JP2019040738A - 回路遮断器の取付パネルへの取付方法及び取付構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、上記目的を達成するために、本体ケースの底面に、後方へ屈曲する鉤状に成形された2つの掛止片が前後に所定の間隔を隔てて突設されているとともに、前記本体ケースの前端底部に、前記本体ケースの底面から下方へ突出可能なロック部を備えたロック部材が設けられた回路遮断器を取付パネルへ取り付けるための取付構造であって、前記取付パネルに、後側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる後スリットが開設されているとともに、前側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる前スリット、及び前記ロック部が挿通可能で前後方向へ延びるロック用スリットが、前記後側の掛止片を前記後スリットの前端際に挿通させると、前記前側の掛止片及び前記ロック部が夫々対応するスリットよりも前方に位置するような箇所に開設されており、前記前側の掛止片を前記前スリットの後端に、前記後側の掛止片を前記後スリットの後端に夫々掛止させるとともに、前記ロック部を前記ロック用スリット内に位置させ、前記ロック用スリットの前端と前記ロック部とを当接させることにより、前記回路遮断器を前記取付パネルに固定可能とする一方、前記回路遮断器において前記ロック部が、前記本体ケースの底面から下方へ突出するロック位置と、前記本体ケース内へ埋入するアンロック位置との間を上下にスライド可能となっているとともに、前記ロック部材に、前記ロック部を下方へ付勢し、前記ロック部材に上方への負荷がかけられていない状態では前記ロック部を前記ロック位置で保持する弾性手段が設けられていることを特徴とする。
また、後側の掛止片を後スリットの前端際に挿通させた際、前側の掛止片及びロック部が夫々対応するスリットよりも前方に位置するようになっており、後側の掛止片、前側の掛止片、及びロック部を順に対応するスリット内へ挿通させるようにしている。したがって、2つの掛止片を同時にスリットへ挿通させて取り付けるものでは、回路遮断器が前後何れかに傾斜した姿勢のまま導体バーと接続されてしまい、不用意な脱落が起きかねないという問題を抱えていたところ、本願発明ではそのような事態を防止することができ、回路遮断器の取付パネルへの取付状態の安定性を向上することができる。
図1は、取付パネル20へ取り付けた状態にある回路遮断器1を側方から示した説明図である。図2は、導体バー11、11・・が配設された取付パネル20を示した斜視説明図である。図3は、ロック部材30を示した斜視説明図であり、(a)はコイルバネ33取付後の状態、(b)はコイルバネ33取付前の状態を夫々示している。図4は、ロック部材30により回路遮断器1がロックされた状態を示した説明図であり、図5は、ロック部材30によるロックが解除された状態を示した説明図である。図6〜図8は、回路遮断器1の取付パネル20への取り付けに係る手順を示した説明図である。図9は、回路遮断器1の後部と導体バー11、11・・とが干渉したり、前掛止片8と取付パネル20とが干渉したりする様子を示した説明図である。なお、負荷側端子3側を回路遮断器1の前側として説明する。
まず、回路遮断器1を取付パネル20に取り付けるにあたっては、取付パネル20の上方から回路遮断器1を取付パネル20に近接させ、回路遮断器1の本体ケース4を後側へ傾斜させた姿勢(後側へ向かって下降傾斜する姿勢)として、後掛止片9を後スリット23に挿通させる(図6)。このとき、ロック部32は勿論、前掛止片8も取付パネル20の上方にある。また、上述したように回路遮断器1と導体バー11、11・・との干渉を避けるべく、後掛止片9を後スリット23の前端際に挿通させる。したがって、後掛止片9が後スリット23の前端際にある限り、前掛止片8が前スリット22内に入り込むような事態は起こらないし、当然ロック部32がロック用スリット21内に入りこむこともない。
加えて、電源側端子2を導体バー11、11・・が差し込み接続されるプラグイン方式の端子として構成しているため、回路遮断器1の取付パネル20への取り付けと同時に回路遮断器1の電源側端子2への導体バー11、11・・の接続をも行うことができ、作業性の一層の向上を図ることができる。
Claims (2)
- 本体ケースの底面に、後方へ屈曲する鉤状に成形された2つの掛止片が前後に所定の間隔を隔てて突設されているとともに、前記本体ケースの前端底部に、前記本体ケースの底面から下方へ突出可能なロック部を備えたロック部材が設けられているとともに、前記ロック部が、前記本体ケースの底面から下方へ突出するロック位置と、前記本体ケース内へ埋入するアンロック位置との間を上下にスライド可能であって、前記ロック部材に、前記ロック部を下方へ付勢し、前記ロック部材に上方への負荷がかけられていない状態では前記ロック部を前記ロック位置で保持する弾性手段が設けられている回路遮断器を、後側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる後スリット、前側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる前スリット、及び前記ロック部が挿通可能で前後方向へ延びるロック用スリットが開設されているとともに、前記後側の掛止片を前記後スリットの前端際に挿通させると、前記前側の掛止片及び前記ロック部が夫々対応するスリットよりも前方に位置する取付パネルに取り付けるための取付方法であって、
前記本体ケースを後側へ傾斜させた姿勢として、前記後側の掛止片を前記後スリットの前端際に挿通させる第1工程と、
前記後側の掛止片を前記後スリットに挿通させた状態のまま、前記本体ケースを後側へ引きつつ、前記本体ケースの前側を前記取付パネル側に近づけて、前記前側の掛止片を前記前スリットに挿通させるとともに、前記ロック部を前記取付パネルの前縁上に載置させる第2工程と、
前記本体ケースに下方へ負荷をかけて前記ロック部をアンロック位置側へ移動させ、前記本体ケースの底面を前記取付パネルの表面に当接させる第3工程と、
当該状態のまま前記本体ケースを後側へ引くことにより、前記前側の掛止片を前記前スリットの後端に、前記後側の掛止片を前記後スリットの後端に夫々掛止させるとともに、前記弾性手段によって自動的に前記ロック位置へ復帰した前記ロック部を前記ロック用スリット内へ突出させる第4工程と
を実行することを特徴とする回路遮断器の取付パネルへの取付方法。 - 本体ケースの底面に、後方へ屈曲する鉤状に成形された2つの掛止片が前後に所定の間隔を隔てて突設されているとともに、前記本体ケースの前端底部に、前記本体ケースの底面から下方へ突出可能なロック部を備えたロック部材が設けられた回路遮断器を取付パネルへ取り付けるための取付構造であって、
前記取付パネルに、後側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる後スリットが開設されているとともに、前側の前記掛止片が挿通可能で前後方向へ延びる前スリット、及び前記ロック部が挿通可能で前後方向へ延びるロック用スリットが、前記後側の掛止片を前記後スリットの前端際に挿通させると、前記前側の掛止片及び前記ロック部が夫々対応するスリットよりも前方に位置するような箇所に開設されており、
前記前側の掛止片を前記前スリットの後端に、前記後側の掛止片を前記後スリットの後端に夫々掛止させるとともに、前記ロック部を前記ロック用スリット内に位置させ、前記ロック用スリットの前端と前記ロック部とを当接させることにより、前記回路遮断器を前記取付パネルに固定可能とする一方、
前記回路遮断器において前記ロック部が、前記本体ケースの底面から下方へ突出するロック位置と、前記本体ケース内へ埋入するアンロック位置との間を上下にスライド可能となっているとともに、
前記ロック部材に、前記ロック部を下方へ付勢し、前記ロック部材に上方への負荷がかけられていない状態では前記ロック部を前記ロック位置で保持する弾性手段が設けられていることを特徴とする回路遮断器の取付パネルへの取付構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7445524B2 (ja) | 2020-06-04 | 2024-03-07 | 河村電器産業株式会社 | プラグインブレーカ固定構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11346407A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Nitto Electric Works Ltd | プラグインブレーカの取付構造 |
JP2006230134A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Nitto Electric Works Ltd | プラグインアダプタ |
JP2007173186A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Kawamura Electric Inc | ブレーカ取付構造 |
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2017
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