
0,82が作動追従部材32,34の円錐形の突起42
の何れかと接触し、他の引出しが開いているならば、作
動追従部材32,34を閉じたり、これに圧力を掛けた
りするような動き90によって、作動追従部材の表面4
4,46が作動部材74の前方傾斜面80,82に押し
付けられ、伸縮部材14の軸線に沿って力が加わり、作
動部材74と伸縮部材14を、閉じた位置とは反対方向
92に移動させる(図13)。また、スライドの伸縮部
材14が延びた後で閉じた位置の方向に向かって移動す
る際(図13)、作動部材74の後方傾斜面86,88
が、円錐形の突起42の傾斜面44,46と接触し、こ
れを延ばして伸縮部材14を閉じさせるのを許容する
(図2)。作動追従部材に掛る作動部材74の衝撃を緩
和し、作動を静かなものにする為に、作動部材74と作
動追従部材32,34が重合体性の素材で造ってあるこ
とが好ましい。
【0035】別個のロッキングシステム、或いはロッキ
ングメカニズムを連結することによって、簡単に、この
インターロッキングアセンブリーに施錠能力を持たせる
こともできる。例えば、スライドが開くのを全て防止す
るように、作動追従部材が上方向に押退けられるのをブ
ロックする為の部材102を使って、ロッキングシステ
ム100を構成してもよい。これは、最上部のスライド
の上部作動追従部材に結合されたロッド72の移動路の
前方でスライドするロック部材を使うことによって達成
できる。
【0036】当業者にとっては、一目瞭然となることだ
が、インターロックアセンブリーに沿った位置であれ
ば、該ロッキングメカニズムをどの位置に配置してもよ
い。例えば、図14に示すように、ロック、または付勢
部材104を使って、ロッドのどれかに偏りを持たせ、
付勢部材のすぐ上にあるスライド上の下部作動追従部材
を全て上方向に押退け、付勢部材104のすぐ下にある
スライド上の上部作動追従部材が上方向に押退けられる
のを防ぐようにしてもよい。従って、全ての作動追従部
材が、伸縮部材の延伸をブロックする場所に、それぞれ
位置することになる。
【0037】本発明のインターロックアセンブリーが、
最上部のスライドに取入れられた上部作動追従部材がな
くても作動し、同様に、最下部のスライドに取入れられ
た下部作動追従部材がなくても作動することも、当業者
にとっては明瞭なことである。ここで説明したインター
ロックアセンブリーには、幾つかの利点がある。本発明
のインターロックアセンブリーに於いては、モジュラー
構成が可能である。該インターロックアセンブリーは、
異なった高さの引出しを持ったキャビネットに使用でき
る。異なった高さの引出しに適応する為には、相互連結
された適当な長さのロッドを使用するだけでよい。その
他の必要な構成は、全て同じものでよい。もう一つの利
点は、アセンブリー間の違いがロッドの長さだけにある
ため、本発明のインターロックアセンブリーに係る在庫
経費が減されることである。また、現在出回っているイ
ンターロックシステムの殆どと違って、作業員がキャビ
ネットの底部から上に向かってスライドを取付けること
によってインターロックシステムを構築する必要がなく
なったので、取付けに掛る人件費も節減できる。作業員
は、自分に一番都合が良い順番で、ロッドを取付けるこ
とができる。また、引出しが開いている間は、ロッキン
グメカニズム(作動追従部材、及び相互連結用ロッド)
が押退け作業を続行しているので、他の引出しが完全に
開いたり、偶然に引出しが全てロックされるといったシ
ステムの誤動は実質上皆無である。
【0038】以上特定の具体例を元に本発明を説明して
きたが、当業者にとっては、その他各種の修正、変形案
が可能であることは、明らかである。従って、添付した
特許請求の範囲内であれば、本発明を、特別に記載した
以外の方法で実施してもよいものとする。例えば、隣接
する引出しの幅が狭く、そのスライド同士が近接してい
る場合には、接続用ロッドを使用しなくてもいいよう
に、作動追従部材を合わせたり、もたれ掛からせてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、縦方向に配置した3つのスライドのイ
ンターロックアセンブリーインターフェイスで、全ての
スライドが完全に閉じているものを示す図である。
【図2】図2は、縦方向に配置した3つのスライドのイ
ンターロックアセンブリーインターフェイスで、中央の
スライドが開いているものを描写している図である。
【図3】図3は、作動追従部材がスライドできるように
取付ける為の切抜き部を示すスライド固定部材の斜視図
である。
【図4】図4は、上下の作動追従部材を取付けたスライ
ド固定部材の斜視図である。
【図5】図5は、キャビネットの側壁に作動追従部材を
嵌め込んだ固定部材の端面図である。
【図6】図6は、作動追従部材の1つが他を押退けてい
る様子を示す固定部材の端面図である。
【図7】図7は、作動追従部材の側面図である。
【図8】図8は、作動追従部材の上面図である。
【図9】図9は、作動追従部材の正面図である。
【図10】図10は、保持用クリップの上面図である。
【図11】図11は、保持用クリップの側面図である。
【図12】図12は、作動部が伸縮自在部の先端とかみ
合わさったところを描写している図である。
【図13】図13は、作動部上の作動追従部材が接触し
て、作動部、及びその伸縮自在部を閉じた位置に押しや
っているところを描写している図である。
【図14】図14は、スライドをロックする目的で、ロ
ック部材が仲介用ロッドに偏りを持たせているところを
描写している図である。
【符号の説明】
10…スライド 12…固定部材 14…伸縮部材 16…中間部材 18…垂直方向のウェブ部分 20,21…横方向の部分 22…切抜き部 28…開口部 32,34…作動追従部材 42…突起 44,46…傾斜面 50…突起 52…クリップ 65…溝 72…ロッド 74…作動部材 80,82…傾斜面 86,88…傾斜面

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しの1つが開けられると、その他の
    引出しが開くのを防止する為の引出しのスライド用イン
    ターロックアセンブリーであって、 間隔を開けて取付けられる第1と第2のスライドを備
    え、第2のスライドが第1のスライドに対して垂直方向
    にずらされており、各スライドは、ユニットハウジング
    に取り付けられる固定部材と引出しに取り付けられる伸
    縮部材とからなり、該伸縮部材は該固定部材の前端部か
    ら延びることができ、 各固定部材に摺動可能に且つ垂直に嵌め込んである上下
    一対の作動追従部材を備え、該作動追従部材は固定部材
    の前端部の近傍で互いに対向する関係で配置され、各作
    動追従部材は伸縮部材の延伸をブロックする位置とブロ
    ックしない位置の間で摺動可能であり、 複数の長手方向のロッドを備え、各ロッドの一端が一方
    の上部作動追従部材に取外し可能に結合され、もう一方
    の端が上方で隣接するスライドの下部作動追従部材に取
    外し可能に結合され、 第1の伸縮部材が延びることによって第1のスライドの
    上部作動追従部材とロッドを上方向に動かし、それによ
    って第2のスライドの下部作動追従部材を上方向に動か
    し、第2のスライドの伸縮部材の延伸をブロックするよ
    うにしたことを特徴とするインターロックアセンブリ
    ー。
  2. 【請求項2】 該ロッドの端部が作動追従部材に摺動可
    能に結合されている請求項1に記載のインターロックア
    センブリー。
  3. 【請求項3】 伸縮部材の延伸によって作動追従部材に
    接触し、それを押退けるように、各伸縮部材の前端部に
    結合された作動部材を更に備えている請求項1に記載の
    インターロックアセンブリー。
  4. 【請求項4】 該作動部材は、伸縮部材が延びることに
    よって上部作動追従部材と接触し、上部作動追従部材を
    持ち上げるように、上方傾斜面を備えている請求項3に
    記載のインターロックアセンブリー。
  5. 【請求項5】 該作動部材の上方傾斜面が、伸縮部材の
    長手軸線に対して、約45度の角度で傾斜している請求
    項4に記載のインターロックアセンブリー。
  6. 【請求項6】 該作動部材の上方傾斜面と接触している
    上部作動追従部材の表面が、該作動部材の上方傾斜面と
    平行になるように傾斜している請求項5に記載のインタ
    ーロックアセンブリー。
  7. 【請求項7】 上方傾斜面を持った作動部材は、最下部
    の作動追従部材と接触するように、更に下方傾斜面が備
    わっており、上部作動追従部材の上方傾斜面への接触、
    及び下部作動追従部材の下方傾斜面への接触による同時
    接触に起因して作動部材の上方傾斜面に加わる圧力によ
    って、作動部材、並びに作動部材が繋がれている伸縮部
    材のスライドが、強制的に閉じた位置に戻されるように
    なっている請求項4に記載のインターロックアセンブリ
    ー。
  8. 【請求項8】 作動部材の下方傾斜面が、伸縮部材の長
    手軸線に対して、約45度の角度で傾斜している請求項
    7に記載のインターロックアセンブリー。
  9. 【請求項9】 作動部材の下方傾斜面と接触している下
    部作動追従部材の表面が、作動部の下方傾斜面と平行に
    なるように傾斜している請求項7に記載のインターロッ
    クアセンブリー。
  10. 【請求項10】 各スライド上に設けられた上下それぞ
    れの作動追従部材に、キャビネットの壁面とスライドの
    伸縮部材によって構成される空間内にスライドが可能な
    方法で嵌め込まれた垂直方向の突起が更に設けられてお
    り、作動追従部材がお互いの方向に向かって移動する
    と、突起がお互いに当接するようになっている請求項1
    に記載のインターロックアセンブリー。
  11. 【請求項11】 各固定部材に繋がれ、垂直方向の突起
    を覆うように広がる保持用クリップが更に設けられてい
    る請求項1に記載のインターロックアセンブリー。
  12. 【請求項12】 スライドの伸縮部材が延びるのをブロ
    ックしない位置に各スライド内の作動部が移動するのを
    防止する為の中央ロッキング手段が更に設けられている
    請求項10に記載のインターロックアセンブリー。
  13. 【請求項13】 ロッキング手段が、最上部のスライド
    より上に配置されたロック部材から成り、ロックされる
    位置とロックされない位置の間に於いて、該部材のスラ
    イドが可能になっており、ロックされる位置にある時に
    は、ロック部材が、最上部のスライドの伸縮部材が延び
    るのをブロックしない位置まで最上部のスライドの上部
    作動追従部材がスライドするのを防止できるような位置
    に来るようにしてある請求項12に記載のインターロッ
    クアセンブリー。
  14. 【請求項14】 どれか1つのロッドの延伸路に沿って
    中央ロッキング手段を設け、ロッドに偏りを持たせ、上
    下の作動追従部材を押退けることによって、開けられた
    引出しの動きを模倣し、それによって、伸縮部材が延び
    るのをブロックするようになっている請求項12に記載
    のインターロックアセンブリー。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のインターロックア
    センブリーであって、 ユニットのハウジングに取付ける為の固定部材と引出し
    に取付ける為の伸縮部材から成り、固定部材の前端部か
    ら伸縮部材が延伸できるようになっている該第2のスラ
    イドの上方に備えられた第3のスライドと伸縮部材の延
    伸をブロックする位置とブロックしない位置の間を各作
    動追従部材がスライドするように、固定部材の前端部の
    近傍で互いに対向する位置に作動追従部材が設けてあ
    り、スライドが可能な方法で第3のスライドの固定部材
    内に垂直に嵌め込んである上下一対の作動追従部材とロ
    ッドの一端が第2のスライドの上部作動追従部材に取外
    し可能な方法で繋がれ、もう一方の端が第3のスライド
    の下部作動追従部材に取外し可能な方法で繋がれている
    垂直方向のロッドとを備え、 あるスライドの伸縮部材が延びて、そのスライドの下部
    作動追従部材、及び延びているスライドより上にあるス
    ライド上の下部作動追従部材を全て押退けると、押退け
    られた下部作動追従部材がそれぞれのスライドの伸縮部
    材が延びないようにブロックし、その延びているスライ
    ドより下にあるスライド上の全ての上部作動追従部材が
    下方にあるスライド上の伸縮部材の延伸をブロックする
    位置から動くのを防止するようにしたインターロックア
    センブリー。
  16. 【請求項16】 引出しの1つが開けられると、その他
    の引出しが開くのを防止する為の引出し用スライドのイ
    ンターロックアセンブリーであって、 第2のスライドが第1のスライドの上方に設けられ、各
    スライドは、引出しと、引出しに取付ける伸縮部材から
    成るユニットに取り付けられる固定部材によって構成さ
    れ、該伸縮部材が該固定部材の前端部から延びることが
    できるようになっている第1と第2のスライドと各伸縮
    部材の前端部に接続された作動部材と第2のスライドの
    固定部材の前端近傍に設けられ、スライドが可能な方法
    で第2のスライドの固定部材に結合され、第2のスライ
    ドの伸縮部材の前端部に接続された作動部材を噛合わせ
    る為の下部作動追従部材と第1のスライドの固定部材の
    前端近傍に設けられ、スライドが可能な方法で第1のス
    ライドの固定部材に結合され、第1のスライドの伸縮部
    材の前端部に接続された作動部材を連結する為の上部作
    動追従部材とロッドの一端が上部作動追従部材に取外し
    可能な方法で繋がれ、もう一方の端が下部作動追従部材
    に取外し可能な方法繋がれているロッドで構成すること
    によって、 第1のスライドの伸縮部材が延びることによって上部作
    動追従部材を上方向に動かし、それによってロッドが上
    方向に動き、第2のスライドの下部作動追従部材を上方
    向に動かすと、第2のスライドの伸縮部材がブロックさ
    れ、その延伸が妨げられ、第2のスライドの伸縮部材が
    延びることによって、第1のスライドの伸縮部材の延伸
    をブロックしない位置に第1のスライドの上部作動追従
    部材が移動するのが妨げられ、第1のスライドの伸縮部
    材の延伸を防止するようにしたインターロックアセンブ
    リー。
  17. 【請求項17】 第1のスライドの伸縮部材の前端部に
    繋がれた作動部が、第1のスライドの伸縮自在なスライ
    ドが延びた時に、上部作動追従部材と接触し、上部作動
    追従部材を押退ける為の上方傾斜面を含む請求項16に
    記載のインターロックアセンブリー。
  18. 【請求項18】 第2のスライドの伸縮部材の前端部に
    繋がれた作動部が、下部作動追従部材に接続する為の下
    方傾斜面を含む請求項16に記載のインターロックアセ
    ンブリー。
  19. 【請求項19】 引出しの1つが開けられると、その他
    の引出しが開くのを防止する為の調節が可能な引出しの
    スライド用インターロックアセンブリーであって、 各スライドが、ユニットの筐体に接続する為の固定部材
    と引出しに接続する為の伸縮部材を含み、伸縮部材が固
    定部材の前端部から延伸できるようになっている、最上
    部のスライドと最下部のスライド間に縦方向に配置され
    た少なくとも1つの仲介スライドと、 少なくとも、仲介スライドの固定部材の前端部の近傍に
    於いて、お互いが対向、押退け合うような関係を保ちな
    がら、スライドが可能な方法で嵌め込んで、伸縮部材を
    ブロックし、その延伸を防止する為に、上方と下方に設
    けられた複数の手段と伸縮部材の前端部の近傍に設けら
    れ、上方の手段を噛合わせたり、押退けたりする為の手
    段と取外し、及びスライドが可能な方法で、一方の端部
    を1つのスライドの上方の手段に繋ぎ、もう一方の端部
    を、取外し、及びスライドが可能な方法で、その次のス
    ライドの下方の手段に繋ぐことによって、スライドに取
    付けられた上方手段とその次のスライドに取付けられた
    下方手段の各対を相互接続する為のロッドで構成し、 ロッドの長さとスライド間の間隔を変えることによっ
    て、該アセンブリーが異なった高さの引出しに対応でき
    るようになっていることを特徴とするインターロックア
    センブリー。
  20. 【請求項20】 下方の手段だけが、スライドが可能な
    方法で、最上部のスライドの固定部材に嵌め込んである
    請求項19に記載のインターロックアセンブリー。
  21. 【請求項21】 上方の手段だけが、スライドが可能な
    方法で、最下部のスライドの固定部材に嵌め込んである
    請求項19に記載のインターロックアセンブリー。
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