JP5684855B2 - ドッキング構造、ドッキング装置、及び情報機器システム - Google Patents

ドッキング構造、ドッキング装置、及び情報機器システム Download PDF

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本発明は、互いに着脱可能な2つの機器のドッキング構造、該ドッキング構造を用いて携帯用情報機器を着脱するドッキング装置、及び該ドッキング構造によって互いに着脱可能な携帯用情報機器とドッキング装置を備えた情報機器システムに関する。
可搬性を考慮して軽量コンパクトに構成された携帯用情報機器にあっては、その機能も制限されている場合が多い。例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ラップトップパソコン)においてもその機能を制限することで軽量化を図るようにしているのが一般的である。このようなラップトップパソコンに対しては、機能を拡張する専用の装置としてドッキング装置が提供されている。ドッキング装置は、ラップトップパソコンに付与する拡張機能と共に、ラップトップパソコンと電気的に接続されるコネクタと、ラップトップパソコンと機械的に接続されて両者の分離を防止する係合部とを有したものである。
このようなドッキング装置に関し、本出願人は、特許文献1において、弾性部材によって上下動可能に支持部材(載置台)を筐体に配設し、この載置台によってラップトップパソコンの底面を付勢することで、コネクタの確実な接続とラップトップパソコンの安定支持とを可能としたドッキング装置を提案している。
特開2010−250699号公報
上記特許文献1のドッキング装置は、筐体に上下動可能に配設した載置台によってラップトップパソコンの底面を支持する構成としている。ところが、この載置台は、ドッキング装置に搭載される各種ラップトップパソコンの底面の形状やバッテリパック等の凹凸形状の違いを考慮し、主にラップトップパソコンの底面の前側部分を支持する構成となっている。このため、搭載されるラップトップパソコンの仕様等によっては、ディスプレイを開いて使用形態とし、奥側に重心が移った場合に、ドッキング装置上で多少のがたつきを生じる可能性がある。
そこで、ラップトップパソコンをより安定して支持するためには、載置台の周囲にラップトップパソコンの底面を補助的に支持する支持部(リブ)を起立させておくことが考えられる。例えば、支持部を載置台の奥側に設ければ、ディスプレイを開いて使用形態にあり、奥側に重心があるラップトップパソコンをドッキング装置でより安定して支持することができる。
このような支持部を設ける場合、その高さ位置が固定されていると、各種仕様のラップトップパソコンに柔軟に対応することができず、支持部の高さが不足して底面とリブとの間に隙間を生じてガタツキを発生したり、反対に支持部が高すぎてコネクタや係合部の接続を確実に行うことが難しくなる可能性がある。また、同一仕様のラップトップパソコンであってもその個体差により、底面に反りや歪み等が生じている場合がある。この場合、コネクタ等の接続又は支持部による支持のいずれかに支障を来たす可能性がある。一方、支持部を弾性付勢して上下動可能な構造とすれば各種仕様のラップトップパソコンに柔軟に対応することができる。ところが、例えば、小型ピン形状の部材等で支持部を形成した場合、支持部を付勢するばねの強さもある程度のものしか配置することができず、搭載したラップトップパソコンの利用時に支持部が上下動し、その安定した使用が難しくなる可能性がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、2つの機器を確実に接続し、安定して支持することができるドッキング構造、該ドッキング構造を用いて携帯用情報機器を着脱するドッキング装置、及び該ドッキング構造によって互いに着脱可能な携帯用情報機器とドッキング装置を備えた情報機器システムを提供することを目的とする。
本発明に係るドッキング構造は、一方の機器が他方の機器に装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、前記他方の機器に設けられ、前記一方の機器に向かって進退可能であると共に、前記一方の機器が前記他方の機器に装着された場合に、前記一方の機器を支持する支持部と、を備え、互いに着脱可能に構成された2つの機器のドッキング構造であって、前記他方の機器は、前記一方の機器が装着される際に、該一方の機器を検出する検出部と、前記検出部による一方の機器の検出に基づき動作して、前記一方の機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、前記一方の機器が装着される際に、前記検出部による一方の機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構とを備えることを特徴とする。
本発明に係るドッキング装置は、携帯用情報機器が装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、前記携帯用情報機器の被支持面に向かって進退可能であると共に、前記携帯用情報機器が装着された場合に、前記携帯用情報機器を支持する支持部とを備え、前記携帯用情報機器と着脱可能に構成され、前記携帯用情報機器の機能を拡張するドッキング装置であって、前記携帯用情報機器が装着される際に、該携帯用情報機器を検出する検出部と、前記検出部による携帯用情報機器の検出に基づき動作して、前記携帯用情報機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、前記携帯用情報機器が装着される際に、前記検出部による携帯用情報機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報機器システムは、互いに着脱可能な携帯用情報機器及び該携帯用情報機器の機能を拡張するドッキング装置を備え、前記携帯用情報機器が前記ドッキング装置に装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、前記ドッキング装置に設けられ、前記携帯用情報機器の被支持面に向かって進退可能であると共に、前記携帯用情報機器が前記ドッキング装置に装着された場合に、前記携帯用情報機器を支持する支持部とを備えた情報機器システムであって、前記ドッキング装置は、前記携帯用情報機器が装着される際に、該携帯用情報機器を検出する検出部と、前記検出部による携帯用情報機器の検出に基づき動作して、前記携帯用情報機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、前記携帯用情報機器が装着される際に、前記検出部による携帯用情報機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、一方の機器(例えば、携帯用情報機器)の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構を、遅延機構によって検出部による一方の機器の検出から遅れて動作させる。従って、検出部によって一方の機器の他方の機器への装着動作を検出した後、支持部の進退位置を固定機構によって固定するまでの遅延時間の間に、接続部の接続を完了させることができ、支持部の進退位置をフリーにした状態で、接続部の接続を確実に完了することができる。すなわち、遅延機構を設けたことにより、接続部の接続完了よりも先に固定機構によって支持部の進退位置が固定され、接続部の接続が不良となることを確実に防止できる。しかも、接続部の接続完了後、支持部は、遅延機構によって検出部による検出から遅れて動作した固定機構によって進退位置が固定されるため、他方の機器に装着された一方の機器を安定して支持することができる。
前記支持部は、第1弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持されており、前記固定機構は、前記支持部と当接可能であり、前記一方の機器によって押圧され、前記第1弾性部材の付勢力に抗して退動する前記支持部の退動動作を規制する位置に移動可能な位置決め部材を有し、前記遅延機構は、前記位置決め部材の移動を遅延させる構成としてもよい。
この場合、前記位置決め部材は、前記支持部の進退方向に沿って高さが変化した階段部を有し、該階段部の所定の段が前記支持部に当接することで、該支持部を所定の進退位置で固定可能であってもよい。
さらに、前記検出部は、第2弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持された状態で移動可能なロック部材を有し、前記ロック部材は、前記検出部で前記一方の機器が検出されていない場合には前記位置決め部材の移動を規制する一方、前記検出部で前記一方の機器が検出された場合に前記第2弾性部材の付勢力に抗して移動し、前記位置決め部材に対する規制を解除すると共に、第3弾性部材を介して前記位置決め部材を移動させるものであり、前記遅延機構は、前記ロック部材による規制が解除された後、前記位置決め部材を保持することで、前記第3弾性部材による該位置決め部材の移動を遅延させるダンパー部を備える構成としてもよい。
前記支持部は、前記他方の機器の筐体に対して回動可能に支持されており、前記固定機構は、前記支持部と当接可能な階段部が設けられ、該階段部が下段から上段に向かって前記支持部と当接することで、該支持部を前記一方の機器の被支持面に向かって回動させる方向に移動可能な位置決め部を有し、前記遅延機構は、前記位置決め部材の移動を遅延させる構成としてもよい。
この場合、前記固定機構は、第4弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持されたスライダを有し、該スライダは、前記検出部で前記一方の機器が検出された場合に前記第4弾性部材の付勢力に抗して移動し、第5弾性部材を介して前記位置決め部材を押圧移動させ、前記階段部で前記支持部を回動させるものであり、前記遅延機構は、前記スライダが移動した後、前記位置決め部材を保持することで、前記第5弾性部材による該位置決め部材の移動を遅延させるダンパー部を備える構成としてもよい。
前記他方の機器は、前記一方の機器が載置される載置台を備え、前記載置台は、当該他方の機器の筐体に対して第6弾性部材によって進退可能に弾性支持されており、前記一方の機器が前記他方の機器に装着される際に前記一方の機器によって押圧され、前記一方の機器の装着が完了した位置となる装着完了位置よりも後退したオーバーストローク位置まで退動された後、前記第6弾性部材の付勢力によって前記装着完了位置まで復帰する構成としてもよい。このようにオーバーストローク位置まで載置台が移動する構成であると、接続部の接続を確実に完了させることができ、しかも、この接続動作の後に固定機構が動作するため、このようなオーバーストローク位置までの載置台の動作を待って支持部の位置を固定することができる。
前記接続部は、前記一方の機器と前記他方の機器とを電気的に接続するコネクタ部、及び前記一方の機器と前記他方の機器とを係合する係合部のうち、一方又は両方で構成されていてもよい。
本発明によれば、検出部によって一方の機器の他方の機器への装着動作を検出した後、支持部の進退位置を固定機構によって固定するまでの遅延時間の間に、接続部の接続を確実に完了することができる。しかも、接続部の接続完了後、支持部は、遅延機構によって検出部による検出から遅れて動作した固定機構によって進退位置が固定されるため、他方の機器に装着された一方の機器を安定して支持することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るドッキング装置とラップトップパソコンとを分離させた状態での分解斜視図である。 図2は、図1に示すドッキング装置とラップトップパソコンとを接続した状態での一部断面側面図である。 図3は、第1支持部の拡大斜視図である。 図4は、ラップトップパソコンをドッキング装置に装着する前の状態での第1支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図5は、ラップトップパソコンをドッキング装置に装着した直後の状態での第1支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図6は、図5に示す状態から所定時間経過した後の第1支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図7は、第2支持部の拡大斜視図であり、図7(A)は、第2支持部が収容ボックスの開口内に収納された状態を示す図であり、図7(B)は、第2支持部が収容ボックスの開口から突出した状態を示す図である。 図8は、ラップトップパソコンをドッキング装置に装着する前の状態での第2支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図9は、ラップトップパソコンをドッキング装置に装着した直後の状態での第2支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図10は、図9に示す状態から所定時間経過した後の第2支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。 図11は、図10に示す状態からさらに所定時間経過した後の第2支持部付近での装置筐体の内部構造を示す斜視図である。
以下、本発明に係るドッキング構造について、この構造を利用して携帯用情報機器を着脱可能に構成したドッキング装置を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドッキング装置10とラップトップパソコン12とを分離させた状態での分解斜視図である。図2は、図1に示すドッキング装置10とラップトップパソコン12とを接続した状態での一部断面側面図であり、ドッキング装置10とラップトップパソコン12とを着脱可能に構成したドッキング構造14を示している。本実施形態に係るドッキング装置10は、携帯用情報機器であるラップトップパソコン12を接続対象とし、ラップトップパソコン12を複数の周辺機器やネットワークに接続させる等、その機能を拡張するものであり、ドッキング装置10とラップトップパソコン12によって本実施形態に係る情報機器システムが構築される。ドッキング装置10の接続対象は、ノートブック型パーソナルコンピュータであるラップトップパソコン12以外であっても勿論よく、例えば、物理的なキーボードを持たないタブレット型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、又は電子手帳等の携帯用情報機器を接続対象とすることができる。
以下では説明の便宜上、ドッキング装置10に装着された状態でのラップトップパソコン12の使用形態を考慮して、図1における手前側を前側(前方)、奥側を後側(後方)と呼び、ドッキング装置10及びラップトップパソコン12の厚み方向を上下方向、幅方向を左右方向と呼ぶものとする。
本実施形態に係るドッキング装置10への接続対象の一例としてのラップトップパソコン12は、図1に示すように、本体筐体16に対して開閉可能に取り付けられた蓋体18を備えたもので、本体筐体16の上面にキーボード20を有し、蓋体18に表示装置22を有する。
図2に示すように、本体筐体16の下面には、ドッキング装置10の拡張側コネクタ24aと電気的に接続されるPC側コネクタ24bと、ドッキング装置10の上面から突出する係合レバー26aと係合可能な係合穴26bとが設けられている。拡張側コネクタ24aは、ドッキング装置10に設けた各種拡張機能の接続端子を構成し、ラップトップパソコン12において本体筐体16の底面16aに設けたPC側コネクタ24bに接続されるものである。拡張側コネクタ24aとPC側コネクタ24bが、ドッキング装置10とラップトップパソコン12を機械的に且つ電気的に接続するコネクタ部(接続部)24を構成する。拡張側コネクタ24aにPC側コネクタ24bを接続することにより、ドッキング装置10に設けた各種拡張機能をラップトップパソコン12から使用することが可能となる。係合レバー26aと係合穴26bが、ドッキング装置10とラップトップパソコン12を機械的に接続・係合し、その分離を防止する係合部(接続部)26を構成する。
図1及び図2に示すように、ドッキング装置10は、ラップトップパソコン12の本体筐体16を載置させた状態で用いられるものであり、合成樹脂材によって成形した装置筐体28にPC搭載部30及びロック操作部32を設けて構成されている。
PC搭載部30は、ラップトップパソコン12を載置することのできる大きさの上面を有した箱体である。PC搭載部30は、前側から後側に向かうに従って漸次高さ寸法が大きくなるように傾斜し、ラップトップパソコン12の下面が着地する載置台34と、載置台34の後側で一段低く形成され、ラップトップパソコン12の後方下面から図示しないバッテリ等が突出している場合に、該バッテリ等を避けるための逃げ面36とを備える。
ロック操作部32は、PC搭載部30よりも大きな高さ寸法を有した直方体状部分であり、PC搭載部30の一側方において後方側となる部位(逃げ面36の側部)に設けてある。ロック操作部32は、エジェクトボタン35と、図示しないキー挿入孔とを有する。エジェクトボタン35は、係合部26を構成する係合レバー26aと係合穴26bとの係合状態を解除するための操作ボタンである。前記キー挿入孔は、ラップトップパソコン12用のワイヤ式ロックキー(図示せず)を装着するための開口である。該ロックキーを前記キー挿入孔に挿入してロック操作することにより、エジェクトボタン35の下方への押下移動を阻止し、係合レバー26aによるラップトップパソコン12の係合状態を解除することが不可能となり、ラップトップパソコン12の盗難防止が図られる。
図2に示すように、載置台34は、装置筐体28に対して支持ばね(第6弾性部材)38によって上下動可能に弾性支持されている。載置台34は、ラップトップパソコン12が装着される際に該ラップトップパソコン12によって下方に押圧され、図2に示す装着完了位置よりも下降したオーバーストローク位置まで退動される。載置台34は、オーバーストローク位置まで退動した後は、支持ばね38の付勢力によって前記装着完了位置まで上昇復帰し、係合レバー26aの爪部で保持されたラップトップパソコン12の底面(被支持面)16aを上方に向かって付勢しながら弾性支持する。載置台34がオーバーストローク位置まで一旦退動することにより、拡張側コネクタ24aとPC側コネクタ24bの接続動作、及び係合レバー26aと係合穴26bの係合動作を確実に行うことができる。
載置台34上には、拡張側コネクタ24aが突出配置されている。拡張側コネクタ24aは、PC搭載部30の内部に収容された図示しない基板等に接続されており、載置台34に形成された開口を通って上面に露出している。
拡張側コネクタ24aの左右側部からは係合レバー26aがそれぞれ突出し、その上部が載置台34上に露出している。それぞれの係合レバー26aの前側及び左右側の三方を囲むように平面視コの字状のガイドポスト37が突出形成されている。ガイドポスト37は、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が接続される際、係合レバー26aと共にラップトップパソコン12側の係合穴26bに挿入されることにより、装置筐体28に対してラップトップパソコン12を位置決めする位置決めピンとして機能する。
載置台34の上面左右両端側には、ゴム材料等によって形成され、ラップトップパソコン12の下面が着地するクッション部材39等が設けられている。
図1及び図2に示すように、ドッキング装置10は、載置台34上に載置されたラップトップパソコン12の後方部分を支持するためのリブである第1支持部40及び第2支持部42を逃げ面36上に有する。第1支持部40は、ロック操作部32と反対側の側部(右側)で逃げ面36から上方に突出している。第2支持部42は、ロック操作部32と載置台34との間に設置された収容ボックス44の上面から出没可能に配置されている。
先ず、第1支持部40及びこれと連係する各要素の構成について説明する。
図3は、第1支持部40の拡大斜視図であり、図4〜図6は、第1支持部40付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図である。図4は、ラップトップパソコン12をドッキング装置10に装着する前の状態での第1支持部40付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図であり、図5は、ラップトップパソコン12をドッキング装置10に装着した直後の状態での第1支持部40付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図であり、図6は、図5に示す状態から所定時間経過した後の第1支持部40付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、第1支持部40は、逃げ面36に形成された開口36aから上方に向かって突出しており、開口36aの周縁部を囲むように起立した裾広がりのガイド壁46によってガイドされつつ上下動可能である。
図4〜図6に示すように、第1支持部40は、略三角形状の当接部40aと、当接部40aを上下動可能に支持する枠状の脚部40bとを備える。脚部40bは、上下方向の昇降溝40cを前後端面にそれぞれ有し、各昇降溝40cに当接部40aの前後端面から突出したスライド片40dが移動可能に係合し、これにより当接部40aを上下動可能に支持している。当接部40aは、その下面側と、装置筐体28の底面を構成するベースプレート28aの上面との間に配設された支持ばね(第1弾性部材)48により、装置筐体28に対して弾性支持されつつ、脚部40bとガイド壁46のガイド作用下に上下動可能である。当接部40aは、その頂部を含む外面の大部分がゴム材料等のクッション材で覆われており、ラップトップパソコン12の底面16aに当接し、これを支持するものである(図1及び図2参照)。
図4〜図6に示すように、ベースプレート28aの上面(内面)において、第1支持部40の近傍には、検出部50と、固定機構52と、遅延機構54とが設けられている。
検出部50は、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に、該ラップトップパソコン12を検出するものである。検出部50は、第1支持部40より前側に設置され、ベースプレート28aに対して回動軸56によって回動可能に軸支された棒状の検出アーム58を有する。検出部50では、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に検出アーム58が回動することにより、ラップトップパソコン12の装着を検出する(図4及び図5参照)。
図4〜図6に示すように、基端が回動軸56に軸支された検出アーム58は、固定機構52を構成する位置決め部材60を跨いだ先端に、ベースプレート28a上を摺接可能な円柱状のロック部材58aを有する。検出アーム58には、後側を向いて下方に傾斜した傾斜面58bがその長手方向略全長にわたって形成されている。
検出アーム58は、ロック部材58a上部のフック部58cと、ベースプレート28a側部に起立した取付片62との間に架け渡されたロックばね(第2弾性部材)64により、ベースプレート28aに対してロック部材58aが後側に向かう回動方向に付勢されつつ弾性支持されている。
載置台34の右側後方部の下面には、該載置台34と一体的に上下動する押圧ピン65が下方に向けて突設されている(図1及び図2も参照)。ラップトップパソコン12が載置されることによって載置台34と共に押圧ピン65が下降する際、その先端に形成された傾斜面65aが検出アーム58の傾斜面58bに摺接する。そうすると、検出アーム58は、下降する傾斜面65aによって押圧され、ロックばね64の付勢力に抗してロック部材58aが前方に移動する方向に回動する(図4及び図5参照)。検出部50は、この検出アーム58の回動動作によってラップトップパソコン12を検出することができる。
固定機構52は、検出部50によるラップトップパソコン12の検出に基づき動作して、第1支持部40の当接部40aの上下動を規制し、その高さ位置を固定するものである。固定機構52は、前後方向に延在し、ベースプレート28a上で前後方向に移動可能に設けられた長尺プレート状の位置決め部材60を有する。固定機構52では、ラップトップパソコン12の装着を検出した検出アーム58の回動動作に基づき位置決め部材60が前進して第1支持部40の当接部40aの下端を保持し、これにより当接部40aの高さ位置を固定する。
図4〜図6に示すように、位置決め部材60は、基端部底面がベースプレート28aに形成された矩形の浅い窪みであるガイド凹部68に進退可能に係合され、略中央に板厚方向に貫通形成された前後方向の長孔60aにベースプレート28a上から突出したガイドピン70が挿入されている。位置決め部材60の後端側には、その進退移動時に第1支持部40を回避可能な形状からなる矩形の開口60bが形成されている。位置決め部材60は、ガイド凹部68及びガイドピン70のガイド作用下に、開口60bによって第1支持部40を避けつつ前後方向に進退可能である。
位置決め部材60は、その後端部に、後方に向かって上昇した左右一対の階段部60c,60cを有し、その前端部に、他部よりも狭幅で前方へと突出したラック部60dを有する。ラック部60dの根元部分は、検出部50を構成する検出アーム58のロック部材58aと当接するロック面60eとなっている(図5参照)。
図6に示すように、一対の階段部60c,60cは、第1支持部40の当接部40aの下端に形成された左右一対の階段状の受け段部40e,40e(図4〜図6では右側の受け段部40eのみを図示)と所定段位置において互いに噛合可能である。受け段部40eは、後方に向かって上昇する下向きの階段形状である。図4〜図6に示すように、ラック部60dは、遅延機構54のピニオン部71aと噛合し、いわゆるラックアンドピニオンを構成している。
位置決め部材60は、開口60bの前部に形成されたフック部60fと、検出アーム58のフック部58cとの間に架け渡された連結ばね(第3弾性部材)72により、検出アーム58と連結されている。すなわち、位置決め部材60は、ベースプレート28a上を前後方向に移動可能な状態で、検出アーム58に対し、連結ばね72によって弾性支持されている。
遅延機構54は、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に、検出部50でのラップトップパソコン12の検出動作から遅れて固定機構52を動作させるものである。つまり、遅延機構54は、検出部50でのラップトップパソコン12の検出動作と、この検出動作に基づき行われる固定機構52の第1支持部40の固定動作との間にタイムラグを発生させるものである。
遅延機構54は、位置決め部材60のラック部60dと噛合うピニオン部71aと、ピニオン部71aの回転摩擦を大きくし、その回転を制動するダンパー部71bとを備える。ピニオン部71aとダンパー部71bとは、いわゆるロータリーダンパー71を構成している。ロータリーダンパー71では、ダンパー部71b内に封入されたオイルの粘性抵抗により、該ダンパー部71b内で軸支されているピニオン部71aの図示しない回転軸に制動力が付与され、その回転負荷が大きくなっている。これにより、ラック部60dがピニオン部71aに噛合している位置決め部材60は、ダンパー部71bの回転負荷による制動力を受けながら進退することになる。遅延機構54は、位置決め部材60に対し、ある程度の制動力を付与できるものであればよい。
次に、第2支持部42及びこれと連係する各要素の構成について説明する。
図7は、第2支持部42の拡大斜視図であり、図7(A)は、第2支持部42が収容ボックス44の開口44a内に収納された状態を示す図であり、図7(B)は、第2支持部42が収容ボックス44の開口44aから突出した状態を示す図である。図8〜図11は、第2支持部42付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図である。図8は、ラップトップパソコン12をドッキング装置10に装着する前の状態での第2支持部42付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図であり、図9は、ラップトップパソコン12をドッキング装置10に装着した直後の状態での第2支持部42付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図であり、図10は、図9に示す状態から所定時間経過した後の第2支持部42付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図であり、図11は、図10に示す状態からさらに所定時間経過した後の第2支持部42付近での装置筐体28の内部構造を示す斜視図である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、第2支持部42は、逃げ面36の一端側に載置台34と略同一高さとなるように設けられた収容ボックス44上面の開口44aから出没可能となっている。
図8〜図11に示すように、第2支持部42は、略三角形状の頂部を持つ当接部42aと、当接部42aの基端から延びた棒状部42bとを備え、棒状部42bの基端が回動軸74(図8参照)によって装置筐体28のベースプレート28aに対して回動可能に支持されている。当接部42aは、その頂部を含む外面の大部分がゴム材料等のクッション材で覆われており、ラップトップパソコン12の底面16aに当接し、これを支持するものである(図1及び図2参照)。当接部42aは、棒状部42bが回転軸74を軸心として回動することに伴って旋回軌跡を描いて上下動し、これにより収容ボックス44の開口44aから出没し、開口44aから突出した状態で底面16aを当接支持することができる。
図8〜図11に示すように、収容ボックス44内部のベースプレート28aの上面(内面)において、第2支持部42の近傍には、検出部76と、固定機構78と、遅延機構80とが設けられている。
検出部76は、第1支持部40と連係する検出部50と同様、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に、該ラップトップパソコン12を検出するものである。検出部76は、第2支持部42より前側に設置され、ベースプレート28aに対して回動軸81によって回動可能に軸支された屈曲棒状の検出アーム82を有する。検出部76では、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に検出アーム82が回動することにより、ラップトップパソコン12の装着を検出する(図8及び図9参照)。
図8〜図11に示すように、基端が回動軸81に軸支された検出アーム82は、遅延機構80を構成するスライダ84を押圧する押圧部82aが長手方向一端側に設けられ、後側を向いて下方に傾斜した傾斜面82bが長手方向他端側に設けられている。すなわち、検出アーム82では、回動軸81を挟んで一端側に押圧部82aが設けられ、他端側に傾斜面82bが設けられている。
載置台34の左側後方部の下面には、該載置台34と一体的に上下動する押圧ピン79が下方に向けて突設されている(図1も参照)。ラップトップパソコン12が載置されることによって載置台34と共に押圧ピン79が下降する際、その先端に形成された傾斜面79aが検出アーム82の傾斜面82bに摺接する。そうすると、検出アーム82は、下降する傾斜面79aによって押圧され、押圧部82aが後方に移動する方向に回動する(図8及び図9参照)。検出部76は、この検出アーム82の回動動作によってラップトップパソコン12を検出することができる。
固定機構78は、検出部76によるラップトップパソコン12の検出に基づき動作して、第2支持部42の当接部42aの回動(上下動)を規制し、その高さ位置を固定するものである。固定機構78は、ベースプレート28aに対して前後方向に移動可能に弾性支持されたスライダ84と、前端側がスライダ84上を摺接可能に設けられると共に、ベースプレート28a上で前後方向に移動可能なプレート状の位置決め部材86とを有する。固定機構78では、ラップトップパソコン12の装着を検出した検出アーム82の回動動作に基づきスライダ84が後退し、該スライダ84を介して位置決め部材86が後退することにより、第2支持部42の当接部42aの下端を保持し、これにより当接部42aの高さ位置を固定する。
図8〜図11に示すように、スライダ84は、左側方に突出した翼部84aと、位置決め部材86が摺動可能に載置される載置部84bと、検出部76の検出アーム82による押圧力が付与される受け面84cとを有するブロック状の部材である。
スライダ84は、翼部84aが、ロック操作部32の側面に形成された前後方向のガイド孔32aに進退可能に係合されることにより、該ガイド孔32aに沿ってベースプレート28a上で前後方向に移動可能である。この際、スライダ84は、載置部84bに突設された取付ピン84cと、ベースプレート28a側に設けられた取付部83との間に架け渡されたスライダばね(第4弾性部材)85により、ベースプレート28aに対して前後方向に移動可能な状態で弾性支持されると共に、スライダばね85によって前方へと付勢されている。
位置決め部材86は、その前端側が前後方向に摺動可能にスライダ84上に載置され、その後端側がベースプレート28a上で前後方向に移動可能に支持されたブロック状の部材である。位置決め部材86は、スライダ84の載置部84bの一側部(左側)に摺動可能に載置された摺動プレート86aと、摺動プレート86aと並設され、前方に向かって上昇した左右一対の階段部86b,86bと、階段部86bを下った先の後端部に設けられ、他部よりも狭幅で後方へと突出したラック部86cとを有する。階段部86bの前側のプレート部分も摺動プレート86aと共にスライダ84の載置部84b上に摺動可能に載置されている。摺動プレート86aの後端は、スライダ84のストッパ片84dと当接する当接面86dとなっている。
位置決め部材86は、摺動プレート86aに形成された前後方向の長孔86eに、スライダ84の載置部84bに突設されたガイドピン87が挿通され、一対の階段部86b,86b間に形成されて前後方向に延在したガイド孔86fに、第2支持部42の棒状部42bが挿通されている。本実施形態では、ガイドピン87として、スライダ84の上面に螺合されたねじを用いている。第2支持部42は、棒状部42bがガイド孔86fを挿通することにより、当接部42aが位置決め部材86の階段部86bの上側に配置され、回動軸74が階段部86bの下側に配置されている。位置決め部材86は、ガイドピン87及び棒状部42bのガイド作用下に、その前端側略半分がスライド84の載置部84b上を摺接しながら前後方向に進退可能である。
位置決め部材86の前端面略中央には、前方に向かってピン86gが突出している。スライダ84の載置部84bに後方に向かって開口形成された溝部84eと、ピン86gとの間には、押圧ばね(第5弾性部材)88が介在している。位置決め部材86は、押圧ばね88により、スライダ84に対して前後方向に移動可能な状態で弾性支持されている。
図9〜図11に示すように、位置決め部材86の階段部86bは、当該位置決め部材86が前進することにより、第2支持部42の当接部42aの下端に形成された顎状の受け部42cを下段から上段に向かって当接し跳上げ可能であると共に、所定段位置において受け部42cと噛合可能である。図8〜図11に示すように、ラック部86cは、遅延機構80のピニオン部90aと噛合し、いわゆるラックアンドピニオンを構成している。
遅延機構80は、第1支持部40と連係する遅延機構54と同様、ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着される際に、検出部76でのラップトップパソコン12の検出動作から遅れて固定機構78を動作させるものである。つまり、遅延機構80は、検出部76でのラップトップパソコン12の検出動作と、この検出動作に基づき行われる固定機構78の第2支持部42の固定動作との間にタイムラグを発生させるものである。
遅延機構80は、位置決め部材86のラック部86cと噛合うピニオン部90aと、ピニオン部90aの回転摩擦を大きくし、その回転を制動するダンパー部90bとを備える。ピニオン部90aとダンパー部90bとは、いわゆるロータリーダンパー90を構成している。ロータリーダンパー90は、上記したロータリーダンパー71と同一構造であり、ダンパー部90b内に封入されたオイルの粘性抵抗により、該ダンパー部90b内で軸支されているピニオン部90aの図示しない回転軸に制動力が付与され、その回転負荷が大きくなっている。これにより、ラック部86cがピニオン部90aに噛合している位置決め部材86は、ダンパー部90bの回転負荷による制動力を受けながら進退することになる。遅延機構80は、位置決め部材86に対し、ある程度の制動力を付与できるものであればよい。
次に、ドッキング装置10とラップトップパソコン12のドッキング動作に伴う第1支持部40及び第2支持部42の動作と、これらの動作と連係する各要素の動作について説明する。
ドッキング装置10にラップトップパソコン12が装着されていない状態(非装着状態)において、第1支持部40及びその連係要素は、図4に示すように、検出部50の検出アーム58は、ロックばね64の付勢力によって後方に回動した位置にある。また、固定機構52の位置決め部材60は、検出アーム58のロック部材58aによって当接面60e(図5参照)が押圧されて最も後方となる位置にある。図4から明らかなように、この状態では、位置決め部材60の階段部60cが第1支持部材40の当接部40a下端の受け段部40eから離脱した位置にあり、当接部40aの上下動が許容されている。
この非装着状態において、第2支持部42及びその連係要素は、図8に示すように、検出部76の検出アーム82は、スライダばね85の付勢力によって最も前方となる位置にあるスライダ84の受け面84cによって押圧部82aが押圧され、該押圧部82aが前方に回動し、反対に傾斜面82bが後方に回動した位置にある。また、固定機構78の位置決め部材86は、スライダばね85の付勢力によって前方に移動しているスライダ84のストッパ片84dによって当接面86dが前方へと押圧され、押圧ばね88を介して最も前方となる位置にある。図8から明らかなように、この状態では、第2支持部材42の受け部42cが、位置決め部材86の階段部86bの最下段又は階段部86bの後側の平坦面上に着地し、当接面42aは最も下降した位置にあり、収容ボックス44の開口44a内に没している(図7(A)参照)。
上記した非装着状態にあるドッキング装置10にラップトップパソコン12を装着する際には、先ず、図1及び図2に示すように、一対のガイドポスト37,37をそれぞれラップトップパソコン12の本体筐体16の底面16aに設けた係合穴30に嵌挿させつつ、PC側コネクタ24bを拡張側コネクタ24aに接続する。そうすると、載置台34が支持ばね38の付勢力に抗して押下げられてオーバーストローク位置まで退動されつつ、係合レバー26aが係合穴30に係合した後、載置台34が支持ばね38の付勢力によって図2に示す装着完了位置まで復帰し、ドッキング装置10へのラップトップパソコン12の装着動作が完了する。
このような装着動作時、第1支持部40では、載置台34と共に下降するラップトップパソコン12の底面16aによって当接部40aが押圧される。当接部40aは、オーバーストローク位置を経て装着完了位置まで上下動するラップトップパソコン12の底面16aの上下動に伴って、支持ばね48の付勢力に抗して下降(退動)し、或いは支持ばね48の付勢力によって上昇(進動)する(図2、図4及び図5参照)。
この際、載置台34と共に押圧ピン65も下降し、図5に示すように、押圧ピン65の傾斜面65aが検出アーム58の傾斜面58bを摺接しながら押圧し、検出アーム58をロックばね64の付勢力に抗してロック部材58aが前方に移動する方向に回動させる。つまり、検出部50によって、ラップトップパソコン12の装着が検出される。
検出部50での検出動作によって検出アーム58が前方に回動すると、図5に示すようにロック部材58aがロック面60eから離間し、ロック部材58aによる位置決め部材60の規制が解除され、検出アーム58によって一端が引っ張られた連結ばね72により、位置決め部材60が前進しようとする。
ところが、位置決め部材60は、ラック部60dが遅延機構54のピニオン部71aと噛合しているため、ダンパー部71bの制動力により、ピニオン部71aの初期回転トルクが大きい。このため、ロック部材58aによる規制解除がなされた後、一定時間は連結ばね72が引張されつつロック部材58aのみが移動し、位置決め部材60は移動しない又は移動しても僅かだけである。そして所定時間を経た後、連結ばね72の引張力が十分に高まると、ようやくその付勢力によって位置決め部材60が前進する(図5及び図6参照)。従って、図6に示すように、位置決め部材60の階段部60cが第1支持部40の当接部40a下端の受け段部40eと噛合するため、当接部40aは、ラップトップパソコン12の底面16aと階段部60cとで上下方向に挟持され、その高さ位置が固定される。
このように、本実施形態に係るドッキング構造14の第1支持部40では、検出部50でドッキング装置10へのラップトップパソコン12の装着が検出された後、この検出に遅延して固定機構52の位置決め部材60が移動する。そして、この遅延時間(タイムラグ)の間は、当接部40aは上下動可能な状態にあるため、載置台34への装着時のオーバーストローク動作も含めたコネクタ部24及び係合部26の接続を完了させることができる。続いて、遅延して前進した位置決め部材60の階段部60cが、所定の装着完了位置に高さ位置が位置決めされた当接部40aの下端に進入してこれを保持するため、当接部40aの退動が規制される。これにより、当接部40aの高さ位置が所定位置で確実に固定され、ドッキング装置10に装着されたラップトップパソコン12が、その使用時等に下方へと押圧された場合であっても、当接部40aが位置決め部材60の階段部60cの支持によって下方に沈みこむことが防止され、ラップトップパソコン12の安定した支持が可能となっている。
一方、上記のような装着動作時、第2支持部42では、ラップトップパソコン12の底面16aによって押圧される載置台34と共に押圧ピン79が下降し、図9に示すように、押圧ピン79の傾斜面79aが検出アーム82の傾斜面82bを摺接しながら押圧し、検出アーム82を押圧部82aが後方に移動する方向に回動させる。つまり、検出部76によって、ラップトップパソコン12の装着が検出される。
検出部76での検出動作によって検出アーム82が前方に回動すると、図9に示すように、検出アーム82の押圧部82aがスライダ84の受け面84cを押圧し、スライダばね85の付勢力に抗してスライダ84を後方に移動させる。スライダ84が後方に移動すると、これと押圧ばね88によって連結された位置決め部材86も後進しようとする。
ところが、位置決め部材86は、ラック部86cが遅延機構80のピニオン部90aと噛合しているため、ダンパー部90bの制動力により、ピニオン部90aの初期回転トルクが大きい。このため、スライダ84が後退した後、一定時間は押圧ばね88が圧縮されつつスライダ84のみが移動し、位置決め部材86は移動しない又は移動しても僅かだけである。そして所定時間を経た後、押圧ばね88の圧縮力が十分に高まると、ようやくその付勢力によって位置決め部材86が後退する(図9及び図10参照)。従って、図10及び図11に示すように、後退する位置決め部材86の階段部86bによって第2支持部42の当接部42a下端の受け部42cが上方へと跳上げられるため、当接部42aは、その上端がラップトップパソコン12の底面16aに当接し、その下端の受け部42cが階段部86bに当接し、これら底面16aと階段部86bとの間で上下方向に挟持され、その高さ位置が固定される。
このように、本実施形態に係るドッキング構造14の第2支持部42では、検出部76でドッキング装置10へのラップトップパソコン12の装着が検出された後、この検出に遅延して固定機構78の位置決め部材86が移動する。そして、この遅延時間(タイムラグ)の間は、当接部42aは上方に移動しないため、載置台34への装着時のオーバーストローク動作も含めたコネクタ部24及び係合部26の接続を完了させることができる。続いて、遅延して前進した位置決め部材86の階段部86bが、所定の装着完了位置に当接部42aを上昇させると同時にこれを保持するため、当接部42aの退動が規制される。これにより、当接部42aの高さ位置が所定位置で確実に固定され、ドッキング装置10に装着されたラップトップパソコン12が、その使用時等に下方へと押圧された場合であっても、当接部42aが位置決め部材86の階段部86bの支持によって下方に沈みこむことが防止され、ラップトップパソコン12の安定した支持が可能となっている。
以上のように、本実施形態に係るドッキング構造14は、一方の機器であるラップトップパソコン12が他方の機器であるドッキング装置10に装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部であるコネクタ部24又は(及び)係合部26と、ドッキング装置10に設けられ、ラップトップパソコン12に向かって進退可能であると共に、ラップトップパソコン12が装着された場合に、ラップトップパソコン12を支持する支持部である第1支持部40(又は(及び)第2支持部42)とを備える。このドッキング構造14において、ドッキング装置10は、ラップトップパソコン12が装着される際に、該ラップトップパソコン12を検出する検出部50(76)と、検出部50(76)によるラップトップパソコン12の検出に基づき動作して、ラップトップパソコン12の被支持面である底面16aを支持した第1支持部40(第2支持部42)の進退位置を固定する固定機構52(78)と、ラップトップパソコン12が装着される際に、検出部50(76)によるラップトップパソコン12の検出から遅れて固定機構52(78)を動作させる遅延機構54(80)とを備える。なお、前記接続部は、コネクタ部24及び係合部26のうち、一方又は両方によって構成されればよい。
このように、ドッキング構造14によれば、ドッキング装置10において、ラップトップパソコン12の底面16aを支持した第1支持部40(第2支持部42)の進退位置を固定する固定機構52(78)を、遅延機構54(80)によって検出部50(76)によるラップトップパソコン12の検出から遅れて動作させる。従って、検出部50(76)によってラップトップパソコン12のドッキング装置10への装着動作を検出した後、第1支持部40(第2支持部42)の進退位置を固定機構52(78)によって固定するまでの遅延時間の間に、ラップトップパソコン12のドッキング装置10への装着に伴うオーバーストローク動作等を円滑に行うことができ、第1支持部40(第2支持部42)の進退位置をフリーにした状態で、コネクタ部24又は(及び)係合部26の接続を確実に完了することができる。換言すれば、コネクタ部24又は(及び)係合部26の接続完了よりも先に固定機構52(78)によって第1支持部40(第2支持部42)の進退位置が固定されてしまい、コネクタ部24又は(及び)係合部26の接続が不良となることを確実に防止できる。
しかも、コネクタ部24又は(及び)係合部26の接続完了後、第1支持部40(第2支持部42)は、遅延機構54(80)によって検出部50(76)による検出から遅れて動作した固定機構52(78)によって進退位置が固定される。このため、例えば、本体筐体16後方下部にバッテリ(図示せず)が突出している仕様や底面16aに凸形状がある仕様等、各種仕様のラップトップパソコン12がドッキング装置10に装着される際にも、その形状や個体差に応じた最適な位置で第1支持部40(第2支持部42)の高さ位置を固定することができ、ラップトップパソコン12を安定して支持することができる。
換言すれば、ドッキング装置10では、遅延機構54(80)によって検出部50(76)によるラップトップパソコン12の検出から遅れて固定機構52(78)を動作させる構成を採用したことにより、ラップトップパソコン12の底面16aを支持する第1支持部40(第2支持部42)の高さ位置を、装着されるラップトップパソコン12の仕様や形状に応じて最適な位置へと自動調整し、その調整位置で固定することが可能となっており、汎用性と利便性が高い。特に、本実施形態では、第1支持部40(第2支持部42)をラップトップパソコン12の後方部分を支持する位置に設けたことにより、その使用時に開かれた蓋体18によって重心が後方に偏ったラップトップパソコン12をより安定して支持することができる。
この場合、固定機構52(78)は、階段状に段差が形成された階段部60c(86b)によって第1支持部40(第2支持部42)の当接部40a(42a)を位置決め保持する構成からなる。このため、ラップトップパソコン12の仕様や形状の違いによる当接部40a(42a)の最適な高さ方向の違いに対しても柔軟に対応することができ、しかも所定の段位置で当接部40a(42a)の受け段部40e(受け部42c)を確実に且つ安定して保持することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、本発明に係るドッキング構造は、上記実施形態に係るドッキング装置10とラップトップパソコン12のドッキング構造14のような情報機器同士の接続以外の用途、例えば、所定の機械部品同士を所定の接続部を用いて接続する構成等についても有効に利用することができる。
上記実施形態では、遅延機構54,80の遅延動作を、ダンパー部71b,90bを用いたロータリーダンパー71,90によって行うもの、つまり機械的に行うものとしたが、この遅延動作は電気的に遅延制御されるものであってもよい。例えば、検出部50,76を図示しない電気式のセンサに代替し、このセンサによってラップトップパソコン12のドッキング装置10への装着が検出された際に、所定時間遅延させて図示しないサーボモータ等を駆動し、固定機構52,78の位置決め部材60,86を移動させるような構成としてもよい。
上記実施形態では、左右の第1支持部40及び第2支持部42をそれぞれ異なる構成としたが、両者を同一構成としても勿論よい。
10 ドッキング装置
12 ラップトップパソコン
14 ドッキング構造
16 本体筐体
16a 底面
18 蓋体
24 コネクタ部
24a 拡張側コネクタ
24b PC側コネクタ
26 係合部
26a 係合レバー
26b 係合穴
28 装置筐体
28a ベースプレート
30 PC搭載部
32 ロック操作部
34 載置台
36 逃げ面
38,48 支持ばね
40 第1支持部
40a,42a 当接部
40b 脚部
40c 昇降溝
40d スライド片
40e 受け段部
42 第2支持部
42b 棒状部
42c 受け部
44 収容ボックス
50,76 検出部
52,78 固定機構
54,80 遅延機構
56,74,81 回動軸
58,82 検出アーム
58a ロック部材
58b,65a,82b,79a 傾斜面
60,86 位置決め部材
60c,86b 階段部
60d,86c ラック部
64 ロックばね
65,79 押圧ピン
71,90 ロータリーダンパー
71a,90a ピニオン部
71b,90b ダンパー部
72 連結ばね
82a 押圧部
84 スライダ
85 スライダばね
88 押圧ばね

Claims (10)

  1. 一方の機器が他方の機器に装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、
    前記他方の機器に設けられ、前記一方の機器に向かって進退可能であると共に、前記一方の機器が前記他方の機器に装着された場合に、前記一方の機器を支持する支持部と、
    を備え、互いに着脱可能に構成された2つの機器のドッキング構造であって、
    前記他方の機器は、前記一方の機器が装着される際に、該一方の機器を検出する検出部と、
    前記検出部による一方の機器の検出に基づき動作して、前記一方の機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、
    前記一方の機器が装着される際に、前記検出部による一方の機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構と、
    を備えることを特徴とするドッキング構造。
  2. 請求項1記載のドッキング構造において、
    前記支持部は、第1弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持されており、
    前記固定機構は、前記支持部と当接可能であり、前記一方の機器によって押圧され、前記第1弾性部材の付勢力に抗して退動する前記支持部の退動動作を規制する位置に移動可能な位置決め部材を有し、
    前記遅延機構は、前記位置決め部材の移動を遅延させることを特徴とするドッキング構造。
  3. 請求項2記載のドッキング構造において、
    前記位置決め部材は、前記支持部の進退方向に沿って高さが変化した階段部を有し、該階段部の所定の段が前記支持部に当接することで、該支持部を所定の進退位置で固定可能であることを特徴とするドッキング構造。
  4. 請求項3記載のドッキング構造において、
    前記検出部は、第2弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持された状態で移動可能なロック部材を有し、
    前記ロック部材は、前記検出部で前記一方の機器が検出されていない場合には前記位置決め部材の移動を規制する一方、前記検出部で前記一方の機器が検出された場合に前記第2弾性部材の付勢力に抗して移動し、前記位置決め部材に対する規制を解除すると共に、第3弾性部材を介して前記位置決め部材を移動させるものであり、
    前記遅延機構は、前記ロック部材による規制が解除された後、前記位置決め部材を保持することで、前記第3弾性部材による該位置決め部材の移動を遅延させるダンパー部を備えることを特徴とするドッキング構造。
  5. 請求項1記載のドッキング構造において、
    前記支持部は、前記他方の機器の筐体に対して回動可能に支持されており、
    前記固定機構は、前記支持部と当接可能な階段部が設けられ、該階段部が下段から上段に向かって前記支持部と当接することで、該支持部を前記一方の機器の被支持面に向かって回動させる方向に移動可能な位置決め部を有し、
    前記遅延機構は、前記位置決め部材の移動を遅延させることを特徴とするドッキング構造。
  6. 請求項5記載のドッキング構造において、
    前記固定機構は、第4弾性部材によって前記他方の機器の筐体に対して弾性支持されたスライダを有し、該スライダは、前記検出部で前記一方の機器が検出された場合に前記第4弾性部材の付勢力に抗して移動し、第5弾性部材を介して前記位置決め部材を押圧移動させ、前記階段部で前記支持部を回動させるものであり、
    前記遅延機構は、前記スライダが移動した後、前記位置決め部材を保持することで、前記第5弾性部材による該位置決め部材の移動を遅延させるダンパー部を備えることを特徴とするドッキング構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のドッキング構造において、
    前記他方の機器は、前記一方の機器が載置される載置台を備え、
    前記載置台は、当該他方の機器の筐体に対して第6弾性部材によって進退可能に弾性支持されており、前記一方の機器が前記他方の機器に装着される際に前記一方の機器によって押圧され、前記一方の機器の装着が完了した位置となる装着完了位置よりも後退したオーバーストローク位置まで退動された後、前記第6弾性部材の付勢力によって前記装着完了位置まで復帰することを特徴とするドッキング構造。
  8. 請求項7記載のドッキング構造において、
    前記接続部は、前記一方の機器と前記他方の機器とを電気的に接続するコネクタ部、及び前記一方の機器と前記他方の機器とを係合する係合部のうち、一方又は両方で構成されていることを特徴とするドッキング構造。
  9. 携帯用情報機器が装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、
    前記携帯用情報機器の被支持面に向かって進退可能であると共に、前記携帯用情報機器が装着された場合に、前記携帯用情報機器を支持する支持部と、
    を備え、前記携帯用情報機器と着脱可能に構成され、前記携帯用情報機器の機能を拡張するドッキング装置であって、
    前記携帯用情報機器が装着される際に、該携帯用情報機器を検出する検出部と、
    前記検出部による携帯用情報機器の検出に基づき動作して、前記携帯用情報機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、
    前記携帯用情報機器が装着される際に、前記検出部による携帯用情報機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構と、
    を備えることを特徴とするドッキング装置。
  10. 互いに着脱可能な携帯用情報機器及び該携帯用情報機器の機能を拡張するドッキング装置を備え、
    前記携帯用情報機器が前記ドッキング装置に装着された場合に、互いの機器間を接続する接続部と、
    前記ドッキング装置に設けられ、前記携帯用情報機器の被支持面に向かって進退可能であると共に、前記携帯用情報機器が前記ドッキング装置に装着された場合に、前記携帯用情報機器を支持する支持部と、
    を備えた情報機器システムであって、
    前記ドッキング装置は、前記携帯用情報機器が装着される際に、該携帯用情報機器を検出する検出部と、
    前記検出部による携帯用情報機器の検出に基づき動作して、前記携帯用情報機器の被支持面を支持した支持部の進退位置を固定する固定機構と、
    前記携帯用情報機器が装着される際に、前記検出部による携帯用情報機器の検出から遅れて前記固定機構を動作させる遅延機構と、
    を備えることを特徴とする情報機器システム。
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