JP6102514B2 - 取付装置、電子機器、及びロック構造 - Google Patents

取付装置、電子機器、及びロック構造 Download PDF

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Description

本願が開示する技術は、取付装置、電子機器、及びロック構造に関する。
マウス等の周辺機器が接続される回路基板等を内部に有し、ノートブック型パーソナルコンピュータ等の電子装置が取り付けられる取付装置が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
この種の取付装置では、例えば、電子装置を着脱可能にする着脱位置と電子装置に係止される係止位置との間を移動するフックと、フックを係止位置から着脱位置へ移動する操作レバーとを備えている。そして、取付装置に電子装置を取り付ける場合は、電子装置をフックに押し付けながら当該フックを着脱位置へ一旦移動させた後、電子装置にフックを係止させる。これにより、電子装置が取付装置に拘束される。一方、取付装置から電子装置を取り外す場合は、操作レバーによってフックを係止位置から着脱位置へ移動し、フックと電子装置との係止状態を解除する。これにより、取付装置から電子装置が取り外し可能になる。
また、前述した取付装置の盗難対策として、ワイヤによって机等に繋がれたセキュリティロックを取付装置に取り付けることが知られている。さらに、取付装置及び電子装置の盗難対策として、電子装置を取付装置に取り付けた状態で、セキュリティロックによりフックを操作不能にすることが知られている。
特開2006−120150号公報 特開2000−267762号公報 特開平10−171552号公報
しかしながら、取付装置に電子装置を取り付けるときに、セキュリティロックによってフックが移動不能にされていると、次のことが懸念される。すなわち、取付装置に電子装置を取り付けるときに、取付装置からセキュリティロックを取り外してフックを移動可能にしなければならず、取付装置に対する電子装置の取り付け作業に手間がかかる可能性がある。
本願が開示する技術は、一つの側面として、取付装置に対する電子装置の取り付け作業の手間を低減することを目的とする。
本願が開示する技術では、例えば、取付装置は、筐体を備えている。この筐体には、拘束部材と、ロック部材と、阻止部材とが設けられている。拘束部材は、筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と電子装置を筐体に拘束する拘束位置との間を移動する。ロック部材は、拘束部材の拘束位置から着脱位置への移動を規制する。阻止部材は、拘束部材が電子装置を筐体に拘束するまでは。ロック部材が拘束部材を規制することを阻止する。
本願が開示する技術によれば、一つの側面として、取付装置に対する電子装置の取り付け作業の手間を低減することができる。
図1は、一実施例に係る電子機器を示す斜視図である。 図2は、図1に示される取付装置からノートパソコンを取り外した状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示される取付装置を示す分解斜視図である。 図4は、図3に示される拘束用スライダ及び離脱用スライダを示す拡大斜視図である。 図5Aは、図3に示される拘束用スライダ、離脱用スライダ、及び押圧部材を示す取付装置の縦断面図である。 図5Bは、図3に示される拘束用スライダ、離脱用スライダ、及び押圧部材を示す取付装置の縦断面図である。 図6Aは、図3に示される拘束用スライダ、離脱用スライダ、及び押圧部材を示す取付装置の縦断面図である。 図6Bは、図3に示される拘束用スライダ、離脱用スライダ、及び押圧部材を示す取付装置の縦断面図である。 図7は、図3に示される拘束用スライダ、離脱用スライダ、操作レバーを示す平面図である。 図8Aは、図3に示される操作レバーを示す拡大平面図である。 図8Bは、図3に示される操作レバーを示す拡大平面図である。 図8Cは、図3に示される操作レバーを示す拡大平面図である。 図8Dは、図3に示される操作レバーを示す拡大平面図である。 図9は、図3に示される規制部材を示す拡大平面図である。 図10は、図4に示されるロック部材及び阻止部材を示す拡大平面図である。 図11は、図10に示されるロック部材を示す拡大斜視図である。 図12は、図10に示される阻止部材を示す拡大斜視図である。 図13Aは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図13Bは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図13Cは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図14Aは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図14Bは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図14Cは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。 図14Dは、図10に示されるロック部材及び阻止部材の動作を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら本願が開示する技術の一実施例について説明する。なお、各図において適宜示される矢印Xは、取付装置の前後方向(装置前後方向)の前側を示している。また、矢印Yは、取付装置の幅方向(装置幅方向)の一方側(右側)を示している。さらに、矢印Zは、取付装置の上下方向(装置上下方向)の上側を示している。
(電子機器)
図1には、本実施例に係る電子機器10が示されている。電子機器10は、電子装置の一例としてのノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」という)12と、ノートパソコン12が取り付けられる取付装置30とを備えている。
(ノートパソコン)
ノートパソコン12は、表示ユニット14と本体ユニット18とを備えている。表示ユニット14は、本体ユニット18の後端部に図示しないヒンジユニットを介して開閉(回動)可能に支持されている。この表示ユニット14は、薄型の箱状に形成された表示側筐体16を有している。表示側筐体16には、液晶パネル等の表示パネルが収納されている。なお、図1及び図2には、表示ユニット14が閉じられた状態が示されている。
本体ユニット18は、薄型の箱状に形成された本体側筐体20を有している。本体側筐体20の内部には、CPU等が実装された回路基板(マザーボード)、ハードディスクドライブ等の記憶装置、及びバッテリ等が収納されている。また、本体側筐体20には、図示しないキーボード及びタッチパッド等の入力装置が設けられている。
図2に示されるように、本体側筐体20の後端部20Aの底壁部20Lには、図示しないバッテリを交換するためのバッテリカバー22が取り付けられている。また、後端部20Aの底壁部20Lには、後述する取付装置30のコネクタ40が接続される電子装置側接続部の一例としてのコネクタ24が設けられている。さらに、底壁部20Lにおけるコネクタ24の装置幅方向の両側には、後述する取付装置30の一対のフック部60がそれぞれ挿入される一対のフック挿入口26が形成されている。
(取付装置)
取付装置30は、ノートパソコン12の機能を拡張するポートリプロケータであり、ノートパソコン12の後端部に取り付けられる。この取付装置30は、本体側筐体20の後端部20Aを下側から支持する筐体32を備えている。筐体32は、全体として、長手方向を装置幅方向とした薄型の箱状に形成されている。
図3に示されるように、筐体32は、装置上下方向に分割されたアッパケース34及びロアケース36を有している。アッパケース34の上壁部は、本体側筐体20の後端部20Aが載置される載置部34Aとされている。この筐体32の内部には、回路基板38と、拘束用スライダ50と、離脱用スライダ70と、一対の押圧部材78と、操作レバー80と、規制部材90とが収納される。
回路基板38は、ノートパソコン12のコネクタ24(図2参照)が接続されるコネクタ40と、ノートパソコン12用の周辺機器が接続される複数の拡張用コネクタ42とを有している。取付装置側接続部の一例としてのコネクタ40は、回路基板38の前端部に実装されており、アッパケース34の載置部34Aに形成されたコネクタ用開口44に挿入される。
一方、複数の拡張用コネクタ42は、回路基板38の後端部に沿って配列されており、ロアケース36の後壁部36Aに形成された複数の接続口46からそれぞれ露出する。これらの接続口46を介して複数の拡張用コネクタ42に周辺機器がそれぞれ接続される。
(拘束用スライダ及び離脱用スライダ)
筐体32における前端側には、樹脂製の拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70が装置幅方向にスライド(移動)可能に収納される。拘束用スライダ50は、装置幅方向のスライドに伴ってノートパソコン12を取付装置30の筐体32に拘束するものである。一方、離脱用スライダ70は、装置幅方向のスライドに伴って一対の押圧部材78を介してノートパソコン12の本体側筐体20を押し上げ、取付装置30の筐体32からノートパソコン12を離脱させるものである。これらの拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70は、筐体32の装置幅方向の一端側に収納された操作レバー80によってそれぞれスライドされる。
具体的には、拘束部材の一例としての拘束用スライダ50は、長手方向を装置幅方向として配置され、図示しないバネ等の弾性体によって装置幅方向の一方側(矢印Y方向側)へ付勢される。この拘束用スライダ50は、筐体32の装置幅方向の一端側に配置されるスライダ取付部50Aと、スライダ取付部50Aから装置幅方向の他方側(矢印Y方向と反対側)へ延出する延出部50Bとを有している。
図4に示されるように、スライダ取付部50Aには、装置幅方向に延びる3つの長孔52A,52B,52Cが形成されている。3つの長孔52A,52B,52Cには、ロアケース36の底壁部20Lから突出する3つのボス部54A,54B,54C(図3参照)がそれぞれスライド可能に挿入される。これらのボス部54A,54B,54Cにビス等によってアッパケース34を固定することにより、拘束用スライダ50が筐体32に取り付けられる。また、スライダ取付部50Aの装置幅方向の一端部には、後述する操作レバー80の回転アーム部80B(図8A参照)によって押される押し部56と、回転アーム部80Bによって押されない湾曲凹部58が設けられている。
図3に示されるように、延出部50Bには、ノートパソコン12を筐体32に拘束する一対のフック部60が設けられている。一対のフック部60はコネクタ40の装置幅方向の両側に配置され、アッパケース34に形成された一対のフック用開口62にそれぞれ挿入される。また、図4に示されるように、フック部60の先端部には、装置幅方向の一端側へ突出する爪部60Aが設けられている。この爪部60Aは、ノートパソコン12の本体側筐体20に形成されたフック挿入口26(図2参照)へ挿入される。
図5Aに示されるように、フック挿入口26の縁部には、爪部60Aが係止される被拘束部の一例としてのフック係止部64が設けられている。そしてノートパソコン12を取付装置30に取り付ける場合は、フック係止部64を爪部60Aに押し付けながら拘束用スライダ50を装置幅方向の他方側へスライドさせ、ノートパソコン12のコネクタ24(図2参照)を取付装置30のコネクタ40に接続する。このとき、図5Bに示されるように、フック部60が二点鎖線で示される拘束位置から実線で示される着脱位置へ移動し、フック部60の爪部60Aがフック挿入口26に挿入される。その後、図示しない弾性体の付勢力によってフック部60が着脱位置から拘束位置へ移動し、フック部60の爪部60Aがフック係止部64に係止される。これにより、ノートパソコン12の本体側筐体20がアッパケース34の載置部34Aに拘束される。
図3に示されるように、拘束用スライダ50の下側には、ロック解除部材の一例としての離脱用スライダ70が配置される。離脱用スライダ70は、長手方向を装置幅方向として配置されており、図示しないバネ等の弾性体によって装置幅方向の一方側へ付勢される。この離脱用スライダ70は、筐体32の装置幅方向の一端側に配置されるスライダ取付部70Aと、スライダ取付部70Aから装置幅方向の他方側へ延出するガイドレール部70Bとを有している。
図4に示されるように、スライダ取付部70Aには、装置幅方向に延びる3つの長孔72A,72B,72Cが形成されている。3つの長孔72A,72B,72Cには、前述した3つのボス部54A,54B,54C(図3参照)がそれぞれスライド可能に挿入される。これらのボス部54A,54B,54Cにビス等によってアッパケース34を固定することにより、離脱用スライダ70が筐体32に取り付けられる。また、スライダ取付部70Aの装置幅方向の一端部には、後述する操作レバー80の段部80C(図8A参照)によって押圧される押し部74が設けられている。
ガイドレール部70Bは、上方が開口した断面U字形状に形成されている。このガイドレール部70Bには、拘束用スライダ50の延出部50Bがスライド可能に収納される。また、ガイドレール部70Bの一端側及び他端側には、離脱用スライダ70のスライドに伴って一対の押圧部材78(図3参照)を押し上げる一対の傾斜部76が設けられている。傾斜部76は、ガイドレール部70Bの両側にそれぞれ設けられている。
(押圧部材)
図3に示されるように、一対の押圧部材78は、一対のフック部60の装置幅方向の両側に配置される。図6Aに示されるように、押圧部材78は、可動部78Aと、可動部78Aの一端部に設けられた軸部78Bと、可動部78Aの他端部に設けられた押圧突起部78Cとを有している。
可動部78Aの下面は、離脱用スライダ70の装置幅方向の他方側のスライドに伴って傾斜部76によって押し上げられる傾斜面とされている。軸部78Bは、軸方向を装置前後方向として配置され、アッパケース34に回動可能に支持されている。これにより、図6Bに示されるように、可動部78Aの下面が傾斜部76によって押し上げられると、可動部78Aが軸部78Bを中心として回動する。この可動部78Aの回動に伴って、押圧突起部78Cがアッパケース34の載置部34Aに形成された突起用開口66を介して本体側筐体20の底壁部20Lを押圧する。
(操作レバー)
図7に示されるように、操作部材の一例としての操作レバー80は、ロアケース36(図3参照)に設けられたボス部68に回動可能に支持されている。この操作レバー80を利用者が回転させることにより、拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70が装置幅方向の他方側へ後述する所定のタイミングでそれぞれスライドする。これにより、前述した拘束用スライダ50のフック部60及び離脱用スライダ70の傾斜部76が作動し、取付装置30からノートパソコン12が離脱するようになっている。また、操作レバー80を回転させることにより、後述するロック解除突出部124が動作し、ロック部材112がロック位置からアンロック位置へ移動するようになっている。
具体的には、図8Aに示されるように、操作レバー80は、利用者によって操作される操作部80Aと、拘束用スライダ50の押し部56を押圧する回転アーム部80Bとを有している。この回転アーム部80Bの下面には、離脱用スライダ70の押し部74を押圧する段部80Cが設けられている。
ここで、拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70の動作(スライドのタイミング)について説明する。
図8A及び図8Bに示されるように操作レバー80を回動させると、先ず回転アーム部80Bの段部80Cによって離脱用スライダ70の押し部74が押圧され、後述する離脱用スライダ70のロック解除突出部124(図10参照)が装置幅方向の他方側へ移動する。
次に、図8Cに示されるように、操作レバー80をさらに回動させると、回転アーム部80Bによって拘束用スライダ50の押し部56が押圧され、拘束用スライダ50が装置幅方向の他方側へスライドする。これにより、図5Bに示されるように、フック部60の爪部60Aが二点鎖線で示される拘束位置から実線で示される着脱位置へ移動し、爪部60Aとフック係止部64との係止状態が解除される。
次に、図8Dに示されるように、操作レバー80をさらに回動させると、回転アーム部80Bが拘束用スライダ50の湾曲凹部58へ移動し、拘束用スライダ50のスライドが停止する。その一方で、回転アーム部80Bの段部80Cによって離脱用スライダ70の押し部74が押圧され、離脱用スライダ70が装置幅方向の他方側へスライドする。この結果、図6Bに示されるように、離脱用スライダ70の傾斜部76によって押圧部材78の可動部78Aが押し上げられ、押圧突起部78Cが突起用開口66を介して本体側筐体20の底壁部20Lを押圧する。これにより、筐体32の載置部34Aから本体側筐体20の底壁部20Lが浮き上がる。この結果、取付装置30のコネクタ40(図2参照)からノートパソコン12のコネクタ24が外れ、取付装置30からノートパソコン12が取り外される。
(セキュリティロック、規制部材)
図9に示されるように、ロアケース36の後壁部36Aには、セキュリティロック82が取り付けられるロック取付部84が設けられている。セキュリティロック82は、図示しないキーが挿入されるシリンダ部82Aと、シリンダ部82Aに回転可能に支持されたT字型の引掛け部82Bとを有している。
一方、ロック取付部84には、取付プレート86が設けられている。この取付プレート86には、装置上下方向に延びる長孔88が形成されている。この長孔88にセキュリティロック82の引掛け部82Bを挿入し、当該引掛け部82Bを回転させることにより、セキュリティロック82が取付プレート86に取り付けられている。
ロック取付部84と離脱用スライダ70のスライダ取付部70Aとの間には、離脱用スライダ70のスライドを規制する規制部材90が配置されている。規制部材90は上方が開口された断面U形状に形成されており、長手方向を装置前後方向として配置されている。この規制部材90は、装置前後方向にスライド可能とされており、バネ92によってロック取付部84側へ付勢されている。なお、バネ92は、一端部がロアケース36に設けられたボス部94に取り付けられ、他端部が規制部材90のバネ取付部96に取り付けられている。
規制部材90の一端部には、セキュリティロック82によって押される壁部90Aが設けられている。この壁部90Aは、ロック取付部84の取付プレート86にセキュリティロック82を取り付ける前の状態では、二点鎖線で示されるようにバネ92の付勢力によって取付プレート86に当接される。一方、規制部材90の他端部には、ロック取付部84の取付プレート86にセキュリティロック82を取り付けたときに、スライダ取付部70Aに設けられた被係合部102に係合される一対の係合リブ100が設けられている。
具体的には、ロック取付部84の取付プレート86にセキュリティロック82を取り付けると、引掛け部82Bによって規制部材90の壁部90Aがスライダ取付部50A側へ押圧される。これにより、規制部材90の一対の係合リブ100がスライダ取付部70Aの被係合部102の装置幅方向の両側へ移動し、離脱用スライダ70の装置幅方向のスライドが規制される。この結果、操作レバー80による離脱用スライダ70の操作が不能になる。
(ロック構造)
図10に示されるように、ロック構造110は、ロック部材112と、阻止部材130とを備えている。ロック部材112は、拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置へのスライドを規制するものであり、拘束用スライダ50の脇に配置されている。このロック部材112は、拘束用スライダ50のスライド方向と交差する方向に移動可能とされており、拘束用スライダ50側のロック位置と拘束用スライダ50から離間したアンロック位置との間を移動する。なお、ロック位置及びアンロック位置については、ロック部材112の動作と共に後述する。また、本実施例では、ロック部材112が拘束用スライダ50のスライド方向と直交する方向(装置前後方向)に移動可能になっている。
ロック部材112は、ロアケース36に設けられた支持壁部114と拘束用スライダ50の延出部50Bとの間に配置されている。このロック部材112の一端部と支持壁部114との間には、ロック用弾性体の一例としてロック用バネ116が配置されている。このロック用バネ116によって、ロック部材112が拘束用スライダ50側へ付勢されている。なお、ロック部材112の両側には、当該ロック部材112の移動をガイドする一対のガイド壁部118が設けられている。
ロック部材112の他端部には、ロック位置において、拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置へのスライドを規制するストッパ部120が設けられている。具体的には、拘束用スライダ50の延出部50Bには、ロック部材112側へ突出する係合部121が設けられている。係合部121は、ロック部材112に対して拘束用スライダ50のスライド方向の手前側に配置されている。この係合部121は、ロック部材112がロック位置に位置する場合に、拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置への移動に伴ってストッパ部120に係合される。一方、ロック部材112がアンロック位置に位置する場合、係合部121がストッパ部120と係合せず、拘束用スライダ50が拘束位置から着脱位置へスライド可能になる。
また、ロック部材112の他端部には、ストッパ部120から装置幅方向の他端側へ延出する腕部112A(図11参照)が設けられている。この腕部112Aには、離脱用スライダ70によってロック位置からアンロック位置へ押圧される被押圧部122が設けられている。具体的には、離脱用スライダ70のガイドレール部70Bには、ロック部材112側へ突出するロック解除突出部124が設けられている。なお、ロック解除突出部124は、ロック解除部材の押圧部の一例である。
ロック解除突出部124は、ロック部材112の被押圧部122とストッパ部120との間に形成された隙間Dに配置される。このロック解除突出部124は、ロック部材112の移動方向に対して傾斜する傾斜面124Aを有している。この傾斜面124Aは、ロック部材112がロック位置に位置する場合に、離脱用スライダ70の装置幅方向の他方側へのスライドに伴って被押圧部122を押圧する。
ロック部材112の被押圧部122は、図11に示されるように、ロック位置においてロック解除突出部124の傾斜面124Aと対向する傾斜面122Aを有している。この傾斜面122Aがロック解除突出部124の傾斜面124Aによって装置幅方向に他方側へ押圧されることにより、ロック部材112がロック位置からアンロック位置へ移動される。
図10に示されるように、ロック部材112の装置幅方向の他方側には、ロック部材112が拘束用スライダ50のスライド(移動)を規制することを阻止する阻止部材130が配置されている。阻止部材130は、拘束用スライダ50と同一方向に移動可能とされており、ロック部材112側の保持位置とロック部材112から離間した解除位置との間を移動する。なお、保持位置及び解除位置については、阻止部材130の動作と共に後述する。
阻止部材130は、ロック部材112とロアケース36に設けられた支持壁部132との間に配置されている。この阻止部材130の一端部と支持壁部132との間には、阻止用弾性体の一例としての保持用バネ134が配置されている。この保持用バネ134によって、阻止部材130がロック部材112側へ付勢されている。なお、阻止部材130の両側には、当該阻止部材130の移動をガイドする一対のガイド壁部136が設けられている。
阻止部材130の他端部には、保持位置において、ロック部材112に形成された凹部126に挿入される係止部130Aが設けられている。この係止部130Aにロック部材112を係止させることにより、ロック用バネ116の付勢力に抗してロック部材112がアンロック位置で保持される。
また、阻止部材130には、拘束用スライダ50のロック作動部138Aによって保持位置から解除位置へ押圧される被押圧部130Bが設けられている。具体的には、拘束用スライダ50の延出部50Bには、ロック部材112側へ延出するアーム部138が設けられている。アーム部138は、ロック部材112に対して阻止部材130と反対側に配置されている。このアーム部138の先端側は、阻止部材130側へ屈曲されており、ロック部材112を装置幅方向の一方側から他方側へ横切っている。
アーム部138の先端部は、阻止部材130の被押圧部130Bに当接されるロック作動部138Aとされている。このロック作動部138Aは、拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置へのスライドに伴って、被押圧部122を保持位置から解除位置へ押圧する。これにより、阻止部材130の係止部130Aがロック部材112の凹部126からが抜き出され、阻止部材130によるロック部材112の保持が解除される。この結果、ロック用バネ116の付勢力によってロック部材112がロック位置へ移動される。なお、図12に示されるように、被押圧部130Bは、ロック作動部138Aが当接するように、係止部130Aよりも高さが高くされている。
次に、取付装置30のノートパソコン12を取り付ける場合のロック部材112及び阻止部材130の動作について説明する。なお、以下で参照する図13A〜図13C及び図14A〜図14Dでは、一対のガイド壁部118,136の図示を省略している。
図5A及び図5Bに示されるように、取付装置30にノートパソコン12に取り付ける場合は、前述したように、本体側筐体20のフック係止部64を拘束用スライダ50のフック部60の爪部60Aに押し付ける。これにより、拘束用スライダ50が二点鎖線で示される拘束位置から実線で示される着脱位置へスライドさせる。
この拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置へのスライドに伴って、図13Aに示されるように、拘束用スライダ50のロック作動部138Aによって阻止部材130の被押圧部122が押圧される。これにより、阻止部材130が二点鎖線で示される保持位置から実線で示される解除位置へ移動し、阻止部材130の係止部130Aがロック部材112の凹部126から抜け出す。この結果、阻止部材130によるロック部材112の保持が解除され、図13Bに示されるように、ロック用バネ116の付勢力によってロック部材112が拘束用スライダ50側へ移動し、拘束用スライダ50の係合部121に当接する。
次に、図5Bに示されるように、図示しない弾性体の付勢力によって拘束用スライダ50のフック部60が実線で示される着脱位置から二点鎖線で示される拘束位置へ移動されると、フック部60の爪部60Aがフック係止部64に係止される。これにより、取付装置30の筐体32の載置部34Aにノートパソコン12の本体側筐体20が拘束される。
このとき、拘束用スライダ50の着脱位置から拘束位置へのスライドに伴って、図13Cに示されるように、拘束用スライダ50の係合部121が移動し、ロック部材112が実線で示されるロック位置へ移動する。この結果、操作レバー80(図8A参照)によって拘束用スライダ50を拘束位置から着脱位置へ移動させようとしたときに、係合部121がロック部材112のストッパ部120に係合し、当該拘束用スライダ50のスライドが規制される。
次に、取付装置30からノートパソコン12を取り外す場合のロック部材112及び阻止部材130の動作について説明する。
取付装置30からノートパソコン12を取り外す場合は、図7に示されるように、操作レバー80を回動させ、ロック解除突出部124、フック部60、及び傾斜部76を順に作動させる。具体的には、先ず、図8A及び図8Bに示されるように、操作レバー80を回動させ、離脱用スライダ70を装置幅方向の他方側へスライドさせる。この離脱用スライダ70のスライドに伴って、図14Aに示されるように、ロック解除突出部124の傾斜面124Aによってロック部材112の被押圧部122の傾斜面122Aが押圧される。これにより、ロック部材112が二点鎖線で示されるロック位置から実線で示されるアンロック位置へ移動し、ロック部材112による拘束用スライダ50のスライドの規制が解除される。
次に、操作レバー80をさらに回動すると、図6Aに示されるように、拘束用スライダ50のフック部60が拘束位置から着脱位置へ移動し、フック部60の爪部60Aによるノートパソコン12の本体側筐体20の拘束が解除される。また、図6Bに示されるように、離脱用スライダ70が装置幅方向の他方側へスライドし、押圧部材78の押圧突起部78Cによって本体側筐体20の底壁部20Lが押し上げられる。これにより、取付装置30の載置部34Aからノートパソコン12の本体側筐体20が離脱し、取付装置30からノートパソコン12が取り外される。
このとき、図14Bに示されるように、拘束用スライダ50のロック作動部138Aによって阻止部材130の被押圧部122が押圧され、阻止部材130が二点鎖線で示される保持位置から実線で示される解除位置へ移動する。
次に、操作レバー80を逆回転させると、図14Cに示されるように、拘束用スライダ50が着脱位置から拘束位置へスライドする。この拘束用スライダ50のスライドに伴って、拘束用スライダ50のアーム部138が装置幅方向の一方側へ移動し、阻止部材130が二点鎖線で示される解除位置から実線で示される保持位置へ移動する。これにより、阻止部材130の係止部130Aがロック部材112の凹部126に挿入され、ロック部材112がアンロック位置で保持される。つまり、阻止部材130によって、ロック部材112が拘束用スライダ50のスライドを規制することが阻止される。この阻止部材130は、取付装置30にノートパソコン12が再び取り付けられるまで、すなわち拘束用スライダ50のフック部60によってノートパソコン12が取付装置30の筐体32に拘束されるまでロック部材112をアンロック位置で保持する。
さらに、操作レバー80を逆回転して当該操作レバー80を元の位置に戻すと、図14Dに示されるように、離脱用スライダ70が装置幅方向の一方側へスライドする。これにより、ロック解除突出部124がロック部材112の被押圧部122とストッパ部120との間に位置される。
次に、本実施例の作用及び効果について説明する。
前述したように、取付装置30にノートパソコン12を取り付けると、拘束用スライダ50のフック部60によってノートパソコン12の本体側筐体20が取付装置30の筐体32に拘束される。この状態で、取付装置30のロック取付部84にセキュリティロック82を取り付けると、規制部材90によって離脱用スライダ70のスライドが規制され、操作レバー80が操作不能になる。したがって、操作レバー80によって取付装置30からノートパソコン12を取り外すことができなくなるため、取付装置30及びノートパソコン12が盗難され難くなる。
また、拘束用スライダ50のフック部60によってノートパソコン12の本体側筐体20が取付装置30の筐体32に拘束された状態では、ロック部材112によって拘束用スライダ50の拘束位置から着脱位置へのスライドが規制される。したがって、例えば、取付装置30の筐体32の外部から工具等によって拘束用スライダ50が直接操作されても、拘束用スライダ50が拘束位置から着脱位置へ移動し難くなる。したがって、ノートパソコン12がさらに盗難され難くなる。
一方、取付装置30からノートパソコン12を取り外す場合は、取付装置30からセキュリティロック82を一旦取り外し、操作レバー80を操作して取付装置30の筐体32からノートパソコン12の本体側筐体20を離脱させる。その後、取付装置30の盗難防止の観点から、取付装置30にセキュリティロック82が再び取り付けられる。
ここで、前述したように、操作レバー80を操作すると、離脱用スライダ70によってロック部材112がロック位置からアンロック位置へ移動すると共に、阻止部材130によってロック部材112がアンロック位置で保持される。つまり、ロック部材112が拘束用スライダ50のスライドを規制することが、阻止部材130によって阻止される。これにより、取付装置30からノートパソコン12を取り外した状態では、拘束用スライダ50が拘束位置から着脱位置へスライド可能になる。すなわち、拘束用スライダ50のフック部60によってノートパソコン12の本体側筐体20が取付装置30の筐体32に拘束されていない状態では、拘束用スライダ50が拘束位置から着脱位置へのスライド可能になっている。
したがって、取付装置30にセキュリティロック82が取り付けられた状態であっても、拘束用スライダ50を拘束位置から着脱位置へスライドさせ、ノートパソコン12を取付装置30に取り付けることができる。つまり、本実施例では、ノートパソコン12を取付装置30に取り付けるときに、取付装置30からセキュリティロック82を取り外す必要がない。したがって、取付装置30に対するノートパソコン12の取り付け作業の手間が低減される。
このように本実施例では、取付装置30及びノートパソコン12の盗難を防止しつつ、取付装置30に対するノートパソコン12の取り付け作業の手間を低減することができる。
また、本実施例では、ロック作動部138Aが拘束用スライダ50のアーム部138に設けられている。これにより、拘束用スライダ50とは別にロック作動部を設けた場合と比較して、取付装置30の構造を単純化することができる。
さらに、ロック解除突出部124は、離脱用スライダ70に設けられている。これにより、離脱用スライダ70とは別にロック解除突出部を設けた場合と比較して、取付装置30の構造を単純化することができる。
次に、上記実施例の変形例について説明する。
上記実施例では、拘束用スライダ50にロック作動部138Aを設けた例を示したが、これに限らない。例えば、拘束用スライダ50とは別に、当該拘束用スライダ50のスライドに伴って規制部材90の被押圧部122を押圧するロック作動部を設けても良い。
また、上記実施例では、ロック解除部材として離脱用スライダ70を用いた例を示したが、これに限らない。例えば、離脱用スライダ70とは別に、操作レバー80によってスライドされるロック解除部材を設け、当該ロック解除部材にロック解除突出部124を設けても良い。
また、上記実施例では、操作レバー80によって、拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70をスライドさせた例を示したが、これに限らない。操作部材は、拘束用スライダ50及び離脱用スライダ70を移動可能であれば良く、形状や機構は適宜変更可能である。
さらに、上記実施例では、取付装置30にノートパソコン12を取り付けた例を示したが、これに限らない。取付装置30に取り付けられる電子装置としては、例えば、タブレット端末等であっても良い。
なお、以上の一実施例を含む実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
筐体と、
前記筐体に設けられ、該筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材と、
前記筐体に設けられ、前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、
前記筐体に設けられ、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは、前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、
を備えた取付装置。
(付記2)
前記ロック部材は、前記拘束部材を規制するロック位置と該規制を解除するアンロック位置との間を移動可能され、
前記阻止部材は、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは前記ロック部材を前記アンロック位置で保持し、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束した後に該ロック部材の保持を解除して該ロック部材を前記ロック位置へ移動させる、
付記1に記載の取付装置。
(付記3)
前記ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動し、該ロック部材を前記阻止部材に保持させる操作部材を備えた、
付記2に記載の取付装置。
(付記4)
前記操作部材は、前記ロック解除部材によって前記ロック部材を前記アンロック位置へ移動させた後、前記拘束部材を前記拘束位置から前記着脱位置へ移動させる、
付記3に記載の取付装置。
(付記5)
前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動に伴って前記阻止部材による前記ロック部材の保持を解除し、該ロック部材を前記ロック位置に移動させるロック作動部を備えた、
付記2〜付記4の何れか1つに記載の取付装置。
(付記6)
前記阻止部材は、前記ロック部材を前記アンロック位置で保持する保持位置と該保持を解除する解除位置との間を移動可能とされ、
前記ロック作動部は、前記拘束部材に設けられ、該拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動に伴って前記阻止部材を前記保持位置から前記解除位置へ移動する、
付記5に記載の取付装置。
(付記7)
前記ロック部材の移動方向に対して交差する方向へ移動し、該ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ押圧するロック解除部材を備え、
前記操作部材は、前記ロック解除部材を移動して前記ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させる、
付記3または付記4に記載の取付装置。
(付記8)
前記ロック部材を前記アンロック位置から前記ロック位置へ向けて付勢するロック用弾性体を備えた、
付記2〜付記7の何れか1つに記載の取付装置。
(付記9)
前記阻止部材が、前記保持位置において、前記ロック部材が前記ロック用弾性体の付勢方向に係止される係止部を有する、
付記8に記載の取付装置。
(付記10)
前記阻止部材を前記解除位置から前記保持位置へ付勢する阻止用弾性体を備えた、
付記6に記載の取付装置。
(付記11)
筐体と、前記筐体に設けられ、該筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材と、前記筐体に設けられ、前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、前記筐体に設けられ、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、を備えた取付装置と、
前記拘束部材によって拘束される被拘束部を有し、前記筐体に取り付けられる電子装置と、
を備えた電子機器。
(付記12)
取付装置の筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、
前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは、前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、
を備えたロック構造。
以上、本願が開示する技術の一実施例について説明したが、本願が開示する技術は上記の実施例に限定されるものでない。また、上記実施例及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本願が開示する技術の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 電子機器
12 ノートパソコン(電子装置の一例)
30 取付装置
32 筐体
50 拘束用スライダ(拘束部材の一例)
64 フック係止部(被拘束部の一例)
70 離脱用スライダ(ロック解除部材の一例)
80 操作レバー(操作部材の一例)
110 ロック構造
112 ロック部材
124 ロック解除突出部(押圧部の一例)
130 阻止部材
138A ロック作動部

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、該筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材と、
    前記筐体に設けられ、前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、
    前記筐体に設けられ、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは、前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、
    を備えた取付装置。
  2. 前記ロック部材は、前記拘束部材を規制するロック位置と該規制を解除するアンロック位置との間を移動可能され、
    前記阻止部材は、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは前記ロック部材を前記アンロック位置で保持し、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束した後に該ロック部材の保持を解除して該ロック部材を前記ロック位置へ移動させる、
    請求項1に記載の取付装置。
  3. 前記ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動し、該ロック部材を前記阻止部材に保持させる操作部材を備えた、
    請求項2に記載の取付装置。
  4. 前記操作部材は、前記ロック部材を前記アンロック位置へ移動させた後、前記拘束部材を前記拘束位置から前記着脱位置へ移動させる、
    請求項3に記載の取付装置。
  5. 前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動に伴って前記阻止部材による前記ロック部材の保持を解除し、該ロック部材を前記ロック位置に移動させるロック作動部を備えた、
    請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の取付装置。
  6. 前記阻止部材は、前記ロック部材を前記アンロック位置で保持する保持位置と該保持を解除する解除位置との間を移動可能とされ、
    前記ロック作動部は、前記拘束部材に設けられ、該拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動に伴って前記阻止部材を前記保持位置から前記解除位置へ移動する、
    請求項5に記載の取付装置。
  7. 前記ロック部材の移動方向に対して交差する方向へ移動し、該ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ押圧するロック解除部材を備え、
    前記操作部材は、前記ロック解除部材を移動して前記ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させる、
    請求項3または請求項4に記載の取付装置。
  8. 筐体と、前記筐体に設けられ、該筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材と、前記筐体に設けられ、前記拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、前記筐体に設けられ、前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、を備えた取付装置と、
    前記拘束部材によって拘束される被拘束部を有し、前記筐体に取り付けられる電子装置と、
    を備えた電子機器。
  9. 取付装置の筐体に電子装置を着脱可能にする着脱位置と該電子装置を前記筐体に拘束する拘束位置との間を移動する拘束部材の前記拘束位置から前記着脱位置への移動を規制するロック部材と、
    前記拘束部材が前記電子装置を前記筐体に拘束するまでは、前記ロック部材が前記拘束部材の移動を規制することを阻止する阻止部材と、
    を備えたロック構造。
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