JP3383514B2 - 電子処理システム - Google Patents

電子処理システム

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JP3383514B2
JP3383514B2 JP11767496A JP11767496A JP3383514B2 JP 3383514 B2 JP3383514 B2 JP 3383514B2 JP 11767496 A JP11767496 A JP 11767496A JP 11767496 A JP11767496 A JP 11767496A JP 3383514 B2 JP3383514 B2 JP 3383514B2
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lock
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易之 堀井
和也 柴崎
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    • H01R2201/06Connectors or connections adapted for particular applications for computer periphery
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/929Connecting base plate or shelf type holder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等の小型携帯電子機器と、この小型携帯電子機
器が接続される拡張装置等の被接続装置と、を備えた電
子処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック型、ノート型等の小型のパ
ーソナルコンピュータは、持ち運びが容易であるととも
に、商用電源を用いることなく内蔵バッテリを電源とし
て自由に使用できる等の利点を有していることから広く
普及している。
【0003】この種のコンピュータは、携帯性を高める
ためにコンパクトに設計されており、それ故、据置型の
コンピュータに比較して標準装備できる機能にある程度
の制約がある。また、装備が充分な場合でも、更なる機
能の追加あるいは機能の拡張が望まれる場合もある。そ
こで、コンピュータ本体の後面に、機能を拡張するため
の拡張コネクタやポートが設けられている。
【0004】一方、上述した携帯型のパーソナルコンピ
ュータの機能を拡張する装置として、ハードディスクド
ライブ、光ディスクドライブ等のメモリ装置、機能拡張
カードを装着可能なカードスロット等を備えた拡張装置
が提供される。この種の拡張装置は、通常、パーソナル
コンピュータが載置される載置面と、載置面に隣接して
設けられパーソナルコンピュータの拡張コネクタが接続
される装置側コネクタと、を備えている。また、載置面
には、装置側コネクタに対したパーソナルコンピュータ
を位置決めするとともにパーソナルコンピュータの後部
をロックするための位置決めピンが突設して設けられて
いる。
【0005】パーソナルコンピュータを拡張装置に接続
する場合、まず、パーソナルコンピュータを拡張装置の
載置面上に載置する。その際、拡張装置の載置面に突設
された位置決めピンに、パーソナルコンピュータの後部
底面角部に形成された位置決め孔を上方から嵌合させ、
装置側コネクタに対してパーソナルコンピュータを正確
に位置決めする。この状態で、パーソナルコンピュータ
を載置面に沿って装置側コネクタに向かって水平にスイ
ライドさせ、パーソナルコンピュータの拡張コネクタを
装置側コネクタに接続する。
【0006】それにより、パーソナルコンピュータと拡
張装置とが電気的に接続され、機能を拡張した状態ある
いはメモリ容量を増大した状態でパーソナルコンピュー
タを使用することができる。また、位置決めピンにより
パーソナルコンピュータの後部がロックされ、不用意な
コネクタの離脱が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された電子処理システムにおいては、パーソ
ナルコンピュータを拡張装置に接続する場合、パーソナ
ルコンピュータの位置決め孔を位置決めピンに嵌合させ
るためにパーソナルコンピュータを上下方向に移動させ
る必要がある。そのため、拡張装置の上方に障害物等が
存在する場合には、接続の作業性が著しく損なわれ、作
業が面倒でかつ時間も掛かるという問題がある。
【0008】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、小型携帯電子機器と被接続装置とを容
易にかつ確実に接続可能な電子処理システムを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る電子処理システムは、小型電子機器
と、上記小型電子機器が接続される被接続装置と、を備
えた電子処理システムにおいて、上記小型電子機器は、
位置決め部が設けられた底壁と、この底壁に連続してい
るとともに第1のコネクタが設けられた後壁と、を有す
る機器本体を備えている。また、上記被接続装置は、上
記小型電子機器の機器本体の少なくとも後部が脱着自在
に載置される載置面と、上記載置面の端部に立設され上
記小型電子機器の後壁と対向するコネクタ設置面と、上
記コネクタ設置面に設けられ、上記載置面に載置された
上記小型電子機器の上記第1のコネクタが接続される第
2のコネクタと、上記載置面に設けられ、この載置面と
ほぼ平行な上記第1のコネクタと第2のコネクタとの脱
着方向に沿った上記小型電子機器の移動をガイドするガ
イド手段と、上記脱着方向に沿って移動自在に設けられ
た支持手段と、上記載置面から突出するロック位置と上
記載置面の下方に位置するロック解除位置との間を移動
自在に上記支持手段に支持されているといともに上記支
持手段と共に上記脱着方向に沿って移動自在に設けられ
ロック部材と、上記支持手段に取り付けられ、上記コ
ネクタ設置面から突出して上記小型電子機器の後壁に当
接可能な突出位置と上記小型電子機器の後壁に押されて
上記コネクタ設置面とほぼ同一平面に位置する押し込み
位置との間を上記脱着方向に沿って上記支持手段と一体
的に移動自在に設けられた押圧部材と、上記ロック部材
に対向して配設され、上記押圧部材の上記突出位置から
押し込み位置への移動に連動して上記支持手段およびロ
ック部材が上記脱着方向に沿って移動した際、上記ロッ
ク部材を上記ロック解除位置からロック位置へ移動させ
るガイド部材と、を有し、上記載置面上に載置された上
記小型電子機器が上記脱着方向に沿って移動され上記
1のコネクタが上記第2のコネクタに接続された際、上
記ロック部材を上記ロック解除位置からロック位置に移
動させて上記位置決め部と係合させ上記小型電子機器を
ロックするロック手段と、を備えていることを特徴とし
ている。
【0010】上記のように構成された電子処理システム
によれば、小型電子機器を被接続装置に接続する場合に
は、機器本体を被接続装置の載置部に載置した後、機器
本体を第2のコネクタに向けて移動させる。すると、小
型電子機器の第1のコネクタが被接続装置の第2のコネ
クタに嵌合し、小型電子機器と被接続装置とが接続され
る。また、第1および第2のコネクタの接続が開始され
ると、ロック手段のロック部材が、ロック解除位置から
ロック位置へ移動して機器本体と係合し、機器本体をコ
ネクタの接続位置にロックする。
【0011】この発明に係る電子処理システムは、小型
電子機器と、上記小型電子機器が接続される拡張アダプ
タと、上記拡張アダプタが接続される拡張装置と、を備
えている。
【0012】上記小型電子機器は、位置決め部が設けら
れた底壁と、底壁に連続しているとともに第1の拡張コ
ネクタが設けられた後壁と、を有する機器本体を備えて
いる。上記拡張アダプタは、上記小型電子機器の機器本
体の少なくとも後部が脱着自在に載置される載置面と、
上記小型電子機器の上記第1の拡張コネクタが接続され
る第1の中継コネクタが設けられたコネクタ設置面と、
上記第1の中継コネクタに接続された第2の中継コネク
タが設けられた後壁と、を有する本体と、上記載置面に
設けられ、この載置面とほぼ平行な上記第1の拡張コネ
クタと第1の中継コネクタとの脱着方向に沿った上記小
型電子機器の移動をガイドする第1のガイド手段と、
記脱着方向に沿って初期位置と押し込み位置との間を移
動可能に上記本体に設けられたスライド部材と、上記ス
ライド部材に取り付けられ、上記小型電子機器が上記脱
着方向に沿って移動して第1の拡張コネクタが上記第1
の拡張コネクタに接続された際、上記機器本体に押圧さ
れて上記スライド部材を押し込み位置へ移動させる押圧
部材と、上記載置面から突出し上記機器本体の位置決め
部と係合可能なロック位置と上記載置面の下方に位置す
るロック解除位置との間を移動自在に上記スライド部材
に取り付けられているとともに上記スライド部材と共に
上記脱着方向に移動自在なロック部材と、上記ロック部
材に対向して上記本体に設けられ、上記スライド部材の
初期位置から押し込み位置への移動に応じて上記ロック
部材をロック解除位置からロック位置へ移動させるガイ
ド部材と、を有し、上記小型電子機器の第1の拡張コネ
クタが上記第1の中継コネクタに接続された際、上記ロ
ック部材を上記機器本体の位置決め部と係合させて上記
小型電子機器をロックする第1のロック手段と、を備え
ている。
【0013】上記拡張装置は、上記拡張アダプタの本体
が脱着自在に載置される載置面と、上記載置面に隣接し
て設けられ、載置面に載置された上記拡張アダプタの第
2の中継コネクタが接続される第2の拡張コネクタと、
上記載置面に設けられ、上記第2の中継コネクタと第2
の拡張コネクタとの脱着方向に沿った上記拡張アダプタ
の移動をガイドする第2のガイド手段と、上記第2の中
継コネクタが上記第2の拡張コネクタに接続された際、
上記拡張アダプタの本体および第1のロック手段と係合
して上記拡張アダプタおよび小型電子機器をロックする
第2のロック手段と、を備えていることを特徴としてい
る。
【0014】上記構成の電子処理システムによれば、小
型電子機器を拡張アダプタに接続する場合、機器本体を
拡張アダプタの載置面に載置した後、機器本体を第1の
中継コネクタに向けて移動させる。すると、小型電子機
器の第1の拡張コネクタが拡張アダプタの第1の中継コ
ネクタに嵌合し、小型電子機器と拡張アダプタとが接続
される。また、第1の拡張コネクタと第1の中継コネク
タとの接続が開始されると、第1のロック手段が機器本
体と係合して、機器本体をコネクタの接続位置にロック
する。
【0015】続いて、小型電子機器の接続された拡張ア
ダプタを拡張装置の載置面に載置した後、拡張アダプタ
の本体を第2の拡張コネクタに向けて移動させ、拡張ア
ダプタの第2の中継コネクタを第2の拡張コネクタに接
続する。すると、第2のロック手段が拡張アダプタの本
体および第1のロック手段と係合して上記拡張アダプタ
および小型電子機器をコネクタの接続位置にロックす
る。
【0016】それにより、小型電子機器の第1の拡張コ
ネクタは、第1および第2の中継コネクタを介して第2
の拡張コネクタに接続され、小型電子機器と拡張装置と
の接続がなされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態に係る電子処理システムついて詳細に説
明する。まず、電子処理システム全体の構成について概
略的に説明すると、図1および図2に示すように、電子
処理システムは、小型携帯電子機器としてのサブノート
型のパーソナルコンピュータ10と、パーソナルコンピ
ュータの機能を拡張するための拡張装置12と、パーソ
ナルコンピュータ10を拡張装置12に適合させるため
の拡張アダプタ14と、を備えて構成されている。拡張
装置12は、A4サイズのノート型パーソナルコンピュ
ータを接続して使用するように構成されている。これに
対して、パーソナルコンピュータ10は、より小型でほ
ぼB5サイズのコンピュータであり、拡張アダプタ14
は、このB5サイズのパーソナルコンピュータ10をA
4サイズ用の拡張装置12に適合するために用いられ
る。
【0018】すなわち、パーソナルコンピュータ10を
拡張装置12に接続する場合には、パーソナルコンピュ
ータ10を拡張アダプタ14に接続した後、この拡張ア
ダプタを拡張装置12に接続する。それにより、拡張ア
ダプタ14を介してパーソナルコンピュータ10を拡張
装置12に接続することができる。
【0019】次に、パーソナルコンピュータ10につい
て詳細に説明する。図3ないし図5に示すように、サブ
ノート型のパーソナルコンピュータ10は、偏平な矩形
箱状の機器本体16を備えている。機器本体16は、ほ
ぼ矩形状の底壁16aと、底壁の端縁に沿って立設され
た左右の側壁16b、16cおよび後壁16dと、を備
えている。
【0020】機器本体16の上壁には、入力手段として
のキーボード18が設けられている。また、機器本体1
6には、上壁後端部に設けられたヒンジ20を介して、
矩形状のディスプレイユニット22が回動自在に取り付
けられている。このディスプレイユニット22は、図3
に示すような、キーボード18の入力操作を可能とする
開放位置と、図4に示すようにキーボード18を覆う閉
塞位置との間を回動可能となっている。
【0021】パーソナルコンピュータ10の携帯時、デ
ィスプレイユニット22を閉塞位置へ回動させることに
より、パーソナルコンピュータ全体を矩形箱状とし携帯
を容易にすることができる。なお、パーソナルコンピュ
ータ10の平面寸法は、ほぼB5サイズの用紙に一致し
ている。
【0022】図4ないし図7に示すように、機器本体1
6の後壁16dのほぼ中央には、機器本体の幅方向に延
びる矩形状の開口24が形成されている。機器本体16
内には、開口24に対向して第1の拡張コネクタ26が
配設されている。第1のコネクタとして機能する第1の
拡張コネクタ26は、機器本体16内に底壁16aと平
行に延在したプリント回路基板28上に固定されてい
る。そして、第1の拡張コネクタ26は、開口24を介
して他のコネクタと接続可能であり、その接続方向は、
機器本体16の後壁16dとほぼ直交する方向となって
いる。
【0023】機器本体16の後壁16dには、開口24
を開閉するコネクタカバー30が設けられている。コネ
クタカバー30は開口24とほぼ等しい寸法の矩形状に
形成されている。コネクタカバー30は、その内面に突
設された一対の軸受部31を有し、これらの軸受部に
は、開口24内に設けられた回転軸32が回転自在に挿
通されている。
【0024】この回転軸32は、機器本体16の後壁1
6dと平行にかつ機器本体の幅方向に沿って延び、その
両端は機器本体16の後壁16dに固定されている。ま
た、回転軸32は、第1の拡張コネクタ26と機器本体
16の底壁16aとの間に配置されている。
【0025】それにより、コネクタカバー24は、回転
軸32の回りで、図4および図7に示すように開口24
を閉塞する閉塞位置と、図6および図8に示すように開
口24を開放して第1の拡張コネクタ26を露出する開
放位置と、へ回動可能となっている。また、コネクタカ
バー30は、回転軸32に巻装されたねじりばね34に
より付勢され閉塞位置に保持されている。
【0026】上記構成のコネクタカバー30は、図7に
矢印Cで示すように、被押圧部30a、つまり、回転軸
32とコネクタカバーの下端との間の部分、を機器本体
16の後壁16dと直交する方向に押圧することによ
り、閉塞位置から開放位置に向かって回動される。
【0027】図5に示すように、機器本体16の底壁後
部には、平坦なほぼ矩形状のガイド凸部36が形成され
ている。ガイド手段および第1のガイド手段の一部を構
成するガイド凸部36は、機器本体16の幅方向ほぼ全
長に亘って延びているととも機器本体の後壁16dに連
続している。ガイド凸部36は、後述するように、パー
ソナルコンピュータ10を拡張アタプタ14に装着する
際のガイドとして機能するもので、その幅は拡張アダプ
タのガイドレール間の間隔とほぼ等しく設定されてい
る。ガイド凸部の両側縁36aは、機器本体16の側壁
16b、16cと平行に伸び、ガイド面として機能す
る。
【0028】図5、図6および図7に示すように、ガイ
ド凸部36の中央には、偏平な矩形状の収納凹所38が
形成されいる。収納凹所38は、機器本体16の後壁1
6dに形成された開口24の下端に連通しているととも
に、この開口24から後壁16dと直交する方向に沿っ
て所定長さ延びている。
【0029】また、図5に示すように、ガイド凸部36
の幅方向両端部には一対のガイド溝40が形成され、機
器本体16の後壁16dから側壁16b、16cと平行
な方向に沿って延びている。更に、底壁16aの後端両
角部には、位置決め部として機能する嵌合孔41がそれ
ぞれ形成されている。
【0030】次に、上記のように構成されたパーソナル
コンピュータ10が接続される拡張アダプタ14につい
て説明する。図9に示すように、被接続装置として機能
する拡張アダプタ14は、ほぼ偏平な矩形状の載置部4
2と、載置部の後端に垂直に立設されたコネクタ設置部
44と、を有するアダプタ本体46を備えている。載置
部42は、パーソナルコンピュータ10の平面形状より
も僅かに大きな寸法の矩形状に形成され、その上面は、
パーソナルコンピュータ10が載置される平坦な載置面
42aを構成している。また、載置部42の前端部両側
縁には、拡張アダプタ14を拡張装置12から取り外す
際に指を引っ掛けるための指掛け部43が突設されてい
る。
【0031】載置面42aには、ガイド手段および第1
のガイド手段として機能する一対のガイドレール47が
設けられ、載置面42aの前端からコネクタ設置部44
の近傍まで延びている。これらのガイドレール47は、
互いに平行に、かつ、コネクタ設置部44に対して直交
する方向に延びているとともに、パーソナルコンピュー
タ10の底面に設けられたガイド凸部36の幅とほぼ等
しい間隔を置いて設置されている。拡張アダプタ14に
パーソナルコンピュータ10を接続する場合、パーソナ
ルコンピュータは、ガイド凸部36がガイドレール47
間に位置した状態で、その底面がガイドレール47上に
載置され、ガイドレールに沿ってコネクタ設置部44側
へスライドされる。
【0032】図9および図10に示すように、コネクタ
設置部44は、載置面42aの後端からほぼ直角に起立
しているとともに載置面の幅方向に沿って延びたコネク
タ設置面48を有している。そして、コネクタ設置面4
8の幅方向中央部には、パーソナルコンピュータ10の
第1の拡張コネクタ24を接続可能な第1の中継コネク
タ50が設けられている。第2のコネクタとして機能す
る第1の中継コネクタ50は、コネクタ設置部44内に
設けられた支持フレーム51に支持され、コネクタ設置
面48から直角に突出している。
【0033】コネクタ設置部44内には、プリント回路
基板52がコネクタ設置面48と平行に設けられ、支持
フレーム51に固定されている。そして、第1の中継コ
ネクタ50はプリント回路基板52の一表面側に固定さ
れている。
【0034】また、コネクタ設置部44内の下端部に
は、第2の中継コネクタ54が配設されている。第2の
中継コネクタ54は、プリント回路基板52の他面側に
固定されているとともに支持フレーム51によって支持
されている。それにより、第2の中継コネクタ54は、
プリント回路基板52を介して第1の中継コネクタ50
と電気的に接続されているとともに、アダプタ本体46
の後壁46aに対向している。
【0035】図10および図11に示すように、アダプ
タ本体46の後壁46aの下端部中央には開口56が形
成され、第2の中継コネクタ54に対向している。後壁
46aには、開口56を開閉するコネクタカバー57が
設けられている。コネクタカバー57は、上下に分割さ
れた第1および第2のカバー57a、57bを有してい
る。第1および第2のカバー57a、57bは、互いに
面一に連続して開口56を閉じる閉塞位置と、それぞれ
上下両側に回動して開口56を開放する開放位置と、の
間を回動自在となっている。
【0036】第1および第2のカバー57a、57b
は、図示しないねじりばねにより、通常、それぞれ閉塞
位置に保持されている。また、第1および第2のカバー
57a、57bの端部には、レバー挿入口58が形成さ
れている。
【0037】図9および図10に示すように、載置面4
2aの後端部中央には、パーソナルコンピュータ10の
コネクタカバー30を開放するための押圧突部60が設
けられている。この押圧突部60は、第1の中継コネク
タ50から載置面42aの前端側へ所定距離離間して配
置されている。押圧突部60は、ほぼ矩形状に形成さ
れ、その上面60aは載置面42aと平行な平面となっ
ている。
【0038】押圧突部60の突出高さは、押圧突部60
の前端角部60bが、載置面42a上に載置されたパー
ソナルコンピュータ10のコネクタカバー30の被押圧
部30aに当接する高さ設定されている。また、押圧突
部60は、パーソナルコンピュータ10の底壁16aに
形成された収納凹所38内へ収納可能な寸法に形成され
ている。
【0039】載置面42aにおいて、押圧突部60と第
1の中継コネクタ50との間には、パーソナルコンピュ
ータ10の開放したコネクタカバー30を収容するため
のカバー収納凹所62が形成され、コネクタ設置部44
の下端部に向かって斜めに延びている。
【0040】図11に示すように、拡張アダプタ14の
底壁46b後部には、平坦なほぼ矩形状のガイド凸部6
3が形成されている。このガイド凸部63は、アダプタ
本体底面の幅方向ほぼ全長に亘って延びているとともア
ダプタ本体46の後壁46aに連続している。ガイド凸
部63は、後述するように、拡張アダプタ14を拡張装
置12に装着する際の第2のガイド手段として機能する
もので、その幅は拡張装置12のガイドレール間の間隔
とほぼ等しく設定されている。ガイド凸部63の両側縁
63aは、アダプタ本体46の側縁と平行に伸び、ガイ
ド面として機能する。
【0041】ガイド凸部63の幅方向両端部には一対の
ガイド溝64が形成され、アダプタ本体46の側縁と平
行に延びている。また、アダプタ本体46の底壁46b
の後端両角部には、第1の係合部として機能するロック
孔66がそれぞれ形成されている。更に、底壁46bの
前端の両側縁近傍には、それぞれ細長い矩形状の嵌合溝
67が形成されている。
【0042】拡張アダプタ14は、パーソナルコネクタ
10をその第1の拡張コネクタ26が第1の中継コネク
タ50に接続された接続位置にロックするロック手段お
よび第1のロック手段として機能するとともに、第1の
拡張コネクタと第1の中継コネクタとの接続を解除しパ
ーソナルコンピュータを拡張アダプタ14からイジェク
トするための脱着機構68を備えている。
【0043】図9、および図12ないし図14に示すよ
うに、脱着機構68は、細長い帯状のスライド板70を
備えている。このスライド板70は、アダプタ本体46
の底壁46b内面上にコネクタ設置部44と直交する方
向、つまり、第1の中継コネクタ50の脱着方向に沿っ
て摺動自在に設けられているとともに、底面の幅方向ほ
ぼ全長に亘って延在している。スライド板70は、その
両端部からアダプタ本体46の後壁近傍まで第1の中継
コネクタ50の脱着方向に沿って延出した一対の脚部7
2を有している。なお、スライド板は、スライド部材と
して機能するとともに支持手段を兼ねている。
【0044】各脚部72の延出端部からは、アダプタ本
体46の内方に向かって取付け片74が延出している。
また、各脚部72の延出端には、アダプタ本体46のロ
ック孔66と整列可能な嵌合孔75が形成されている。
これらの嵌合孔75は第2の係合部として機能する。
【0045】スライド板70の両端に形成されたばね掛
け70aと底壁46b内面に立設されたばね掛け77と
の間には、それぞれ引っ張りばね79が架設されてい
る。そして、スライド板70は、これらの引っ張りばね
79によりアダプタ本体46の前端に向かって付勢さ
れ、図12に示す初期位置に保持されている。
【0046】スライド板70の各取付け片74には、ロ
ック−押圧ユニット76が取り付けられている。このロ
ック−押圧ユニット76は、中空の矩形箱状の押圧ブロ
ック78と、ブラケット80に回動自在に支持されたロ
ック板82と、を有し、押圧ブロックおよびブラケット
は、ねじ81によって取付け片74にねじ止め固定され
ている。
【0047】押圧部材として機能する各押圧ブロック7
8は押圧面78aを有し、この押圧面は、載置面42a
に対して直角に、かつ、コネクタ設置面48と平行に延
びている。また、アダプタ本体46には載置面42aお
よびコネクタ設置面48に亘って開口83が形成され、
各押圧ブロック78の大部分は、この開口83内に配設
されている。
【0048】各ロック−押圧ユニット76のブラケット
80には、底壁46bと平行に延びる回転軸84が取り
付けられている。そして、ロック部材として機能する各
ロック板82は、この回転軸84の回りで回動自在に支
持され押圧ブロック78の前方へ突出しているととも
に、回転軸に巻装された図示しないねじりばねにより底
壁46bに向かって付勢されている。各ロック板82の
上面ほぼ中央にはロックピン86が突設され、ガイドレ
イル47の後端に隣接して位置している。また、各ロッ
ク板82の下面には、円弧状のガイド突起87が突設さ
れている。
【0049】各ロック板82の下方において、アダプタ
本体46の底壁46b内面には、ガイド部材としてのガ
イド板88が固定され、ロック板82と対向している。
ガイド板88の上面は、平坦面88aと、平坦面の後端
からアタダプタ本体46の後壁46aに向かって上方に
傾斜した傾斜面88bとを有している。そして、ロック
板82のガイド突起87は、上述したねじばねの付勢力
によりガイド板88の上面に押し付けされ、スライド板
70の移動に伴って、平坦面88aおよび傾斜面88b
上を摺動可能となっている。
【0050】一方、脱着機構68は、アダプタ本体46
の底壁46b内面上にコネクタの脱着方向に沿って摺動
自在に設けられたイジェクトレバー90と、底壁46b
の内面に固定された枢軸91の回りで回動自在に設けら
れた揺動レバー92と、を備えている。
【0051】揺動レバー92の一端は、スライド板70
の前端中央部に回動自在に連結され、他端は、イジェク
トレバー90の後端に回動自在に連結されている。ま
た、イジェクト部材として機能するイジェクトレバー9
0の前端にはイジェクトボタン94が取り付けられてい
る。このイジェクトボタン94は、載置面42aの先端
部およびアダプタ本体46の前縁に形成された開口95
内に位置し、アダプタ本体46の前端側から操作可能と
なっている。
【0052】なお、アダプタ本体46内の底面上には、
この底面のほぼ全面に重ねてシールド板96(図10参
照)が配設されている。また、拡張アダプタ14の載置
面42aからは一対のL字状の導通爪97が突出し、ガ
イドレール47の後端部に隣接して位置している。これ
らの導通爪97はシールド板96に導通している。
【0053】以上のように構成された拡張アダプタ14
にパーソナルコンピュータ10を接続する場合、図1に
示すように、まず、パーソナルコンピュータ10を拡張
アダプタ14の載置面42a上に載置する。この場合、
パーソナルコンピュータ10の底面に形成されたガイド
凸部36が拡張アダプタ14のガイドレール47間に位
置し、かつ、パーソナルコンピュータの後壁16dが拡
張アダプタ14のコネクタ設置部44と対向した状態
で、パーソナルコンピュータを載置する。
【0054】続いて、パーソナルコンピュータ10を矢
印F方向に押し込み、ガイドレール47に沿ってコネク
タ設置部44側に摺動させる。パーソンルコンピュータ
10の後端部がコネクタ設置部44に接近すると、図1
0に示すように、パーソナルコンピュータの後壁16d
に設けられたコネクタカバー30の被押圧部30aが、
拡張アダプタ14の載置面42aに突設された押圧突部
60の前端角部60bに当接する。
【0055】この状態からパーソナルコンピュータ10
を更に矢印F方向へ押し込むと、図16に示すように、
コネクタカバー30は、その被押圧部30aが押圧突部
60に押圧されるこにより、回転軸32の回りで開放位
置に回動し押圧突部60の上面60aに接触する。この
ように、コネクタカバー30は、パーソナルコンピュー
タ10の移動に追従して自動的に開かれ、パーソナルコ
ンピュータ10の後壁16dに形成された開口24を開
放して第1の拡張コネクタ26を露出する。
【0056】パーソナルコンピュータ10を更に矢印F
方向へ押し込むと、図17に示すように、第1の拡張コ
ネクタ26が開口24を介して拡張アダプタ14の第1
の中継コネクタ50に接続される。この間、コネクタカ
バー30は押圧突部60の上面60a上を摺動すること
により開放状態に維持され、更に、第1の拡張コネクタ
と第1の中継コネクタとの接続が開始された後は、アダ
プタ本体46に形成されたカバー収納凹所62内に挿入
される。
【0057】一方、上述したパーソナルコンピュータ1
0の接続操作を行う前の状態において、脱着機構68の
スライド板70は初期位置に位置している。そして、図
9、12、14に示すように、各ロック−押圧ユニット
76の押圧ブロック78は、アダプタ本体46のコネク
タ設置面48から前方へ突出して位置している。また、
各ロック−押圧ユニット76のロック板82は、そのガ
イド突起87がガイド板88の平坦面88aに接触し、
開口83の内側に傾斜した解除位置に保持されている。
それにより、ロック板82のロックピン86は、ガイド
レール47の上面より下方へ引っ込んで位置している。
【0058】また、スライド板70の初期位置におい
て、スライド板の各嵌合孔75は、アダプタ本体46の
底壁16aの後端角部に形成されたロック孔66から前
方へずれて位置している。更に、図12からよく分かる
ように、脱着機構68のイジェクトレバー90はコネク
タ設置部44側に移動した状態にあり、イジェクボタン
94は開口95内に位置して載置面42aおよびアダプ
タ本体46の前端縁と面一の状態となっている。
【0059】そして、上述した接続動作において、パー
ソナルコンピュータ10が押し込まれてその後壁16d
がアダプタ本体46のコネクタ設置面48に接近する
と、図14に示すように、後壁16dの下部が両押圧ブ
ロック78の押圧面78aにそれぞれ当接する。
【0060】この状態において、各ロック−押圧ユニッ
ト76のロック板82は解除位置にあり、ロックピン8
6もガイドレール47の上面よりも低い位置に保持され
ている。従って、パーソナルコンピュータ10は、その
底面がロックピン86に引っ掛かることなく、押圧ブロ
ック78に当接する位置まで円滑に移動することができ
る。また、後壁16dが押圧ブロック78の押圧面78
aに当接する位置までパーソナルコンピュータ10が押
し込まれると、パーソナルコンピュータの底壁の後端両
角部に形成された嵌合孔41は、対応するロック板82
のロックピン86にそれぞれ対向する。
【0061】この状態から、第1の拡張コネクタ26が
第1の中継コネクタ50に接続されるまで、パーソナル
コンピュータ10が矢印F方向に更に押し込まれると、
図15および図18に示すように、一対の押圧ブロック
78はパーソナルコンピュータ10の後壁16dに押さ
れてコネクタ設置部44内に押し込まれ、その押圧面7
8aはコネクタ設置面48とほぼ面一な状態となる。
【0062】各ロック−押圧ユニット76のロック板8
2は押圧ブロック78と共に後方へ移動する。この移動
に伴い、ロック板82のガイド突起87はガイド板88
の傾斜面88b上を摺動し、ロック板82は載置面42
aとほぼ平行なロック位置へ回動する。それにより、各
ロック板82のロックピン86は、パーソナルコンピュ
ータ10の対応する嵌合孔41内に嵌合し、パーソナル
コンピュータを接続位置にロックする。
【0063】両押圧ブロック78がパーソナルコンピュ
ータ10に押圧されて移動すると、スライド板70は、
押圧ブロック78と一体に、初期位置から押し込み位置
へ移動される。図15および図18に示すように、押し
込み位置において、スライド板70の一対の嵌合孔75
は、アダプタ本体46の底面両端角部に形成されたロッ
ク孔66とそれぞれ整列して位置する。
【0064】また、図15からよく分かるように、脱着
機構68の回動レバー92はスライド板70の移動に伴
い、枢軸91の回りで時計方向に回動し、イジェクトレ
バー90をアダプタ本体46の前端側へ摺動させる。そ
れにより、イジェクトボタン94は、アダプタ本体46
の前端縁から前方へ突出した突出位置へ移動する。
【0065】以上の動作により、パーソナルコンピュー
タ10は拡張アダプタ14に接続され、その接続位置に
ロックされる。なお、上述した接続動作の間、拡張アダ
プタ14の載置面42aに突設された一対の導通爪97
は、パーソナルコンピュータ10のガイド凸部36に形
成されたガイド溝40に沿って移動し、パーソンルコン
ピュータ内の図示しない導通部に接触する。それによ
り、拡張アダプタ14のシールド板96は、導通爪97
を介してパーソナルコンピュータ10内にグランドに導
通される。
【0066】拡張アダプタ14からパーソナルコンピュ
ータ10を取り外す場合には、突出位置にある脱着機構
68のイジェクトボタン94を押し込む。すると、イジ
ェクトレバー90がコネクタ設置部44に向かって押し
込まれ、同時、回動レバー92が図15において枢軸9
1の回りで反時計方向に回動される。それにより、スラ
イド板70が押し込み位置から初期位置へ移動される。
【0067】スライド板70の移動に伴い、一対の押圧
ブロック78はコネクタ設置面48から突出する方向へ
移動し、その際、パーソナルコンピュータ10の後壁1
6dをコネクタ設置面48から離間する方向へ押圧す
る。それにより、パーソナルコンピュータ10はアダプ
タ本体46の前方へ向かって移動され、第1の拡張コネ
クタ26が第1の中継コネクタ50から外れる。
【0068】また、押圧ブロック78の移動に伴い、各
ロック板82のガイド突起87はガイド板88の傾斜面
88bに沿って前方へ摺動し、ロック板82はロック位
置から解除位置へ回動する。それにより、ロックピン8
6がパーソナルコンピュータ10の嵌合孔41から離脱
してロックを解除する。
【0069】以上の動作により、第1の拡張コネクタ2
6と第1の中継コネクタ50との接続が解除されるとと
もに、パーソナルコンピュータ10のロックが解除さ
れ、パーソナルコンピュータが拡張アダプタ14から取
り外される。なお、第1の拡張コネクタ26と第1の中
継コネクタ50との接続解除には、比較的大きな力を必
要とするため、アダプタ本体46の前端両側縁部に突設
された指掛け部43に指を掛けた状態で、イジェクトボ
タン94を押し込むとイジェクト操作が容易となる。
【0070】次に、上述した拡張アダプタ14を介して
パーソナルコンピュータ10が接続される拡張装置12
について説明する。図1および図2に示すように、拡張
装置12は矩形箱状の装置本体100を備えている。装
置本体100の上面には、図示しないA4サイズのノー
ト型パーソナルコンピュータあるいは拡張アダプタ14
が選択的に載置される水平な載置面102と、載置面の
後端に垂直に立設されたコネクタ設置面104と、を有
している。
【0071】載置面102は、A4サイズのノート型パ
ーソナルコンピュータの底面あるいは拡張アダプタ14
の底面とほぼ等しい大きさの矩形状に形成されている。
載置面102の両側縁部には、第2のガイド手段として
機能する左右一対の帯状のガイドレール106が設けら
れ、載置面102の前端からコネクタ設置面104の近
傍まで延びている。これらのガイドレール106は、互
いに平行に、かつ、コネクタ設置面104と直交する方
向に延びているとともに、拡張アダプタ12の底面に設
けられたガイド凸部63(図11参照)の幅とほぼ等し
い間隔を置いて設置されている。拡張アダプタ14を接
続する場合、拡張アダプタは、ガイド凸部63がガイド
レール106間に位置した状態で、その底面がガイドレ
ール106上に載置され、ガイドレールに沿ってコネク
タ設置面104側へスライドされる。
【0072】コネクタ設置面104の幅方向中央部から
は、拡張アダプタ14の第2の中継コネクタ54を接続
可能な第2の拡張コネクタ108が突出して設けられて
いる。第2の拡張コネクタ108は、装置本体100内
に設けられた図示しない支持フレーム51に支持され、
コネクタ設置面104から載置面102の上方に直角に
突出している。
【0073】また、第2の拡張コネクタ108の周囲に
は、ほぼU字形状のリリース部材110が配設され、コ
ネクタ設置面104から突出している。リリース部材1
10は、第2の拡張コネクタ108の左右両側部および
下部を覆うように形成され、第2の拡張コネクタ108
を越えて前方へ突出しているとともに、コネクタ設置面
104と直交する方向に沿って進退可能に設けられてい
る。
【0074】後述するように、リリース部材110は、
拡張アダプタ14の接続時には拡張アダプタに押されて
コネクタ設置面104内に押し込まれるとともに、拡張
アダプタ14のイジェクト時には、拡張アダプタの後壁
46aを前方へ押圧する。
【0075】また、リリース部材110には、拡張アダ
プタ14の後壁46aに設けられたコネクタカバー57
を開放するための開放レバー112が突設されている。
この開放レバー112は、載置面102に載置された拡
張アダプタ14をコネクタ設置面104に向けてスライ
ドさせた際、コネクタカバー57のレバー挿入口58に
差し込まれ、コネクタカバーの第1および第2のカバー
57a、57bを閉塞位置から開放位置へ回動させる。
【0076】装置本体100の前面には、CD−ROM
ドライブあるいはフロッピディスクドライブを選択的に
装着するための挿入口114、電源スイッチ116、イ
ジェクトボタン118、拡張装置12の作動状態を示す
インジケータ120、音声出力用のスピーカ122が設
けられている。
【0077】また、装置本体100の側面には、機能拡
張カードを装填するためのカードスロット123、12
4、拡張ボードを挿入するためのボード挿入口126、
キーシーリンダ128等が設けられている。このキーシ
リンダ128は、後述するロック−イジェクト機構の動
作を規制するブロック位置、標準動作位置、非常時解除
位置に切換え可能となっている。
【0078】その他、装置本体100内には、パーソナ
ルコンピュータの機能を拡張するための種々の機器が配
設されているとともに、他の外部機器を接続するための
種々のコネクタ等が設けられている。
【0079】図1および図19に示すように、各ガイド
レール106の前端下方には、ラッチ爪130(一方の
み図示する)が突没自在に設けられている。これらのラ
ッチ爪130は、載置面102上に載置された拡張アダ
プタ14をガイドレール106に沿って第2の拡張コネ
クタ108の方向へスライドさせた際、アダプタ本体4
6の底面前端に形成された嵌合溝67に脱着自在に引っ
掛かり、拡張アダプタ14前端部を保持するものであ
る。
【0080】各ラッチ爪130は、載置面102の裏面
側に固定されたブラケット132に、枢軸134を介し
て回動自在に支持されている。そして、ラッチ爪130
は、載置面102に形成された開口136を介してガイ
ドレール106上に突出する係合位置と、載置面102
の下方に引っ込む解除位置との間を回動可能であり、枢
軸134に巻装されたねじりばね138により常時解除
位置に付勢されている。
【0081】また、各ガイドレール106の後端部に
は、検出レバー140が設けられている。これらの検出
レバー140は、載置面102上をスライドする拡張ア
ダプタ14のスライド位置を検出するものであり、各検
出レバー140とラッチ爪130とは、ガイドレール1
06の長手方向両端部にそれぞれ設けられている。
【0082】図19に示すように、各検出レバー140
は、載置面102の内面に突設された支持壁142に、
枢軸144を介して回動自在に支持されている。そし
て、各検出レバー140は、ガイドレール106の後端
に形成された開口146を介してガイドレール106の
上面から突出する第1の位置と、開口146内に押し込
まれる第2の位置との間を回動可能であり、枢軸144
に巻装されたねじりばね148により常時第1の位置に
付勢されている。
【0083】各対のラッチ爪130と検出レバー140
とは、連結ロッド150によって互いに連結され、この
連結ロッドを介して連動可能となっている。連結ロッド
150は、ガイドレール106の下方を、このガイドレ
ールの長手方向に沿って延在している。また、連結ロッ
ド150は金属の線材によって形成され、その中途部は
コイル状に巻回されて弾性変形部152を構成してい
る。そして、連結ロッド150は、この弾性変形部15
2の弾性変形により、軸方向に沿って伸縮自在となって
いる。
【0084】一方、拡張装置12は、拡張アダプタ14
およびこれに接続されたパーソナルコンピュータ10を
拡張アダプタ14の第2の中継コネクタ54が第2の拡
張コネクタ108に接続された状態にロックする第2の
ロック手段として機能するとともに、これらのコネクタ
の接続を解除するためのロック−イジェクト機構154
を備えている。
【0085】図19および図20に示すように、ロック
−イジェクト機構154は、装置本体100の後端部内
に水平に配設された板状のブラケット156を備え、ブ
ラケットの両端部には、支持壁158が垂直に立設され
ている。そして、これらの支持壁158によって支持軸
160が回動自在に支持されている。
【0086】支持軸160は装置本体100の幅方向に
沿って水平に延び、その両端にはそれぞれロックレバー
162が取り付けられている。それにより、一対のロッ
クレバー162は、支持軸160を介して一体的に回動
可能となっている。各ロックレバー162は、装置本体
100の前方に向かって延出した第1のアーム164a
と、下方に向かって延出した第2のアーム164bと、
を有し、第1のアーム164aの延出端には、上方に向
かって突出した先細のロックピン166が設けられてい
る。
【0087】ブラケット156の上面には、板状のスラ
イダ170が水平方向に沿って、特に、コネクタ設置面
104と直交する方向に沿って摺動自在に取り付けられ
ている。そして、このスライダ170上には、第2の拡
張コネクタ108の周囲に位置したリリース部材110
が取り付けられ、スライダ170と一体的に移動可能と
なっている。
【0088】また、ブラケット156の下面には、一対
のロックレバー162を回動させるとともにスライダ1
70を摺動させる駆動部172が取り付けられている。
駆動手段として機能する駆動部172は、図示しないス
テッピングモータ、カム機構、一方のロックレバー16
2の第2のアーム164bに連結された連結アーム17
4等を備えて構成されている。
【0089】上記のように構成されたロック−イジェク
ト機構154の一対のロックレバー162は、ガイドレ
ール106の後端部下方に配置されている。図1および
図19に示すように、各ガイドレール106の後端に
は、ロックレバー162のロックピン166と対向し
て、ピン導出孔180が形成されている。
【0090】そして、各ロックレバー162は、駆動部
172により、ロックピン166がピン導出孔180を
介してガイドレール106から上方に突出するロック位
置と、ロックピン166がピン導出孔180の下方に引
っ込むロック解除位置との間を回動される。
【0091】以上のように構成された拡張装置12にパ
ーソナルコンピュータ10を接続する場合、前述した操
作により、パーソナルコンピュータ10を拡張アダプタ
14に接続する。続いて、パーソナルコンピュータ10
の接続された拡張アダプタ14を拡張装置12に接続す
る。
【0092】この場合、まず、拡張装置12の電源をオ
ンして拡張装置12をスタンバイさせるとともに、図示
しないキーによりキーシリンダ128を標準位置へ回動
する。続いて、拡張アダプタ14を拡張装置12の載置
面102上に載置する。この際、拡張アダプタ14の底
面に形成されたガイド凸部63が拡張装置12のガイド
レール106間に位置し、かつ、拡張アダプタ後壁46
aに設けられた第2の中継コネクタ54が拡張装置12
の第2の拡張コネクタ108と対向した状態に、拡張ア
ダプタ14を載置する。
【0093】この状態で拡張アダプタ14を押し込み、
ガイドレール106に沿って第2の拡張コネクタ108
に向けてスライドさせる。スライド操作によって拡張ア
ダプタ14の後壁が第2の拡張コネクタ108に接近す
ると、図19に示すように、拡張アダプタ14の後端角
部が一対の検出レバー140に当接し、これらの検出レ
バー140を第2の位置に向けて回動させる。これら検
出レバー140の回動は連結ロッド150を介してラッ
チ爪130に伝達され、これらのラッチ爪130が解除
位置から係合位置に向けて回動を開始する。そして、こ
の回動により、各ラッチ爪130は、開口136を通し
て載置面102上に突出しようとする。
【0094】この時、拡張アダプタ14の底面前端に形
成された嵌合溝67は、開口136と対向する位置に達
していないため、各ラッチ爪130は拡張アダプタ14
の底面に突き当り、回動が阻止される。このように回動
が阻止された場合でも、検出レバー140は拡張アダプ
タ14に押されて第2の位置に向けて回動を続けるた
め、連結ロッド150は引っ張られ弾性変形部152が
伸張する。そのため、各検出レバー140は回動が妨げ
られることはなく、拡張アダプタ14は検出レバー14
0を越えて第2の拡張コネクタ108方向へ円滑にスラ
イドされる。
【0095】また、拡張アダプタ14の後端角部が検出
レバー140に当接するのとほぼ同時に、リリース部材
110に設けられた開放レバー112が拡張アダプタ1
4のコネクタカバー57のレバー挿入口58と合致す
る。そして、開放レバー112は、拡張アダプタ14の
スライドに伴い、レバー挿入口58内に差し込まれ、コ
ネクタカバー57の第1および第2のカバー57a、5
7bを開放位置へ回動させる。それにより、開口56を
介して拡張アダプタ14の第2の中継コネクタ54が露
出される。
【0096】拡張アダプタ14が第2の拡張コネクタ1
08に向けて更にスライドされると、拡張アダプタの後
壁46aがリリース部材110の前面に当接する。それ
により、リリース部材は、後方へ摺動しコネクタ設置面
104側へ押し込まれる。
【0097】図21に示すように、拡張アダプタ14の
第2の中継コネクタ54が第2の拡張コネクタ108の
直前に達すると、拡張アダプタ14前端の嵌合溝67が
それぞれ拡張装置12の開口136と対向する。そのた
め、拡張アダプタ14の底面に突き当たっていたラッチ
爪130は開口136を通して嵌合溝67内に入り込
む。
【0098】拡張アダプタ14が更にスライドされる
と、第2の中継コネクタ54が拡張装置の第2の拡張コ
ネクタ108に接続される。これと同時に、各ラッチ爪
130が拡張アダプタ14の嵌合溝67の縁部に引っ掛
かり、拡張アダプタの先端部が載置面102上に位置決
め保持される。更に、拡張アダプタ14の底面後端角部
に形成されたロック孔66が、それぞれ対応するピン導
出孔180と整列して対向する。
【0099】上記のようにして第2の中継コネクタ54
が第2の拡張コネクタ108に嵌合することにより、パ
ーソナルコンピュータ10の第1の拡張コネクタ26
は、第1および第2の中継コネクタ50、54を介して
第2の拡張コネクタ108に接続される。それにより、
パーソナルコンピュータ10と拡張装置12とが電気的
に接続される。
【0100】このような接続後、拡張装置12とパーソ
ナルコンピュータ10との間で信号のやり取りが行わ
れ、パーソナルコンピュータ10と拡張装置12との接
続完了が確認されると、パーソナルコンピュータ10の
ロック動作が開始される。
【0101】すなわち、拡張装置12の図示しない制御
部は、パーソナルコンピュータ10をロックするための
指令を駆動部172に出力する。この指令に応じて、駆
動部172は連結アーム174を介して一対のロックレ
バー162をロック解除位置からロック位置へ回動させ
る。それにより、図18および図21に示すように、各
ロックレバー162のロックピン166がピン導出孔1
80を通してガイドレール106から突出し、拡張アダ
プタ14のロック孔66、更には、このロック孔と整列
状態にあるスライド板70の嵌合孔75内に嵌合する。
【0102】それにより、拡張アダプタ14の後端部は
一対のロックピン166によって移動が規制されととも
に、拡張アダプタの先端部もラッチ爪130によって移
動が規制される。従って、拡張アダプタ14は、第2の
中継コネクタ54と第2の拡張コネクタ108とが嵌合
した状態にロックされる。
【0103】同時に、拡張アダプタ14のスライド板7
0はロックピン166によって移動が規制され、押し込
み位置にロックされる。これに伴い、各ロック−押圧ユ
ニット76のロック板82もロックピン86がパーソナ
ルコンピュータ10の嵌合孔41に嵌合したロック位置
にロックされる。従って、誤ってイジェクトボタン94
を押した場合でも第1の拡張コネクタ26と第1の中継
コネクタ50との嵌合が解除されることがなく、パーソ
ナルコンピュータ10は、第1および第2の中継コネク
タ50、54を介して拡張装置12に接続された状態に
ロックされる。
【0104】上述した接続操作が完了した後、パーソナ
ルコンピュータ10の電源をオンし、アプリケーション
の立ち上げ動作を行うことにより、一連の接続作業が終
了する。また、接続操作終了後、図示しないキーにより
キーシリンダ128をブロック位置へ切換えることによ
り、ロック−イジェクト機構154の動作をロックし、
パーソナルコンピュータ10および拡張アダプタ14の
不用意な脱着およびパーソナルコンピュータの盗難等を
防止することができる。
【0105】一方、パーソナルコンピュータ10および
拡張アダプタ14を拡張装置12から取り外す場合に
は、パーソナルコンピュータ10のキーボード18を操
作して拡張装置12の制御部にイジェクト指令を入力す
るか、あるいは、拡張装置12のイジェクトスイッチ1
18を押圧する。また、キーシリンダ128がブロック
位置にある場合には、キーによりキーシリンダを通常動
作位置に切換えてロック−イジェクト機構154のロッ
クを解除する。
【0106】すると、拡張装置12の制御部とパーソナ
ルコンピュータ10との間で信号のやりとりが行われ、
動作中のアプリケーションがある場合には、このアプリ
ケーションを終了させる処理が行われる。
【0107】続いて、パーソナルコンピュータ10の電
源スイッチをオフすると、拡張アダプタ14のイジェク
ト動作が開始される。すなわち、拡張装置12の制御部
は、駆動部172に拡張アダプタ14をイジェクトする
ための指令を出力する。すると、駆動部172は、ロッ
クレバー162をロック位置からロック解除位置へ回動
させる。それにより、各ロックレバー162のロックピ
ン166はピン導出口180を介してガイドレール10
6の下方に引っ込み、拡張アダプタ14のロック孔66
およびスライド板70の嵌合孔75から引き抜かれる。
従って、ロックピン166による拡張アダプタ14後端
部およびスライド板70のロックが解除される。
【0108】また、ロックレバー162がロック解除位
置に回動されると、制御部は、スライダ170を前方へ
摺動させる。すると、スライダ170上に固定されたリ
リース部材110は、装置本体100のコネクタ設置面
104から突出する方向に移動し、拡張アダプタ14の
後壁46aを前方へ向かって強制的に押圧する。それに
より、拡張アダプタ14の第2の中継コネクタ54と拡
張装置12の第2の拡張コネクタ108との接続が解除
される。
【0109】これらのコネクタの接続が解除された後、
リリース部材110によって拡張アダプタ14が更にコ
ネクタ設置面104から離間する方向へ移動されると、
拡張アダプタの後端部が検出レバー140から離間す
る。そのため、検出レバp140は押圧が解除され、ね
じりばね148により第1の位置に向けて自動的に回動
される。
【0110】これに応じて、ラッチ130もねじりばね
138により係合位置から解除位置に向かって回動さ
れ、拡張アダプタ14の嵌合溝67から引き抜かれる。
これにより、ラッチ130による拡張アダプタ前端部の
ロックが解除され、拡張アダプタ14を載置面102か
ら取り出すことが可能となる。
【0111】以上のように構成された電子処理システム
によれば、拡張アダプタ14を用いることにより、A4
サイズのパーソナルコンピュータに用いられる拡張装置
12に対して、B5サイズのノート型パーソナルコンピ
ュータ10を接続して使用することが可能となる。
【0112】また、本電子処理システムによれば、パー
ソナルコンピュータ10を拡張アダプタ14に接続する
前の状態において、脱着機構68の各ロック板82はロ
ック解除位置にあり、載置面42aの下方に位置してい
る。そのため、パーソナルコンピュータ10を拡張アダ
プタ14に接続する際、これらのロック板82がパーソ
ナルコンピュータの接続作業を妨げることがなく、パー
ソナルコンピュータをガイドレール47に併せて拡張ア
ダプタ14の第1の中継コネクタ側へスライドさせるだ
けの簡単な動作により、パーソナルコンピュータの第1
の拡張コネクタ26を容易に第1の中継コネクタに接続
することができる。
【0113】そして、パーソナルコンピュータ10の接
続動作に連動して、各ロック板82がロック解除位置か
らロック位置に移動し、接続後のパーソナルコンピュー
タを接続状態にロックすることができる。従って、接続
が容易であるにも拘らず、パーソナルコンピュータの接
続状態を確実に維持することが可能となる。
【0114】また、上記構成の電子処理システムによれ
ば、パーソナルコンピュータ10を拡張アダプタ14に
接続することにより、拡張アダプタ本体のロック孔66
と脱着機構68のスライド板70に形成された嵌合孔7
5とが整列し、更に、この拡張アダプタを拡張装置12
に接続することにより、整列したロック孔および嵌合孔
に拡張装置のロックレバー162が嵌合する。
【0115】それにより、拡張アダプタ14を拡張装置
12にロックすることができると同時に、拡張アダプタ
の脱着機構68の作動をロックし、パーソナルコンピュ
ータを接続状態にロックすることができる。従って、拡
張アダプタ14およびパーソナルコンピュータ10を拡
張装置と接続した状態に確実に保持することができ、パ
ーソナルコンピュータの不用意な取り外し、盗難等を防
止することが可能となる。
【0116】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、パーソナルコンピュータを小型電子機
器、拡張アダプタを被接続装置として本発明を適用した
実施の形態について説明したが、これに限らず、拡張ア
ダプタを小型電子機器、拡張装置を被接続装置として本
発明を適用してもよく、あるいは、拡張アダプタを用い
ない場合には、パーソナルコンピュータを小型電子機
器、拡張装置を被接続装置として本発明を適用すること
も可能である。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、小型電子機器を被接続装置に接続する際、小型電子
機器をスライドさせるだめの簡単な動作により接続可能
とするとともに、この接続動作に連動してロック手段を
作動させる構成としたことから、小型電子機器と被接続
装置とを容易にかつ確実に接続可能な電子処理システム
を提供することができる。
【0118】また、この発明によれば、小型電子機器の
接続された拡張アダプタが拡張装置に接続された際、拡
張装置のロック手段によって拡張アダプタおよび小型電
子機器を接続状態にロックする構成としたことから、接
続を容易にかつ確実に行うことが可能な電子処理システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る電子処理シテム全
体を示す分解斜視図。
【図2】上記電子処理システムの拡張装置に、拡張アダ
プタおよびパーソナルコンピュータを接続した状態を示
す斜視図。
【図3】液晶表示ユニットを開放した状態における上記
パーソナルコンピュータの斜視図。
【図4】液晶表示ユニットを閉じた状態における上記パ
ーソナルコンピュータの後部を示す斜視図。
【図5】上記パーソナルコンピュータの裏面側を示す斜
視図。
【図6】コネクタカバーが開放した状態における上記パ
ーソナルコンピュータの後部を示す斜視図。
【図7】図4の線A−Aに沿った断面図。
【図8】図6の線B−Bに沿った断面図。
【図9】上記拡張アダプタの斜視図。
【図10】図9の線D−Dに沿った断面とともにパーソ
ナルコンピュータの一部を示す断面図。
【図11】上記拡張アダプタの裏面側を示す斜視図。
【図12】スライド板が初期位置にある状態を示す上記
拡張アダプタの平面図。
【図13】上記拡張アダプタのロック−押圧ユニット部
分を拡大して示す分解斜視図。
【図14】上記パーソナルコンピュータの後部が上記ロ
ック−押圧ユニットに当接した状態における拡張アダプ
タおよびパーソナルコンピュータの一部を示す断面図。
【図15】スライド板が押し込み位置に移動した状態を
示す上記拡張アダプタの平面図。
【図16】上記パーソナルコンピュータのコネクタカバ
ーが開放した状態を示す図10に対応の断面図。
【図17】上記パーソナルコンピュータの第1の拡張コ
ネクタが拡張アダプタの第1の中継コネクタに接続され
た状態を示す図10に対応の断面図。
【図18】上記パーソナルコンピュータの第1の拡張コ
ネクタが拡張アダプタの第1の中継コネクタに接続され
た状態における、上記パーソナルコンピュータの後部お
よび上記ロック−押圧ユニットを示す断面図。
【図19】パーソナルコンピュータの搭載された拡張ア
ダプタが上記拡張装置に接続される直前の状態を一部破
断して示す上記電子処理システムの側面図。
【図20】上記拡張装置のロック−イジェクト機構を示
す図。
【図21】パーソナルコンピュータの搭載された拡張ア
ダプタが上記拡張装置に接続された状態を一部破断して
示す上記電子処理システムの側面図。
【符号の説明】
10…パーソナルコンピュータ 12…拡張装置 14…拡張アダプタ 16…機器本体 16a…底壁 16d…後壁 26…第1の拡張コネクタ(第1のコネクタ) 41…嵌合孔 42…アダプタ本体 42a、102…載置面 44…コネクタ設置部 47、106…ガイドレール 48、104…コネクタ設置面 50…第1の中継コネクタ(第2のコネクタ) 54…第2の中継コネクタ 60…押圧突部 62…カバー収納凹所 66…ロック孔 68…脱着機構 70…スライド板 75…嵌合孔 76…ロック−押圧ユニット 78…押圧ブロック 82…ロック板 86…ロックピン 88…ガイド板 90…イジェクト板 108…第2の拡張コネクタ 162…ロックレバー 166…ロックピン 172…駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宜保 守哉 千葉県千葉市美浜区真砂5丁目20番7号 ソード株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−80886(JP,A) 特開 平4−275612(JP,A) 特開 平9−265336(JP,A) 特開 平4−195507(JP,A) 実開 平3−127933(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 - 1/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型電子機器と、上記小型電子機器が接続
    される被接続装置と、を備えた電子処理システムにおい
    て、 上記小型電子機器は、位置決め部が設けられた底壁と、
    この底壁に連続しているとともに第1のコネクタが設け
    られた後壁と、を有する機器本体を備え、 上記被接続装置は、 上記小型電子機器の機器本体の少なくとも後部が脱着自
    在に載置される載置面と、上記載置面の端部に立設され上記小型電子機器の後壁と
    対向するコネクタ設置面と、 上記コネクタ設置面に設けられ、 上記載置面に載置され
    た上記小型電子機器の上記第1のコネクタが接続される
    第2のコネクタと、 上記載置面に設けられ、この載置面とほぼ平行な上記第
    1のコネクタと第2のコネクタとの脱着方向に沿った上
    記小型電子機器の移動をガイドするガイド手段と、上記脱着方向に沿って移動自在に設けられた支持手段
    と、 上記載置面から突出するロック位置と上記載置面の下方
    に位置するロック解除位置との間を移動自在に上記支持
    手段に支持されているといともに上記支持手段と共に上
    記脱着方向に沿って移動自在に設けられたロック部材
    と、上記支持手段に取り付けられ、上記コネクタ設置面
    から突出して上記小型電子機器の後壁に当接可能な突出
    位置と上記小型電子機器の後壁に押されて上記コネクタ
    設置面とほぼ同一平面に位置する押し込み位置との間を
    上記脱着方向に沿って上記支持手段と一体的に移動自在
    に設けられた押圧部材と、上記ロック部材に対向して配
    設され、上記押圧部材の上記突出位置から押し込み位置
    への移動に連動して上記支持手段およびロック部材が上
    記脱着方向に沿って移動した際、上記ロック部材を上記
    ロック解除位置からロック位置へ移動させるガイド部材
    と、を有し、上記載置面上に載置された上記小型電子機
    が上記脱着方向に沿って移動され上記第1のコネクタ
    が上記第2のコネクタに接続された際、上記ロック部材
    を上記ロック解 除位置からロック位置に移動させて上記
    位置決め部と係合させ上記小型電子機器をロックするロ
    ック手段と、 を備えていることを特徴とする電子処理システム。
  2. 【請求項2】上記被接続装置は、上記脱着方向に沿って
    移動自在に設けられているとともに上記支持手段を有す
    るスライド部材を備え、上記スライド部材を介して上記
    押圧部材を上記押し込み位置から突出位置へ移動させて
    上記小型電子機器の後壁を押圧し、上記第1のコネクタ
    と第2のコネクタとの接続を解除するとともに上記ロッ
    ク部材とロック位置からロック解除位置へ移動させる
    着機構を備えていることを特徴とする請求項に記載の
    電子処理システム。
  3. 【請求項3】上記ガイド手段は、上記載置面に配設され
    上記脱着方向に沿って上記載置面近傍まで延出した一対
    のガイドレールと、上記機器本体底壁に形成されて、
    上記ガイドレール間にガイドされるガイド凸部と、を備
    え、 上記ロック部材は、上記各ガイドレールと上記コネクタ
    設置面との間に設けられていることを特徴とする請求項
    1叉は2に記載の電子処理システム。
  4. 【請求項4】小型電子機器と、上記小型電子機器が接続
    される拡張アダプタと、上記拡張アダプタが接続される
    拡張装置と、を備えた電子処理システムにおいて、 上記小型電子機器は、位置決め部が設けられた底壁と、
    底壁に連続しているとともに第1の拡張コネクタが設け
    られた後壁と、を有する機器本体を備え、 上記拡張アダプタは、 上記小型電子機器の機器本体の少なくとも後部が脱着自
    在に載置される載置面と、上記小型電子機器の上記第1
    の拡張コネクタが接続される第1の中継コネクタが設け
    られたコネクタ設置面と、上記第1の中継コネクタに接
    続された第2の中継コネクタが設けられた後壁と、を有
    する本体と、 上記載置面に設けられ、この載置面とほぼ平行な上記第
    1の拡張コネクタと第1の中継コネクタとの脱着方向に
    沿った上記小型電子機器の移動をガイドする第1のガイ
    ド手段と、上記脱着方向に沿って初期位置と押し込み位置との間を
    移動可能に上記本体に設けられたスライド部材と、上記
    スライド部材に取り付けられ、上記小型電子機器が上記
    脱着方向に沿って移動して第1の拡張コネクタが上記第
    1の拡張コネクタに接続された際、上記機器本体に押圧
    されて上記スライド部材を押し込み位置へ移動させる押
    圧部材と、上記載置面から突出し上記機器本体の位置決
    め部と係合可能なロック位置と上記載置面の下方に位置
    するロック解除位置との間を移動自在に上記スライド部
    材に取り付けられているとともに上記スライド部材と共
    に上記脱着方向に移動自在なロック部材と、上記ロック
    部材に対向して上記本体に設けられ、上記スライド部材
    の初期位置から押し込み位置への移動に応じて上記ロッ
    ク部材をロック解除位置からロック位置へ移動させるガ
    イド部材と、を有し、上記小型電子機器の第1の拡張コ
    ネクタが上記第1の中継コネクタに接続された際、上記
    ロック部材を上記機器本体の位置決め部と係合させて
    記小型電子機器をロックする第1のロック手段と、を備
    え、 上記拡張装置は、 上記拡張アダプタの本体が脱着自在に載置される載置面
    と、 上記載置面に隣接して設けられ、載置面に載置された上
    記拡張アダプタの第2の中継コネクタが接続される第2
    の拡張コネクタと、 上記載置面に設けられ、上記第2の中継コネクタと第2
    の拡張コネクタとの脱着方向に沿った上記拡張アダプタ
    の移動をガイドする第2のガイド手段と、 上記第2の中継コネクタが上記第2の拡張コネクタに接
    続された際、上記拡張アダプタの本体および第1のロッ
    ク手段と係合して上記拡張アダプタおよび小型電子機器
    をロックする第2のロック手段と、 を備えていることを特徴とする電子処理システム。
  5. 【請求項5】上記拡張アダプタの本体は第1の係合部を
    有する底壁を備え、 上記スライド部材は、上記底壁上を摺動自在に設けられ
    ているとともに、上記押し込み位置において上記係合部
    と整列して位置する第2の係合部を有し、 上記第2のロック手段は、上記拡張装置の載置面から突
    出するロック位置と上記載置面の下方に位置するロック
    解除位置との間を移動可能に設けられたロック部材と、
    上記拡張アダプタの上記第2の中継コネクタが上記第2
    の拡張コネクタに接続された際、上記ロック部材を上記
    ロック位置に移動させて上記第1および第2の係合部に
    係合させる駆動手段と、を備えていることを特徴とする
    請求項に記載の電子処理システム。
  6. 【請求項6】上記拡張アダプタは、上記スライド部材
    と、このスライド部材に連結され、スライド部材を上記
    押し込み位置から初期位置で移動させて上記押圧部材に
    より上記小型電子機器の後壁を押圧し、上記第1の拡張
    コネクタと第1の中継コネクタとの接続を解除するイジ
    ェクト部材と、を有する脱着機構を備えていることを特
    徴とする請求項4叉は5に記載の電子処理システム。
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