JPH05267858A - 蓋開閉機構 - Google Patents
蓋開閉機構Info
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- JPH05267858A JPH05267858A JP4093864A JP9386492A JPH05267858A JP H05267858 A JPH05267858 A JP H05267858A JP 4093864 A JP4093864 A JP 4093864A JP 9386492 A JP9386492 A JP 9386492A JP H05267858 A JPH05267858 A JP H05267858A
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- JP
- Japan
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- lid
- adapter member
- opening
- cover
- device body
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋体の紛失を防止することができ、外方に突
出する部分を設けることなく蓋体を十分な回動範囲をも
って回動操作することができる蓋開閉機構を提供する。 【構成】 機器本体1とアダプタ部材13と蓋体11の
3点から構成する。蓋体11はアダプタ部材13に回動
自在に取付け、アダプタ部材13は機器本体1に回動自
在に取りつける。アダプタ部材13は機器本体1の開口
部1aに臨んで配置し、アダプタ部材13を所定の位置
までスライドした後、蓋体11及びアダプタ部材13を
回動操作する。
出する部分を設けることなく蓋体を十分な回動範囲をも
って回動操作することができる蓋開閉機構を提供する。 【構成】 機器本体1とアダプタ部材13と蓋体11の
3点から構成する。蓋体11はアダプタ部材13に回動
自在に取付け、アダプタ部材13は機器本体1に回動自
在に取りつける。アダプタ部材13は機器本体1の開口
部1aに臨んで配置し、アダプタ部材13を所定の位置
までスライドした後、蓋体11及びアダプタ部材13を
回動操作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用の電子機器に設
けられる電池蓋等の蓋開閉機構に関するものであり、特
にヒンジによって開閉操作される蓋開閉機構の改良に関
するものである。
けられる電池蓋等の蓋開閉機構に関するものであり、特
にヒンジによって開閉操作される蓋開閉機構の改良に関
するものである。
【0002】例えば、トランシーバー等の携帯用の電子
機器は、いわゆる乾電池や充電式電池等の電池を駆動電
源とし、これら電池を適宜交換して使用するように構成
されている。そのため、上述の電子機器には、所定の開
口部を有する電池収納部が設けられるとともに、電池交
換時に前記開口部が開蓋されるように開閉可能な蓋体が
設けられている。
機器は、いわゆる乾電池や充電式電池等の電池を駆動電
源とし、これら電池を適宜交換して使用するように構成
されている。そのため、上述の電子機器には、所定の開
口部を有する電池収納部が設けられるとともに、電池交
換時に前記開口部が開蓋されるように開閉可能な蓋体が
設けられている。
【0003】ところで、上述の電池収納部等の蓋開閉機
構としては、種々の構造のものが知られており、例えば
開口部の縁部に蓋体の周縁を係合させ、係止爪等によっ
て機器本体に着脱自在に取付けるように構成したものが
知られている。前記蓋体は、装着時(閉蓋時)には機器
本体の外周面と略々面一状態とされるため、外観上好ま
しい。そして、蓋体を弾性変形させて係止爪や周縁の係
合を解除すれば、当該蓋体が機器本体より取り外され、
前記開口部が開蓋される。
構としては、種々の構造のものが知られており、例えば
開口部の縁部に蓋体の周縁を係合させ、係止爪等によっ
て機器本体に着脱自在に取付けるように構成したものが
知られている。前記蓋体は、装着時(閉蓋時)には機器
本体の外周面と略々面一状態とされるため、外観上好ま
しい。そして、蓋体を弾性変形させて係止爪や周縁の係
合を解除すれば、当該蓋体が機器本体より取り外され、
前記開口部が開蓋される。
【0004】あるいは、機器本体に回動自在に支持され
た蓋体によって、前記開口部を開閉操作するようにした
蓋開閉構造も知られている。この蓋開閉機構では、蓋体
は、一側縁部分を前記開口部の近傍に支軸を介して回動
自在に支持することによって機器本体に取付けられる。
そして、上記開口部を閉蓋するときには、先の例と同
様、蓋体の周縁を開口部の縁部に係合する。一方、上記
開口部を開蓋するときには、上記周縁の係合を解除し、
上記蓋体を開口部より離間する外方側方向に回動操作す
る。
た蓋体によって、前記開口部を開閉操作するようにした
蓋開閉構造も知られている。この蓋開閉機構では、蓋体
は、一側縁部分を前記開口部の近傍に支軸を介して回動
自在に支持することによって機器本体に取付けられる。
そして、上記開口部を閉蓋するときには、先の例と同
様、蓋体の周縁を開口部の縁部に係合する。一方、上記
開口部を開蓋するときには、上記周縁の係合を解除し、
上記蓋体を開口部より離間する外方側方向に回動操作す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
構造を採用した場合には、蓋体を機器本体から取り外し
たときに紛失する虞れがある。また、蓋体の着脱操作も
煩雑である。
構造を採用した場合には、蓋体を機器本体から取り外し
たときに紛失する虞れがある。また、蓋体の着脱操作も
煩雑である。
【0006】一方、後者の構造を採用した場合には、蓋
体が機器本体から離脱することがなく蓋体を紛失する虞
れはないが、蓋体の回動範囲が制約され、例えば電池の
円滑な交換作業の妨げになる虞れがあり、さらには蓋体
に不用意に無理な力が加わったときに変形あるいは破損
の虞れがある。
体が機器本体から離脱することがなく蓋体を紛失する虞
れはないが、蓋体の回動範囲が制約され、例えば電池の
円滑な交換作業の妨げになる虞れがあり、さらには蓋体
に不用意に無理な力が加わったときに変形あるいは破損
の虞れがある。
【0007】なお、前記回動自在に支持する構造におい
て、支軸(ヒンジ部)を機器本体の外周面より外方に突
出した状態で配設すれば、上記蓋体の回動可能角度を大
きくすることができ、前記問題を解消することができる
が、支軸を機器本体の外周面より外方に突出させると、
美観上好ましくないばかりか、電子機器本体の小型化の
妨げになり、取り扱い上の便宜も損なわれる。
て、支軸(ヒンジ部)を機器本体の外周面より外方に突
出した状態で配設すれば、上記蓋体の回動可能角度を大
きくすることができ、前記問題を解消することができる
が、支軸を機器本体の外周面より外方に突出させると、
美観上好ましくないばかりか、電子機器本体の小型化の
妨げになり、取り扱い上の便宜も損なわれる。
【0008】そこで本発明は、かかる従来のものの有す
る欠点を解消するために提案されたものであって、蓋体
の紛失を防止することができ、またヒンジ部を外方に突
出させることなく蓋体を十分な回動範囲をもって開口す
ることができる蓋開閉機構を提供することを目的とす
る。
る欠点を解消するために提案されたものであって、蓋体
の紛失を防止することができ、またヒンジ部を外方に突
出させることなく蓋体を十分な回動範囲をもって開口す
ることができる蓋開閉機構を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、開口部を有する機器本体と、該機器本
体の開口部近傍にスライド自在且つ回動自在に支持され
てなるアダプタ部材と、前記アダプタ部材に回動自在に
支持され前記機器本体の開口部を閉蓋する蓋体とを有
し、前記アダプタ部材の機器本体に対する回動と前記蓋
体のアダプタ部材に対する回動により、前記蓋体が開閉
操作されてなることを特徴とするものである。
めに、本発明は、開口部を有する機器本体と、該機器本
体の開口部近傍にスライド自在且つ回動自在に支持され
てなるアダプタ部材と、前記アダプタ部材に回動自在に
支持され前記機器本体の開口部を閉蓋する蓋体とを有
し、前記アダプタ部材の機器本体に対する回動と前記蓋
体のアダプタ部材に対する回動により、前記蓋体が開閉
操作されてなることを特徴とするものである。
【0010】すなわち、本発明の蓋開閉機構は、例えば
図4に示すように、機器本体1と、この機器本体1に回
動自在に取付けられるアダプタ部材13と、このアダプ
タ部材13に回動自在に取付けられる蓋体11の3点か
らなる構成を有するものである。上記アダプタ部材13
は、機器本体1の開口部に近接した位置にスライド自在
に取付けられており、開蓋時には、このアダプタ部材1
3を所定の位置までスライドさせた後、蓋体11及びア
ダプタ部材13を回動操作する。
図4に示すように、機器本体1と、この機器本体1に回
動自在に取付けられるアダプタ部材13と、このアダプ
タ部材13に回動自在に取付けられる蓋体11の3点か
らなる構成を有するものである。上記アダプタ部材13
は、機器本体1の開口部に近接した位置にスライド自在
に取付けられており、開蓋時には、このアダプタ部材1
3を所定の位置までスライドさせた後、蓋体11及びア
ダプタ部材13を回動操作する。
【0011】
【作用】本発明に係る蓋開閉機構において、蓋体11の
開蓋操作時には、蓋体11は、先ずアダプタ部材13に
係止される支軸11eを中心に回動する。このとき、蓋
体11のアダプタ部材13に対する回動範囲は、先の従
来のものと同様、所定の角度範囲に制約される。
開蓋操作時には、蓋体11は、先ずアダプタ部材13に
係止される支軸11eを中心に回動する。このとき、蓋
体11のアダプタ部材13に対する回動範囲は、先の従
来のものと同様、所定の角度範囲に制約される。
【0012】ところが、さらに前記蓋体11が前記アダ
プタ部材13に対する回動範囲を越えて回動される力を
受けると、こんどはアダプタ部材13が機器本体1に対
して回動し、これら両回動操作によって蓋体11は完全
に開蓋状態とされる。
プタ部材13に対する回動範囲を越えて回動される力を
受けると、こんどはアダプタ部材13が機器本体1に対
して回動し、これら両回動操作によって蓋体11は完全
に開蓋状態とされる。
【0013】このように、本発明においては、前記蓋体
11の回動とアダプタ部材13の回動によって開閉操作
が行われるため、ヒンジ部を外方に突出させることな
く、回動範囲が拡大され、機器本体1の外観形状を崩す
必要がない。また蓋体11が完全な開蓋状態とされるた
めに、外力に対しても強い形態とされる。
11の回動とアダプタ部材13の回動によって開閉操作
が行われるため、ヒンジ部を外方に突出させることな
く、回動範囲が拡大され、機器本体1の外観形状を崩す
必要がない。また蓋体11が完全な開蓋状態とされるた
めに、外力に対しても強い形態とされる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本実施例は、トランシーバーの電池蓋に適
用した実施例である。トランシーバーは、図1に示すよ
うに、機器本体1にアンテナ2や交信状態等を表示する
表示窓3、さらには電源ボタン4、トークボタン5、チ
ャンネル切り換えボタン6等の各種操作ボタン、受信音
量調節つまみ7、雑音消去つまみ8等を設けてなるもの
である。
用した実施例である。トランシーバーは、図1に示すよ
うに、機器本体1にアンテナ2や交信状態等を表示する
表示窓3、さらには電源ボタン4、トークボタン5、チ
ャンネル切り換えボタン6等の各種操作ボタン、受信音
量調節つまみ7、雑音消去つまみ8等を設けてなるもの
である。
【0016】また、前記機器本体1の背面側には、図2
に示すように、携帯用のベルトクリップを係止するネジ
穴9やハンドストラップ取付け金具10が設けられると
ともに、電池収納部を閉蓋する蓋体11が取付けられて
いる。
に示すように、携帯用のベルトクリップを係止するネジ
穴9やハンドストラップ取付け金具10が設けられると
ともに、電池収納部を閉蓋する蓋体11が取付けられて
いる。
【0017】上記機器本体1には、電子機器(ここでは
トランシーバー)を構成する種々の回路部品や機構部品
が収納されており、また所定の開口部1aをもって電池
形状に対応する電池収納部が構成されている。そして、
図3に示すように、前記蓋体11を開蓋することで、中
に収納される電池12の交換作業を行う。
トランシーバー)を構成する種々の回路部品や機構部品
が収納されており、また所定の開口部1aをもって電池
形状に対応する電池収納部が構成されている。そして、
図3に示すように、前記蓋体11を開蓋することで、中
に収納される電池12の交換作業を行う。
【0018】上記蓋体11は、例えばABS樹脂等から
なるもので、図4に示すように、機器本体1に設けられ
た開口部1aの形状に対応して本例では略々長方形状に
形成されており、閉蓋時には前記開口部1を密閉するよ
うな形状とされている。また、上記蓋体11の外面11
aには、手指等を係止する微小突起からなる操作部11
bが形成されており、当該蓋体11のスライド操作を容
易なものとしている。
なるもので、図4に示すように、機器本体1に設けられ
た開口部1aの形状に対応して本例では略々長方形状に
形成されており、閉蓋時には前記開口部1を密閉するよ
うな形状とされている。また、上記蓋体11の外面11
aには、手指等を係止する微小突起からなる操作部11
bが形成されており、当該蓋体11のスライド操作を容
易なものとしている。
【0019】上記蓋体11の長手方向一側縁には、内方
に向かって突出する一対の係止爪11cが設けられてお
り、さらに前記一側縁とは反対側の一側縁には、後述の
アダプタ部材に対する係合支持部11dが一体的に形成
されている。前記係合支持部11dは、アダプタ部材に
対応して所定の幅をもって形成されており、その両側面
には支軸11eが突出形成されている。
に向かって突出する一対の係止爪11cが設けられてお
り、さらに前記一側縁とは反対側の一側縁には、後述の
アダプタ部材に対する係合支持部11dが一体的に形成
されている。前記係合支持部11dは、アダプタ部材に
対応して所定の幅をもって形成されており、その両側面
には支軸11eが突出形成されている。
【0020】上記蓋体11は、アダプタ部材13を介し
て機器本体11に取付けられる。このアダプタ部材13
は、ポリアセタール等により形成されるもので、図4に
示すように、一側面側には前記蓋体11の係合支持部1
1dが挿入される支持凹部13aが形成されている。そ
して、この支持凹部13aの両側壁13bには、それぞ
れ前記係合支持部11dに設けられた支軸11eが回動
自在に係止される軸係止穴13cが穿設されている。
て機器本体11に取付けられる。このアダプタ部材13
は、ポリアセタール等により形成されるもので、図4に
示すように、一側面側には前記蓋体11の係合支持部1
1dが挿入される支持凹部13aが形成されている。そ
して、この支持凹部13aの両側壁13bには、それぞ
れ前記係合支持部11dに設けられた支軸11eが回動
自在に係止される軸係止穴13cが穿設されている。
【0021】また、上記アダプタ部材13の両側面13
dには、機器本体1に係止される支軸13eが外方に向
かって突出形成されている。さらに、上記アダプタ部材
13の底面には、図5に示すように、当該アダプタ部材
13の機器本体1に対するスライド位置を規制するため
の位置決めリブ13fが所定の長さをもった突条部とし
て形成されている。
dには、機器本体1に係止される支軸13eが外方に向
かって突出形成されている。さらに、上記アダプタ部材
13の底面には、図5に示すように、当該アダプタ部材
13の機器本体1に対するスライド位置を規制するため
の位置決めリブ13fが所定の長さをもった突条部とし
て形成されている。
【0022】一方、機器本体1に設けられた開口部1a
に近接する位置には、この開口部1aに臨んでアダプタ
部材収容凹部14が形成されている。このアダプタ部材
収容凹部14は、前記アダプタ部材13の外形形状に対
応して略々矩形状の凹部として形成されており、その両
側内壁には、それぞれ前記アダプタ部材13の支軸13
eが挿通される軸係止穴14aが穿設されている。
に近接する位置には、この開口部1aに臨んでアダプタ
部材収容凹部14が形成されている。このアダプタ部材
収容凹部14は、前記アダプタ部材13の外形形状に対
応して略々矩形状の凹部として形成されており、その両
側内壁には、それぞれ前記アダプタ部材13の支軸13
eが挿通される軸係止穴14aが穿設されている。
【0023】前記軸係止穴14aは、いわゆる長穴とし
て形成されており、前記支軸13eが回動自在に支持さ
れるばかりでなく、この軸係止穴14aに沿ってアダプ
タ部材13がスライド自在に支持される。また、上記ア
ダプタ部材収容凹部14の底面には、前記アダプタ部材
13の底面に設けられた位置決めリブ13fと係止する
ストッパ14bが前記位置決めリブ13fと略等しい長
さをもって突設されている。
て形成されており、前記支軸13eが回動自在に支持さ
れるばかりでなく、この軸係止穴14aに沿ってアダプ
タ部材13がスライド自在に支持される。また、上記ア
ダプタ部材収容凹部14の底面には、前記アダプタ部材
13の底面に設けられた位置決めリブ13fと係止する
ストッパ14bが前記位置決めリブ13fと略等しい長
さをもって突設されている。
【0024】さらに、上記機器本体1の開口部1aの近
傍には、前記アダプタ部材収容凹部14と対向する反対
側位置に、前記蓋体11の係止爪11cが係合される一
対の爪係止穴1bが設けられている。
傍には、前記アダプタ部材収容凹部14と対向する反対
側位置に、前記蓋体11の係止爪11cが係合される一
対の爪係止穴1bが設けられている。
【0025】上述のように、本実施例の蓋開閉機構は、
機器本体1とアダプタ部材13と蓋体11の3点の部材
から構成されるもので、前記機器本体1に設けられたア
ダプタ部材収容凹部14にアダプタ部材13を挿入し支
軸13eを軸係止穴14aに挿通して回動自在且つスラ
イド自在に取付けるとともに、アダプタ部材13の支持
凹部13aに蓋体11の係合支持部11dを挿入し支軸
11eを軸係止穴13cに回動自在に取付けてなるもの
である。
機器本体1とアダプタ部材13と蓋体11の3点の部材
から構成されるもので、前記機器本体1に設けられたア
ダプタ部材収容凹部14にアダプタ部材13を挿入し支
軸13eを軸係止穴14aに挿通して回動自在且つスラ
イド自在に取付けるとともに、アダプタ部材13の支持
凹部13aに蓋体11の係合支持部11dを挿入し支軸
11eを軸係止穴13cに回動自在に取付けてなるもの
である。
【0026】以下、前記構成の蓋開閉機構における開蓋
操作について説明する。
操作について説明する。
【0027】先ず、蓋体11が閉蓋状態にあるときに
は、図6に示すように、アダプタ部材13は支軸13e
が軸係止穴14aの図中左側端部位置まで押し込まれ、
蓋体11に設けられた係止爪11cが機器本体1に設け
られた爪係止穴1bに係合されて開蓋が規制される。こ
の状態では、前記アダプタ部材13の底面に設けられた
位置決めリブ13fが機器本体1に設けられたストッパ
14bと係止され、当該アダプタ部材13及び蓋体11
が図中右方向にスライドすることがないようにロックさ
れており、前記係止爪11cと爪係止穴1bの係合が不
用意に解除されることはない。
は、図6に示すように、アダプタ部材13は支軸13e
が軸係止穴14aの図中左側端部位置まで押し込まれ、
蓋体11に設けられた係止爪11cが機器本体1に設け
られた爪係止穴1bに係合されて開蓋が規制される。こ
の状態では、前記アダプタ部材13の底面に設けられた
位置決めリブ13fが機器本体1に設けられたストッパ
14bと係止され、当該アダプタ部材13及び蓋体11
が図中右方向にスライドすることがないようにロックさ
れており、前記係止爪11cと爪係止穴1bの係合が不
用意に解除されることはない。
【0028】そして、蓋体11を開蓋するには、図7に
示すように、蓋体11の操作部11bに手指を係止して
前記位置決めリブ13fとストッパ14bとの係止力に
抗して力を加え、蓋体11及びアダプタ部材13を矢印
X方向にスライドさせる。すると、前記蓋体11に設け
られた係止爪11cと機器本体1に設けられた爪係止穴
1bとの係合が解除され、蓋体11は開蓋可能状態とな
る。
示すように、蓋体11の操作部11bに手指を係止して
前記位置決めリブ13fとストッパ14bとの係止力に
抗して力を加え、蓋体11及びアダプタ部材13を矢印
X方向にスライドさせる。すると、前記蓋体11に設け
られた係止爪11cと機器本体1に設けられた爪係止穴
1bとの係合が解除され、蓋体11は開蓋可能状態とな
る。
【0029】次に、図8に示すように、蓋体11を図中
矢印方向に回動操作する。このとき、前記蓋体11は、
アダプタ部材13に係止される支軸11eを中心に回動
され、蓋体11の係合支持部11dがアダプタ部材13
に対して支持凹部13aの一側縁で当接する位置まで回
動される。この状態では、蓋体11は完全に開蓋された
状態とは言えない。
矢印方向に回動操作する。このとき、前記蓋体11は、
アダプタ部材13に係止される支軸11eを中心に回動
され、蓋体11の係合支持部11dがアダプタ部材13
に対して支持凹部13aの一側縁で当接する位置まで回
動される。この状態では、蓋体11は完全に開蓋された
状態とは言えない。
【0030】そこでさらに回動操作を続けると、図9に
示すように、こんどはアダプタ部材13が支軸13eを
中心に回動され、このアダプタ部材13が起立した状態
になって蓋体11が機器本体1の外周面に当接するまで
回動される。以上によって蓋体11の開蓋操作を終了す
る。なお、閉蓋時は、逆の操作を行えばよい。
示すように、こんどはアダプタ部材13が支軸13eを
中心に回動され、このアダプタ部材13が起立した状態
になって蓋体11が機器本体1の外周面に当接するまで
回動される。以上によって蓋体11の開蓋操作を終了す
る。なお、閉蓋時は、逆の操作を行えばよい。
【0031】以上、本発明を適用した実施例について説
明してきたが、本発明がこの実施例に限定されるもので
はなく、各構成部材の形状、材質、寸法等は本発明の要
旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、本発
明が適用される電子機器も、前記トランシーバーに限定
されるものではなく、電池が収納される携帯用の電子機
器等、各種電子機器に適用することが可能である。
明してきたが、本発明がこの実施例に限定されるもので
はなく、各構成部材の形状、材質、寸法等は本発明の要
旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、本発
明が適用される電子機器も、前記トランシーバーに限定
されるものではなく、電池が収納される携帯用の電子機
器等、各種電子機器に適用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、機器本体とアダプタ部材蓋体の3点から
なる構成とし、アダプタ部材の機器本体に対する回動と
前記蓋体のアダプタ部材に対する回動により前記蓋体が
開閉操作するようにしているので、外方に突出する部分
を設けることなく蓋体を十分な回動範囲をもって開口す
ることができ、外観形状を崩すことなく外力に対しても
強い形態とすることが可能である。
明においては、機器本体とアダプタ部材蓋体の3点から
なる構成とし、アダプタ部材の機器本体に対する回動と
前記蓋体のアダプタ部材に対する回動により前記蓋体が
開閉操作するようにしているので、外方に突出する部分
を設けることなく蓋体を十分な回動範囲をもって開口す
ることができ、外観形状を崩すことなく外力に対しても
強い形態とすることが可能である。
【0033】また、本発明においては、蓋体はアダプタ
部材を介して機器本体に係止された状態のまま開閉操作
され、蓋体を機器本体から取り外す必要がないので、蓋
体を紛失する虞れがなく、また蓋体の着脱操作も極めて
容易である。
部材を介して機器本体に係止された状態のまま開閉操作
され、蓋体を機器本体から取り外す必要がないので、蓋
体を紛失する虞れがなく、また蓋体の着脱操作も極めて
容易である。
【図1】トランシーバーの外観斜視図である。
【図2】トランシーバーを背面側から見た外観斜視図で
ある。
ある。
【図3】蓋体の開蓋状態を示す要部外観斜視図である。
【図4】蓋体の機器本体への取付け状態を示す要部分解
斜視図である。
斜視図である。
【図5】アダプタ部材を底面側から見た斜視図である。
【図6】閉蓋状態を示す模式図である。
【図7】アダプタ部材のスライド状態を示す模式図であ
る。
る。
【図8】蓋体の回動動作を示す模式図である。
【図9】アダプタ部材の回動動作を示す模式図である。
1・・・機器本体 1a・・・開口部 11・・・蓋体 11e・・・支軸 13・・・アダプタ部材 13e・・・支軸
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有する機器本体と、該機器本体
の開口部近傍にスライド自在且つ回動自在に支持されて
なるアダプタ部材と、前記アダプタ部材に回動自在に支
持され前記機器本体の開口部を閉蓋する蓋体とを有し、 前記アダプタ部材の機器本体に対する回動と前記蓋体の
アダプタ部材に対する回動により、前記蓋体が開閉操作
されてなる蓋開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093864A JPH05267858A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 蓋開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093864A JPH05267858A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 蓋開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05267858A true JPH05267858A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14094316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4093864A Pending JPH05267858A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 蓋開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05267858A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-03-19 JP JP4093864A patent/JPH05267858A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020226 |