JP5314162B2 - ロック装置、電子機器及びロック方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、携帯用コンピュータと、ポートリプリケータやドッキングステーション等の電子機器との結合をロックするロック構造に関し、例えば、盗難防止ワイヤプラグ等のロック部材により分離阻止をするロック装置、電子機器及びロック方法に関する。
携帯用コンピュータは機能拡張のための電子機器として例えば、ポートリプリケータやドッキングステーションと着脱され、機能拡張や配線接続の簡易化が図られる。ポートリプリケータでは、PS/2ポート、USBポート、外部表示出力ポート等の入出力コネクタの他、携行時には不要なコネクタが搭載されている。ドッキングステーションではCD−ROMドライブ等のドライブ装置、拡張スロット等が搭載されている。
このような機能拡張用の電子機器に関し、ラッチ構造によって携帯用コンピュータとドッキングステーションとの結合をロックする構造が知られている(特許文献1)。
特開2006−127522号公報
ところで、このような電子機器間の結合にあっては、携帯用コンピュータの携帯性から着脱が容易であり、コネクタ間結合の信頼性の維持等が要求される。
また、このような電子機器間の結合にロック構造を付加することにより、盗難防止を図るという側面がある。しかしながら、その結合構造やロック構造を知る者は、身近な工具を用いて容易に結合を解除することが知られている。
そこで、本開示のロック装置、電子機器及びロック方法の目的は、構造を複雑化することなく、ロック解除を困難化することにある。
また、本開示のロック装置、電子機器及びロック方法の他の目的は、コネクタ結合の安定化や防護することにある。
上記目的を達成するため、本開示のロック装置は、携帯用コンピュータとコネクタ結合する電子機器のロック装置において、第1のロック部を備えて摺動可能な第1のスライド部と、第2のロック部を備えるとともに、前記第1のスライド部を支持し且つ前記第1のスライド部と別個に移動可能な第2のスライド部と、前記第1のスライド部及び前記第2のロック部がロック位置で立壁部の間に挿入されることで、前記第1のロック部及び前記第2のロック部とロック位置で係合し、前記第1及び第2のスライド部の移動を阻止するロックアーム部と、を備える。
上記目的を達成するため、本開示の電子装置は既述のロック装置を備える。
また、上記目的を達成するため、本開示のロック方法は、携帯用コンピュータとコネクタ結合する電子機器のロック装置によるロック方法において、第1のスライド部の第1のロック部と、第2のスライド部の第2のロック部とをロック位置に移動させるステップと、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部と交差方向にロックアーム部を移動させるステップと、前記第1のロック部及び前記第2のロック部がロック位置で立壁部の間に挿入されることで、該ロックアーム部で前記第1及び第2のスライド部の移動を阻止するステップと、を含む。
本開示のロック装置、電子機器及びロック方法によれば、次のような効果が得られる。
(1) 構造を複雑化することなく、ロック解除を困難化できる。
(2) コネクタ結合を外力から防護し、コネクタ結合の安定化を図ることができる。
(3) ロック解除の困難化により、携帯用コンピュータ等の電子機器の盗難防止を強化できる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係るロックユニットの一例を示す斜視図である。 ロックユニットを示す分解斜視図である。 ロックアーム部の一例を示す斜視図である。 ロック機構部を示す図である。 スライド部及びロックアーム部のロック前状態を示す図である。 スライド部及びロックアーム部のロック前状態を示す図である。 スライド部及びロックアーム部のロック状態を示す図である。 スライド部及びロックアーム部のロック前状態を示す図である。 スライド部及びロックアーム部のロック状態を示す図である。 レバー部の角度θ=0の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=θ1 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ≦θ2 の状態を示す図である。 リフト機構部のリフト操作を示す図である。 リフト機構部のリフト操作を示す図である。 ロックユニットと機器の着脱関係を示す図である。 ロック前のロックアーム部の状態を示す図である。 ロックアーム部によるロック状態を示す図である。 ロック方法の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るポートリプリケータ及び携帯用コンピュータを示す斜視図である。 上面部から見たポートリプリケータを示す図である。 背面側から見た携帯用コンピュータを示す図である。 背面側から見たポートリプリケータを示す斜視図である。 ポートリプリケータを示す分解斜視図である。 上ケース部を外したポートリプリケータを示す図である。 ポートリプリケータのロック機構部を示す図である。 結合前のポートリプリケータ及び携帯用コンピュータを示す図である。 結合直前のポートリプリケータ及び携帯用コンピュータを示す図である。 鉤部の移動を示す図である。 レバー部の角度θ=0の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=0の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=0の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=θ1 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=θ1 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ=θ1 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ≦θ2 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ≦θ2 の状態を示す図である。 レバー部の角度θ≦θ2 の状態を示す図である。 ロック前の状態を示す図である。 ロック状態を示す図である。 ロック機構部によるロック部のロック状態を示す図である。 携帯用コンピュータの着脱及びロック方法の一例を示すフローチャートである。 携帯用コンピュータの着脱及びロック方法の一例を示すフローチャートである。 アジャスタ部の操作を示す図である。 他の携帯用コンピュータの結合状態を示す図である。 第3の実施の形態に係るロック治具を示す図である。 ロック治具を用いてロックされたポートリプリケータを示す図である。 ロック装置の比較例を示す図である。 ロック装置でロックした比較例を示す図である。 ロック状態を示す図である。 他の実施の形態に係るロック構造を示す図である。 他の実施の形態に係るロック構造を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態は、ロック装置の一例としてロックユニットの着脱機構及びロック機構を備える構成である。
この第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、第1の実施の形態に係るロックユニットを示す図である。図示した構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
ロックユニット2は、ロック装置、電子機器及びロック方法の一例である。このロックユニット2は、図1に示すように、着脱機構部4と、ロック機構部6とを備えている。
着脱機構部4は、ロックユニット2を備える第1の機器3(例えば、図19に示すポートリプリケータ200)と、第2の機器5(例えば、図19に示す携帯用コンピュータ204)とを着脱させる機構である。この着脱機構部4は、拘束機構部8と、リフト機構部10A、10Bとを備える。拘束機構部8は、第1の機器3に第2の機器5を結合して拘束し、又はその拘束を解除する機能を備える。また、リフト機構部10A、10Bは、拘束解除時に、第1の機器から第2の機器を引き上げ、離脱状態にする。
そこで、着脱機構部4は、第1及び第2のスライド部12、14と、レバー部16とを備えている。
スライド部12、14は例えば、合成樹脂で形成され、矢印a、b方向に摺動可能に維持され、スライド部12はスライド部14上に摺動可能に設置され、摺動機構を構成している。レバー部16は例えば、合成樹脂で形成され、レバー支持軸18を支点に矢印c、d方向に回動可能であり、図示の状態は始点位置(角度θ=0)である。
レバー部16には、レバー支持軸18を中心に、第1のロッド部20と、第2のロッド部22とがスライド部12、14側に形成されている。スライド部12の端部にはロッド部20と係合するカム部24、スライド部14の端部にはロッド部22と係合するカム部26が形成されている。即ち、レバー部16のロッド部20、22とカム部24、26により、カム機構が構成されている。カム部24は、ロッド部20に接触してロッド部20から力を受ける作用部24Aと、ロッド部20を逃がす逃し部24Bとを備える。レバー部16の回動により、各ロッド部20、22が回動する。各ロッド部20、22の回転半径をr1 、r2 (図2)とすると、r1 >r2 であり、レバー部16を基準にその回転中心0の中心角度をβ1 、β2 (図2)とすると、時計方向に向かってβ1 >β2 であり、ロッド部20側の角度が時計方向に進んでいる。即ち、ロッド部22は、時計方向に向かってロッド部20より後退した位置にある。
そこで、レバー部16をθ=0からθ=θ1 に時計方向に回転させると、ロッド部20の先端がスライド部12のカム部24に当たり、スライド部12を始点位置から矢印b方向に移動させることができる。また、レバー部16をθ=θ1 からθ=θ2 に回転させると、ロッド部22の先端がスライド部14のカム部26に当たり、スライド部14を始点位置から矢印b方向に移動させることができる。即ち、レバー部16の回転角度θによってスライド部12、14の摺動開始タイミングを異ならせている。
スライド部12の上面部には一対の鉤部28が一定の間隔で形成され、また、スライド部14には、リフト機構部10A、リフト機構部10Bのリフト操作部30が一定の間隔で鉤部28を挟んで形成されている。各スライド部12、14は例えば、合成樹脂からなる成形体である。この実施の形態の鉤部28と、リフト操作部30とは接触しない位置に設定されている。
各リフト機構部10A、10Bはリフト操作部30を備え、機器3上に設置された機器5がロックユニット2からロック解除された際に、機器3上に押し上げる手段である。そこで、リフト機構部10A、10Bには、各リフト操作部30のそれぞれに対応する押上部としてのリフト部32が設置されている。この場合、ロックユニット2を搭載する機器3側の本体部34に上ケース部36が設けられ、この上ケース部36に設けられた軸受部37には、リフト操作部30が支持軸38によって回動可能に支持されている。このリフト操作部30を操作してない場合、即ち、リフト操作部30がリフト部32と接触しない場合には、リフト部32は自重によって下降状態に維持される。このリフト部32の上面にはリフト突部40が形成され、リフト操作部30の操作を受けない場合、リフト突部40が上ケース部36の窓部42から突出する。これがリフト状態である。
斯かる着脱機構部4では、レバー部16が始点位置(θ=0)にあるとき、スライド部12はスプリング44の復元力を受け、スライド部14はスプリング46(図2)の復元力を受け、それぞれ始点位置に維持されている。この始点位置が各鉤部28を拘束位置に維持し、各リフト操作部30はリフト部32の後退位置に維持される。そこで、レバー部16をθ=θ1 に回動させると、スライド部12が矢印b方向に移動し、各鉤部28が拘束を解除する位置に移動する。即ち、これが拘束解除状態である。
更に、レバー部16をθ=θ2 に回動を進めると、各リフト操作部30がリフト部32に当たる。レバー部16の回動が進むにつれ、上ケース部36の窓部42から突出するリフト突部40の突出高が増し、鉤部28の拘束から外れた機器が押し上げられる。
この状態で、レバー部16をθ=0に戻すと、スライド部12はスプリング44の復元力により、また、スライド部14はスプリング46の復元力により、矢印aの方向に移動し、始点位置に戻る。リフト突部40に機器の重量が作用するので、リフト部32とともにリフト突部40が下降する。この場合、各鉤部28は拘束位置に復帰する。即ち、再び拘束状態となる。従って、機器を拘束状態にするには、レバー部16の操作により、一端拘束解除状態にして位置合わせをし、レバー部16をθ=0の位置に戻せばよい。
そして、ロック機構部6は、スライド部12、14が既述の拘束状態即ち、始点位置にあるとき、スライド部12、14をその位置にロックし、移動を阻止する機構である。このロック機構部6には矢印f、g方向にスライド部12、14と交差方向に移動可能なロックアーム部48が備えられている。このロックアーム部48を矢印f方向に移動し、スライド部12、14のロック部50、52(図4)に係合させることにより、スライド部12、14の摺動を始点位置にロックする。ロック部52には凹部53(図4)が形成され、この凹部53にロック部50が挿入される。そこで、ロック部50、52が一括されて一つのロックアーム部48でロックされる。このロックにより、レバー部16の回転操作も阻止される。このようなロック状態にあっては、着脱機構部4が始点位置に維持され、機器が拘束状態となる。ロックアーム部48を矢印g方向に移動し、スライド部12、14のロック部50、52(図4)との係合を解消すれば、ロック部50、52のロックアーム部48によるロックが解除される。
次に、ロックユニット2の構成部分について、図2を参照する。図2は、ロックユニットを示す分解斜視図である。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
このロックユニット2には本体部34の下ケース部54が備えられている。この下ケース部54は例えば、合成樹脂の成形体であり、下ケース部54には、レール部56、58、スライド支持軸60、62、64、ロックアーム支持軸66、68、レバー支持軸18が立設されている。
レール部56は、下ケース部54に形成されたリブで形成され、スライド部14を摺動可能に支持する。このレール部56には平行に一対のガイド壁70がスライド部14より広い一定の間隔で立設されている。各ガイド壁70がスライド部14の摺動をガイドする。このガイド壁70の頂部には、カバー部71を固定する複数のカバー固定部73が形成されている。このカバー固定部73にはカバー部71が固定され、このカバー部71でガイド壁70とともにスライド部12、14が包囲され、レール部56からスライド部12、14の離脱が防止されている。
スライド支持軸60、62、64はスライド部12、14の支持手段であって、スライド部12には長孔からなるスライド孔72、74、76、スライド部14には長孔からなるスライド孔78、80、82が形成されている。スライド孔72、74、76には対応するスライド支持軸60、62、64、スライド孔78、80、82には対応するスライド支持軸60、62、64が挿入され、各スライド部12、14が摺動可能に支持されている。この場合、スライド部12はスライド孔76の長径M1 により、スライド長が規制され、スライド部14はスライド孔78の長径M2 により、スライド長が規制される。そして、スライド支持軸60、62、64とスライド孔78、80、82との係合関係及びレール部56とスライド部14との係合関係がスライド部14の摺動方向の精度を高めている。また、スライド部12の摺動はスライド部14にある一対のガイド壁84でガイドされる。
スライド部12にはスプリング44、スライド部14にはスプリング46が設置されており、スプリング44は、その一端をスライド部12に固定され、その他端をスライド支持軸62に固定されている。スライド部12とスライド支持軸62との間には、スプリング44の収縮方向の復元力が作用している。この結果、スライド部12は、その復元力により、スライド孔72がスライド支持軸60に当たる位置(始点)に保持される。
スプリング46は、その一端をスライド部14に固定され、その他端をスライド支持軸64に固定されている。スライド部14とスライド支持軸64との間には、スプリング46の収縮方向の復元力が作用している。この結果、スライド部14は、その復元力により、スライド孔78がスライド支持軸60に当たる位置(始点)に保持される。
レバー支持軸18にはレバー部16が回転可能に取り付けられている。レバー部16にはレバー支持軸18に取り付けられる軸受部86が形成されている。このレバー部16の設置部には、レバー支持軸18に隣接して立壁部88が形成されている。この立壁部88の頂部には、カバー部90が形成されている。
ロックアーム支持軸66、68はロックアーム部48の支持手段であって、ロックアーム部48のスライド孔92、94にはロックアーム支持軸66、68が挿入されている。ロックアーム部48は、レール部58に摺動可能に設置されている。
このロックアーム部48にはスプリング96が設置されている。このスプリング96は、その一端がロックアーム部48の係止部98に固定され、その他端が背面パネル部100の係止部102に固定されている。ロックアーム部48と背面パネル部100との間には、スプリング96の収縮方向の復元力が作用している(図4)。この結果、ロックアーム部48は、その復元力により、スライド孔92、94がロックアーム支持軸66、68に当たる位置に保持される。
背面パネル部100は例えば、金属板で形成され、係止部102はその切り起こしによって形成されている。下ケース部54に突設された固定突部104には、背面パネル部100から突出させた固定片106が固定されている。
そして、レバー支持軸18に取り付けられる固定ねじ108、スライド支持軸60、62、64に取り付けられる固定ねじ110、112、114、ロックアーム支持軸66、68に取り付けられる固定ねじ116、118が設けられている。
ロックアーム部48について、図3を参照する。図3は、ロックアーム部の一例を示す図である。
ロックアーム部48は例えば、金属板で形成され、本体部120と、拘止部122と、操作部124とを備え、このロックアーム部48の軽量化とともに強度を高めるため、各縁部にはリブ125が形成されている。本体部120は、レール部58(図2)に支持され、操作部124と拘止部122との間隔を確保する部分である。この本体部120には、ロックアーム支持軸66、68を挿通させるスライド孔92、94と、スプリング96を係止する係止部98とを備える。スプリング96は、ロックアーム部48をロック部50、52(図4)から引き離して保持するための保持手段の一例である。
拘止部122は、本体部120の先端側に形成され、各ロック部50、52(図4)を一括して拘止する手段である。そこで、拘止部122は本体部120から延長された矩形状の平坦部130と、この平坦部130からL字形に屈曲させて立設される一対の立壁部132とを備えている。平坦部130と一対の立壁部132とでL字形の枠部を成している。
また、操作部124は、本体部120の後端に形成され、背面パネル部100のロック窓部136(図2)から操作するための手段である。この操作部124には、スプリング96を貫通させるための透孔138が形成されている。
次に、ロック機構部6及びそのロック動作について、図4、図5、図6、図7、図8及び図9を参照する。図4は、ロック機構部の一例を示す図、図5は、ロック部が始点位置から移動中のロック機構部を示す図、図6は、ロック部が始点位置にあるロック機構部を示す図、図7は、ロック状態にあるロック機構部を示す図、図8は、ロック前の状態を示す図、図9は、ロック状態を示す図である。
このロック機構部6は、既述のスライド部12にあるロック部50と、スライド部14にあるロック部52とがロック位置即ち、移動始点にあるとき、これらを一括してロックアーム部48でロックする構成である。
この実施の形態では、ロック部50はスライド部12の下面側に突出した断面C字形のリブ140で構成され、ロック部52はスライド部14の下面側に突出した断面C字形の筒状のリブ142で構成されている。このリブ142を備えるスライド部14には立壁部143が形成され、この立壁部143とリブ142との間には隙間145が形成されている。立壁部143はスライド部14を補強する補強手段であり、隙間145はロックアーム部48の拘止部122の一方の立壁部132を挿入する手段である。この隙間145があるため、ロックアーム部48の拘止部122の立壁部132の間にリブ142が挿入される。斯かる構成故に、ロック部50、52が移動始点にあるとき、即ち、ロック位置でロック部50がロック部52の内部に挿入される。ロック状態では、リブ142の内部にリブ140が挿入されて拘束状態となるので、結合強度が高く、離脱し難いロック状態を維持することができる。
また、ロックアーム部48は、スプリング96の圧縮方向の復元力により、背面パネル部100側に後退し、その操作部124が背面パネル部100に当接している。このとき、ロックアーム部48の拘止部122は、図5、図6及び図8に示すように、各ロック部50、52から離れた位置に置かれ、スライド部12、14の自由な移動が可能である。
この実施の形態では背面パネル部100の背面側に上ケース部36が設置され、この上ケース部36には背面パネル部100と共通にロック窓部136が形成されている。
この場合、ロックアーム部48の拘止部122が図5、図6及び図8に示す状態からロック状態に移行し、図7及び図9に示すように、各スライド部12、14のロック部50、52に係合する。即ち、拘止部122の立壁部132の間にロック部50、52の各リブ140、142が拘束される。スライド部12、14は自由な移動ができない拘束状態となる。
次に、着脱動作について、図10、図11、図12、図13及び図14を参照する。図10は、角度θ=0の状態を示す図、図11は、角度θ=θ1 の状態を示す図、図12は、角度θ≦θ2 の状態を示す図、図13及び図14は、リフト部の動作を示す図である。
(1) 角度θ=0の状態
この状態では、図10に示すように、スライド部12、14が移動始点に維持されるため、各鉤部28は機器5の下ケース部146にある固定孔148に結合されて機器5を係止し、ロックユニット2と機器5とが固定状態である。この場合、リフト突部40は後退位置に維持される。
(2) 角度0<θ≦θ1 の状態
この状態では、図11に示すように、スライド部12、14が移動始点から矢印b方向(図1)に移動するため、各鉤部28の機器5に対する係止が解除される。この場合、スライド部14も移動するが、リフト突部40は突出するまでに至らず、後退位置にある。レバー部16が角度θ=θ1 に到達すると、スライド部12のスライド孔72はスライド支持軸60に当たり、これ以上の移動が阻止され、停止状態となる。
(3) 角度θ1 <θ≦θ2 の状態
レバー部16を角度θ=θ1 からθ≦θ2 まで回動させると、鉤部28の機器5に対する係止が解除された状態で、図12に示すように、スライド部14が移動始点から矢印b方向に更に移動する。レバー部16の角度θ=θ2 で、スライド部14は、スライド孔78の縁部がスライド支持軸60に当たって停止する。この停止までの間、スライド部14の移動によって各リフト部32が操作され、リフト突部40が進出する。このリフト突部40の突出に応じて、機器5がロックユニット2から離脱する。
リフト部32は、図13に示すように、スライド部14が移動すると、リフト操作部30がリフト部32の突部149に当たる。リフト操作部30は例えば、湾曲して立ち上がる湾曲面に形成されているので、スライド部14の移動に応じてその湾曲面に沿って上昇する。この結果、リフト部32が支持軸38を支点にして時計方向に回動し、図14に示すように、リフト突部40が押し上げられ、窓部42から突出する。
この場合、突部149は例えば、鋭角状の先端部を備えている。これに対し、リフト操作部30の頂部には、その頂点にストッパ151が形成され、このストッパ151より僅かに低い高さの平坦部153が形成されている。そこで、リフト部32の突部149がリフト操作部30の頂点のストッパ151を超えて平坦部153に到達し、リフト突部40が突出状態となる。リフト突部40に加わる負荷は、リフト操作部30の平坦部153側で受け止められる。この結果、図14に示すように、リフト機構部10A、10Bは、斯かる負荷を受けてリフト状態に維持される。この負荷が解除されると、スプリング46の復元力の作用により、スライド部14がスライドし、元の位置に復帰する。
斯かる構成によれば、レバー部16の回転角度に対応し、スライド部12の移動により、鉤部28の係止が解除され、続いて、リフト機構部10A、10Bが動作し、機器5をリフト状態にすることができる。
次に、ロックユニット2と機器5との着脱関係について、図15を参照する。図15はロックユニットと機器との着脱関係を示す図である。
ロックユニット2の各鉤部28が挿入される機器5側の固定孔148の間隔、ロックユニット2側の上ケース部36のスライド孔150の間隔をL1 、固定孔148及びスライド孔150の開口幅をL2 とする。また、ロックユニット2側の鉤部28の設置間隔をL3 、鉤部28の本体部152の前縁からビーク部154の突出長をL4 とする。固定孔148に挿入される鉤部28の本体部152の幅をL5 、レバー部16の回動角度θ=θ1 での鉤部28のスライド幅をL6 、このスライド幅L6 に本体部152の幅L5 を加えた幅をL7 とする。
このような設定において、間隔L1 、L3 は、L1 ≒L3 であって、L1 >L3 に設定すれば、固定孔148に鉤部28の挿入が可能であり、機器5側とロックユニット2との結合が可能である。ビーク部154の突出長L4 は、スライド部12による鉤部28のスライド幅L6 に対し、L4 <L6 とする。また、固定孔148及びスライド孔150の開口幅L2 は、スライド幅L6 と鉤部28の本体部152の幅L5 とを加えた幅L7 に対し、L2 >L7 とする。
機器5側の下ケース部146の厚さをL8 とし、ロックユニット2側の上ケース部36の上面と、鉤部28のビーク部154との間隔をL9 とすれば、L9 ≒L8 であって、L9 >L8 とすればよい。
この場合、ビーク部154の上面には、下ケース部146の固定孔148の縁部に対応する傾斜面部155が形成されている。この傾斜面部155は、下ケース部146の固定孔148の縁部の下降を受け、鉤部28に受けた力でスライド部12をスライド移動させる手段である。
次に、ロック動作について、図16及び図17を参照する。図16は、ロック前の状態を示す図、図17は、ロック状態を示す図である。
このロックユニット2のロックには例えば、ロック部材としてセキュリティプラグ156を用いればよい。このセキュリティプラグ156は、図示しないキーによってロックシャフト部158の回転により、ロックフランジ160を横方向から縦方向に移動させることができる。この移動はキーのみで行うことができる。
そこで、スライド部12のロック部50、スライド部14のロック部52がロック位置にある場合、図16に示すように、ロック窓部136から矢印e方向にセキュリティプラグ156のロックシャフト部158を差し込む。
このロックシャフト部158を差し込むと、その先端部でロックアーム部48がスプリング96の復元力に抗して移動し、セキュリティプラグ156のロックシャフト部158を回転させると、図17に示すように、ロックシャフト部158のロックフランジ160とベース部162との間に上ケース部36及び背面パネル部100が挟み込まれる。セキュリティプラグ156から図示しないキーを抜けば、このロック状態が維持される。この結果、レバー部16の回転が阻止されるので、機器5は機器3側からの離脱が防止される。
次に、ロック動作について、図18を参照する。図18は、ロック動作の工程の一例を示すフローチャートである。
このロック動作の工程は、本開示のロック方法の一例であって、図18に示すように、ロック部50、52の移動工程(ステップS11)、ロックアーム部48の移動工程(ステップS12)、移動阻止工程(ステップS13)を含んでいる。
そこで、このロック動作の工程では、スライド部12のロック部50と、スライド部14のロック部52とをロック位置に移動させる(ステップS11)。次に、スライド部12、14と交差方向にロックアーム部48を移動させる(ステップS12)。
そして、ロック部50、52にロック位置でロックアーム部48を係合させ、ロックアーム部48でスライド部12、14の移動を阻止する(ステップS13)。
斯かる構成によれば、ロックユニット2を備える機器3と他の機器5との結合をロックでき、機器3、5間の結合の安定化や、機器3に機器5が結合されてロックされることにより、機器5や機器3の盗難防止に寄与することができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、既述のロックユニット(第1の実施の形態)を備えるポートリプリケータである。
この第2の実施の形態について、図19、図20、図21、図22、図23、図24及び図25を参照する。図19は、ポートリプリケータ及び携帯用コンピュータ(PC)を示す図、図20は、ポートリプリケータを示す平面図、図21は、底面側から見たPCを示す図、図22は、背面側から見たポートリプリケータを示す斜視図、図23は、ポートリプリケータを示す分解斜視図、図24は、上ケース部を除いたポートリプリケータを示す図、図25は、ロック機構部及びレバー部を示す図である。図19ないし図25において、図1、図2と同一部分には同一符号を付してある。
ポートリプリケータ200は、本開示のロック装置、電子機器又はロック方法の一例であって、このポートリプリケータ200は本体部34を備える。この本体部34には既述のロックユニット2(図1、図2)が内蔵され、上面部にPC204を載置する載置面部206を備える。この載置面部206の一方の側縁部から後縁部に至る部分に支持壁部208が形成されている。PC204は、支持壁部208により載置面部206の所定位置に位置決めされる。
載置面部206には、図20に示すように、コネクタ部210、鉤部28、リフト部32、接地部212、緩衝部214、アジャスタ部216が設置されている。支持壁部208には、載置面部206上のPC204の接続部を露出させる凹部218、電源ボタン220が形成されている。
コネクタ部210は、PC204(図21)の下ケース部146にあるコネクタ部224(図21)と接続される。鉤部28は、PC204に係合し、固定する手段である。リフト部32は、ポートリプリケータ200からPC204を離脱させる手段であり、既述の通りである。接地部212は、PC204側の接地端子226と接触し、同電位化する手段である。緩衝部214は、弾性材料で形成され、PC204を載置面部206上に弾性的に受け止める手段である。アジャスタ部216は、上ケース部36の上面部に形成された収納部215から立設可能に取り付けられ、PC204の幅WL より小さい幅WS のPCを位置決めする際に用いられる。そして、本体部34には前面突出部227が形成され、この前面突出部227の上面部にコネクタ部210を中心に左右に鉤部28、リフト部32及び接地部212が横方向に配列されている。
ポートリプリケータ200の背面パネル部100には、図22に示すように、ロック窓部136、外部接続コネクタ群228、電源接続部230が配置されている。この場合、外部接続コネクタ群228には、USBコネクタ228A、228B、228C、228D、外部ディスプレイコネクタ228E、ディジタル用外部ディスプレイコネクタ228F、LANコネクタ228G、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子228H、シリアル・ポート228I、パラレル・ポート228J、eSATA(External Serial Advanced technology Attachment)228Kが設置されている。ディジタル用外部ディスプレイコネクタ228Fには例えば、ディジタル専用のDVI(Digital Visual Interface)端子(DVI−D)が用いられる。外部接続コネクタ群228は、既述のコネクタに限定されない。
このポートリプリケータ200の本体部34は、図23に示すように、上ケース部36と下ケース部54とを備える。上ケース部36には破線で示すように、回路基板232が設置され、この回路基板232には既述のコネクタ部210が設置されている。コネクタ部210は、上ケース部36の窓部234から突出している。また、上ケース部36から突出させた接地部212は、回路基板232の接地導体に接続されている。下ケース部54には、既述のロックユニット2が設置される。このロックユニット2は、図24に示すように、下ケース部54の前面突出部227側に配置される。また、ロック機構部6は、図25に示すように、ロックユニット2のスライド部12、14の摺動方向と交差方向、例えば、直交方向に配置される。このロック機構部6の近傍、この実施の形態では、本体部34の側部にレバー部16が配置されている。
図25において、θはレバー部16を始点位置から回転させた角度を示す。角度θ=0はPC204の装着位置(固定位置)である。角度θ=θ1 はPC204から鉤部28の離脱位置である。また、角度θ≧θ2 は、リフト機構部10A、10Bのリフト位置である。その他、ロックユニット2の各部については、第1の実施の形態で詳細に述べているので、第2の実施の形態では、その説明を省略する。
次に、着脱動作及びロック動作について、図26、図27、図28、図29、図30、図31、図32、図33、図34、図35、図36、図37、図38、図39及び図40を参照する。
(1) 装着動作
この装着動作は、ポートリプリケータ200に対するPC204の装着する動作である。ポートリプリケータ200は図26に示すように、水平面236上に載置し、水平に維持する。このポートリプリケータ200の上方から、PC204をポートリプリケータ200の載置位置に合わせ、矢印A方向に移動させる。
PC204をポートリプリケータ200に載置し、図27に示すように、ポートリプリケータ200のコネクタ部210とPC204のコネクタ部224とを合致させる。PC204から水平面236と直交方向例えば、垂直方向に圧力Pを作用させれば、コネクタ部210とコネクタ部224とが接合される。この場合、コネクタ部224は、PC204の下ケース部146と上ケース部225との間に設置されている回路基板227に設置されている。
この場合、鉤部28はその圧力Pによって移動させることができる。図28に示すように、鉤部28のビーク部154の上面部には傾斜面部155があり、この傾斜面部155には、PC204の下ケース部146の固定孔148の縁部が当たる。圧力Pは下ケース部146の固定孔148の縁部から傾斜面部155に作用する。この結果、スプリング44の復元力に抗してスプリング44を伸長させ、スライド部12とともに鉤部28を矢印B方向に移動させる。この移動により、PC204を下降させ、やがて、ポートリプリケータ200の上ケース部36にPC204の下ケース部146が到達する。このとき、各鉤部28は、矢印B方向に移動し、PC204の固定孔148を通過し、その下ケース部146の上側に移動する。そして、鉤部28は、スライド部12とともに、スプリング44の復元力により、固定位置に戻る。この結果、図29に示すように、PC204がポートリプリケータ200の載置面部206に固定される。
この実施の形態では、PC204に対する圧力Pの作用により、ポートリプリケータ200にPC204を自動装着することを述べているが、これに限定されない。即ち、レバー部16をPC204の装着に際し、角度θ=θ1 まで回動させてもよい。これにより、鉤部28がスライド部12とともに装着位置まで移動し、角度θ=0までレバー部16を戻せば、同様に、ポートリプリケータ200上にPC204を固定することができる。
(2) 分離動作
この分離動作は、ポートリプリケータ200から装着状態(固定状態)にあるPC204を離脱させる動作である。ポートリプリケータ200にPC204が装着されている場合、図30に示すように、レバー部16の角度θは、θ=0の固定位置(基準位置)にある。このとき、スライド部12、14は共に基準位置にあり、各鉤部28は、図31に示すように、PC204の固定孔148に挿入され、その下ケース部146の上側に固定された状態である。即ち、ビーク部154は下ケース部146の上側にあるので、ポートリプリケータ200からPC204の離脱が阻止される。また、リフト機構部10A、10Bもポートリプリケータ200の上ケース部36の下側に下降している。
この装着状態から、図32に示すように、レバー部16を角度θ=θ1 まで移動させると、既述のように、スライド部12が移動し、図33に示すように、このスライド部12の移動とともに鉤部28が移動する。この場合、鉤部28は、PC204の固定孔148の中央部まで移動し、図34に示すように、ビーク部154は、PC204の下ケース部146から外れた状態となる。この場合、PC204は、ポートリプリケータ200の載置面部206に載置された状態であるが、ポートリプリケータ200との結合が解除され、ポートリプリケータ200と分離状態となる。
(3) リフト動作
このリフト動作は、ポートリプリケータ200から分離状態にあるPC204を持ち上げる動作である。角度θ=θ1 の状態から、図35に示すように、θ≧θ2 まで回動させる。このとき、図36に示すように、スライド部12とともに鉤部28の位置が移動し、リフト機構部10A、10Bのリフト突部40は窓部42からポートリプリケータ200の載置面部206上に突出する。この突出によって、図37に示すように、PC204の下ケース部146が持ち上げられる。ユーザは、ポートリプリケータ200からPC204を容易に取り上げることができる。
(4) ロック動作
このロック動作は、ポートリプリケータ200に載置され、装着されているPC204の離脱を阻止する動作である。このロックには、図38に示すように、ケンジントン装置等のロック装置240を用いることができる。このロック装置240は、既述のロックシャフト部158、ロックフランジ160等を備え、ロックフランジ160とベース部162との間には、ロックに必要な間隔Lxが設定されている。このロック装置240では、キー242が備えられている。このキー242でロックシャフト部158をロック位置に回転させ、キー242を離脱させれば、ロック位置にロックシャフト部158を維持させることができる。
そこで、ポートリプリケータ200のロック窓部136からロック装置240のロックシャフト部158を挿入する。この場合、ロックフランジ160とベース部162との間に上ケース部36及び背面パネル部100を挟み込んで、ロックシャフト部158を突出状態に維持し、図39及び図40に示すように、ロック状態となる。
ロックシャフト部158が挿入されると、ロックアーム部48がスプリング96を伸長させて移動する。これにより、拘止部122がロック位置にあるスライド部12のロック部50のリブ140、スライド部14のロック部52のリブ142の位置に移動する。拘止部122の立壁部132の間隔内に各リブ140、142が一括して挿入される。これにより、スライド部12、14の移動が阻止される。
次に、着脱、ロック動作及びロック解除の手順について、図41及び図42を参照する。
この手順は、本開示のロック方法の一例である。そこで、この装着及びロックでは、図41に示すように、ポートリプリケータ200の所定位置にPC204を載置する(ステップS21)。PC204のコネクタ部224をポートリプリケータ200側のコネクタ部210に接続するとともに、ポートリプリケータ200にPC204を結合する(ステップS22)。ロックアーム部48をロック位置に移動し、ロックアーム部48を固定する(ステップS23)。
また、ロック解除では、図42に示すように、ロックアーム部48を戻し、ロックを解除する(ステップS31)。レバー部16をロック位置から角度θ=θ1 まで回動し、ポートリプリケータ200とPC204との結合を解除する(ステップS32)。レバー部16を角度θ≧θ1 からθ=θ2 まで回動し、ポートリプリケータ200からPC204を上方に持ち上げる(ステップS33)。
次に、アジャスタ動作について、図43及び図44を参照する。図43は、アジャスタ部の操作状態を示す図、図44は、アジャスタ部で位置決めされた携帯用コンピュータの設置状態を示す図である。
アジャスタ部216を図43に示すように、はね上げる。これにより、載置面部206の支持壁部208による支持位置は、アジャスタ部216の位置まで移動することになる。
これにより、載置面部206には、図44に示すように、幅の狭いPC244がアジャスタ部216と支持壁部208の背面側支持面との間で位置決めされる。この場合、PC244には、鉤部28及びコネクタ部210に対応した位置に固定孔148及びコネクタ部224を設置すればよい。
斯かる構成とすれば、A4サイズのPC204と、例えば、B5サイズのPC244とを共通のポートリプリケータ200に装着でき、便利である。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態について、図45及び図46を参照する。図45は、ロック治具を示す図、図46は、ロック治具を用いてロックされたポートリプリケータを示す図である。
第2の実施の形態では、ロック部材としてロック装置240を用いているが、これに限定されない。このロック治具246は例えば、図45に示すように、既述のロックシャフト部158と一対のロックフランジ160とを備え、ロックシャフト部158には、つまみ部248が備えられている。各ロックフランジ160は、ロックシャフト部158にその直径方向に形成されている。ロックフランジ160の頂部間の幅は、背面パネル部100の長方形のロック窓部136に挿入可能で、ロック窓部136の短辺より大きく設定されている。つまみ部248とロックフランジ160との間には、背面パネル部100と上ケース部36とを加算した厚さを挟み込む程度の間隔Lx(図38)が設定されている。
このようなロック治具246を用いれば、図46に示すように、ポートリプリケータ200に取り付けることにより、ロックアーム部48をロック位置に移動して保持することができる。ポートリプリケータ200に装着されたPC204の離脱を防止でき、装着状態を安定させることができる。
以上述べた第1、第2及び第3の実施の形態について、特徴的事項や利点等を以下に列挙する。
(1) スライド部12とロックアーム部48とで第一のロック機構、スライド部14とロックアーム部48とで第2のロック機構が構成され、共通のロックアーム部48の操作で2つのスライド部12、14がロックされる構造を備える。
(2) ロック部50はリブ140、ロック部52はリブ142で構成され、各リブ140、142がロック時、ロックアーム部48の拘止部122で拘止され、拘束される。
(3) スライド部12のロック部50は、スライド部14側のロック部52の凹部53に挿入されている。凹部53は、スライド部14の進行方向側が閉塞され、この凹部53の壁部にスライド部12側のロック部50が当接される。各ロック部50、52は、スライド部12、14の移動開始位置がロック位置に設定され、この位置でロックアーム部48の拘止部122に拘止される。
(4) ロックユニット2又はポートリプリケータ200にPC204をドッキングし、セキュリティプラグ156を挿入すれば、ロックユニット2又はポートリプリケータ200とPC204とを分離不可にすることができる。また、セキュリティプラグ156を外せば、レバー部16の操作で、ロックユニット2の固定状態を解除できる。
(5) PC204の拡張I/Oユニットであるポートリプリケータ200は、コネクタ部210とPC204側のコネクタ部224とをポートリプリケータ200上で結合できる。この場合、コネクタ部210、224の結合だけでは容易に外れるが、ロックユニット2の鉤部28でPC204が固定されるので、この固定がコネクタ部210、224の結合状態を補強する。スライド部12、14は、スプリング44、46の復元力によってスライドする機構を備える。レバー部16の角度θ=0〜θ1 でスライド部12、14が共に摺動し、これが鉤部28の係止ないし解除の区間である。また、レバー部16の角度θ=θ1 でスライド部12が停止し、角度θ=θ1 〜θ2 でスライド部14が摺動する。これがリフト機構部10A、10Bへの突出区間である。
(6) スライド部12の摺動幅M1 は、スライド孔76の長径で決定され、移動開始点及びロック位置は、スライド孔72の縁部とスライド支持軸60の接触位置で決定されている。この摺動幅M1 は、レバー部16の角度θ=0〜θ1 の角度区間である。この場合、レバー部16のロッド部20の回転により、ロッド部20からスライド部12のカム部24に移動力が加わる区間である。角度θ1 に到達すると、スライド孔72の内縁にスライド支持軸60が衝突し、スライド部12の移動が停止される。なお、レバー部16の角度θ=0〜θ1 の角度区間では、ロッド部22からスライド部14のカム部26に力が加わり、スライド部14も移動する。この移動では、リフト機構部10A、10Bのリフト部32の突出は無く、リフトのための準備区間である。
(7) スライド部14の摺動幅M2 は、スライド孔78の長径で決定され、移動開始点及びロック位置は、スライド孔78の縁部とスライド支持軸60の接触位置で決定されている。この摺動幅M2 は、レバー部16の角度θ=0〜θ2 の角度区間である。この場合、レバー部16のロッド部22の回転により、ロッド部22からスライド部14のカム部26に移動力が加わる区間である。レバー部16の角度θ=θ1 〜θ2 の角度区間では、リフト機構部10A、10Bのリフト部32が上昇し、突出する。これにより、コネクタ部210、224が引き離される。
(8) レバー部16が角度θ=θ2 に到達すると、リフト部32の突部149がストッパ151を超えて平坦部153に至る。PC204の自重により、リフト機構部10A、10Bのリフト部32に上方から負荷が加わっていれば、そのリフト状態が維持される。その負荷がリフト部32の復帰力即ち、スプリング44、46の復元力に打ち勝ち、ストッパ151を超える突部149の移動を阻止する。この状態でPC204を取り上げ、負荷が解除されると、リフト機構部10A、10Bはその保持状態が解除され、元の位置に復帰する。即ち、自動復帰が実行される。
(9) このように、PC204の取外しでは、レバー部16の操作により、スライド部12を移動させ、鉤部28がPC204から外される。更に、レバー部16の操作により、レバー部16のみがスライドし、PC204が持ち上げられ、コネクタ接続が解除される。
(10) スライド部12、14は上下に重ねられ、スライド部14はレール部56上をスライドし、スライド部12はスライド部14上をスライドする。スライド部12とスライド部14とはレバー部16の回転角度により、時間差を持ってスライドする。このようなスライド操作が単一のレバー部16により実現されている。
(11) ロック機構部6でロックされるスライド部12、14のロック部分は、スライド部12、14によって隠蔽されており、容易にロック解除をすることができない。
(12) 上記実施の形態では、ポートリプリケータ200の内部構造部品であるスライド部12、14のスライド機構部にロック部50、52として例えば、リブ140、142を備え、これらリブ140、142をロックアーム部48によりロックする。このため、ポートリプリケータ200に対してロック機構部6は小さく、ポートリプリケータ200の外観を損なうことはない。
(13) ケンジントンロック等、セキュリティプラグ156を用いてロックすることができ、盗難防止に寄与する。
〔比較例〕
比較例は、2枚のスライド部の一方のみをロックする構造である。
この比較例について、図47、図48及び図49を参照する。図47は、スライド部及びロックアーム部を示す図、図48は、スライド部のロック状態を示す図、図49は、ロック状態をスライド部から見た図である。
この比較例では、図47に示すように、ポートリプリケータ300には、スライド部312及びスライド部314が重ねられ、レール部356によってスライド可能である。スライド部312側には携帯用コンピュータ304に係止させる爪部328が備えられている。この爪部328は既述の鉤部28に対応する。スライド部314にはリブ342が形成されている。即ち、爪部328が上方にあり、リブ342が下方にある。
アクチュエータとしてロックアーム部348が設けられ、このロックアーム部348の前端側には拘止部322、その後端部には操作部330が設けられている。拘止部322は、スライド部314のリブ342に係合可能である。操作部330にはスプリング396が取り付けられている。即ち、ロックアーム部348には、リブ342から引き離す方向にスプリング396により張力が作用している。
斯かる構成では、盗難防止のため、図48に示すように、ケンジントンロック等、セキュリティワイヤ455が接続されたセキュリティプラグ456が用いられる。セキュリティプラグ456を取り付けると、ロックアーム部348はスプリング396が伸長状態となってリブ342側に移動し、図49に示すように、その拘止部322がリブ342を抱え込む。これにより、スライド部314の操作を阻止する。即ち、ロック状態となる。
この場合、ロックアーム部348はスプリング396の復元力が作用している。このため、セキュリティプラグ456を取り外すと、図47に示すように、スプリング396が収縮し、ロックアーム部348が元の位置に引き戻される。即ち、ロックが解除される。これにより、スライド部314の操作が可能となる。
斯かるロック構造を盗難防止構造とする場合、ロック状態でスライド部314のスライド操作を阻止できるが、爪部328を備えたスライド部312はロックされていない。セキュリティプラグ456を取り付けた状態で、スライド部312の爪部328に携帯用コンピュータ304を着脱させることができる。
このような構造では、スライド部312がロックされていないため、ポートリプリケータ300と携帯用コンピュータ304との隙間から薄い部材を差し込み、爪部328の移動が可能である。爪部328が移動すると、携帯用コンピュータ304をポートリプリケータ300から離脱させることができる。上記実施の形態では、このような不都合が解消されている。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、ロック部50に断面C字形のリブ140、ロック部52に断面C字形の筒状(例えば、ブロック状)のリブ142を用いたが、これに限定されない。図50に示すように、スライド部12から板状のリブ440、スライド部14から同様なリブ442を突出させ、スライド部12に窓部147を設けてもよい。斯かる構成では、ロック位置で各リブ440、442を隣接させ、ロックアーム部48の拘止部122の立壁部132で拘止する。斯かる構成によっても、ロックアーム部48の拘止により、スライド部12、14をロック位置でロックすることができる。
(2) ロック機構部6は、図51に示すように、ロック部50、52としてのリブ440、442に透孔250を形成し、これら透孔250にロックアーム部48を挿入することにより、スライド部12、14を拘止する構成としてもよい。この場合、ロックアーム部48は、透孔250に挿入可能なシャフト部252で構成すればよい。
(3) 上記実施の形態では、レバー部16の回転角度θとしてθ1 、θ2 を設定し、鉤部28が外れる位置にθ1 、リフト機構部10A、10Bがリフト状態となる位置にθ2 を設定しているが、これに限定されない。例えば、鉤部28が外れる位置に対応する角度に応じて、リフト機構部10A、10Bのリフトを開始してもよく、角度設定は任意である。
(4) 上記実施の形態では、電子機器の一例としてポートリプリケータ200を例示したが、これに限定されない。ロックユニット2を備えて機器間を結合する構成であれば、電話機の親機と子機、電話機とクレードル等でもよい。
以上述べたように、本開示のロック装置、電子機器又はロック方法の好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本開示のロック装置、電子機器又はロック方法は、ポートリプリケータと携帯用コンピュータ等、機器間の着脱に利用されるとともに、結合のロックにより、コネクタ結合の安定化や、盗難防止等に利用でき、有用である。
2 ロックユニット
4 着脱機構部
6 ロック機構部
8 拘束機構部
10A、10B リフト機構部
12 第1のスライド部
14 第2のスライド部
28 鉤部
32 リフト部
48 ロックアーム部
50、52 ロック部
53 凹部
96 スプリング
140、142 リブ
200 ポートリプリケータ
204 携帯用コンピュータ

Claims (7)

  1. 携帯用コンピュータとコネクタ結合する電子機器のロック装置において、
    第1のロック部を備えて摺動可能な第1のスライド部と、
    第2のロック部を備えるとともに、前記第1のスライド部を支持し且つ前記第1のスライド部と別個に移動可能な第2のスライド部と、
    前記第1のスライド部及び前記第2のロック部ロック位置で立壁部の間に挿入されることで、前記第1のロック部及び前記第2のロック部とロック位置で係合し、前記第1及び第2のスライド部の移動を阻止するロックアーム部と、
    を備えることを特徴とするロック装置。
  2. 更に、操作により回動するレバー部と、
    このレバー部の回動操作を受け、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部を同一方向に摺動させる摺動機構と、
    を備えることを特徴とする、請求項1記載のロック装置。
  3. 更に、前記ロックアーム部を前記第1のロック部及び前記第2のロック部の係合位置から引き離して保持する保持手段とを備え、
    前記保持手段に対抗してロック部材により、前記ロックアーム部を前記係合位置に移動可能にしたことを特徴とする、請求項1記載のロック装置。
  4. 前記第1のロック部は、前記第1のスライド部に突出させた第1のリブであり、前記第2のロック部は、前記第2のスライド部に突出させ、前記第1のリブに隣接し又は前記第1のリブを挿入する挿入部を持つ第2のリブであることを特徴とする、請求項1記載のロック装置。
  5. 前記第1のスライド部は、鉤部を備え、前記第2のスライド部は、押上部を備えることを特徴とする、請求項1記載のロック装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のロック装置を備えた携帯用コンピュータと結合される電子機器。
  7. 携帯用コンピュータとコネクタ結合する電子機器のロック装置によるロック方法において、
    第1のスライド部の第1のロック部と、第2のスライド部の第2のロック部とをロック位置に移動させるステップと、
    前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部と交差方向にロックアーム部を移動させるステップと、
    前記第1のロック部及び前記第2のロック部ロック位置で立壁部の間に挿入されることで、該ロックアーム部で前記第1及び第2のスライド部の移動を阻止するステップと、
    を含むことを特徴とするロック方法。
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