JP2511519Y2 - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
- Publication number
- JP2511519Y2 JP2511519Y2 JP8964790U JP8964790U JP2511519Y2 JP 2511519 Y2 JP2511519 Y2 JP 2511519Y2 JP 8964790 U JP8964790 U JP 8964790U JP 8964790 U JP8964790 U JP 8964790U JP 2511519 Y2 JP2511519 Y2 JP 2511519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- slide
- main body
- side wall
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はきわぞり刃を有した電気かみそりに関するも
のである。
のである。
（ロ）従来の技術 従来より、きわぞり刃を有した電気かみそりにおい
て、本体ケースに対して上下動可能なスイッチ操作板を
備え、該操作板の操作により、きわぞり刃を突出状態と
収納状態とに保持するようにしたものが多数考案されて
いる。例えば特開昭63-24980号公報に開示されているよ
うに、スイッチ操作板と、きわぞり刃の収納部とを一体
的に形成し、スイッチ操作板の上動操作により、きわぞ
り刃をスライドアップさせながら回動突出させるように
したものがある。
て、本体ケースに対して上下動可能なスイッチ操作板を
備え、該操作板の操作により、きわぞり刃を突出状態と
収納状態とに保持するようにしたものが多数考案されて
いる。例えば特開昭63-24980号公報に開示されているよ
うに、スイッチ操作板と、きわぞり刃の収納部とを一体
的に形成し、スイッチ操作板の上動操作により、きわぞ
り刃をスライドアップさせながら回動突出させるように
したものがある。
このような電気かみそりは、きわぞり刃の突出時にき
わぞり刃がスライドアップするので、きわぞり刃の使用
時に、本体ケースやケースの上端に形成された主刃の部
分が邪魔にならず、使用性が高いという利点がある。し
かしながら、きわぞり刃の突出時、きわぞり刃の安定が
悪く、落下等による外力がきわぞり刃に加わった場合に
は倒れて破損してしまうといった虞がある。また、きわ
ぞり刃を安定に支持するために前記操作板の上方で保持
することが考えられるが、本体ケース上方に開孔部を設
け、該開孔部に保持部材を挿入することは、本体ケース
内部の振動子等の部品の存在により設計上困難である。
また保持部材を挿入するスペースを確保しようとする場
合には、本体ケースが大型化してしまうという欠点があ
る。
わぞり刃がスライドアップするので、きわぞり刃の使用
時に、本体ケースやケースの上端に形成された主刃の部
分が邪魔にならず、使用性が高いという利点がある。し
かしながら、きわぞり刃の突出時、きわぞり刃の安定が
悪く、落下等による外力がきわぞり刃に加わった場合に
は倒れて破損してしまうといった虞がある。また、きわ
ぞり刃を安定に支持するために前記操作板の上方で保持
することが考えられるが、本体ケース上方に開孔部を設
け、該開孔部に保持部材を挿入することは、本体ケース
内部の振動子等の部品の存在により設計上困難である。
また保持部材を挿入するスペースを確保しようとする場
合には、本体ケースが大型化してしまうという欠点があ
る。
（ハ）考案が解決しようとする課題 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであって、き
わぞり刃をスライドアップさせたものにおいて、簡単な
構造によりきわぞり刃を安定に支持するようにした電気
かみそりを提供することにある。
わぞり刃をスライドアップさせたものにおいて、簡単な
構造によりきわぞり刃を安定に支持するようにした電気
かみそりを提供することにある。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は、本体ケースに対して上下にスライド可能な
操作体と、本体ケースに係止されると共に、前記操作体
の側壁を被う上部が開口された略コ字状の枠体とを備
え、前記操作体は上方にきわぞり刃を有すると共に、下
方に該きわぞり刃を突出状態と収納状態とに切り替える
スイッチ操作板を有し、且つ操作体はその側壁に前記枠
体内面上をスライドするスライド片を備え、一方、前記
枠体は側壁内面に前記スライド片を案内するスライド壁
を備えたことを特徴とする。
操作体と、本体ケースに係止されると共に、前記操作体
の側壁を被う上部が開口された略コ字状の枠体とを備
え、前記操作体は上方にきわぞり刃を有すると共に、下
方に該きわぞり刃を突出状態と収納状態とに切り替える
スイッチ操作板を有し、且つ操作体はその側壁に前記枠
体内面上をスライドするスライド片を備え、一方、前記
枠体は側壁内面に前記スライド片を案内するスライド壁
を備えたことを特徴とする。
（ホ）作用 本考案によれば、操作体の側壁に形成したスライド片
が、前記操作体の側壁を被う枠体の内面上をスライドす
るので、本体ケースに前記スライド片を挿入保持する開
孔部を設けなくてもよく、また前記スライド片が本体ケ
ース内に挿入されることはないので、そのスペース確保
によるケースの大型化を招くことはない。さらに、きわ
ぞり刃の突出時には、前記枠体がきわぞり刃を十分に支
持することができる。
が、前記操作体の側壁を被う枠体の内面上をスライドす
るので、本体ケースに前記スライド片を挿入保持する開
孔部を設けなくてもよく、また前記スライド片が本体ケ
ース内に挿入されることはないので、そのスペース確保
によるケースの大型化を招くことはない。さらに、きわ
ぞり刃の突出時には、前記枠体がきわぞり刃を十分に支
持することができる。
（へ）実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
１は本体ケースであり、該本体ケース１内にはかみそ
り駆動用のモータ及び電源としてのNi-Cd電池（共に図
示せず）が収納されている。また、前記ケース１の上端
には主刃駆動軸（図示せず）が突出するようになってお
り、一方下端には前記Ni-Cd電池の充電用プラグ２がス
ライド自在に設けられている。
り駆動用のモータ及び電源としてのNi-Cd電池（共に図
示せず）が収納されている。また、前記ケース１の上端
には主刃駆動軸（図示せず）が突出するようになってお
り、一方下端には前記Ni-Cd電池の充電用プラグ２がス
ライド自在に設けられている。
３は操作体であって、下方にスイッチ操作板４と、上
方にきわぞり刃５を収納する収納部６とを一体的に形成
したものである。また、７は前記操作体３の側壁を被う
枠体である。この枠体７は、上部を開口した略コ字状に
形成されている。而して前記操作体３は、その側壁下方
に第１のスライド片８と、側壁中央に第２のスライド片
９を備えていると共に、下端には二又状弾性脚片10を備
えている。一方、本体ケース１の表面には開孔部11が形
成されていると共に、ケース内には前記二又状弾性脚片
10に係脱する節度用ボス（図示せず）が立設されてい
る。また、前記枠体７は本体ケース１に係止される爪1
2、13、14を備えており、これら爪は本体ケース１に設
けられた係止孔15、16、17に係止されるようになってい
る。さらに、前記枠体７は前記第２のスライド片９がス
ライドするためのスライド壁18が形成されている。ま
た、前記きわぞり刃５の裏面には節度用ボス19が立設さ
れており、ケース内に設けられた二又状弾性脚片（図示
せず）に係脱するようになっている。
方にきわぞり刃５を収納する収納部６とを一体的に形成
したものである。また、７は前記操作体３の側壁を被う
枠体である。この枠体７は、上部を開口した略コ字状に
形成されている。而して前記操作体３は、その側壁下方
に第１のスライド片８と、側壁中央に第２のスライド片
９を備えていると共に、下端には二又状弾性脚片10を備
えている。一方、本体ケース１の表面には開孔部11が形
成されていると共に、ケース内には前記二又状弾性脚片
10に係脱する節度用ボス（図示せず）が立設されてい
る。また、前記枠体７は本体ケース１に係止される爪1
2、13、14を備えており、これら爪は本体ケース１に設
けられた係止孔15、16、17に係止されるようになってい
る。さらに、前記枠体７は前記第２のスライド片９がス
ライドするためのスライド壁18が形成されている。ま
た、前記きわぞり刃５の裏面には節度用ボス19が立設さ
れており、ケース内に設けられた二又状弾性脚片（図示
せず）に係脱するようになっている。
以上のような構成において、これら操作体３及び枠体
７を本体ケース１に取りつけるには、前記操作体３の二
又状弾性脚片10を前記本体ケースの開孔部11から挿入す
ると共に、前記第１のスライド片８を開孔部11の側壁裏
面に係合させる。この時前記二又状弾性脚片10は前記節
度用ボスに係止するようになっている。次に、前記枠体
７の爪12、13、14を前記係止孔15、16、17に係止させ
る。この時、前記第２のスライド片９は前記スライド壁
18上に位置するようになっている。
７を本体ケース１に取りつけるには、前記操作体３の二
又状弾性脚片10を前記本体ケースの開孔部11から挿入す
ると共に、前記第１のスライド片８を開孔部11の側壁裏
面に係合させる。この時前記二又状弾性脚片10は前記節
度用ボスに係止するようになっている。次に、前記枠体
７の爪12、13、14を前記係止孔15、16、17に係止させ
る。この時、前記第２のスライド片９は前記スライド壁
18上に位置するようになっている。
ここで、前記スイッチ操作板４を１段上動させると、
前記二又状弾性脚片10がその弾性により前記節度用ボス
を乗り越えると共に、前記第１及び第２のスライド片８
及び９が、夫々前記開孔部11の側壁裏面及び前記スライ
ド壁18をスライドする。この時、かみそり駆動回路が閉
成して主刃が駆動するようになっている。さらに１段上
動させると、前記きわぞり刃５の裏面に立設された節度
用ボス19と二又状弾性脚片（図示せず）とが係合すると
共に、前記きわぞり刃５がスライドアップしながら回動
突出状態を保持し、該きわぞり刃５が駆動するようにな
っている。
前記二又状弾性脚片10がその弾性により前記節度用ボス
を乗り越えると共に、前記第１及び第２のスライド片８
及び９が、夫々前記開孔部11の側壁裏面及び前記スライ
ド壁18をスライドする。この時、かみそり駆動回路が閉
成して主刃が駆動するようになっている。さらに１段上
動させると、前記きわぞり刃５の裏面に立設された節度
用ボス19と二又状弾性脚片（図示せず）とが係合すると
共に、前記きわぞり刃５がスライドアップしながら回動
突出状態を保持し、該きわぞり刃５が駆動するようにな
っている。
さて、前記第１のスライド片８と第２のスライド片９
は夫々前記開孔部11の側壁裏面及び前記スライド壁18に
スライド自在に係合しているので、前記きわぞり刃５の
突出状態において、落下等による外力がきわぞり刃５に
加わった場合、これらスライド片８及び９が操作体３の
倒れて破損することを防止して安定に保持する。
は夫々前記開孔部11の側壁裏面及び前記スライド壁18に
スライド自在に係合しているので、前記きわぞり刃５の
突出状態において、落下等による外力がきわぞり刃５に
加わった場合、これらスライド片８及び９が操作体３の
倒れて破損することを防止して安定に保持する。
（ト）考案の効果 本考案によれば、操作体の側壁に形成したスライド片
が、前記操作体の側壁を被う枠体の内面上をスライドす
るので、本体ケースの上方に前記スライド片を挿入保持
する開孔部を設けなくてよく、また前記スライド片が本
体ケース内に挿入されることはないので、そのスペース
確保によるケースの大型化を招くことはない。さらに、
きわぞり刃の突出時には、前記枠体がきわぞり刃を十分
に支持するので、落下等によりきわぞり刃に外力が加わ
った場合にも倒れて破損してしまうことを防止する。
が、前記操作体の側壁を被う枠体の内面上をスライドす
るので、本体ケースの上方に前記スライド片を挿入保持
する開孔部を設けなくてよく、また前記スライド片が本
体ケース内に挿入されることはないので、そのスペース
確保によるケースの大型化を招くことはない。さらに、
きわぞり刃の突出時には、前記枠体がきわぞり刃を十分
に支持するので、落下等によりきわぞり刃に外力が加わ
った場合にも倒れて破損してしまうことを防止する。
図面は本考案による電気かみそりであって、第１図は要
部分解斜視図、第２図（ａ）及び（ｂ）は夫々操作体及
びカバー体の裏面よりみた斜視図、第３図はかみそり本
体斜視図である。 １……本体ケース、３……操作体、７……枠体、８……
第１のスライド片、９……第２のスライド片、11……開
孔部、18……スライド壁。
部分解斜視図、第２図（ａ）及び（ｂ）は夫々操作体及
びカバー体の裏面よりみた斜視図、第３図はかみそり本
体斜視図である。 １……本体ケース、３……操作体、７……枠体、８……
第１のスライド片、９……第２のスライド片、11……開
孔部、18……スライド壁。
Claims (1)
- 【請求項１】本体ケースに対して上下にスライド可能な
操作体と、本体ケースに係止されると共に、前記操作体
の側壁を被う上部が開口された略コ字状の枠体とを備
え、前記操作体は上方にきわぞり刃を有すると共に、下
方に該きわぞり刃を突出状態と収納状態とに切り替える
スイッチ操作板を有し、且つ操作体はその側壁に前記枠
体内面上をスライドするスライド片を備え、一方、前記
枠体は側壁内面に前記スライド片を案内するスライド壁
を備えたことを特徴とする電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8964790U JP2511519Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8964790U JP2511519Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 電気かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449065U JPH0449065U (ja) | 1992-04-24 |
| JP2511519Y2 true JP2511519Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31823770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8964790U Expired - Lifetime JP2511519Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511519Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP8964790U patent/JP2511519Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449065U (ja) | 1992-04-24 |
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