JP2004300889A - ロック装置 - Google Patents

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【課題】ロック解放時に係合用のフックが鍵操作部収納ボックスから突出しないようなロック装置を得る。
【解決手段】図において、21は例えばかばんの収納部に取り付けられた鍵収納部の収納ボックス、22はかばんの蓋部に取り付けられた係止体を示す。フック40は回転軸45によって、収納ボックス21に常時は時計方向に付勢されるように取り付けられ、ロック時はその先端の係合部41において、係止体22と係合されている。ロック解放時には、スライダ30をスライダ用ばね33に抗して矢印Rの如く右方に押すと、フック40の突起44とスライダ30の押圧面32とが係合しているので、フックは反時計方向に回動し、係止体との係合が外れるとともに、フック40も収納ボックス21中に入り込み、外部に突出しない。解放時にはストッパ50がストッパ用ばね55によって上方に回動し、フックの時計方向の回動を阻止する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アタッシュケースのようなかばん類、楽器などのケース、各種の運搬用ボックス、ドアや窓などの施錠システム等の広い範囲に利用しうるロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
従来のロック装置の一例として、かばん錠を図3に示せば、かばんの蓋部1にフック4が固定され、収納部2に鍵操作部5が設けられている。3はかばんのハンドルを示している。蓋部1を閉めると、フック4は収納部2内に設けられている係止部と係合するようになっている。
【0003】
このように従来のロック装置では、ロックの解放時に、図示の如くフック4がむき出しに露出しているので、書類とか楽器とか、その他種々の収納物が出し入れの際にフックに引っ掛かって破損の恐れがあり、又その際手がフック4に引っ掛かり怪我をすることもあるという欠点を免れなかった。
【0004】
【この発明が解決すべき課題】
そこでこの発明では、かばん類、楽器ケース、各種の搬送用ボックス、ドアや窓などの施錠システムなど色々な目的に使用されるロック装置において、ロック解放時にはフックがロック装置のフレーム内に入りこんでいて外方に突出しないように構成して、突出しているフックによる収納物の破損や手の怪我を防ぐとともに、ロックの施錠と解放をワンタッチで行えるようなロック装置を得ることをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記の課題を解決するために、「ロック装置において、ロック装置の収納ボックス内に、
相手側部材に取り付けられた係止体との係合位置に向かって回動するように付勢されている係止用フックと、
ロック解放時には上記係止用フックを前記収納ボックス内の開放位置まで回動させるスライダと、
前記係止用フックを収納ボックス内の開放位置に係止するためのストッパとが併設されている構成となっていることを特徴とするロック装置。」を得たものである。
【0006】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例としてアタッシュケースのようなかばんに適用したところを示す正面図であって、10はかばん、1は蓋部、2は収納部、3はかばんのハンドル、20は鍵操作部、7は蓋部上面、8はかばん収納部2の前面壁部をそれぞれ示している。
【0007】
図2はかばん10を開けたところを示す斜視図、図4は鍵操作部20のたて断面図、図5は図4のX−X断面図であって、図4、図5はかばんを閉め、ロックされている状態を示している。図示の如く、ロック状態では係止用フック40がその係合部41において、蓋部1に取り付けた係止体22と係合し蓋部1をロックしている。フック40はスライダ30と組み合わされている。スライダ30は鍵操作部20を収めた収納ボックス21内において、スライダ用ばね33によって常時は図の左方に付勢されている。
【0008】
図12はスライダ30の側面図、図13は図12をF方向からみた端面図、図14は図12をD方向からみた下面図、図15は係止用フック40の側面図、図16は図15をK方向からみた端面図をそれぞれ示すもので、スライダの外方面34は図1、図2に示すように、鍵操作部20の収納ボックス21から外側に露出しており、外方面34には指をかけてスライダを押せるように操作用凹部31が形成されている。
【0009】
係止用フック40はその回転軸45において収納ボックス21に取り付けられ、常時は図4に示すロック方向に回動するように付勢されている。又係止用フック40には押圧突起44が形成されていて、スライダの押圧面32と係合している。
【0010】
ロックを解放するときは、前述の如くかばんの前面壁部8に露出しているスライダ30の操作凹部31に指をかけ、スライダ30をスライダ用ばね33に抗して図の右方に押圧する。(図4以下の図は図3の右側の鍵操作部に対応している。)図6はスライダ30をR方向に少し押したときの状態の断面図、図7は図6のX−X断面図、図8はスライダ30を右方に最後まで押した状態の断面図、図9は図8のX−X断面図、図10は図2に示すように蓋部1が開いている時の状態の断面図、図11は図10のX−X断面図をそれぞれ示すもので、係止用フック40の突起44とスライダ30の押圧面32とが係合しているので、スライダ30を右方向に押すにしたがって、係止用フック40を反時計方向の矢印Sの方向に回動させ、係止用フック40の先端の係合部41を蓋部1に取り付けられている係止体22との係合から外す。尚図8はスライダ30を右方に押し切っているがまだ指は離していない時の状態、図10は指を離し、かつ蓋部も開いた図2の状態をそれぞれ示すもので、図10ではスライダ30はスライダ用ばね33に押されてもとの左側の位置まで戻っている。図10、図11において、A−Bはかばんの収納部2の上面をG−Hは蓋部1の下面をそれぞれ表している。
【0011】
図4ないし図11において、50はストッパを示している。図17はストッパ50の側面図、図18は図17をE方向からみた端面図であって、ストッパ50はそのアーム部51に形成された突起52が係止用フック40の側面に形成されている円弧状の溝42と係合している。53はアーム部51が収納ボックス21に回動可能に取り付けられる軸孔である。
【0012】
この発明のロック装置の鍵操作部20は前記の如き構成であるから、ロック状態である図4の状態からスライダ30を図の右方向(矢印Rの方向)に動かせばスライダ30の押圧面32が係止用フック40の突起44を押すので係止用フック40は反時計方向(矢印Sの方向)に回動し、図6の状態を経て図8の状態に達する。そうすれば係止用フック40の係合部41は蓋部1に取り付けられた係止体22との係合が完全に外れ、同時に係止用フック40自体は図2、図8に示すように収納ボックス21内に入りこんで図8の収納部の上面を示すA−B線からは突出しない。これは換言すれば図2において、係止用フック40はかばん10の収納部2の上面7から外に突出しない。
【0013】
ストッパ50は前記の如く軸孔53のところで回動可能に収納ボックス21に取り付けられストッパ用ばね55で常時上方に(即ちストッパ50を時計方向に回動させるように)付勢されている。そしてストッパ側面の突起52はフック40の側面の円弧状の溝42と係合しているので、係止用フック40が反時計方向に回動すると、ストッパ50の突起52と係合したまま溝42も反時計方向に回動し、係止用フック40が反時計方向に廻り切った図8の状態まで来ると、ストッパ50の突起52と係止用フック40の溝42の端部の貫通孔43とが合致するので、ストッパ用ばね55に付勢されてアーム部51が軸孔53を中心として時計方向に回動し、突起52が貫通孔43に入りこみ、図10に示すように、スライダ30の操作凹部31から指をはなし、スライダ30がスライダ用ばね33によってもとの位置に戻っても、フック40は時計方向の回動が、貫通孔43と突起52との係合によって阻止され、フック40は図8、図10等に示す収納ボックス21内の開放位置に係止されている。
【0014】
同時にストッパー50のアーム部51の先端は開放位置において、一部分が収納ボックス21から突出するように押圧部54として形成されている。かばんを閉めるとき、蓋部1に取り付けてある係止体22の底面23が押圧部54を押し、ストッパ用ばね55に抗してアーム部51を反時計方向に回動させるのでストッパ50の突起52が係止用フック40の貫通孔43から外れ、係止用フック40は時計方向(図8の矢印C方向)に回動し、先端の係合部41が蓋部1に取り付けられた係止体22と係合するので、ロック装置をワンタッチでロックすることができる。
【0015】
なお図4以下の説明は図2における右側の鍵操作部20についてなされているが、左側の鍵操作部についても、向きが反対であるのみで、その構成、作動は全く同じである。
【0016】
【発明の効果】
この発明のロック装置は前記の如き構成であって、ロック解放時に、フックが鍵操作部の収納ボックスから突出しないので、収納物の出し入れ時にフックに引っ掛かって破損することがなく、又手などに怪我をする恐れもない。さらにロック装置のロックや解放をワンタッチで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したかばんの説明図
【図2】かばんを開いたところを示す斜視図
【図3】従来のロック装置を有するかばんを示す図
【図4】ロック状態の鍵操作部のたて断面図
【図5】図4のX−X断面図
【図6】ロック解放途中の図4と同様な断面図
【図7】図6のX−X断面図
【図8】ロック解放後の図4と同様な断面図
【図9】図8のX−X断面図
【図10】かばんを開いている時の状態を示す図4と同様な断面図
【図11】図10のX−X断面図
【図12】スライダ側面図
【図13】図12をF方向からみた端面図
【図14】図12をD方向からみた下面図
【図15】フックの側面図
【図16】図15をK方向からみた端面図
【図17】ストッパの側面図
【図18】図17をE方向からみた端面図
【符号の説明】
1 蓋部
2 収納部
3 ハンドル
4 フック
5 鍵操作部
6 蓋部の下面
7 収納部の上面
8 かばん前面壁部
10 かばん
20 鍵操作部
21 収納ボックス
22 蓋部に取り付けた係止体
23 係止体の底面
30 スライダ
31 操作凹部
32 押圧面
33 スライダ用ばね
34 スライダ外方面
40 係止用フック
41 係合部
42 円弧状溝
43 貫通孔
44 押圧突起
45 回転軸
50 ストッパ
51 アーム部
52 突起
53 軸孔
54 押圧部
55 ストッパ用ばね

Claims (1)

  1. ロック装置において、ロック装置の収納ボックス内に、
    相手側部材に取り付けられた係止体との係合位置に向かって回動するように付勢されている係止用フックと、
    ロック解放時には上記係止用フックを前記収納ボックス内の開放位置まで回動させるスライダと、
    前記係止用フックを収納ボックス内の開放位置に係止するためのストッパとが併設されている構成となっていることを特徴とするロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103711386A (zh) * 2013-12-30 2014-04-09 苏州优点优唯医疗科技有限公司 一种具有双开功能的翻盖盒用锁
WO2018219159A1 (zh) * 2017-05-27 2018-12-06 山东新北洋信息技术股份有限公司 收纳箱
CN109512168A (zh) * 2018-12-29 2019-03-26 苏州市厚宏智能科技有限公司 物品管理柜

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