JP3542379B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はノート型パソコン、またはワープロ等の電子機器に係り、例えばハードディスクドライブ(以後、HDDと記す)の内容が悪意の第三者により盗用されることを防止する盗難防止機構を備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年になり、本体の上面部に操作入力部が一体配設され、本体内部に着脱可能な外部記憶装置を有し、本体上面部位において回動自在に支持されるとともに本体に対し角度調整可能でかつ閉状態において操作入部と対向した位置になるようにされた表示器が配設されている。この表示器は、操作入力部を被すようにできる蓋体となるものであって、一般的にノート型パソコン、またはノート型ワープロと呼ばれる機器である。
【0003】
このようなノート型パソコンやワープロ等の電子機器は益々小型軽量化がすすみ、可搬性が向上して便利となったが、このために悪意の第三者が簡単に持ち去るという問題があった。また、ノート型パソコンやワープロ等の電子機器の大容量外部記憶装置としてHDDが広く知られている。
【0004】
このHDDは、図5に示すようにケースがパッケージ化されており、ユーザが簡単に着脱できるようになっている。この着脱のためには、開閉可能な蓋を取り付けるようにして、電子機器の本体内部に収納するようにしている。このようなパッケージ化されたHDDパック5は着脱が簡単であるがゆえに、盗難され易いことから、これを防止するために施錠されるように構成されている。
【0005】
図5、図6は、HDDパックを内蔵する様子を示した外観斜視図であって、これらの図に基づき装置の様子を述べると、HDDパック50の収納部の下面なる部分には、施錠部材70が不図示の部分でガイドされて摺動可能に取付けられている。HDDパック50は本体1内に装着後に、HDD蓋60を被せてから、止めねじ80で固定して本体1内に収納する。この状態において、HDD蓋60に穿設されている貫通孔の蓋孔60aに施錠部材70の先端部が通過するように構成されている。
【0006】
この施錠部材70には操作ツマミ70bが一体的に設けられており、この操作ツマミ70bをスライドさせることにより施錠部材70の先端部がHDD蓋孔60aより外部に突き出でた施錠可能状態となる。図5は施錠可能状態の外観図であって、HDD蓋孔60aから突き出た施錠部材70の先端部には施錠用の施錠用孔70aが設けられており、この施錠用孔70aに対して机等に固定されたチェーンとともに鍵をかけることによりHDDパック5と共に電子機器本体が盗難されることを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来構成によれば、施錠後でも他人が表示部と操作部を操作して電子機器を操作できるため、例えば悪意の第三者が勝手にHDDパック内のデータを見ることができた。また、もう一つの外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ9等にHDDの内容のデータをコピーして持ち去ることも可能であった。
【0008】
したがって、本発明の電子機器は上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、本体に対して開閉自在に設けられた表示部を備え、着脱自在にされた外部記憶手段を設けた電子機器において、施錠後において電子機器の本体を持ち帰ることを防止し、他人が表示部と操作部を操作して電子機器を操作することを防止して、例えば悪意の第三者が勝手にHDDパック内のデータへアクセスすることを防ぐことにある。また、もう一つの外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ等にHDDの内容のデータをコピーして持ち去ることを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために本発明の電子機器は、電子機器の本体の上面部に配設される操作入力手段と、該操作入力手段の後方部位において回動自在に支持され、かつ閉状態において前記操作入力手段と対向した位置に配設されてなり、前記操作入力手段の蓋体となる表示手段と、前記本体に着脱自在な外部記憶装置を収納固定する収容部と、第1のポジションと第2のポジションとの間で移動可能な施錠手段とを有し、前記施錠手段が、前記第1のポジションに位置する場合は、前記表示部手段が開閉可能な状態であると共に、前記外部記憶装置の施錠が不可な状態であり、前記施錠手段が前記第2のポジションに位置する場合は、前記表示部手段を閉状態で施錠した状態であると共に、前記外部記憶装置の施錠が可能な状態であることにより、電子機器を持ち帰ることを防止し、かつ外部記憶装置を取り出し不可にし、かつ表示器を閉状態でロックして、本体と外部記憶装置の盗難を防止すると共に、第三者が勝手に電子機器を操作できなくし、外部記憶装置のデータの盗難も防止する。
【0010】
また、好ましくは、前記施錠手段は、前記第2のポジションにおいて、鍵がかけられる孔部を有することを特徴としている
【0012】
【実施例】
以下に、添付図面を参照して本発明の各実施例について具体的に説明すると、図1、図2は本発明を採用した電子機器の一実施例を示した外観斜視図であって、図1はHDD5を装着する前の様子、また図2は装着後に施錠可能になった様子を示したものである。
【0013】
両図において、電子機器の本体1の上面には操作入力手段であるキーボード1aが配設されている。また、本体1の上面奥側には、表示部2であって、液晶表示器の表示窓2aが設けられており、本体1に対してヒンジ部2bにおいて回動自在にされ、かつ角度調整可能に支持されている。施錠部材3は本体1の不図示の部分において内部と外部に移動するように摺動可能に保持されており、この施錠部材3に一体的に形成されている操作ツマミ3aをスライドさせることによりロックおよびロック解除位置に移動するように構成されている。
【0014】
尚、図1は施錠部材3がロック解除位置に移動されている様子を示しており、図2と後述する図3においては施錠部材3がロック位置に移動している様子を示している。一方、表示部2の側面部位には、ロックツメ4aが一体的に形成されている表示器ロック4が移動自在に設けられている。
【0015】
この表示器ロック4は、施錠部材3がロック解除位置に移動しているときに、表示部2を閉状態に倒すとロックツメ4aが本体1上面に形成されたロック孔1b内に潜入するように構成されており、またロックツメ4aは不図示の部分との間で付勢ばねにより常時付勢されておりロック孔1bの端面に掛止した状態で表示部2を本体1に対してロックする。この表示部ロック4を本体1の手前側方向にスライドさせるとロックツメ4aはロック孔1bから外れて表示部2のロック状態が解除されるように構成されている。
【0016】
一方、本体1の側面部位において着脱自在に設けられるHDDパック5は、施錠部材3が通過できるほどの貫通孔6aが設けられているHDD蓋6を用いて止めねじ8により固定されている。HDDパック5には、不図示の部分に制御および電源供給を行うためのコネクタ5aが設けられており、矢印方向に挿入して固定位置まで移動することにより本体1内部のコネクタ(不図示)と電気的に接続されるものであって、ユーザーが簡単に装着できるように配慮されている。
【0017】
このHDDパック5は、HDD蓋6で蓋をすることにより外側端面を押さえられ、HDD蓋6を止めねじ8でとめることにより、図2に示すように、本体1内部に収納固定され、奥側に配設された外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ9(以下、FDDと記す)とともに使用される。
【0018】
次に、図2の未使用時での施錠可能状態を示した外観斜視図において、電子機器を使用するときに、施錠部材3をロック解除位置に移動してから表示器2を上に向けて 回動して使用状態にする。そして、使用後に、表示器2を閉状態にするために前方に倒すとロックツメ4aがロック孔1bに入り表示部2がロックされる。この後、操作ツマミ3bを矢印方向にスライドさせることにより施錠部材3がロック位置に移動するとともに、表示器2も同時にロックされる。
【0019】
即ち、図3の盗難防止機構の透過斜視図において、施錠部材3には施錠用孔3a、操作ツマミ3b、ツメストッパー3c、クリックバネ3dが一体形成されており、施錠部材3はロック位置、ロック解除位置に移動しているときに、クリックバネ3dが不図示の部分で本体1a内壁に形成された溝に対して係合し軽く保持される状態になる。この施錠部材3がロック位置にあるとき、施錠用孔3aはHDD蓋6の貫通孔6aを介して外部に突出する。またこの状態では、ツメストッパー3cは、ロックツメ4aがロック孔1bより外れることを阻止するため表示器2もロック状態となる。この状態で施錠用孔3aに机などに固定されたチェーンと共に鍵をかけることにより、電子機器本体1と共にHDDパック5の盗難防止ができる。さらに表示器2を閉状態でロックすることでキーボード1aの入力操作を不可能にしてHDDパック5のデータをFDD9にコピーする等して行われるデータ盗難が防止できる。
【0020】
図4は、本発明のその他の実施例を示した、要部外観斜視図であって、本図において、表示器2の側面部位には、ロック用のフック2cが設けられている。また、表示器2の正面部位の略中央には表示部ロック4が設けられており、図示のように施錠部材3が移動されてロック位置にある時、表示器2を直接ロックできるように構成されており、上述の実施例と同様の効果が得られる。
【0021】
また、図4において、表示部ロック2cは本体1の外側に設けられているが、表示器2が閉じた状態で本体内部に収納されるよう構成すれば外観を損なうことが無く、より良い構成となる。
【0022】
以上説明したように、装置の使用後に、表示器を閉状態にするために前方に倒してから、ロック状態にするという簡単な操作により、悪意の第三者等により操作される事態を効果的に防止できる。尚、本発明は、上記の装置の例えばノート型パソコン、ワープロに限定されず、本体に対して開閉自在に設けられる表示器、操作部を備えた機器に全て適用可能であることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子機器の本体と外部記憶装置の盗難を防止すると共に、第三者が勝手に電子機器を操作することを防止できると共に、外部記憶装置のデータの盗難防止を図ることのできる電子機器を提供することができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す外観斜視図であって、表示部が開いた状態を示したものである。
【図2】本発明の第1実施例を示す外観斜視図であって、表示部が閉じた状態を示したものである。
【図3】盗難防止機構の要部透過斜視図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す外観斜視図である。
【図5】従来の電子機器の盗難防止機構であり、組み付け前の様子を示す外観斜視図である。
【図6】図5の施錠状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体
2 表示部
3 施錠部材
4 表示部ロック
5 HDDパック
6 HDD蓋
8 HDD蓋6の止めねじ
9 外部記憶装置であるフロッピーディスクドライブ

Claims (2)

  1. 電子機器の本体の上面部に配設される操作入力手段と、
    該操作入力手段の後方部位において回動自在に支持され、かつ閉状態において前記操作入力手段と対向した位置に配設されてなり、前記操作入力手段の蓋体となる表示手段と、
    前記本体に着脱自在な外部記憶装置を収納固定する収容部と
    第1のポジションと第2のポジションとの間で移動可能な施錠手段とを有し、前記施錠手段が、前記第1のポジションに位置する場合は、前記表示部手段が開閉可能な状態であると共に、前記外部記憶装置の施錠が不可な状態であり、前記施錠手段が前記第2のポジションに位置する場合は、前記表示部手段を閉状態で施錠した状態であると共に、前記外部記憶装置の施錠が可能な状態であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記施錠手段は、前記第2のポジションにおいて、鍵がかけられる孔部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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