JP2003241853A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2003241853A
JP2003241853A JP2002043823A JP2002043823A JP2003241853A JP 2003241853 A JP2003241853 A JP 2003241853A JP 2002043823 A JP2002043823 A JP 2002043823A JP 2002043823 A JP2002043823 A JP 2002043823A JP 2003241853 A JP2003241853 A JP 2003241853A
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JP2002043823A
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Toru Karashima
亨 辛島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体、及びこの装置本体に着脱自在に装
着される拡張デバイスの双方の盗難を同時に防止する。 【解決手段】 第1の孔部17が形成されたカバー部材
13と、第2の孔部19が形成されかつカバー部材13
に沿ってスライド操作されるスライド片14と、スライ
ド片14を操作する操作子15とからなるロック機構1
8を有するHDD11が拡張デバイスとして装置本体2
に取り付けられる。HDD11のカバー部材13に形成
された第1の孔部17は、スライド片14の移動範囲に
形成され、装置本体2に対するHDD11のロック状態
において第2の孔部19と連通して施錠用孔部21を構
成し、装置本体2に対するHDD11のロック解除状態
においてスライド片20に閉塞される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置の機能を拡張する拡張
デバイスが装着される情報処理装置に関し、特にケンジ
ントンロック等の拘束部材を用いて上記拡張デバイス及
び該拡張デバイスが装着された情報処理装置の盗難を防
止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
等の携帯型の情報処理装置の小型化及び軽量化が進むに
伴い、該携帯型の情報処理装置には小型化及び軽量化を
図るために比較的重要な機能のみが組み込まれるように
なっている。このため、携帯型の情報処理装置に対して
は、装置本体に設けられた拡張用ベイに着脱可能な種々
の拡張デバイス、例えばフロッピー(登録商標)ディス
クドライブ装置(FDD)やコンパクトディスクドライ
ブ装置(CDD)、ハードディスクドライブ装置(HD
D)等が提供されている。そして、必要に応じて上述し
た拡張デバイスを選択して、装置本体に装着するよう構
成することで、限られた装置本体内のスペースが有効活
用されている。
【0003】ところで、上述したような携帯型の情報処
理装置は、例えば販売時に陳列棚等に展示される。通
常、情報処理装置には、このように展示される場合の盗
難防止のために、例えばケンジントンロック等の拘束部
材が取付可能な施錠用の孔部が装置本体に設けられてい
る。そして、装置本体に設けられた施錠用の孔部と陳列
棚等とを、拘束部材の拘束コード(金属ワイヤ等)で繋
ぐことによって情報処理装置の盗難防止が図られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯型
の情報処理装置においては、上述したように小型化が進
められているため、施錠用の孔部を設けるためのスペー
スが限られてきている。例えば、上述した拡張用ベイ以
外にも種々の拡張デバイスを接続するための端子等が設
けられる装置本体の側面や、装置本体が載置されるドッ
キングステーションと装置本体との接触面となる底面に
は、施錠用の孔部を設けることができず、また装置本体
の正面部分には、外観上、施錠用の孔部を設けることが
好ましくない。
【0005】また、装置本体に装着される拡張デバイス
自体が高価なものであり、さらには情報化社会の急速な
進展と近年のHDDの高容量化とによって、蓄えられる
情報の量と重要性が大きくなってきている。このような
状況の下、情報処理装置自体の盗難防止だけではなく、
この装置に着脱自在に装着される拡張デバイスや、着脱
自在にねじ止め等で装置本体に内蔵されるバッテリやH
DD等の内蔵型の拡張デバイスについても盗難防止を図
る必要がでてきた。これらの盗難防止を図るためには、
展示に際して装置本体から外してしまうことも考えられ
るが、販売等を目的とする展示の場合には、外観もユー
ザに与える印象にとって大きな要因であり、好ましくな
い。
【0006】そこで、本発明は、装置本体、及びこの装
置本体に着脱自在に装着される拡張デバイスの双方の盗
難を同時に防止し得る情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明に係る情報処理装置は、装置本体と、装置本体に
対し着脱自在な拡張デバイスとを有し、この拡張デバイ
スは、拘束部材取付用の第1の孔部が形成されたカバー
部材と、拘束部材取付用の第2の孔部が形成されかつカ
バー部材に沿ってスライド操作されるスライド片と、ス
ライド片を操作する操作子とからなり、装置本体に対す
る拡張デバイスの着脱を制御するロック機構とを備え
る。そして、拡張デバイスを構成するカバー部材に形成
された第1の孔部は、スライド片の移動範囲に形成さ
れ、装置本体に対する拡張デバイスのロック状態におい
てロック機構のスライド片に形成された第2の孔部と連
通して施錠用の孔部を構成し、この施錠用の孔部に上記
拘束部材が取り付けられた状態においては、ロック機構
が、装置本体に対する拡張デバイスのロック解除状態に
移行せずに、ロック状態が維持される。
【0008】上述した構成を有する本発明に係る情報処
理装置では、拡張デバイスを構成するロック機構による
ロック状態、ロック解除状態の切り替えとともに、拘束
部材の取付の可否、具体的には拘束部材が取り付けられ
る施錠用の孔部の開閉の切り替えが行われ、装置本体に
対して拡張デバイスがロックされている場合にのみ、第
1の孔部と第2の孔部とが連通して施錠用の孔部が構成
され、この施錠用の孔部によって拘束部材が取り付け可
能とされる。そして、本発明では、上述したロック状態
において施錠用の孔部に拘束部材を取り付けた場合に
は、ロック機構がロック解除状態に移行するよう操作す
ることができず、ロック状態が維持される。このため、
本発明によれば、装置本体に拡張デバイスがロックされ
た状態にある場合にのみ拘束部材が取り付けられ、また
拘束部材を取り付けた状態ではロック状態が維持される
ようにすることで、装置本体と、この装置本体に取り付
けられた拡張デバイスの盗難を同時に防止することが可
能とされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理装置
の具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細
に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、
ノート型のパーソナルコンピュータ(情報処理装置1)
に本発明を適用した例について説明する。
【0010】情報処理装置1は、図1に示すように、装
置本体2に設けられた拡張用ベイ3に対し、機能拡張の
ための拡張デバイス11が装着される。装置本体2は、
上述した拡張用ベイ3の他に、ヒンジ部を介して開閉自
在に取り付けられた表示部4や、キーボード部5、スラ
イスパッド等のポインティングデバイス6が設けられ、
これらの他にも図示は省略するが他の拡張デバイス、例
えばFDD、CDD、モデム、補助バッテリ、プリンタ
等を接続するための種々の端子が設けられるなど、通常
のノート型パーソナルコンピュータと同様の構成とされ
ている。
【0011】拡張デバイス11は、装置本体2の拡張用
ベイ3に取り付けられ情報処理装置1の機能を拡張する
ものであり、例えば図2に示すようなHDDである。な
お、以下の説明においては、図2に示すHDDを拡張デ
バイスの一例として示し、拡張デバイスと同符号を付し
たHDD11として説明する。
【0012】HDD11は、図2及び図3に示すよう
に、HDD本体12と、このHDD本体12を保持する
カバー部材13と、金属板等の板状部材からなるスライ
ド片14と、このスライド片14に接続される操作子1
5とからなる。HDD11は、カバー部材13とは反対
の端面側から装置本体2の拡張用ベイ3に挿入されて装
置本体2に装着される。
【0013】カバー部材13は、例えば装置本体2の外
筐と同材料の合成樹脂等により形成されるとともに、H
DD本体12の一側部を覆う位置に配されている。カバ
ー部材13は、HDD本体12を挟持する一対の金属板
16、16の一端部が嵌合されることによってHDD本
体12を保持している。なお、カバー部材13は、この
ような構成に限定されず、トレー型の保持部を一体に形
成し、又は別個に取り付けて、このトレー型の保持部上
に載置することでHDD本体12を保持することとして
も良く、また筐体型の保持部を一体に形成し、又は別個
に取り付けて、この筐体型の保持部内にHDD本体12
を収納することで保持するような構成としても良い。
【0014】また、カバー部材13には、後述する拘束
部材が挿入される孔部17が、スライド片14の移動範
囲に設けられている。
【0015】スライド片14と操作子15とは、カバー
部材13に配設され、装置本体2からのHDD11の着
脱を制御するロック機構18を構成する。スライド片1
4は、図3及び図4に示すように、カバー部材13の内
側、具体的にはHDD本体12が保持される側に配され
る。スライド片14は、スライド部14aと、このスラ
イド部14aの一側に設けられ、操作子15が接続され
る接続部14bとからなるとともに、スライド部14a
の一端が装置本体2側に設けられる係合部(図示は省略
する。)に係合するよう段状に折曲された係合端14c
とされている。また、スライド片14には、スライド部
14aに後述する拘束部材が挿入される孔部19が設け
られている(以下、カバー部材13の設けられた孔部を
第1の孔部17と、スライド片14に設けられた孔部を
第2の孔部19と称して説明する。)。この第2の孔部
19は、カバー部材13に形成される第1の孔部17と
略同一の大きさに形成される。また、操作子15は、カ
バー部材13の外側に配され、カバー部材13に形成さ
れたスライド孔20内に挿入される。
【0016】スライド片14と操作子15とは、スライ
ド孔20を介してカバー部材13の内側に突出する操作
子15の凸部15aが、スライド片14の接続部14b
に形成された取付孔14dに挿通され、かつ溶着等され
ることによって接続される。このように、スライド片1
4と操作子15とをスライド孔20を介して接続するこ
とで、カバー部材13の外側から操作子15を図5中矢
印A、B方向に操作することによって、この操作子15
の動きに連動するようにカバー部材13の内側に配され
たスライド片14をスライドさせることが可能となる。
このとき、操作子15を矢印A方向に操作した場合に
は、操作子15の操作に連動してスライド片14が矢印
A方向にスライドして、カバー部材13の側端部から係
合部14cが突出し、操作子15を矢印B方向に操作し
た場合には、操作子15の操作に連動してスライド片1
4が矢印B方向にスライドして、カバー部材13の側端
部よりも係合部14cが引っ込む構造とされる。
【0017】情報処理装置1においては、上述したよう
にスライド片14と操作子15とが装置本体2からのH
DD11の着脱を制御するロック機構18とされる。以
下、このロック機構18による装置本体2へのHDD1
1のロック操作について説明する。HDD11は、装置
本体2の拡張用ベイ3に挿入されると、図6に示すよう
に、操作子15が矢印A方向に操作される。操作子15
が矢印A方向に操作されると、この操作子15の動きと
連動してスライド片14も矢印A方向にスライドし、ス
ライド片14の係合端14cがカバー部材13の側端部
よりも突出する。スライド片14の係合端14cがカバ
ー部材13の側端部よりも突出すると、図示を省略する
装置本体2側の係合部に係合端14cが係合する。この
ような操作によって、HDD11は、装置本体2に対し
てロックされ、脱落や取り外しができない状態(以下、
ロック状態と称して説明する。)とされる。
【0018】一方、図7に示すように、操作子15が矢
印B方向に操作されると、この操作子15の動きと連動
してスライド片14も矢印B方向にスライドし、スライ
ド片14の係合端14cがカバー部材13側に引っ込ん
で、係合端14bが装置本体2の係合部から外される。
このような操作によって、HDD11は、装置本体2に
対するロックが解除され、着脱が自由に行える状態(以
下、ロック解除状態と称して説明する。)とされる。
【0019】上述したロック操作が可能なロック機構1
8を拡張デバイスであるHDD11に設けることで、装
置本体2に対するHDD11等の拡張デバイスの装着時
に、より強固な装着状態とされ、装置本体2からの脱落
を防止することができる。
【0020】また、情報処理装置1においては、上述し
た装置本体2と拡張デバイスであるHDD11とのロッ
ク操作によって、情報処理装置1に対する拘束部材の取
付の可否を切り替えることができる。具体的には、情報
処理装置1は、図6に示すように、ロック操作において
ロック状態とされた場合に、上述したカバー部材13の
スライド片14の移動範囲に形成された第1の孔部17
と、スライド片14に形成された第2の孔部19とが重
なって、カバー部材13の内側から外側に連通する施錠
用孔部21が構成され、この施錠用孔部21に拘束部材
の取付が可能とされる。一方、図7に示すように、ロッ
ク操作においてロック解除状態とされた場合に、第1の
孔部17と第2の孔部19との位置がずれて、スライド
片14のスライド部14aによって第1の孔部17が閉
塞され、拘束部材の取付が不可とされる。
【0021】ここで、第1及び第2の孔部17、20に
よって施錠用孔部21が構成されたロック状態時に、情
報処理装置1に取り付けることができる拘束部材の一例
であるケンジントンロックについて説明する。ケンジン
トンロックは、一般的に情報処理装置とは別個のオプシ
ョン部品であり、ケンジントン・マイクロウェア・リミ
テッド社により市販されている。図8に、ケンジントン
ロックの構成の一例を示す。ケンジントンロック31
は、同図(a)に示すように、略T字形のシャフト32
を有するスピンドル(図示は省略する。)が、金属ケー
ブル等からなるケーブル33の一端に取り付けられたハ
ウジング34内に回動可能に配設されている。シャフト
32の頭部の外形寸法は、拘束対象の外壁に設けられる
施錠用孔部(上述した情報処理装置1における第1の孔
部17と第2の孔部19とで構成された施錠用孔部2
1)の内側寸法とほぼ等しくなっている。一方、ハウジ
ング34の多端側にはキー・ホール(図示は省略す
る。)が設けられており、このキー・ホールに係合した
キーは、スピンドルすなわちシャフト32と一体となっ
て略90度だけ回転可能とされる。このため、同図
(b)及び(c)に示すように、シャフト32の頭部を
施錠用孔部35に挿入後、キー・ホールに係合させたキ
ー36を略90度だけ回転させることによって、ケンジ
ントンロック31が施錠用孔部35から抜けなくなる。
この装着状態において、さらにキー36をキー・ホール
から抜き去ることによって、シャフト32の回転が不能
となり、ケンジントンロック31が拘束対象の外壁に固
定された状態となる。そして、ハウジング34に取り付
けられたケーブル33の他端を、所定場所、例えば拘束
対象が載置される陳列棚や机の脚等に離れないように縛
り付けることによって、所定場所に拘束対象を拘束する
ことができる。
【0022】情報処理装置1においては、上述したよう
なケンジントンロックの如き拘束部材を取付可能とする
施錠用孔部21が設けられることで、展示に際して陳列
等する際に、拘束部材を取り付けて盗難を防止すること
ができる。
【0023】また、情報処理装置1は、上述したように
拡張デバイスであるHDD11が装置本体2にロックさ
れた状態においてのみ、第1の孔部17と第2の孔部1
9とが連通して施錠用孔部21が構成される。したがっ
て、情報処理装置1では、装置本体2と、この装置本体
に装着された拡張デバイスであるHDD11とがロック
状態の場合にのみ、拘束部材を取り付けることができ、
例えば拘束部材を取り付けたHDD11を装置本体2に
ロックし忘れ、HDD11が装置本体2から外されて装
置本体2のみが盗難されるというような事態を防止する
ことができる。
【0024】さらに、情報処理装置1は、拘束部材を施
錠用孔部21に取り付けたままの状態では、拘束部材が
スライド片14のスライドを阻害するため、ロック状態
からロック解除状態へ移行するよう操作することができ
ず、HDD11の装置本体2に対するロックを解除する
ことができない。すなわち、ロック状態が維持される。
したがって、拘束部材が取り付けられて状態で、HDD
11のロックが解除されて装置本体2から取り外され、
装置本体2のみが盗難されるというような事態を防止す
ることができる。
【0025】このように、情報処理装置1では、施錠用
孔部21に一の拘束部材を取り付けるだけで、装置本体
2と、この装置本体2に取り付けられた拡張用ユニット
(HDD11)の盗難を同時に防止することができる。
【0026】なお、上述した情報処理装置1において
は、施錠用孔部21を構成する第1の孔部17が拡張デ
バイスであるHDD11の構成部材であるカバー部材1
3に形成され、また同じく施錠用孔部21を構成する第
2の孔部19が形成されたロック機構18も第1の孔部
17と同様にカバー部材13に配設されている。しかし
ながら、装置本体側にスペースがある場合には、施錠用
孔部を構成する第1の孔部、及び第2の孔部が形成され
るロック機構の一方又は両方を装置本体側に設けても良
い。
【0027】図9は、第1の孔部を装置本体側に形成
し、ロック機構を拡張デバイスであるHDD側に設けた
情報処理装置41の拡張用ベイ42近傍の側面図であ
る。同図に示すように、装置本体43には、その外筐側
面に第1の孔部44が形成され、HDD51には、カバ
ー部材52、及び第2の孔部56が形成されたスライド
片53と操作子54とからなるロック機構55が配設さ
れている。この情報処理装置41においては、拡張用ベ
イ42にHDD51が装着された際、操作子54を矢印
C方向に操作することでスライド片53が同方向にスラ
イド操作され、装置本体43に対してHDD51がロッ
ク状態とされる。このとき、スライド片53に形成され
た第2の孔部56が、装置本体43に形成された第1の
孔部44と重なって連通することで、拘束部材を取り付
けるための施錠用孔部45が構成される。なお、情報処
理装置41においては、操作子54を矢印D方向に操作
して同方向にスライド片53をスライドさせることで、
装置本体43に対してHDD51がロック解除状態とさ
れる。
【0028】また、図10は、第1の孔部をHDD側に
形成し、ロック機構を装置本体側に設けた情報処理装置
61の拡張用ベイ62近傍の側面図である。同図に示す
ように、装置本体63には、第2の孔部67が形成され
たスライド片64と操作子65とからなるロック機構6
6が配設され、HDD71には、カバー部材72に第1
の孔部73が形成されている。この情報処理装置61に
おいては、拡張用ベイ62にHDD71が装着された
際、操作子65を矢印E方向に操作することでスライド
片64が同方向にスライド操作され、装置本体63に対
してHDD71がロック状態とされる。このとき、第2
の孔部67が第1の孔部73と重なって連通すること
で、拘束部材を取り付けるための施錠用孔部68が構成
される。なお、情報処理装置61においては、操作子6
5を矢印F方向に操作して同方向にスライド片64をス
ライドさせることで、装置本体63に対してHDD71
がロック解除状態とされる。
【0029】さらに、図11は、第1の孔部を装置本体
側に形成し、ロック機構を同様に装置本体側に設けた情
報処理装置81の拡張用ベイ82近傍の側面図である。
同図に示すように、装置本体83には、その外筐側面に
第1の孔部84が形成されるとともに、第2の孔部88
が形成されたスライド片85と操作子86とからなるロ
ック機構87が配設されている。この情報処理装置81
においては、拡張用ベイ82にHDD91が装着された
際、操作子86を矢印G方向に操作することでスライド
片85が同方向にスライド操作され、装置本体83に対
してHDD91がロック状態とされる。このとき、第2
の孔部88が第1の孔部84と重なって連通すること
で、拘束部材を取り付けるための施錠用孔部89が構成
される。なお、情報処理装置81においては、操作子8
6を矢印H方向に操作して同方向にスライド片85をス
ライドさせることで、装置本体83に対してHDD91
がロック解除状態とされる。
【0030】なお、上述した各実施の形態においては、
拡張デバイスとしてHDDを例示して説明したが、これ
に限定されるものではなく、FDDやCDD、バッテリ
パック等、拡張機能用の各種のデバイスのいずれであっ
ても良いことは勿論である。
【0031】また、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更が可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
ロック機構によるロック状態、ロック解除状態の切り替
えとともに、拘束部材が取り付けられる施錠用の孔部の
開閉の切り替えを行い、装置本体に対して拡張デバイス
がロックされている場合にのみ施錠用の孔部が構成され
るようにして、拘束部材を取り付け可能とする。そし
て、本発明では、施錠用の孔部に拘束部材を取り付けた
場合には、ロック機構がロック解除状態に移行できず、
ロック状態が維持される。このように本発明に係る情報
処理装置によれば、装置本体に拡張デバイスがロックさ
れた状態にある場合にのみ拘束部材が取り付けられ、ま
た拘束部材を取り付けた状態ではロック状態が維持され
るようにすることで、装置本体と、この装置本体に取り
付けられた拡張デバイスの盗難を同時に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の斜視図であり、拡
張デバイスの取付状態を説明するための図である。
【図2】拡張デバイスの一例として示すハードディスク
ドライブ装置の斜視図である。
【図3】同ハードディスクドライブ装置のカバー部材の
分解斜視図である。
【図4】同カバー部材の縦断面図である。
【図5】同カバー部材の斜視図である。
【図6】ハードディスクドライブ装置と装置本体との取
付状態を説明するための図であり、ハードディスクドラ
イブ装置と装置本体とがロック状態にある図である。
【図7】ハードディスクドライブ装置と装置本体との取
付状態を説明するための図であり、ハードディスクドラ
イブ装置と装置本体とがロック解除状態にある図であ
る。
【図8】ケンジントンロックの一構成例を説明するため
の図である。
【図9】他の構成を有する情報処理装置におけるハード
ディスクドライブ装置と装置本体との取付状態を説明す
るための図である。
【図10】さらに他の構成を有する情報処理装置におけ
るハードディスクドライブ装置と装置本体との取付状態
を説明するための図である。
【図11】さらに他の構成を有する情報処理装置におけ
るハードディスクドライブ装置と装置本体との取付状態
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置,2 装置本体,3 拡張用ベイ,1
1 ハードディスクドライブ装置(拡張デバイス),1
2 ハードディスクドライブ装置本体,13カバー部
材,14 スライド片,15 操作子,16 金属板,
17 孔部(第1の孔部),18 ロック機構,19
孔部(第2の孔部),20 施錠用孔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、該装置本体に対し着脱自在
    な拡張デバイスとを有する情報処理装置において、 上記拡張デバイスは、拘束部材取付用の第1の孔部が形
    成されたカバー部材と、 拘束部材取付用の第2の孔部が形成されかつ上記カバー
    部材に沿ってスライド操作されるスライド片と、該スラ
    イド片を操作する操作子とからなり、上記装置本体に対
    する上記拡張デバイスの着脱を制御するロック機構とを
    備え、 上記第1の孔部は、上記スライド片の移動範囲に形成さ
    れ、上記装置本体に対する上記拡張デバイスのロック状
    態において上記第2の孔部と連通して施錠用の孔部を構
    成し、 上記施錠用の孔部に拘束部材が取り付けられた状態で
    は、上記ロック機構が、上記装置本体に対する上記拡張
    デバイスのロック解除状態に移行せずに、ロック状態が
    維持されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の孔部は、上記装置本体に対す
    る上記拡張デバイスのロック解除状態において、上記ス
    ライド片に閉塞されることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
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