JP3075996B2 - ポートリプリケータ - Google Patents

ポートリプリケータ

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JP3075996B2
JP3075996B2 JP08331878A JP33187896A JP3075996B2 JP 3075996 B2 JP3075996 B2 JP 3075996B2 JP 08331878 A JP08331878 A JP 08331878A JP 33187896 A JP33187896 A JP 33187896A JP 3075996 B2 JP3075996 B2 JP 3075996B2
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shutter
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敏男 池内
秀美 土肥
正一 砂川
康寛 吾郷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆるノート
ブック型パソコンなどの機能を拡張するために、該パソ
コンとその機能を拡張する複数種類の周辺機器とを接続
するポートリプリケータに関し、本体ケースの盗難を防
止するケンジントンロックを用いて、これに接続された
ICカード、パソコンなどの盗難を防止できるようにし
たポートリプリケータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンの小型化及び軽量化が進
むに連れて、ノートブック大の携帯可能なパソコンが実
用化されるようになった。このような小型のパソコンは
ノートブック型パソコンと呼ばれており、小型化及び軽
量化を図るために比較的重要な機能のみが組み込まれて
いる。
【0003】このノートブック型パソコンの特徴は他の
周辺機器と接続することにより機能拡張が可能なことで
あり、例えばキーボード、マウスなどの入力装置、拡張
メモリー、フロッピィーディスクドライバーなどの記憶
装置、或いは、高機能のパソコンなどの上位機器、プリ
ンター、ディスプレーなどの出力装置と接続することに
より種々の機能を拡張できる。
【0004】もちろん、これらの機能拡張用の周辺機器
とノートブック型パソコンとはそれぞれコネクタコード
で接続できるものもあるが、一般的には、ノートブック
型パソコンと周辺機器とのマッチングあるいは周辺機器
どうしのデータ的なマッチングを図ったり、ノートブッ
ク型パソコンの機能を補ったりするために、これらをマ
ッチさせる電子回路、文字データやこの電子回路を制御
するためのPCMCIA(Personal Comp
uter Memory Card Internat
ional Association)カードなどのI
Cカードを挿抜するコネクタを内蔵したポートリプリケ
ータを用いて周辺機器とノートブック型パソコンとを接
続している。
【0005】このポートリプリケータは、トップ部とボ
トム部とに分割形成され、これらトップ部とボトム部と
をビス止めによって一体に組み立てられた本体ケースを
備え、ICカードを挿抜するための開口部(カード挿入
口)が形成される。ICカードを接続するコネクタは、
本体ケース内に配置され、ICカードを挿入口より挿入
し両者を接続する。コネクタに接続したICカードは挿
入口近傍に設けられたエジェクトボタンを操作すること
により、コネクタからエジェクトされ、抜き取れるよう
になっている。
【0006】更に、本体ケースには、パソコン接続用コ
ネクタに接続されたパソコンをその位置に係止するフッ
クと、このフックをパソコンから外れる位置に移動させ
ると共に、上方に押し上げてコネクタから解離させるイ
ジェクト機構を備えるものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノートブッ
ク型パソコンが普及するに連れて、このポートリプリケ
ータの需要が増大し、ついには窃盗などの不法な手段に
訴えてまで入手しようとする者が現れるに至っている。
【0008】そこで、このポートリプリケータの盗難を
防止するために、いわゆる、ケンジントンロックを本体
ケースに装着することが提案されている。
【0009】しかし、ポートリプリケータそのものを盗
むことができなくなると、ポートリプリケータに挿入さ
れているICカードや、挿入したままポートリプリケー
タから抜き忘れているICカードに盗みの狙いが付けら
れるようになる。又、ポートリプリケータに接続したパ
ソコンも十分に盗みの目的と成り得る。
【0010】この発明は、上記の事情を鑑みて、本来、
ポートリプリケータそのものの盗難を防止する目的で使
用されるケンジントンロックを利用して、本体ケースに
挿入されたICカードや本体ケースに接続されたパソコ
ンの盗難を防止できるようにしたポートリプリケータを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケンジント
ンロックを着脱でき、かつ、ICカードが挿通される開
口部を有する本体ケースと、この本体ケース内に配置さ
れ、この開口部を通って挿抜されるICカードが接続さ
れるコネクタ(以下、必要に応じてカードコネクタとい
う。)とを備えるポートリプリケータにおいて、本体ケ
ースに挿入されたICカードの盗難を防止するという目
的を達成するため、以下のような手段を講じている。
【0012】即ち、この発明は、まず、前記コネクタに
接続されたICカードの外側を閉じる閉位置と該カード
の外側を開放する開位置とにわたって移動可能に設けた
シャッターと、このシャッターを開閉させる開閉機構と
を備える。
【0013】これにより、開閉機構を操作してシャッタ
ーを開位置に位置させてからICカードをコネクタに差
込んで接続し、この後、開閉機構を逆操作してシャッタ
ーを閉位置に位置させると、シャッターがICカードの
抜き取りを妨げることになり、ICカードを抜き取るた
めには開閉機構を操作しなければならなくなる。このこ
とが犯行を心理的に妨げるので、ICカードが盗まれ難
くなる。
【0014】しかし、開閉機構は権限のあるユーザーの
使い勝手を良くするために、例えばスライダーを押し引
きするなど簡単に操作できるように構成されるのが通常
であり、この心理的な効果に過大な評価を与えることは
できない。
【0015】そこで、この発明は、上記の構成に加え
て、前記シャッターの閉位置から開位置への移動を許容
する開放位置と、それを禁止して前記シャッターを閉位
置に牽制する牽制位置との間で移動可能に前記本体ケー
スに支持され、前記ケンジントンロックの本体ケースへ
の装着により開放位置から牽制位置に移動されて牽制位
置に保持されると共に、前記ケンジントンロックを本体
ケースからの解離した時に牽制位置から開放位置への移
動が許容される牽制手段を備えるという手段を講じてい
る。
【0016】これにより、ICカードをコネクタに接続
し、シャッターを閉じた後、ケンジントンロックを装着
するとシャッターが牽制手段によって閉位置に牽制さ
れ、ケンジントンロックを本体ケースから解離するか、
シャッターを変形させて開くかしない限り、コネクタか
らのICカードの抜き取りが不能になる。このことが犯
行の着手を思い止まらせたり、着手された犯行を中止さ
せたりするので、ICカードの盗難を確実に防止できる
ようになるのである。
【0017】又、ケンジントンロックを本体ケースに装
着した状態では、シャッターが閉位置に牽制されている
ので、ICカードを本体ケースに差し込んでコネクタに
接続することもできない。従って、ケンジントンロック
をした状態では、ICカードを差し込み、シャッターを
閉め忘れるという事態が発生することすら防止されるこ
とになる。
【0018】この発明において、前記開閉機構は、ケン
ジントンロックが装着され、牽制手段がシャッターを閉
位置に牽制している時に、操作できないように構成する
か、操作してもその操作が無効になるように構成され
る。いずれの構成を採用するかは自由であるが、盗難が
困難であるという意識を犯人に与えるためには、前者が
有利である。従って、この発明においては、牽制手段
が、シャッターに連動する開閉機構をシャッターを閉位
置に位置させた時の位置に牽制することにより、操作で
きないようにすると共に、シャッターを閉位置に牽制す
るように構成することが推奨される。
【0019】更に、この発明は、必要に応じて、シャッ
ターに連動して、シャッターが開位置にある時には牽制
手段を開放位置に制限し、シャッターが閉位置にある時
には牽制手段の牽制位置と開放位置との間での移動を自
由にする制限手段を備えることができる。
【0020】これにより、シャッターが開いているとき
にはケンジントンロックを装着できなくなり、シャッタ
ーを閉じる方向に開閉機構を操作すべきこと、或いは、
ICカードを抜き取るべきことがユーザーに警告され
る。又、シャッターを閉じなければケンジントンロック
を装着できないので、ユーザーがシャッターを閉じ忘れ
たままケンジントンロックを装着することが防止され、
ケンジントンロックを装着した後のICカードの抜取を
確実に防止できることになる。
【0021】犯人のICカードを盗もうとする意思が非
常に強い時には、本体ケースを分解してICカードを盗
むことが試みられる可能性がある。
【0022】そこで、この発明は、上記の構成におい
て、互いにビスにより連結されるトップ部とボトム部と
からなる本体ケースが分解されてICカードが盗まれる
ことを防止するために、以下のような対策を講じてい
る。
【0023】即ち、前記本体ケースが互いにビスにより
連結されるトップ部とボトム部とからなる場合に、これ
らトップ部とボトム部とのいずれか一方に前記シャッタ
ーを介して支持された係止片と、前記トップ部とボトム
部とのもう一方に設けられ、前記シャッターを閉位置に
位置させた時に前記係止片と噛み合ってトップ部とボト
ム部との分解を阻止する係止部とを本体ケース内に備え
る。
【0024】これにより、シャッターを閉位置に位置さ
せ、ケンジントンロックを用いて牽制手段でシャッター
を閉位置に牽制しておくと、係止片と係止部とが噛み合
うことによりトップ部とボトム部とを連結するビスが緩
解されてもトップ部とボトム部との分解が阻止される。
【0025】ICカードの他にポートリプリケータから
外して盗む価値のあるものとして、ポートリプリケータ
に接続されたパソコンを見逃すわけにはいかない。通
常、パソコンはポートリプリケータの本体ケースの表面
に露出させた別のコネクタ(以下、パソコンコネクタと
いう。)に接続され、フックでポートリプリケータに係
止され、ポートリプリケータから取り外すために、フッ
クを移動させてパソコンとの係合を解除し、パソコンを
押し上げてコネクタから解離させるイジェクト機構が設
けられている。しかし、このイジェクト機構は、ユーザ
ーの使い勝手を良くするために、例えばボタンやレバー
を操作して簡単に作動させることができるようになって
いるので、盗人にはパソコンが恰好の獲物になるのであ
る。
【0026】そこで、この発明は、ケンジントンロック
を着脱でき、かつ、ICカードが挿通される開口部を有
する本体ケースと、本体ケースにその表面に露出するよ
うに設けられたパソコン接続用のパソコンコネクタと、
このパソコンコネクタに接続されたパソコンに係脱可能
に係合されるフックと、このフックをパソコンコネクタ
に接続されたパソコンから係脱させると共にパソコンを
押してパソコンコネクタから解離させるイジェクト機構
とを備えるポートリプリケータにおいて、パソコンの盗
難を防止するために、以下の手段を講じている。
【0027】即ち、本体ケースに装着されたケンジント
ンロックが前記イジェクト機構の動作を拘束し、又は無
効にして、イジェクト機構によりパソコンをパソコンコ
ネクタから解離できなくする手段を設ける。
【0028】もちろん、このケンジントンロックは上述
したようにICカードの抜取を防止するためのシャッタ
ーを閉位置に牽制するケンジントンロックとは別のもの
を用いることもできるが、構成を簡単にするためには、
シャッターを閉位置に牽制するケンジントンロックと兼
用することが好ましい。
【0029】しかし、イジェクト機構の動作を拘束し、
又は無効にするケンジントンロックと、シャッターを閉
位置に牽制するケンジントンロックとを互いに兼用させ
る場合には、パソコンを着脱するためにケンジントンロ
ックを本体ケースから解離しなければならず、使い勝手
を高めるという観点からは好ましくない。
【0030】そこで、この発明は、ケンジントンロック
を着脱でき、かつ、ICカードが挿通される開口部を有
する本体ケースと、本体ケースにその表面に露出するよ
うに設けられたパソコン接続用コネクタと、このコネク
タに接続されたパソコンに係脱可能に係合されるフック
と、このコネクタに接続されたパソコンからフックを係
脱し、該パソコンを押してこのコネクタから解離させる
イジェクト機構とを備えるポートリプリケータにおい
て、ケンジントンロックを装着する位置により、ICカ
ードの抜取及びパソコンのイジェクトを共に禁止する
か、シャッターの開放のみを禁止するかを選択できるよ
うにしたポートリプリケータを提供するために、以下の
手段を講じている。
【0031】即ち、前記本体ケースに前記ケンジントン
ロックを着脱する2つのロック装着部を設け、本体ケー
ス内でこのコネクタに接続されたICカードの外側を閉
じる閉位置と該カードの外側を開放する開位置とにわた
って移動するシャッターを設け、いずれか一方のロック
装着部へのケンジントンロックの装着によって前記シャ
ッターを閉位置に保持し、もう一方のロック装着部への
ケンジントンロックの装着によりこのシャッターを閉位
置に保持すると共に、前記イジェクト機構のイジェクト
動作を禁止又は無効にする保安手段を本体ケース内に備
えるという手段を講じている。
【0032】これにより、ユーザーはケンジントンロッ
クを一方のロック装着部に装着してシャッターを閉位置
に保持させ、ICカードの盗難を防止することができる
と共にイジェクト装置を使ってパソコンをポートリプリ
ケータから外して自由に持ち歩くことができるようにな
り、使い勝手が良くなる。又、ユーザーはケンジントン
ロックをもう1つのロック装着部に装着して、ICカー
ドの盗難とパソコンの盗難とを防止できるようになる。
【0033】ところで、イジェクト装置を設けたこの発
明においては、ポートリプリケータからイジェクトした
パソコンがイジェクト装置を手放すことにより自重でパ
ソコン接続用コネクタに再接続され、ポートリプリケー
タから取り外しが難しくなることがある。
【0034】そこで、この発明は、本体ケースと、本体
ケースにその表面に上向きに露出するように設けられた
パソコン接続用コネクタと、このコネクタに接続された
パソコンに係脱可能に係止されるフックと、このコネク
タに接続されたパソコンからフックを係脱させると共に
パソコンを押してコネクタから解離させるイジェクト機
構とを備えるポートリプリケータにおいて、この問題を
解消するために、パソコンの自重に抗してパソコンを前
記コネクタから解離する位置に弾性的に支持する手段を
設ける。
【0035】これにより、パソコンをポートリプリケー
タに接続する時には、この手段に抗してパソコンを押し
込むことにより、パソコンをコネクタに接続させること
ができると共にフックをパソコンに係合させてパソコン
をポートリプリケータに係止することができる。又、イ
ジェクト装置を使ってパソコンをポートリプリケータか
ら解離した後は、パソコンが前記手段によってコネクタ
から解離する位置に弾性的に支持されるので、イジェク
タ装置を手放しても自重でパソコンがコネクタに再接続
されるおそれがなくなり、使い勝手が良くなる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
るポートリプリケータを図面に基づいて具体的に説明す
る。
【0037】図1の斜視図に示すように、このポートリ
プリケータの本体ケース1は、プラスチック製であり、
トップ部2とボトム部3とに分割形成され、ビスで互い
に連結することにより形成された1つの中空のケースで
ある。
【0038】トップ部2の前部はテラス状に低く形成さ
れ、図2の斜視図に示すように、このテラス4上にノー
トブック型パソコン5が載せられる。図1に示すよう
に、このテラス4の中央部にはパソコン5の下面に設け
たコネクタに対応するパソコン接続用コネクタ6が設け
られ、このコネクタ6の左右両側に設けた前後2対のピ
ン7と、ボトム部3に支持され、テラス4の左右両側部
に突出させた左右1対のガイド8等を案内にしてパソコ
ン5をテラス4に押し下げることによりパソコン5のコ
ネクタとテラス4のコネクタ6とが接続される。
【0039】ボトム部3には更に前後移動可能に、テラ
ス4の前後左右の4隅からその上面に突出する4つのフ
ック9が設けられ、これらフック9は、スプリングによ
って後方に付勢され、パソコン5をテラス4に押し下げ
る時に前方に押し出されてパソコン5の底面に形成した
孔に突入し、この後、パソコン5のコネクタとテラス4
のコネクタ6とが接続されると、後方に復帰してその孔
の後縁に係合してパソコン5がテラス4から浮き上がる
ことを防止する。
【0040】図3の背面図に示すように、本体ケース1
の後面にはICカード(図示せず。)を本体ケース1内
に挿抜するための2つのカード挿入口10が形成され、
必要に応じて、これらカード挿入口10をそれぞれ開閉
する2枚のカバー11が設けられる。更に、ボトム部3
には、このカード挿入口10から挿入されるICカード
が接続される左右1対のカード接続用コネクタと、IC
カードを各カード挿入口10から対応するカード接続用
コネクタに案内するガイド12(図10及び図11に示
す。)とが設けられる。
【0041】なお、図1及び図2に示すように、カード
挿入口10の側面には、カードエジェクトボタン10a
が設けられ、このカードエジェクトボタン10aを押し
込むことにより、各カード接続用コネクタに接続された
ICカードがコネクタからエジェクトされ、各カード挿
入口10からICカードを抜き取ることができる。
【0042】また、ボトム部3の後面には、テンキーな
どのキーボード接続コネクタ41、マウス接続コネクタ
42、ゲームポート43、パラレル接続用コネクタ4
4、シリアル接続用コネクタ45、FDD接続用コネク
タ46、VGA接続用コネクタ47、ラインインポート
48、ラインアウトポート49、直流入力ポート50な
どが設けられるが、これらはこの発明と直接関係ないの
で、これらの詳細な説明は省略する。
【0043】一方、図4及び図5の各斜視図、図6及び
図7の各平面図に示すように、前記コネクタに接続され
たICカードをその外側から受け止める閉位置と該カー
ドの外側を開放する開位置とにわたって移動可能に設け
た左右1対のシャッター13と、このシャッターを開閉
させる開閉機構14とが設けられる。
【0044】各シャッター13は、トップ部2の上面の
内側に支持させた共通の軸27に一端が回転可能に支持
されたアーム13aとその先端から右又は左にほぼ直角
に折り曲げたシャッター本体13bとを備える金属板、
例えば鉄板や鋼板からなり、図5及び図7に示すように
互いにその間隔が開かれて、カード接続用コネクタに接
続されたICカードを後側から受け止める閉位置と、図
4及び図6に示すように互いにその間隔を閉じられて、
カード接続用コネクタに接続されたICカードの後側を
開放し、ICカードを挿抜できる開位置とにわたって移
動できる。
【0045】前記開閉機構14は、シャッター13を手
動操作により閉位置と開位置との間で手動操作により移
動させるように構成してあればよく、例えば板のように
構成される。
【0046】即ち、この実施の形態の開閉機構14は、
図1、図2、図6及び図7に示すように、トップ部2の
上面に所定の範囲内で所定の方向、例えば前後方向に摺
動可能に支持させたスライダー15と、図4ないし図7
に示すように、トップ部2の上面の内側にビス16を介
して回転可能に支持され、このビス16の両側に延出さ
れた2つのアーム17a、17bを有し、その一方のア
ーム17aの先端が前記スライダー15に連結される第
1レバー17と、トップ部2の上面の内側にビス18を
中心に回転可能に支持され、その中間部が第1レバー1
7のスライダー15とは反対側のアーム17bの端部に
回転可能に連結される第2レバー19とを有している。
又、この第2レバー19には、間隔が後方で狭くなり、
前方で広くなる2条のスリット20が形成されている。
更に、各シャッター13には、アーム13aの上縁から
右又は左に水平に延出させたフランジ13cが設けら
れ、このフランジ13cに設けた突起21が第2レバー
19のスリット20に嵌め込まれている。
【0047】これにより、スライダー15を後方のスト
ロークエンドまで後退させると、平面視において、第1
レバー17が反時計周り方向に回転し、第2レバー19
が時計周りに回転し、スリット20が前進する結果、各
シャッター13の突起21の間隔がスリット20によっ
て狭められ、両シャッター13が同時に開位置に移動す
ることになる。又、スライダー15を前方のストローク
エンドまで前進させると、平面視において、第1レバー
17が時計周り方向に回転し、第2レバー19が反時計
周りに回転し、スリット20が後退する結果、各シャッ
ター13の突起21の間隔がスリット20によって狭め
られ、両シャッター13が同時に閉位置に移動すること
になる。
【0048】なお、この実施の形態では、必要に応じ
て、第2レバー19を介してシャッター13を閉位置と
開位置とに切替え付勢するトグルスプリング22が第2
レバー19とトップ部2に固定されたガイドプレート2
8との間に架着されている。このガイドプレート28は
両シャッター13のアーム13aを貫通してフランジ1
3cを下側から受け止めることによりシャッター13の
移動を案内すると共に、第1レバー17のアーム17a
を下側から受け止めてこの第1レバー17の移動を案内
している。
【0049】ところで、図1及び図2に示すように、本
体ケース1のトップ部2の右側壁には、図7に示すケン
ジントンロック23を装着するための楕円形孔からなる
2つのロック装着部24が前後に並べて形成されてい
る。
【0050】そして、トップ部2内には、前記シャッタ
ー13の閉位置から開位置への移動を許容する開放位置
と、それを禁止して前記シャッター13を閉位置に牽制
する牽制位置との間で移動可能に支持され、2つのロッ
ク装着部24のどちらかにケンジントンロック23を装
着することにより開放位置から牽制位置に移動されて牽
制位置に保持されると共に、前記ケンジントンロック2
3を本体ケース1から解離した時に牽制位置から開放位
置への移動が許容される牽制手段25が設けられる。
【0051】即ち、トップ部2内の右上部には、図4な
いし図7、更に図8及び図9の各断面図に示すように、
平面視及び正面視においてL字形のレバーからなる牽制
手段25が軸心を前後方向に向けたピン26の周りに回
転可能に支持され、シャッター13が閉位置に位置する
ように前側のストロークエンドに移動した第1レバー1
7のアーム17aの先端の後側に昇降できるようになっ
ている。そして、図9に示すように、この牽制手段25
のロック受けアーム25aがケンジントンロック23の
装着によって本体ケース1の内側に押し込まれ、牽制ア
ーム25bが第1レバー17のアーム17aの先端部の
後側に上昇することにより、この第1レバー17のアー
ム17aの先端部を前側のストロークエンドに牽制し、
開閉機構14を操作してシャッター13を閉位置から開
位置に移動することを禁止することになる。
【0052】第1レバー17のアーム17aの先端は、
必要に応じて、牽制手段25の牽制アーム25aの昇降
する領域を横断して前後に移動するようにしてあり、後
側のストロークエンドに位置する時、即ち、シャッター
13が開位置にある時には図8に示すように、このアー
ム17aの先端部の下側に牽制手段25の牽制アーム2
5bが位置して、牽制手段25の牽制アーム25bの上
方向への回転を制限するようにしている。これにより、
ケンジントンロック23の装着が不可能になり、前側の
ストロークエンドに移動している時、即ち、シャッター
13が閉位置にある時にのみ、牽制アーム25bの上方
向への回転を自由にしてケンジントンロック23を装着
できるようになるのである。
【0053】従って、ユーザーがシャッター13を開い
たままケンジントンロック23を装着しようとすれば、
ケンジントンロック23が装着できないことに遭遇し、
これによりシャッター13が開いたままであることを警
告されることになる。そして、ユーザーがこの警告に基
づいて開閉機構14のスライダー15を操作してシャッ
ター13を閉じ、更にケンジントンロック23を装着し
直すことにより、本体ケース1に挿入されているICカ
ードの盗難と、本体ケース1の盗難とを共に防止できる
ことになる。
【0054】図10及び図11に示すように、上記シャ
ッター13のアーム13aの下縁部には、そこから右又
は左方向に係止片29aが延設され、これに対応してボ
トム部3の上面中央部に固定した左右のガイド12の間
には閉位置に位置する各シャッター13の2つの係止片
29aが通過し得ると共に、開位置に位置する各シャッ
ター13の2つの係止片29aが通過できない左右幅を
有する開口29cが形成され、両側のガイド12の下側
に、この開口29cを介して上方に開放され、この開口
29cよりも左右幅の大きい空間29dが形成される。
各シャッター13の係止片29aはこの開口29cとボ
トム部3の上面との間の空間29d内を左右に移動し、
各シャッター13が閉位置に位置する時には、開口29
cの左右の口縁からなる係止部29bに上側から受け止
められるように配置される。
【0055】従って、シャッター13を閉じた状態で
は、トップ部2とボトム部3とは、これらを連結するビ
スを緩解して上下に開こうとしても、図11に示すよう
に、各係止片29aが係止部29bに引っ掛かって開け
られなくなり、本体ケース1を分解してICカードを盗
むことはできなくなる。
【0056】ところで、このポートリプリケータには、
パソコン接続用コネクタ6に接続されたパソコン5から
フック9を係脱させると共にパソコン5を上方に押して
コネクタ6から解離させるイジェクト機構30が設けら
れている。
【0057】このイジェクト機構30は、トップ部2の
右側部に昇降可能に支持させたイジェクトつまみ31
と、このエジェクトつまみ31を下側から受け止めると
共に、図12及び図13に示すようにボトム部3に回転
可能に支持され、左右方向に軸心を向けた軸32と、こ
の軸32の右端に固定され、この軸32と共にその軸心
周りに回転するレバー33とを備えている。なお、この
レバー33はその左端部とボトム部3との間に設けたス
プリングにより、イジェクトつまみ31を所定の位置ま
で押し上げるようにしている。
【0058】又、ボトム部3の左右両側部には、左右1
対のレバー状のプシャー34が、それぞれその上面がテ
ラス4の上面以下に位置する待機位置と、その上面がテ
ラス4の上面からコネクタ6の高さよりも高く上昇する
イジェクト位置とにわたって移動できるように支持され
ると共に、各プシャー34をイジェクト位置に付勢する
スプリング35が支持されている。従って、パソコン5
をこのポートリプリケータに接続するためには、このス
プリング35に抗してパソコン5をテラス4に押し下
げ、プシャー34をパソコン5の底面に押し付けられて
待機位置に下降させることになる(図13参照)。
【0059】又、前記フック9はフック支持体36を介
してボトム部2に前後方向に進退可能に支持されてお
り、このフック支持体36とフック9との間に挿入した
スプリングにより、フック支持体36が後方に、フック
9が前方に付勢されるようにしている。フック9の前方
への移動はフック支持体36によって所定の範囲内に制
限されており、イジェクトつまみ31を押し下げること
により、このスプリングに抗して、前記レバー33に連
設したピンでこのフック支持体36を後方から押すこと
によりフック9をパソコン5に係合される係合位置から
その前方の開放位置に移動させることができる。
【0060】イジェクトつまみ31を押し下げ、フック
9が開放位置まで移動されると、スプリング35がパソ
コン5の自重及びコネクタ6の接合力に打ち勝ってパソ
コン5を上昇させ、パソコン5をコネクタ6から解離さ
せてテラス4上の所定の高さに保持する。これにより、
コネクタ6から解離されたパソコン5が自重でコネクタ
6に接続され、取り外し難くなることを防止できる。
【0061】更に、この実施例では、後側のロック装着
部24へのケンジントンロック23の装着により、シャ
ッター13を閉位置に牽制すると共に、イジェクト機構
30を拘束して、そのイジェクト動作を禁止する保安手
段37が設けられる。即ち、この保安手段37は、前記
開閉機構14と牽制手段25とを含む他に、前記フック
支持体36に連結されたプレート38を備え、このプレ
ート38にはフック支持体36が後側のストロークエン
ドに位置する時、即ち、フック9がパソコン5に係合す
る位置に位置する時に、後側のロック装着部24に重な
る位置にこのロック装着部24と同じ長孔からなるロッ
ク装着孔39を形成している。
【0062】ケンジントンロック23はその撞木型のヘ
ッド23aをこの後側のロック装着部24とこのロック
装着孔39を通過した後、90°回転させるという手順
でこの後側のロック装着部24に装着される。
【0063】この後側のロック装着部24へのケンジン
トンロック23の装着により、一方では、上述したよう
に牽制手段25及び開閉機構を介してシャッター13が
閉位置に牽制され、他方では、ケンジントンロック23
のヘッド23aによってプレート38及びフック支持体
36が前方に移動できないように拘束され、これらを介
してレバー33の下方への移動が禁止されることによっ
てイジェクト装置30の作動を不可能にしている。
【0064】従って、後側のロック装着部24にケンジ
ントンロック23を装着した時には、シャッター13が
閉位置に牽制されると共に、イジェクト装置30がイジ
ェクト動作できないようにケンジントンロック23によ
って拘束され、パソコン5をポートリプリケータから取
り外せなくなる結果、ポートリプリケータと、これに接
続されたICカード及びパソコン5との盗難を防止でき
るようになる。
【0065】これに対して、前側のロック装着部24に
装着されるケンジントンロック23のヘッド23aは、
トップ部2に形成したロック装着部24と、これに重な
るホボトム部3の部分に形成したロック装着孔40とに
挿通され、プレート38を全く拘束しないようにしてあ
る。
【0066】従って、この前側のロック装着部24にケ
ンジントンロック23を装着すると、シャッター13を
閉位置に牽制して、ポートリプリケータ及びこれに接続
したICカードの盗難を防止できると共に、ユーザーに
よるポートリプリケータへのパソコンの着脱が自由にな
り、パソコン及びポートリプリケータの使い勝手を高め
ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明におい
て、 前記コネクタに接続されたICカードをその外側
から受け止める閉位置と該カードの外側を開放する開位
置とにわたって移動可能に設けたシャッターと、このシ
ャッターを開閉させる開閉機構と、前記シャッターの閉
位置から開位置への移動を許容する開放位置と、それを
禁止して前記シャッターを閉位置に牽制する牽制位置と
の間で移動可能に前記本体ケースに支持され、前記ケン
ジントンロックの本体ケースへの装着により開放位置か
ら牽制位置に移動されて牽制位置に保持されると共に、
前記ケンジントンロックを本体ケースからの解離した時
に牽制位置から開放位置への移動が許容される牽制手段
とを備えることにより、ケンジントンロックの装着によ
りポートリプリケータ本体とそれに挿入されたICカー
ドの盗難を防止することができる。
【0068】又、この発明において、前記本体ケースが
互いにビスにより連結されるトップ部とボトム部とから
なる場合に、前記トップ部とボトム部とのいずれか一方
に支持され、前記シャッターに連結された係止片と、前
記トップ部とボトム部とのもう一方に設けられ、前記シ
ャッターを閉位置に位置させた時に前記係止片と噛み合
ってトップ部とボトム部との分解を阻止する係止部とを
本体ケース内に備えると、シャッターを閉じておけば係
合片と係合部との係合により、トップ部とボトム部とを
分解できなくなり、ポートリプリケータ及びこれに接続
したICカードの盗難を防止することができる。
【0069】更に、この発明において、前記本体ケース
に前記ケンジントンロックを着脱する2つのロック装着
部を設け、本体ケース内でこのコネクタに接続されたI
Cカードの外側を閉じる閉位置と該カードの外側を開放
する開位置とにわたって移動するシャッターを設け、い
ずれか一方のロック装着部へのケンジントンロックの装
着によって前記シャッターを閉位置に保持し、もう一方
のロック装着部へのケンジントンロックの装着によりこ
のシャッターを閉位置に保持すると共に、前記イジェク
ト機構のイジェクト動作を禁止又は無効にする保安手段
を本体ケース内に備える場合には、いずれか一方のロッ
ク装着部へのケンジントンロックの装着によって前記シ
ャッターを閉位置に保持してICカードの盗難を防止で
きると共に、イジェクト装置を操作して自由にパソコン
をポートリプリケータに着脱してパソコン及びポートリ
プリケータの使用勝手を高めることができ、しかも、も
う一方のロック装着部へのケンジントンロックの装着に
よりこのシャッターを閉位置に保持すると共に、前記イ
ジェクト機構のイジェクト動作を禁止又は無効にするこ
とにより、ポートリプリケータ、ICカード、及びポー
トリプリケータに装着されたパソコンの盗難を防止する
ことができる。
【0070】加えて、この発明において、パソコンの自
重に抗してパソコンを前記コネクタから解離する位置に
弾性的に支持する手段を設けた場合には、イジェクト装
置でポートリプリケータから解離されたパソコンがその
自重で下降してポートリプリケータのコネクタに接続さ
れ、取り外し難くなることや、パソコンとポートリプリ
ケータとの間で互いに他方に悪影響を与える信号が伝達
されることを防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の外観斜視図である。
【図2】パソコンを接続したこの発明の外観斜視図であ
る。
【図3】この発明の背面図である。
【図4】この発明の開閉機構のシャッター開時の斜視図
である。
【図5】この発明の開閉機構のシャッター閉時の斜視図
である。
【図6】この発明の開閉機構のシャッター開時の平面図
である。
【図7】この発明の開閉機構のシャッター閉時の平面図
である。
【図8】この発明の牽制手段のシャッター開時の正面図
である。
【図9】この発明の牽制手段のシャッター閉時の正面図
である。
【図10】この発明の係止片及び係止部のシャッター開
時の斜視図である。
【図11】この発明の係止片及び係止部のシャッター閉
時の斜視図である。
【図12】この発明のイジェクタ装置のパソコンイジェ
クト時の斜視図である。
【図13】この発明のイジェクタ装置のパソコン接続時
の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 トップ部 3 ボトム部 10 カード挿入口 13 シャッター 14 開閉機構 22 ロック装着部 23 ケンジントンロック 25 牽制手段 29a 係止片 29b 係止部 30 イジェクト機構 35 スプリング 37 保安手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土肥 秀美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 砂川 正一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 吾郷 康寛 島根県大原郡木次町山方320番地1 島 根三洋工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−198459(JP,A) 特開 平7−334265(JP,A) 特開 平6−83484(JP,A) 特開 平8−297525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 G06F 1/00 370 G06K 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケンジントンロックを着脱でき、かつ、
    ICカードが挿通される開口部を有する本体ケースと、
    この本体ケース内に配置され、この開口部を通って挿抜
    されるICカードが接続されるコネクタとを備えるポー
    トリプリケータにおいて、 前記コネクタに接続されたICカードをその外側から受
    け止める閉位置と該カードの外側を開放する開位置とに
    わたって移動可能に設けたシャッターと、 このシャッターを開閉させる開閉機構と、 前記シャッターの閉位置から開位置への移動を許容する
    開放位置と、それを禁止して前記シャッターを閉位置に
    牽制する牽制位置との間で移動可能に前記本体ケースに
    支持され、前記ケンジントンロックの本体ケースへの装
    着により開放位置から牽制位置に移動されて牽制位置に
    保持されると共に、前記ケンジントンロックを本体ケー
    スからの解離した時に牽制位置から開放位置への移動が
    許容される牽制手段と、 を備えることを特徴とするポートリプリケータ。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースが互いにビスにより連結
    されるトップ部とボトム部とからなり、 前記トップ部とボトム部とのいずれか一方に支持され、
    かつ、前記シャッターに連結された係止片と、前記トッ
    プ部とボトム部とのもう一方に設けられ、前記シャッタ
    ーを閉位置に位置させた時に前記係止片と噛み合ってト
    ップ部とボトム部との分解を阻止する係止部とを本体ケ
    ース内に備えることを特徴とする請求項1に記載のポー
    トリプリケータ。
  3. 【請求項3】 ケンジントンロックを着脱でき、かつ、
    ICカードが挿通される開口部を有する本体ケースと、
    本体ケースにその表面に露出するように設けられたパソ
    コン接続用のパソコンコネクタと、このコネクタに接続
    されたパソコンに係脱可能に係止されるフックと、この
    コネクタに接続されたパソコンからフックを係脱させる
    と共にパソコンを押してコネクタから解離させるイジェ
    クト機構とを備えるポートリプリケータにおいて、 前記本体ケースに前記ケンジントンロックを着脱する2
    つのロック装着部を設け、本体ケース内でこのコネクタ
    に接続されたICカードの外側を閉じる閉位置と該カー
    ドの外側を開放する開位置とにわたって移動するシャッ
    ターを設け、いずれか一方のロック装着部へのケンジン
    トンロックの装着によって前記シャッターを閉位置に保
    持し、もう一方のロック装着部へのケンジントンロック
    の装着によりこのシャッターを閉位置に保持すると共
    に、前記イジェクト機構のイジェクト動作を禁止又は無
    効にする保安手段を本体ケース内に備えることを特徴と
    するポートリプリケータ。
  4. 【請求項4】 本体ケースと、本体ケースにその表面に
    上向きに露出するように設けられたパソコン接続用コネ
    クタと、このコネクタに接続されたパソコンに係脱可能
    に係止されるフックと、このコネクタに接続されたパソ
    コンからフックを係脱させると共にパソコンを押してコ
    ネクタから解離させるイジェクト機構とを備え、パソコ
    ンの自重に抗してパソコンを前記コネクタから解離する
    位置に弾性的に支持する手段を設けたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポートリプリ
    ケータ。
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