JPH10289033A - 取り外し可能な機能部品を有する携帯形情報機器 - Google Patents

取り外し可能な機能部品を有する携帯形情報機器

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JPH10289033A
JPH10289033A JP9095977A JP9597797A JPH10289033A JP H10289033 A JPH10289033 A JP H10289033A JP 9095977 A JP9095977 A JP 9095977A JP 9597797 A JP9597797 A JP 9597797A JP H10289033 A JPH10289033 A JP H10289033A
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JP
Japan
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housing
lock
hole
locking
functional component
Prior art date
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JP9095977A
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Masa Seto
雅 瀬戸
Atsushi Tatemichi
篤史 立道
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Computer Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、筐体の盗難を保障するロック装置を
用いて、機能部品の盗難や誤った出し入れ操作を防止で
きる携帯形情報機器の提供を目的とする。 【解決手段】コンピュータ1 は、盗難防止用のロック装
置32が接続されるロック孔31を有する筐体4 と;筐体の
周壁5aに開口された挿入口24を有し、機能部品22が取り
出し可能に収容される収容部20と;を備えている。筐体
の内部には、収容部に進出されて機能部品をロックする
ロック位置と、収容部から離脱されて機能部品のロック
を解除するロック解除位置とに亘って移動可能なロック
金具40が配置されている。ロック金具は、ロック位置に
移動された時にロック孔に連なる第1の係合孔48と、ロ
ック解除位置に移動された時にロック孔に連なる第2の
係合孔49とを有し、これら第1および第2の係合孔のい
ずれかにロック装置が取り外し可能に係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカードやI
/Oカードあるいはフロッピーディスク駆動装置のよう
な機能部品を装着可能とした携帯形情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック形あるいはノート形と称するコン
パクトなポータブルコンピュータにおいて、機能拡張用
のPCカードを装着可能とした機種が知られている。こ
のPCカードは、クレジットカードサイズの周辺機器で
あり、従来からメモリカード、I/OカードおよびLA
Nカード等として広く普及している。
【0003】この種のPCカードを装着可能なポータブ
ルコンピュータは、キーボードあるいはペン入力用のタ
ブレットを有する箱状の筐体を有し、この筐体の内部に
カード収容部が形成されている。カード収容部は、PC
カードを出し入れするためのカードスロットと、PCカ
ードが取り外し可能に接続されるカードコネクタとを備
えている。カードスロットは、筐体の周壁に開口されて
いる。このカードスロットは、PCカードの出し入れ時
を除き専用のカバーで覆われている。
【0004】一方、従来のポータブルコンピュータは、
盗難防止用のスロットを装備している。このスロット
は、盗難防止用のロック装置を取り外し可能に接続する
ためのもので、上記筐体の周壁に開口されている。ロッ
ク装置は、強靭なセキュリティケーブルと、このセキュ
リティケーブルの一端に固定されたロックシリンダとを
備えている。このロックシリンダは、上記スロットに取
り外し可能に引っ掛かる鉤を有している。
【0005】そのため、鉤をスロットに挿入した後、ロ
ックシリンダをロックするとともに、上記セキュリティ
ケーブルの他端をオフィスの机のような外部の固定物に
繋げれば、ポータブルコンピュータを固定物に繋ぎ止め
ておくことができ、このポータブルコンピュータの盗難
を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のポータブルコン
ピュータでは、筐体に接続されたロック装置によってコ
ンピュータ自体の盗難を防止することはできるものの、
周辺機器としてのPCカードは、カードスロットを通じ
て筐体のカード収容部に挿入されているにすぎない。
【0007】そのため、カード収容部に収容されたPC
カードは、何人でも容易に取り外せる状態にあり、この
PCカードについては盗難の可能性を避けられないとい
った問題がある。
【0008】また、PCカードの取り出しが容易である
ことから、誤ってコンピュータの電源がONの状態でP
Cカードの取り出しおよび取り付け作業を行なう恐れが
あり得る。このため、PCカードが電気的に破壊されて
しまい、PCカードに記憶されている情報が消去された
り、コンピュータの誤動作や故障の原因となるといった
不具合がある。
【0009】このPCカードの盗難や誤った取り出し操
作を防止するためには、筐体のカード収容部にPCカー
ドをロックするロック装置を付加することが考えられ
る。しかしながら、最近のポータブルコンピュータは、
筐体のコンパクト化が推し進められているため、この筐
体の内部のスペースが益々狭くなる傾向にある。したが
って、筐体の内部にPCカード用の新たなロック装置を
配置するスペースを確保することは極めて困難であり、
それ故、筐体に収容された部品のレイアウトを大幅に変
更しなくてはならない。しかも、このロック装置の分だ
け部品点数が増大し、コンピュータのコストや重量が増
大するといった新たな問題が生じてくる。
【0010】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、機能部品専用の盗難防止対策を講じるこ
となく、筐体の収容部に収容された機能部品の盗難や誤
った出し入れ操作を未然に防止することができる携帯形
情報機器の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、ロック用の孔が開口
された周壁を有する筐体と;この筐体に形成され、上記
周壁に開口された挿入口を有するとともに、この挿入口
を通じて機能部品が取り出し可能に収容される収容部
と;を備え、上記筐体の孔に、筐体の外部に接続された
盗難防止用のロック装置を取り外し可能に係止させるこ
とで、上記筐体の盗難を防止するようにした携帯形情報
機器を前提としている。
【0012】そして、上記筐体の内部に、上記収容部に
進出されて上記機能部品を上記収容部にロックするロッ
ク位置と、上記収容部から離脱されて上記機能部品のロ
ックを解除するロック解除位置とに亘って移動可能なロ
ック部材を配置し、このロック部材は、上記ロック位置
に移動された時に上記孔に連なる第1の係合孔と、上記
ロック解除位置に移動された時に上記孔に連なる第2の
係合孔とを有し、これら第1および第2の係合孔のいず
れか一方に上記ロック装置が取り外し可能に係止される
ことを特徴としている。
【0013】このような構成において、ロック部材をロ
ック解除位置に移動させると、このロック部材の第2の
係合孔が筐体の孔に連なる。そのため、筐体の孔に盗難
防止用のロック装置を係止させると、このロック装置が
ロック部材の第2の係合孔にも引っ掛かり、ロック部材
が上記ロック解除位置に保持される。よって、上記ロッ
ク装置を介して筐体を外部の机等に繋ぎ止めておくこと
ができ、機器の盗難を防止しつつ、筐体の収容部に機能
部品を出し入れすることができる。
【0014】機能部品を収容部に収容した後、ロック部
材をロック解除位置からロック位置に移動させると、ロ
ック部材が収容部に進出し、機能部品を収容部にロック
する。ロック部材がロック位置に移動された状態では、
このロック部材の第1の係合孔が筐体の孔に連なるの
で、筐体の孔に上記ロック装置を係止させると、このロ
ック装置がロック部材の第1の係合孔にも引っ掛かる。
このため、ロック部材が上記ロック位置に保持されると
ともに、上記ロック装置を介して筐体を外部の机等に繋
ぎ止めておくことができる。
【0015】したがって、機器の盗難が阻止されるとと
もに、ロック部材をロック位置からロック解除位置に向
けて移動させることができなくなり、収容部からの機能
部品の取り出しが不可能となる。この結果、機器の盗難
を保障するロック装置を利用して機能部品の盗難を防止
することができ、機能部品専用のロック機構が不要とな
る。
【0016】上記目的を達成するため、請求項6に記載
された発明は、ロック用の孔が開口された合成樹脂製の
周壁を有する筐体と;この筐体に形成され、上記周壁に
開口された挿入口を有するとともに、この挿入口を通じ
て機能部品が取り出し可能に収容される収容部と;上記
筐体の内部に配置され、上記孔に連なる鉤孔が開口され
たロック金具と;を備え、上記ロック金具の鉤孔に、上
記筐体の孔を介して上記筐体の外部に接続された鉤を取
り外し可能に係止させることで、上記筐体の盗難を防止
するようにした携帯形情報機器を前提としている。
【0017】上記ロック金具は、上記収容部に進出され
て上記機能部品を上記収容部にロックするロック位置
と、上記収容部から離脱されて上記機能部品のロックを
解除するロック解除位置とに亘ってスライド可能に上記
筐体に支持されているとともに、このロック金具の鉤孔
は、ロック金具がロック解除位置にスライドされた時に
上記筐体の孔に連なる位置に形成され、また、上記ロッ
ク金具は、上記ロック位置にスライドされた時に上記筐
体の孔に連通されて、上記鉤が取り外し可能に係止され
る係合孔を有していることを特徴としている。
【0018】このような構成において、ロック金具をロ
ック解除位置にスライドさせると、このロック金具の鉤
孔が筐体の孔に連なる。そのため、筐体の孔に鉤を挿入
すると、この鉤がロック金具の鉤孔に引っ掛かり、ロッ
ク金具が上記ロック解除位置に保持される。よって、上
記鉤を介して筐体を外部の机等に繋ぎ止めておくことが
でき、機器の盗難を防止しつつ、筐体の収容部に機能部
品を出し入れすることができる。
【0019】機能部品を収容部に収容した後、上記ロッ
ク金具をロック解除位置からロック位置にスライドさせ
ると、ロック金具が収容部に進出し、上記機能部品を収
容部にロックする。ロック金具がロック位置にスライド
された状態では、このロック金具の係合孔が筐体の孔に
連なるので、この孔に鉤に挿入すると、鉤がロック金具
の係合孔に引っ掛かる。このため、ロック金具が上記ロ
ック位置に保持されるとともに、上記鉤を介して筐体を
外部の机等に繋ぎ止めておくことができる。
【0020】したがって、機器の盗難が阻止されるとと
もに、ロック金具をロック位置からロック解除位置にス
ライドさせることができなくなり、収容部からの機能部
品の取り出しが不可能となる。この結果、機器の盗難防
止用の鉤およびこの鉤が引っ掛かるロック金具を利用し
て機能部品の盗難を防止することができ、機能部品専用
のロック機構が不要となる。
【0021】上記目的を達成するため、請求項9に記載
された発明は、ロック用の孔が開口された周壁を有する
筐体と;この筐体に形成され、夫々上記周壁に開口され
た挿入口を有するとともに、この挿入口を通じて機能部
品が取り出し可能に挿入される複数の収容部と;を備え
ており、上記筐体の孔に、筐体の外部に接続された盗難
防止用のロック装置を取り外し可能に係止させること
で、上記筐体の盗難を防止するようにした携帯形情報機
器を前提としている。
【0022】そして、上記筐体の内部に、上記複数の収
容部に進出されて上記機能部品を上記収容部に個々にロ
ックするロック位置と、上記複数の収容部から離脱され
て上記機能部品のロックを解除するロック解除位置とに
亘って移動可能なロック部材を配置し、このロック部材
は、上記ロック位置に移動された時に上記孔に連なる第
1の係合孔と、上記ロック解除位置に移動された時に上
記孔に連なる第2の係合孔とを有し、これら第1および
第2の係合孔のいずれか一方に上記ロック装置が取り外
し可能に係止されることを特徴としている。
【0023】このような構成において、ロック部材をロ
ック解除位置に移動させると、このロック部材の第2の
係合孔が筐体の孔に連なる。そのため、筐体の孔に盗難
防止用のロック装置を係止させると、このロック装置が
ロック部材の第2の係合孔にも引っ掛かり、ロック部材
が上記ロック解除位置に保持される。よって、上記ロッ
ク装置を介して筐体を外部の机等に繋ぎ止めておくこと
ができ、機器の盗難を防止しつつ、筐体の複数の収容部
に夫々機能部品を出し入れすることができる。
【0024】機能部品を複数の収容部に収容した後、上
記ロック部材をロック解除位置からロック位置に移動さ
せると、ロック部材が複数の収容部に個々に進出し、機
能部品を収容部にロックする。ロック部材がロック位置
に移動された状態では、このロック部材の第1の係合孔
が筐体の孔に連なるため、筐体の孔にロック装置を係止
させると、このロック装置がロック部材の第1の係合孔
にも引っ掛かる。このため、ロック部材が上記ロック位
置に保持されるとともに、上記ロック装置を介して筐体
を外部の机等に繋ぎ止めておくことができる。
【0025】したがって、機器の盗難が阻止されるとと
もに、ロック部材をロック位置からロック解除位置に向
けて移動させることができなくなり、複数の収容部から
の機能部品の取り出しが不可能となる。この結果、機器
の盗難防止用のロック装置を利用して機能部品の盗難を
阻止することができ、機能部品専用のロック機構が不要
となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、ポータブルコンピュータに適用した図1ないし図8
にもとづいて説明する。図1は、ブック形のポータブル
コンピュータ1を開示している。このコンピュータ1
は、本体ユニット2と、この本体ユニット2に支持され
たディスプレイユニット3とを備えている。
【0027】本体ユニット2は、偏平な箱状をなす合成
樹脂製の筐体4を有している。この筐体4は、底壁4
a、左右の側壁4b(一方のみを図示)、前壁4c、後
壁4dおよび上壁4eを有している。
【0028】筐体4は、ロアハウジング5と、このロア
ハウジング5に取り外し可能に連結されたアッパハウジ
ング6とで構成されている。ロアハウジング5は、上記
底壁4aと、この底壁4aの周縁から上向きに延びる四
つの周壁5aとを有している。アッパハウジング6は、
上記上壁4eと、この上壁4eの周縁から下向きに延び
る四つの周壁6aとを有している。ロアハウジング5の
周壁5aとアッパハウジング6の周壁6aとは、互いに
協働して上記筐体4の側壁4b、前壁4cおよび後壁4
dを構成している。
【0029】筐体4の上壁4eは、パームレスト7と、
キーボード装着部8とを有している。パームレスト7
は、筐体4の前端部に位置されている。キーボード装着
部8は、パームレスト7の後方に位置されている。キー
ボード装着部8は、筐体4の内部に向けて凹むような窪
みにて構成され、このキーボード装着部8にキーボード
9が取り付けられている。
【0030】筐体4の上壁4eの後端部には、凸部10
が形成されている。凸部10は、筐体4の幅方向に延び
ており、この凸部10は、一対のディスプレイ支持部1
1a,11bを有している。
【0031】上記ディスプレイユニット3は、偏平な箱
状をなすディスプレイハウジング15と、このディスプ
レイハウジング15に収容された液晶表示装置16とを
備えている。ディスプレイハウジング15は、一対の脚
部17a,17bを有している。脚部17a,17b
は、上記ディプレイ支持部11a,11bに挿入され、
夫々図示しないヒンジ装置を介して筐体4に支持されて
いる。
【0032】そのため、ディスプレイユニット3は、上
記パームレスト7やキーボード9を覆い隠す閉じ位置
と、上記パームレスト7やキーボード9を露出させる開
き位置とに亘って回動可能に筐体4に支持されている。
【0033】図1および図2に示すように、上記筐体4
の内部には、第1の収容部20と第2の収容部21とが
形成されている。第1および第2の収容部20,21
は、筐体4の奥行き方向に並べて配置されている。
【0034】第1の収容部20は、機能部品としての複
数のPCカード22を取り出し可能に収容するためのも
ので、上記キーボード9の下方に位置されている。PC
カード22は、クレジットカードサイズの周辺機器であ
り、メモリカード、I/OカードおよびLANカード等
として広く知られている。このPCカード22は、上記
第1の収容部20において、上記筐体4の厚み方向に上
下二段に積み重ねて配置されるようになっている。
【0035】上記第1の収容部20は、PCカード14
を出し入れする第1の挿入口24を有している。第1の
挿入口24は、上記筐体4の右側の側壁4bに開口され
ている。この第1の挿入口24と向かい合う第1の収容
部20の終端には、PCカード22が取り外し可能に接
続されるカードコネクタ(図示せず)が配置されてい
る。
【0036】第1の収容部20は、一対のイジェクトレ
バー25a,25bを装備している。イジェクトレバー
25a,25bは、PCカード22を第1の収容部20
から排出する際に指先で押圧するためのものであり、上
記第1の挿入口24の内側に配置されている。
【0037】筐体4は、カードカバー27を備えてい
る。カードカバー27は、第1の挿入口24を閉じる第
1の位置と、第1の挿入口24を開放する第2の位置と
に亘って回動可能に筐体4のロアハウジング5に支持さ
れている。
【0038】上記第2の収容部21は、機能部品として
の複数のパック状機器28を選択的に取り出し可能に収
容するためのもので、上記第1の収容部20の前方に位
置されている。上記パック状機器28としては、フロッ
ピーディスク駆動装置やCD−ROM駆動装置が準備さ
れており、これら駆動装置は、一つのモジュールとして
パッケージ化されている。
【0039】第2の収容部21は、パック状機器28を
出し入れする第2の挿入口29を有している。第2の挿
入口29は、上記筐体4の右側の側壁4bに開放されて
いる。この第2の挿入口29と向かい合う第2の収容部
21の終端には、パック状機器28が取り外し可能に接
続されるコネクタ(図示せず)が配置されている。そし
て、第2の挿入口29と上記第1の挿入口24とは、筐
体4の右側の側壁4b上において、この筐体4の奥行き
方向に並んでいる。
【0040】図4に示すように、上記筐体4は、セキュ
リティ用のロック孔31を有している。ロック孔31
は、コンピュータ1の盗難を防止するロック装置32を
取り外し可能に接続するためのものであり、上記筐体4
の厚み方向に延びる長孔状をなしている。このロック孔
31は、筐体4の右側の側壁4bの後端に開口され、上
記第1の挿入口24に隣接されている。
【0041】図4ないし図6に示すように、ロック装置
32は、強靭な金属製のケーブル33と、このケーブル
33の一端に固定されたロックシリンダ34とを備えて
いる。ロックシリンダ34は、上記ロック孔31に取り
出し可能に挿入される軸部35を有している。軸部35
は、上記ロック孔31にきっちりと嵌まり込むような縦
長の断面形状を有している。この軸部35の先端部に
は、鉤36が配置されている。鉤36は、軸部35の長
手方向に延びるロック解除位置と、軸部35の長手方向
とは直交する方向に延びるロック位置とに亘って略90
°の範囲で回動可能に上記軸部35に支持されている。
この鉤36の回動は、ロックシリンダ34に取り外し可
能に差し込まれたロックキー37によって行なわれる。
【0042】そのため、ロックシリンダ34の軸部35
をロック孔31に挿入した後、ロックキー37を介して
鉤36をロック位置に回動させると、この鉤36がロッ
ク孔31の開口縁部に引っ掛かり、ケーブル33の一端
がロックシリンダ34を介して筐体4に取り外し不能に
接続されるようになっている。
【0043】したがって、ケーブル33の一端を筐体4
に接続し、このケーブル33の他端を例えばオフィスの
机のような容易に移動できない外部の固定物に接続すれ
ば、ポータブルコンピュータ1を固定物に繋ぎ止めてお
くことができ、このポータブルコンピュータ1の盗難を
防止することができる。
【0044】図2や図3に示すように、上記筐体4の内
部には、ロック部材としてのロック金具40が配置され
ている。ロック金具40は、平板状の金具本体41を有
している。金具本体41は、上記筐体4の右側の側壁4
bの内面に沿うように起立されており、上記第1の収容
部20の後方に位置されている。この金具本体41は、
上記第1の収容部20に向けて延びる係止部42を一体
に有している。この係止部42の高さ寸法は、上下二段
に積み重ねられたPCカード22の厚み寸法よりも大き
く定められている。
【0045】図7や図8に示すように、ロック金具40
は、合成樹脂製のホルダ43を介して筐体4に支持され
ている。ホルダ43は、筐体4の底壁4aにねじ44を
介して固定されている。このホルダ43は、筐体4の側
壁4bの内面との間で上記ロック金具40の金具本体4
1を摺動可能に挟み込んでいる。
【0046】そのため、ロック金具40は、その係止部
42が上記第1の収容部20に突出するロック位置と、
上記係止部42が第1の収容部20の後方に退去するロ
ック解除位置とに亘ってスライド可能に上記筐体4に支
持されている。そして、ロック金具40をロック位置に
スライドさせた状態では、その係止部42が第1の挿入
口24の開口端に位置され、上記第1の収容部20に収
容されたPCカード22と向かい合うようになってい
る。
【0047】ロック金具40は、合成樹脂製のレバー部
45を有している。このレバー部45は、ロック金具4
0をマニュアル操作するためのもので、上記側壁4bに
開けた開口部46を通じて筐体4の外方に露出されてい
る。そのため、レバー部45に指先を引っ掛けて筐体4
の奥行き方向に押圧すれば、上記ロック金具40がロッ
ク位置又はロック解除位置のいずれかにスライドされる
ようになっている。
【0048】ロック金具40は、上記ロック孔31と向
かい合う位置に配置されている。このロック金具40
は、鉤孔としての第1の係合孔48と第2の係合孔49
とを有している。第1および第2の係合孔48,49
は、ロック金具40のスライド方向に互いに離間して配
置されており、夫々上記鉤36が貫通可能な長孔状をな
している。
【0049】図3の(A)に示すように、第1の係合孔
48は、ロック金具40をロック位置にスライドさせた
時に、上記筐体4のロック孔31と向かい合い、上記ロ
ック装置32の鉤36が取り外し可能に挿入されるよう
になっている。図3の(B)に示すように、第2の係合
孔49は、ロック金具40をロック解除位置にスライド
させた時に、上記筐体4のロック孔31と向かい合い、
上記ロック装置32の鉤36が取り外し可能に挿入され
るようになっている。
【0050】このような構成のポータブルコンピュータ
1において、PCカード22が第1の収容部20から取
り出されている場合には、図3の(B)に示すように、
ロック金具40をロック解除位置にスライドさせてお
く。このスライドにより、ロック金具40の第2の係合
孔49が筐体4のロック孔31に連なるので、ロック装
置32の鉤36をロック解除位置に回動させた状態で、
この鉤36を軸部35と共にロック孔31に挿入すれ
ば、鉤36が第2の係合孔49に通される。
【0051】そのため、ロックキー37の操作により鉤
36をロック解除位置からロック位置に回動させると、
鉤36が略90°回動されて第2の係合孔49の開口縁
部に引っ掛かる。この結果、ロック金具40がロック解
除位置に保持されるとともに、盗難防止用のロック装置
32が筐体4に取り外し不能に接続される。
【0052】したがって、ロック装置32のケーブル3
3の他端をオフィスの机のような外部の固定物に接続す
れば、ポータブルコンピュータ1を固定物に繋ぎ止めて
おくことができ、このコンピュータ1の盗難を防止する
ことができる。そして、筐体4の内部のロック金具40
は、ロック解除位置に保持され、その係止部42が第1
の挿入口24の開口端から外れているので、第1の収容
部20にPCカード22を挿入したり、この第1の収容
部20からPCカード22を取り出す作業を行なうこと
ができる。
【0053】第1の収容部20にPCカード22を収容
した状態において、ロック金具40をロック解除位置か
らロック位置にスライドさせると、図3の(A)や図4
に示すように、ロック金具40の係止部42が第1の収
容部20に進出し、その第1の挿入口24の開口端に位
置される。このため、係止部42が第1の収容部20に
収容されたPCカード22の端部と向かい合い、このP
Cカード22の排出経路を遮断するので、PCカード2
2を第1の収容部20から取り出すことができなくな
る。よって、コンピュータ1の電源がONの時に、第1
の収容部20からPCカード22を取り出してしまうと
いった誤操作を未然に防止することができる。
【0054】ロック金具40がロック位置にスライドさ
れると、上記第2の係合孔49がロック孔31から外れ
るとともに、今度は第1の係合孔48がロック孔31に
連なる。そのため、上記と同様に、ロック装置32の鉤
36をロック解除位置に回動させた状態で、この鉤36
を軸部35と共にロック孔31に挿入すると、鉤36が
第1の係合孔48に通される。そして、ロックキー37
の操作により鉤36をロック解除位置からロック位置に
回動させると、鉤36が略90°回動されて第1の係合
孔48の開口縁部に引っ掛かる。この結果、ロック金具
40がロック位置に保持されるとともに、盗難防止用の
ロック装置32が筐体4に取り外し不能に接続される。
【0055】したがって、ロック装置32を介してポー
タブルコンピュータ1を外部の固定物に繋ぎ止めておく
ことができ、このコンピュータ1の盗難を防止すること
ができる。
【0056】また、ロック金具40は、その係止部42
でPCカード22の排出経路を遮断したロック位置に保
持されているので、ロック装置32を筐体4から取り外
さない限り、ロック金具40をロック解除位置にスライ
ドさせることができなくなる。よって、PCカード22
を第1の収容部20から取り出すことができず、このP
Cカード22の盗難を未然に防止することができる。
【0057】しかも、この構成によると、ロック金具4
0は、コンピュータ1の盗難防止用のロック装置32に
よってロック位置に保持されているので、PCカード2
2の盗難を阻止するための専用のロック機構が不要とな
る。この結果、大きさの限られた筐体4の内部に専用の
スペースを確保する必要はなく、筐体4のコンパクト化
や軽量化が可能となるとともに、コンピュータ1のコス
トの低減にも寄与することになる。
【0058】さらに、筐体4のロック孔31は、第1の
挿入口24に隣接されているので、ロック金具40の形
状を小さくできるとともに、このロック金具40のスラ
イドストロークも少なくすることができる。このため、
筐体4の内部でのロック金具40の占有スペースを極力
少なく抑えることができる。
【0059】なお、本発明は、上記第1の実施の形態に
特定されるものではなく、図9に本発明の第2の実施の
形態を示す。この第2の実施の形態は、主にロック金具
40の構成が上記第1の実施の形態と相違しており、そ
れ以外の構成は第1の実施の形態と同様である。そのた
め、第2の形態において、上記第1の実施の形態と同一
の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省
略する。
【0060】図9の(A)に示すように、ロック金具4
0は、金具本体41から第1の収容部20に向けて延び
る第1の係止部51と、上記金具本体41から延出され
た延長部52とを有している。
【0061】第1の係止部51は、ロック金具40がロ
ック位置にスライドされた時に、第1の挿入口24の開
口端に張り出すとともに、ロック金具40がロック解除
位置にスライドされた時に、第1の挿入口24の開口端
から退去されるようになっている。
【0062】延長部52は、筐体4の右側の側壁4bに
沿うとともに、上記第1の挿入口24の上方を通って前
方に延びている。延長部52の前端52aは、第1の収
容部20と第2の収容部21との間に導かれている。延
長部52の前端52aには、第2の収容部21に向けて
延びる第2の係止部53が一体に形成されている。第2
の係止部53は、ロック金具40がロック位置にスライ
ドされた時に、第2の収容部21に突出するとともに、
ロック金具40がロック解除位置にスライドされた時
に、第2の収容部21から退去されるようになってい
る。
【0063】また、図9の(B)(C)に示すように、
第2の収容部21に収容されるパック状機器28は、係
合部としての係合溝55を有している。係合溝55は、
上記ロック金具40の第2の係止部53に対応するもの
で、この係合溝55に第2の係止部53が取り出し可能
に挿入されるようになっている。
【0064】このような構成によると、第1の収容部2
0にPCカード22を収容するとともに、第2の収容部
21にパック状機器28を収容した状態において、ロッ
ク金具40をロック解除位置からロック位置にスライド
させると、このロック金具40の第1の係止部51が第
1の挿入口24の開口端に進出し、PCカード22の排
出経路を遮断するとともに、第2の係止部53が第2の
収容部21に進出し、ここに収容されたパック状機器2
8の係合溝55に差し込まれる。そのため、一つのロッ
ク金具40によってPCカード22およびパック状機器
28の双方の取り出しを阻止することができる。
【0065】そして、ロック金具40をロック位置にス
ライドさせた状態で、筐体4のロック孔31にロック装
置32を接続すれば、このロック装置32の鉤36によ
ってロック金具40をロック位置に保持することができ
る。そのため、ロック金具40をロック位置からロック
解除位置にスライドさせることができなくなり、コンピ
ュータ1自体の盗難は勿論のこと、上記PCカード22
およびパック状機器28の双方の盗難を未然に防止する
ことができる。
【0066】また、この構成によると、PCカード22
ばかりでなく、パック状機器28の盗難を防止する専用
のロック機構が不要となり、筐体4のコンパクト化や軽
量化が可能となるとともに、コンピュータ1のコストを
低減できるといった利点がある。
【0067】なお、上記第2の実施の形態では、ロック
金具をロック解除位置とロック位置との二つのポジショ
ンに亘ってスライドさせるようにしたが、本発明はこれ
に制約されるものではなく、例えばロック金具がPCカ
ード又はパック状機器のいずれか一方に係止する第1の
ロック位置と、これらPCカードおよびパック状機器の
双方に係止する第2のロック位置とを新たに設定し、ロ
ック金具を三つのポジションに亘ってスライドさせるよ
うにしても良い。
【0068】この構成によれば、PCカードおよびパッ
ク状機器の双方の盗難を防止する形態と、PCカード又
はパック状機器のいずれかの盗難を防止する形態とを適
宜選択することができ、コンピュータ1に接続される周
辺機器の種類に応じてロック金具4の使用形態を使い分
けることができる。
【0069】また、上記実施の形態においては、筐体を
合成樹脂製としたが、本発明はこれに特定されるもので
はなく、例えばマグネシウム合金のような軽量な金属材
料を用いても良い。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、機器の盗
難を保障するロック装置を利用して、筐体の収容部に収
容された機能部品の盗難あるいは誤った取り出し操作を
未然に防止することができる。このため、機能部品専用
のロック機構が不要となり、筐体のコンパクト化や軽量
化を図る上で好都合となるとともに、機器のコストを低
減できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコ
ンピュータの斜視図。
【図2】カードカバーを開き、第1の収容部に収容され
たPCカードを露出させた状態を示すポータブルコンピ
ュータの側面図。
【図3】(A)は、ロック金具をロック位置にスライド
させた状態を示すポータブルコンピュータの側面図。
(B)は、ロック金具をロック解除位置にスライドさせ
た状態を示すポータブルコンピュータの側面図。
【図4】ロック装置とポータブルコンピュータのロック
孔との関係を示す斜視図。
【図5】ロック装置をポータブルコンピュータの筐体に
接続した状態を示す斜視図。
【図6】ロック装置の斜視図。
【図7】ロック金具の取り付け構造を示す筐体の断面
図。
【図8】ロック装置の鉤によってロック金具のスライド
が制限された状態を示す筐体の断面図。
【図9】(A)は、本発明の第2の実施の形態におい
て、筐体の第1および第2の収容部に対するロック金具
の位置関係を示すポータブルコンピュータの側面図。
(B)は、ロック金具の第2の係止部がパック状機器の
係合溝に差し込まれた状態を示す平面図。(C)は、ロ
ック金具の第2の係止部がパック状機器の係合溝から離
脱された状態を示す平面図。
【符号の説明】
4…筐体 5a,6a…周壁 20…第1の収容部 21…第2の収容部 22,28…機能部品(PCカード、パック状機器) 24…第1の挿入口 29…第2の挿入口 31…孔(ロック孔) 32…ロック装置 36…鉤 40…ロック金具 48…第1の係合孔 49…第2の係合孔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック用の孔が開口された周壁を有する
    筐体と;この筐体に形成され、上記周壁に開口された挿
    入口を有するとともに、この挿入口を通じて機能部品が
    取り出し可能に収容される収容部と;を備えており、 上記筐体の孔に、筐体の外部に接続された盗難防止用の
    ロック装置を取り外し可能に係止させることで、上記筐
    体の盗難を防止するようにした携帯形情報機器におい
    て、 上記筐体の内部に、上記収容部に進出されて上記機能部
    品を上記収容部にロックするロック位置と、上記収容部
    から離脱されて上記機能部品のロックを解除するロック
    解除位置とに亘って移動可能なロック部材を配置し、 このロック部材は、上記ロック位置に移動された時に上
    記孔に連なる第1の係合孔と、上記ロック解除位置に移
    動された時に上記孔に連なる第2の係合孔とを有し、こ
    れら第1および第2の係合孔のいずれか一方に上記ロッ
    ク装置が取り外し可能に係止されることを特徴とする携
    帯形情報機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記ロック部
    材は、上記筐体の外方に露出されるレバー部を有し、こ
    のレバー部をマニュアル操作することにより上記ロック
    部材がロック位置とロック解除位置とに亘って移動され
    ることを特徴とする携帯形情報機器。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記孔と上記
    挿入口とは、上記筐体の周壁上において互いに隣り合っ
    ていることを特徴とする携帯形情報機器。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記機能部品
    は、カード形電子部品であり、また、上記ロック部材
    は、上記ロック位置に移動された時に上記挿入口の開口
    端に進出されて上記収容部に収容されたカード形電子部
    品と向かい合うことを特徴とする携帯形情報機器。
  5. 【請求項5】 請求項1の記載において、上記機能部品
    は、上記ロック部材がロック位置に移動された時に、こ
    のロック部材が取り外し可能に引っ掛かる係合部を備え
    ていることを特徴とする携帯形情報機器。
  6. 【請求項6】 ロック用の孔が開口された合成樹脂製の
    周壁を有する筐体と;この筐体に形成され、上記周壁に
    開口された挿入口を有するとともに、この挿入口を通じ
    て機能部品が取り出し可能に収容される収容部と;上記
    筐体の内部に配置され、孔に連なる鉤孔が開口されたロ
    ック金具と;を備えており、 上記ロック金具の鉤孔に、上記筐体の孔を介して上記筐
    体の外部に接続された鉤を取り外し可能に係止させるこ
    とで、上記筐体の盗難を防止するようにした携帯形情報
    機器において、 上記ロック金具は、上記収容部に進出されて上記機能部
    品を上記収容部にロックするロック位置と、上記収容部
    から離脱されて上記機能部品のロックを解除するロック
    解除位置とに亘ってスライド可能に上記筐体に支持され
    ているとともに、このロック金具の鉤孔は、ロック金具
    がロック解除位置にスライドされた時に上記筐体の孔に
    連なる位置に形成され、 また、上記ロック金具は、上記ロック位置にスライドさ
    れた時に上記筐体の孔に連通されて、上記鉤が取り外し
    可能に係止される係合孔を有していることを特徴とする
    携帯形情報機器。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記ロック金
    具は、上記筐体の外方に露出されるレバー部を有し、こ
    のレバー部をマニュアル操作することにより上記ロック
    金具がロック位置とロック解除位置とに亘ってスライド
    されることを特徴とする携帯形情報機器。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記ロック金
    具は、上記収容部に向けて延長された係止部を有し、こ
    の係止部は、上記ロック金具が上記ロック位置にスライ
    ドされた時に、上記挿入口の開口端に位置されて上記収
    容部に収容された機能部品と向かい合うことを特徴とす
    る携帯形情報機器。
  9. 【請求項9】 ロック用の孔が開口された周壁を有する
    筐体と;この筐体に形成され、夫々上記周壁に開口され
    た挿入口を有するとともに、この挿入口を通じて機能部
    品が取り出し可能に挿入される複数の収容部と;を備え
    ており、 上記筐体の孔に、筐体の外部に接続された盗難防止用の
    ロック装置を取り外し可能に係止させることで、上記筐
    体の盗難を防止するようにした携帯形情報機器におい
    て、 上記筐体の内部に、上記複数の収容部に進出されて上記
    機能部品を上記収容部に個々にロックするロック位置
    と、上記複数の収容部から離脱されて上記機能部品のロ
    ックを解除するロック解除位置とに亘って移動可能なロ
    ック部材を配置し、 このロック部材は、上記ロック位置に移動された時に上
    記孔に連なる第1の係合孔と、上記ロック解除位置に移
    動された時に上記孔に連なる第2の係合孔とを有し、こ
    れら第1および第2の係合孔のいずれか一方に上記ロッ
    ク装置が取り外し可能に係止されることを特徴とする携
    帯形情報機器。
  10. 【請求項10】 請求項9の記載において、上記ロック
    部材は、上記筐体の外方に露出されるレバー部を有し、
    このレバー部をマニュアル操作することにより上記ロッ
    ク部材がロック位置とロック解除位置とに亘って移動さ
    れることを特徴とする携帯形情報機器。
  11. 【請求項11】 請求項9の記載において、上記複数の
    収容部は、互いに隣り合うとともに、上記ロック部材
    は、上記ロック位置に移動させた時に上記一方の収容部
    に進出する第1の係止部と、上記他方の収容部に進出す
    る第2の係止部と、を有していることを特徴とする携帯
    形情報機器。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、上記ロッ
    ク部材の第1の係止部は、上記ロック部材がロック位置
    に移動された時に、上記一方の収容部の開口端に位置さ
    れてこの収容部に収容された機能部品と向い合うととも
    に、上記ロック部材の第2の係止部は、上記ロック部材
    がロック位置に移動された時に、上記他方の収容部に収
    容された機能部品に取り外し可能に引っ掛かることを特
    徴とする携帯形情報機器。
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