JP3360893B2 - 電子機器用拡張装置 - Google Patents
電子機器用拡張装置Info
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- housing
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1632—External expansion units, e.g. docking stations
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブック形のポータブル
コンピュータのような電子機器の機能を拡張する際に用
いる拡張装置に関する。
コンピュータのような電子機器の機能を拡張する際に用
いる拡張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック形あるいはノート形のコンピュー
タのような携帯形の電子機器は、持ち運びが容易で、商
用電源が得られないような外出先でも自由に使用できる
といった利点を有している。
タのような携帯形の電子機器は、持ち運びが容易で、商
用電源が得られないような外出先でも自由に使用できる
といった利点を有している。
【0003】ところで、この種の電子機器は、携帯性を
高めるために機器全体がコンパクトに設計されており、
それ故、据え置き形のコンピュータに比べて標準装備し
ている機能に制約がある。そのため、電子機器が装備す
る機能以外の機能を必要とする場合、従来では、追加の
機能を有するオプション装置、例えばCD‐ROM駆動装置
やハードディスク駆動装置および拡張ポートを有する機
能拡張用の装置を電子機器に接続することが行われてい
る。
高めるために機器全体がコンパクトに設計されており、
それ故、据え置き形のコンピュータに比べて標準装備し
ている機能に制約がある。そのため、電子機器が装備す
る機能以外の機能を必要とする場合、従来では、追加の
機能を有するオプション装置、例えばCD‐ROM駆動装置
やハードディスク駆動装置および拡張ポートを有する機
能拡張用の装置を電子機器に接続することが行われてい
る。
【0004】この電子機器の機能を拡張するための装置
の一例が、米国特許第4769764号明細書や米国特
許第4903222号明細書に記載されている。この従
来の拡張装置は、電子機器の大きさに対応した収納凹部
を備えている。この収納凹部は、拡張装置の上方および
前方に連続して開放されており、電子機器は、オペレー
タの手作業によって拡張装置の上方あるいは前方から収
納凹部に取り外し可能に差し込まれるようになってい
る。
の一例が、米国特許第4769764号明細書や米国特
許第4903222号明細書に記載されている。この従
来の拡張装置は、電子機器の大きさに対応した収納凹部
を備えている。この収納凹部は、拡張装置の上方および
前方に連続して開放されており、電子機器は、オペレー
タの手作業によって拡張装置の上方あるいは前方から収
納凹部に取り外し可能に差し込まれるようになってい
る。
【0005】そして、電子機器の後面には、増設用の第
1のコネクタが配置されており、この第1のコネクタ
は、電子機器を収納凹部に差し込んだ時に、この収納凹
部内に配置された第2のコネクタに電気的かつ機械的に
接続されるようになっている。
1のコネクタが配置されており、この第1のコネクタ
は、電子機器を収納凹部に差し込んだ時に、この収納凹
部内に配置された第2のコネクタに電気的かつ機械的に
接続されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の拡張
装置では、オペレータが電子機器を収納凹部に差し込ん
でいくことで、第1のコネクタと第2のコネクタとが互
いに接続されるので、収納凹部に対する電子機器の差し
込み角度がずれていたり、あるいは電子機器の姿勢が傾
いていたりすると、コネクタ同士がうまく嵌合せず、コ
ネクタの変形や接続不良等の原因となる。
装置では、オペレータが電子機器を収納凹部に差し込ん
でいくことで、第1のコネクタと第2のコネクタとが互
いに接続されるので、収納凹部に対する電子機器の差し
込み角度がずれていたり、あるいは電子機器の姿勢が傾
いていたりすると、コネクタ同士がうまく嵌合せず、コ
ネクタの変形や接続不良等の原因となる。
【0007】しかも、収納凹部に対する電子機器の機械
的な固定は、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合
力のみによって維持されるので、これらコネクタが嵌合
されている時に電子機器を引っ張ったり、持ち上げたり
すると、コネクタの嵌合が外れてしまい、電子機器と拡
張装置との電気的な接続が解除されてしまう虞れがあり
得る。特に拡張装置の使用中に、この拡張装置と電子機
器との電気的な接続が解除されると、重要なデータが消
去されたり、故障の原因となるといった問題がある。
的な固定は、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合
力のみによって維持されるので、これらコネクタが嵌合
されている時に電子機器を引っ張ったり、持ち上げたり
すると、コネクタの嵌合が外れてしまい、電子機器と拡
張装置との電気的な接続が解除されてしまう虞れがあり
得る。特に拡張装置の使用中に、この拡張装置と電子機
器との電気的な接続が解除されると、重要なデータが消
去されたり、故障の原因となるといった問題がある。
【0008】この問題に対処するため、最近、電子機器
を収納凹部に抜け止め保持するロック機構を備えた拡張
装置が提供されている。しかしながら、この構成による
と、電子機器を収納凹部に差し込んだ後に、ロック装置
をロック位置に操作する必要があるとともに、電子機器
を収納凹部から取り外す場合には、まず、ロック装置に
よる電子機器のロックを解除しなくてはならない。
を収納凹部に抜け止め保持するロック機構を備えた拡張
装置が提供されている。しかしながら、この構成による
と、電子機器を収納凹部に差し込んだ後に、ロック装置
をロック位置に操作する必要があるとともに、電子機器
を収納凹部から取り外す場合には、まず、ロック装置に
よる電子機器のロックを解除しなくてはならない。
【0009】このため、上記のようにコネクタ相互がう
まく嵌合しない場合があることと合わせて、電子機器の
着脱作業に手間を要することがあり、この点でいま一歩
改善の余地が残されている。
まく嵌合しない場合があることと合わせて、電子機器の
着脱作業に手間を要することがあり、この点でいま一歩
改善の余地が残されている。
【0010】また、電子機器のロックを怠ると、電子機
器は単にコネクタ相互の嵌合力によって収納凹部に保持
されているにすぎないので、この電子機器が収納凹部か
ら容易に外れてしまう。したがって、この電子機器の盗
難に対する保障も不十分なものとなるといった不具合が
ある。
器は単にコネクタ相互の嵌合力によって収納凹部に保持
されているにすぎないので、この電子機器が収納凹部か
ら容易に外れてしまう。したがって、この電子機器の盗
難に対する保障も不十分なものとなるといった不具合が
ある。
【0011】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、電子機器を簡単に着脱することができ、
操作性に優れた電子機器用拡張装置の提供を目的とす
る。
されたもので、電子機器を簡単に着脱することができ、
操作性に優れた電子機器用拡張装置の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る電子機器用拡張装置は、電
子機器が載置されるとともに、この電子機器の第1のコ
ネクタが取り外し可能に接続される第2のコネクタを有
する本体と、上記本体に設けられ、上記電子機器に係合
して上記第1のコネクタと上記第2のコネクタとを互い
に接続する第1の位置と、上記電子機器から離脱して上
記第1のコネクタと上記第2のコネクタとの接続を解除
する第2の位置とに亘って移動可能な係合片と、上記係
合片を第1の位置と第2の位置との間で移動させるモー
タと、を備えていることを特徴としている。
め、本発明の請求項1に係る電子機器用拡張装置は、電
子機器が載置されるとともに、この電子機器の第1のコ
ネクタが取り外し可能に接続される第2のコネクタを有
する本体と、上記本体に設けられ、上記電子機器に係合
して上記第1のコネクタと上記第2のコネクタとを互い
に接続する第1の位置と、上記電子機器から離脱して上
記第1のコネクタと上記第2のコネクタとの接続を解除
する第2の位置とに亘って移動可能な係合片と、上記係
合片を第1の位置と第2の位置との間で移動させるモー
タと、を備えていることを特徴としている。
【0013】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項3に係る電子機器用拡張装置は、上記電子機器が
載置される載置面を有する本体と、上記本体に設けら
れ、上記載置面に載置された電子機器を保持する係合部
材と、上記電子機器の第1のコネクタに接続される第2
のコネクタを有し、この第2のコネクタを上記第1のコ
ネクタに接続させる第1の位置と、上記第2のコネクタ
を上記第1のコネクタから離脱させる第2の位置とに亘
って移動可能に上記本体に設けられたコネクタユニット
と、モータを有し、このモータの動力により上記コネク
タユニットを上記第2の位置から第1の位置又はその逆
に移動させる駆動部と、を備えていることを特徴として
いる。
請求項3に係る電子機器用拡張装置は、上記電子機器が
載置される載置面を有する本体と、上記本体に設けら
れ、上記載置面に載置された電子機器を保持する係合部
材と、上記電子機器の第1のコネクタに接続される第2
のコネクタを有し、この第2のコネクタを上記第1のコ
ネクタに接続させる第1の位置と、上記第2のコネクタ
を上記第1のコネクタから離脱させる第2の位置とに亘
って移動可能に上記本体に設けられたコネクタユニット
と、モータを有し、このモータの動力により上記コネク
タユニットを上記第2の位置から第1の位置又はその逆
に移動させる駆動部と、を備えていることを特徴として
いる。
【0014】
【作用】請求項1の構成において、電子機器を拡張装置
に接続するには、まず、拡張装置の本体に電子機器を載
置する。そして、本体の係合片をモータの動力を利用し
て第2の位置から第1の位置に向けて移動させ、この係
合片を電子機器に係合させる。この係合により、電子機
器が載置面の定位置に保持され、載置面に対する電子機
器の位置決めがなされるとともに、第1のコネクタと第
2のコネクタとが互いに接続される。
に接続するには、まず、拡張装置の本体に電子機器を載
置する。そして、本体の係合片をモータの動力を利用し
て第2の位置から第1の位置に向けて移動させ、この係
合片を電子機器に係合させる。この係合により、電子機
器が載置面の定位置に保持され、載置面に対する電子機
器の位置決めがなされるとともに、第1のコネクタと第
2のコネクタとが互いに接続される。
【0015】このことから、電子機器を拡張装置に接続
するには、単に電子機器を本体に載置するだけで良く、
従来のように電子機器をスライドさせたり、ロック装置
を操作する必要はない。
するには、単に電子機器を本体に載置するだけで良く、
従来のように電子機器をスライドさせたり、ロック装置
を操作する必要はない。
【0016】電子機器を拡張装置から取り出すには、本
体の係合片をモータの動力を利用して第1の位置から第
2の位置に向けて移動させ、この係合片を電子機器から
離脱させる。このことにより、本体に対する電子機器の
押え込みが解除されるので、この電子機器を本体から取
り出すことができる。そのため、従来のように電子機器
のロックを解除したり、コネクタの嵌合力に抗して電子
機器を手で引き出すといった面倒な作業が不要となる。
体の係合片をモータの動力を利用して第1の位置から第
2の位置に向けて移動させ、この係合片を電子機器から
離脱させる。このことにより、本体に対する電子機器の
押え込みが解除されるので、この電子機器を本体から取
り出すことができる。そのため、従来のように電子機器
のロックを解除したり、コネクタの嵌合力に抗して電子
機器を手で引き出すといった面倒な作業が不要となる。
【0017】請求項3の構成によると、電子機器を拡張
装置に接続するには、まず、電子機器を本体の載置面に
載置し、この電子機器を係合部材を介して載置面の上に
保持する。そして、モータの動力を利用してコネクタユ
ニットを第2の位置から第1の位置に向けて移動させ、
第2のコネクタを第1のコネクタに向けて進出させる。
これにより、第2のコネクタが第1のコネクタに接続さ
れ、これら第1および第2のコネクタを介して筐体と拡
張装置とが電気的に接続される。
装置に接続するには、まず、電子機器を本体の載置面に
載置し、この電子機器を係合部材を介して載置面の上に
保持する。そして、モータの動力を利用してコネクタユ
ニットを第2の位置から第1の位置に向けて移動させ、
第2のコネクタを第1のコネクタに向けて進出させる。
これにより、第2のコネクタが第1のコネクタに接続さ
れ、これら第1および第2のコネクタを介して筐体と拡
張装置とが電気的に接続される。
【0018】一方、電子機器を拡張装置から取り出すに
は、モータの動力を利用してコネクタユニットを第1の
位置から第2の位置に向けて移動させ、第1のコネクタ
と第2のコネクタとの接続を解除するとともに、係合部
材による電子機器の保持を解除する。このことにより、
電子機器と拡張装置とが電気的および機械的に切り離さ
れた状態となり、電子機器を本体の載置面から取り出す
ことができる。
は、モータの動力を利用してコネクタユニットを第1の
位置から第2の位置に向けて移動させ、第1のコネクタ
と第2のコネクタとの接続を解除するとともに、係合部
材による電子機器の保持を解除する。このことにより、
電子機器と拡張装置とが電気的および機械的に切り離さ
れた状態となり、電子機器を本体の載置面から取り出す
ことができる。
【0019】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図6
にもとづいて説明する。
にもとづいて説明する。
【0020】図1および図2において、符号1は電子機
器としてのブック形のポータブルコンピュータを開示し
ている。このコンピュータ1は、四角形箱形をなす筐体
2を備えている。筐体2は、長方形状の上面3aおよび
底面3bと、これら上面3aおよび底面3bに連なる細
長い前面4aと後面4bならびに左右の側面5a,5b
とを備えている。そして、筐体2の前面4aと左右の側
面5a,5bには、凹部6a〜6cが形成されている。
これら凹部6a〜6cは、前面4aおよび左右の側面5
a,5bの全長に亘って水平に延びている。
器としてのブック形のポータブルコンピュータを開示し
ている。このコンピュータ1は、四角形箱形をなす筐体
2を備えている。筐体2は、長方形状の上面3aおよび
底面3bと、これら上面3aおよび底面3bに連なる細
長い前面4aと後面4bならびに左右の側面5a,5b
とを備えている。そして、筐体2の前面4aと左右の側
面5a,5bには、凹部6a〜6cが形成されている。
これら凹部6a〜6cは、前面4aおよび左右の側面5
a,5bの全長に亘って水平に延びている。
【0021】筐体2の内部には、フロッピーディスク駆
動装置7が組み込まれている。フロッピーディスク駆動
装置7は、フロッピーディスクの挿入口8を有し、この
挿入口8は、筐体2の前面4aに開口されている。
動装置7が組み込まれている。フロッピーディスク駆動
装置7は、フロッピーディスクの挿入口8を有し、この
挿入口8は、筐体2の前面4aに開口されている。
【0022】筐体2の上面3aに、情報の入力手段とし
てのキーボード装置10が配置されている。キーボード
装置10は、多数のキー11を有し、これらキー11が
筐体2の上面3aに露出されている。
てのキーボード装置10が配置されている。キーボード
装置10は、多数のキー11を有し、これらキー11が
筐体2の上面3aに露出されている。
【0023】筐体2に、フラットパネル形のディスプレ
イユニット12が取り付けられている。ディスプレイユ
ニット12は、図1や図2に示すように、キーボード装
置10を上方から覆い隠す閉じ位置と、このキーボード
装置10の後方で起立する開き位置とに亘って回動可能
に上記筐体2に枢支されている。そして、ディスプレイ
ユニット12を閉じ位置に回動させた状態では、ディス
プレイユニット12の上面や周面が筐体2の前面4a、
後面4bおよび左右の側面5a,5bに面一に連続し、
コンピュータ1が携帯に便利な箱形状をなすようになっ
ている。
イユニット12が取り付けられている。ディスプレイユ
ニット12は、図1や図2に示すように、キーボード装
置10を上方から覆い隠す閉じ位置と、このキーボード
装置10の後方で起立する開き位置とに亘って回動可能
に上記筐体2に枢支されている。そして、ディスプレイ
ユニット12を閉じ位置に回動させた状態では、ディス
プレイユニット12の上面や周面が筐体2の前面4a、
後面4bおよび左右の側面5a,5bに面一に連続し、
コンピュータ1が携帯に便利な箱形状をなすようになっ
ている。
【0024】図5に示すように、筐体2の後面4bに差
し込み形の第1のコネクタ13が配置されている。第1
のコネクタ13は、図示しない回路基板を介して上記フ
ロッピーディスク駆動装置7やディスプレイユニット1
2に電気的に接続されている。
し込み形の第1のコネクタ13が配置されている。第1
のコネクタ13は、図示しない回路基板を介して上記フ
ロッピーディスク駆動装置7やディスプレイユニット1
2に電気的に接続されている。
【0025】ところで、このコンピュータ1を使用する
に際して、コンピュータ1が標準装備している機能を拡
張する場合には、図1や図2に示すような拡張装置15
が用いられる。拡張装置15は、本体ケース16を備え
ている。本体ケース16は、コンピュータ1の筐体2よ
りも大きなサイズを有する四角形箱状をなしている。こ
の本体ケース16には、コンピュータ1の機能を拡張す
るための装置として、例えばCD‐ROM駆動装置17やハ
ードディスク駆動装置18が収容されているとともに、
モデムカードやアプリケーションカードを収容するため
の拡張スロット19が形成されている。CD‐ROM駆動装
置17やハードディスク駆動装置18は、本体ケース1
6に収容されたメイン回路基板20に電気的に接続され
ている。
に際して、コンピュータ1が標準装備している機能を拡
張する場合には、図1や図2に示すような拡張装置15
が用いられる。拡張装置15は、本体ケース16を備え
ている。本体ケース16は、コンピュータ1の筐体2よ
りも大きなサイズを有する四角形箱状をなしている。こ
の本体ケース16には、コンピュータ1の機能を拡張す
るための装置として、例えばCD‐ROM駆動装置17やハ
ードディスク駆動装置18が収容されているとともに、
モデムカードやアプリケーションカードを収容するため
の拡張スロット19が形成されている。CD‐ROM駆動装
置17やハードディスク駆動装置18は、本体ケース1
6に収容されたメイン回路基板20に電気的に接続され
ている。
【0026】本体ケース16は、その上面にコンピュー
タ1の筐体2を載置するための水平な載置面24を備え
ている。載置面24は、筐体2の底面3bと略同じ大き
さを有する平坦面をなしており、この載置面24の前端
部および左右の両端部には、第1ないし第3の逃げ凹部
25a,25b,25cが連続して形成されている。
タ1の筐体2を載置するための水平な載置面24を備え
ている。載置面24は、筐体2の底面3bと略同じ大き
さを有する平坦面をなしており、この載置面24の前端
部および左右の両端部には、第1ないし第3の逃げ凹部
25a,25b,25cが連続して形成されている。
【0027】図4や図5に示すように、第1ないし第3
の逃げ凹部25a,25b,25cには、夫々第1ない
し第3の係合片26a,26b,26cが回動可能に枢
支されている。これら係合片26a,26b,26c
は、載置面24の前部から左右両側部にかけての範囲を
連続して取り囲んでいる。載置面24の前部に位置され
た第1の係合片26aは、筐体2の前面4aの全長に亘
る長さを有している。載置面24の左右両側部に位置さ
れた第2および第3の係合片26b,26cは、筐体2
の左右の側面5a,5bの全長に亘る長さを有してい
る。
の逃げ凹部25a,25b,25cには、夫々第1ない
し第3の係合片26a,26b,26cが回動可能に枢
支されている。これら係合片26a,26b,26c
は、載置面24の前部から左右両側部にかけての範囲を
連続して取り囲んでいる。載置面24の前部に位置され
た第1の係合片26aは、筐体2の前面4aの全長に亘
る長さを有している。載置面24の左右両側部に位置さ
れた第2および第3の係合片26b,26cは、筐体2
の左右の側面5a,5bの全長に亘る長さを有してい
る。
【0028】図4や図5に示すように、各係合片26
a,26b,26cは、細長い板状の係合片本体27を
有している。係合片本体27は、その一端が第1ないし
第3の逃げ凹部25a〜25cに挿入されており、この
係合片本体27の下端が水平な枢軸28を介して本体ケ
ース21に回動可能に枢支されている。
a,26b,26cは、細長い板状の係合片本体27を
有している。係合片本体27は、その一端が第1ないし
第3の逃げ凹部25a〜25cに挿入されており、この
係合片本体27の下端が水平な枢軸28を介して本体ケ
ース21に回動可能に枢支されている。
【0029】係合片本体27の上端には、爪部29が一
体に形成されている。爪部29は、先細り状に尖ってお
り、上記筐体2の凹部6a〜6cに取り外し可能に嵌合
されるようになっている。そのため、係合片本体27
は、上記枢軸28を支点として爪部29が凹部6a〜6
cに嵌合する第1の位置と、この爪部29が凹部6a〜
6cから離脱する第2の位置とに亘って所定角度回動し
得るようになっている。
体に形成されている。爪部29は、先細り状に尖ってお
り、上記筐体2の凹部6a〜6cに取り外し可能に嵌合
されるようになっている。そのため、係合片本体27
は、上記枢軸28を支点として爪部29が凹部6a〜6
cに嵌合する第1の位置と、この爪部29が凹部6a〜
6cから離脱する第2の位置とに亘って所定角度回動し
得るようになっている。
【0030】係合片本体27は、爪部29の下方に載置
面24に向って延びる支持部30を有している。支持部
30は、図4や図5に二点鎖線で示すように、係合片本
体27が第2の位置に回動されている時に、その先端が
載置面24よりも僅かに高い位置にあり、上記筐体2の
底面3bに接するようになっている。
面24に向って延びる支持部30を有している。支持部
30は、図4や図5に二点鎖線で示すように、係合片本
体27が第2の位置に回動されている時に、その先端が
載置面24よりも僅かに高い位置にあり、上記筐体2の
底面3bに接するようになっている。
【0031】また、図2に示すように、本体ケース16
は、載置面24にコンピュータ1が載置されたか否かを
検出する手段としての第1の検出スイッチ31を備えて
いる。検出スイッチ31は、載置面24に露出されるア
ーマチュア31aを有し、このアーマチュア31aが筐
体2の底面3bに接するようになっている。
は、載置面24にコンピュータ1が載置されたか否かを
検出する手段としての第1の検出スイッチ31を備えて
いる。検出スイッチ31は、載置面24に露出されるア
ーマチュア31aを有し、このアーマチュア31aが筐
体2の底面3bに接するようになっている。
【0032】このため、載置面24にコンピュータ1を
載置すると、筐体2の底面3bによってアーマチュア3
1aが下方に押し込まれ、検出スイッチ31がONされ
る。
載置すると、筐体2の底面3bによってアーマチュア3
1aが下方に押し込まれ、検出スイッチ31がONされ
る。
【0033】図5に示すように、上記本体ケース16
は、載置面24の後方にスライドガイド面35を有して
いる。スライドガイド面35は、載置面24よりも低い
位置において水平に延びており、このスライドガイド面
35の上にコネクタユニット36が前後方向にスライド
可能に支持されている。
は、載置面24の後方にスライドガイド面35を有して
いる。スライドガイド面35は、載置面24よりも低い
位置において水平に延びており、このスライドガイド面
35の上にコネクタユニット36が前後方向にスライド
可能に支持されている。
【0034】コネクタユニット36は、載置面24に面
一に連続する水平な上面37と、この上面37の後端に
連なる垂直な第1のコネクタ設置面38と、本体ケース
16の後面に連続する垂直な第2のコネクタ設置面39
とを有している。第1のコネクタ設置面38は、筐体2
の後面4bと対向し合い、この第1のコネクタ設置面3
8に筐体2の第1のコネクタ13に取り外し可能に接続
されるインターフェース用の第2のコネクタ40が配置
されている。
一に連続する水平な上面37と、この上面37の後端に
連なる垂直な第1のコネクタ設置面38と、本体ケース
16の後面に連続する垂直な第2のコネクタ設置面39
とを有している。第1のコネクタ設置面38は、筐体2
の後面4bと対向し合い、この第1のコネクタ設置面3
8に筐体2の第1のコネクタ13に取り外し可能に接続
されるインターフェース用の第2のコネクタ40が配置
されている。
【0035】このため、図5の矢印で示すように、コネ
クタユニット36は、第2のコネクタ40が第1のコネ
クタ13に接続される第1の位置と、第2のコネクタ4
0が第1のコネクタ13から離脱される第2の位置とに
亘って前後にスライドされる。
クタユニット36は、第2のコネクタ40が第1のコネ
クタ13に接続される第1の位置と、第2のコネクタ4
0が第1のコネクタ13から離脱される第2の位置とに
亘って前後にスライドされる。
【0036】図3に示すように、第2のコネクタ設置面
39には、例えばプリンタ、外部キーボードあるいはマ
ウスのようなコンピュータ1の機能を拡張する外部機器
を接続するための複数の拡張コネクタ41が左右に並べ
て配置されている。これら拡張コネクタ41は、図示し
ない回路基板を介して第2のコネクタ40に電気的に接
続されている。
39には、例えばプリンタ、外部キーボードあるいはマ
ウスのようなコンピュータ1の機能を拡張する外部機器
を接続するための複数の拡張コネクタ41が左右に並べ
て配置されている。これら拡張コネクタ41は、図示し
ない回路基板を介して第2のコネクタ40に電気的に接
続されている。
【0037】図5に示すように、コネクタユニット36
の底板36aには、第1の中継コネクタ43が配置され
ている。第1の中継コネクタ43は、図示しない配線基
板を介して上記第2のコネクタ40に接続されている。
の底板36aには、第1の中継コネクタ43が配置され
ている。第1の中継コネクタ43は、図示しない配線基
板を介して上記第2のコネクタ40に接続されている。
【0038】コネクタユニット36の底面と対向し合う
スライドガイド面35には、第2の中継コネクタ44が
配置されている。第2の中継コネクタ44は、前後方向
にスライド可能に本体ケース16に支持されている。第
2の中継コネクタ44は、第1の中継コネクタ43に直
接接続されているとともに、フレキシブルな配線基板4
5を介して上記メイン回路基板20に接続されている。
そのため、第2のコネクタ40は、本体ケース16内の
CD‐ROM駆動装置17やハードディスク駆動装置18と
電気的に接続されている。
スライドガイド面35には、第2の中継コネクタ44が
配置されている。第2の中継コネクタ44は、前後方向
にスライド可能に本体ケース16に支持されている。第
2の中継コネクタ44は、第1の中継コネクタ43に直
接接続されているとともに、フレキシブルな配線基板4
5を介して上記メイン回路基板20に接続されている。
そのため、第2のコネクタ40は、本体ケース16内の
CD‐ROM駆動装置17やハードディスク駆動装置18と
電気的に接続されている。
【0039】一方、本体ケース16およびコネクタユニ
ット36の内部には、上記第2および第3の係合片26
b,26cを第1の位置から第2の位置又はその逆に回
動させるとともに、コネクタユニット36を前後にスラ
イドさせるための駆動手段51が配置されている。
ット36の内部には、上記第2および第3の係合片26
b,26cを第1の位置から第2の位置又はその逆に回
動させるとともに、コネクタユニット36を前後にスラ
イドさせるための駆動手段51が配置されている。
【0040】図6に示すように、駆動手段51は、第2
および第3の係合片26b,26cを回動させる第1の
駆動部52と、コネクタユニット36を前後にスライド
させる第2の駆動部53と、これら両駆動部52,53
の駆動源となる正逆転可能なモータ54と、このモータ
54の動力を両駆動部52,53に伝える連動機構部5
5とを備えている。
および第3の係合片26b,26cを回動させる第1の
駆動部52と、コネクタユニット36を前後にスライド
させる第2の駆動部53と、これら両駆動部52,53
の駆動源となる正逆転可能なモータ54と、このモータ
54の動力を両駆動部52,53に伝える連動機構部5
5とを備えている。
【0041】すなわち、第1の駆動部52は、載置面2
4の左右方向に延びる第1のラック56aおよび第2の
ラック56bと、これらラック56a,56bと噛み合
う一対のピニオン57a,57bとを有している。ピニ
オン57a,57bは、上記係合片26b,26cの枢
軸28に固定されて、この枢軸28および係合片26
b,26cと一体に回動するようになっている。そし
て、左側の係合片26bに対応する第1のラック56a
は、第2のラック56bの上方に延びる延長部58を有
し、これら延長部58と第2のラック56bとの間に上
記連動機構部55の出力端が介在されている。
4の左右方向に延びる第1のラック56aおよび第2の
ラック56bと、これらラック56a,56bと噛み合
う一対のピニオン57a,57bとを有している。ピニ
オン57a,57bは、上記係合片26b,26cの枢
軸28に固定されて、この枢軸28および係合片26
b,26cと一体に回動するようになっている。そし
て、左側の係合片26bに対応する第1のラック56a
は、第2のラック56bの上方に延びる延長部58を有
し、これら延長部58と第2のラック56bとの間に上
記連動機構部55の出力端が介在されている。
【0042】連動機構部55は、モータ54の駆動軸5
9と平行に配置された回転軸60を有している。回転軸
60の一端には、減速大プーリ61が取り付けられてお
り、この減速大プーリ61は、歯付きベルト62を介し
て駆動軸59の上の減速小プーリ63と連動されてい
る。また、回転軸60の他端には、駆動歯車64が取り
付けられている。駆動歯車64は、第1のラック56a
の延長部58と第2のラック56bとの間に介在され
て、これら両者に噛み合っている。
9と平行に配置された回転軸60を有している。回転軸
60の一端には、減速大プーリ61が取り付けられてお
り、この減速大プーリ61は、歯付きベルト62を介し
て駆動軸59の上の減速小プーリ63と連動されてい
る。また、回転軸60の他端には、駆動歯車64が取り
付けられている。駆動歯車64は、第1のラック56a
の延長部58と第2のラック56bとの間に介在され
て、これら両者に噛み合っている。
【0043】したがって、図6に矢印Aで示すように、
モータ54の駆動軸59が反時計回り方向に回転し、こ
の回転が歯付きベルト62を介して回転軸60に減速さ
れた状態で伝達されると、この回転軸60と一体に駆動
歯車64が矢印A方向に回転する。この回転により、駆
動歯車64と噛み合う第1および第2のラック56a,
56bが互いに遠ざかるように左右方向にスライドし、
ピニオン57a,57bを介して枢軸28が互いに逆向
きに一定角度回転する。この結果、係合片26b,26
cが第1の位置に向けて同時に回動される。
モータ54の駆動軸59が反時計回り方向に回転し、こ
の回転が歯付きベルト62を介して回転軸60に減速さ
れた状態で伝達されると、この回転軸60と一体に駆動
歯車64が矢印A方向に回転する。この回転により、駆
動歯車64と噛み合う第1および第2のラック56a,
56bが互いに遠ざかるように左右方向にスライドし、
ピニオン57a,57bを介して枢軸28が互いに逆向
きに一定角度回転する。この結果、係合片26b,26
cが第1の位置に向けて同時に回動される。
【0044】モータ54の駆動軸59が時計回り方向に
回転し、これに追従して駆動歯車64が矢印B方向に回
転すると、第1および第2のラック56a,56bが互
いに近接するように左右方向にスライドする。このスラ
イドにより、ピニオン57a,57bおよび枢軸28が
一定角度回動し、係合片26b,26cが第1の位置か
ら第2の位置に向けて同時に回動される。
回転し、これに追従して駆動歯車64が矢印B方向に回
転すると、第1および第2のラック56a,56bが互
いに近接するように左右方向にスライドする。このスラ
イドにより、ピニオン57a,57bおよび枢軸28が
一定角度回動し、係合片26b,26cが第1の位置か
ら第2の位置に向けて同時に回動される。
【0045】回転軸60と減速大プーリ61との間に
は、トルクリミッタ65が介在されている。トルクリミ
ッタ65は、回転軸60が矢印A方向に回転している時
に、この回転軸60から減速大プーリ61に向けて規定
以上の大きさの逆負荷が加わった場合に、減速大プーリ
61から回転軸60への動力伝達を遮断するようになっ
ている。そのため、係合片26b,26cが上記のよう
に第1の位置に回動されて、それ以上の回動が制限され
た時に、回転軸60の回転が停止される。
は、トルクリミッタ65が介在されている。トルクリミ
ッタ65は、回転軸60が矢印A方向に回転している時
に、この回転軸60から減速大プーリ61に向けて規定
以上の大きさの逆負荷が加わった場合に、減速大プーリ
61から回転軸60への動力伝達を遮断するようになっ
ている。そのため、係合片26b,26cが上記のよう
に第1の位置に回動されて、それ以上の回動が制限され
た時に、回転軸60の回転が停止される。
【0046】なお、載置面24の前端に位置された第1
の係合片26aは、駆動手段51によって強制的に回動
されることなく自由に回動可能となっており、本実施例
の場合は、図示しないスプリングによって第2の位置に
向けて回動付勢されている。
の係合片26aは、駆動手段51によって強制的に回動
されることなく自由に回動可能となっており、本実施例
の場合は、図示しないスプリングによって第2の位置に
向けて回動付勢されている。
【0047】コネクタユニット36を前後にスライドさ
せる第2の駆動部53は、前後方向に延びる送りねじ7
1を有している。送りねじ71は、コネクタユニット3
6の底板36aにねじ込まれている。送りねじ71の一
端には、第1のプーリ72が取り付けられている。第1
のプーリ72は、歯付きベルト73を介して第2のプー
リ74と連動されている。第2のプーリ72は、上記第
2のラック56bの一端から延びるステー75に支持さ
れており、上記減速大プーリ61の外周面に対し接離可
能となっている。
せる第2の駆動部53は、前後方向に延びる送りねじ7
1を有している。送りねじ71は、コネクタユニット3
6の底板36aにねじ込まれている。送りねじ71の一
端には、第1のプーリ72が取り付けられている。第1
のプーリ72は、歯付きベルト73を介して第2のプー
リ74と連動されている。第2のプーリ72は、上記第
2のラック56bの一端から延びるステー75に支持さ
れており、上記減速大プーリ61の外周面に対し接離可
能となっている。
【0048】つまり、第2のプーリ74は、第2のラッ
ク56bと一体に左右に移動するようになっており、こ
の第2のラック56bが右側に最大にスライドされて、
係合片26b,26cが第1の位置に回動された時に、
第2のプーリ74および歯付きベルト73が減速大プー
リ61に接触するようになっている。
ク56bと一体に左右に移動するようになっており、こ
の第2のラック56bが右側に最大にスライドされて、
係合片26b,26cが第1の位置に回動された時に、
第2のプーリ74および歯付きベルト73が減速大プー
リ61に接触するようになっている。
【0049】この接触により、減速大プーリ61の回転
が歯付きベルト73を介して第1のプーリ72に伝達さ
れ、送りねじ71が回転する。この結果、コネクタユニ
ット36が第1の位置に向けて前方にスライドし、第1
のコネクタ13と第2のコネクタ40とが接続される。
が歯付きベルト73を介して第1のプーリ72に伝達さ
れ、送りねじ71が回転する。この結果、コネクタユニ
ット36が第1の位置に向けて前方にスライドし、第1
のコネクタ13と第2のコネクタ40とが接続される。
【0050】また、モータ54が逆転すると、送りねじ
71の回転方向が反転するので、コネクタユニット36
が第1の位置から第2の位置に向けて後方にスライド
し、第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との接続
が解除される。
71の回転方向が反転するので、コネクタユニット36
が第1の位置から第2の位置に向けて後方にスライド
し、第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との接続
が解除される。
【0051】図6に示すように、第2のラック56bの
右側方には、係合片26b,26cが第1の位置に回動
されたことを検出するための第2の検出スイッチ78が
配置されている。第2の検出スイッチ78は、第2のラ
ック56bの右端部と対向し合うアーマチュア78aを
備えている。アーマチュア78aは、第2のラック56
bが右側に移動して、係合片26b,26cが第1の位
置に回動された時に、第2のラック56bによって押し
込まれるようになっており、このことにより第2の検出
スイッチ78がONされる。
右側方には、係合片26b,26cが第1の位置に回動
されたことを検出するための第2の検出スイッチ78が
配置されている。第2の検出スイッチ78は、第2のラ
ック56bの右端部と対向し合うアーマチュア78aを
備えている。アーマチュア78aは、第2のラック56
bが右側に移動して、係合片26b,26cが第1の位
置に回動された時に、第2のラック56bによって押し
込まれるようになっており、このことにより第2の検出
スイッチ78がONされる。
【0052】さらに、図6に示すように、コネクタユニ
ット36の底板36aの前方には、コネクタユニット3
6が第1の位置にスライドされたことを検出するための
第3の検出スイッチ81が配置されている。第3の検出
スイッチ81は、底板36aと対向し合うアーマチュア
81aを備えている。アーマチュア81aは、コネクタ
ユニット36が第1の位置にスライドされた時に、この
底板36aの前端部によって押し込まれるようになって
おり、このことにより、第3の検出スイッチ81がONさ
れる。
ット36の底板36aの前方には、コネクタユニット3
6が第1の位置にスライドされたことを検出するための
第3の検出スイッチ81が配置されている。第3の検出
スイッチ81は、底板36aと対向し合うアーマチュア
81aを備えている。アーマチュア81aは、コネクタ
ユニット36が第1の位置にスライドされた時に、この
底板36aの前端部によって押し込まれるようになって
おり、このことにより、第3の検出スイッチ81がONさ
れる。
【0053】第1ないし第3の検出スイッチ31,7
8,81およびモータ54は、制御ケーブル82を介し
て制御装置83に接続されている。制御装置83には、
第1ないし第3の検出スイッチ31,78,81からの
信号が入力されるようになっており、この信号に応じて
モータ54のON・OFFおよび回転方向の制御がなされ
る。
8,81およびモータ54は、制御ケーブル82を介し
て制御装置83に接続されている。制御装置83には、
第1ないし第3の検出スイッチ31,78,81からの
信号が入力されるようになっており、この信号に応じて
モータ54のON・OFFおよび回転方向の制御がなされ
る。
【0054】次に、コンピュータ1を拡張装置15に取
り付ける手順について説明する。
り付ける手順について説明する。
【0055】図2は、コンピュータ1を拡張装置15に
装着する直前の状態を示している。この状態において、
コンピュータ1はディスプレイユニット12が閉じら
れ、全体として偏平な箱状をなしている。また、拡張装
置15は電源に接続され、モータ54や制御装置83に
通電されたスタンバイ状態に保持されている。それとと
もに、第1ないし第3の係合片26a〜26cおよびコ
ネクタユニット36は、夫々第2の位置に保持されてい
る。
装着する直前の状態を示している。この状態において、
コンピュータ1はディスプレイユニット12が閉じら
れ、全体として偏平な箱状をなしている。また、拡張装
置15は電源に接続され、モータ54や制御装置83に
通電されたスタンバイ状態に保持されている。それとと
もに、第1ないし第3の係合片26a〜26cおよびコ
ネクタユニット36は、夫々第2の位置に保持されてい
る。
【0056】コンピュータ1は、まず最初に拡張装置1
5の載置面24に載置される。この時、第1ないし第3
の係合片26a〜26cの支持部30は、載置面24の
前端部および左右両側部において、この載置面24より
も僅かに高い位置に張り出しているので、この支持部3
0にコンピュータ1の筐体2の底面3bが接触する。そ
して、載置面24の前端部に位置された第1の係合片2
6aは、自由に回動可能であるため、その支持部30に
筐体2の底面3bが接すると、コンピュータ1の重量を
受けて枢軸28を支点に回動する。この回動により、第
1の係合片26aの爪部29が筐体2の前面4aの凹部
6aに僅かに入り込み、このことにより、コンピュータ
1と第1ないし第3の係合片26a〜26cとの位置合
わせがなされる。
5の載置面24に載置される。この時、第1ないし第3
の係合片26a〜26cの支持部30は、載置面24の
前端部および左右両側部において、この載置面24より
も僅かに高い位置に張り出しているので、この支持部3
0にコンピュータ1の筐体2の底面3bが接触する。そ
して、載置面24の前端部に位置された第1の係合片2
6aは、自由に回動可能であるため、その支持部30に
筐体2の底面3bが接すると、コンピュータ1の重量を
受けて枢軸28を支点に回動する。この回動により、第
1の係合片26aの爪部29が筐体2の前面4aの凹部
6aに僅かに入り込み、このことにより、コンピュータ
1と第1ないし第3の係合片26a〜26cとの位置合
わせがなされる。
【0057】また、コンピュータ1を載置面24に置く
と、その筐体2の底面3bが第1の検出スイッチ31の
アーマチュア31aに接触し、このアーマチュア31a
が押し込まれる。このことにより、検出スイッチ31が
ONとなり、載置面24の上にコンピュータ1が置かれた
ことを示す信号が制御装置83に送られる。
と、その筐体2の底面3bが第1の検出スイッチ31の
アーマチュア31aに接触し、このアーマチュア31a
が押し込まれる。このことにより、検出スイッチ31が
ONとなり、載置面24の上にコンピュータ1が置かれた
ことを示す信号が制御装置83に送られる。
【0058】制御装置83にコンピュータ1の存在を示
す信号が送られると、この制御装置83は、モータ54
に駆動信号を出力し、このモータ54の駆動軸59が反
時計回り方向に回転する。この駆動軸59の回転は、減
速小プーリ63から歯付きベルト62および減速大プー
リ61を介して回転軸60に伝えられ、駆動歯車64が
回転する。この駆動歯車64の回転により第1および第
2のラック56a,56bが互いに遠ざかるように左右
方向にスライドし、ピニオン57a,57bを介して枢
軸28を一定角度回動させる。
す信号が送られると、この制御装置83は、モータ54
に駆動信号を出力し、このモータ54の駆動軸59が反
時計回り方向に回転する。この駆動軸59の回転は、減
速小プーリ63から歯付きベルト62および減速大プー
リ61を介して回転軸60に伝えられ、駆動歯車64が
回転する。この駆動歯車64の回転により第1および第
2のラック56a,56bが互いに遠ざかるように左右
方向にスライドし、ピニオン57a,57bを介して枢
軸28を一定角度回動させる。
【0059】このことにより、コンピュータ1の左右両
側に位置する第2の係合片26bおよび第3の係合片2
6cが第2の位置から第1の位置に向けて回動し、その
爪部29が筐体2の側面5a,5bの凹部6b,6cに
嵌まり込む。この場合、図4に符号X1で示すように、爪
部29は枢軸28を支点とする下向きの円弧を描いて移
動する。このため、爪部29が凹部6b,6cに嵌合す
ると、筐体2は載置面24に押し付けられるような力を
受け、この載置面24の上に移動不能に保持される。
側に位置する第2の係合片26bおよび第3の係合片2
6cが第2の位置から第1の位置に向けて回動し、その
爪部29が筐体2の側面5a,5bの凹部6b,6cに
嵌まり込む。この場合、図4に符号X1で示すように、爪
部29は枢軸28を支点とする下向きの円弧を描いて移
動する。このため、爪部29が凹部6b,6cに嵌合す
ると、筐体2は載置面24に押し付けられるような力を
受け、この載置面24の上に移動不能に保持される。
【0060】また、予め筐体2の前面4aに係合されて
いる第1の係合片26aは、筐体2の動きに追従して第
1の位置に向けて下向きに回動し、上記左右の係合片2
6b,26cと協働して筐体2を載置面24の上に押え
込む。
いる第1の係合片26aは、筐体2の動きに追従して第
1の位置に向けて下向きに回動し、上記左右の係合片2
6b,26cと協働して筐体2を載置面24の上に押え
込む。
【0061】係合片26b,26cが第1の位置に達す
ると、第2のラック56bが右側に大きくスライドする
ので、この第2のラック56bの右端部によって第2の
検出スイッチ78のアーマチュア78aが押し込まれ
る。これにより、第2の検出スイッチ78がONとなり、
係合片26b,26cが第1の位置に回動されて、筐体
2を載置面24に押え込んだことを示す信号が制御装置
83に送られる。
ると、第2のラック56bが右側に大きくスライドする
ので、この第2のラック56bの右端部によって第2の
検出スイッチ78のアーマチュア78aが押し込まれ
る。これにより、第2の検出スイッチ78がONとなり、
係合片26b,26cが第1の位置に回動されて、筐体
2を載置面24に押え込んだことを示す信号が制御装置
83に送られる。
【0062】第2のラック56bが右側にスライドされ
ると、この第2のラック56bにはステー75を介して
第2のプーリ74が支持されているので、この第2のプ
ーリ74は、第2のラック56bと共に右側に移動し、
減速大プーリ61に近づく。そして、第2のプーリ74
は、第2のラック56bがアーマチュア78aを押し込
んだ時点で減速大プーリ61に接触し、この減速大プー
リ61との間で歯付きベルト73を挟み込む。
ると、この第2のラック56bにはステー75を介して
第2のプーリ74が支持されているので、この第2のプ
ーリ74は、第2のラック56bと共に右側に移動し、
減速大プーリ61に近づく。そして、第2のプーリ74
は、第2のラック56bがアーマチュア78aを押し込
んだ時点で減速大プーリ61に接触し、この減速大プー
リ61との間で歯付きベルト73を挟み込む。
【0063】この場合、係合片26b,26cが第1の
位置に達すると、凹部6b,6cとの嵌合によりそれ以
上の係合片26b,26cの回動が制限されるので、減
速大プーリ61には、回転軸60側からその回転を停止
させようとする逆負荷が加わる。すると、トルクリミッ
タ65が働き、減速大プーリ61から回転軸60への動
力伝達が遮断される。したがって、モータ54の動力伝
達経路が第1の駆動部52から第2の駆動部53に切り
換わる。
位置に達すると、凹部6b,6cとの嵌合によりそれ以
上の係合片26b,26cの回動が制限されるので、減
速大プーリ61には、回転軸60側からその回転を停止
させようとする逆負荷が加わる。すると、トルクリミッ
タ65が働き、減速大プーリ61から回転軸60への動
力伝達が遮断される。したがって、モータ54の動力伝
達経路が第1の駆動部52から第2の駆動部53に切り
換わる。
【0064】歯付きベルト73が第2のプーリ74と減
速大プーリ61との間で挟み込まれると、この歯付きベ
ルト73は減速大プーリ61に追従して走行を開始し、
減速大プーリ61の回転が第1のプーリ72を介して送
りねじ71に伝えられる。このことにより、送りねじ7
1が回転し、コネクタユニット36が第2の位置から第
1の位置に向けてスライドされる。
速大プーリ61との間で挟み込まれると、この歯付きベ
ルト73は減速大プーリ61に追従して走行を開始し、
減速大プーリ61の回転が第1のプーリ72を介して送
りねじ71に伝えられる。このことにより、送りねじ7
1が回転し、コネクタユニット36が第2の位置から第
1の位置に向けてスライドされる。
【0065】コネクタユニット36が第1の位置に達す
ると、第2のコネクタ40と第1のコネクタ13とが互
いに接続され、コンピュータ1とCD‐ROM駆動装置17
およびハードディスク駆動装置18とが電気的に接続さ
れる。
ると、第2のコネクタ40と第1のコネクタ13とが互
いに接続され、コンピュータ1とCD‐ROM駆動装置17
およびハードディスク駆動装置18とが電気的に接続さ
れる。
【0066】コネクタユニット36が第1の位置に達す
ると、その底板36aの前端部によって第3の検出スイ
ッチ81のアーマチュア81aが押し込まれる。これに
より、第3の検出スイッチ81がONとなり、コネクタユ
ニット36がコンピュータ1に接続されたことを示す信
号が制御装置83に送られる。すると、制御装置83
は、モータ54の駆動を停止する信号を出力し、上記係
合片26b,26cおよびコネクタユニット36が夫々
第1の位置に保持される。このような一連の動作によ
り、コンピュータ1は、拡張装置15に電気的に接続さ
れた状態で載置面24の上に抜け止め保持される。
ると、その底板36aの前端部によって第3の検出スイ
ッチ81のアーマチュア81aが押し込まれる。これに
より、第3の検出スイッチ81がONとなり、コネクタユ
ニット36がコンピュータ1に接続されたことを示す信
号が制御装置83に送られる。すると、制御装置83
は、モータ54の駆動を停止する信号を出力し、上記係
合片26b,26cおよびコネクタユニット36が夫々
第1の位置に保持される。このような一連の動作によ
り、コンピュータ1は、拡張装置15に電気的に接続さ
れた状態で載置面24の上に抜け止め保持される。
【0067】一方、コンピュータ1を拡張装置15から
取り外すには、キーボード装置10のキー11を予め決
められた手順に従って操作し、制御装置83にコンピュ
−タ1を取り外すことを示す指令を与える。これによ
り、制御装置83は、モータ54に駆動信号を送出し、
モータ54の駆動軸59をコンピュータ1の装着時とは
逆向きの時計回り方向に回転させる。
取り外すには、キーボード装置10のキー11を予め決
められた手順に従って操作し、制御装置83にコンピュ
−タ1を取り外すことを示す指令を与える。これによ
り、制御装置83は、モータ54に駆動信号を送出し、
モータ54の駆動軸59をコンピュータ1の装着時とは
逆向きの時計回り方向に回転させる。
【0068】この時、第2の駆動部53の第2のプーリ
74は、駆動軸59に連動して回転する減速大プーリ6
1に接しているので、送りねじ71が逆方向に回転し、
コネクタユニット36が第1の位置から第2の位置に向
けて後退する。この後退により、第2のコネクタ40が
第1のコネクタ13から外れ、コンピュータ1と拡張装
置15との電気的な接続が解除される。
74は、駆動軸59に連動して回転する減速大プーリ6
1に接しているので、送りねじ71が逆方向に回転し、
コネクタユニット36が第1の位置から第2の位置に向
けて後退する。この後退により、第2のコネクタ40が
第1のコネクタ13から外れ、コンピュータ1と拡張装
置15との電気的な接続が解除される。
【0069】また、減速大プーリ61の回転は、回転軸
60を通じて駆動歯車64にも伝わるので、第1のラッ
ク56aおよび第2のラック56bが互いに近接するよ
うに左右方向にスライドする。このスライドにより、ピ
ニオン57a,57bを介して枢軸28が一定角度回動
し、第2の係合片26bおよび第3の係合片26cが第
1の位置から第2の位置に向けて回動する。
60を通じて駆動歯車64にも伝わるので、第1のラッ
ク56aおよび第2のラック56bが互いに近接するよ
うに左右方向にスライドする。このスライドにより、ピ
ニオン57a,57bを介して枢軸28が一定角度回動
し、第2の係合片26bおよび第3の係合片26cが第
1の位置から第2の位置に向けて回動する。
【0070】このことにより、第2および第3の係合片
26b,26cの爪部29が筐体2の左右の側面5a,
5bの凹部6b,6cから離脱し、載置面24に対する
筐体2の押え込みが解除される。この場合、図4に示す
ように、係合片26b,26cの支持部30は、筐体2
の押え込み時とは逆に上向きの円弧を描いて移動するの
で、この支持部30が筐体2の底面3bに接した時点
で、筐体2は載置面24から押し上げられるような力を
受ける。
26b,26cの爪部29が筐体2の左右の側面5a,
5bの凹部6b,6cから離脱し、載置面24に対する
筐体2の押え込みが解除される。この場合、図4に示す
ように、係合片26b,26cの支持部30は、筐体2
の押え込み時とは逆に上向きの円弧を描いて移動するの
で、この支持部30が筐体2の底面3bに接した時点
で、筐体2は載置面24から押し上げられるような力を
受ける。
【0071】このため、筐体2が載置面24から僅かに
押し上げられ、この筐体2の底面3bによる第1の検出
スイッチ31のアーマチュア31aの押し込みが解除さ
れる。この結果、第1の検出スイッチ31がOFFとな
り、制御装置83にコンピュータ1との接続が解除され
たことを示す信号が入力される。この信号の入力によ
り、制御装置83は、モータ54を停止させる信号を出
力し、一連のコンピュータ1の取り外し動作が完了す
る。
押し上げられ、この筐体2の底面3bによる第1の検出
スイッチ31のアーマチュア31aの押し込みが解除さ
れる。この結果、第1の検出スイッチ31がOFFとな
り、制御装置83にコンピュータ1との接続が解除され
たことを示す信号が入力される。この信号の入力によ
り、制御装置83は、モータ54を停止させる信号を出
力し、一連のコンピュータ1の取り外し動作が完了す
る。
【0072】このような本発明の第1実施例によれば、
コンピュータ1を拡張装置15に接続するには、単にコ
ンピュータ1の筐体2を拡張装置15の載置面24の上
に置くだけで良く、それ以降の筐体2の抜け止め保持お
よび第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との電気
的な接続作業は自動的になされる。そのため、コンピュ
ータ1を手作業で差し込んでいく従来との比較におい
て、拡張装置15に対するコンピュータ1の接続作業を
容易に行うことができる。
コンピュータ1を拡張装置15に接続するには、単にコ
ンピュータ1の筐体2を拡張装置15の載置面24の上
に置くだけで良く、それ以降の筐体2の抜け止め保持お
よび第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との電気
的な接続作業は自動的になされる。そのため、コンピュ
ータ1を手作業で差し込んでいく従来との比較におい
て、拡張装置15に対するコンピュータ1の接続作業を
容易に行うことができる。
【0073】そして、第2および第3の係合片26b,
26cは、第1および第2のラック56a,56bやピ
ニオン57a,57bを利用した噛み合い式の駆動手段
51を介して筐体2の凹部6b,6cに嵌まり込んだ状
態に保持されるので、これら係合片26b,26cを指
先等で第2の位置に回動させることはできない。
26cは、第1および第2のラック56a,56bやピ
ニオン57a,57bを利用した噛み合い式の駆動手段
51を介して筐体2の凹部6b,6cに嵌まり込んだ状
態に保持されるので、これら係合片26b,26cを指
先等で第2の位置に回動させることはできない。
【0074】特に本実施例では、第1ないし第3の係合
片26a〜26cの先端の爪部29は、筐体2の前面4
aおよび側面5a,5bの凹部6a〜6cに嵌まり込ん
でいるので、係合片26a〜26cと筐体2との嵌合が
強固となる。それとともに、係合片26a〜26cと筐
体2との嵌合部分が筐体2の外方に露出されずに済むの
で、この嵌合部分に指先や工具類を差し入れることも困
難となる。
片26a〜26cの先端の爪部29は、筐体2の前面4
aおよび側面5a,5bの凹部6a〜6cに嵌まり込ん
でいるので、係合片26a〜26cと筐体2との嵌合が
強固となる。それとともに、係合片26a〜26cと筐
体2との嵌合部分が筐体2の外方に露出されずに済むの
で、この嵌合部分に指先や工具類を差し入れることも困
難となる。
【0075】したがって、第1ないし第3の係合片26
a〜26cによる筐体2の押え込みを解除することがで
きなくなり、コンピュータ1の盗難を確実に防止するこ
とができる。
a〜26cによる筐体2の押え込みを解除することがで
きなくなり、コンピュータ1の盗難を確実に防止するこ
とができる。
【0076】一方、コンピュータ1を載置面24から取
り出すにしても、第1ないし第3の係合片26a〜26
cによる筐体2の押え込みを解除したり、第1および第
2のコネクタ13,40の接続を解除する作業は全て自
動的に行われるので、従来のようにコンピュータ1のロ
ックを解除したり、第1および第2のコネクタ13,4
0の嵌合力に抗して筐体2を引き出すといった、面倒で
手間のかかる作業が不要となる。その結果、拡張装置1
5からのコンピュータ1の取り出し作業も人手を煩わす
ことなく簡単に行うことができる。
り出すにしても、第1ないし第3の係合片26a〜26
cによる筐体2の押え込みを解除したり、第1および第
2のコネクタ13,40の接続を解除する作業は全て自
動的に行われるので、従来のようにコンピュータ1のロ
ックを解除したり、第1および第2のコネクタ13,4
0の嵌合力に抗して筐体2を引き出すといった、面倒で
手間のかかる作業が不要となる。その結果、拡張装置1
5からのコンピュータ1の取り出し作業も人手を煩わす
ことなく簡単に行うことができる。
【0077】しかも、第2および第3の係合片26b,
26cを第2の位置に回動させる場合には、キーボード
装置10のキー11を予め決められた手順で操作する必
要があるので、この操作手順を認識していない限り、駆
動手段51のモータ54を制御することができない。こ
のため、駆動手段51をキーボード装置10を利用して
制御することができ、コンピュータ1の盗難防止により
有効に寄与する。
26cを第2の位置に回動させる場合には、キーボード
装置10のキー11を予め決められた手順で操作する必
要があるので、この操作手順を認識していない限り、駆
動手段51のモータ54を制御することができない。こ
のため、駆動手段51をキーボード装置10を利用して
制御することができ、コンピュータ1の盗難防止により
有効に寄与する。
【0078】また、上記構成の拡張装置15において、
その載置面24にコンピュータ1を保持する第1ないし
第3の係合片26a〜26cは、筐体2の前面4aおよ
び左右の側面5a,5bに対応した三個所に配置され、
筐体2を三方向から押え込むので、載置面24に対する
コンピュータ1の位置決めを精度良く行える。
その載置面24にコンピュータ1を保持する第1ないし
第3の係合片26a〜26cは、筐体2の前面4aおよ
び左右の側面5a,5bに対応した三個所に配置され、
筐体2を三方向から押え込むので、載置面24に対する
コンピュータ1の位置決めを精度良く行える。
【0079】それとともに、第1ないし第3の係合片2
6a〜26cは、筐体2の前面4aおよび左右の側面5
a,5bの全長に亘る長さを有しているので、筐体2と
の嵌合長を十分に確保することができ、コンピュータ1
を載置面24の上にしっかりと固定することができる。
6a〜26cは、筐体2の前面4aおよび左右の側面5
a,5bの全長に亘る長さを有しているので、筐体2と
の嵌合長を十分に確保することができ、コンピュータ1
を載置面24の上にしっかりと固定することができる。
【0080】そして、この場合、第1ないし第3の係合
片26a〜26cは、本体ケース16に対し水平な枢軸
28を介して回動可能に枢支されているので、これら係
合片26a〜26cを載置面24に沿ってスライドさせ
る場合に比べて、係合片26a〜26cの取り付けスペ
ースを少なくできる。そのため、本体ケース16のコン
パクト化が可能となる。
片26a〜26cは、本体ケース16に対し水平な枢軸
28を介して回動可能に枢支されているので、これら係
合片26a〜26cを載置面24に沿ってスライドさせ
る場合に比べて、係合片26a〜26cの取り付けスペ
ースを少なくできる。そのため、本体ケース16のコン
パクト化が可能となる。
【0081】また、第2および第3の係合片26b,2
6cを回動させる第1の駆動部52と、コネクタユニッ
ト36を前後にスライドさせる第2の駆動部53とは、
共通のモータ54を駆動源としているので、モータ54
は一つあれば良く、駆動手段51の構造を簡略化するこ
とができる。このため、拡張装置15のコストを低減で
きるとともに、この拡張装置15のコンパクト化や軽量
化を実現できる。
6cを回動させる第1の駆動部52と、コネクタユニッ
ト36を前後にスライドさせる第2の駆動部53とは、
共通のモータ54を駆動源としているので、モータ54
は一つあれば良く、駆動手段51の構造を簡略化するこ
とができる。このため、拡張装置15のコストを低減で
きるとともに、この拡張装置15のコンパクト化や軽量
化を実現できる。
【0082】なお、本発明は上記第1実施例に特定され
るものではなく、図7に本発明の第2実施例を示す。
るものではなく、図7に本発明の第2実施例を示す。
【0083】この第2実施例は、主にコンピュータ1と
拡張装置15とを電気的に接続するコネクタ回りの構成
が上記第1実施例と相違しており、それ以外の構成は第
1実施例と同様である。そのため、上記第1実施例と同
一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を
省略する。
拡張装置15とを電気的に接続するコネクタ回りの構成
が上記第1実施例と相違しており、それ以外の構成は第
1実施例と同様である。そのため、上記第1実施例と同
一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を
省略する。
【0084】図7に示すように、第1のコネクタ13
は、筐体2の内部に収容した回路基板91の下面に取り
付けられている。第1のコネクタ13は、筐体2の底面
3bの後部に配置され、この底面3bに露出されてい
る。
は、筐体2の内部に収容した回路基板91の下面に取り
付けられている。第1のコネクタ13は、筐体2の底面
3bの後部に配置され、この底面3bに露出されてい
る。
【0085】本体ケース16の載置面24の後端部に
は、上向きに突出するストッパ部92が形成されてい
る。ストッパ部92は、筐体2の後面4bと対向し合う
ストッパ面92aを有し、このストッパ面92aの存在
により、載置面24に対するコンピュータ1の後方向へ
の位置決めがなされている。また、拡張装置15の第2
のコネクタ40は、載置面24の後端部に位置されてお
り、上記ストッパ面92aに隣接されている。
は、上向きに突出するストッパ部92が形成されてい
る。ストッパ部92は、筐体2の後面4bと対向し合う
ストッパ面92aを有し、このストッパ面92aの存在
により、載置面24に対するコンピュータ1の後方向へ
の位置決めがなされている。また、拡張装置15の第2
のコネクタ40は、載置面24の後端部に位置されてお
り、上記ストッパ面92aに隣接されている。
【0086】このような構成の第2実施例において、コ
ンピュータ1を載置面24の上の載置すると、第1のコ
ネクタ13と第2のコネクタ40とが互いに対向し合
う。この状態で第2および第3の係合片26b,26c
を第1の位置に向けて回動させると、コンピュータ1の
筐体2が載置面24に押し付けられ、第1のコネクタ1
3が第2のコネクタ40に接続される。
ンピュータ1を載置面24の上の載置すると、第1のコ
ネクタ13と第2のコネクタ40とが互いに対向し合
う。この状態で第2および第3の係合片26b,26c
を第1の位置に向けて回動させると、コンピュータ1の
筐体2が載置面24に押し付けられ、第1のコネクタ1
3が第2のコネクタ40に接続される。
【0087】したがって、この第2実施例の構成によれ
ば、載置面24に対するコンピュータ1の押し付け方向
と、第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との接続
方向とが一致するので、コンピュータ1が載置面24の
上に保持されると同時に、第1および第2のコネクタ1
3,40の接続が完了する。
ば、載置面24に対するコンピュータ1の押し付け方向
と、第1のコネクタ13と第2のコネクタ40との接続
方向とが一致するので、コンピュータ1が載置面24の
上に保持されると同時に、第1および第2のコネクタ1
3,40の接続が完了する。
【0088】このため、コンピュータ1と拡張装置15
との接続作業を短時間のうちに行える。その上、第2の
コネクタ40は、載置面24の上に配置しておくだけで
良く、コンピュータ1に接離する方向に移動させる必要
がないので、第2のコネクタ40の取り付け部の構造を
簡略化することができる。それとともに、駆動手段51
にしても第2の駆動部53が不要となるから、この駆動
手段51の構造を簡略化することができ、拡張装置15
のコストの低減や軽量化にも寄与するといった利点があ
る。
との接続作業を短時間のうちに行える。その上、第2の
コネクタ40は、載置面24の上に配置しておくだけで
良く、コンピュータ1に接離する方向に移動させる必要
がないので、第2のコネクタ40の取り付け部の構造を
簡略化することができる。それとともに、駆動手段51
にしても第2の駆動部53が不要となるから、この駆動
手段51の構造を簡略化することができ、拡張装置15
のコストの低減や軽量化にも寄与するといった利点があ
る。
【0089】なお、上記第1実施例では、係合片を載置
面の前端部と左右両側部の三個所に配置したが、本発明
はこれに限らず、載置面の左右両側部もしくは左右両側
部のいずれか一方のみに設けるとともに、他方には筐体
を受けるストッパを設けるようにしても良い。
面の前端部と左右両側部の三個所に配置したが、本発明
はこれに限らず、載置面の左右両側部もしくは左右両側
部のいずれか一方のみに設けるとともに、他方には筐体
を受けるストッパを設けるようにしても良い。
【0090】また、係合片は必ずしも筐体の各面の全長
に亘って設ける必要はないとともに、これに対応した凹
部も各面の全長に亘って設ける必要はなく、各面の一部
のみを凹ませるようにしても良い。
に亘って設ける必要はないとともに、これに対応した凹
部も各面の全長に亘って設ける必要はなく、各面の一部
のみを凹ませるようにしても良い。
【0091】さらに、本発明において、電子機器はブッ
ク形のポータブルコンピュータに限らず、例えばワード
プロセッサのような情報処理装置であっても良い。
ク形のポータブルコンピュータに限らず、例えばワード
プロセッサのような情報処理装置であっても良い。
【0092】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、電子機器
を拡張装置に接続するに当って、電子機器をスライドさ
せたり、ロック装置を操作する必要はなく、この電子機
器の接続作業を容易に行うことができる。また、電子機
器を拡張装置から取り出す際にも、ロックを手作業で解
除したり、コネクタの嵌合力に抗して電子機器を引き出
すといった面倒な作業が不要となり、電子機器を拡張装
置から簡単に取り出すことができる。
を拡張装置に接続するに当って、電子機器をスライドさ
せたり、ロック装置を操作する必要はなく、この電子機
器の接続作業を容易に行うことができる。また、電子機
器を拡張装置から取り出す際にも、ロックを手作業で解
除したり、コネクタの嵌合力に抗して電子機器を引き出
すといった面倒な作業が不要となり、電子機器を拡張装
置から簡単に取り出すことができる。
【図1】本発明の第1実施例において、コンピュータを
拡張装置に接続した状態を示す斜視図。
拡張装置に接続した状態を示す斜視図。
【図2】コンピュータを拡張装置の載置面に載置する直
前の状態を示す斜視図。
前の状態を示す斜視図。
【図3】コンピュータを拡張装置に接続した状態を背面
から見た斜視図。
から見た斜視図。
【図4】筐体の左右の凹部と第2および第3の係合片と
の嵌合状態を示す断面図。
の嵌合状態を示す断面図。
【図5】筐体の前部の凹部と第2および第3の係合片と
の嵌合状態を示す断面図。
の嵌合状態を示す断面図。
【図6】駆動手段の斜視図。
【図7】本発明の第2実施例を示す断面図。
1…電子機器(ポータブルコンピュータ)
13…第1のコネクタ
15…拡張装置
16…本体(本体ケース)
24…載置面
26a〜26c…第1ないし第3の係合片(係合部材)
31…検出手段(第1の検出スイッチ)
40…第2のコネクタ
51…駆動手段
54…モータ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−150862(JP,A)
特開 平3−269608(JP,A)
特開 平3−273323(JP,A)
特開 平3−297077(JP,A)
特開 平5−233096(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 1/16
Claims (6)
- 【請求項1】 第1のコネクタを有する電子機器に用い
る拡張装置であって、 上記電子機器が載置されるとともに、上記第1のコネク
タが取り外し可能に接続される第2のコネクタを有する
本体と、 上記本体に設けられ、上記電子機器に係合して上記第1
のコネクタと上記第2のコネクタとを互いに接続する第
1の位置と、上記電子機器から離脱して上記第1のコネ
クタと上記第2のコネクタの接続を解除する第2の位置
とに亘って移動可能な係合片と、 上記係合片を第1の位置と第2の位置との間で移動させ
るモータと、を備えていることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、上記本体は、
上記電子機器が取り外し可能に載置される載置面と、こ
の載置面に電子機器が載置されているか否かを検出する
とともに、この電子機器の存在が検出された時に上記モ
ータを動作させる検出手段と、を備えていることを特徴
とする拡張装置。 - 【請求項3】 第1のコネクタを有する電子機器に用い
る拡張装置であって、 上記電子機器が載置される載置面を有する本体と、 上記本体に設けられ、上記載置面に載置された電子機器
を保持する係合部材と、 上記第1のコネクタに接続される第2のコネクタを有
し、この第2のコネクタを上記第1のコネクタに接続さ
せる第1の位置と、上記第2のコネクタを上記第1のコ
ネクタから離脱させる第2の位置とに亘って移動可能に
上記本体に設けられたコネクタユニットと、 モータを有し、このモータの動力により上記コネクタユ
ニットを上記第2の位置から第1の位置又はその逆に移
動させる駆動部と、を備えていることを特徴とする拡張
装置。 - 【請求項4】 請求項3の記載において、上記本体は、
上記載置面に電子機器が載置されているか否かを検出す
るとともに、この電子機器の存在が検出された時に上記
駆動部のモータを動作させる検出手段を備えていること
を特徴とする拡張装置。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4の記載において、
上記係合部材は、上記電子機器に係合する第1の位置
と、上記電子機器から離脱する第2の位置とに亘って移
動可能であるとともに、上記モータの動力により上記第
2の位置から第1の位置又はその逆に移動されることを
特徴とする拡張装置。 - 【請求項6】 請求項5の記載において、上記駆動部
は、上記係合部材を第2の位置から第1の位置に移動さ
せた後に、上記コネクタユニットを第2の位置から第1
の位置に移動させることを特徴とする拡張装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24441793A JP3360893B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電子機器用拡張装置 |
US08/314,762 US5684673A (en) | 1993-09-30 | 1994-09-29 | Electronic system having a portable electronic apparatus and an extention unit for extending functions of the portable electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24441793A JP3360893B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電子機器用拡張装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104884A JPH07104884A (ja) | 1995-04-21 |
JP3360893B2 true JP3360893B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17118357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24441793A Expired - Fee Related JP3360893B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電子機器用拡張装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5684673A (ja) |
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