JPH077278A - 電池蓋のロック構造 - Google Patents
電池蓋のロック構造Info
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- JPH077278A JPH077278A JP5168683A JP16868393A JPH077278A JP H077278 A JPH077278 A JP H077278A JP 5168683 A JP5168683 A JP 5168683A JP 16868393 A JP16868393 A JP 16868393A JP H077278 A JPH077278 A JP H077278A
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- battery
- locking
- operating
- backup
- lid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池交換などの際誤ってバックアップデータ
を消失するといった不都合を、機械的にしかも比較的簡
単に防止し得る電池蓋のロック構造を提供する。 【構成】 動作用電池３の収納部５の蓋７に第一の係合
部１１を設け、バックアップ用電池４の収納部６の蓋８
に第二の係合部１３を設け、ケース２に第一の位置と第
二の位置との間を移動するロック部材１４を設け、ロッ
ク部材に第一の係合部に着脱自在に係止する第一の係止
部２０と第二の係合部に着脱自在に係止する第二の係止
部１９とを設け、かつロック部材を、第一の位置にある
とき第一の係合部と第一の係止部とが係止するとともに
第二の係合部と第二の係止部との係止が解除され、第二
の位置にあるとき第一の係合部と第一の係止部との係止
が解除されるとともに第二の係合部と第二の係止部とが
係止するようケースに配設した電池蓋のロック構造。
を消失するといった不都合を、機械的にしかも比較的簡
単に防止し得る電池蓋のロック構造を提供する。 【構成】 動作用電池３の収納部５の蓋７に第一の係合
部１１を設け、バックアップ用電池４の収納部６の蓋８
に第二の係合部１３を設け、ケース２に第一の位置と第
二の位置との間を移動するロック部材１４を設け、ロッ
ク部材に第一の係合部に着脱自在に係止する第一の係止
部２０と第二の係合部に着脱自在に係止する第二の係止
部１９とを設け、かつロック部材を、第一の位置にある
とき第一の係合部と第一の係止部とが係止するとともに
第二の係合部と第二の係止部との係止が解除され、第二
の位置にあるとき第一の係合部と第一の係止部との係止
が解除されるとともに第二の係合部と第二の係止部とが
係止するようケースに配設した電池蓋のロック構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バックアップ用の電池
を備えた電子機器、例えば文字等を表示する表示部と入
力した情報を記憶する記憶部を有する電子手帳におけ
る、電池収納部の蓋をロックする電池蓋のロック構造に
関する。
を備えた電子機器、例えば文字等を表示する表示部と入
力した情報を記憶する記憶部を有する電子手帳におけ
る、電池収納部の蓋をロックする電池蓋のロック構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイの発展などに伴
い、従来の鉛筆等による筆記式の手帳に代わって、キー
操作により情報を書き込み、表示画面上にこれを映し出
すとともに、入力した情報を記憶し、必要なときこれを
呼び出せるようにした電子手帳が普及しつつある。とこ
ろで、このような電子手帳では、通常の使用、すなわち
キー操作による書き込みやその表示などの動作、さらに
は一旦入力した情報の記憶（メモリー）を行うための動
作用の電池と、この動作電池が消耗したりあるいはこれ
を交換する際、メモリーの保存を行うためのバックアッ
プ用の電池とを別個に備えているのが普通である。
い、従来の鉛筆等による筆記式の手帳に代わって、キー
操作により情報を書き込み、表示画面上にこれを映し出
すとともに、入力した情報を記憶し、必要なときこれを
呼び出せるようにした電子手帳が普及しつつある。とこ
ろで、このような電子手帳では、通常の使用、すなわち
キー操作による書き込みやその表示などの動作、さらに
は一旦入力した情報の記憶（メモリー）を行うための動
作用の電池と、この動作電池が消耗したりあるいはこれ
を交換する際、メモリーの保存を行うためのバックアッ
プ用の電池とを別個に備えているのが普通である。
【０００３】これら動作用の電池およびバックアップ用
の電池は、通常それぞれ別個の収納部に収納されてお
り、これら収納部には電池が不測に外れないよう、これ
ら電池を固定するべくそれぞれ専用の蓋が取り付けられ
ている。これら蓋は、電池交換の必要から開閉可能に構
成されており、通常時において不測に開かないようそれ
ぞれ独立したロック機構が設けられている。
の電池は、通常それぞれ別個の収納部に収納されてお
り、これら収納部には電池が不測に外れないよう、これ
ら電池を固定するべくそれぞれ専用の蓋が取り付けられ
ている。これら蓋は、電池交換の必要から開閉可能に構
成されており、通常時において不測に開かないようそれ
ぞれ独立したロック機構が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電子機器にあっては、各電池の蓋がそれぞれ独立してロ
ック機構によりロックされていることから、それぞれの
ロック機構を解除することにより両方の蓋を同時に開い
て電池を取り出すことができ機構上可能となり、したが
って動作用の電池を交換するときなど使用者が誤ってバ
ックアップ用の電池も同時に外してしまい、その結果記
憶させた情報を消失しまう恐れがある。
電子機器にあっては、各電池の蓋がそれぞれ独立してロ
ック機構によりロックされていることから、それぞれの
ロック機構を解除することにより両方の蓋を同時に開い
て電池を取り出すことができ機構上可能となり、したが
って動作用の電池を交換するときなど使用者が誤ってバ
ックアップ用の電池も同時に外してしまい、その結果記
憶させた情報を消失しまう恐れがある。
【０００５】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、電池交換などの際誤って
バックアップデータを消失するといった不都合を、機械
的にしかも比較的簡単に防止し得る電池蓋のロック構造
を提供することにある。
で、その目的とするところは、電池交換などの際誤って
バックアップデータを消失するといった不都合を、機械
的にしかも比較的簡単に防止し得る電池蓋のロック構造
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電池蓋のロック
構造では、動作用電池の収納部の蓋に第一の係合部を設
け、バックアップ用電池の収納部の蓋に第二の係合部を
設け、ケースに第一の位置と第二の位置との間を移動す
るロック部材を設け、該ロック部材にケース外に臨ませ
てツマミ部を設けるとともに、前記第一の係合部に着脱
可能に係止する第一の係止部と前記第二の係合部に着脱
可能に係止する第二の係止部とを設け、かつ該ロック部
材を、第一の位置にあるとき前記第一の係合部と第一の
係止部とが係止するとともに第二の係合部と第二の係止
部との係止が解除され、第二の位置にあるとき第一の係
合部と第一の係止部との係止が解除されるとともに第二
の係合部と第二の係止部とが係止するよう前記ケースに
配設したことを前記課題の解決手段とした。
構造では、動作用電池の収納部の蓋に第一の係合部を設
け、バックアップ用電池の収納部の蓋に第二の係合部を
設け、ケースに第一の位置と第二の位置との間を移動す
るロック部材を設け、該ロック部材にケース外に臨ませ
てツマミ部を設けるとともに、前記第一の係合部に着脱
可能に係止する第一の係止部と前記第二の係合部に着脱
可能に係止する第二の係止部とを設け、かつ該ロック部
材を、第一の位置にあるとき前記第一の係合部と第一の
係止部とが係止するとともに第二の係合部と第二の係止
部との係止が解除され、第二の位置にあるとき第一の係
合部と第一の係止部との係止が解除されるとともに第二
の係合部と第二の係止部とが係止するよう前記ケースに
配設したことを前記課題の解決手段とした。
【０００７】
【作用】本発明の電池蓋のロック構造によれば、動作用
電池を交換するべくその蓋のロックを外すため、ロック
部材を第二の位置に移動させると、ロック部材の第二の
係止部が第二の係合部に係止することによってバックア
ップ電池蓋がロックされ、逆にバックアップ用電池を交
換するべくロック部材を第一の位置に移動させると、ロ
ック部材の第一の係止部が第一の係合部に係止すること
によって動作電池蓋がロックされることから、両方の電
池が同時に取り出されることが防止される。
電池を交換するべくその蓋のロックを外すため、ロック
部材を第二の位置に移動させると、ロック部材の第二の
係止部が第二の係合部に係止することによってバックア
ップ電池蓋がロックされ、逆にバックアップ用電池を交
換するべくロック部材を第一の位置に移動させると、ロ
ック部材の第一の係止部が第一の係合部に係止すること
によって動作電池蓋がロックされることから、両方の電
池が同時に取り出されることが防止される。
【０００８】
【実施例】図１ないし図５は本発明の電池蓋のロック構
造を電子手帳に適用した場合の一実施例を示す図であっ
て、これらの図において符号１は電子手帳である。この
電子手帳１は、ケース２にキー入力部（図示略）、液晶
パネルからなる表示部（図示略）、ＩＣ等からなる記憶
部（バックアップ部）などを備えたもので、キー操作に
よる書き込みやその表示などの動作のための動作用電池
３（図３参照）と、一旦入力した情報を記憶するための
バックアップ用電池４（図４参照）とをそれぞれ別個に
備えたものである。なお、この実施例では動作用電池３
として単４の電池が２本用いられ、バックアップ用電池
４としてリチウム電池が用いられている。
造を電子手帳に適用した場合の一実施例を示す図であっ
て、これらの図において符号１は電子手帳である。この
電子手帳１は、ケース２にキー入力部（図示略）、液晶
パネルからなる表示部（図示略）、ＩＣ等からなる記憶
部（バックアップ部）などを備えたもので、キー操作に
よる書き込みやその表示などの動作のための動作用電池
３（図３参照）と、一旦入力した情報を記憶するための
バックアップ用電池４（図４参照）とをそれぞれ別個に
備えたものである。なお、この実施例では動作用電池３
として単４の電池が２本用いられ、バックアップ用電池
４としてリチウム電池が用いられている。
【０００９】これら動作用電池３およびバックアップ用
電池４は、図２、図３、図４に示すようにケース２の裏
面側に形成された動作電池収納部５、バックアップ電池
収納部６にそれぞれ着脱自在に収納されたものであり、
動作電池収納部５、バックアップ電池収納部６にはそれ
ぞれ収納された各電池を固定するための動作電池蓋７、
バックアップ電池蓋８が開閉可能に取り付けられてい
る。
電池４は、図２、図３、図４に示すようにケース２の裏
面側に形成された動作電池収納部５、バックアップ電池
収納部６にそれぞれ着脱自在に収納されたものであり、
動作電池収納部５、バックアップ電池収納部６にはそれ
ぞれ収納された各電池を固定するための動作電池蓋７、
バックアップ電池蓋８が開閉可能に取り付けられてい
る。
【００１０】動作電池蓋７は略矩形板状のもので、動作
電池３が比較的交換の頻度が高いことからワンタッチで
開けられるように、閉じた状態でその両端部が動作電池
収納部６の開口縁部に形成された引掛部に係合し、開く
ときにはその一方の側（図４中矢印Ａ側）にスライドさ
せることによって簡単に係合が外れ、ケース２から取り
外せるようにされた公知の取付構造を有したものであ
る。すなわち、この動作電池蓋７は、図３に示すように
その一方の側が動作電池収納部５におけるケース２外縁
側の引掛部９に引っ掛かり、かつ他方の側に形成された
引掛片１０がケース２の内面にて係合することにより、
動作電池収納部５を覆った状態でケース２に着脱自在に
固定されたものである。また、この動作電池蓋７の引掛
片１０には、その先端部にケース２内部側に向かって突
出する突条（第一の係合部）１１が形成されている。
電池３が比較的交換の頻度が高いことからワンタッチで
開けられるように、閉じた状態でその両端部が動作電池
収納部６の開口縁部に形成された引掛部に係合し、開く
ときにはその一方の側（図４中矢印Ａ側）にスライドさ
せることによって簡単に係合が外れ、ケース２から取り
外せるようにされた公知の取付構造を有したものであ
る。すなわち、この動作電池蓋７は、図３に示すように
その一方の側が動作電池収納部５におけるケース２外縁
側の引掛部９に引っ掛かり、かつ他方の側に形成された
引掛片１０がケース２の内面にて係合することにより、
動作電池収納部５を覆った状態でケース２に着脱自在に
固定されたものである。また、この動作電池蓋７の引掛
片１０には、その先端部にケース２内部側に向かって突
出する突条（第一の係合部）１１が形成されている。
【００１１】バックアップ電池蓋８は略矩形状のもの
で、バックアップ電池４がその交換の頻度が非常に低
く、またデータ保存上確実に収納固定されていることが
要求されることから、ケース２にネジ止によって固定さ
れている。すなわち、このバックアップ電池蓋４は、図
４、図５に示すようにその一方の側にケース２の内縁下
面側に係合する爪片１２、１２を形成し、該爪片１２、
１２がケース２に係合した状態で該爪片１２、１２と反
対の側がネジ止されることにより、バックアップ電池収
納部６を覆った状態でケース２に着脱自在に固定された
ものである。また、このバックアップ電池蓋８には、そ
のネジ止側でかつ前記動作電池収納部５側の隅部に、後
述するロック部材の係止片を収納してこれと係合する係
合部（第二の係合部）１３がケース２の内部側に位置す
るようバックアップ電池蓋８の裏面側に形成されてい
る。
で、バックアップ電池４がその交換の頻度が非常に低
く、またデータ保存上確実に収納固定されていることが
要求されることから、ケース２にネジ止によって固定さ
れている。すなわち、このバックアップ電池蓋４は、図
４、図５に示すようにその一方の側にケース２の内縁下
面側に係合する爪片１２、１２を形成し、該爪片１２、
１２がケース２に係合した状態で該爪片１２、１２と反
対の側がネジ止されることにより、バックアップ電池収
納部６を覆った状態でケース２に着脱自在に固定された
ものである。また、このバックアップ電池蓋８には、そ
のネジ止側でかつ前記動作電池収納部５側の隅部に、後
述するロック部材の係止片を収納してこれと係合する係
合部（第二の係合部）１３がケース２の内部側に位置す
るようバックアップ電池蓋８の裏面側に形成されてい
る。
【００１２】動作電池収納部５とバックアップ電池収納
部６との間には、動作電池蓋７およびバックアップ電池
蓋８が開かれるのをロックするロック部材１４が配設さ
れている。このロック部材１４は、ケース２内部に配置
された略板状のもので、図２、図４に示す中ケース１５
上にスライド可能に配設されたものである。このロック
部材１４には、その外面側（ケース２の裏面側）の面に
該面より突出して長円状のツマミ１６が形成されてい
る。このツマミ１６は、ケース２に形成された長穴状の
窓部１７内にてその長径方向にスライド可能に嵌合した
もので、これによりケース２外に臨んだものとなってい
る。ここで、窓部１７はその開口部の長径がツマミ１６
の長径より十分に大きく形成されており、これによって
ロック部材１４はツマミ１６が窓部１７内のスライドで
きる範囲内を移動可能になっている。
部６との間には、動作電池蓋７およびバックアップ電池
蓋８が開かれるのをロックするロック部材１４が配設さ
れている。このロック部材１４は、ケース２内部に配置
された略板状のもので、図２、図４に示す中ケース１５
上にスライド可能に配設されたものである。このロック
部材１４には、その外面側（ケース２の裏面側）の面に
該面より突出して長円状のツマミ１６が形成されてい
る。このツマミ１６は、ケース２に形成された長穴状の
窓部１７内にてその長径方向にスライド可能に嵌合した
もので、これによりケース２外に臨んだものとなってい
る。ここで、窓部１７はその開口部の長径がツマミ１６
の長径より十分に大きく形成されており、これによって
ロック部材１４はツマミ１６が窓部１７内のスライドで
きる範囲内を移動可能になっている。
【００１３】また、このロック部材１４には、動作電池
収納部５側に突出して動作側係止片１８が形成され、ま
たバックアップ電池収納部６側に突出してバックアップ
側係止片１９（第二の係止部）が形成されている。動作
側係止片１８は、動作電池蓋７の引掛片１０の側方（図
４中右方）に位置するよう配設されたもので、図３に示
すようにその先端部にケース２の裏面側に突出した係止
段部（第一の係止部）２０を形成したものである。この
係止段部２０は、引掛片１０に形成された突条１１に係
止するよう配設されたもので、ロック部材１４が図２に
示す位置（第一の位置）にスライドすることによって引
掛片１０の突条１１に係止するよう構成されたものであ
る。バックアップ側係止片１９は、バックアップ電池蓋
８の係合部１３の側方（図２中左方）に位置するよう配
設されたもので、ロック部材１４が図４に示す位置（第
二の位置）にスライドすることによってその隅部が図
４、図５に示すように係合部１３に係止するよう構成さ
れたものである。
収納部５側に突出して動作側係止片１８が形成され、ま
たバックアップ電池収納部６側に突出してバックアップ
側係止片１９（第二の係止部）が形成されている。動作
側係止片１８は、動作電池蓋７の引掛片１０の側方（図
４中右方）に位置するよう配設されたもので、図３に示
すようにその先端部にケース２の裏面側に突出した係止
段部（第一の係止部）２０を形成したものである。この
係止段部２０は、引掛片１０に形成された突条１１に係
止するよう配設されたもので、ロック部材１４が図２に
示す位置（第一の位置）にスライドすることによって引
掛片１０の突条１１に係止するよう構成されたものであ
る。バックアップ側係止片１９は、バックアップ電池蓋
８の係合部１３の側方（図２中左方）に位置するよう配
設されたもので、ロック部材１４が図４に示す位置（第
二の位置）にスライドすることによってその隅部が図
４、図５に示すように係合部１３に係止するよう構成さ
れたものである。
【００１４】このような構成の電子手帳１にあっては、
通常の使用時においてはツマミ１６を図２に示す第一の
位置に合わせておき、これによって動作側係止片１８の
係止段部２０を動作電池蓋７の引掛片１０の突条１１に
係止させておく。すると、この係止により動作電池蓋７
はロック部材１４にロックされたものとなり、ケース２
から外れることが防止されたものでとなる。なお、この
状態ではバックアップ側係止片１９はバックアップ電池
蓋８の係合部１３から離間しており、これによってバッ
クアップ電池蓋８のロックは解除されている。したがっ
て、バックアップ電池蓋８のネジ止を外すことにより、
バックアップ用の電池４の交換が可能になっており、必
要に応じ交換を行うことができる。この場合、前述した
ように動作電池蓋７がロックされていることから、誤っ
て動作用電池３、バックアップ用電池４の両方が共に外
されることが防止されている。
通常の使用時においてはツマミ１６を図２に示す第一の
位置に合わせておき、これによって動作側係止片１８の
係止段部２０を動作電池蓋７の引掛片１０の突条１１に
係止させておく。すると、この係止により動作電池蓋７
はロック部材１４にロックされたものとなり、ケース２
から外れることが防止されたものでとなる。なお、この
状態ではバックアップ側係止片１９はバックアップ電池
蓋８の係合部１３から離間しており、これによってバッ
クアップ電池蓋８のロックは解除されている。したがっ
て、バックアップ電池蓋８のネジ止を外すことにより、
バックアップ用の電池４の交換が可能になっており、必
要に応じ交換を行うことができる。この場合、前述した
ように動作電池蓋７がロックされていることから、誤っ
て動作用電池３、バックアップ用電池４の両方が共に外
されることが防止されている。
【００１５】一方、動作用電池３を交換したい場合に
は、図４に示す第二の位置にツマミ１６をスライドさ
せ、これによって前述した係止段部２０と突条１１との
係止を解除するとともに、バックアップ側係止片１９を
バックアップ電池蓋８の係合部１３に係止せしめること
により、バックアップ電池蓋８がケース２から外れない
ようロック部材１４でロックしておく。すると、この場
合にもバックアップ電池蓋８がロックされ、ネジを外し
てもバックアップ電池収納部８から外れないため、誤っ
て動作用電池３、バックアップ用電池４の両方が共に外
されることが防止されたものとなる。
は、図４に示す第二の位置にツマミ１６をスライドさ
せ、これによって前述した係止段部２０と突条１１との
係止を解除するとともに、バックアップ側係止片１９を
バックアップ電池蓋８の係合部１３に係止せしめること
により、バックアップ電池蓋８がケース２から外れない
ようロック部材１４でロックしておく。すると、この場
合にもバックアップ電池蓋８がロックされ、ネジを外し
てもバックアップ電池収納部８から外れないため、誤っ
て動作用電池３、バックアップ用電池４の両方が共に外
されることが防止されたものとなる。
【００１６】このような電子手帳１にあっては、操作子
となるツマミ１６を第一の位置、第二の位置のいずれに
セットしても、動作電池蓋７、バックアップ電池蓋８の
いずれかが必ずロックされており、したがって誤って両
方の電池が取り外されることが防止されていることか
ら、両方の電池が同時に取り外されることによって記憶
した情報（メモリー）が消失するといった不都合が回避
される。
となるツマミ１６を第一の位置、第二の位置のいずれに
セットしても、動作電池蓋７、バックアップ電池蓋８の
いずれかが必ずロックされており、したがって誤って両
方の電池が取り外されることが防止されていることか
ら、両方の電池が同時に取り外されることによって記憶
した情報（メモリー）が消失するといった不都合が回避
される。
【００１７】なお、前記実施例においては、第一の係合
部として突条１１を、第２の係合部として係合部１３
を、第一の係止部として係止段部２０を、第二の係止部
としてバックアップ側係止片１８をそれぞれ採用した
が、これら係合部、係止部の形状や位置については必要
に応じ適宜変更可能であるのはもちろんである。また、
前記実施例では本発明を一般的な電子手帳に適用した例
を示したが、本発明はこれに限定されることなく、バッ
クアップ用電池を備えた他の電子機器にも適用すること
ができる。
部として突条１１を、第２の係合部として係合部１３
を、第一の係止部として係止段部２０を、第二の係止部
としてバックアップ側係止片１８をそれぞれ採用した
が、これら係合部、係止部の形状や位置については必要
に応じ適宜変更可能であるのはもちろんである。また、
前記実施例では本発明を一般的な電子手帳に適用した例
を示したが、本発明はこれに限定されることなく、バッ
クアップ用電池を備えた他の電子機器にも適用すること
ができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電池蓋のロ
ック構造は、動作用電池を交換するべくその蓋のロック
を外すため、ロック部材を第二の位置に移動させると、
ロック部材の第二の係止部が第二の係合部に係止するこ
とによってバックアップ電池蓋がロックされ、逆にバッ
クアップ用電池を交換するべくロック部材を第一の位置
に移動させると、ロック部材の第一の係止部が第一の係
合部に係止することによって動作電池蓋がロックされる
ようにしたものであるから、両方の電池が同時に取り出
されることが比較的簡単な機械的構造によって防止さ
れ、これにより誤って記憶した情報（メモリー）を消失
してしまうといった不都合を回避することができる。
ック構造は、動作用電池を交換するべくその蓋のロック
を外すため、ロック部材を第二の位置に移動させると、
ロック部材の第二の係止部が第二の係合部に係止するこ
とによってバックアップ電池蓋がロックされ、逆にバッ
クアップ用電池を交換するべくロック部材を第一の位置
に移動させると、ロック部材の第一の係止部が第一の係
合部に係止することによって動作電池蓋がロックされる
ようにしたものであるから、両方の電池が同時に取り出
されることが比較的簡単な機械的構造によって防止さ
れ、これにより誤って記憶した情報（メモリー）を消失
してしまうといった不都合を回避することができる。
【図１】本発明を適用した電子手帳の背面図。
【図２】ロック部材が第一の位置にある状態を示す要部
拡大図。
拡大図。
【図３】図２のＡ−Ａ線矢視図。
【図４】ロック部材が第一の位置にある状態を示す要部
拡大図。
拡大図。
【図５】図４のＢ−Ｂ線矢視図。
１ 電子手帳 ２ ケース ３ 動作用電池 ４ バックアップ用電池 ５ 動作電池収納部 ６ バックアップ電池収納部 ７ 動作電池蓋 ８ バックアップ電池蓋 １１ 突条（第一の係合部） １３ 係合部（第二の係合部） １４ ロック部材 １６ ツマミ １９ バックアップ側係止片（第二の係止部） ２０ 係止段部
Claims (1)
- 【請求項１】 ケースに動作電池収納部とバックアップ
電池収納部とを有し、動作電池収納部に動作用の電池
を、バックアップ電池収納部にバックアップ用の電池を
それぞれ着脱自在に収納するとともに、動作電池収納部
に動作電池蓋を、バックアップ電池収納部にバックアッ
プ電池蓋をそれぞれ開閉可能に取り付けてなる電子機器
の電池蓋のロック構造であって、 前記動作電池蓋に第一の係合部を設け、前記バックアッ
プ電池蓋に第二の係合部を設け、 前記ケースに第一の位置と第二の位置との間を移動する
ロック部材を設け、該ロック部材にケース外に臨ませて
ツマミ部を設けるとともに、前記第一の係合部に着脱可
能に係止する第一の係止部と前記第二の係合部に着脱可
能に係止する第二の係止部とを設け、かつ該ロック部材
を、第一の位置にあるとき前記第一の係合部と第一の係
止部とが係止するとともに第二の係合部と第二の係止部
との係止が解除され、第二の位置にあるとき第一の係合
部と第一の係止部との係止が解除されるとともに第二の
係合部と第二の係止部とが係止するよう前記ケースに配
設してなることを特徴とする電池蓋のロック構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168683A JPH077278A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 電池蓋のロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168683A JPH077278A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 電池蓋のロック構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077278A true JPH077278A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15872542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5168683A Pending JPH077278A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 電池蓋のロック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077278A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6057055A (en) * | 1997-04-11 | 2000-05-02 | Nec Corporation | Battery-cover lock mechanism with operating and back-up batteries |
| JP2008099763A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Oizumi Corp | メダル貸出機 |
| JP2017041005A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 富士通株式会社 | 情報処理装置 |
| CN106687374A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-05-17 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 检测装置及无人机 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5168683A patent/JPH077278A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6057055A (en) * | 1997-04-11 | 2000-05-02 | Nec Corporation | Battery-cover lock mechanism with operating and back-up batteries |
| JP2008099763A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Oizumi Corp | メダル貸出機 |
| JP2017041005A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 富士通株式会社 | 情報処理装置 |
| CN106687374A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-05-17 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 检测装置及无人机 |
| WO2018086132A1 (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 检测装置及无人机 |
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