JP2001075669A - 盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置 - Google Patents

盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置

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JP2001075669A
JP2001075669A JP25002399A JP25002399A JP2001075669A JP 2001075669 A JP2001075669 A JP 2001075669A JP 25002399 A JP25002399 A JP 25002399A JP 25002399 A JP25002399 A JP 25002399A JP 2001075669 A JP2001075669 A JP 2001075669A
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伊三男 島田
Hideki Harada
英樹 原田
Junichi Kubota
淳一 窪田
Akihiro Kuranaga
明宏 倉永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報処理装置の側面に配置される機器
/コネクタの拡張性を損なうことなく、携帯型情報処理
装置の薄型化にも影響を与えず、CDD/FDDなどの
拡張機器、及び、HDD/電池/メモリーなど携帯型情
報処理装置本体内部に取り付けられた拡張部品類の盗難
防止をも図ることを目的とする。 【解決手段】 拡張カバー4のスリットB4aと着脱可
能なFDD3の凹部3aと情報処理装置本体1下面のス
リットA1bが重なり合った部位に、片側に盗難防止用
の鍵付きケーブル6が係止されるアタッチメント金具5
のT字型フックA5aを挿入し、約90度回転すること
によってフックA5aが情報処理装置本体1に係止され
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノートパソコンのよ
うな携帯型情報処理装置に関し、詳しくは、記憶装置と
してのディスクドライブ装置や電池などが拡張機器とし
て搭載され、これらの拡張機器を含めた盗難防止を図る
ための盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノートパソコンのような携帯型情
報処理装置においては、携帯型情報処理装置自身が高価
なものであり、また、内蔵するHDD(ハードディスク
ドライブ装置)に必要なデータを記憶させていることも
あって、持ち運びの容易な携帯型情報処理装置が盗難に
あわないよう、盗難防止構造を備えたものがある。
【0003】以下、従来の盗難防止構造を備えた携帯型
情報処理装置について図を用いて説明する。
【0004】図4は従来の携帯型情報処理装置の斜視図
である。図において、41は携帯型情報処理装置本体、
42は携帯型情報処理装置本体41にヒンジ43で回動
可能に取り付けられた表示部、44はFDD(フロッピ
ーディスクドライブ装置)、41aは情報処理装置本体
41の側面に設けられたスリット、また、45は鍵付き
ケーブルで、一端に鍵部45aが取り付けられており、
その先端にフック45bが設けられている。鍵付きケー
ブル45のケーブル部45cは金属製のワイヤーで形成
されており、もう一端(図示せず)は机などに固定され
ている。
【0005】以上のように構成された従来の盗難防止構
造を備えた携帯型情報処理装置について、盗難防止方法
について説明する。携帯型情報処理装置が机上に置かれ
ているとき、携帯型情報処理装置本体41の側面に設け
られたスリット41aに、鍵付きケーブル45の鍵部4
5aのフック45bを挿入し、鍵部45aに鍵(図示せ
ず)を差し込み回転させることにより、フック45bが
回転し、スリット41aから外れなくなる。これによ
り、携帯型情報処理装置の盗難が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯型情報処理
装置は、FDDの他にもCDD(コンパクトディスクド
ライブ装置)、DVDD(デジタルビデオディスク装
置)、などのディスクドライブ装置を記憶装置として搭
載することが主流になってきており、限られたスペース
を有効活用するために、前述の記憶装置を着脱可能な形
態とし、必要に応じてこれらの機器を選択し、拡張機器
として搭載するようになってきている。また、情報化社
会の急速な進展により、様々な情報が携帯型情報処理装
置にて扱われるようになっており、近年のHDDの高容
量化にあいまって、蓄えられる情報の量と重要性が大き
くなってきている。このような状況の下、携帯型情報処
理装置そのものの盗難防止だけではなく、着脱可能な記
憶装置や、携帯型情報処理装置本体内部に取り付けられ
る、電池、メモリー、HDDなどの内蔵される拡張部品
についても盗難防止を図る必要がでてきた。
【0007】また、一方では、携帯型情報処理装置の小
型化・薄型化が進み、新たなインターフェースコネクタ
が続々と提案され、携帯型情報処理装置の側面に数多く
の外部拡張機器接続用のコネクタを配置することが必要
となってきており、限られたスペースの中で、盗難防止
のための鍵状のフックを取り付けるスペースがなくなっ
てきている。
【0008】または、携帯型情報処理装置本体側面の一
部に盗難防止用のフックを取り付けるために、周辺には
外部接続用のコネクタや、CDDなどディスク着脱のた
めにトレイが開閉するようなディスクドライブ装置を配
置することができなかった。また、携帯型情報処理装置
本体の盗難は防止できるが、CDD/HDD/電池/メ
モリーなどを着脱可能に構成された機器類の盗難を防止
することはできなかった。
【0009】また、鍵付きケーブルの鍵部は、一般的に
円筒形のドラム形状となっており、円筒の直径はある程
度の大きさが必要であった。このため、携帯型情報処理
装置の側面に取り付ける場合、携帯型情報処理装置にそ
れ以上の厚さがないと設置が不安定になり、携帯型情報
処理装置の薄型化を図る際の支障ともなっていた。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、携帯型情報処理装置の側面に配置される機器/コネ
クタの拡張性を損なうことなく、携帯型情報処理装置の
薄型化にも影響を与えず、CDD/FDDなどの拡張機
器、及び、HDD/電池/メモリーなど携帯型情報処理
装置本体内部に取り付けられた拡張部品類の盗難防止を
も図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の携帯型情報処理装置では、片側に盗難防止
用の鍵付きケーブルを係止するための係止部が設けら
れ、反対側にT字型断面形状のフック部をするアタッチ
メント金具と、フック部が挿入可能な孔を携帯型情報処
理装置本体下面に設け、携帯型情報処理装置本体の底面
側より一方向にスライドして固定される着脱可能な拡張
機器と、HDD、拡張メモリー、電池などの携帯型情報
処理装置内部に取り付けられる拡張機器を覆い隠す拡張
カバーとを有し、拡張カバーの一部と着脱可能な拡張機
器の一部と情報処理装置本体の一部が重なり合った部位
に、アタッチメント金具のT字型フック部を挿入し、約
90度回転することによってフック部が情報処理装置本
体に係止されるようにしたものである。
【0012】上記構成とすることにより、アタッチメン
ト金具に盗難防止用の鍵付きケーブルを取り付けること
によって、アタッチメント金具が回転できなくなり、ア
タッチメント金具を携帯型情報処理装置本体から脱却で
きなくなることから、携帯型情報処理装置の盗難防止が
可能となる。さらに、着脱可能な拡張機器の着脱と拡張
カバーの脱却を防止することが可能となり、携帯型情報
処理装置自身のみならず、内蔵部品/拡張機器の盗難も
防止することが可能となる。また、アタッチメント金具
の固定は携帯型情報処理装置の下面にて実現されるの
で、携帯型情報処理装置の側面に、外部接続用のコネク
タ/トレイ機構が開閉するCD−ROMなどを配置する
ことが可能となり、小型化する携帯型情報処理装置の側
面を有効活用することが可能となる。また、鍵付きケー
ブルの鍵部が携帯型情報処理装置の側面には取り付けら
れないため、携帯型情報処理装置の薄型化に支障は出な
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、片側に盗難防止用の鍵付きケーブルを係止するため
の係止部が設けられたアタッチメント金具の反対側を携
帯型情報処理装置本体下面に取り付けたことを特徴とす
る盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置であり、ア
タッチメント金具に盗難防止用の鍵付きケーブルを取り
付けることによって、側面に鍵付きケーブルを取り付け
るスペースを設けることなく、携帯型情報処理装置の盗
難防止が可能という作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置において、ア
タッチメント金具は金属製の板材であることを特徴とす
るもので、強度を維持しながら薄く形成できるため、携
帯型情報処理装置本体下面に取り付けても、携帯型情報
処理装置の設置に影響が少ないという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、片側に盗難防止
用の鍵付きケーブルを係止するための係止部が設けら
れ、反対側にフック部を有するアタッチメント金具の、
前記フック部が挿入可能な孔を携帯型情報処理装置本体
下面に設けたことを特徴とする盗難防止構造を有する携
帯型情報処理装置であり、盗難防止が必要なときに、ア
タッチメント金具を携帯型情報処理装置本体下面に取り
付け、側面に鍵付きケーブルを取り付けるスペースを設
けることなく、携帯型情報処理装置の盗難防止が可能と
いう作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置において、ア
タッチメント金具は、係止部が携帯型情報処理装置本体
下面より外側にはみ出さない位置でのみフック部が携帯
型情報処理装置本体下面の孔に挿入可能であり、前記ア
タッチメント金具が前記フック部の挿入された前記孔を
中心に回転し、前記係止部が前記携帯型情報処理装置本
体下面より外側にはみ出した状態で盗難防止用の鍵付き
ケーブルを係止することを特徴とするもので、アタッチ
メント金具を回転させ、鍵付きケーブルの係止部が係止
される位置では、アタッチメント金具が携帯型情報処理
装置本体から外れず、携帯型情報処理装置の盗難防止が
可能という作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置において、ア
タッチメント金具のフック部はT字型断面形状であり、
前記フック部を携帯型情報処理装置下面の孔に挿入し、
前記アタッチメント金具を約90度回転させることで、
携帯型情報処理装置本体と前記アタッチメント金具が互
いに係止されるとともに、前記アタッチメント金具の係
止部が前記携帯型情報処理装置本体下面より外側にはみ
出した状態となることを特徴とするもので、アタッチメ
ント金具を約90度回転させるのみで携帯型情報処理装
置本体とアタッチメント金具が係止され、鍵付きケーブ
ルを係止できる状態になるという作用を有する。
【0018】請求項6に記載の発明は、携帯型情報処理
装置本体に着脱可能な拡張機器を有し、前記拡張機器の
一部に請求項3記載のアタッチメント金具のフック部が
挿入されることにより前記着脱動作が規制されることを
特徴とする盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置で
あり、アタッチメント金具のフック部の挿入によって拡
張機器の着脱が不可能になり、携帯型情報処理装置本体
のみならず、着脱可能な拡張機器の盗難防止も可能にな
るという作用を有する。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置において、携
帯型情報処理装置本体に一方向にスライドして着脱可能
な拡張機器を有し、前記拡張機器の一部に請求項3記載
のアタッチメント金具のフック部が挿入されることによ
り前記スライド動作が規制されることを特徴とするもの
で、一方向にスライドして着脱可能な拡張機器のスライ
ド動作をアタッチメント金具のフック部が止めることに
より、拡張機器の着脱が不可能になり、携帯型情報処理
装置本体のみならず、着脱可能な拡張機器の盗難防止も
可能になるという作用を有する。
【0020】請求項8に記載の発明は、携帯型情報処理
装置本体内部に取り付けられる拡張部品等を覆い隠す拡
張カバーを携帯型情報処理装置本体の下面側に有し、前
記拡張カバーの一部に請求項3記載のアタッチメント金
具のフック部が挿入され、前記アタッチメント金具を回
転させることにより、前記拡張カバーが前記携帯型情報
処理装置本体に係止されることを特徴とする盗難防止構
造を有する携帯型情報処理装置であり、アタッチメント
金具によって拡張カバーを携帯型情報処理装置本体に係
止でき、携帯型情報処理装置本体の盗難防止のみなら
ず、拡張カバーが開閉できないため、内部に取り付けら
れる拡張部品の盗難も防止できるという作用を有する。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項3記載の
アタッチメント金具のフック部を挿入し回転させること
により、携帯型情報処理装置本体とアタッチメント金具
の係止、拡張カバーの携帯型情報処理装置本体への係
止、および拡張機器の着脱動作の規制を同時に行うこと
を特徴とする携帯型情報処理装置であり、1つのアタッ
チメント金具で携帯型情報処理装置本体の盗難防止のみ
ならず、着脱可能な拡張機器の盗難防止、内部に取り付
けられる拡張部品の盗難防止ができるという作用を有す
る。
【0022】請求項10に記載の発明は、拡張カバーを
スライドさせて携帯型情報処理装置本体に取り付け、請
求項3記載のアタッチメント金具により、前記拡張カバ
ーを前記携帯型情報処理装置本体に係止することによ
り、前記拡張カバーを組み付けるためのネジを使用しな
いことを特徴とする盗難防止構造を有する携帯型情報処
理装置であり、ネジを使用せず、アタッチメント金具に
よる係止だけのため、ネジが外されて拡張カバーが剥が
されることによる内部に取り付けられる拡張部品の盗難
という恐れがなく、また、外観上も見栄えが良くなると
いう作用を有する。
【0023】請求項11に記載の発明は、拡張カバーを
携帯型情報処理装置本体に取り付けるためのラッチ部材
を前記拡張カバーにスライド可能に取り付け、請求項3
記載のアタッチメント金具で、前記ラッチ部材を前記携
帯型情報処理装置本体に係止することにより、前記拡張
カバーが前記携帯型情報処理装置本体に係止されること
を特徴とする盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置
であり、アタッチメント金具を取り付けない状態でも拡
張カバーの係止を容易に行うことができ、盗難防止には
ならないが、拡張カバーが簡単に外されないという作用
を有する。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0025】(実施の形態1)図1及び図2は本発明の
一実施の形態の携帯型情報処理装置を下面から見た図
で、図1は分解状態、図2はアタッチメント金具装着状
態を示している。また、図3はアタッチメント金具装着
状態の断面図である。図において、1は携帯型情報処理
装置本体で、拡張機器を保持する保持部1a及び長孔状
のスリットA1bが設けられている。1cは拡張機器が
接続されるコネクタである。2は携帯型情報処理装置本
体1にヒンジ(図示せず)で回動可能に取り付けられた
表示部、3は携帯型情報処理装置本体1の下面に着脱可
能に配置された拡張機器の1つであるFDDで、凹部3
aが設けられている。4は拡張カバーで、情報処理装置
本体1内部に取り付けられるHDDや拡張メモリー(図
示せず)、電池などの拡張部品を覆い隠すものである。
拡張カバー4にも長孔状のスリットB4aが設けられて
いる。また、5はアタッチメント金具で金属製の板材か
らなり、「く」の字型の形状に形成されており、一端近
傍にT字型のフックA5aが固定され、他の一端近傍に
はスリットC5cが設けられている。そして6は、鍵付
きケーブルで、一端に鍵部6aが取り付けられており、
その先端にフックB6bが設けられている。鍵付きケー
ブル6のケーブル部6cは金属製のワイヤーで形成され
ており、もう一端(図示せず)は机などに固定されてい
る。
【0026】以上のように構成された本発明の携帯型情
報処理装置について、以下その動作を説明する。拡張カ
バー4が携帯型情報処理装置本体1前面より矢印Aの方
向にスライドして装着される。そして、FDD3が側面
より矢印B方向にスライドし、FDD3のコネクタ(図
示せず)が携帯型情報処理装置本体1のコネクタ1cと
接続され、保持部1aに保持されるように装着される。
このとき、拡張カバー4のスリットB4a、携帯型情報
処理装置本体1の保持部1aのスリットA1b、FDD
3の凹部3aの位置が重なった状態となる。この状態
で、アタッチメント金具5のフックA5aのT字型の先
端が挿入される。T字型の先端はスリットの長孔の向き
に合わせないと挿入できないため、挿入時にはアタッチ
メント金具5の「く」の字型の形状は図1の位置になっ
ている。この状態では、アタッチメント金具5のスリッ
トC5cは携帯型情報処理装置本体1の下面内に位置し
ており、鍵付きケーブル6のフックB6bを挿入するこ
とができない。図2のように、アタッチメント金具5を
携帯型情報処理装置本体1の保持部1aのスリットA1
bを中心に約90度回転させ、スリットC5cを携帯型
情報処理装置本体1の下面からはみ出させると、鍵付き
ケーブル6のフックB6bを挿入することができる。こ
の状態では、アタッチメント金具5のフックA5aのT
字型の先端の向きが変わり、携帯型情報処理装置本体1
の保持部1aのスリットA1bから外れない。そして、
鍵部6aに鍵(図示せず)を差し込み回転させることに
より、フックB6bが回転し、スリットC5cから外れ
なくなる。これにより、携帯型情報処理装置の盗難が防
止される。
【0027】また、拡張カバー4のスリットB4a、F
DD3の凹部3aにも、アタッチメント金具5のフック
A5aのT字型の先端が挿入されるため、拡張カバー4
およびFDD3のスライド動作が不可能になり、取り外
せなくなる。これにより、FDD3および、情報処理装
置本体1内部に取り付けられるHDDや拡張メモリー、
電池などの拡張部品の盗難も防止することができる。
【0028】アタッチメント金具は金属製の板材である
ため、強度を維持しながら薄く形成でき、携帯型情報処
理装置本体下面に取り付けても、厚さ方向の寸法が余り
増えず、携帯型情報処理装置の設置に影響が少ない。
【0029】また、拡張カバーの係止はネジを使用せ
ず、スライドさせて取り付け、係止はアタッチメント金
具によってのみ行うため、ネジが外されて拡張カバーが
剥がされることによる、内部に取り付けられる拡張部品
の盗難という恐れがなく、また、外観にネジが露出しな
いため、外観上も見栄えが良くなる。
【0030】このように、本実施の形態では、携帯型情
報処理装置の下面に盗難防止用の金具の固定スペースを
確保するため、装置側面の有効活用が可能となる。ま
た、携帯型情報処理装置本体の盗難防止のみならず、着
脱可能な拡張機器や、HDD/電池/拡張メモリーとい
った情報処理装置本体内部に取り付けられる拡張部品の
盗難をも同時に防ぐことが可能となる。
【0031】なお、アタッチメント金具は携帯型情報処
理装置本体下面に着脱できるようにしたが、回転可能に
取り付けるだけで着脱するようにしなくても、不使用時
に携帯型情報処理装置本体下面に収納されるようにして
もよい。この場合は携帯型情報処理装置本体のみの盗難
防止となる。
【0032】また、アタッチメント金具はフック部を挿
入した携帯型情報処理装置本体下面の孔を中心に回転す
るようにしたが、これをスライドさせるようにしてもよ
い。
【0033】また、本実施の形態では、拡張カバー自身
にスリットを設けたが、拡張カバーを情報処理装置本体
に取り付けるためのラッチ部品を拡張カバーにスライド
可能に取り付け、このラッチ部品にアタッチメント金具
のT字型フックを挿入するようにしてもよい。こうすれ
ば、アタッチメント金具を取り付けない状態でも拡張カ
バーの係止を容易に行うことができる。盗難防止にはな
らないが、拡張カバーが簡単に外されないようにするに
は有効である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、携帯型情
報処理装置の下面を利用した盗難防止機構を実現し、携
帯型情報処理装置の側面に配置される機器/コネクタの
拡張性を損なうことなく、携帯型情報処理装置の薄型化
にも影響を与えず、CDD/HDD/電池/メモリーな
ど着脱可能に構成された拡張機器類の盗難防止をも図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置を
下面から見た斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置を
下面から見た斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の携帯型情報処理装置の
断面図
【図4】従来の携帯型情報処理装置の斜視図
【符号の説明】
1 携帯型情報処理装置本体 1b スリットA 3 FDD 3a 凹部 4 拡張カバー 4a スリットB 5 アタッチメント金具 5a フックA 6 鍵付きケーブル
フロントページの続き (72)発明者 窪田 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 倉永 明宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 BB31 CC31 DD86 EE01 GG03 GG52 HH17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片側に盗難防止用の鍵付きケーブルを係止
    するための係止部が設けられたアタッチメント金具の反
    対側を携帯型情報処理装置本体下面に取り付けたことを
    特徴とする盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】アタッチメント金具は金属製の板材である
    ことを特徴とする請求項1記載の盗難防止構造を有する
    携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】片側に盗難防止用の鍵付きケーブルを係止
    するための係止部が設けられ、反対側にフック部を有す
    るアタッチメント金具の、前記フック部が挿入可能な孔
    を携帯型情報処理装置本体下面に設けたことを特徴とす
    る盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】アタッチメント金具は、係止部が携帯型情
    報処理装置本体下面より外側にはみ出さない位置でのみ
    フック部が携帯型情報処理装置本体下面の孔に挿入可能
    であり、前記アタッチメント金具が前記フック部の挿入
    された前記孔を中心に回転し、前記係止部が前記携帯型
    情報処理装置本体下面より外側にはみ出した状態で盗難
    防止用の鍵付きケーブルを係止することを特徴とする請
    求項3記載の盗難防止構造を有する携帯型情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】アタッチメント金具のフック部はT字型断
    面形状であり、前記フック部を携帯型情報処理装置下面
    の孔に挿入し、前記アタッチメント金具を約90度回転
    させることで、携帯型情報処理装置本体と前記アタッチ
    メント金具が互いに係止されるとともに、前記アタッチ
    メント金具の係止部が前記携帯型情報処理装置本体下面
    より外側にはみ出した状態となることを特徴とする請求
    項4記載の盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】携帯型情報処理装置本体に着脱可能な拡張
    機器を有し、前記拡張機器の一部に請求項3記載のアタ
    ッチメント金具のフック部が挿入されることにより前記
    着脱動作が規制されることを特徴とする盗難防止構造を
    有する携帯型情報処理装置。
  7. 【請求項7】携帯型情報処理装置本体に一方向にスライ
    ドして着脱可能な拡張機器を有し、前記拡張機器の一部
    に請求項3記載のアタッチメント金具のフック部が挿入
    されることにより前記スライド動作が規制されることを
    特徴とする請求項6記載の盗難防止構造を有する携帯型
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】携帯型情報処理装置本体内部に取り付けら
    れる拡張機器等を覆い隠す拡張カバーを携帯型情報処理
    装置本体の下面側に有し、前記拡張カバーの一部に請求
    項3記載のアタッチメント金具のフック部が挿入され、
    前記アタッチメント金具を回転させることにより、前記
    拡張カバーが前記携帯型情報処理装置本体に係止される
    ことを特徴とする盗難防止構造を有する携帯型情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】請求項3記載のアタッチメント金具のフッ
    ク部を挿入し回転させることにより、携帯型情報処理装
    置本体とアタッチメント金具の係止、拡張カバーの携帯
    型情報処理装置本体への係止、および拡張機器の着脱動
    作の規制を同時に行うことを特徴とする携帯型情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】拡張カバーをスライドさせて携帯型情報
    処理装置本体に取り付け、請求項3記載のアタッチメン
    ト金具により、前記拡張カバーを前記携帯型情報処理装
    置本体に係止することにより、前記拡張カバーを組み付
    けるためのネジを使用しないことを特徴とする盗難防止
    構造を有する携帯型情報処理装置。
  11. 【請求項11】拡張カバーに設けられたスライド部材を
    スライドさせて携帯型情報処理装置本体に取り付け、請
    求項3記載のアタッチメント金具により、前記スライド
    部材を前記携帯型情報処理装置本体に係止することによ
    り、前記拡張カバーが前記携帯型情報処理装置本体に係
    止されることを特徴とする盗難防止構造を有する携帯型
    情報処理装置。
JP25002399A 1999-09-03 1999-09-03 盗難防止構造を有する携帯型情報処理装置 Expired - Lifetime JP4221836B2 (ja)

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JP2007048326A (ja) * 2006-11-13 2007-02-22 Fujitsu Ltd 情報処理装置及びプリント基板
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