JP6134828B1 - ドッキング装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面に接続端子が設けられた携帯用情報機器に対しても容易にコネクタ接続を行うことができ、高い利便性を得ることができるドッキング装置及び携帯用情報機器とドッキング装置を備える電子機器を提供する。【解決手段】ドッキング装置10は、機器載置部36に載置された携帯用情報機器12の側面16aに設けられた接続端子26に対して進退することで接続可能なコネクタ30と、機器載置部36に携帯用情報機器12が載置されたことを検出する検出器40,41と、検出器40,41によって携帯用情報機器12が検出された場合に駆動される第1モータ51と、第1モータ51の駆動力によって動作し、コネクタ30を進動させて接続端子26に接続する進退機構54とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、携帯用情報機器を着脱可能なドッキング装置及び携帯用情報機器とドッキング装置を備える電子機器に関する。
可搬性を考慮して軽量コンパクトに構成された携帯用情報機器では、その機能も制限されている場合が多い。例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)においても機能を制限することで軽量化や薄型化を図る場合がある。こうしたノート型PCに対しては、機能を拡張する専用の装置としてドッキング装置が提供されている。ドッキング装置は、ノート型PCにコネクタ接続されることでその機能を拡張するものである。
例えば特許文献1には、ドッキング装置の底面が着地する機器載置部にノート型PCの底面に形成された接続端子と接続されるコネクタを突設している。これにより、機器載置部にノート型PCを載置することでノート型PCとドッキング装置とがコネクタ接続される。
特開2010−257202号公報
近年、ディスプレイを360度反転可能に構成することにより、通常のノート型PCとして或いはタブレット型PCとして利用可能なコンバーチブル型PCが提案されている。このようなコンバーチブル型PCやさらなる薄型化を図ったノート型PC等の携帯用情報機器では、その底面に接続端子を設けることが難しい場合がある。そこで、この種の携帯用情報機器では側面に接続端子を設け、この側面の接続端子に対し、外付けの拡張機器をケーブル接続することが行われている。
ところが、拡張機器をケーブル接続する構成の場合、ユーザは携帯用情報機器の接続端子の位置を視認で確かめてからケーブル先端のコネクタを接続する必要があって手間がかかる。このため、機器載置部に携帯用情報機器を載置することで位置決めできる従来のドッキング装置と比べると利便性が低い。
そこで、ドッキング装置の機器載置部の側方に水平方向のコネクタを設け、携帯用情報機器の側面に設けられた接続端子に接続させる構成が考えられる。ところが、このように携帯用情報機器の側面の接続端子にコネクタを接続させる構成ではドッキング装置への携帯用情報機器の載置方向とコネクタ接続方向とが異なる。このため、使用者は機器載置部に携帯用情報機器を載置した後、コネクタを進動させて接続端子に接続する2アクションの操作が必要となって手間がかかる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、側面に接続端子が設けられた携帯用情報機器に対しても容易にコネクタ接続を行うことができ、高い利便性を得ることができるドッキング装置及び携帯用情報機器とドッキング装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係るドッキング装置は、携帯用情報機器を載置する機器載置部を備えたドッキング装置であって、前記機器載置部に載置された携帯用情報機器の側面に設けられた接続端子に対して進退することで接続可能なコネクタと、前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置されたことを検出する検出器と、前記検出器によって前記携帯用情報機器が検出された場合に駆動される第1モータと、前記第1モータの駆動力によって動作し、前記コネクタを進動させて前記接続端子に接続する進退機構とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、機器載置部に携帯用情報機器を載置するだけで第1モータ及び進退機構が動作し、コネクタが携帯用情報機器の側面に設けられた接続端子に接続される。このため、使用者は携帯用情報機器を機器載置部に載置する1アクションの操作のみで当該ドッキング装置に携帯用情報機器を装着することができ、高い利便性を得ることができる。
前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置された場合に該携帯用情報機器の底面に設けられた第1ロック穴に対して挿入される第1ロック部材を備え、前記第1ロック部材は、前記進退機構の動作に伴って回転して前記第1ロック穴に対して係合する構成であってもよい。そうすると、機器載置部に携帯用情報機器を載置するだけで携帯用情報機器の底面を当該ドッキング装置に対してロックすることができる。しかも第1ロック部材は進退機構によって回転駆動されるため、その動作のために別個の動力源を設ける必要がない。
前記コネクタと共に進退可能に設けられ、前記コネクタと共に進動した場合に前記機器載置部に載置された携帯用情報機器の側面に設けられた第2ロック穴に対して挿入される第2ロック部材と、前記第2ロック穴に挿入された前記第2ロック部材を回転させて該第2ロック穴に係合させるロック機構とを備える構成であってもよい。そうすると、機器載置部に携帯用情報機器を載置するだけで携帯用情報機器の側面を当該ドッキング装置に対してロックすることができる。特に携帯用情報機器の側面及び底面を同時にロックしておくと、機器載置部上で携帯用情報機器をより強固に安定して保持しておくことができる。
前記ロック機構は、前記第1モータとは別の第2モータを有する構成であってもよい。そうすると、例えば第1モータを使用しないマニュアルモード時にもロック機構のロック及びアンロックを電動で行うことができ、例えば指紋認証によるアンロック動作等も容易に構築できる。
前記第1モータと、該第1モータからの駆動力によってスライドするラック部材と、前記第1モータ及び前記ラック部材を支持するユニット筐体とを有するモータユニットを備え、前記進退機構は、前記ラック部材と連結され、前記ラック部材がスライドした場合にスライドして前記コネクタを進退させるスライド部材を有する構成であってもよい。そうすると簡素な構成でコネクタを円滑に進退させることができる。
前記ラック部材と前記スライド部材との間が着脱可能に連結され、前記モータユニットは、当該ドッキング装置の筐体に対して着脱可能に装着される構成であってもよい。そうすると、例えばモータユニットを省略してマニュアルモードのみを搭載するドッキング装置に対して後付けでモータユニットを増設することができ、利便性や拡張性が向上する。また、モータユニットを搭載した仕様とモータユニットを搭載しない仕様でモータユニット以外の部品を共通化することができるため、汎用性が向上する。
前記ラック部材と前記スライド部材との間を係合状態及び非係合状態に切り換える切換スイッチを備える構成であってもよい。そうすると、例えばモータユニットを省略してマニュアルモードのみを搭載するドッキング装置に対してモータユニットを増設した場合であっても容易にオートモードを設定することができる。
前記ラック部材と前記スライド部材とは、前記モータユニットの当該ドッキング装置の筐体に対する着脱方向と平行する方向に着脱可能に構成されていてもよい。そうすると、スライド部材のスライド位置及び切換スイッチの設定モードにかかわらずモータユニットを筐体に対して円滑に着脱することができる。
前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置されて前記コネクタが前記接続端子に接続された装着状態で操作された場合に、前記第1モータを装着動作時と逆回転させて前記コネクタが前記接続端子から離脱する方向に前記スライド部材をスライドさせる解除スイッチと、前記解除スイッチが操作され、前記コネクタが前記接続端子から離脱された場合に、前記携帯用情報機器が前記機器載置部に載置された状態では前記コネクタが前記接続端子に接続される方向の前記第1モータの正回転を停止する一方、前記携帯用情報機器が前記機器載置部から取り外された場合に前記第1モータの正回転を許容する動作切換機構とを備える構成であってもよい。そうすると、解除スイッチが操作されてコネクタの接続端子からの離脱が完了した直後、機器載置部に載置されたままの携帯用情報機器を検出器が検出し、再び第1モータが正回転方向に駆動され、コネクタが再び接続端子に接続されてしまう事態を防止できる。
前記解除スイッチは、登録された指紋情報を認証する指紋認証部で構成されてもよい。また登録された指紋情報に基づき、少なくとも前記ロック機構による前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合状態の解除を認証する指紋認証部を備える構成であってもよい。そうすると、当該ドッキング装置に対して携帯用情報機器が装着されロックされた状態を解除する場合にロックキーのような物理キーを用いる必要がなく、高い利便性が得られる。
手動操作によって前記コネクタを進退させる操作レバーと、前記第1モータの駆動力による前記進退機構の動作を許容し、又は該進退機構の動作を停止させる切換スイッチと、登録された指紋情報に基づき指紋認証を行う指紋認証部とを備え、前記携帯用情報機器が装着された状態で、前記切換スイッチによって前記進退機構の動作が許容されている場合は、前記指紋認証部での認証により少なくとも前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合解除動作と、前記進退機構による前記コネクタの前記接続端子からの離脱動作とが実行される一方、前記切換スイッチによって前記進退機構の動作が停止されている場合は、前記指紋認証部での認証により少なくとも前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合解除動作が実行される構成であってもよい。そうすると、切換スイッチにより設定されるモードに応じた電動動作を実行することができる。
本発明に係る電子機器は、上記構成のドッキング装置と、前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、機器載置部に携帯用情報機器を載置するだけで第1モータ及び進退機構が動作し、コネクタが携帯用情報機器の側面に設けられた接続端子に接続される。このため、使用者は携帯用情報機器を機器載置部に載置する1アクションの操作のみで当該ドッキング装置に携帯用情報機器を装着することができ、高い利便性を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るドッキング装置と携帯用情報機器とを分離させた状態での分解斜視図である。 図2は、ドッキング装置に携帯用情報機器を装着した状態での斜視図である。 図3は、携帯用情報機器の側面図である。 図4は、ドッキング装置の内部構造を模式的に示す平面図である。 図5は、図4に示すドッキング装置の底面図である。 図6は、連結切換部材及びその周辺部を拡大した動作図であり、図6(A)は、連結切換部材とラック部材とが連結されたオートモードの設定状態を示す図であり、図6(B)は、連結切換部材とラック部材とが切離されたマニュアルモードの設定状態を示す図である。 図7は、動作切換機構を構成する係止部材及びその周辺部を拡大した動作図であり、図7(A)は、携帯用情報機器が機器載置部に載置されていない状態を示す図であり、図7(B)は、携帯用情報機器が機器載置部に載置された状態を示す図である。 図8は、動作切換部材を切換動作させるカム溝を拡大した斜視図である。 図9は、図4に示す状態から機器載置部に携帯用情報機器が載置された直後の状態でのドッキング装置の内部構造を模式的に示す平面図である。 図10は、図9に示す状態から電動機構及びロック機構が動作して装着動作が完了した状態でのドッキング装置の内部構造を模式的に示す平面図である。 図11は、図10に示す状態から指紋認証部が操作され、電動機構及びロック機構が動作して装着状態が解除された状態でのドッキング装置の内部構造を模式的に示す平面図である。 図12は、ロックバーの底面ロック穴への係合動作を模式的に示す側面断面図であり、図12(A)は、ロックバーが底面ロック穴に挿入される前の状態を示す図であり、図12(B)は、ロックバーが底面ロック穴に挿入された状態を示す図であり、図12(C)は、ロックバーが底面ロック穴に係合された状態を示す図である。 図13は、コネクタの接続端子への接続動作及びロックピンの側面ロック穴への係合動作を模式的に示す平面断面図であり、図13(A)は、コネクタが接続端子に接続される前の状態を示す図であり、図13(B)は、コネクタが接続端子に接続され、ロックピンが側面ロック穴に挿入された状態を示す図であり、図13(C)は、ロックピンが側面ロック穴に係合された状態を示す図である。
以下、本発明に係るドッキング装置について、この装置に着脱される携帯用情報機器との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドッキング装置10と携帯用情報機器12とを分離させた状態での分解斜視図であり、図2は、ドッキング装置10に携帯用情報機器12を装着した状態での斜視図である。また、図3は、携帯用情報機器12の側面図である。
本実施形態に係るドッキング装置10は、例えばノート型PCである携帯用情報機器12を着脱可能である。ドッキング装置10は、装着された携帯用情報機器12を複数の周辺機器やネットワークに接続させる等、その機能を拡張するものであり、ドッキング装置10と携帯用情報機器12によって本実施形態に係る電子機器が構築される。ドッキング装置10は、ノート型PC以外の携帯用情報機器の拡張用として使用することもでき、例えばタブレット型PC、携帯電話、スマートフォン又は電子手帳等の機能拡張用として用いてもよい。
以下、図2に示すようにドッキング装置10に携帯用情報機器12を搭載した状態を基準とし、図2における手前側を前側(前方)、奥側を後側(後方)、ドッキング装置10の厚み方向を上下方向、幅方向を左右方向と呼んで説明する。
図3に示すように、ドッキング装置10への接続対象の一例としての携帯用情報機器12は、本体筐体16に対してディスプレイ筐体18をヒンジ20によって開閉可能に連結した構成のノート型PCである。携帯用情報機器12は、本体筐体16の上面にキーボード22が設けられ、ディスプレイ筐体18の下面にディスプレイ24が設けられている。
本体筐体16の左側面(側面16a)には、接続端子26と、接続端子26の両側部に配置された一対の側面ロック穴(第2ロック穴)28,28とが設けられている。接続端子26には、ドッキング装置10のコネクタ30(図1参照)を接続可能である。コネクタ30を接続端子26に接続することにより、ドッキング装置10に設けた各種拡張機能を携帯用情報機器12で使用することが可能となる。一対の側面ロック穴28,28には、ドッキング装置10の一対のロックピン(第2ロック部材)32,32(図1参照)を係合可能である。ロックピン32が側面ロック穴28に係合されることにより、携帯用情報機器12の側面16aがドッキング装置10と機械的に連結される。側面ロック穴28及びロックピン32は、それぞれ一対設けた2組の構成でなくてもよく、例えばそれぞれ1つ設けた1組の構成であってもよい。
図1及び図3に示すように、本体筐体16の底面16bには、底面ロック穴(第1ロック穴)29が設けられている。底面ロック穴29には、ドッキング装置10のロックバー(第1ロック部材)33を係合可能である。ロックバー33が底面ロック穴29に係合されることにより、携帯用情報機器12の底面16bがドッキング装置10と機械的に連結される。
図1及び図2に示すように、ドッキング装置10は、携帯用情報機器12の本体筐体16を載置させた状態で用いられるものである。ドッキング装置10は、合成樹脂材によって成形した装置筐体34に機器載置部36及び操作機構部38を設けて構成されている。
機器載置部36は、携帯用情報機器12の後側略半分の部分を載置することのできる大きさの上面を有し、合成樹脂等で形成された薄い箱体である。機器載置部36は、前側から後側に向かうに従って漸次高さ寸法が大きくなるように傾斜し、携帯用情報機器12の底面16bが着地する載置面36aを備える。載置面36aの後側には、載置面36aより一段低く形成された逃げ面36bが設けられている。逃げ面36bは、携帯用情報機器12の底面16b後部から図示しないバッテリ等が突出している場合に、該バッテリ等を避けるための部分である。逃げ面36bの上面には、携帯用情報機器12の底面16bを受け止めるクッション部材37が左右一対設けられている。
載置面36aの上面には、左寄りの位置に検出器40が設けられ、中央やや右寄りの位置に検出器41が設けられている。検出器40,41は、載置面36aへの携帯用情報機器12の載置を検出するものである。検出器40,41は、載置面36aの上面から出没可能に突出しており、図示しない弾性体によって突出方向に付勢されている。一方の検出器41は、ロックバー33の側方に近接配置されている。他方の検出器40は、載置面36aの上面から出没可能に突出したガイドポスト42の側方に近接配置されている。ガイドポスト42は、携帯用情報機器12の底面16bに設けられた図示しない位置決め穴に挿入されると共に、該底面16bに押圧されて位置決め穴に挿入された部分以外の部分は載置面36a内に没する。
操作機構部38は、機器載置部36よりも大きな高さ寸法を有した直方体状の箱体であり、機器載置部36の側方且つ後側となる位置に設けてある。
操作機構部38は、機器載置部36の側部から起立し、機器載置部36に載置された携帯用情報機器12の側面16aに対面する側壁部(壁部)38aを有する。コネクタ30及びロックピン32は、側壁部38aから携帯用情報機器12の側面16aに向かって進退可能に設けられている。操作機構部38の上面には、後述するマニュアルモード時にコネクタ30及びロックピン32を側壁部38aから進退移動させるための操作レバー44が設けられている。さらに操作機構部38の上面後方寄りにはタッチセンサ式の指紋認証部(解除スイッチ)45が設けられている。側壁部38aの後端部には位置決め部材46が設けられている。位置決め部材46は、機器載置部36に携帯用情報機器12を載置する際にその後端面を位置決めするためのものである(図2参照)。
このようなドッキング装置10は、機器載置部36に携帯用情報機器12が載置された場合に、自動的にコネクタ30を接続端子26に接続すると共に、ロックバー33及びロックピン32をそれぞれ底面ロック穴29及び側面ロック穴28に係合させる電動機構50を搭載している。
図4は、ドッキング装置10の内部構造を模式的に示す平面図であり、図5は、図4に示すドッキング装置10の底面図である。
図4に示すように、ドッキング装置10の電動機構50は、第1モータ51を有するモータユニット52と、モータユニット52からの駆動力によって動作する進退機構54と、第2モータ56と、コントローラ58とを装置筐体34内に備える。
モータユニット52は、図示しない電源からの電力供給を受けて駆動される電動モータである第1モータ51と、第1モータ51の駆動力を受けて左右方向に進退するラック部材60と、ユニット筐体61とを有する。モータユニット52は、進退機構54を進退動作させるための駆動源である。
ラック部材60は、一端側の後側面に連結凹部60aが設けられ、他端側の後側面にラックギア60bが設けられている。第1モータ51とラック部材60との間には、一端側が第1モータ51の回転軸と噛み合うギア列62と、その小径歯によってギア列62の他端側と噛み合うピニオンギア64とが設けられている。ピニオンギア64の大径歯は、ラックギア60bと噛み合いしている。ユニット筐体61は平面視略L字状の薄い箱体である。ユニット筐体61の内部では、第1モータ51が固定支持され、ギア列62及びピニオンギア64が回転可能に支持され、ラック部材60が進退可能に支持されている。
図5に示すように、モータユニット52は、装置筐体34の底面に形成された開口34aを通して装置筐体34内に収容される。開口34a内に収容されたモータユニット52は、ユニット筐体61が装置筐体34の内面に対して例えばねじ66を用いて締結固定され、これにより装置筐体34内に固定される。開口34aは、例えばねじ67を用いて装置筐体34の底面に取り付けられた蓋体68によって開閉可能に閉塞される。つまりモータユニット52は、蓋体68を開いて開口34aを開放することにより、装置筐体34に対して容易に着脱することができる構造となっている。
図4に示すように、進退機構54は、装置筐体34内で左右方向にスライド可能に設けられたスライド部材70を有する。スライド部材70は、装置筐体34内で左右方向に延在する長尺なプレートである。スライド部材70は、その一端側に設けられた連結切換部材72を介してモータユニット52のラック部材60と連結され、これによりラック部材60と共に左右方向にスライドする。
スライド部材70の他端側には、コネクタ30及びロックピン32を支持した基板74が取り付けられている。さらにスライド部材70の他端側には操作レバー44も連結されている。つまりスライド部材70がスライドすることでコネクタ30及びロックピン32も進退し、操作レバー44も同様に動作する。また、スライド部材70の中央やや左寄りの位置には、動作切換機構76を構成する動作切換部材78が設けられている。
スライド部材70の後側面には検出突起70aが設けられている。検出突起70aは、当該スライド部材70が右側に進動した場合に装置筐体34の内面に取り付けられた位置検出器77aをオンし、当該スライド部材70が左側に退動した場合に装置筐体34の内面に取り付けられた位置検出器77bをオンする部分である。
スライド部材70のモータユニット52近傍の後側面には駆動凹部70bが設けられている。駆動凹部70bには、その上部が載置面36aの上面から突出したロックバー33の下部に設けられた突出片33aが摺動可能に係合している。
図6は、連結切換部材72及びその周辺部を拡大した動作図であり、図6(A)は、連結切換部材72とラック部材60とが連結されたオートモードの設定状態を示す図であり、図6(B)は、連結切換部材72とラック部材60とが切離されたマニュアルモードの設定状態を示す図である。
図6に示すように、連結切換部材72は前後方向に延びた細長いプレート状の部材である。連結切換部材72は、スライド部材70に対して左右方向に一体的にスライド可能に設けられる一方(図10も参照)、前後方向に相対的に移動可能に設けられている。連結切換部材72は、前端面から突出した連結凸部72aと、後端側の左側面に形成された傾斜面72bとを有する。連結凸部72aは、ラック部材60の連結凹部60aに挿抜可能に嵌合する突起である。傾斜面72bは、当該連結切換部材72の左側面を後側に向かって次第に右側に傾斜した形状である。
連結切換部材72の中央部には前後方向に延びた孔部72cが形成されている。孔部72cにはコイルばね79が配設される。コイルばね79は、一端(前端)が連結切換部材72の孔部72cの内面に固定され、他端(後端)が孔部72cを通してスライド部材70の上面に固定されている。連結切換部材72は、コイルばね79の付勢力によりスライド部材70に対して常時後側に移動する方向に付勢されている。
連結切換部材72の後端面の側方には、左右方向にスライド可能な状態で装置筐体34に支持された切換スイッチ(モード切換スイッチ)80が配設されている。切換スイッチ80は左右方向に延在する棒状部材であり、その裏面に操作ノブ80aが突設されている。操作ノブ80aは装置筐体34の底面に形成された左右方向の長孔34b内にスライド可能に配置され、指先等によって装置筐体34の底面からスライド操作可能である(図5参照)。
図6(A)に示すように、操作ノブ80aを介して切換スイッチ80が右側(オート側)にスライド操作された状態では、切換スイッチ80の先端部の側面に連結切換部材72の後端面が当接支持された状態にある。このため、連結切換部材72はコイルばね79の付勢力に抗して前進した位置にあり、連結凸部72aがラック部材60の連結凹部60aに嵌合している。従って、スライド部材70とラック部材60とが連結切換部材72を介して一体的に左右方向にスライド可能な連結状態、つまり第1モータ51からの駆動力をスライド部材70に伝達可能な状態(オートモード)にある。
一方、図6(B)に示すように、操作ノブ80aを介して切換スイッチ80が左側(マニュアル側)にスライド操作された状態では、切換スイッチ80の先端部が連結切換部材72の傾斜面72bに当接した状態にある。このため、連結切換部材72はコイルばね79の付勢力によって後退した位置にあり、連結凸部72aがラック部材60の連結凹部60aから離脱している。従って、スライド部材70とラック部材60との間が連結切換部材72によって切断された切離状態、つまり第1モータ51からの駆動力がスライド部材70に伝達されない状態(マニュアルモード)にある。
なお、ラック部材60の連結凹部60aとスライド部材70の連結凸部72aは、前後方向だけでなく上下方向(図6中で紙面垂直方向)にも互いに挿抜可能な状態にある。そして、この上下方向の挿抜方向は、モータユニット52の装置筐体34への着脱方向(上下方向)と平行している。このため、モータユニット52を装置筐体34に着脱する際は、スライド部材70のスライド位置及び切換スイッチ80の設定モードにかかわらず、連結凹部60aと連結凸部72aとを挿抜することができる。
図7は、動作切換機構76を構成する係止部材82及びその周辺部を拡大した動作図であり、図7(A)は、携帯用情報機器12が機器載置部36に載置されていない状態を示す図であり、図7(B)は、携帯用情報機器12が機器載置部36に載置された状態を示す図である。また、図8は、動作切換部材78を切換動作させるカム溝84を拡大した斜視図である。
図4に示すように、動作切換機構76は、前後方向に延びた細長いプレート状の動作切換部材78と、動作切換部材78の側方に配設された係止部材82と、動作切換部材78の前端側に重なる位置でスライド部材70の表面に形成されたカム溝84とを有する。
動作切換部材78は、装置筐体34の内面に対して前後方向に移動可能に支持されることにより、スライド部材70に対しては前後左右方向に相対的に移動可能である(図10及び図11も参照)。動作切換部材78は、その前端部の裏面から上下動可能に突出した作動ピン78aと、その右側面から突出した傾斜突起78bとを有する。動作切換部材78の後端面にはコイルばね85の一端が固定されている。コイルばね85の他端は装置筐体34の内面に固定され、動作切換部材78はコイルばね85の付勢力により常時後側に移動する方向に付勢されている。
作動ピン78aは、スライド部材70の表面に形成されたカム溝84に対して摺動可能に挿入配置されている。傾斜突起78bは、その前面が先端に向かって後方に傾斜した傾斜面78cで形成され(図7(A)も参照)、その後面が左右方向に沿った平坦面で形成された略直角三角形状の突起である。
動作切換部材78の後端側の側方には、装置筐体34の内面に取り付けられた動作検出器83が設けられている。動作検出器83は動作切換部材78を検出するものであり、コイルばね85の付勢力に抗して前方に移動した状態を検出してオフ信号をコントローラ58に送信する。
係止部材82は左右方向に延びた矩形状のプレートである。係止部材82は、装置筐体34の内面に対して左右方向に移動可能に支持されることにより、スライド部材70に対しては前後左右方向に相対的に移動可能である(図10及び図11も参照)。係止部材82は、その左端面から突出した傾斜突起82aと、その前側面から突出した検出突起82bと、その後側面から突出した受圧突起82cとを有する。係止部材82の右端面にはコイルばね86の一端が固定されている。コイルばね86の他端は装置筐体34の内面に固定され、係止部材82はコイルばね86の付勢力により常時右側に移動する方向に付勢されている。
傾斜突起82aは、その後面が先端に向かって前方に傾斜した傾斜面82dで形成され(図7(A)も参照)、その前面が左右方向に沿った平坦面で形成された略直角三角形状の突起である。傾斜突起82aは、係止部材82内に設けられたコイルばね87の付勢力により、係止部材82の左端面から出没可能な状態で突出方向に常時付勢されている。検出突起82bは、当該係止部材82がコイルばね86の付勢力に抗して左側に進動した場合に、装置筐体34の内面に取り付けられた動作検出器88をオンする部分である。
受圧突起82cは、その上面に右側に向かって下方に傾斜する受圧傾斜面82eを有する。図4及び図7に示すように、載置面36aの表面から突出したガイドポスト42は、図示しない弾性体を介して該載置面36aの表面から出没可能に弾性支持されている。ガイドポスト42の一側部には押圧突起42aが設けられている。押圧突起42aは、その下面に右側に向かって下方に傾斜する押圧傾斜面42bを有する。図7に示すように、ガイドポスト42の押圧傾斜面42bと受圧突起82cの受圧傾斜面82eとは互いに摺接可能に対向している。
載置面36aに携帯用情報機器12が載置されていない状態では、図7(A)に示すように動作切換部材78の傾斜突起78bと係止部材82の傾斜突起82aとは互いに左右方向に位置ずれしている。一方、載置面36aに携帯用情報機器12が載置されると、図7(B)に示すように携帯用情報機器12の底面16bによってガイドポスト42が押圧されて載置面36a内に下降する。その結果、下降する押圧傾斜面42bが受圧傾斜面82eに摺接し、係止部材82がコイルばね86の付勢力に抗して左側に移動する。これにより、動作切換部材78の傾斜突起78bと係止部材82の傾斜突起82aとが前後方向に重なる位置に配置され、互いの傾斜面78c,82dが互いに摺接可能な状態で対向する。
図4及び図8に示すように、カム溝84は、その底面に段差を設けた平面視略三角形状の溝部である。カム溝84は、左右方向に沿って伸びた第1溝84aと、第1溝84aの一端側から右前方に延びた第2溝84bと、第2溝84bの一端側と第1溝84aの他端側とを繋ぐように前後方向に延びた第3溝84cとを有する。図8に示すように、第1溝84aの始点(右端部)の底面よりも第2溝84bの始点(左端部)となる第1溝84aの終点(左端部)の底面が一段低く形成され、第2溝84bの始点(左端部)の底面よりも第3溝84cの始点(前端部)となる第2溝84bの終点(右端部)の底面が一段低く形成されている。
図4及び図8に示すように、第1溝84aの始点となる位置に動作切換部材78の作動ピン78aが着地している状態からスライド部材70が右側に向かってスライドすると、作動ピン78aは第1溝84aを相対的に左側に移動して第1溝84aの終点に移動する。この位置は、第1溝84aの始点の底面よりも低いため、第1溝84aの始点側に作動ピン78aが逆走することが阻止されている。このため、第1溝84aの終点、つまり第2溝84bの始点となる位置に作動ピン78aが着地している状態からスライド部材70が今度は左側に向かってスライドすると、作動ピン78aは第2溝84bを相対的に右側に移動して第2溝84bの終点に移動する。そして、第2溝84bの終点、つまり第3溝84cの始点となる位置に作動ピン78aが着地している状態から動作切換部材78が後側に移動すると、作動ピン78aは第3溝84cを後側に移動して第3溝84cの終点、つまり第1溝84aの始点に戻る。
このように、カム溝84は、スライド部材70が左側に進動した場合と右側に退動した場合の作動ピン78aの移動軌跡を異ならせ、スライド部材70が右側に退動した場合に動作切換部材78をコイルばね85の付勢力に抗して前側に移動させる機能を発生する。
図4に示すように、第2モータ56は、モータユニット52の第1モータ51と別個に設けられ、図示しない電源からの電力供給を受けて駆動される電動モータである。第2モータ56は、各ロックピン32を回転動作させるための駆動源である。各ロックピン32の先端部32aとは反対側の回転軸部32bには、一端側が第2モータ56の回転軸と噛み合いしたギア列90の他端側が噛み合いしている。第2モータ56及びギア列90は、側面ロック穴28に挿入されたロックピン32を回転させて該側面ロック穴28に係合させるロック機構92を構成する。
このようなロック機構92に代えて、第1モータ51からの駆動力を利用してロックピン32を回転させるロック機構を用いてもよい。またロック機構は、ロックキーを挿入する図示しないキー穴を操作機構部38の一側面に設け、このキー穴に挿入したロックキーをロック動作させることによりロックピン32を回転させる構成であってもよい。
図4に示すように、コントローラ58は、各検出器40,41,77a,77b,83,88からのオン信号やオフ信号を受信して第1モータ51及び第2モータ56の駆動制御を行うと共に、指紋認証部45からの情報の認証や該認証に基づき第1モータ51及び第2モータ56の駆動制御を行う。またコントローラ58は、指紋認証部45で読み込んだ指紋情報を複数登録可能なメモリ58aを有する。
コントローラ58は、例えば使用者が機器載置部36の載置面36aに携帯用情報機器12を載置した場合に第1モータ51及び第2モータ56を順次駆動してドッキング装置10の携帯用情報機器12に対する装着動作を実行させる。また、コントローラ58は、例えば使用者が指紋認証部45に指紋を読み取らせた場合にメモリ58aに登録された指紋情報と照合し、認証された指紋情報である場合にドッキング装置10に対する携帯用情報機器12のロック状態を解除する動作を実行させる。
次に、ドッキング装置10と携帯用情報機器12の装着動作について説明する。
図9は、図4に示す状態から機器載置部36に携帯用情報機器12が載置された直後の状態でのドッキング装置10の内部構造を模式的に示す平面図であり、図10は、図9に示す状態から電動機構50及びロック機構92が動作して装着動作が完了した状態でのドッキング装置10の内部構造を模式的に示す平面図である。図11は、図10に示す状態から指紋認証部45が操作され、電動機構50及びロック機構92が動作して装着状態が解除された状態でのドッキング装置10の内部構造を模式的に示す平面図である。また、図12は、ロックバー33の底面ロック穴29への係合動作を模式的に示す側面断面図であり、図13は、コネクタ30の接続端子26への接続動作及びロックピン32の側面ロック穴28への係合動作を模式的に示す平面断面図である。
先ず、切換スイッチ80によってオートモードが設定されている状態を説明する。
この場合、ドッキング装置10に携帯用情報機器12を装着する前の状態(初期状態)では、図4に示すようにスライド部材70が最も左側に後退した初期位置にある。この状態では、コネクタ30及びロックピン32は側壁部38aの内側に埋没した位置にある(図13(A)参照)。また、係止部材82がコイルばね86の付勢力によって右側に後退し、その傾斜突起82aが動作切換部材78の傾斜突起78bから離間した位置にある。さらに動作切換部材78の作動ピン78aはカム溝84の第1溝84aの始点となる位置にある。
この初期状態から機器載置部36に携帯用情報機器12を装着する際には、先ず図1及び図2に示すように携帯用情報機器12の後端角部を位置決め部材46に当てて機器載置部36上に位置決め載置する。そうすると、携帯用情報機器12の接続端子26及び側面ロック穴28が設けられた側面16aが操作機構部38の側壁部38aに対面配置される。また、図12(B)に示すようにロックバー33が携帯用情報機器12の底面ロック穴29に挿入される。さらに、図7(B)及び図9に示すように携帯用情報機器12の底面16bによって下降したガイドポスト42によって係止部材82が左側に進動する。これにより、傾斜突起82aが動作切換部材78の傾斜突起78bに対向した位置に配置され、この係止部材82の移動が動作検出器88によって検出される。
この際、携帯用情報機器12の底面16bによって各検出器40,41が押下されてオンされる(図7(B)及び図12(B)参照)。そうすると、コントローラ58の制御下に第1モータ51がラック部材60を右側に進動させる正回転方向に駆動され、スライド部材70が右側にスライドする。
スライド部材70が右側にスライドすると、コネクタ30及びロックピン32も右側に進動し、スライド部材70の駆動凹部70bに突出片33aが係合しているロックバー33が回転する。そして、図10に示すようにスライド部材70が最も右側までスライドすると、図13(B)に示すようにコネクタ30が接続端子26に接続されると共にロックピン32が側面ロック穴28に挿入された状態となる。また図12(C)に示すようにロックバー33が底面ロック穴29内で90度回転して該底面ロック穴29に係合した状態となる。さらに図10に示すように動作切換部材78の作動ピン78aがカム溝84の第1溝84aの終点、つまり第2溝84bの始点に配置される。
スライド部材70が最も右側までスライドした状態は、図10に示すように検出突起70aが位置検出器77aをオンすることで検出される。コントローラ58は、この位置検出器77aのオン信号を受けると、第1モータ51を停止させる一方、第2モータ56を駆動制御する。その結果、図10及び図13(C)に示すようにロックピン32が90度回転し、その先端部32aが携帯用情報機器12の側面ロック穴28に係合した状態となる。
このように当該ドッキング装置10では、図4に示す初期状態で機器載置部36に携帯用情報機器12を載置するだけで電動機構50やロック機構92が動作し、コネクタ30の接続端子26への接続と、ロックバー33及びロックピン32の底面ロック穴29及び側面ロック穴28への係合(ロック)が完了する。
次に、図10に示すように装着状態にある携帯用情報機器12をドッキング装置10から取り外す際には、先ず、指紋認証部45に指先等をタッチして指紋情報を読み取らせる。コントローラ58は、指紋認証部45で読み取った指紋が予めメモリ58aに登録された指紋であると認証した場合は、続いて携帯用情報機器12のドッキング装置10に対するロック状態を解除する装着解除動作を実行する。なお、指紋認証部45で読み取った指紋が予めメモリ58aに登録された指紋でない場合、コントローラ58は装着解除動作を実行せず、携帯用情報機器12のドッキング装置10に対するロック状態が維持される。
装着解除動作が開始されると、先ず、コントローラ58の制御下に第2モータ56が装着時とは逆回転方向に駆動制御され、図13(B)に示すようにロックピン32が逆方向に90度回転して側面ロック穴28に対する係合状態が解除される。このロックピン32の係合解除動作の完了が図示しない検出器によって検出されると、コントローラ58は続いて第1モータ51を装着時とは逆の逆回転方向に駆動制御する。これにより、ラック部材60が左側に退動してスライド部材70が左側にスライドする。
図11に示すようにスライド部材70が左側にスライドすると、コネクタ30及びロックピン32も左側に退動し、スライド部材70の駆動凹部70bに突出片33aが係合しているロックバー33が装着時とは逆方向に回転する。そして、図11に示すようにスライド部材70が最も左側までスライドすると、図13(A)に示すようにコネクタ30が接続端子26から離脱すると共にロックピン32が側面ロック穴28から離脱した状態となる。また図12(B)に示すようにロックバー33が底面ロック穴29内で装着時とは逆方向に90度回転して該底面ロック穴29に対する係合状態が解除される。
さらにスライド部材70が左側にスライドすることにより、図11に示すように動作切換部材78の作動ピン78aがカム溝84の第2溝84bの終点、つまり第3溝84cの始点に配置される。そうすると、動作切換部材78がコイルばね85の付勢力に抗して前進し、その傾斜突起78bの傾斜面78cと係止部材82の傾斜突起82aの傾斜面82dとが摺接する。そして、動作切換部材78の傾斜突起78bがコイルばね87の付勢力に抗して係止部材82の傾斜突起82aを退動させ、該傾斜突起82aを乗り越えた前側に配置される(図11参照)。これにより、動作切換部材78の傾斜突起78bの平坦面が係止部材82の傾斜突起82aの平坦面に係止された状態となる。その結果、コイルばね85の付勢力による動作切換部材78の後側への移動が規制された状態となり、動作切換部材78は前進位置に保持される。
この動作切換部材78が前進位置にある状態は動作検出器83からのオフ信号によってコントローラ58に通知されている。コントローラ58は、動作検出器83からのオフ信号を受信している間は、第1モータ51の正回転方向の駆動を実行しない制御状態とされる。
そして、スライド部材70が最も左側までスライドした状態は、図11に示すように検出突起70aが位置検出器77bをオンすることで検出される。コントローラ58は、この位置検出器77bのオン信号を受けると、第1モータ51を停止させる。
なお、この状態では携帯用情報機器12によって検出器40,41がオンされているため、図11に示すように初期位置に戻ったスライド部材70を再び右側にスライドさせる正回転方向に第1モータ51が駆動制御される懸念がある。この点、当該ドッキング装置10では、上記のように、動作切換機構76を構成する動作検出器83からのオフ信号を受信している間、コントローラ58は第1モータ51の正回転方向の駆動を実行しないため、一旦左側にスライドしたスライド部材70がすぐに右側にスライドする事態の発生を防止できる。
このように、当該ドッキング装置10では、図10に示す装着状態で解除スイッチとなる指紋認証部45に所定の指紋を読み取らせるだけで電動機構50やロック機構92が装着時とは逆に動作し、コネクタ30の接続端子26からの離脱と、ロックバー33及びロックピン32の底面ロック穴29及び側面ロック穴28に対する係合状態の解除(アンロック)が完了する。
そこで、携帯用情報機器12をドッキング装置10から完全に離脱させる際は、図11に示す装着解除状態において携帯用情報機器12を機器載置部36の載置面36aから持ち上げる。そうすると、図7(A)に示すようにガイドポスト42が再び載置面36aの上面上に突出する位置に上昇し、押圧突起42aによる受圧傾斜面82eの押圧状態が解除されるため、係止部材82がコイルばね86の付勢力によって右側に退動する。その結果、係止部材82による動作切換部材78の係止状態が解除され、コイルばね85の付勢力によって動作切換部材78が後方に移動し、初期位置に戻る(図4参照)。従って、次回の携帯用情報機器12の装着動作を上記と同様に行うことが可能となる。
次に、切換スイッチ80によってマニュアルモードが設定されている場合は、携帯用情報機器12を機器載置部36上に位置決め載置した後、操作レバー44を右側に進動させる。そうすると、操作レバー44によってスライド部材70が上記したオートモード設定時と同様に右側にスライドするため、コネクタ30の接続端子26への接続と、ロックピン32の側面ロック穴28への挿入と、ロックバー33の底面ロック穴29への係合とが行われる。そして、指紋認証部45に所定の指紋情報を読み込ませることにより、コントローラ58の制御下に第2モータ56が駆動されてロックピン32の側面ロック穴28への係合が行われ、装着動作が完了する。一方、装着状態にある携帯用情報機器12をドッキング装置10から取り外す際には、指紋認証部45に指先等をタッチして指紋情報を読み取らせてロックピン32の側面ロック穴28への係合状態を解除した後、操作レバー44を左側に退動させることで、コネクタ30の接続端子26からの離脱と、ロックバー33の底面ロック穴29に対する係合状態の解除とを行うことができる。
以上のように、本実施形態に係るドッキング装置10では、機器載置部36に載置された携帯用情報機器12の側面16aに設けられた接続端子26に対して進退することで接続可能なコネクタ30と、機器載置部36に携帯用情報機器12が載置されたことを検出する検出器40,41と、検出器40,41によって携帯用情報機器12が検出された場合に駆動される第1モータ51と、第1モータ51の駆動力によって動作し、コネクタ30を進動させて接続端子26に接続する進退機構54とを備える。
従って、当該ドッキング装置10では、機器載置部36に携帯用情報機器12を載置するだけで第1モータ51及び進退機構54が動作し、コネクタ30が携帯用情報機器12の側面16aに設けられた接続端子26に接続される。このため、使用者は携帯用情報機器12を機器載置部36に載置する1アクションの操作のみで当該ドッキング装置10に携帯用情報機器12を装着することができ、高い利便性を得ることができる。
当該ドッキング装置10は、機器載置部36に携帯用情報機器12が載置された場合に携帯用情報機器12の底面16bに設けられた底面ロック穴29に対して挿入されるロックバー33を備え、ロックバー33は進退機構54の動作に伴って回転して底面ロック穴29に対して係合する。これにより、機器載置部36に携帯用情報機器12を載置するだけで携帯用情報機器12の底面16bを当該ドッキング装置10に対してロックすることができる。しかもロックバー33は進退機構54によって回転駆動されるため、その動作のために別個の動力源を設ける必要がない。
当該ドッキング装置10は、コネクタ30と共に進退可能に設けられ、コネクタ30と共に進動した場合に機器載置部36に載置された携帯用情報機器12の側面16aに設けられた側面ロック穴28に対して挿入されるロックピン32と、側面ロック穴28に挿入されたロックピン32を回転させて該側面ロック穴28に係合させるロック機構92とを備える。これにより、機器載置部36に携帯用情報機器12を載置するだけで携帯用情報機器12の側面16aを当該ドッキング装置10に対してロックすることができる。特に携帯用情報機器12の側面16a及び底面16bを同時にロックしておくと、機器載置部36の載置面36a上で携帯用情報機器12をより強固に保持しておくことができる。
当該ドッキング装置10は、モータユニット52のラック部材60と進退機構54のスライド部材70との間が着脱可能に連結され、モータユニット52は装置筐体34に対して着脱可能に装着される。このため、例えばモータユニット52を省略してマニュアルモードのみを搭載するドッキング装置10に対して後付けでモータユニット52を増設することができ、利便性や拡張性が向上する。また、モータユニット52を搭載した仕様とモータユニット52を搭載しない仕様でモータユニット52以外の部品を共通化することができるため、汎用性が向上する。
この場合、当該ドッキング装置10はラック部材60とスライド部材70との間を係合状態及び非係合状態に切り換える切換スイッチ80を備える。これにより、例えばモータユニット52を省略してマニュアルモードのみを搭載するドッキング装置10に対してモータユニット52を増設した場合であっても容易にオートモードを設定することができる。
当該ドッキング装置10では、携帯用情報機器12の装着状態を解除する解除スイッチとして、登録された指紋情報を認証する指紋認証部45を用いている。これにより、当該ドッキング装置10に対して携帯用情報機器12が装着されロックされた状態を解除する場合にロックキーのような物理キーを用いる必要がなく、高い利便性が得られる。しかも、コントローラ58のメモリ58aに複数人の指紋情報を登録しておくことにより、予め使用を許可された使用者であれば容易に装着状態の解除が可能となり、一層高い利便性が得られる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 ドッキング装置
12 携帯用情報機器
16 本体筐体
16a 側面
16b 底面
18 ディスプレイ筐体
26 接続端子
28 側面ロック穴
29 底面ロック穴
30 コネクタ
32 ロックピン
34 装置筐体
34a 開口
36 機器載置部
36a 載置面
38 操作機構部
38a 側壁部
40,41 検出器
42 ガイドポスト
44 操作レバー
46 位置決め部材
50 電動機構
51 第1モータ
52 モータユニット
54 進退機構
56 第2モータ
58 コントローラ
60 ラック部材
60a 連結凹部
61 ユニット筐体
70 スライド部材
72 連結切換部材
72a 連結凸部
74 基板
76 動作切換機構
77a,77b 位置検出器
78 動作切換部材
78a 作動ピン
78b,82a 傾斜突起
79,85,86,87 コイルばね
80 切換スイッチ
82 係止部材
83,88 動作検出器
84 カム溝
92 ロック機構

Claims (12)

  1. 携帯用情報機器を載置する機器載置部を備えたドッキング装置であって、
    前記機器載置部に載置された携帯用情報機器の側面に設けられた接続端子に対して進退することで接続可能なコネクタと、
    前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置されたことを検出する検出器と、
    前記検出器によって前記携帯用情報機器が検出された場合に駆動される第1モータと、
    前記第1モータの駆動力によって動作し、前記コネクタを進動させて前記接続端子に接続する進退機構と、
    前記コネクタと共に進退可能に設けられ、前記コネクタと共に進動した場合に前記機器載置部に載置された携帯用情報機器の側面に設けられた第2ロック穴に対して挿入される第2ロック部材と、
    前記第2ロック穴に挿入された前記第2ロック部材を回転させて該第2ロック穴に係合させるロック機構と、
    を備えることを特徴とするドッキング装置。
  2. 請求項1記載のドッキング装置において、
    前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置された場合に該携帯用情報機器の底面に設けられた第1ロック穴に対して挿入される第1ロック部材を備え、
    前記第1ロック部材は、前記進退機構の動作に伴って回転して前記第1ロック穴に対して係合することを特徴とするドッキング装置。
  3. 請求項1又は2記載のドッキング装置において、
    前記ロック機構は、前記第1モータとは別の第2モータを有することを特徴とするドッキング装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のドッキング装置において、
    前記第1モータと、該第1モータからの駆動力によってスライドするラック部材と、前記第1モータ及び前記ラック部材を支持するユニット筐体とを有するモータユニットを備え、
    前記進退機構は、前記ラック部材と連結され、前記ラック部材がスライドした場合にスライドして前記コネクタを進退させるスライド部材を有することを特徴とするドッキング装置。
  5. 請求項記載のドッキング装置において、
    前記ラック部材と前記スライド部材との間が着脱可能に連結され、
    前記モータユニットは、当該ドッキング装置の筐体に対して着脱可能に装着されることを特徴とするドッキング装置。
  6. 請求項記載のドッキング装置において、
    前記ラック部材と前記スライド部材との間を係合状態及び非係合状態に切り換える切換スイッチを備えることを特徴とするドッキング装置。
  7. 請求項記載のドッキング装置において、
    前記ラック部材と前記スライド部材とは、前記モータユニットの当該ドッキング装置の筐体に対する着脱方向と平行する方向に着脱可能であることを特徴とするドッキング装置。
  8. 請求項のいずれか1項に記載のドッキング装置において、
    前記機器載置部に前記携帯用情報機器が載置されて前記コネクタが前記接続端子に接続された装着状態で操作された場合に、前記第1モータを装着動作時と逆回転させて前記コネクタが前記接続端子から離脱する方向に前記スライド部材をスライドさせる解除スイッチと、
    前記解除スイッチが操作され、前記コネクタが前記接続端子から離脱された場合に、前記携帯用情報機器が前記機器載置部に載置された状態では前記コネクタが前記接続端子に接続される方向の前記第1モータの正回転を停止する一方、前記携帯用情報機器が前記機器載置部から取り外された場合に前記第1モータの正回転を許容する動作切換機構と、
    を備えることを特徴とするドッキング装置。
  9. 請求項記載のドッキング装置において、
    前記解除スイッチは、登録された指紋情報を認証する指紋認証部であることを特徴とするドッキング装置。
  10. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のドッキング装置において、
    登録された指紋情報に基づき、少なくとも前記ロック機構による前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合状態の解除を認証する指紋認証部を備えることを特徴とするドッキング装置。
  11. 請求項記載のドッキング装置において、
    手動操作によって前記コネクタを進退させる操作レバーと、
    前記第1モータの駆動力による前記進退機構の動作を許容し、又は該進退機構の動作を停止させる切換スイッチと、
    登録された指紋情報に基づき指紋認証を行う指紋認証部と、
    を備え、
    前記携帯用情報機器が装着された状態で、前記切換スイッチによって前記進退機構の動作が許容されている場合は、前記指紋認証部での認証により少なくとも前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合解除動作と、前記進退機構による前記コネクタの前記接続端子からの離脱動作とが実行される一方、前記切換スイッチによって前記進退機構の動作が停止されている場合は、前記指紋認証部での認証により少なくとも前記第2ロック部材の前記第2ロック穴に対する係合解除動作が実行されることを特徴とするドッキング装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のドッキング装置と、前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする電子機器。
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