JP6807560B2 - 電子機器、デタッチャブル型電子機器 - Google Patents

電子機器、デタッチャブル型電子機器 Download PDF

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本開示は、外部電子機器を着脱可能な電子機器、及びデタッチャブル型電子機器に関する。
特許文献1は、第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器を装着可能な電子機器を開示している。
特開2014−236009号公報
本開示は、外部電子機器の着脱性を向上させた電子機器、及びデタッチャブル型電子機器を提供する。
本開示の電子機器は、第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器を装着可能である。
電子機器は、
外部電子機器が装着された状態で所定方向において係合位置と係合解除位置との間で移動可能に構成されているとともに、当該電子機器の第2の所定外面から突出し、係合位置にあるときに第1の係合凹部及び第2の係合凹部にそれぞれ嵌る第1の係合突起及び第2の係合突起を有する移動部材と、
移動部材を係合位置側に付勢する第1の付勢部材と、
第1の係合突起の近傍で第2の所定外面から出没自在に設けられた出没部材と、
外部電子機器が装着された状態で、出没部材を外部電子機器の第1の所定外面に当接させて、第1の所定外面を第2の所定外面から離間させる方向に付勢する第2の付勢部材と、
移動部材を係合解除位置に移動させる操作部材と、を備える。
第2の係合突起の長さが、第1の係合突起の長さよりも所定量小さく設定されている。
本開示のデタッチャブル型電子機器は、
第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器と、
本開示の電子機器と、を備える。
本開示によれば、第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器を装着可能な電子機器において、外部電子機器の着脱性を向上させることができる。
実施形態1におけるデタッチャブル型コンピュータの斜視図である。 タブレット装着部の斜視図である。 タブレット装着部の分解斜視図である。 ケース等を省略したタブレット装着部の斜視図である。 タブレット型コンピュータが装着されていない状態のときのタブレット装着部の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。 図5の矢印Bで示す部分の拡大図である。 タブレット型コンピュータが装着されている状態のときのタブレット装着部の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。 操作部材が操作されたときのタブレット装着部の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。 タブレット型コンピュータが装着されるときのタブレット装着部の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。 第1の係合突起及び第2の係合突起の形状を示す図である。 第1の係合突起と第2の係合突起の長さを異ならせる理由を説明した図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1を説明する。
[1.構成]
[1−1.概要]
図1は、実施の形態1におけるデタッチャブル型コンピュータの斜視図である。デタッチャブル型コンピュータ100は、電子機器の一例である。デタッチャブル型コンピュータ100は、タブレット型コンピュータ1と、キーボードユニット2とを備える。タブレット型コンピュータ1とキーボードユニット2とは、図1(b)に示すように、着脱可能である。
タブレット型コンピュータ1の前面には、タッチパネルを有する表示部5が設けられている。また、タブレット型コンピュータ1の内部には、中央演算処理装置(CPU)、メモリ、ソリッドステートドライブ(SSD)、画像プロセッサ、通信モジュール等、種々の電子部品が収容されている。
キーボードユニット2は、複数のキーを含むキーボード7やタッチパッド6を有する。また、キーボードユニット2は、タブレット型コンピュータ1との間でデータや電源を授受するためのコネクタ8や、外部機器を接続するための外部機器インタフェース9や、タブレット型コンピュータ1をキーボードユニット2から取り外すための操作部材41等を有する。キーボードユニット2の内部には、キーボードコントローラや、タッチパッドコントローラ等、種々の電子部品が収容されている。
[1−2.タブレット装着部の構成]
図1(b)に示すように、タブレット型コンピュータ1の筐体10の下側の側部の側面10fには、下側の側部の延設方向に離間させて第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bが設けられている。また、キーボードユニット2は、後部にタブレット装着部30を有している。タブレット装着部30は、タブレット型コンピュータ1の第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bに嵌合可能な第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bを有している。
図2は、タブレット装着部30の斜視図である。図2以後の図面では適宜方向表示を付している。この方向表示は、デタッチャブル型コンピュータ100を一般的な利用方法で利用した場合における方向を示したものであり、以後において説明の理解の容易のためこの方向表示を用いて説明を行う。なお、本実施形態では、図の左右方向は装置幅方向、前後方向は装置奥行き方向、上下方向は装置厚み方向に対応付けている。
図2に示すように、タブレット装着部30の上部ケース31の上面31fには、第1の係合突起51a、第2の係合突起51b、コネクタ8、出没部材61が配置されている。また、タブレット装着部30の前面には、操作部材41が配置されている。第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、図2のように上部ケース31の第1の突起収容部31a及び第2の突起収容部31bから外部に(右側に)突出した位置(係合位置)と、第1の突起収容部31a及び第2の突起収容部31b内に退避した位置(係合解除位置)との間で左右方向に移動可能である。また、出没部材61は、図2のように上部ケース31の上面31fから上方に突出した状態と、上部ケース31の上面31fの位置まで下方に退避した状態との間で移動可能である。
また、タブレット装着部30のケースの側面部30wには、ロック孔30mが設けられている。ロック孔30mは、ケンジントンロック200のロック用突起201が挿入可能である(図7参照)。
図3は、タブレット装着部30の分解斜視図である。図4は、上部ケース31や下部ケース32を省略したタブレット装着部30の斜視図である。
タブレット装着部30は、上部ケース31と、下部ケース32と、コネクタ基板34と、移動部材51と、係止部材52と、操作部材41と、支持部材42と、ガイド部材53と、出没部材61と、を有する。
上部ケース31の上面31fには、コネクタ挿通孔31d、操作部材配置孔31e、第1の突起収容部31a、第2の突起収容部31b、及び出没部材収容凹部31cが設けられている。上部ケース31は下部ケース32にネジ36により固定される。
コネクタ基板34は、コネクタ8が実装されている。コネクタ基板34は、コネクタ8が上部ケース31のコネクタ挿通孔31dに下方から挿通された上で、ネジ35により上部ケース31の内面に固定される。
操作部材41は、支持部材42上に載置された状態で、上部ケース31の操作部材配置孔31eに内面側から臨ませて配置され、支持部材42により左右方向に移動可能に支持される。支持部材42は、ネジ43により上部ケース31の内面に固定される。
出没部材61は、上部ケース31の出没部材収容凹部31cに収容される。出没部材61と出没部材収容凹部31cの底面との間には、第2の付勢部材62(図6参照)が介装され、出没部材61は上方(突出方向)に付勢される。
移動部材51は、左右方向に長い部材であり、左端側に第1の係合突起51aが形成され、右端側に第2の係合突起51bが形成されている。第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、それぞれ、上方に延びて右に折れ曲がる略L字状の形状を有する。移動部材51の左右方向の中央付近には、操作部材固定部51fが設けられている。操作部材固定部51fには操作部材41が固定され、図4に示すように、操作部材41が移動部材51と一体化される。
移動部材51において、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの側方にはそれぞれガイド孔51g,51hが設けられている。ガイド孔51g,51hは左右方向に長い長孔であり、ガイド部材53が図4に示すように上方から挿入される。ガイド部材53は、下部ケース32にネジ(図示せず)により固定される。そのため、移動部材51は、ガイド孔51g,51hの長さ範囲内で左右に移動可能である。
移動部材51の右端部には、上下方向に延びる縦壁部51dが設けられている。縦壁部51dには、ロック孔51mが設けられている。ロック孔51mは、ケンジントンロック200のロック用突起201が挿入可能である(図7参照)。
移動部材51の右端側には、バネ掛け部51eが設けられている。バネ掛け部51eには、第1の付勢部材71の一端が係止される。第1の付勢部材71の他端は、下部ケース32のバネ掛け部32mに係止される(図5参照)。これにより、移動部材51は、第1の付勢部材71により、常時右側へ引っ張られる。
係止部材52は、図4に示すように移動部材51の左端部に固定される。係止部材52の左端には、係止部52aが設けられている。係止部材52は、比較的柔らかい樹脂により形成されており、先端側に上方からの力が加わったときに下方に撓み変形可能である。係止部材52の上方に出没部材61が位置する。なお、移動部材51の左右への移動に応じて、係止部材52と出没部材61との左右方向の位置関係は変化する。
[1−3.タブレット装着部の動作]
タブレット装着部30の動作について説明する。
図5は、タブレット型コンピュータ1が装着されていない状態のときのタブレット装着部30の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。タブレット型コンピュータ1がタブレット装着部30に装着されていない状態では、第1の付勢部材71によりバネ掛け部51eが右方向に引っ張られることで、移動部材51が右側に移動した状態にある。このとき、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、第1の突起収容部31a及び第2の突起収容部31bから外部に(右側に)突出した状態となる。つまり、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、係合位置に位置する。図6は、図5の矢印Bで示す部分の拡大図である。出没部材61は、第2の付勢部材62により上方に付勢されているため、タブレット装着部30の上部ケース31の上面31fから上方に突出した状態にある。
図7は、タブレット型コンピュータ1が装着されている状態のときのタブレット装着部30の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。タブレット型コンピュータ1がタブレット装着部30に装着されている状態では、第1の付勢部材71によりバネ掛け部51eが右方向に引っ張られることで、移動部材51が右側に移動した状態となる。このとき、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、第1の突起収容部31a及び第2の突起収容部31bから外部に(右側に)突出し、第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bに嵌った状態となる。つまり、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは、係合位置に位置する。出没部材61は、タブレット型コンピュータ1の側部で押さえ付けられることで下方に退避する。
この状態において、移動部材51の縦壁部51dは、タブレット装着部30の側面部30wに近接(当接)する。そして、移動部材51の縦壁部51dのロック孔51mと、タブレット装着部30の側面部30wとが隣接する。そして、これらのロック孔30m,51mの両方にケンジントンロック200のロック用突起201を挿入して、ロック用突起201を例えばシリンダ軸を中心として回転させることで、一括してロックできる。したがって、移動部材51の縦壁部51dにロック用突起201が当接することで、縦壁部51dの左方向(係合解除の方向)への移動が規制される。そのため、操作部材41を左側にスライドさせることが不可能となり、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bと、第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bとの嵌合を解除できなくなる。したがって、タブレット型コンピュータ1をタブレット装着部30から取り外すことができない。
図8は、操作部材41が係合解除のためにスライド操作されたときのタブレット装着部30の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。タブレット型コンピュータ1が装着されている状態であって、ケンジントンロック200によるロックが行われていない状態のときに、操作部材41が左側にスライド操作されると、移動部材51が左方向へ係合解除位置まで移動する。このとき、係止部材52の係止部52aは、出没部材61の延伸部61aに当接すると、出没部材61の延伸部61aの下方に撓みながら左方向へ移動する。そして、係止部52aが出没部材61の延伸部61aの左側にまで移動すると、係止部材52の弾力により、係止部52a側が上方に移動し、その結果、係止部52aが出没部材61の延伸部61aの左側に当接し、係止される。このとき、移動部材51は、第1の付勢部材71により右方向に引っ張られているが、係止部52aが出没部材61の延伸部61aに当接していることで、右方向に移動できない。そのため、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bが係合解除位置で保される。そのため、ユーザは、操作部材41を一方の手で保持し続けることなく、当該一方の手または他方の手でタブレット型コンピュータ1を取り外すことが可能となる。
図9は、タブレット型コンピュータ1が装着されるときのタブレット装着部30の主要構成要素の位置関係を説明した模式図である。タブレット型コンピュータ1がタブレット装着部30に装着されていないとき(前述した図5の状態のとき)に、タブレット型コンピュータ1を装着する場合、タブレット装着部30の上方からタブレット型コンピュータ1を下げていく。そして、タブレット型コンピュータ1の第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bのそれぞれの下壁部が、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bに当接すると、第1の係合突起51aの上辺51ax及び第2の係合突起51bの上辺51bxが右肩下がりに傾斜しているため、タブレット型コンピュータ1を下方に移動させるにつれて、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bが、第1の係合凹部10a下壁部10c及び第2の係合凹部10bの下壁部10dによって左側に押され、左側に移動する。そして、タブレット型コンピュータ1をさらに下方に移動させると、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの先端(右端)を通過して、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bが第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10b内に嵌合する。その結果、図7で説明した状態が得られる。
図10は、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの形状を示す図である。本実施形態では、第2の係合突起51bの長さL2が、第1の係合突起51aの長さL1よりも所定量小さく設定されている。これは、以下の理由による。
図11は、第1の係合突起51aと第2の係合突起51bの長さを異ならせる理由を説明した図である。図8で説明した、操作部材41を左側に移動させた状態からタブレット型コンピュータ1を取り外すとき、出没部材61が第2の付勢部材62で付勢されていることから、タブレット型コンピュータ1の左端部側が右端部側よりも多く持ち上がる。
なお、タブレット型コンピュータ1の左端部側が、一定量以上持ち上がるまでは、係止部材52の係止部52aと出没部材61の延伸部61aとの当接が維持される。この一定量とは、図11に示すように、第1の係合突起51aの先端が第1の係合凹部10aの下壁部10cの先端側方に移動するまでである。
そして、さらにタブレット型コンピュータ1の左端部側が持ち上げられると、図11に示すように、係止部材52の係止部52aと出没部材61の延伸部61aとの当接が解除される。そのため、移動部材51が第1の付勢部材71の引っ張り力により右側(係合解除位置側)に移動し始める。ただし、このとき、第1の係合突起51aの先端が第1の係合凹部10aの下壁部10cの先端に当接する。そのため、移動部材51は一気に係合解除位置まで移動することはない。
タブレット型コンピュータ1の左端部側が上記のように持ち上がったときに、タブレット型コンピュータ1の右端部側はまだほとんど持ち上がっていない。そのため、第2の係合突起51bの第2の係合凹部10bからの離脱タイミングは、第1の係合突起51aの第1の係合凹部10aからの離脱タイミングよりも遅れることとなる。より具体的には、第1の係合突起51aの先端が第1の係合凹部10aの下壁部10cの先端に当接しているとき、第2の係合突起51bは、まだ第2の係合凹部10bの下壁部10dよりも上方に位置し、かつ第1の係合突起51a(移動部材51)が右側に移動した分だけ右側に移動している。そのため、第2の係合突起51bが第2の係合凹部10b内から外部に離脱する際に、タブレット型コンピュータ1の持ち上がり方によっては、第2の係合突起51bの先端側が第2の係合凹部10bの下壁部10dに引っ掛かる可能性がある。これに対処するため、本実施形態では、上記の離脱の遅れに伴う第2の係合突起51bの右側への移動量の分だけ、第2の係合突起51bの長さを第1の係合突起51aの長さよりも短くしている。これにより、第2の係合突起51bの先端側が第2の係合凹部10bの下壁部10dに引っかかりにくくなり、第2の係合突起51bが第2の係合凹部10bから離脱しやすくなる。よって、タブレット型コンピュータ1の着脱性を向上させることができる。
その後、タブレット型コンピュータ1がさらに持ち上げられて、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの先端がそれぞれ第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bの下壁部10c,10dの下方にまで移動すると、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの傾斜した上辺51ax,51bxが下壁部10c,10dの先端に当接し始める。この当接している間、タブレット型コンピュータ1が上方に持ち上がるに連れて、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは第1の付勢部材71の引っ張り力により徐々に右側に移動する。そして、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bの上辺51ax,51bxと下壁部10c,10dとが当接しなくなるまでタブレット型コンピュータ1が持ち上げられると、第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bは係合解除位置まで移動し、図5の状態となる。
[2.効果等]
実施形態1のキーボードユニット2(電子機器の一例)は、側面10f(第1の所定外面)に所定方向に離間させて第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bが設けられたタブレット型コンピュータ1(外部電子機器の一例)を装着可能である。
キーボードユニット2は、
タブレット型コンピュータ1が装着された状態で所定方向において係合位置と係合解除位置との間で移動可能に構成されているとともに、当該キーボードユニット2の上面31f(第2の所定外面)から突出し、係合位置にあるときに第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bにそれぞれ嵌る第1の係合突起51a及び第2の係合突起51bを有する移動部材51と、
移動部材51を係合位置側に付勢する第1の付勢部材71と、
第1の係合突起51aの近傍で上面31f(第2の所定外面)から出没自在に設けられた出没部材61と、
タブレット型コンピュータ1が装着された状態で、出没部材61をタブレット型コンピュータ1の側面10f(第1の所定外面)に当接させて、側面10f(第1の所定外面)を上面31f(第2の所定外面)から離間させる方向に付勢する第2の付勢部材62と、
移動部材51を係合解除位置に移動させる操作部材41と、を備える。
第2の係合突起51bの長さが、第1の係合突起51aの長さよりも所定量小さく設定されている。
これにより、側面10f(第1の所定外面)に所定方向に離間させて第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bが設けられたタブレット型コンピュータ1を装着可能なキーボードユニット2において、タブレット型コンピュータ1の着脱性を向上させることができる。
実施形態1のキーボードユニット2において、
出没部材61は、移動部材51側に延びる延伸部61aを備える。
移動部材51は、操作部材41が係合解除位置に移動されたときに延伸部61aによって係止される係止部52aを備える、
これにより、操作部材41を操作したときに、移動部材51が係合解除位置で保持される。つまり、当該キーボードユニット2とタブレット型コンピュータ1との係合が解除された状態で維持される。そのため、タブレット型コンピュータ1を取り外す際に、操作部材41を一方の手で保持し続ける必要がなくなる。
実施形態1のキーボードユニット2において、
移動部材51に、係合位置にあるときにケンジントンロック200(施錠部材の一例)のロック用突起201を挿入可能なロック孔51mが設けられている。
これにより、移動部材51が係合位置にあるときに、そのロック孔51mにケンジントンロック200のロック用突起201を挿入してロックすることで、移動部材51が移動できなくなる。つまり、ケンジントンロック200のロック用突起201を挿入してロックするだけで、当該キーボードユニット2とタブレット型コンピュータ1との係合を解除することができなくできる。
また、本実施形態では、側面10f(第1の所定外面)に所定方向に離間させて第1の係合凹部10a及び第2の係合凹部10bが設けられたタブレット型コンピュータ1(外部電子機器の一例)と、本実施形態のキーボードユニット2(電子機器の一例)と、を備えたデタッチャブル型コンピュータ100(デタッチャブル型電子機器の一例)を提供できる。
(他の実施形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
(1)前記実施の形態では、外部電子機器がタブレット型コンピュータである場合を例示した。しかし、本開示において、外部電子機器は、携帯性を有するスマートフォン等の電子機器であってもよい。
(2)前記実施の形態では、電子機器がキーボードユニットである場合を例示した。しかし、本開示の電子機器は、外部電子機器を装着可能な電子機器であればどのようなものでも適用できる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、外部電子機器を着脱可能な電子機器、及びデタッチャブル型電子機器において広く利用可能である。
1 タブレット型コンピュータ
2 キーボードユニット
5 表示部
6 タッチパッド
7 キーボード
8 コネクタ
9 外部機器インタフェース
10 筐体
10a 第1の係合凹部
10b 第2の係合凹部
10c 下壁部
10d 下壁部
10f 側面
30 タブレット装着部
30w 側面部
30m ロック孔
31 上部ケース
31a 第1の突起収容部
31b 第2の突起収容部
31c 出没部材収容凹部
31d コネクタ挿通孔
31e 操作部材配置孔
31f 上面
32 下部ケース
34 コネクタ基板
35 ネジ
41 操作部材
42 支持部材
43 ネジ
51 移動部材
51a 第1の係合突起
51ax 上辺
51b 第2の係合突起
51bx 上辺
51d 縦壁部
51e バネ掛け部
51f 操作部材固定部
51g,51h ガイド孔
51m ロック孔
52 係止部材
52a 係止部
53 ガイド部材
54 ネジ
61 出没部材
61a 延伸部
62 第2の付勢部材
71 第1の付勢部材
100 デタッチャブル型コンピュータ
200 ケンジントンロック
201 ロック用突起

Claims (4)

  1. 第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器を装着可能な電子機器であって、
    前記外部電子機器が装着された状態で前記所定方向において係合位置と係合解除位置との間で移動可能に構成されているとともに、当該電子機器の第2の所定外面から突出し、前記係合位置にあるときに前記第1の係合凹部及び第2の係合凹部にそれぞれ嵌る第1の係合突起及び第2の係合突起を有する移動部材と、
    前記移動部材を前記係合位置側に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1の係合突起の近傍で前記第2の所定外面から出没自在に設けられた出没部材と、
    前記外部電子機器が装着された状態で、前記出没部材を前記外部電子機器の前記第1の所定外面に当接させて、前記第1の所定外面を前記第2の所定外面から離間させる方向に付勢する第2の付勢部材と、
    前記移動部材を前記係合解除位置に移動させる操作部材と、を備え、
    前記第2の係合突起の長さが、前記第1の係合突起の長さよりも所定量小さく設定されている、
    電子機器。
  2. 前記出没部材は、前記移動部材側に延びる延伸部を備え、
    前記移動部材は、前記操作部材が前記係合解除位置に移動されたときに前記延伸部によって係止される係止部を備える、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記移動部材に、係合位置にあるときに施錠部材のロック用突起を挿入可能なロック孔が設けられている、
    請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 第1の所定外面に所定方向に離間させて第1の係合凹部及び第2の係合凹部が設けられた外部電子機器と、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器と、を備えた、
    デタッチャブル型電子機器。
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