JPH11149753A - 情報記憶装置 - Google Patents
情報記憶装置Info
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- JPH11149753A JPH11149753A JP31540197A JP31540197A JPH11149753A JP H11149753 A JPH11149753 A JP H11149753A JP 31540197 A JP31540197 A JP 31540197A JP 31540197 A JP31540197 A JP 31540197A JP H11149753 A JPH11149753 A JP H11149753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information storage
- connector
- operation lever
- tray
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】情報記憶ドライブの脱着操作を容易にかつ円滑
に行うことが可能な情報記憶装置を提供することにあ
る。 【解決手段】矩形枠状のハウジング10に対して、複数
のHDDユニット12が脱着自在に装着されている。H
DDユニットは脱着機構40を備え、この脱着機構は、
回動自在な操作レバー52と、操作レバーの回動操作に
連動する第1および第2押圧爪54、56を有してい
る。HDDユニットの脱着時、操作レバーを回動する
と、第1および第2押圧爪がハウジングと係合してHD
Dユニット全体を押圧して移動させ、HDDの第2コネ
クタ44とハウジングの第1コネクタとの接続および接
続解除を行う。HDDユニットの取出し時、操作レバー
の回動操作に連動して脱着機構の切換え部材60が移動
し、ハウジング側に設けられた脱着検知用のマイクロス
イッチを切換える。
に行うことが可能な情報記憶装置を提供することにあ
る。 【解決手段】矩形枠状のハウジング10に対して、複数
のHDDユニット12が脱着自在に装着されている。H
DDユニットは脱着機構40を備え、この脱着機構は、
回動自在な操作レバー52と、操作レバーの回動操作に
連動する第1および第2押圧爪54、56を有してい
る。HDDユニットの脱着時、操作レバーを回動する
と、第1および第2押圧爪がハウジングと係合してHD
Dユニット全体を押圧して移動させ、HDDの第2コネ
クタ44とハウジングの第1コネクタとの接続および接
続解除を行う。HDDユニットの取出し時、操作レバー
の回動操作に連動して脱着機構の切換え部材60が移動
し、ハウジング側に設けられた脱着検知用のマイクロス
イッチを切換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファイルサー
バ、PCサーバ等のコンピュータに用いられる情報記憶
装置に関し、特に、脱着自在な複数の情報記憶ドライブ
を備えた情報記憶装置に関する。
バ、PCサーバ等のコンピュータに用いられる情報記憶
装置に関し、特に、脱着自在な複数の情報記憶ドライブ
を備えた情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フィルサーバ、PCサーバ等の
比較的大型なコンピュータは大容量のメモリを必要とす
る。そこで、この種のコンピュータは、例えば、ハード
ディスクドライブ、光ディスクドライブ等の情報記憶ド
ライブを複数台設けた情報記憶装置を備えている。通
常、操作の利便性、柔軟性を考慮して、各情報記憶ドラ
イブは他の情報記憶ドライブの動作中においても、取出
しおよび再装着可能に設けられている。
比較的大型なコンピュータは大容量のメモリを必要とす
る。そこで、この種のコンピュータは、例えば、ハード
ディスクドライブ、光ディスクドライブ等の情報記憶ド
ライブを複数台設けた情報記憶装置を備えている。通
常、操作の利便性、柔軟性を考慮して、各情報記憶ドラ
イブは他の情報記憶ドライブの動作中においても、取出
しおよび再装着可能に設けられている。
【0003】情報記憶装置は前面の開口した矩形枠状の
ハウジングを備え、ハウジングの対向する2つの側壁、
例えば、底壁および上壁の内面には、それぞれ複数のガ
イド部が設けられている。各ガイド部は、前面開口側か
らハウジングの後壁まで延びている。また、ハウジング
の後壁には、情報記憶ドライブが接続されるコネクタが
設けられている。
ハウジングを備え、ハウジングの対向する2つの側壁、
例えば、底壁および上壁の内面には、それぞれ複数のガ
イド部が設けられている。各ガイド部は、前面開口側か
らハウジングの後壁まで延びている。また、ハウジング
の後壁には、情報記憶ドライブが接続されるコネクタが
設けられている。
【0004】情報記憶ドライブ、例えば、ハードディス
クドライブをハウジング内に装着する場合、ハードディ
スクドライブは垂直に立てた状態でハウジングの前面開
口から挿入され、上下両側縁部をガイド部に合わせた状
態でハウジング後壁に向かって押込まれる。そして、ハ
ードディスクドライブ側のコネクタが対応するハウジン
グ側のコネクタに接続するまで、ハードディスクドライ
ブを押込むことにより装着が完了する。これにより、ハ
ウジング内に複数台のハードディスクドライブを並べて
収容することができる。
クドライブをハウジング内に装着する場合、ハードディ
スクドライブは垂直に立てた状態でハウジングの前面開
口から挿入され、上下両側縁部をガイド部に合わせた状
態でハウジング後壁に向かって押込まれる。そして、ハ
ードディスクドライブ側のコネクタが対応するハウジン
グ側のコネクタに接続するまで、ハードディスクドライ
ブを押込むことにより装着が完了する。これにより、ハ
ウジング内に複数台のハードディスクドライブを並べて
収容することができる。
【0005】また、各ハードディスクドライブをハウジ
ング内に確実に保持するため、同時に、ハードディスク
ドライブの振動がハウジングに伝わって共振することを
防止するため、各ハードディスクドライブは、装着状態
でハウジングにねじ止め固定される。
ング内に確実に保持するため、同時に、ハードディスク
ドライブの振動がハウジングに伝わって共振することを
防止するため、各ハードディスクドライブは、装着状態
でハウジングにねじ止め固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の情報記憶装
置において、ハードディスクドライブ側のコネクタとハ
ウジング側のコネクタとの接続および接続解除には、比
較的大きな力を必要とする。そのため、コネクタの脱着
時、ハードディスクドライブに大きな負荷が作用し、ハ
ードディスクドライブが損傷する恐れがある。一般に、
ハードディスクドライブは、その筐体の外面に露出して
設けられたプリント回路基板を備えていることが多く、
ハードディスクドライブを直接手で掴んで脱着操作を行
う場合、プリント回路基板上の接続端子、半田の突起等
に手が触れて怪我をする恐れもある。
置において、ハードディスクドライブ側のコネクタとハ
ウジング側のコネクタとの接続および接続解除には、比
較的大きな力を必要とする。そのため、コネクタの脱着
時、ハードディスクドライブに大きな負荷が作用し、ハ
ードディスクドライブが損傷する恐れがある。一般に、
ハードディスクドライブは、その筐体の外面に露出して
設けられたプリント回路基板を備えていることが多く、
ハードディスクドライブを直接手で掴んで脱着操作を行
う場合、プリント回路基板上の接続端子、半田の突起等
に手が触れて怪我をする恐れもある。
【0007】また、コネクタ同志の接続を解除する場
合、各コネクタに均一な力を作用させながら接続解除す
ることが望ましく、コネクタに偏った力が作用した状態
で接続解除を行った場合には、コネクタが損傷する恐れ
もある。
合、各コネクタに均一な力を作用させながら接続解除す
ることが望ましく、コネクタに偏った力が作用した状態
で接続解除を行った場合には、コネクタが損傷する恐れ
もある。
【0008】更に、上記情報記憶装置のように、ハード
ディスクドライブを装着後、ハウジングにねじ止めする
構成とした場合、脱着作業が面倒となるとともに、作業
に時間が掛かるという問題が生じる。
ディスクドライブを装着後、ハウジングにねじ止めする
構成とした場合、脱着作業が面倒となるとともに、作業
に時間が掛かるという問題が生じる。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、情報記憶ドライブの脱着操作を容易に
かつ円滑に行うことができる情報記憶装置を提供するこ
とにある。
で、その目的は、情報記憶ドライブの脱着操作を容易に
かつ円滑に行うことができる情報記憶装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る情報記憶装置は、装着口を有するほ
ぼ矩形枠状のハウジングと、上記装着口を通して上記ハ
ウジング内に脱着自在に装着された複数の情報記憶ユニ
ットと、を備え、上記ハウジングは、上記装着口と対向
した後壁と、上記装着口および後壁を間に挟んで対向し
た第1および第2支持壁と、上記第1支持壁にそれぞれ
互いに平行に設けられ上記装着口近傍から上記後壁近傍
まで延びた細長い複数の第1ガイド部と、上記第2支持
壁にそれぞれ互いに平行に設けられ上記装着口近傍から
上記後壁近傍まで延びているとともに上記第1ガイド部
と対向した細長い複数の第2ガイド部と、上記第1支持
壁に設けられ各第1ガイド部と上記装着口との間に位置
した第1当接部と、上記第2支持壁に設けられ各第2ガ
イド部と上記装着口との間に位置した第2当接部と、そ
れぞれ上記第1および第2ガイド部に対応して上記後壁
に設けられた複数の第1コネクタと、を備えている。
め、この発明に係る情報記憶装置は、装着口を有するほ
ぼ矩形枠状のハウジングと、上記装着口を通して上記ハ
ウジング内に脱着自在に装着された複数の情報記憶ユニ
ットと、を備え、上記ハウジングは、上記装着口と対向
した後壁と、上記装着口および後壁を間に挟んで対向し
た第1および第2支持壁と、上記第1支持壁にそれぞれ
互いに平行に設けられ上記装着口近傍から上記後壁近傍
まで延びた細長い複数の第1ガイド部と、上記第2支持
壁にそれぞれ互いに平行に設けられ上記装着口近傍から
上記後壁近傍まで延びているとともに上記第1ガイド部
と対向した細長い複数の第2ガイド部と、上記第1支持
壁に設けられ各第1ガイド部と上記装着口との間に位置
した第1当接部と、上記第2支持壁に設けられ各第2ガ
イド部と上記装着口との間に位置した第2当接部と、そ
れぞれ上記第1および第2ガイド部に対応して上記後壁
に設けられた複数の第1コネクタと、を備えている。
【0011】上記各情報記憶ユニットは、上記第1コネ
クタに接続可能な第2コネクタが設けられた第1端部お
よび第1端部と対向した第2端部を有する情報記憶ドラ
イブと、上記情報記憶ドライブを支持しているとともに
上記第1および第2ガイド部とそれぞれ摺動自在に係合
する一対の対向した側縁部を有し、上記情報記憶ドライ
ブの第2コネクタが上記ハウジングの対応する第1コネ
クタに接続される作動位置まで上記第1および第2ガイ
ド部に沿って移動可能なトレイと、上記情報記憶ドライ
ブの第2端部に隣接して上記トレイに設けられ、上記第
1および第2コネクタ間の接続および接続解除を行う脱
着機構と、を備え、上記脱着機構は、上記トレイに取り
付けられた支持部材と、接続位置と接続解除位置との間
を枢軸の回りで回動自在に上記支持部材に取り付けられ
た操作レバーと、上記支持部材に回動自在に設けられ、
上記トレイが上記作動位置近傍に位置した状態で上記第
1および第2当接部にそれぞれ当接可能な第1および第
2押圧部材と、上記操作レバーの回動動作に連動して上
記第1および第2押圧部材が同期して回動するように、
上記操作レバーと第1および第2押圧部材とを接続し、
上記操作レバーが上記接続解除位置から接続位置へ回動
する間、これに連動して上記第1および第2押圧部材を
それぞれ第1方向に回動させて上記第1および第2当接
部に押し付け、上記第2コネクタが第1コネクタと接続
する方向へ上記トレイを移動させるとともに、上記操作
レバーが上記接続位置から接続解除位置へ回動する間、
これに連動して上記第1および第2押圧部材をそれぞれ
上記第1方向と反対の第2方向へ回動させて上記第1お
よび第2当接部に押し付け、上記第2コネクタが第1コ
ネクタから離間する方向へ上記トレイを移動させる連動
手段と、を備えていることを特徴としている。
クタに接続可能な第2コネクタが設けられた第1端部お
よび第1端部と対向した第2端部を有する情報記憶ドラ
イブと、上記情報記憶ドライブを支持しているとともに
上記第1および第2ガイド部とそれぞれ摺動自在に係合
する一対の対向した側縁部を有し、上記情報記憶ドライ
ブの第2コネクタが上記ハウジングの対応する第1コネ
クタに接続される作動位置まで上記第1および第2ガイ
ド部に沿って移動可能なトレイと、上記情報記憶ドライ
ブの第2端部に隣接して上記トレイに設けられ、上記第
1および第2コネクタ間の接続および接続解除を行う脱
着機構と、を備え、上記脱着機構は、上記トレイに取り
付けられた支持部材と、接続位置と接続解除位置との間
を枢軸の回りで回動自在に上記支持部材に取り付けられ
た操作レバーと、上記支持部材に回動自在に設けられ、
上記トレイが上記作動位置近傍に位置した状態で上記第
1および第2当接部にそれぞれ当接可能な第1および第
2押圧部材と、上記操作レバーの回動動作に連動して上
記第1および第2押圧部材が同期して回動するように、
上記操作レバーと第1および第2押圧部材とを接続し、
上記操作レバーが上記接続解除位置から接続位置へ回動
する間、これに連動して上記第1および第2押圧部材を
それぞれ第1方向に回動させて上記第1および第2当接
部に押し付け、上記第2コネクタが第1コネクタと接続
する方向へ上記トレイを移動させるとともに、上記操作
レバーが上記接続位置から接続解除位置へ回動する間、
これに連動して上記第1および第2押圧部材をそれぞれ
上記第1方向と反対の第2方向へ回動させて上記第1お
よび第2当接部に押し付け、上記第2コネクタが第1コ
ネクタから離間する方向へ上記トレイを移動させる連動
手段と、を備えていることを特徴としている。
【0012】上記構成の情報記憶装置によれば、情報記
憶ユニットの装着および取出し時、操作レバーを回動す
ることにより第1および第2押圧部材が連動して回動し
ハウジングの第1および第2当接部にそれぞれ係合す
る。従って、情報記憶ユニットは、装着時、一対の押圧
部材によりハウジングの後壁に向かって押圧されて作動
位置まで移動し、第1コネクタに接続される。また、取
外し時、情報記憶ユニットは、一対の押圧部材によりハ
ウジングの装着口に向かって押圧され、第1コネクタと
の接続が解除される。
憶ユニットの装着および取出し時、操作レバーを回動す
ることにより第1および第2押圧部材が連動して回動し
ハウジングの第1および第2当接部にそれぞれ係合す
る。従って、情報記憶ユニットは、装着時、一対の押圧
部材によりハウジングの後壁に向かって押圧されて作動
位置まで移動し、第1コネクタに接続される。また、取
外し時、情報記憶ユニットは、一対の押圧部材によりハ
ウジングの装着口に向かって押圧され、第1コネクタと
の接続が解除される。
【0013】このように、操作レバーの回動操作のみに
よって情報記憶ユニットの脱着を容易にかつ円滑に行
え、また、情報記憶ドライブを直接把持する必要もない
ことから、操作性の向上を図ることができる。更に、脱
着操作時、一対の押圧部材によって第1および第2当接
部を押圧するとこにより、ハウジングの第1コネクタお
よび情報記憶ユニットの第2コネクタに対して、均一な
嵌合力および抜去力を作用させることができ、コネクタ
間の確実な脱着が可能となるとともに、各コネクタの損
傷を確実に防止することができる。
よって情報記憶ユニットの脱着を容易にかつ円滑に行
え、また、情報記憶ドライブを直接把持する必要もない
ことから、操作性の向上を図ることができる。更に、脱
着操作時、一対の押圧部材によって第1および第2当接
部を押圧するとこにより、ハウジングの第1コネクタお
よび情報記憶ユニットの第2コネクタに対して、均一な
嵌合力および抜去力を作用させることができ、コネクタ
間の確実な脱着が可能となるとともに、各コネクタの損
傷を確実に防止することができる。
【0014】この発明の情報記憶装置によれば、上記第
1押圧部材は上記操作レバーに設けられ上記枢軸から所
定距離離間しているとともに、上記操作レバーは、上記
枢軸を挟んで上記第1押圧部材の反対側に位置している
とともに上記所定距離よりも大きな距離だけ上記枢軸か
ら離間した操作端部を有したことを特徴としている。
1押圧部材は上記操作レバーに設けられ上記枢軸から所
定距離離間しているとともに、上記操作レバーは、上記
枢軸を挟んで上記第1押圧部材の反対側に位置している
とともに上記所定距離よりも大きな距離だけ上記枢軸か
ら離間した操作端部を有したことを特徴としている。
【0015】この発明に係る情報記憶装置によれば、上
記連動手段は、上記操作レバーに回動自在に連結された
一端と上記第2押圧部材に回動自在に連結された他端と
を有する連結ロッドを備え、上記連結ロッドの一端は、
上記枢軸と操作端部との間で上記操作レバーに連結され
ていることを特徴としている。
記連動手段は、上記操作レバーに回動自在に連結された
一端と上記第2押圧部材に回動自在に連結された他端と
を有する連結ロッドを備え、上記連結ロッドの一端は、
上記枢軸と操作端部との間で上記操作レバーに連結され
ていることを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、操作レバーの操作端部
に操作力を加えると、この操作力は、連動手段および第
1、第2押圧部材により増幅されて第1および第2当接
部に加えられる。そのため、小さな操作力にて効率良く
情報記憶ユニットの脱着を行うことが可能となる。
に操作力を加えると、この操作力は、連動手段および第
1、第2押圧部材により増幅されて第1および第2当接
部に加えられる。そのため、小さな操作力にて効率良く
情報記憶ユニットの脱着を行うことが可能となる。
【0017】この発明に係る情報記憶装置によれば、上
記操作レバーは、上記操作レバーが上記接続解除位置に
回動した状態で、上記装着口から上記第2コネクタが上
記第1コネクタと隣接対向する接続待機位置まで上記情
報記憶ユニットを挿入した際、上記第1および第2支持
壁のいずれか一方の上記装着口側端縁に当接して上記情
報記憶ユニットの挿入を規制するストッパを有している
ことを特徴としている。
記操作レバーは、上記操作レバーが上記接続解除位置に
回動した状態で、上記装着口から上記第2コネクタが上
記第1コネクタと隣接対向する接続待機位置まで上記情
報記憶ユニットを挿入した際、上記第1および第2支持
壁のいずれか一方の上記装着口側端縁に当接して上記情
報記憶ユニットの挿入を規制するストッパを有している
ことを特徴としている。
【0018】上記構成によれば、情報記憶ユニットをハ
ウジング内の作動位置に装着する際、第1および第2ガ
イド部に沿って接続待機位置まで挿入すると、つまり、
第2コネクタが第1コネクタに隣接対向すると、操作レ
バーのストッパが一方の支持壁に当接する。これによ
り、情報記憶ユニットは、操作レバーを回動操作するた
めに最適な位置に一旦停止される。従って、以後、操作
レバーによる接続操作を円滑に行うことができる。
ウジング内の作動位置に装着する際、第1および第2ガ
イド部に沿って接続待機位置まで挿入すると、つまり、
第2コネクタが第1コネクタに隣接対向すると、操作レ
バーのストッパが一方の支持壁に当接する。これによ
り、情報記憶ユニットは、操作レバーを回動操作するた
めに最適な位置に一旦停止される。従って、以後、操作
レバーによる接続操作を円滑に行うことができる。
【0019】また、この発明に係る情報記憶装置は、装
着口を有するほぼ矩形枠状のハウジングと、上記装着口
を通して上記ハウジング内に脱着自在に装着された複数
の情報記憶ユニットと、を備え、上記ハウジングは、上
記装着口と対向した後壁と、上記装着口および後壁を間
に挟んで対向した第1および第2支持壁と、上記第1お
よび第2支持壁に設けられ、上記装着口から挿入された
情報記憶ユニットを上記後壁に向けてガイドするガイド
手段と、それぞれ上記複数の情報記憶ユニットに対応し
て上記後壁に設けられた複数の第1コネクタと、上記各
第1コネクタに隣接して設けられ上記情報記憶ユニット
の脱着を検知する複数の脱着検知スイッチと、を備えて
いる。
着口を有するほぼ矩形枠状のハウジングと、上記装着口
を通して上記ハウジング内に脱着自在に装着された複数
の情報記憶ユニットと、を備え、上記ハウジングは、上
記装着口と対向した後壁と、上記装着口および後壁を間
に挟んで対向した第1および第2支持壁と、上記第1お
よび第2支持壁に設けられ、上記装着口から挿入された
情報記憶ユニットを上記後壁に向けてガイドするガイド
手段と、それぞれ上記複数の情報記憶ユニットに対応し
て上記後壁に設けられた複数の第1コネクタと、上記各
第1コネクタに隣接して設けられ上記情報記憶ユニット
の脱着を検知する複数の脱着検知スイッチと、を備えて
いる。
【0020】上記各情報記憶ユニットは、上記第1コネ
クタに接続可能な第2コネクタが設けられた第1端部お
よび第1端部と対向した第2端部を有する情報記憶ドラ
イブと、上記情報記憶ドライブを支持しているとともに
上記ガイド手段とそれぞれ摺動自在に係合する一対の対
向した側縁部を有し、上記情報記憶ドライブの第2コネ
クタが上記ハウジングの対応する第1コネクタに接続さ
れる作動位置まで上記ガイド手段に沿って移動可能なト
レイと、上記情報記憶ドライブの第2端部に隣接して上
記トレイに設けられ、上記第1および第2コネクタ間の
接続および接続解除を行う脱着機構と、を備えている。
クタに接続可能な第2コネクタが設けられた第1端部お
よび第1端部と対向した第2端部を有する情報記憶ドラ
イブと、上記情報記憶ドライブを支持しているとともに
上記ガイド手段とそれぞれ摺動自在に係合する一対の対
向した側縁部を有し、上記情報記憶ドライブの第2コネ
クタが上記ハウジングの対応する第1コネクタに接続さ
れる作動位置まで上記ガイド手段に沿って移動可能なト
レイと、上記情報記憶ドライブの第2端部に隣接して上
記トレイに設けられ、上記第1および第2コネクタ間の
接続および接続解除を行う脱着機構と、を備えている。
【0021】そして、上記脱着機構は、上記トレイに取
り付けられた支持部材と、接続位置と接続解除位置との
間を枢軸の回りで回動自在に上記支持部材に取り付けら
れた操作レバーと、上記支持部材に回動自在に設けら
れ、上記トレイが上記作動位置近傍に位置した状態で上
記第1および第2支持壁にそれぞれ係合可能な第1およ
び第2押圧部材と、上記脱着検知スイッチを切り換え可
能な切換え位置と上記脱着検知スイッチから離間する待
機位置との間を移動自在に上記トレイに設けられた切換
え部材と、上記操作レバーが上記接続解除位置から接続
位置へ回動する間、これに連動して上記第1および第2
押圧部材をそれぞれ第1方向に回動させて上記第1およ
び第2支持壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コネ
クタと接続する方向へ上記トレイを移動させるととも
に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位置へ移
動させて対応する脱着検知スイッチを切換え、上記操作
レバーが上記接続位置から接続解除位置へ回動する間、
これに連動して上記第1および第2押圧部材をそれぞれ
上記第1方向と反対の第2方向へ回動させて上記第1お
よび第2支持壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コ
ネクタから離間する方向へ上記トレイを移動させる連動
手段と、を備えていることを特徴としている。
り付けられた支持部材と、接続位置と接続解除位置との
間を枢軸の回りで回動自在に上記支持部材に取り付けら
れた操作レバーと、上記支持部材に回動自在に設けら
れ、上記トレイが上記作動位置近傍に位置した状態で上
記第1および第2支持壁にそれぞれ係合可能な第1およ
び第2押圧部材と、上記脱着検知スイッチを切り換え可
能な切換え位置と上記脱着検知スイッチから離間する待
機位置との間を移動自在に上記トレイに設けられた切換
え部材と、上記操作レバーが上記接続解除位置から接続
位置へ回動する間、これに連動して上記第1および第2
押圧部材をそれぞれ第1方向に回動させて上記第1およ
び第2支持壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コネ
クタと接続する方向へ上記トレイを移動させるととも
に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位置へ移
動させて対応する脱着検知スイッチを切換え、上記操作
レバーが上記接続位置から接続解除位置へ回動する間、
これに連動して上記第1および第2押圧部材をそれぞれ
上記第1方向と反対の第2方向へ回動させて上記第1お
よび第2支持壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コ
ネクタから離間する方向へ上記トレイを移動させる連動
手段と、を備えていることを特徴としている。
【0022】また、上記操作レバーは、上記接続位置と
接続解除位置との間において、上記第1および第2押圧
部材がそれぞれ第1および第2支持壁に当接して接続解
除動作を開始する動作開始位置を有し、上記連動手段
は、上記操作レバーが接続位置から動作開始位置へ回動
する間に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位
置へ移動させることを特徴としている。
接続解除位置との間において、上記第1および第2押圧
部材がそれぞれ第1および第2支持壁に当接して接続解
除動作を開始する動作開始位置を有し、上記連動手段
は、上記操作レバーが接続位置から動作開始位置へ回動
する間に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位
置へ移動させることを特徴としている。
【0023】上記構成の情報記憶装置によれば、情報記
憶ユニットの装着および取出し時、操作レバーを回動す
ることにより第1および第2押圧部材が連動して回動し
ハウジングの第1および第2当接部にそれぞれ係合す
る。従って、情報記憶ユニットは、装着時、一対の押圧
部材によりハウジングの後壁に向かって押圧されて作動
位置まで移動し、第1コネクタに接続される。また、取
外し時、情報記憶ユニットは、一対の押圧部材によりハ
ウジングの装着口に向かって押圧され、第1コネクタと
の接続が解除される。同時に、操作レバーの回動に連動
して、切換え部材が待機位置から切換え位置に移動して
ハウジング側の脱着検知スイッチをオンに切り換える。
これに応じて、コンピュータ本体は、取外される情報記
憶ユニットにおける情報処理を自動的に終了させる。
憶ユニットの装着および取出し時、操作レバーを回動す
ることにより第1および第2押圧部材が連動して回動し
ハウジングの第1および第2当接部にそれぞれ係合す
る。従って、情報記憶ユニットは、装着時、一対の押圧
部材によりハウジングの後壁に向かって押圧されて作動
位置まで移動し、第1コネクタに接続される。また、取
外し時、情報記憶ユニットは、一対の押圧部材によりハ
ウジングの装着口に向かって押圧され、第1コネクタと
の接続が解除される。同時に、操作レバーの回動に連動
して、切換え部材が待機位置から切換え位置に移動して
ハウジング側の脱着検知スイッチをオンに切り換える。
これに応じて、コンピュータ本体は、取外される情報記
憶ユニットにおける情報処理を自動的に終了させる。
【0024】このように、操作レバーの回動操作のみに
よって情報記憶ユニットの脱着を容易にかつ円滑に行
え、情報記憶ドライブを直接把持する必要もないことか
ら、操作性の向上を図ることができる。また、脱着操作
時、一対の押圧部材によって第1および第2当接部を押
圧することにより、ハウジングの第1コネクタおよび情
報記憶ユニットの第2コネクタに対して、均一な嵌合力
および抜去力を作用させることができ、コネクタ間の確
実な脱着が可能となるとともに、各コネクタの損傷を確
実に防止することができる。
よって情報記憶ユニットの脱着を容易にかつ円滑に行
え、情報記憶ドライブを直接把持する必要もないことか
ら、操作性の向上を図ることができる。また、脱着操作
時、一対の押圧部材によって第1および第2当接部を押
圧することにより、ハウジングの第1コネクタおよび情
報記憶ユニットの第2コネクタに対して、均一な嵌合力
および抜去力を作用させることができ、コネクタ間の確
実な脱着が可能となるとともに、各コネクタの損傷を確
実に防止することができる。
【0025】更に、情報記憶ユニットを取出す際、第1
および第2コネクタ間の接続が解除される前に、この情
報記憶ユニットの情報処理動作を自動的に終了すること
ができる。これにより、情報記憶ユニットの動作中に誤
って脱着操作を行った場合でも、処理情報の破壊等を防
止することができる。
および第2コネクタ間の接続が解除される前に、この情
報記憶ユニットの情報処理動作を自動的に終了すること
ができる。これにより、情報記憶ユニットの動作中に誤
って脱着操作を行った場合でも、処理情報の破壊等を防
止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態に係る情報記憶装置について詳細に説明
する。図1および図2に示すように、情報記憶装置は、
金属板からなる矩形枠状のハウジング10と、このハウ
ジング内に脱着自在に装着された複数、例えば6台(3
台のみ図示する)のハードディスクドライブユニット
(以下HDDユニットと称する)12と、を備えてい
る。そして、この情報記憶装置は、図示しないコンピュ
ータ本体内、あるいは、コンピュータ本体の外側に設置
されている。
明の実施の形態に係る情報記憶装置について詳細に説明
する。図1および図2に示すように、情報記憶装置は、
金属板からなる矩形枠状のハウジング10と、このハウ
ジング内に脱着自在に装着された複数、例えば6台(3
台のみ図示する)のハードディスクドライブユニット
(以下HDDユニットと称する)12と、を備えてい
る。そして、この情報記憶装置は、図示しないコンピュ
ータ本体内、あるいは、コンピュータ本体の外側に設置
されている。
【0027】図1ないし図3に示すように、ハウジング
10は、垂直に延びているとともに互いに平行した一対
の側壁11と、側壁間を水平に延びた上壁16および底
壁18と、を有している。また、ハウジング10は前面
および後面が開口した角筒状を成し、その前面開口は装
着口14を構成している。ハウジング10の後部にはプ
リント回路基板20が固定され、ハウジング10の後壁
を構成しているとともに装着口14と対向している。な
お、上壁16および底壁18は、第1および第2支持壁
として機能する。
10は、垂直に延びているとともに互いに平行した一対
の側壁11と、側壁間を水平に延びた上壁16および底
壁18と、を有している。また、ハウジング10は前面
および後面が開口した角筒状を成し、その前面開口は装
着口14を構成している。ハウジング10の後部にはプ
リント回路基板20が固定され、ハウジング10の後壁
を構成しているとともに装着口14と対向している。な
お、上壁16および底壁18は、第1および第2支持壁
として機能する。
【0028】上壁16の内面にはHDDユニット12の
数に対応して、6つの細長いガイド部材22が取り付け
られ、所定の間隔をおいて互いに平行に並んで位置して
いるとともに、装着口14近傍からプリント回路基板2
0の近傍まで側壁11と平行に延びている。
数に対応して、6つの細長いガイド部材22が取り付け
られ、所定の間隔をおいて互いに平行に並んで位置して
いるとともに、装着口14近傍からプリント回路基板2
0の近傍まで側壁11と平行に延びている。
【0029】各ガイド部材22は、図4(a)、4
(b)に示すように、全長に亘ってほぼU字形状の横断
面を有し、装着口14とプリント回路基板20との間を
延びた第1ガイド溝24aを形成している。第1ガイド
溝24aは幅W1に形成され、この発明における第1ガ
イド部として機能する。
(b)に示すように、全長に亘ってほぼU字形状の横断
面を有し、装着口14とプリント回路基板20との間を
延びた第1ガイド溝24aを形成している。第1ガイド
溝24aは幅W1に形成され、この発明における第1ガ
イド部として機能する。
【0030】ガイド部材22の装着口14側の端部23
において、互いに対向する一対の側壁22aは、フレア
状に広がって形成されているとともに、ガイド部材の底
壁に形成された一対のスリット25の作用により、互い
に接離する方向へ弾性変形可能となっている。
において、互いに対向する一対の側壁22aは、フレア
状に広がって形成されているとともに、ガイド部材の底
壁に形成された一対のスリット25の作用により、互い
に接離する方向へ弾性変形可能となっている。
【0031】また、図2および図3に示すように、底壁
18の内面には上壁16と同様に6つの細長いガイド部
材22が取り付けられ、所定の間隔をおいて互いに平行
に並んで位置しているとともに、装着口14近傍からプ
リント回路基板20の近傍まで側壁11と平行に延びて
いる。そして、これらのガイド部材22により、装着口
14とプリント回路基板20との間を延びた第2ガイド
溝24bが形成され、上壁16側の第1ガイド溝24a
とそれぞれ対向している。これら第2ガイド溝24bは
幅W1に形成され、この発明における第2ガイド部とし
て機能する。
18の内面には上壁16と同様に6つの細長いガイド部
材22が取り付けられ、所定の間隔をおいて互いに平行
に並んで位置しているとともに、装着口14近傍からプ
リント回路基板20の近傍まで側壁11と平行に延びて
いる。そして、これらのガイド部材22により、装着口
14とプリント回路基板20との間を延びた第2ガイド
溝24bが形成され、上壁16側の第1ガイド溝24a
とそれぞれ対向している。これら第2ガイド溝24bは
幅W1に形成され、この発明における第2ガイド部とし
て機能する。
【0032】図2および図3に示すように、プリント回
路基板20には、HDDユニット12の数に対応して6
つの第1コネクタ26が取付けられ、装着口14と対向
している。各第1コネクタ26は細長い矩形状に形成さ
れ、垂直方向に沿って、つまり、上壁16および底壁1
8と直交する方向に沿って設けられているとともに、対
応する第1および第2ガイド溝24a、24b間のほぼ
中央に設けられている。
路基板20には、HDDユニット12の数に対応して6
つの第1コネクタ26が取付けられ、装着口14と対向
している。各第1コネクタ26は細長い矩形状に形成さ
れ、垂直方向に沿って、つまり、上壁16および底壁1
8と直交する方向に沿って設けられているとともに、対
応する第1および第2ガイド溝24a、24b間のほぼ
中央に設けられている。
【0033】また、プリント回路基板20に6つのマイ
クロスイッチ28が取付けられ、それぞれ第1コネクタ
26に隣接してその下方に位置している。各マイクロス
イッチ28は、HDDユニット12の取外しを検知する
脱着検知スイッチとして機能する。
クロスイッチ28が取付けられ、それぞれ第1コネクタ
26に隣接してその下方に位置している。各マイクロス
イッチ28は、HDDユニット12の取外しを検知する
脱着検知スイッチとして機能する。
【0034】図1ないし図3に示すように、上壁16の
前縁近傍には幅方向ほぼ全長に亘って帯状のスリット
(溝)30aが形成さている。このスリット30aは、
第1ガイド溝24aと直交する方向に延びているととも
に、各第1ガイド溝の前端と装着口14との間に設けら
れている。
前縁近傍には幅方向ほぼ全長に亘って帯状のスリット
(溝)30aが形成さている。このスリット30aは、
第1ガイド溝24aと直交する方向に延びているととも
に、各第1ガイド溝の前端と装着口14との間に設けら
れている。
【0035】スリット30aは上壁16の一部を外面側
へ直角に切り起こすことによって形成されている。そし
て、これらの切り起こし片により、第1および第2当接
壁32a、32bが構成されている。第1当接壁32a
は、スリット30aの側縁に沿って延びているとともに
スリット30aと装着口14との間に立設され、また、
第2当接壁32bは、スリット30aの他方の側縁に沿
って延びているとともにスリット30aと第1ガイド溝
24aとの間に立設されている。
へ直角に切り起こすことによって形成されている。そし
て、これらの切り起こし片により、第1および第2当接
壁32a、32bが構成されている。第1当接壁32a
は、スリット30aの側縁に沿って延びているとともに
スリット30aと装着口14との間に立設され、また、
第2当接壁32bは、スリット30aの他方の側縁に沿
って延びているとともにスリット30aと第1ガイド溝
24aとの間に立設されている。
【0036】なお、第1および第2当接壁32a、32
bは、この発明における第1当接部を構成している。同
様に、底壁18の前縁近傍には幅方向ほぼ全長に亘って
帯状のスリット(溝)30bが形成さている。このスリ
ット30bは、第2ガイド溝24bと直交する方向に延
びているとともに、各第2ガイド溝の前端と装着口14
との間に設けられている。
bは、この発明における第1当接部を構成している。同
様に、底壁18の前縁近傍には幅方向ほぼ全長に亘って
帯状のスリット(溝)30bが形成さている。このスリ
ット30bは、第2ガイド溝24bと直交する方向に延
びているとともに、各第2ガイド溝の前端と装着口14
との間に設けられている。
【0037】スリット30bは底壁18の一部を外面側
へ直角に切り起こすことによって形成されている。そし
て、これらの切り起こし片により、第3および第4当接
壁32c、32dが構成されている。第3当接壁32c
は、スリット30bの側縁に沿って延びているとともに
スリット30bと装着口14との間に立設され、また、
第4当接壁32cは、スリット30bの他方の側縁に沿
って延びているとともにスリット30bと第2ガイド溝
24bとの間に立設されている。
へ直角に切り起こすことによって形成されている。そし
て、これらの切り起こし片により、第3および第4当接
壁32c、32dが構成されている。第3当接壁32c
は、スリット30bの側縁に沿って延びているとともに
スリット30bと装着口14との間に立設され、また、
第4当接壁32cは、スリット30bの他方の側縁に沿
って延びているとともにスリット30bと第2ガイド溝
24bとの間に立設されている。
【0038】なお、第2および第3当接壁32c、32
dは、この発明における第2当接部を構成している。図
1および図2において、参照符号34は導光体の一部を
示し、各導光体は底壁18前端縁からプリント回路基板
20まで延び、その前端は底壁前端縁に形成された開口
32に露出しているとともに、後端は、プリント回路基
板上に設けられた図示しないLEDと対向している。そ
して、これらの導光体34は、LDEからの光を開口3
2まで導き、各HDDユニット12の動作状態を表示す
る。
dは、この発明における第2当接部を構成している。図
1および図2において、参照符号34は導光体の一部を
示し、各導光体は底壁18前端縁からプリント回路基板
20まで延び、その前端は底壁前端縁に形成された開口
32に露出しているとともに、後端は、プリント回路基
板上に設けられた図示しないLEDと対向している。そ
して、これらの導光体34は、LDEからの光を開口3
2まで導き、各HDDユニット12の動作状態を表示す
る。
【0039】一方、図3、図5ないし図8に示すよう
に、情報記憶ユニットとして機能する各HDDユニット
12は、ハードディスクドライブ(以下HDDと称す
る)36、トレイ38、および脱着機構40を備えて構
成されている。
に、情報記憶ユニットとして機能する各HDDユニット
12は、ハードディスクドライブ(以下HDDと称す
る)36、トレイ38、および脱着機構40を備えて構
成されている。
【0040】記憶情報ドライブとして機能するHDD3
6は、図示しない磁気ディスク、磁気ヘッド、キャリッ
ジアッセンブリ等を収納した偏平な矩形箱状のケース4
1と、ケースの底面に固定されたプリント回路基板42
と、を備えている。プリント回路基板42には細長い第
2コネクタ44が固定され、ケース41の前端(第1端
部)と並んで位置しているとともにケース41の幅方向
に沿って延びている。
6は、図示しない磁気ディスク、磁気ヘッド、キャリッ
ジアッセンブリ等を収納した偏平な矩形箱状のケース4
1と、ケースの底面に固定されたプリント回路基板42
と、を備えている。プリント回路基板42には細長い第
2コネクタ44が固定され、ケース41の前端(第1端
部)と並んで位置しているとともにケース41の幅方向
に沿って延びている。
【0041】トレイ38は、金属板によりほぼ矩形状に
形成され、HDD36のケース41よりも僅かに大きな
平面寸法を有している。トレイ38には、4つの台座3
9が一体的に形成され、HDD36のケース41はねじ
43によって台座39にねじ止めされている。それによ
り、HDD36は、プリント回路基板42がケース41
とトレイ38との間に位置した状態で、トレイに固定さ
れている。
形成され、HDD36のケース41よりも僅かに大きな
平面寸法を有している。トレイ38には、4つの台座3
9が一体的に形成され、HDD36のケース41はねじ
43によって台座39にねじ止めされている。それによ
り、HDD36は、プリント回路基板42がケース41
とトレイ38との間に位置した状態で、トレイに固定さ
れている。
【0042】トレイ38の両側縁部46は、上方および
内側に向かって断面U字状に折り曲げられ、それぞれH
DD36の対応する側面から突出して位置している。こ
れら両側縁部46間の間隔は、ハウジング10側の第1
および第2ガイド溝24a、24b間の間隔とほぼ同一
に設定されている。また、トレイ38は、各側縁部46
の後端に連続して形成された側板47を有し、各側板は
ケース41の後部側面と対向している。
内側に向かって断面U字状に折り曲げられ、それぞれH
DD36の対応する側面から突出して位置している。こ
れら両側縁部46間の間隔は、ハウジング10側の第1
および第2ガイド溝24a、24b間の間隔とほぼ同一
に設定されている。また、トレイ38は、各側縁部46
の後端に連続して形成された側板47を有し、各側板は
ケース41の後部側面と対向している。
【0043】図4(c)に示すように、各側縁部46の
幅W2は、ハウジング10に設けられた第1および第2
ガイド溝24a、24bの幅W1よりも僅かに小さく形
成されている。それにより、トレイ38は、両側縁部4
6を対応する第1および第2ガイド溝24a、24bに
係合させた状態で、これらガイド溝に沿って摺動可能と
なっている。
幅W2は、ハウジング10に設けられた第1および第2
ガイド溝24a、24bの幅W1よりも僅かに小さく形
成されている。それにより、トレイ38は、両側縁部4
6を対応する第1および第2ガイド溝24a、24bに
係合させた状態で、これらガイド溝に沿って摺動可能と
なっている。
【0044】また、各側縁部46の後端部には、上下に
突出した円弧状の突起が設けられ、位置決め部46aを
構成している。この位置決め部46aの幅W3は、側縁
部46の他の部分の幅W2、およびガイド溝の幅W1よ
りも僅かに大きく形成されている。
突出した円弧状の突起が設けられ、位置決め部46aを
構成している。この位置決め部46aの幅W3は、側縁
部46の他の部分の幅W2、およびガイド溝の幅W1よ
りも僅かに大きく形成されている。
【0045】図3、図5ないし図10に示すように、脱
着機構40は、支持部材として機能するほぼ矩形箱状の
支持ケース50を備え、この支持ケース50はトレイ3
8の後端に固定されHDD36の後端(第2端部)と隣
接対向している。支持ケース50は、トレイ38とほぼ
同一平面上に位置した底壁50a、ケース41の上面と
ほぼ同一平面上に位置した上壁50b、それぞれトレイ
38の側板47に連続して位置した一対の側壁50c、
50d、および後壁50eを有し、ケース41の後端面
と対向する部分は開口している。
着機構40は、支持部材として機能するほぼ矩形箱状の
支持ケース50を備え、この支持ケース50はトレイ3
8の後端に固定されHDD36の後端(第2端部)と隣
接対向している。支持ケース50は、トレイ38とほぼ
同一平面上に位置した底壁50a、ケース41の上面と
ほぼ同一平面上に位置した上壁50b、それぞれトレイ
38の側板47に連続して位置した一対の側壁50c、
50d、および後壁50eを有し、ケース41の後端面
と対向する部分は開口している。
【0046】底壁50aの内面には側壁50cの近傍に
位置したガイドリブ51が突設され、側壁50cと平行
に延びている。また、側壁50dの近傍かつ支持ケース
50の前面開口側には、断面L字状の係合ポスト53が
設けられ、底壁50a、上壁50b間を延びている。
位置したガイドリブ51が突設され、側壁50cと平行
に延びている。また、側壁50dの近傍かつ支持ケース
50の前面開口側には、断面L字状の係合ポスト53が
設けられ、底壁50a、上壁50b間を延びている。
【0047】また、脱着機構40は、支持ケース50に
回動自在に支持された操作レバー52、操作レバーと一
体に形成された第1押圧爪54、支持ケースに回動自在
に取り付けられているとともに第2押圧爪56を一体に
有する回動部材55、操作レバーと回動部材とを連動可
能に連結した連結ロッド58、およびハウジング10側
のプリント回路基板20に設けられたマイクロスイッチ
28を切り換える切換え部材60を備えている。
回動自在に支持された操作レバー52、操作レバーと一
体に形成された第1押圧爪54、支持ケースに回動自在
に取り付けられているとともに第2押圧爪56を一体に
有する回動部材55、操作レバーと回動部材とを連動可
能に連結した連結ロッド58、およびハウジング10側
のプリント回路基板20に設けられたマイクロスイッチ
28を切り換える切換え部材60を備えている。
【0048】操作レバー52は、支持ケース50の後壁
50eとほぼ等しい幅を持って形成されているととも
に、それぞれ支持ケースの底壁50a内面および上壁5
0b内面に対向した一対の軸受部62を有している。ま
た、支持ケース50の側壁50d近傍において底壁50
a内面および上壁50b内面には枢軸64が突設され、
これらの枢軸は操作レバー52の軸受部62にそれぞれ
回動自在に係合している。これにより、操作レバー52
は、トレイ38に対して垂直に延びる枢軸64の回りで
回動自在に支持されている。
50eとほぼ等しい幅を持って形成されているととも
に、それぞれ支持ケースの底壁50a内面および上壁5
0b内面に対向した一対の軸受部62を有している。ま
た、支持ケース50の側壁50d近傍において底壁50
a内面および上壁50b内面には枢軸64が突設され、
これらの枢軸は操作レバー52の軸受部62にそれぞれ
回動自在に係合している。これにより、操作レバー52
は、トレイ38に対して垂直に延びる枢軸64の回りで
回動自在に支持されている。
【0049】また、操作レバー52は、軸受部62から
大きく離間して位置した操作端部66を有している。操
作レバー52と一体に形成された第1押圧爪54は、軸
受部62を間に挟んで操作端部66と反対側の端部から
突出し、軸受部62から所定距離離間している。軸受部
62と操作端部66との間隔は、軸受部62と第1押圧
爪54との間隔よりも十分に大きく設定されている。
大きく離間して位置した操作端部66を有している。操
作レバー52と一体に形成された第1押圧爪54は、軸
受部62を間に挟んで操作端部66と反対側の端部から
突出し、軸受部62から所定距離離間している。軸受部
62と操作端部66との間隔は、軸受部62と第1押圧
爪54との間隔よりも十分に大きく設定されている。
【0050】そして、操作レバー52は、操作端部66
を持って回動操作することにより、図6および図7に示
す接続位置と、図2および図5に示す接続解除位置との
間を回動可能となっている。接続位置において、操作レ
バー52の外面は、支持ケース50の後壁50eとほぼ
平行に対向して位置し、第1押圧爪54は、支持ケース
50の側壁50dに形成されたスリット49dを通って
側壁50dからほぼ垂直に突出する。また、接続解除位
置において、操作レバー52は、後壁50eからほぼ直
角に後方へ突出し側壁50dと並んで位置するととも
に、第1押圧爪54は支持ケース50内に収納される。
を持って回動操作することにより、図6および図7に示
す接続位置と、図2および図5に示す接続解除位置との
間を回動可能となっている。接続位置において、操作レ
バー52の外面は、支持ケース50の後壁50eとほぼ
平行に対向して位置し、第1押圧爪54は、支持ケース
50の側壁50dに形成されたスリット49dを通って
側壁50dからほぼ垂直に突出する。また、接続解除位
置において、操作レバー52は、後壁50eからほぼ直
角に後方へ突出し側壁50dと並んで位置するととも
に、第1押圧爪54は支持ケース50内に収納される。
【0051】更に、操作レバー52は、第1押圧爪54
の近傍から支持ケース50内に突出した弾性変形可能な
弾性爪67と、操作端部66の内面側から垂直に突出し
たロック爪68と、操作レバー52の中間部内面から支
持ケース50内に突出した一対のガイドアーム70と、
操作レバーの外面から鉤状に突出したストッパ71と、
を一体的に備えている。
の近傍から支持ケース50内に突出した弾性変形可能な
弾性爪67と、操作端部66の内面側から垂直に突出し
たロック爪68と、操作レバー52の中間部内面から支
持ケース50内に突出した一対のガイドアーム70と、
操作レバーの外面から鉤状に突出したストッパ71と、
を一体的に備えている。
【0052】弾性爪67は、後述するように、HDDユ
ニット12をハウジング10内に装着した状態で、操作
レバー52が接続位置に回動された際、ハウジングの上
壁18と弾性的に係合するとともに、操作レバーが接続
解除位置に回動された際、支持ケース50の係合ポスト
53と係合して操作レバーを接続解除位置に保持する。
ロック爪68は、操作レバー52が接続位置に回動され
た際、支持ケース50の後壁50eに形成された係合孔
72に嵌合し、操作レバーを接続位置にロックする。ま
た、一対のガイドアーム70は、操作レバー52の回動
動作をガイドするとともに、操作レバーのガタ付を防止
する。
ニット12をハウジング10内に装着した状態で、操作
レバー52が接続位置に回動された際、ハウジングの上
壁18と弾性的に係合するとともに、操作レバーが接続
解除位置に回動された際、支持ケース50の係合ポスト
53と係合して操作レバーを接続解除位置に保持する。
ロック爪68は、操作レバー52が接続位置に回動され
た際、支持ケース50の後壁50eに形成された係合孔
72に嵌合し、操作レバーを接続位置にロックする。ま
た、一対のガイドアーム70は、操作レバー52の回動
動作をガイドするとともに、操作レバーのガタ付を防止
する。
【0053】回動部材55はほぼL字状に形成され、そ
の一端部に第2押圧爪54を一体的に備えている。回動
部材55の中間部には、上下に突出した回転軸74が一
体に形成され、トレイ38に対して垂直に延びている。
回転軸74の両端部は、支持ケース50の側壁50c近
傍において底壁50aおよび上壁50bに形成された透
孔76に、それぞれ回転自在に挿入されている。これに
より、回転部材55は、操作レバー52の枢軸64と平
行な回転軸74の回りで回動自在に支持されている。
の一端部に第2押圧爪54を一体的に備えている。回動
部材55の中間部には、上下に突出した回転軸74が一
体に形成され、トレイ38に対して垂直に延びている。
回転軸74の両端部は、支持ケース50の側壁50c近
傍において底壁50aおよび上壁50bに形成された透
孔76に、それぞれ回転自在に挿入されている。これに
より、回転部材55は、操作レバー52の枢軸64と平
行な回転軸74の回りで回動自在に支持されている。
【0054】回動部材55の他端部には、上方に突出し
た支持ピン77と、下方に突出した円柱形状のカム78
とが一体的に形成されている。また、回動部材55に
は、支持ピン77により連結ロッド58の一端が回動自
在に連結されている。この連結ロッド58の他端は、操
作レバー52の中間部内面に突設された受け部80に回
動自在に連結されている。なお、受け部80は、操作レ
バー52の操作端部66と軸受部62との中間に位置し
ている。
た支持ピン77と、下方に突出した円柱形状のカム78
とが一体的に形成されている。また、回動部材55に
は、支持ピン77により連結ロッド58の一端が回動自
在に連結されている。この連結ロッド58の他端は、操
作レバー52の中間部内面に突設された受け部80に回
動自在に連結されている。なお、受け部80は、操作レ
バー52の操作端部66と軸受部62との中間に位置し
ている。
【0055】上記のように連結ロッド58を介して操作
レバー52に連結された回動部材55は、操作レバーの
回動に連動して回動する。すなわち、操作レバー52を
接続解除位置から接続位置に回動させると、図7におい
て、回動部材55は、回転軸74の回りで時計方向に回
動し、第2押圧爪は、支持ケース50の側壁50cに形
成されたスリット49cを通って側壁50cからほぼ垂
直に突出する。また、操作レバー52を接続解除位置に
回動させると、回動部材55は反時計方向に回動し、第
2押圧爪56は支持ケース50内に収納される。
レバー52に連結された回動部材55は、操作レバーの
回動に連動して回動する。すなわち、操作レバー52を
接続解除位置から接続位置に回動させると、図7におい
て、回動部材55は、回転軸74の回りで時計方向に回
動し、第2押圧爪は、支持ケース50の側壁50cに形
成されたスリット49cを通って側壁50cからほぼ垂
直に突出する。また、操作レバー52を接続解除位置に
回動させると、回動部材55は反時計方向に回動し、第
2押圧爪56は支持ケース50内に収納される。
【0056】一方、脱着機構40の切換え部材60は細
長い棒状に形成され、トレイ38の一方の側縁部46、
つまり、支持ケース50の側壁50cと連続する側縁部
46の内側に配設されているとともに、側縁部46に沿
って摺動自在に支持されている。切換え部材60の先端
部はトレイ38の先端縁まで延出し、この先端部には、
ハウジング10側のマイクロスイッチ28を切り換える
押圧突起82が設けられている。
長い棒状に形成され、トレイ38の一方の側縁部46、
つまり、支持ケース50の側壁50cと連続する側縁部
46の内側に配設されているとともに、側縁部46に沿
って摺動自在に支持されている。切換え部材60の先端
部はトレイ38の先端縁まで延出し、この先端部には、
ハウジング10側のマイクロスイッチ28を切り換える
押圧突起82が設けられている。
【0057】また、切換え部材60の後端部は回動部材
55の近傍まで延出し、この後端部には、支持ケース5
0の底壁50a上を摺動するカム形成部84が設けられ
ている。カム形成部84は、回動部材55と支持ケース
底壁50aとの間に位置しているとともに、底壁に形成
されたガイドリブ51と側壁50cとの間で底壁上を摺
動可能となっている。このカム形成部84には、切換え
部材60の延出方向に対して斜めに傾斜して延びるカム
溝85が形成されている。そして、カム溝85には、回
転部材55に設けられたカム78が摺動自在に係合して
いる。
55の近傍まで延出し、この後端部には、支持ケース5
0の底壁50a上を摺動するカム形成部84が設けられ
ている。カム形成部84は、回動部材55と支持ケース
底壁50aとの間に位置しているとともに、底壁に形成
されたガイドリブ51と側壁50cとの間で底壁上を摺
動可能となっている。このカム形成部84には、切換え
部材60の延出方向に対して斜めに傾斜して延びるカム
溝85が形成されている。そして、カム溝85には、回
転部材55に設けられたカム78が摺動自在に係合して
いる。
【0058】なお、図5ないし図7に示すように、HD
Dユニット12の両側面には、板ばねからなる導通片8
8が設けられている。一方の導通片88は、トレイ38
の側壁47に接続された一端と支持ケース50の側壁5
0cに接続された他端とを有し、円弧状に突出してい
る。同様に、他方の導通片88は、トレイ38の側壁4
7に接続された一端と支持ケース50の側壁50dに接
続された他端とを有し、円弧状に突出している。そし
て、これらの導通片88は、HDDユニット12をハウ
ジング10に装着した際、ハウジングの上壁16および
底壁18にそれぞれ接触し、トレイ38をハウジング側
のグランドに導通する。
Dユニット12の両側面には、板ばねからなる導通片8
8が設けられている。一方の導通片88は、トレイ38
の側壁47に接続された一端と支持ケース50の側壁5
0cに接続された他端とを有し、円弧状に突出してい
る。同様に、他方の導通片88は、トレイ38の側壁4
7に接続された一端と支持ケース50の側壁50dに接
続された他端とを有し、円弧状に突出している。そし
て、これらの導通片88は、HDDユニット12をハウ
ジング10に装着した際、ハウジングの上壁16および
底壁18にそれぞれ接触し、トレイ38をハウジング側
のグランドに導通する。
【0059】次に、以上のように構成された情報記憶装
置におけるHDDユニット12の脱着動作について説明
する。まず、HDDユニット12をハウジング10内に
装着する場合、図2および図11に示すように、操作レ
バー52を接続解除位置に回動させる。すると、操作レ
バー52の弾性爪67が支持ケース50の係合ポスト5
3と弾性的に係合し、操作レバー52は接続解除位置に
保持される。また、第1および第2押圧爪54、56
は、支持ケース50内に引っ込んだ状態に保持される。
置におけるHDDユニット12の脱着動作について説明
する。まず、HDDユニット12をハウジング10内に
装着する場合、図2および図11に示すように、操作レ
バー52を接続解除位置に回動させる。すると、操作レ
バー52の弾性爪67が支持ケース50の係合ポスト5
3と弾性的に係合し、操作レバー52は接続解除位置に
保持される。また、第1および第2押圧爪54、56
は、支持ケース50内に引っ込んだ状態に保持される。
【0060】続いて、HDDユニット12を垂直に立て
た状態で、その先端部をハウジング10の装着口14か
らハウジング内に挿入する。その際、トレイ38の一対
の側縁部46をハウジング10の所望の第1および第2
ガイド溝24a、24bに挿入し、これらのガイド溝に
沿ってHDDユニット12全体をハウジングのプリント
回路基板20に向かって摺動させる。
た状態で、その先端部をハウジング10の装着口14か
らハウジング内に挿入する。その際、トレイ38の一対
の側縁部46をハウジング10の所望の第1および第2
ガイド溝24a、24bに挿入し、これらのガイド溝に
沿ってHDDユニット12全体をハウジングのプリント
回路基板20に向かって摺動させる。
【0061】そして、操作レバー52のストッパ52が
ハウジング10の上壁前端縁に当接する接続待機位置ま
でHDDユニット12を挿入すると、以後、このストッ
パにより更なる挿入が規制される。接続待機位置におい
て、HDDユニット12の第2コネクタ44は、ハウジ
ング10側の第1コネクタ26と隣接対向して位置する
とともに、脱着機構40の第1および第2押圧爪54、
56は、ハウジング10のスリット30a、30bとそ
れぞれ対向する。
ハウジング10の上壁前端縁に当接する接続待機位置ま
でHDDユニット12を挿入すると、以後、このストッ
パにより更なる挿入が規制される。接続待機位置におい
て、HDDユニット12の第2コネクタ44は、ハウジ
ング10側の第1コネクタ26と隣接対向して位置する
とともに、脱着機構40の第1および第2押圧爪54、
56は、ハウジング10のスリット30a、30bとそ
れぞれ対向する。
【0062】HDDユニット12を接続待機位置まで挿
入した後、図12に示すように、操作レバー52の操作
端部66を押圧して操作レバー52を接続解除位置から
接続位置に向けて回動する。すると、第1押圧爪54は
軸受部62の回りで反時計方向(第1方向)に回動し、
ハウジング上壁16のスリット30aを通して第1当接
壁30aに押し当てられる。また、操作レバー52の回
動に連動して回動部材55が回動し、第2押圧爪56は
回転軸74の回りで時計方向(第1方向)に回動しハウ
ジング底壁18のスリット30bを通して第3当接壁3
2cに押し当てられる。
入した後、図12に示すように、操作レバー52の操作
端部66を押圧して操作レバー52を接続解除位置から
接続位置に向けて回動する。すると、第1押圧爪54は
軸受部62の回りで反時計方向(第1方向)に回動し、
ハウジング上壁16のスリット30aを通して第1当接
壁30aに押し当てられる。また、操作レバー52の回
動に連動して回動部材55が回動し、第2押圧爪56は
回転軸74の回りで時計方向(第1方向)に回動しハウ
ジング底壁18のスリット30bを通して第3当接壁3
2cに押し当てられる。
【0063】従って、更に操作レバー52を回動するこ
とにより、HDDユニット12全体はハウジング10の
プリント回路基板20に向かって押込まれる。そして、
操作レバー52を接続位置まで回動させると、HDDユ
ニット12は図7に示す作動位置まで移動し、第2コネ
クタ44が第1コネクタ26に接続される。
とにより、HDDユニット12全体はハウジング10の
プリント回路基板20に向かって押込まれる。そして、
操作レバー52を接続位置まで回動させると、HDDユ
ニット12は図7に示す作動位置まで移動し、第2コネ
クタ44が第1コネクタ26に接続される。
【0064】操作レバー52が接続位置まで回動される
と、ロック爪68が支持ケース50の係合孔72に嵌合
し、操作レバーは接続位置にロックされる。また、弾性
爪67は、ハウジング10の上壁16内面に押し付けら
れ、HDDユニット12全体を底壁18側へ押圧する。
これにより、HDDユニット12の垂直方向のガタ付が
防止される。
と、ロック爪68が支持ケース50の係合孔72に嵌合
し、操作レバーは接続位置にロックされる。また、弾性
爪67は、ハウジング10の上壁16内面に押し付けら
れ、HDDユニット12全体を底壁18側へ押圧する。
これにより、HDDユニット12の垂直方向のガタ付が
防止される。
【0065】更に、図4(d)に示すように、トレイ3
8の側縁部46に設けられた位置決め部46aがハウジ
ング10の第1および第2ガイド溝24a、24b内に
侵入し、ガイド部材22の側壁22aに当接する。各位
置決め部46aは、ガイド溝の幅よりも広く形成されて
いることから、各ガイド部材22の先端部23は位置決
め部46aに密着した状態で広がる方向に弾性変形す
る。これにより、HDDユニット12の水平方向のガタ
付が防止される。
8の側縁部46に設けられた位置決め部46aがハウジ
ング10の第1および第2ガイド溝24a、24b内に
侵入し、ガイド部材22の側壁22aに当接する。各位
置決め部46aは、ガイド溝の幅よりも広く形成されて
いることから、各ガイド部材22の先端部23は位置決
め部46aに密着した状態で広がる方向に弾性変形す
る。これにより、HDDユニット12の水平方向のガタ
付が防止される。
【0066】また、HDDユニット12に設けられた一
対の導通片88がハウジング10の上壁16および底壁
18にそれぞれ接触し、トレイ38はハウジング10の
グランドに導通される。以上の動作により、HDDユニ
ット12の装着が完了する。
対の導通片88がハウジング10の上壁16および底壁
18にそれぞれ接触し、トレイ38はハウジング10の
グランドに導通される。以上の動作により、HDDユニ
ット12の装着が完了する。
【0067】一方、HDDユニット12をハウジング1
0から取出す場合には、図13に示すように、操作レバ
ー52の操作端部66を押上げて操作レバーを接続位置
から接続解除位置に向けて回動させる。操作レバー52
が接続位置から僅かに回動すると、つまり、操作レバー
52のロック爪68が支持ケース50の係合孔72から
外れるまで回動すると、これに応じて、回動部材55が
回転軸74の回りで反時計方向に僅かに回動する。
0から取出す場合には、図13に示すように、操作レバ
ー52の操作端部66を押上げて操作レバーを接続位置
から接続解除位置に向けて回動させる。操作レバー52
が接続位置から僅かに回動すると、つまり、操作レバー
52のロック爪68が支持ケース50の係合孔72から
外れるまで回動すると、これに応じて、回動部材55が
回転軸74の回りで反時計方向に僅かに回動する。
【0068】すると、図14に示すように、回動部材5
5に設けられたカム78が切換え部材60のカム溝85
内を上方に移動する。それにより、切換え部材60は、
待機位置からハウジング10のプリント回路基板20に
向かって切換え位置まで移動し、押圧突起82がマイク
ロスイッチ28を押圧してオンに切り換える。そして、
コンピュータ本体は、マイクロスイッチ28からのオン
信号に応じて、取出そうとしているHDDユニット12
のHDD36における情報処理動作を停止するととも
に、HDDの電源をオフする。これにより、HDDユニ
ット12は取出し可能な状態となる。
5に設けられたカム78が切換え部材60のカム溝85
内を上方に移動する。それにより、切換え部材60は、
待機位置からハウジング10のプリント回路基板20に
向かって切換え位置まで移動し、押圧突起82がマイク
ロスイッチ28を押圧してオンに切り換える。そして、
コンピュータ本体は、マイクロスイッチ28からのオン
信号に応じて、取出そうとしているHDDユニット12
のHDD36における情報処理動作を停止するととも
に、HDDの電源をオフする。これにより、HDDユニ
ット12は取出し可能な状態となる。
【0069】続いて、操作レバー52を接続解除位置に
向かって更に回動させると、図13に示すように、第1
押圧爪54は軸受部62の回りで時計方向(第2方向)
に回動し、ハウジング上壁16の第2当接壁32bに押
し当てられる。また、操作レバー52の回動に連動して
回動部材55が回動し、第2押圧爪56は回転軸74の
回りで反時計方向(第2方向)に回動してハウジング底
壁18の第4当接壁32dに押し当てられる。
向かって更に回動させると、図13に示すように、第1
押圧爪54は軸受部62の回りで時計方向(第2方向)
に回動し、ハウジング上壁16の第2当接壁32bに押
し当てられる。また、操作レバー52の回動に連動して
回動部材55が回動し、第2押圧爪56は回転軸74の
回りで反時計方向(第2方向)に回動してハウジング底
壁18の第4当接壁32dに押し当てられる。
【0070】これにより、HDDユニット12全体は一
対の第1および第2押圧爪54、56によって装着口1
4側、つまり、ハウジング10のプリント回路基板20
から離間する方向へ押し出され、第1および第2コネク
タ26、44間の接続解除動作が開始される。
対の第1および第2押圧爪54、56によって装着口1
4側、つまり、ハウジング10のプリント回路基板20
から離間する方向へ押し出され、第1および第2コネク
タ26、44間の接続解除動作が開始される。
【0071】そして、図11に示すように、操作レバー
52を接続解除位置まで回動することにより、HDDユ
ニット12は接続待機位置まで移動し、HDDユニット
の第2コネクタ44がハウジング10の第1コネクタ2
6から引き抜かれ接続が解除される。また、第1および
第2押圧爪54、56は、それぞれハウジング10の第
2および第4当接壁32b、32dから離間し支持ケー
ス50内に収納される。
52を接続解除位置まで回動することにより、HDDユ
ニット12は接続待機位置まで移動し、HDDユニット
の第2コネクタ44がハウジング10の第1コネクタ2
6から引き抜かれ接続が解除される。また、第1および
第2押圧爪54、56は、それぞれハウジング10の第
2および第4当接壁32b、32dから離間し支持ケー
ス50内に収納される。
【0072】以後、HDDユニット12を手で掴んで引
き抜くことにより、ハウジング10から容易に取出すこ
とができる。以上のように構成された情報記憶装置によ
れば、操作レバー52を回動させるだけの簡単な操作に
より、HDDユニット12の第2コネクタ44とハウジ
ング10の第1コネクタ26との接続および接続解除を
容易に行うことができる。この際、操作レバー52の操
作端部66に操作力を加えると、この操作力は連結ロッ
ド58、第1および第2押圧爪54、56により増幅さ
れてハウジングの当接壁に加えられる。そのため、比較
的小さな操作力にて効率良く、かつ、円滑にHDDユニ
ット10の脱着を行うことができる。
き抜くことにより、ハウジング10から容易に取出すこ
とができる。以上のように構成された情報記憶装置によ
れば、操作レバー52を回動させるだけの簡単な操作に
より、HDDユニット12の第2コネクタ44とハウジ
ング10の第1コネクタ26との接続および接続解除を
容易に行うことができる。この際、操作レバー52の操
作端部66に操作力を加えると、この操作力は連結ロッ
ド58、第1および第2押圧爪54、56により増幅さ
れてハウジングの当接壁に加えられる。そのため、比較
的小さな操作力にて効率良く、かつ、円滑にHDDユニ
ット10の脱着を行うことができる。
【0073】また、脱着操作時、第1および第2押圧爪
54、56によってハウジング10の上壁16および底
壁18に設けられた当接壁を同時に押圧して第1コネク
タ26と第2コネクタ44との接続および接続解除を行
うため、各コネクタに対して均一な嵌合力および抜去力
を作用させることができる。従って、コネクタ間の確実
な接続および接続解除が可能になるとともに、脱着時に
各コネクタの損傷を防止することができる。
54、56によってハウジング10の上壁16および底
壁18に設けられた当接壁を同時に押圧して第1コネク
タ26と第2コネクタ44との接続および接続解除を行
うため、各コネクタに対して均一な嵌合力および抜去力
を作用させることができる。従って、コネクタ間の確実
な接続および接続解除が可能になるとともに、脱着時に
各コネクタの損傷を防止することができる。
【0074】更に、脱着機構40の操作レバー52はス
トッパ71を有し、HDDユニット10をハウジング1
0内に挿入する際、このストッパがハウジングの上壁1
6前端縁に当接し以後の挿入動作を規制する。それによ
り、HDDユニット10を第1および第2押圧爪54、
56がハウジングの当接壁に係合可能な接続待機位置に
合わせ、操作レバー52を回動操作するために最適な位
置を設置することができる。従って、以後、操作レバー
52によるコネクタの接続動作を円滑に行うことができ
る。
トッパ71を有し、HDDユニット10をハウジング1
0内に挿入する際、このストッパがハウジングの上壁1
6前端縁に当接し以後の挿入動作を規制する。それによ
り、HDDユニット10を第1および第2押圧爪54、
56がハウジングの当接壁に係合可能な接続待機位置に
合わせ、操作レバー52を回動操作するために最適な位
置を設置することができる。従って、以後、操作レバー
52によるコネクタの接続動作を円滑に行うことができ
る。
【0075】一方、脱着機構40は切換え部材60を備
え、HDDユニット10の接続解除動作開始時に切換え
部材によってマイクロスイッチ28をオンに切換え、H
DDの情報処理動作を自動的に停止する構成としたこと
から、HDDの動作中に誤って取出し操作を行った場合
でも、処理情報の破壊等を確実に防止することができ
る。
え、HDDユニット10の接続解除動作開始時に切換え
部材によってマイクロスイッチ28をオンに切換え、H
DDの情報処理動作を自動的に停止する構成としたこと
から、HDDの動作中に誤って取出し操作を行った場合
でも、処理情報の破壊等を確実に防止することができ
る。
【0076】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、情報処理ユニットの数は6台に限らず、
必要に応じて増減可能である。
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、情報処理ユニットの数は6台に限らず、
必要に応じて増減可能である。
【0077】また、情報記憶ドライブはHDDに限ら
ず、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、D
VDドライブ等を用いてもよい。更に、第1押圧爪は操
作レバーと独立して設け、連結ロッド、カム等の連動手
段を用いて操作レバーに連動する構成としてもよい。
ず、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、D
VDドライブ等を用いてもよい。更に、第1押圧爪は操
作レバーと独立して設け、連結ロッド、カム等の連動手
段を用いて操作レバーに連動する構成としてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、操作レバーの回動操作に連動して一対の押圧爪を作
動させ、これらの押圧爪によって情報記憶ユニットを同
時に押圧することにより脱着操作を行う構成としたこか
ら、情報記憶ドライブの脱着操作を容易にかつ円滑に行
うことが可能な情報記憶装置を提供することができる。
ば、操作レバーの回動操作に連動して一対の押圧爪を作
動させ、これらの押圧爪によって情報記憶ユニットを同
時に押圧することにより脱着操作を行う構成としたこか
ら、情報記憶ドライブの脱着操作を容易にかつ円滑に行
うことが可能な情報記憶装置を提供することができる。
【0079】また、この発明によれば、操作レバーの回
動操作に連動して切換え部材を作動させ、情報記憶ドラ
イブの処理動作を自動的に停止する構成としたことか
ら、処理情報の破壊等を生じることなく情報記憶ドライ
ブを取出し可能な情報処理装置を提供することができ
る。
動操作に連動して切換え部材を作動させ、情報記憶ドラ
イブの処理動作を自動的に停止する構成としたことか
ら、処理情報の破壊等を生じることなく情報記憶ドライ
ブを取出し可能な情報処理装置を提供することができ
る。
【図1】この発明の実施の形態に係る情報記憶装置全体
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】上記情報記憶装置のハウジングおよびHDDユ
ニットの分解斜視図。
ニットの分解斜視図。
【図3】図2の線B−Bに沿った上記ハウジングの断面
図。
図。
【図4】上記ハウジングに設けられたガイド部材を示す
平面図。
平面図。
【図5】上記HDDユニットの斜視図。
【図6】上記HDDユニットの分解斜視図。
【図7】上記HDDユニットをハウジング内に装着した
状態を示す図1の線A−Aに沿った断面図。
状態を示す図1の線A−Aに沿った断面図。
【図8】上記HDDユニットの前端部を示す斜視図。
【図9】上記HDDユニットの脱着機構を示す分解斜視
図。
図。
【図10】上記脱着ユニットの構成要素を示す分解斜視
図。
図。
【図11】上記HDDユニットを上記ハウジングに対し
て接続待機位置に挿入した状態を示す断面図。
て接続待機位置に挿入した状態を示す断面図。
【図12】上記HDDユニットの装着動作において、操
作レバーを接続解除位置から接続位置に向かって回動さ
せた状態を示す断面図。
作レバーを接続解除位置から接続位置に向かって回動さ
せた状態を示す断面図。
【図13】上記HDDユニットの取出し動作において、
操作レバーを接続位置から接続解除位置に向かって回動
させた状態を示す断面図。
操作レバーを接続位置から接続解除位置に向かって回動
させた状態を示す断面図。
【図14】上記脱着機構における切換え部材の動作を示
す平面図。
す平面図。
10…ハウジング 12…HDDユニット 14…装着口 16…上壁 18…底壁 20…プリント回路基板 22…ガイド部材 24a…第1ガイド溝 24b…第2ガイド溝 26…第1コネクタ 28…マイクロスイッチ 30a、30b…スリット 32a…第1当接壁 32b…第2当接壁 32c…第3当接壁 32d…第4当接壁 36…HDD 38…トレイ 40…脱着機構 41…ケース 44…第2コネクタ 46…側縁部 46a…位置決め部 50…支持ケース 52…操作レバー 53…係合ポスト 54…第1押圧爪 55…回動部材 56…第2押圧爪 58…連結ロッド 60…切換え部材 64…枢軸 66…操作端部 67…弾性爪 68…ロック爪 71…ストッパ 72…係合孔 78…カム 82…切換え突起 85…カム溝
Claims (15)
- 【請求項1】装着口を有するほぼ矩形枠状のハウジング
と、 上記装着口を通して上記ハウジング内に脱着自在に装着
された複数の情報記憶ユニットと、を備え、 上記ハウジングは、上記装着口と対向した後壁と、上記
装着口および後壁を間に挟んで対向した第1および第2
支持壁と、上記第1支持壁にそれぞれ互いに平行に設け
られ上記装着口近傍から上記後壁近傍まで延びた細長い
複数の第1ガイド部と、上記第2支持壁にそれぞれ互い
に平行に設けられ上記装着口近傍から上記後壁近傍まで
延びているとともに上記第1ガイド部と対向した細長い
複数の第2ガイド部と、上記第1支持壁に設けられ各第
1ガイド部と上記装着口との間に位置した第1当接部
と、上記第2支持壁に設けられ各第2ガイド部と上記装
着口との間に位置した第2当接部と、それぞれ上記第1
および第2ガイド部に対応して上記後壁に設けられた複
数の第1コネクタと、を備え、 上記各情報記憶ユニットは、上記第1コネクタに接続可
能な第2コネクタが設けられた第1端部および第1端部
と対向した第2端部を有する情報記憶ドライブと、上記
情報記憶ドライブを支持しているとともに上記第1およ
び第2ガイド部とそれぞれ摺動自在に係合する一対の対
向した側縁部を有し、上記情報記憶ドライブの第2コネ
クタが上記ハウジングの対応する第1コネクタに接続さ
れる作動位置まで上記第1および第2ガイド部に沿って
移動可能なトレイと、上記情報記憶ドライブの第2端部
に隣接して上記トレイに設けられ、上記第1および第2
コネクタ間の接続および接続解除を行う脱着機構と、を
備え、 上記脱着機構は、上記トレイに取り付けられた支持部材
と、 接続位置と接続解除位置との間を枢軸の回りで回動自在
に上記支持部材に取り付けられた操作レバーと、 上記支持部材に回動自在に設けられ、上記トレイが上記
作動位置近傍に位置した状態で上記第1および第2当接
部にそれぞれ当接可能な第1および第2押圧部材と、 上記操作レバーの回動動作に連動して上記第1および第
2押圧部材が同期して回動するように、上記操作レバー
と第1および第2押圧部材とを接続し、上記操作レバー
が上記接続解除位置から接続位置へ回動する間、これに
連動して上記第1および第2押圧部材をそれぞれ第1方
向に回動させて上記第1および第2当接部に押し付け、
上記第2コネクタが第1コネクタと接続する方向へ上記
トレイを移動させるとともに、上記操作レバーが上記接
続位置から接続解除位置へ回動する間、これに連動して
上記第1および第2押圧部材をそれぞれ上記第1方向と
反対の第2方向へ回動させて上記第1および第2当接部
に押し付け、上記第2コネクタが第1コネクタから離間
する方向へ上記トレイを移動させる連動手段と、 を備えていることを特徴とする情報記憶装置。 - 【請求項2】上記第1押圧部材は上記操作レバーに設け
られ上記枢軸から所定距離離間しているとともに、上記
操作レバーは、上記枢軸を挟んで上記第1押圧部材の反
対側に位置しているとともに上記所定距離よりも大きな
距離だけ上記枢軸から離間した操作端部を有しているこ
とを特徴とする請求項1に記載の情報記憶装置。 - 【請求項3】上記連動手段は、上記操作レバーに回動自
在に連結された一端と上記第2押圧部材に回動自在に連
結された他端とを有する連結ロッドを備え、上記連結ロ
ッドの一端は、上記枢軸と操作端部との間で上記操作レ
バーに連結されていることを特徴とする請求項2に記載
の情報記憶装置。 - 【請求項4】上記操作レバーの枢軸、上記第1および第
2押圧部の回動中心軸線は、上記第1および第2支持壁
とほぼ平行で、かつ、上記第1および第2ガイド部の延
出方向と直交する方向に延びていることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報記憶装置。 - 【請求項5】上記脱着機構は、上記操作レバーを上記接
続位置にロックするロック手段を備え、上記ロック手段
は、上記支持部材に形成された係合部と、上記操作レバ
ーから突出し上記操作レバーが接続位置に回動した際、
上記係合部と係合する係合爪と、を有していることを特
徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報
記憶装置。 - 【請求項6】上記操作レバーは、上記操作レバーが上記
接続解除位置に回動した状態で、上記装着口から上記第
2コネクタが上記第1コネクタと隣接対向する接続待機
位置まで上記情報記憶ユニットを挿入した際、上記第1
および第2支持壁のいずれか一方の上記装着口側端縁に
当接して上記情報記憶ユニットの挿入を規制するストッ
パを有していることを特徴とする請求項1ないし5のい
ずれか1項に記載の情報記憶装置。 - 【請求項7】上記操作レバーは、上記接続位置において
上記第1および第2支持壁の一方と係合して上記情報記
憶ユニットを他方の支持壁側に押圧し上記第1および第
2支持壁と直交する方向の情報記憶ユニットのガタ付を
防止するとともに、上記接続解除位置において、上記支
持部材と係合して操作レバーを接続解除位置に保持する
弾性部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし
6のいずれか1項に記載の情報記憶装置。 - 【請求項8】上記第1支持壁は、上記第1ガイド部と装
着口との間に形成され上記第1ガイド部と直交する方向
に延びた溝を有し、上記第2支持壁は、上記第2ガイド
部と装着口との間に形成され上記第2ガイド部と直交す
る方向に延びた溝を有し、 上記第1当接部は、上記溝と装着口との間に立設され上
記溝に沿って延びているとともに上記第1押圧部材が上
記第1方向へ回動する際に第1押圧部材が当接する第1
当接壁と、上記溝と第1ガイド部との間に立設され上記
溝に沿って延びているとともに上記第1押圧部材が上記
第2方向へ回動する際に第1押圧部材が当接する第2当
接壁と、を有し、 上記第2当接部は、上記溝と装着口との間に立設され上
記溝に沿って延びているとともに上記第2押圧部材が上
記第1方向へ回動する際に第2押圧部材が当接する第3
当接壁と、上記溝と第2ガイド部との間に立設され上記
溝に沿って延びているとともに上記第2押圧部材が上記
第2方向へ回動する際に第2押圧部材が当接する第4当
接壁と、を有していることを特徴とする請求項1ないし
7のいずれか1項に記載の情報記憶装置。 - 【請求項9】上記第1および第2ガイド部は、それぞれ
所定の幅を有するガイドスロットを備え、 上記トレイの一対の側縁部は、上記ガイドスロットの幅
よりも僅かに小さな幅に形成されているとともに、各側
縁部は、上記情報記憶ドライブの第2端部に隣接して位
置しているとともに上記ガイドスロットの幅よりも幅広
に形成され上記トレイが上記作動位置まで挿入された際
に上記ガイド部と係合して上記第1および第2支持壁と
平行な方向における上記トレイのガタ付を防止する位置
決め部を有していることを特徴とする請求項1ないし8
のいずれか1項に記載の情報記憶装置。 - 【請求項10】上記ハウジングは、それぞれ上記第1コ
ネクタに隣接して設けられた複数の脱着検知スイッチを
備え、 上記各情報記憶ユニットは、上記脱着検知スイッチを切
り換え可能な切換え位置と上記脱着検知スイッチから離
間する待機位置との間を移動自在に上記トレイに設けら
れた切換え部材と、上記操作レバーが上記接続位置から
接続解除位置に回動する際、上記操作レバーの回動動作
に連動して上記切換え部材を上記待機位置から切換え位
置へ移動させる切換え手段と、を備えていることを特徴
とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の情報記
憶装置。 - 【請求項11】上記操作レバーは、上記接続位置と接続
解除位置との間において、上記第1および第2押圧部材
がそれぞれ第1および第2当接部に当接して接続解除動
作を開始する動作開始位置を有し、上記切換え手段は、
上記操作レバーが接続位置から動作開始位置へ回動する
間に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位置へ
移動させることを特徴とする請求項10に記載の情報記
憶装置。 - 【請求項12】上記切換え手段は、上記切換え部材に形
成されているとともに上記脱着機構に隣接して位置した
カム溝と、上記第2押圧部材に設けられ第2押圧部材の
回動に連動して上記カム溝内を移動するカムと、を有し
ていることを特徴とする請求項11に記載の情報記憶装
置。 - 【請求項13】装着口を有するほぼ矩形枠状のハウジン
グと、 上記装着口を通して上記ハウジング内に脱着自在に装着
された複数の情報記憶ユニットと、を備え、 上記ハウジングは、上記装着口と対向した後壁と、上記
装着口および後壁を間に挟んで対向した第1および第2
支持壁と、上記第1および第2支持壁に設けられ、上記
装着口から挿入された情報記憶ユニットを上記後壁に向
けてガイドするガイド手段と、それぞれ上記複数の情報
記憶ユニットに対応して上記後壁に設けられた複数の第
1コネクタと、上記各第1コネクタに隣接して設けられ
上記情報記憶ユニットの脱着を検知する複数の脱着検知
スイッチと、を備え、 上記各情報記憶ユニットは、上記第1コネクタに接続可
能な第2コネクタが設けられた第1端部および第1端部
と対向した第2端部を有する情報記憶ドライブと、上記
情報記憶ドライブを支持しているとともに上記ガイド手
段とそれぞれ摺動自在に係合する一対の対向した側縁部
を有し、上記情報記憶ドライブの第2コネクタが上記ハ
ウジングの対応する第1コネクタに接続される作動位置
まで上記ガイド手段に沿って移動可能なトレイと、上記
情報記憶ドライブの第2端部に隣接して上記トレイに設
けられ、上記第1および第2コネクタ間の接続および接
続解除を行う脱着機構と、を備え、 上記脱着機構は、上記トレイに取り付けられた支持部材
と、 接続位置と接続解除位置との間を枢軸の回りで回動自在
に上記支持部材に取り付けられた操作レバーと、 上記支持部材に回動自在に設けられ、上記トレイが上記
作動位置近傍に位置した状態で上記第1および第2支持
壁にそれぞれ係合可能な第1および第2押圧部材と、 上記脱着検知スイッチを切り換え可能な切換え位置と上
記脱着検知スイッチから離間する待機位置との間を移動
自在に上記トレイに設けられた切換え部材と、 上記操作レバーが上記接続解除位置から接続位置へ回動
する間、これに連動して上記第1および第2押圧部材を
それぞれ第1方向に回動させて上記第1および第2支持
壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コネクタと接続
する方向へ上記トレイを移動させるとともに、上記切換
え部材を上記待機位置から切換え位置へ移動させて対応
する脱着検知スイッチを切換え、上記操作レバーが上記
接続位置から接続解除位置へ回動する間、これに連動し
て上記第1および第2押圧部材をそれぞれ上記第1方向
と反対の第2方向へ回動させて上記第1および第2支持
壁に押し付け、上記第2コネクタが第1コネクタから離
間する方向へ上記トレイを移動させる連動手段と、を備
えていることを特徴とする情報記憶装置。 - 【請求項14】上記操作レバーは、上記接続位置と接続
解除位置との間において、上記第1および第2押圧部材
がそれぞれ第1および第2支持壁に当接して接続解除動
作を開始する動作開始位置を有し、上記連動手段は、上
記操作レバーが接続位置から動作開始位置へ回動する間
に、上記切換え部材を上記待機位置から切換え位置へ移
動させることを特徴とする請求項13に記載の情報記憶
装置。 - 【請求項15】上記連動手段は、上記切換え部材に形成
されたカム溝と、上記第2押圧部材に設けられ第2押圧
部材の回動に連動して上記カム溝内を移動するカムと、
を有していることを特徴とする請求項14に記載の情報
記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31540197A JPH11149753A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 情報記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31540197A JPH11149753A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 情報記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149753A true JPH11149753A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18064956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31540197A Pending JPH11149753A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 情報記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11149753A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512741B1 (ko) * | 2003-07-04 | 2005-09-07 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크지지장치 및 이를 갖는 컴퓨터 |
US6952341B2 (en) | 2002-07-16 | 2005-10-04 | Fujitsu Limited | Module mounting/removing mechanism and disk array |
JP2008016167A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fusionsoft Co Ltd | 着脱式ハードディスクを有する携帯用電子機器 |
JP2011090763A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | データメモリ用固定装置 |
JP2012005833A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 引き出し式固定構造 |
KR200478170Y1 (ko) * | 2014-04-07 | 2015-09-03 | 주식회사 포스뱅크 | 하드디스크 장착용 결합체 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31540197A patent/JPH11149753A/ja active Pending
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US8638563B2 (en) | 2010-06-28 | 2014-01-28 | Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd | Electronic device with pivotable arm |
KR200478170Y1 (ko) * | 2014-04-07 | 2015-09-03 | 주식회사 포스뱅크 | 하드디스크 장착용 결합체 |
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