JP2005135704A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 ケーブル側コネクタの離脱作業性向上を図る
【解決手段】 ケーブル側コネクタBに、離脱操作を許容する操作位置と離脱操作を規制する格納位置との間で変位可能な操作部材30を設け、操作部材30には、基板側コネクタAと係合することで両コネクタA,Bを嵌合状態にロックするロック部33(ロック手段)を設けた。ケーブル側コネクタBを基板側コネクタAから離脱する際には、操作部材30を操作位置に変位させれば、簡単に離脱操作を行うことができる。操作部材30が両コネクタA,Bを嵌合状態にロックするための手段を兼ねているので、構造及び形状の簡素化が図られる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、回路基板用のコネクタに関するものである。
回路基板用のコネクタとしては、回路基板に実装される基板側コネクタとケーブルに接続されたケーブル側コネクタとからなり、回路基板上の基板側コネクタに対して、その上方からケーブル側コネクタを嵌合するようにしたものがある(例えば、特許文献1に記載されているものなど)。
特開2001−244030公報
この種のコネクタでは、コネクタ自体の小型化が進められているが、それに合わせて、回路基板におけるコネクタの実装面における部品間スペースも狭められている。そのため、ケーブル側コネクタを基板側コネクタから離脱させる際の作業性が悪いという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケーブル側コネクタの離脱作業性向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、回路基板に実装された基板側コネクタに対し、ケーブルに接続されたケーブル側コネクタを嵌合・離脱させるようにしたコネクタであって、前記ケーブル側コネクタには、前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタから離脱させる操作を許容する操作位置と、前記ケーブル側コネクタの離脱操作を規制する格納位置との間で変位可能な操作部材が設けられ、前記操作部材には、前記基板側コネクタと係合することで前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタとを嵌合状態にロックするロック手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロック手段は、前記操作部材が前記格納位置にあるときに前記基板側コネクタと係合して前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタとを嵌合状態にロックし、前記操作部材が前記操作位置へ変位するのに伴って前記基板側コネクタから解離することで前記ケーブル側コネクタの前記基板側コネクタからの離脱を許容する構成とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ケーブルが前記ケーブル側コネクタの後面から略水平に導出され、前記操作部材が左右方向の軸線を中心に回転可能に支持され、前記操作位置では前記操作部材が前記ケーブル側コネクタの上方へ起立した状態となり、前記格納位置では前記操作部材が倒れて前記ケーブルの上面に重なった状態となるようにしたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記ケーブル側コネクタ又は前記基板側コネクタには、前記操作部材を前記格納位置に保持可能な保持手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記操作部材が前記格納位置にある状態のままで前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタに嵌合することが可能となっているとともに、前記ロック手段が弾性的に変位し得るようになっており、
前記基板側コネクタと前記操作部材のうち少なくとも一方には、前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタに嵌合する過程で前記ロック手段を弾性的に変位させ、前記両コネクタの嵌合が完了したところで前記ロック手段が前記基板側コネクタへの係合状態に弾性復帰することを許容するテーパ面が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ケーブル側コネクタを基板側コネクタから離脱する際には、操作部材を操作位置に変位させれば、離脱操作を簡単に行うことができる。また、操作部材が両コネクタを嵌合状態にロックするための手段を兼ねているので、構造及び形状の簡素化が図られている。
<請求項2の発明>
操作部材を格納位置から操作位置へ変位させることによって両コネクタのロックが解除されるようにしたので、操作部材を離脱操作する作業とロック解除する作業とをワンアクションで行うことができ、操作性に優れる。
<請求項3の発明>
両コネクタを嵌合した状態では、操作部材を倒してケーブルの上面に重ねるようにしておけば、省スペース化を図ることができる。また、ケーブル側コネクタを離脱する際には、操作部材を起立させることによって操作部材を容易に摘むことができるので、作業性がよい。
<請求項4の発明>
保持手段によって操作部材を格納位置に保持しておくことができるので、誤って操作部材を離脱操作してしまうことが防止される。
<請求項5の発明>
両コネクタを嵌合する際には、操作部材を格納位置に変位させておけば、両コネクタの嵌合が完了するのと同時に、操作部材に設けられているロック手段によって両コネクタが嵌合状態にロックされるので、作業性がよい。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。尚、図中、前後方向については、図3,4,7,8における左側を前側ということにする。
本実施形態のコネクタは、回路基板Pに実装された基板側コネクタAに対し、複数のケーブル29に接続されたケーブル側コネクタBを嵌合・離脱させるようにしたものである。
基板側コネクタAは、左右方向に細長いブロック状をなす基板側ハウジング10に、回路基板Pの回路(図示せず)に接続される複数の基板側端子11を左右に並列して取り付けたものであり、基板側ハウジング10の上面に開口させたキャビティ12内には基板側端子11が上向きの姿勢で収容されている。基板側ハウジング10の左右両端部には、その上面から外側面に亘って下り勾配となったテーパ面13が形成されている。同じく基板側ハウジング10の左右両端部には、テーパ面13よりも少し下側の外側面を凹ませた形態の逃がし溝14が形成され、この逃がし溝14の上面が、両コネクタA,Bを嵌合状態にロックするための係止面15となっている。
ケーブル側コネクタBは、左右方向に長い肉厚板状をなすケーブル側ハウジング20と、このケーブル側ハウジング20に左右に並列して取り付けた複数のケーブル側端子22とを備えている。ケーブル側端子22にはケーブル29の端末部が接続されており、このケーブル29は、ケーブル側ハウジング20の後端面から後方へ略水平に導出されている。ケーブル29の上面は、ケーブル側ハウジング20の上面よりも操作部材30の操作バー31の外径とほぼ同じかそれよりも少し大きい寸法だけ低くなっている。ケーブル側ハウジング20の下面には、その前端縁に沿って下方へ張り出した横長の角筒状をなす嵌合部21が形成されており、この嵌合部21を基板側ハウジング10内に上から嵌め込むことにより、ケーブル側コネクタBが基板側コネクタAに嵌合されるとともに基板側端子11とケーブル側端子22とが接続されるようになっている。
ケーブル側ハウジング20の左右両外側面には、一対の軸受部24が互いに同軸状に形成されており、この軸受部24には、後述するように操作部材30が取り付けられている。同じく、ケーブル側ハウジング20の左右両側面における軸受部24よりも上方には、軸受部24を含む領域から軸受部24よりも後方の領域に亘って外側へ張り出した庇状の保持部25(本発明の構成要件である保持手段)が形成されている。保持部25の下面は、後方へ向かって上り勾配となった傾斜状の規制面26となっており、この規制面26の高さは、側方から視たときに軸受部24の上端に規制面26が外接するような高さに設定されている。また、保持部25の外側面のうち軸受部24よりも後方にずれた領域は、前方に向かって外側へ傾斜した形態の誘導面27となっている。
操作部材30は、金属製の細い丸棒材を曲げ加工したものであり、ケーブル側コネクタBのほぼ全幅に亘って左右方向に直線状に延びる操作バー31と、この操作バー31の左右両端から略直角方向に且つ互いに平行に直線状に延出する一対のアーム部32と、各アーム部32の延出端から操作バー31と平行(即ち、アーム部32に対して直角)に内向きに直線状に延出する一対のロック部33(本発明の構成要件であるロック手段)とからなる。ロック部33の延出端面には、操作部材30が格納位置にある状態で斜め下方内側を向くテーパ面34が形成されている。
操作バー31の長さ(即ち、両アーム部32の間隔)は、ケーブル側ハウジング20の外側面(即ち、軸受部24の開口面)間の距離と同じかそれよりも僅かに長く、且つ保持部25の外側面間の距離よりも短い寸法となっている。また、アーム部32の長さは、軸受部24からケーブル側ハウジング20の後面(即ち、ケーブル29の導出面)までの前後方向の距離よりも少し長い寸法となっている。
操作バー31は湾曲するように弾性変形し得るようになっており、この操作バー31の湾曲変形に伴い、アーム部32同士が互いに離間するとともにロック部33同士が互いに離間するように変位するようになっている。
かかる操作部材30は、その一対のロック部33を軸受部24に対して径方向へのガタ付きがないように且つ回転可能に嵌合させることにより、ロック部33を支点として格納位置と操作位置との間で約90°の角度回転し得るようにケーブル側コネクタBに支持されている。
操作部材30が格納位置にあるときには、図3に示すように、アーム部32が、軸受部24の開口面に沿って(接近又は接触して)僅かに前傾した姿勢(即ち、規制面26とほぼ平行に姿勢)となり、規制面26に対して下から当接又は接近して対向する。したがって、操作部材30に対して上方(操作位置側)へ持ち上げようとする力が作用しても、アーム部32が規制面26に引っ掛かることによって、操作部材30の回動が規制され、操作部材30は格納位置に保持されるようになっている。また、このとき操作バー31は、弾性変形はしておらず、ケーブル29の上面に対して上から重なった状態(ケーブル29に載置された状態)となる。さらに、ロック部33の延出端部は、図5に示すように、軸受部24を貫通してその内側へ突出した状態となるが、このときに両コネクタA,Bが正規嵌合させていれば、ロック部33の延出端部(軸受部24からの突出部)が、基板側コネクタAの逃がし溝14内に進入して係止面15に対して下から当接又は接近して対向する係合状態となり、このロック部33と係止面15との係合により、ケーブル側コネクタBが基板側コネクタAに対して上方へ変位する(離脱する)のが規制され、もって、両コネクタA,Bが正規嵌合状態にロックされる。
操作部材30が操作位置にあるときには、図4に示すように、アーム部32が、ケーブル側ハウジング20の上面に対してほぼ直角に起立しているとともに、図6に示すように、保持部25の外側面に当接(干渉)することにより格納位置のときよりも互いに離間方向に変位している。尚、操作部材30が格納位置から操作位置へ回動するのに伴い、アーム部32が保持部25の誘導面27に摺接し、その誘導面27の傾斜にしたがって引っ掛かりを生じることなく円滑に拡開方向(外側方)へ変位することかできる。そして、このアーム部32の離間に伴い、ロック部33の延出端部が、逃がし溝14の外側へ脱出して係止面15から解離する(但し、ロック部33は軸受部24に嵌合したままである)。この解離によってロック解除状態となり、ケーブル側コネクタBが基板側コネクタAから離脱可能となる。また、操作バー31は、ケーブル側ハウジング20の上面との間に作業者の指を差し込むことができる高さに位置する。
また、操作部材30を格納位置に保持した状態で、ケーブル側コネクタBを基板側コネクタAに対して上から嵌合することができ、その嵌合過程では、ロック部33のテーパ面34が、基板側コネクタAのテーパ面13に対して略平行に当接し、双方のテーパ面13,34傾斜に従ってロック部33及びアーム部32が外方向へ押し出されるように変位する。このロック部33とアーム部32の変位に伴い、操作バー31は弾性的に湾曲変形する。そして、両コネクタA,Bが正規の嵌合状態に至ると、操作部材30のテーパ面34が基板側コネクタAのテーパ面13から外れ、これに伴い、操作バー31の弾性復元力によってロック部33が内側へ変位しつつ逃がし溝14内に進入して係止面15に対して係止可能になり、両コネクタA,Bがロックされた状態となる。また、このとき、操作バー31の弾性復元力により、アーム部32が、勢い良く内側へ変位し、ケーブル側ハウジング20の外側面に衝突し、パチンという衝突音が発生するようになっている。
さて、基板側コネクタAに嵌合されているケーブル側コネクタBを離脱する際には、格納位置に保持されている操作部材30を操作位置まで回動させつつ立ち上げるのであるが、このとき、ケーブル29の両側端から突出している操作バー31の両端部と回路基板Pの上面との隙間に指を差し込んで操作バー31に引っ掛けてもよいが、隙間が小さい場合は、ケーブル29が可撓性を有していることを利用して、ケーブル29を摘んで上方へ引っ張り上げることにより、ケーブル29に載っている操作バー31も持ち上げられるから、この動作によって回路基板Pとの隙間を大きくすることができる。
操作部材30を操作位置へ回動させる際には、操作部材30が操作位置へ変位するのに伴い、アーム部32とロック部33が誘導面27の傾斜により外側へ変位し、ロック部33が基板側コネクタAの係止面15から外れてロック解除される。この操作部材30の操作(即ち、ロック解除操作)は操作バー31に指を引っ掛けた状態で行うので、操作部材30が操作位置に達したら、操作バー31に指を引っ掛けたまま、操作バー31を真上へ引っ張り上げるようにすれば、ケーブル側コネクタBを基板側コネクタAから離脱させることができる。
上述のように本実施形態においては、ケーブル側コネクタBに、基板側コネクタAからの離脱操作を許容する操作位置と離脱操作を規制する格納位置との間で変位可能な操作部材30を設け、その操作部材30に、基板側コネクタAと係合することで両コネクタA,Bを嵌合状態にロックするロック手段としてのロック部33を設けた。したがって、ケーブル側コネクタBを基板側コネクタAから離脱する際には、操作部材30を操作位置に変位させれば、離脱操作を簡単に行うことができる。また、操作部材30が両コネクタA,Bを嵌合状態にロックするための手段を兼ねているので、構造及び形状の簡素化が図られている。
また、操作部材30が格納位置にあるときには、ロック部33が基板側コネクタAと係合してケーブル側コネクタBと前記基板側コネクタAとを嵌合状態にロックし、操作部材30が操作位置へ変位するのに伴って、ロック部33が基板側コネクタAの係止面15から解離することでケーブル側コネクタBの基板側コネクタAからの離脱を許容するロック解除状態となるようにしている。したがって、操作部材30を離脱操作するための作業とロック解除するための作業とをワンアクションで行うことができ、操作性に優れる。
また、ケーブル29がケーブル側コネクタBの後面から略水平に導出され、操作部材30が左右方向の軸線を中心に回転可能に支持され、操作位置では操作部材30がケーブル側コネクタBの上方へ起立した状態となり、格納位置では操作部材30が倒れてケーブル29の上面に重なった状態となるようにしている。したがって、両コネクタA,Bを嵌合した状態では、操作部材30を倒してケーブル29の上面に重ねておくことにより、省スペース化が図られている。特に、本実施形態では、ケーブル側ハウジング20の上面とケーブル29の上面との高さの差を、操作部材30の操作バー31の外径とほぼ同じかそれよりも大きい寸法にしているので、操作バー31がケーブル側ハウジング20の上面から突出することがない。一方、ケーブル側コネクタBを離脱する際には、操作部材30を起立させることによって操作部材30を容易に摘むことができるので、作業性がよい。
また、ケーブル側コネクタBに設けた保持部25により、操作部材30を格納位置に保持しておくことができるので、誤って操作部材30を離脱操作してしまうことが防止される。特に、本実施形態では、操作部材30が格納位置にある状態でロック部33により両コネクタA,Bが嵌合状態にロックされるようになっているので、ロック部33と保持部25とによって両コネクタA,Bを二重ロックされている。
また、操作部材30が格納位置にある状態のままでケーブル側コネクタBを基板側コネクタAに嵌合することが可能となっているとともに、ロック部33が弾性的に変位し得るようになっており、基板側コネクタAと操作部材30には、ケーブル側コネクタBを基板側コネクタAに嵌合する過程でロック部33を弾性的に変位させ、両コネクタA,Bの嵌合が完了したところでロック部33が基板側コネクタAへの係合状態に弾性復帰することを許容するテーパ面13,34を設けた。これにより、両コネクタA,Bを嵌合する際には、操作部材30を格納位置に変位させておけば、両コネクタA,Bの嵌合が完了するのと同時に、操作部材30に設けられているロック手段によって両コネクタA,Bが嵌合状態にロックされるので、作業性がよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では操作部材を細長いバー状としたが、本発明によれば、板状のものとしてもよい。
(2)上記実施形態では操作部材をその両端においてケーブル側コネクタに支持したが、本発明によれば、操作部材の一端部のみをケーブル側コネクタに支持させるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では操作部材を格納位置と操作位置との間で回転するようにしたが、本発明によれば、操作部材はスライドさせるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では操作部材を格納位置から操作位置へ変位させるのに伴ってロックが自動的に解除されるようにしたが、本発明によれば、操作部材を変位させる操作とは別にロック解除操作を行うようにしてもよい。
(5)上記実施形態では操作部材を格納位置から操作位置へ変位させるのに伴ってロックが解除されるようにしたが、本発明によれば、操作部材が格納位置と操作位置のいずれの位置にあっても、常にロックがかかるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では操作部材が格納位置にある状態で両コネクタを嵌合できるようにしたが、本発明によれば、操作部材が操作位置にある状態で両コネクタを嵌合した後、操作部材を格納位置に変位させるようにしてもよい。
(7)上記実施形態では操作部材が格納位置にあるときにケーブルの上面に重なるようにしたが、本発明によれば格納位置の操作部材がケーブルの上面に重ならず、ケーブルとは反対の前面側へ倒れるようにしてもよい。
(8)上記実施形態では操作部材の全体が弾性変形し得るようにしたが、本発明によれば、操作部材のうちロック手段のみが弾性的に変位するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では操作部材を金属製としたが、本発明によれば、合成樹脂製としてもよい。
(10)上記実施形態では保持部をケーブル側コネクタに設けたが、本発明によれば、操作部材を格納位置に保持する保持手段を基板側コネクタに設けてもよい。
(11)上記実施形態ではテーパ面を基板側コネクタと操作部材の両方に設けたが、本発明によれば、テーパ面は、基板側コネクタと操作部材のうちのいずれか一方のみに設けてもよい。
基板用コネクタと操作部材が格納位置にある状態のケーブル側コネクタとをあらわす斜視図 基板用コネクタと操作部材が操作位置にある状態のケーブル側コネクタとをあらわす斜視図 操作部材が格納位置にある状態のケーブル側コネクタの拡大側面図 操作部材が操作位置にある状態のケーブル側コネクタの拡大側面図 操作部材が格納位置にある状態の部分拡大断面図 操作部材が操作位置にある状態の部分拡大断面図 操作部材が格納位置にある状態の平面図 操作部材が操作位置にある状態の平面図 操作部材が格納位置にある状態の断面図 図8のZ−Z断面図 図7のX−X断面図 図7のY−Y断面図
符号の説明
P…回路基板
A…基板側コネクタ
B…ケーブル側コネクタ
13…テーパ面
25…保持部(保持手段)
29…ケーブル
30…操作部材
33…ロック部(ロック手段)
34…テーパ面

Claims (5)

  1. 回路基板に実装された基板側コネクタに対し、ケーブルに接続されたケーブル側コネクタを嵌合・離脱させるようにしたコネクタであって、
    前記ケーブル側コネクタには、前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタから離脱させる操作を許容する操作位置と、前記ケーブル側コネクタの離脱操作を規制する格納位置との間で変位可能な操作部材が設けられ、
    前記操作部材には、前記基板側コネクタと係合することで前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタとを嵌合状態にロックするロック手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック手段は、前記操作部材が前記格納位置にあるときに前記基板側コネクタと係合して前記ケーブル側コネクタと前記基板側コネクタとを嵌合状態にロックし、前記操作部材が前記操作位置へ変位するのに伴って前記基板側コネクタから解離することで前記ケーブル側コネクタの前記基板側コネクタからの離脱を許容する構成とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ケーブルが前記ケーブル側コネクタの後面から略水平に導出され、前記操作部材が左右方向の軸線を中心に回転可能に支持され、前記操作位置では前記操作部材が前記ケーブル側コネクタの上方へ起立した状態となり、前記格納位置では前記操作部材が倒れて前記ケーブルの上面に重なった状態となるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ケーブル側コネクタ又は前記基板側コネクタには、前記操作部材を前記格納位置に保持可能な保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 前記操作部材が前記格納位置にある状態のままで前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタに嵌合することが可能となっているとともに、前記ロック手段が弾性的に変位し得るようになっており、
    前記基板側コネクタと前記操作部材のうち少なくとも一方には、前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタに嵌合する過程で前記ロック手段を弾性的に変位させ、前記両コネクタの嵌合が完了したところで前記ロック手段が前記基板側コネクタへの係合状態に弾性復帰することを許容するテーパ面が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
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