JPH0895669A - 電子機器システム - Google Patents

電子機器システム

Info

Publication number
JPH0895669A
JPH0895669A JP6235696A JP23569694A JPH0895669A JP H0895669 A JPH0895669 A JP H0895669A JP 6235696 A JP6235696 A JP 6235696A JP 23569694 A JP23569694 A JP 23569694A JP H0895669 A JPH0895669 A JP H0895669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
electronic device
holding
connector
holding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6235696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Honda
正実 本田
Yosuke Miura
洋介 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6235696A priority Critical patent/JPH0895669A/ja
Priority to US08/509,617 priority patent/US5619397A/en
Publication of JPH0895669A publication Critical patent/JPH0895669A/ja
Priority to US08/755,261 priority patent/US5751547A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1632External expansion units, e.g. docking stations

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、電子機器と拡張ステーションとの接
続を確実に維持でき、かつ、電子機器の着脱を容易に行
なえる電子機器システムの提供を目的とする。 【構成】電子機器システムは、入力面9 を有する電子機
器1 と、電子機器を起立した姿勢に保持する保持部80を
備えた拡張ステーション30とを有する。保持部は、筐体
2 に引っ掛かる第1の位置と、筐体から離脱される第2
の位置とに移動可能で、第1の位置から第2の位置に亘
って人為的に操作される左右の係合部材154,155 と、係
合部材の第1の位置から第2の位置への移動を阻止する
ロック位置と、係合部材の移動を許すロック解除位置と
に移動可能なストッパ186 とを有する。ストッパは、電
子機器および拡張ステーションが電源60に接続され、か
つ電子機器の電源スイッチ22がONされた時に励磁され
る電磁ソレノイド181 によりロック位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン入力方式を採用し
たポータブルコンピュータのような電子機器と、この電
子機器の機能を拡張する際に用いる拡張ステーションと
を備えている電子機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばブック形のポータブルコンピュー
タにおいて、その情報の入力手段として感圧式のタブレ
ットを用い、ペンによりアクセスを行なうようにしたも
のが知られている。
【0003】このペン入力方式のコンピュータは、偏平
な筐体を備えており、この筐体の上面にタブレットの入
力面が配置されている。このコンピュータでは、携帯性
を高めるために、筐体がコンパクトに設計されており、
それ故、据え置き形のコンピュータに比べて標準装備し
ている機能に制約が生じている。
【0004】そのため、ペン入力方式のコンピュータ
は、筐体の背面に機能を拡張するためのコネクタやポー
トを備えている。そして、最近では、この種のコンピュ
ータにおいても、キーボードを用いた通常のコンピュー
タと同様に、上記コネクタを介して例えばハードディス
ク駆動装置やCD−ROMおよび拡張ポートを有する拡
張ステーションを接続し、このコンピュータに新たな機
能を付加したいといった要請がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ペン入力方
式のコンピュータは、入力面が表示面を兼ねるために、
従来一般的なブック形あるいはラップトップ形のコンピ
ュータのようなディスプレイユニットを備えておらず、
全体が偏平な箱状をなしている。
【0006】このため、拡張ステーションにコンピュー
タを接続するに当って、この拡張ステーションの上面に
従来と同様の凹部を設け、この凹部にコンピュータの筐
体を差し込むようにすると、コンピュータの入力面が水
平となってオペレータからの視認性が悪化することがあ
り、ペンによる入力操作性が損なわれる虞れがあり得
る。
【0007】また、ペン入力方式のコンピュータは、手
軽に持ち運べることを主な特徴としているために、拡張
ステーションに接続した状態においても、その接続を容
易に解除できる構成とすることが望ましい。
【0008】ところが、コンピュータと拡張ステーショ
ンとが接続されている時に、誤ってコンピュータを凹部
から引き抜いてしまうと、コンピュータと拡張ステーシ
ョンとの電気的な接続が解除されてしまう虞れがある。
特にコンピュータと拡張ステーションとの間で信号がや
り取りされている時に、その接続が解除されてしまう
と、重要な情報が消去されたり、コンピュータの誤動作
の原因となるといった問題がある。
【0009】この問題に対処するためには、拡張ステー
ションにコンピュータを抜け止め保持するロック装置を
装備することが考えられる。
【0010】しかしながら、この構成によると、コンピ
ュータを拡張ステーションに接続した後に、ロック装置
をロック位置に操作する必要がある。また、コンピュー
タを拡張ステーションから取り外す場合には、予めロッ
ク装置によるコンピュータのロックを解除しなくてはな
らない。そのため、コンピュータの着脱作業に手間を要
し、特に携帯性を重要視するペン入力方式のコンピュー
タにあっては、好ましくないものとなる。
【0011】しかも、コンピュータのロックを怠った場
合、コンピュータは、コネクタ同士の嵌合力のみによっ
て拡張ステーションに接続されているにすぎないので、
これらコンピュータと拡張ステーションとの接続状態を
確実に維持する上でいま一歩改善の余地が残されてい
る。
【0012】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、電子機器と拡張ステーションとの電気的
な接続状態を確実に維持することができ、しかも、格別
なロック操作やロック解除操作も不要となり、電子機器
の着脱操作を容易に行なえる電子機器システムの提供を
目的賭する。
【0013】本発明の他の目的は、電子機器を拡張ステ
ーションに接続した状態において、ペンによる入力操作
性を良好に維持することができる電子機器システムを得
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された電子機器システムは、入力面
を含む偏平な筐体を有する携帯形の電子機器と、この電
子機器の機能を拡張するための拡張装置を有する拡張ス
テーションとを備えている。
【0015】上記電子機器の筐体は、人為的にON・O
FF操作される電源スイッチと、この電源スイッチに電
気的に接続された第1のコネクタとを有している。
【0016】また、上記拡張ステーションは、上記拡張
装置および電源の入力部を有する本体と、この本体に支
持され、上記筐体が取り出し可能に差し込まれるととも
に、この筐体を上記入力面と共に起立した姿勢に取り出
し可能に保持する保持部と、この保持部に配置され、上
記拡張装置および上記入力部に電気的に接続されるとと
もに、上記第1のコネクタが取り外し可能に接続される
第2のコネクタとを有している。
【0017】上記保持部は、上記第1のコネクタと第2
のコネクタとが接続された時に、上記筐体に引っ掛かっ
てこの筐体を抜け止め保持する第1の位置と、上記筐体
から離脱される第2の位置とに亘って移動可能で、上記
第1の位置から第2の位置に向けて人為的に操作される
左右一対の係合部材と、これら係合部材の第1の位置か
ら第2の位置への移動を阻止するロック位置と、上記係
合部材の自由な移動を可能とするロック解除位置とに亘
って移動可能なロック手段とを有している。
【0018】このロック手段は、上記電子機器および上
記拡張ステーションが電源に接続され、しかも、この電
子機器側の電源スイッチがONされた時に上記ロック位
置に保持されることを特徴としている。
【0019】請求項2によれば、上記請求項1に記載の
保持部は、水平な軸を介して上記本体に回動可能に枢支
されていることを特徴としている。
【0020】請求項3によれば、上記請求項1に記載の
ロック手段は、上記左右の係合部材に追従して互いに接
離する方向にスライドされる一対のリンク部材と、これ
らリンク部材の間に介在されて、リンク部材のスライド
を制限するロック位置と、上記リンク部材の間から退避
されて、リンク部材の自由なスライドを可能とするロッ
ク解除位置とに亘って移動可能なストッパと、このスト
ッパをロック位置およびロック解除位置に選択的に移動
させる電磁ソレノイドとを有し、この電磁ソレノイド
は、上記電子機器の電源スイッチがONされた時に励磁
されて、上記ストッパをロック解除位置からロック位置
に移動させることを特徴としている。
【0021】請求項4によれば、上記請求項3に記載の
リンク部材は、スプリングを介して上記係合部材に当接
する方向に付勢され、この係合部材を上記第1の位置に
保持していることを特徴としている。
【0022】請求項5によれば、上記請求項4の記載に
おいて、上記保持部は、上記筐体の差し込み動作に追従
してスライドされる一対のプランジャを有し、これらプ
ランジャは、上記筐体が保持部に差し込まれた時に上記
係合部材に係合することにより、これら係合部材を第1
の位置から第2の位置に向けて強制的に移動させるとと
もに、上記筐体の差し込みが完了した時点で上記係合部
材から離脱される連係手段を有し、かつ、このプランジ
ャは、スプリングを介して上記筐体を保持部から押し出
す方向に付勢されていることを特徴としている。
【0023】請求項6によれば、上記請求項1に記載の
係合部材は、上記保持部の外方に突出する指掛け部を有
していることを特徴としている。
【0024】請求項7によれば、上記請求項1に記載の
係合部材は爪部を有し、また、上記電子機器の筐体は四
つの角部を有し、これら各角部は、上記爪部が抜き差し
可能に入り込む凹部と、この凹部の内側に配置され、上
記爪部が係脱可能に引っ掛かる軸部とを有していること
を特徴としている。
【0025】請求項8によれば、上記請求項1に記載の
保持部は、互いに突き合わされるフロントパネルとリヤ
パネルとを有し、これらフロントパネルとリヤパネルと
は、互いに共同して上記電子機器の筐体が差し込まれる
開口部を形成するとともに、これらフロントパネルとリ
ヤパネルとは、その互いに突き合わされる縁部に、互い
に係合することにより上記フロントパネルとリヤパネル
とを連結する係止爪を有し、かつ、上記開口部に臨む縁
部に、フロントパネルとリヤパネルとに跨がって係合さ
れるクリップを取り付けたことを特徴としている。
【0026】請求項9によれば、上記請求項1に記載の
筐体は、入力面を含む上面を有し、この上面の一側部に
入力操作用のペンを格納するペン格納部を有するととも
に、上記保持部は、上記ペン格納部を露出させる切り欠
きを有していることを特徴としている。
【0027】請求項10によれば、上記請求項1に記載
の電子機器の筐体は、上記入力面を有する上面と、この
上面とは反対側の底面と、これら上面および底面に連な
る左右の側面とを有し、また、上記保持部は、上記筐体
の底面を支える支持壁と、この支持壁の左右両側部に連
なり、上記側面を含む筐体の左右両側部を挾み込んで支
持する左右の側壁部とを有し、これら支持壁および側壁
部における筐体との接触部に、滑り材を取り付けたこと
を特徴としている。
【0028】請求項11によれば、上記請求項9に記載
の筐体は、上記上面に連なる側面を有し、この側面に拡
張カードを出し入れするためのカード挿入口が開口され
ているとともに、上記保持部は、上記カード挿入口を露
出させる切り欠きを有していることを特徴としている。
【0029】また、上記目的を達成するため、請求項1
2に記載された電子機器システムは、ペンによって押圧
される入力面を含む上面を有し、この上面の一側部に上
記ペンを格納するペン格納部が形成された偏平な筐体を
備え、この筐体の外周面に第1のコネクタが配置された
携帯形の電子機器と、この電子機器の機能を拡張するた
めの拡張装置を有する拡張ステーションとを備えてい
る。
【0030】そして、上記拡張ステーションは、上記拡
張装置を収容する本体と、この本体に支持され、上記筐
体が取り出し可能に差し込まれるとともに、この筐体を
上記入力面と共に起立した姿勢に保持する保持部と、こ
の保持部に配置され、上記拡張装置に電気的に接続され
るとともに、上記第1のコネクタが取り外し可能に接続
される第2のコネクタと、上記保持部の上部と上記本体
との間に掛け渡され、上記保持部を背後から支える脚部
とを備えており、この拡張ステーションの保持部は、上
記電子機器のペン格納部を露出させる切り欠きを有して
いることを特徴としている。
【0031】請求項13によれば、請求項12に記載の
保持部は、水平な軸を介して上記本体に回動可能に枢支
されていることを特徴としている。
【0032】
【作用】請求項1によれば、電子機器の機能を拡張する
には、まず、拡張ステーションを電源に接続し、スタン
バイさせる。そして、電子機器の電源スイッチがOFF
されていることを確認した後、この電子機器を拡張ステ
ーションの保持部に差し込む。この差し込みにより、電
子機器の第1のコネクタが保持部の第2のコネクタに接
続され、電子機器と拡張ステーションとが電気的に接続
される。第1のコネクタと第2のコネクタとが接続され
ると、保持部材が電子機器の筐体に引っ掛かり、この筐
体が保持部に抜け止め保持される。このことにより、電
子機器は入力面と共に起立した姿勢に保持され、この入
力面がオペレータと向かい合う。
【0033】スタンバイされた拡張ステーションに電子
機器が接続された状態において、この電子機器の電源ス
イッチをONすると、保持部のロック手段がロック位置
に移動し、係合部材を第1の位置にロックする。これに
より、係合部材は筐体に引っ掛かったままの状態に保持
され、保持部からの電子機器の抜け出しが阻止される。
【0034】このように電子機器の電源スイッチがON
され、この電子機器と拡張ステーションとの間で信号が
やり取りされる段階では、電子機器を拡張ステーション
の保持部から抜き出すことはできなくなり、誤操作を未
然に防止することができる。
【0035】電子機器の電源スイッチをOFFすると、
ロック手段による係合部材のロックが解除され、係合部
材を第1の位置から第2の位置に自由に移動させること
ができる。このため、電子機器と拡張ステーションとの
間での信号のやり取りがない状態では、係合部材を第2
の位置新動させることで、電子機器を保持部から取り出
すことができる。したがって、電子機器の電源スイッチ
をON・OFFすることで、保持部側のロック手段を制
御することが可能となり、格別なロック操作やロック解
除操作を不要とすることができる。
【0036】請求項2によると、入力面の起立角度を、
電子機器の使用環境やオペレータの好みに応じて自由に
調節することができ、入力操作性が向上する。
【0037】請求項3によると、一対のリンク部材は、
一対の係合部材の動きに追従して互いに接離する方向に
移動するので、これらリンク部材の間にストッパを配置
すれば、この一つのストッパでリンク部材、ひいては係
合部材の移動を制限することができる。このため、スト
ッパをロック位置とロック解除位置とに亘って移動させ
る電磁ソレノイドも一つあれば良いことになり、ロック
手段の構造を簡略化することができる。
【0038】請求項4によると、係合部材は、リンク部
材を介して常時第1の位置に保持されるので、係合部材
のがたつきが解消される。また、電子機器の筐体を保持
部に差し込むと、この筐体に係合部材が自動的に係合す
るので、電子機器の電源スイッチをONしなくとも、電
子機器が保持部に抜け止め保持される。そのため、電子
機器を保持部から取り出すためには、係合部材を第2の
位置に移動させるといった意識的な操作を必要とし、電
子機器の不所望な脱落や引き抜きを防止することができ
る。
【0039】請求項5によれば、電子機器の筐体を保持
部に差し込んでいくと、プランジャが筐体によって押し
込まれ、このプランジャの動きに追従して係合部材が第
1の位置から第2の位置に向けて移動される。このた
め、筐体と係合部材とが干渉し合うこともなく、電子機
器の差し込み動作を円滑に行なえる。
【0040】そして、筐体が保持部に完全に差し込まれ
ると、プランジャと係合部材との連係が解除されるの
で、係合部材は、スプリングの付勢力によって第1の位
置に自動的に復帰し、この係合部材が筐体に引っ掛か
る。このため、筐体の差し込みが完了すると同時に、こ
の筐体を保持部に抜け止め保持することができる。
【0041】また、筐体は、プランジャを介して保持部
から押し出される方向の力を受けるので、係合部材を第
2の位置に移動させ、この係合部材を筐体から離脱させ
ると、筐体がプランジャによって強制的に押し上げら
れ、第1のコネクタと第2のコネクタとの接続が自動的
に解除される。そのため、電子機器を保持部から取り出
す際に、電子機器をコネクタの嵌合力に抗して無理に引
き抜く必要もなく、この電子機器の取り出しを容易に行
なえる。
【0042】請求項6によれば、係合部材を第1の位置
から第2の位置に向けて容易に移動させることができ、
電子機器を取り外す際の作業性が良好となる。
【0043】請求項7によれば、電子機器の筐体を保持
部に差し込むと、こ筐体の凹部に係合部材の爪部が入り
込むとともに、この爪部が軸部に引っ掛かる。そのた
め、係合部材と筐体との係合状態を強固に維持すること
ができる。
【0044】請求項8によれば、フロントパネルとリヤ
パネルとは、その開口部に臨む縁部が専用のクリップを
介して堅く結合されるので、電子機器の筐体を保持部に
差し込んだり、あるいはこの保持部から引き抜く際に、
この筐体がフロントパネルとリヤパネルとの突き合わせ
方向に傾いたとしても、係止爪の係合が外れるのを防止
できる。また、この係止爪に無理な力が加わることもな
く、係止爪の破損も防止することができる。
【0045】請求項9によれば、電子機器を保持部に差
し込んだ状態においても、入力操作用のペンを筐体のペ
ン格納部に出し入れすることができる。このため、ペン
の置き場所に苦慮することもなく、使い勝手が向上す
る。
【0046】請求項10によれば、電子機器の筐体を保
持部に差し込む時に、この筐体の底面および左右の側面
には滑り材が接するので、この筐体と保持部との間の摺
動抵抗を少なく抑えることができ、筐体の差し込み操作
を容易に行なうことができる。しかも、筐体の外周面が
塗装されている場合には、上記保持部との摺接に伴う塗
装の剥離を防止することができ、筐体が傷付き難くな
る。
【0047】請求項11によれば、電子機器を保持部に
差し込んだ状態においても、カード挿入口にメモリカー
ドやアプリケーションカードのような拡張カードを出し
入れすることができ、使い勝手が向上する。
【0048】請求項12によれば、電子機器の機能を拡
張するには、まず、この電子機器を拡張ステーションの
保持部に差し込む。この差し込みにより、電子機器の第
1のコネクタが保持部の第2のコネクタに接続され、電
子機器と拡張ステーションとが電気的に接続される。そ
れとともに、この電子機器は入力面と共に起立した姿勢
に保持され、この入力面がオペレータと向かい合う。こ
のため、入力面を見易くなり、ペンによる入力操作性が
向上する。
【0049】また、電子機器が差し込まれた保持部は、
脚部によって背後から支えられるため、入力面をペンで
押圧した時に、電子機器ががたつくこともなく、この電
子機器を起立した姿勢にしっかりと保持することができ
る。
【0050】さらに、電子機器を保持部に差し込んだ状
態においても、入力操作用のペンを筐体のペン格納部に
出し入れすることができる。このため、ペンの置き場所
に苦慮することもなく、使い勝手が向上する。
【0051】請求項13によると、入力面の起立角度
を、電子機器の使用環境やオペレータの好みに応じて自
由に調節することができ、入力操作性が向上する。
【0052】
【実施例】以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。
【0053】図1において、符号1は、電子機器として
のペン入力方式を採用したポータブルコンピュータを示
している。このコンピュータ1は、合成樹脂製の筐体2
を備えている。筐体2は、図6に示すように、互いに平
行をなす上面3aと底面3b、およびこれら上面3aと
底面3bに連なる第1ないし第4の側面4a〜4dとを
有し、全体として偏平な四角形箱状をなしている。
【0054】筐体2の上面3aは、長方形状の開口6を
有している。開口6は、縦軸Aと、この縦軸Aよりも長
い横軸Bとを有する長方形状をなしている。この開口6
は、透明な保護カバー7によって覆われている。保護カ
バー7は、本体2の上面3aに面一に連続されており、
この保護カバー7の内側にタッチパネル方式の情報入力
装置8が配置されている。情報入力装置8は、従来周知
のものと同様の構成であり、互いに重ねられた感圧式の
タブレットと液晶表示パネルとを備えている。保護カバ
ー7上には、液晶表示パネルを介して種々の画面が表示
されるようになっており、この保護カバー7の上面が表
示面を兼ねる情報の入力面9となっている。
【0055】そのため、図1に示すように、入力面9上
の所定の位置をスタイラスペン10で押圧すると、タブ
レット上に入力信号が生成され、所望の情報がコンピュ
ータ1に入力されるようになっている。
【0056】筐体2の第4の側面4dは、入力面9の横
軸Bの一端側に位置されている。この側面4dには、メ
モリーカードやインターフェースカードあるいはアプリ
ケーションカードのような拡張カードを挿入するための
一対のカード挿入口11a,11bが開口されている。
これらカード挿入口11a,11bは、夫々開閉可能な
サイドカバー12a,12bによって覆われている。
【0057】また、図1に示すように、筐体2は、ペン
格納部14を備えている。ペン格納部14は、上記スタ
イラスペン10を取り出し可能に格納するためのもので
ある。このペン格納部14は、図27に示すように、筐
体2の上面3aに開口された凹所にて構成され、上記開
口6を外れた位置において、この開口6の横軸Bに沿っ
て延びている。このペン格納部14は、ペンカバー15
を備えている。ペンカバー15は、ペン格納部14を開
放する開き位置と、このペン格納部14を閉じる閉じ位
置とに亘って回動可能に筐体2に支持されている。そし
て、ペンカバー15を開き位置に回動させると、このペ
ンカバー15は、筐体2の第3の側面4cの方向に退去
し、この筐体2の上面3aにペン格納部14が開口され
るようになっている。
【0058】筐体2は、ネックストラップ(図示せず)
を取り付けるための四つのストラップ取り付け部16を
備えている。ストラップ取り付け部16は、筐体2の第
1ないし第4の側面4a〜4dによって規定される四つ
の角部に位置されている。これらストラップ取り付け部
16は、上記角部に開口された凹部17と、この凹部1
7の内側に配置された軸部18とを備え、この軸部18
は、筐体2の厚み方向に延びている。
【0059】図6や図14に示すように、筐体2の第3
の側面4cには、第1のコネクタ21が配置されてい
る。第1のコネクタ21は、図示しない回路基板を介し
て上記情報入力装置8に電気的に接続されており、この
第1のコネクタ21は、上記ペン格納部14に隣接され
ている。
【0060】筐体2の第1の側面4aには、プッシュ式
の電源スイッチ22が配置されている。電源スイッチ2
2は、コンピュータ1の電源をON・OFFするための
もので、上記回路基板を介して第1のコネクタ21に電
気的に接続されている。この電源スイッチ22は、上記
ペン格納部14や第1のコネクタ21に対し開口6を挾
んだ反対側に位置されている。
【0061】また、図28に示すように、コンピュータ
1は、電源コントローラ23を備えている。この電源コ
ントローラ23は、上記電源スイッチ22に接続され、
この電源スイッチ22がONされた時に、第1のコネク
タ21に信号を出力するようになっている。
【0062】ところで、このようなコンピュータ1の機
能を拡張する際には、図2に示すような拡張ステーショ
ン30が用いられる。この拡張ステーション30は、本
体としてのハウジング31と、このハウジング31に支
持されたスタンド32とを備えている。これらハウジン
グ31およびスタンド32は、合成樹脂材料にて構成さ
れている。
【0063】ハウジング31は、図1に示すように、上
記コンピュータ1よりも遥かに大きなサイズを有する四
角形箱状をなしている。ハウジング31は、ロアハウジ
ング33とアッパハウジング34とに分割されている。
これらロアハウジング33およびアッパハウジング34
の内面には、電磁波障害対策としての導電性のメッキが
施されている。
【0064】図6や図7に示すように、ハウジング31
は、平坦な底壁35と、この底壁35と向い合う上壁3
6と、これら底壁35や上壁36に連なる左右の側壁3
7a,37bおよび後壁38とを備えている。このハウ
ジング31の内部には、回路基板41、電源ユニット4
2およびコンピュータ1の機能を拡張するための拡張装
置、例えばフロッピーディスク駆動装置43やハードデ
ィスク駆動装置44が収容されている。
【0065】回路基板41は、底壁35の上面に支持さ
れており、この回路基板41の上面には、一対のカード
コネクタ45,46が配置されている。カードコネクタ
45,46は、PCMCIA(Personal Computer Mem
ory Card InternationalAssociation )カードが取り外
し可能に接続されるもので、上記回路基板41の上面に
おいて前後に並べて配置されている。
【0066】回路基板41の上面には、金属製のブラケ
ット47が取り付けられている。このブラケット47
は、上記フロッピーディスク駆動装置43やハードディ
スク駆動装置44を支持している。これらフロッピーデ
ィスク駆動装置43およびハードディスク駆動装置44
は、カードコネクタ45,46の上方において、上下に
積み重ねた姿勢で設置されており、夫々図示しないケー
ブルを介して回路基板41に接続されている。そして、
図2に示すように、ハウジング31の右側の側壁37b
には、フロッピーディスク駆動装置43のフロッピー挿
入口43aを露出させる開口部48と、カードコネクタ
45,46に連なる一対のカードスロット49,50と
が形成されている。カードスロット49,50は、夫々
開閉可能なカードカバー51,52によって覆われてい
る。
【0067】図7に示すように、回路基板41の後端部
には、CRTディスプレイ53を接続するRGBコネク
タ54と、プリンタ55を接続するパラレルポート56
と、外部キーボード57を接続するキーボードコネクタ
58とが取り付けられている。これらRGBコネクタ5
4、パラレルポート56およびキーボードコネクタ58
は、後壁38を貫通してハウジング31の背後に露出さ
れている。
【0068】上記電源ユニット42は、電源の入力部と
なる電源コンセント59を備えている。電源コンセント
59は、後壁38を貫通してハウジング31の背後に露
出されており、この電源コンセント59に商用電源60
に連なるプラグが差し込まれるようになっている。そし
て、電源ユニット42は、図示しないケーブルを介して
回路基板41に接続されており、この電源ユニット42
がONされると、図28に示すように、電源電圧(VC
C)が立上がり、リセット回路61からリセット信号が
出力されるようになっている。
【0069】図6に示すように、ハウジング31の上壁
36には、四つの係合溝62a〜62dが形成されてい
る。係合溝62a〜62dは、ハウジング31の幅方向
に沿って延びている。これら係合溝62a〜62dは、
ハウジング31の前後方向に間隔を存して配置されてお
り、各係合溝62a〜62dの左右両端部には、夫々係
合孔63が開口されている。
【0070】また、ハウジング31は、スタンド支持部
65を一体に備えている。スタンド支持部65は、ハウ
ジング31の前端部から前方に延長されており、このス
タンド支持部65は、略水平な支持壁66を有してい
る。支持壁66は、ハウジング31の全幅に亘るととも
に、このハウジング31の上壁36よりも下方に位置さ
れている。支持壁66と上壁36とは、前壁67によっ
て連結されている。前壁67は、支持壁66から上壁3
6に進むに従い後方に向けて傾斜されており、この前壁
67の左右両端部は、側壁37a,37bに連なってい
る。
【0071】支持壁65の上面には、一対の支持凸部6
9a,69bが一体に突設されている。支持凸部69
a,69bは、スタンド支持部65の幅方向に離間して
配置されている。これら支持凸部69a,69bは、図
11に示すように、中空状をなしており、上記スタンド
支持部65の内部に連なっている。
【0072】また、支持壁65は、下向きに凹む凹部7
0を有している。凹部70は、支持凸部69a,69b
の間に亘って延びている。この凹部70の底面には、ス
タンド支持部65の内側に連なるケーブル挿通口71が
開口されている。
【0073】図1ないし図3に示すように、上記スタン
ド32は、コンピュータ1の筐体2が取り出し可能に差
し込まれる保持部80を備えている。保持部80は、コ
ンピュータ1をその入力面9と共に起立した姿勢に保持
するためのもので、上記スタンド支持部65の支持凸部
69a,69bの間に介在される連結部81を有してい
る。
【0074】この連結部81を含む保持部80は、リヤ
パネル82とフロントパネル83とに分割されている。
リヤパネル82は、上記筐体2の底面3bを支持する支
持壁85と、筐体2の第2および第4の側面4b,4d
と向い合う左右の側壁87a,87bとを有している。
支持壁85および側壁87a,87bは、上記連結部8
1に向けて延長され、この連結部81の後半部を一体に
形成している。
【0075】フロントパネル83は、筐体2の上面3a
を覆う前面壁88と、筐体2の第2および第4の側面4
b,4dと向い合う左右の側壁90a,90bとを有し
ている。前面壁88および側壁90a,90bは、上記
連結部81に向けて延長され、この連結部81の前半部
を一体に形成している。そして、前面壁88は、上記筐
体2の入力面9と、上記ペン格納部14とを連続して露
出させるための切り欠き91を有している。
【0076】図8や図9に示すように、側壁87a,8
7bの縁部と側壁90a,90bの縁部とは、互いに突
き合わされて保持部80の左右の側面を構成している。
左側の側壁87a,90aの縁部には、図10に示すよ
うに、対向し合う側壁87b,90bの内面に引っ掛か
る複数の係止爪93が形成されている。保持部80の右
側面を構成する側壁87b,90bは、上記筐体2のカ
ード挿入口11a,11bに対応した位置において大き
く切り欠かれており、この切り欠き92を通じてカード
挿入口11a,11bが露出されるようになっている。
【0077】このようなリヤパネル82とフロントパネ
ル83とは、互いに共同してコンピュータ1の筐体2を
差し込むための開口部94を構成している。そして、こ
の開口部94の開口縁部に、上記側壁87a,87b,
90a,90bの突き合わせ縁部の先端が位置されてい
る。開口部94の開口縁部には、側壁87aと90aお
よび側壁87bと90bとの間に跨がる合成樹脂製のク
リップ95a,95bが嵌合されている。クリップ95
a,95bは、側壁87aと90aおよび側壁87bと
90bに夫々係合されている。そのため、側壁87aと
90aおよび側壁87bと90bとは、係止爪93およ
びクリップ95a,95bを介して堅く結ばれている。
【0078】図4に示すように、リヤパネル82および
フロントパネル83は、互いに突き合わされる端壁8
6,89を有している。端壁86,89は、上記開口部
94と向き合う保持部80の底面を構成しており、これ
ら端壁86,89に上記切り欠き91の下縁部が連なっ
ている。
【0079】また、図2や図4に示すように、リヤパネ
ル82の支持壁85の内面と、保持部80の左側面を構
成する側壁87a,90aの内面には、例えば高密度ポ
リエチレンのシート材からなる滑り材97が張り付けら
れている。滑り材97は、保持部80にコンピュータ1
の筐体2を差し込んだ時に、この筐体2の底面3bおよ
び第2の側面4bに摺動可能に接するようになってお
り、この筐体2と保持部80との間の摩擦抵抗を少なく
抑えている。
【0080】図11に示すように、保持部80の連結部
81は、左右一対のヒンジ装置100,101を介して
上記スタンド支持部65の支持凸部69a,69bに連
結されている。
【0081】左側のヒンジ装置100は、ヒンジ軸10
2と、このヒンジ軸102の一端に固定された第1のブ
ラケット103と、上記ヒンジ軸102の他端に回動可
能に枢支された第2のブラケット104と、この第2の
ブラケット104とヒンジ軸102との自由な回動を制
限するリング状のばね部材105とを備えている。ヒン
ジ軸102は、左側の支持凸部69aと連結部81との
間に亘って挿通されている。ヒンジ軸102の一端の第
1のブラケット103は、リヤパネル82にねじ止めさ
れているとともに、ヒンジ軸102の他端の第2のブラ
ケット104は、支持凸部69aの内面のボス部106
にねじ止めされている。
【0082】右側のヒンジ装置101は、右側の支持凸
部69bの内面のボス部107にねじ止めされている。
このヒンジ装置101は、軸部108を備えている。こ
の軸部108は、支持凸部69bの側面を貫通して連結
部81の右側面に回動可能に嵌合されている。ヒンジ軸
102と軸部108とは、水平に延びるとともに、互い
に同軸状に配置されている。そのため、保持部80は、
ヒンジ軸102および軸部108を支点として、前後方
向に回動可能に上記スタンド支持部65に枢支されてい
る。
【0083】なお、連結部81を支持凸部69a,69
bに連結した状態では、この連結部81の下端部が凹部
70に入り込んでいる。この連結部81の下端部には、
図6に示すように、上記ケーブル挿通口71に連なる連
通口109が開口されている。
【0084】図5や図6に示すように、スタンド32
は、保持部80の起立角度αを調整するための脚部11
0を備えている。脚部110は、リヤパネル82の上部
のボス部111にピボット軸112を介して回動可能に
枢支されている。脚部110は、偏平な中空箱状をなし
ており、上記ハウジング31の係合溝62a〜62dに
抜き差し可能に差し込まれるようになっている。そし
て、この脚部110の下端部をいずれかの係合溝62a
〜62dに差し込むことで、スタンド32が起立した姿
勢に保持される。この際、差し込むべき係合溝62a〜
62dを選択すれば、スタンド32の起立角度αを四段
階に亘って変えられるようになっている。
【0085】図12や図13に示すように、脚部110
は、下面が開口された偏平な脚本体115と、この脚本
体115の下面開口部を塞ぐ蓋板116とを備えてい
る。蓋板116は、ねじ117を介して脚本体115に
固定されている。この脚部110には、左右一対のロッ
クレバー118a,118bが組み込まれている。ロッ
クレバー118a,118bは、脚本体115から露出
される指掛け部119a,119bと、脚本体115と
蓋板116との間で挾み込まれるスライドガイド部12
0a,120bとを一体に備えている。スライドガイド
部120a,120bは、脚本体115の内面のガイド
レール121に沿って左右方向にスライドされるように
なっている。これらスライドガイド部120a,120
bは、圧縮コイルばね122a,122bを介して互い
に離間する方向に付勢されている。
【0086】スライドガイド部120a,120bの下
端部には、L字形のロックピン123a,123bが取
り付けられている。ロックレバー118a,118b
は、ロックピン123a,123bを脚本体115の左
右側方に突出させるロック位置と、上記ロックピン12
3a,123bを脚本体115の内側に没入させるロッ
ク解除位置とに亘って左右にスライド可能となってい
る。そして、これらロックレバー118a,118b
は、上記圧縮コイルばね122a,122bによって常
時ロック位置に保持されており、そのロックピン123
a,123bが脚本体115の左右側方に突出されてい
る。
【0087】このため、脚部110をいずれかの係合溝
62a〜62dに差し込むには、まず手の指先で指掛け
部119a,119bを互いに近接する方向に押圧し、
ロックレバー118a,118bをロック位置からロッ
ク解除位置に向けてスライドさせる。このスライドによ
り、ロックピン123a,123bが脚本体115の内
側に引っ込む。この状態で、脚部110の下端部をいず
れかの係合溝62a〜62dに差し込み、上記指掛け部
119a,119bの押圧を解除する。
【0088】すると、ロックレバー118a,118b
がロック位置に強制的にスライドされ、ロックピン12
3a,123bが脚本体115の左右側面から突出され
るとともに、いずれかの係合溝62a〜62dの係合孔
63に係合される。この係合により、脚部110が係合
溝62a〜62dに抜き出し不能に保持され、スタンド
32の起立姿勢が保持される。
【0089】図6や図14に示すように、上記保持部8
0の底部には、上記端壁86,89によって仕切られた
収容室131が形成されている。収容室131は、上記
連結部81の内部空間に連なっている。この収容室13
1には、第2のコネクタ132が配置されている。第2
のコネクタ132は、コネクタ基板133を有し、この
コネクタ基板133と共にリヤパネル82のボス部82
aにねじ止めされている。第2のコネクタ132は、端
壁86,89を貫通して保持部80の底面上に露出され
ており、この第2のコネクタ132に上記コンピュータ
1の第1のコネクタ21が取り外し可能に接続されるよ
うになっている。
【0090】コネクタ基板133には、フレキシブルな
配線基板135が接続されている。配線基板135は、
上記連通口109およびケーブル挿通口71を通じて上
記ハウジング31の内部に導入されている。配線基板1
35の導入端には、中継基板136が接続されている。
この中継基板136は、スタッキングコネクタ137を
介して上記回路基板41に接続されている。
【0091】そのため、第2のコネクタ132は、フロ
ッピーディスク駆動装置43やハードディスク駆動装置
44に接続されているとともに、上記リセット回路61
を介して電源ユニット42に電気的に接続されている。
【0092】図14に示すように、収容室131には、
板金製のミドルフレーム141が配置されている。ミド
ルフレーム141は、左右のリンク支持部142a,1
42bと、これらリンク支持部142a,142bの間
に位置するソレノイド支持部143とを一体に備えてい
る。このミドルフレーム141は、リヤパネル82のボ
ス部82aにねじ止めされている。
【0093】保持部80の底部には、左右一対のプラン
ジャ144,145が配置されている。プランジャ14
4,145は、コンピュータ1の筐体2によって押し込
まれるもので、上記リヤパネル82に支持されている。
この支持構造について右側のプランジャ145を代表し
て説明する。
【0094】すなわち、図16や図24に示すように、
リヤパネル82の支持壁85には、上記コンピュータ1
の差し込み方向に沿って上下に延びるガイド壁146が
一体に形成されており、このガイド壁146にプランジ
ャ145が上下方向に摺動可能に嵌合されている。プラ
ンジャ145の上端部は、端壁86に開けた挿通口14
9を貫通して保持部80の底面上に露出されている。こ
のプランジャ145の上端面は、平坦な押圧面147を
なしており、この押圧面147に上記筐体2の第3の側
面4cが突き当たるようになっている。
【0095】プランジャ145は、圧縮コイルばね14
8によって上向きに付勢されている。この付勢により、
コンピュータ1が保持部80に差し込まれていない状態
では、プランジャ145の上端の押圧面147が端壁8
6,89よりも上方に突出されている。
【0096】プランジャ145は、左右側方に張り出す
ストッパ部150a,150bを備えている。ストッパ
部150a,150bは、プランジャ145の上方への
突出量を制限するためのもので、これらストッパ部15
0a,150bの上縁が上記挿通口149の開口縁部お
よびこの開口縁部に連なるボス部151に突き当たって
いる。そして、一方のストッパ部150bのフロントパ
ネル83と向き合う前面には、連係手段としての円柱状
のガイド突起152が突設されている。
【0097】図14に示すように、保持部80の左右両
端部には、一対の係合部材154,155が配置されて
いる。係合部材154,155は、プランジャ144,
145の前面側に配置されている。これら係合部材15
4,155は、左右共通の構成を有するため、右側の係
合部材155を代表して説明する。
【0098】すなわち、図15や図16に示すように、
係合部材155は、略円盤状をなす本体156を有して
いる。本体156は、上記リヤパネル82のボス部15
1にピボット軸157を介して回動可能に枢支されてい
る。この本体156は、保持部80内に露出される第1
の部分158と、収容室131内に露出される第2の部
分159とを有している。第1の部分158は、爪部1
60と、この爪部160の斜め下方に位置された押し上
げ部161とを有している。爪部160は、上記保持部
80にコンピュータ1を差し込んだ時に、そのストラッ
プ取り付け部16の凹部17に入り込むとともに、この
凹部17内の軸部18の外周面に係脱可能に引っ掛かる
ようになっている。また、押し上げ部161は、第2の
コネクタ132に隣接した位置において、コンピュータ
1の第3の側面4cと対向し合うようになっている。
【0099】本体156の第2の部分159は、押圧部
162を有している。この押圧部162は、上記爪部1
60に対しピボット軸157を挾んだ反対側に位置され
ている。
【0100】このため、係合部材154,155は、図
17に示すように、爪部160がストラップ取り付け部
16の軸部18に引っ掛かる第1の位置と、図18に示
すように、爪部160がストラップ取り付け部16の凹
部17から離脱される第2の位置とに亘って回動可能に
リヤパネル82に支持されている。そして、係合部材1
54,155が第1の位置に回動された状態では、押し
上げ部161が端壁86,89と略同一面上に位置し、
コンピュータ1の第3の側面4cと向かい合うととも
に、上記係合部材154,155が第1の位置から第2
の位置に回動されると、押し上げ部161が端壁86,
89よりも上方に張り出し、コンピュータ1の第3の側
面4cに突き当たるようになっている。
【0101】また、本体156は、保持部80の側方に
突出されるレバー部163を備えている。レバー部16
3は、オペレータが指先を掛けるためのもので、このレ
バー部163を指先で下向きに押圧することで、係合部
材154,155を第1の位置から第2の位置に向けて
人為的に回動操作し得るようになっている。
【0102】このような係合部材154,155は、上
記プランジャ144,145に連係されている。この連
係構造について右側のプランジャ145と係合部材15
5とを代表して説明する。
【0103】図19に示すように、係合部材155の本
体156は、プランジャ145との対向部にガイド部1
65を有している。このガイド部165は、プランジャ
145の上記ガイド突起152に摺動可能に接するカム
面166と、このカム面166の下端に連なる逃げ凹部
167とを備えている。カム面166は、上記ピボット
軸157の下方において、斜め下方に向けて延びるよう
な形状をなしている。
【0104】そのため、プランジャ145がコンピュー
タ1の挿入に伴って押し下げられていくと、ガイド突起
152がカム面166を下方に押圧し、この押圧によ
り、係合部材155bがピボット軸157を支点に時計
回り方向、つまり第1の位置から第2の位置に向けて回
動されるようになっている。そして、プランジャ145
が最大に押し込まれると、図22に示すように、ガイド
突起152はカム面166を乗り越えて、上記逃げ凹部
167と対向し合うようになっており、このことによ
り、プランジャ145と係合部材155との連係が解除
される。
【0105】図14に示すように、上記収容室131に
は、係合部材154,155を第1の位置に保持する手
段としてのロック機構170が配置されている。このロ
ック機構170は、板金製の一対のリンク部材171,
172を備えている。リンク部材171,172は、ミ
ドルフレーム141のリンク支持部142a,142b
上に配置されており、収容室131の幅方向に延びる細
長い板状をなしている。
【0106】各リンク部材171,172の左右両端部
には、ガイド孔173a,173bおよび174a,1
74bが開口されている。ガイド孔173a,173b
および174a,174bは、左右方向に延びる長孔状
をなしており、これらガイド孔173a,173bおよ
び174a,174bに、リンク支持部142a,14
2bおよびリヤパネル82から延びる金属製のガイドピ
ン175が摺動可能に嵌合されている。この嵌合によ
り、リンク部材171,172は、夫々左右方向にスラ
イド可能にリヤパネル82に保持されており、これらリ
ンク部材171,172は、ミドルフレーム141のソ
レノイド支持部143を挾んで互いに対向されている。
【0107】そのため、リンク支持部171,172
は、上記収容室131内において、互いに接離する方向
にスライドされるようになっている。
【0108】リンク部材171,172の互いに対向し
合う端部には、下向きに延びる延長部171a,172
aが形成されている。延長部171a,172aは、係
合片176,177を一体に有している。これら係合片
176,177は、上記ソレノイド支持部143を挾ん
で互いに対向されている。これらリンク支持部171,
172の係合片176,177とは反対側の端部は、上
記係合部材154,155の押圧部162に当接されて
いる。そして、リンク部材171,172は、夫々引っ
張りコイルばね179を介して上記押圧部162に当接
する方向に互いに逆向きに付勢されている。
【0109】このため、リンク部材171,172は、
係合部材154,155の回動に追従して左右方向にス
ライドされるとともに、上記押圧部162との当接によ
り、係合部材154,155を常時第1の位置に保持し
ている。
【0110】図14や図27に示すように、ミドルフレ
ーム141のソレノイド支持部143には、電磁ソレノ
イド181がねじ止めされている。電磁ソレノイド18
1は、下向きに突没される直動形のアーマチュア182
を備えている。この電磁ソレノイド181は、上記のよ
うに電源ユニット42がONされて、電源電圧(VC
C)が立上がった時に、この電源電圧によって励磁さ
れ、アーマチュア182を上向きに引き込むようになっ
ている。
【0111】ソレノイド支持部143は、スライドガイ
ド部185を一体に備えている。スライドガイド部18
5は、アーマチュア182の移動方向に沿って延びてお
り、このスライドガイド部185には、板金製のストッ
パ186が上下にスライド可能に保持されている。スト
ッパ186は、図17や図25に示すように、上記リン
ク部材171,172の係合片176,177の間に介
在されて、リンク部材171,172のスライドを制限
するロック位置と、図18や図26に示すように、リン
ク部材171,172の間から離脱されて、リンク部材
171,172のスライドを許容するロック解除位置と
に亘って移動されるようになっている。このストッパ1
86は、引っ張りコイルばね187を介して常時ロック
解除位置に保持されている。
【0112】そして、このストッパ186は、上記電磁
ソレノイド181のアーマチュア182に連結されてお
り、この電磁ソレノイド181が励磁された時に、上記
ロック位置に向けてスライドされるようになっている。
【0113】次に、ペン入力方式のコンピュータ1を拡
張ステーション30に接続する手順について説明する。
【0114】コンピュータ1を拡張ステーション30に
接続するには、まず、拡張ステーション30の電源コン
セント59に商用電源60に連なるプラグを差し込み、
この拡張ステーション30をスタンバイさせる。
【0115】そして、コンピュータ1の電源スイッチ2
2がOFFされていることを確認した後、このコンピュ
ータ1を入力面9の横軸Bを水平にした姿勢に保持し、
そのまま筐体2の第3の側面4cを先頭にして保持部8
0の開口部94に差し込んでいく。
【0116】この際、保持部80の内面となる支持壁8
5や側壁87a,90aには、シート状の滑り材97が
張り付けられているので、コンピュータ1の筐体2は、
滑り材97に接しながら保持部80に差し込まれる。そ
のため、筐体2と保持部80との間の摺動抵抗が減少
し、筐体2の差し込みを少ない力で円滑に行なうことが
できる。特に、筐体2の外周面が塗装されているような
場合に、保持部80の内面との摺接に伴う塗装の剥離を
防止することができ、筐体2が傷付き難くなる。
【0117】筐体2を保持部80に差し込んでいくと、
図19に示すように、筐体2の第3の側面4cの左右両
端部がプランジャ144,145の押圧面147に当接
する。また、筐体2の角部のストラップ取り付け部16
が係合部材154,155の爪部160と対向し合い、
この爪部160がストラップ取り付け部16の凹部17
内に僅かに入り込む。それとともに、コンピュータ1の
第1のコネクタ21と、保持部80の第2のコネクタ1
32とが互いに対向し合う。
【0118】この状態で、筐体2をさらに押し込むと、
プランジャ144,145が圧縮コイルばね148に抗
して押し下げられるとともに、これらプランジャ14
4,145に連係して係合部材154,155が第1の
位置から第2の位置に向けて徐々に回動される。
【0119】すなわち、図20に示すように、コンピュ
ータ1の差し込み動作に伴ってプランジャ144,14
5が押し下げられると、これらプランジャ144,14
5のガイド突起152が下方に移動する。すると、この
ガイド突起152には係合部材154,155のカム面
166が摺動可能に接しているので、カム面166はガ
イド突起152との接触によって下向きの押圧力を受け
る。このカム面166は、係合部材154,155の回
動支点となるピボット軸157の下方において、下向き
に傾斜されているので、ガイド突起152とカム面16
6との接触点が下方にずれるに従い、係合部材154,
155には、ピボット軸157を中心に下向きに回動さ
せるような力が付与され、これら係合部材154,15
5が第1の位置から第2の位置に向けて回動を開始す
る。
【0120】そのため、係合部材154,155の爪部
160が、凹部17内において軸部18から遠ざかる方
向に移動し、コンピュータ1の差し込みに伴う軸部18
と爪部160との干渉が回避される。そして、図21に
示すように、爪部160が軸部18よりも側方にずれた
時点で第1のコネクタ21が第2のコネクタ132に接
触し、これらコネクタ21,132は、コンピュータ1
の差し込み動作の進展に基づいて徐々に嵌まり合う。
【0121】そして、図22に示すように、第1のコネ
クタ21と第2のコネクタ132との接続が完了する直
前において、ガイド突起152がカム面166を乗り越
え、このカム面166に連なる逃げ凹部167と対向し
合う。これにより、係合部材154,155が第2の位
置に回動された時点で、これら係合部材154,155
とプランジャ144,145との連係が解除される。
【0122】一方、係合部材154,155が第1の位
置から第2の位置に向けて回動されると、図18に示す
ように、係合部材154,155の押圧部162が斜め
上向きに移動する。この押圧部162には、リンク部材
171,172の端部が接しているので、これらリンク
部材171,172が互いに近接する方向に押し出され
る。この時、電磁ソレノイド181は励磁されていない
ので、そのアーマチュア182は下方に突出された状態
にあり、このアーマチュア182に取り付けられたスト
ッパ186は、ロック解除位置に保持されている。
【0123】そのため、図18や図26に示すように、
リンク部材171,172の係合片176,177は、
ストッパ186に当接することなく、このストッパ18
6と電磁ソレノイド181との間に入り込む。よって、
係合部材154,155の第1の位置から第2の位置に
向けての回動が妨げられずに済むことになる。
【0124】コンピュータ1の差し込み動作に伴い、係
合部材154,155が第2の位置まで回動されると、
上記のように係合部材154,155とプランジャ14
4,145との連係が解除されるので、見掛け上、係合
部材154,155は自由に回動し得る状態となる。す
ると、リンク部材171,172は、引っ張りコイルば
ね179によって係合部材154,155の押圧部16
2に当接する方向に付勢され、これら係合部材154,
155を第1の位置に向けて押圧しているので、図18
や図23に示すように、係合部材154,155が第1
の位置に向けて強制的に回動復帰される。
【0125】この回動により、係合部材154,155
の爪部160がストラップ取り付け部16の凹部17内
に大きく入り込み、その軸部18の外周面に引っ掛か
る。このため、保持部80からのコンピュータ1の抜け
出しが阻止され、第1のコネクタ21と第2のコネクタ
132との接続状態が維持される。
【0126】ところで、コンピュータ1を保持部80に
差し込んだだけの状態では、上記電磁ソレノイド181
は励磁されず、ストッパ186はロック解除位置に保持
されているので、係合部材154,155は第1の位置
から第2の位置に向けて自由に回動し得る状態にある。
そのため、係合部材154,155のレバー部163を
指先で押し下げれば、係合部材154,155は第2の
位置に向けて回動されることになり、その爪部160と
ストラップ取り付け部16との係合が解除される。よっ
て、コンピュータ1は、拡張ステーション30から取り
出し可能な状態にある。
【0127】上記のようにコンピュータ1を拡張ステー
ション30に接続した状態において、コンピュータ1の
電源スイッチ22をONすると、このコンピュータ1の
電源コントローラ23から信号が出力される。この信号
は、第1のコネクタ21および第2のコネクタ132を
通じて拡張ステーション30の電源ユニット42に入力
される。これにより、スタンバイ状態にある電源ユニッ
ト42がONされ、この電源ユニット42から電源電圧
(VCC)が立ち上がる。
【0128】電源電圧が立ち上がると、電磁ソレノイド
181が励磁され、ロック解除位置に保持されたストッ
パ186がアーマチュア182を介してロック位置に移
動される。そのため、図17や図25に示すように、ス
トッパ186が上記リンク部材171,172の係合片
176,177の間に介在され、リンク部材171,1
72の互いに近接する方向へのスライドを制限するの
で、係合部材154,155を第1の位置から第2の位
置に向けて回動させようとしても、その回動が阻止され
る。
【0129】したがって、コンピュータ1の電源スイッ
チ22がONされ、このコンピュータ1と拡張ステーシ
ョン30との間で信号のやり取りが開始される段階で
は、係合部材154,155とコンピュータ1との係合
を解除することができず、コンピュータ1を保持部80
から引き抜くことができなくなる。
【0130】よって、拡張ステーション30を使用して
いる時に、コンピュータ1を引き抜くといった誤操作を
未然に防ぐことができ、重要なデータの消去やコンピュ
ータ1の誤動作を解消することができる。
【0131】なお、電源電圧(VCC)が立上がること
により、リセット回路61からリセット信号が出力され
ると、このリセット信号は、第2のコネクタ132およ
び第1のコネクタ21を通じてコンピュータ1の電源コ
ントローラ23に入力される。電源コントローラ23
は、リセット信号が入力されると、コンピュータ1に拡
張ステーション30が接続された状態にあると判断し、
この判断結果にもとづいて次の動作を選定するようにな
っている。
【0132】コンピュータ1の電源スイッチ22をOF
Fすると、電源コントローラ23からの信号に基づいて
拡張ステーション30の電源ユニット42がOFFさ
れ、電磁ソレノイド181の励磁が解除される。する
と、電磁ソレノイド181のアーマチュア182が下向
きに突出され、ストッパ186がロック位置からロック
解除位置にスライドされる。このため、ストッパ186
によるリンク部材171,172のスライド規制が解除
され、係合部材154,155のレバー部163を指先
で押し下げることができる。よって、これら係合部材1
54,155を第1の位置から第2の位置に向けて回動
させることができる。
【0133】係合部材154,155を第2の位置に回
動させると、その爪部160がストラップ取り付け部1
6から離脱し、コンピュータ1の保持が解除される。す
ると、コンピュータ1によって押し下げられていたプラ
ンジャ144,145が、圧縮コイルばね148によっ
て逆に押し上げられるので、コンピュータ1は、保持部
80から押し出されるような力を受ける。しかも、係合
部材154,155を第2の位置に回動させると、その
押し上げ部161が保持部80の底面から突出し、コン
ピュータ1の第3の側面4cを上向きに押圧する。
【0134】そのため、第1のコネクタ21が第2のコ
ネクタ132から離脱し、コンピュータ1を保持部80
から引き抜く際に、上記コネクタ21,132の嵌合力
に打ち勝つような大きな力を必要としない。よって、保
持部80の内面に滑り材97が張り付けられていること
と合わせて、コンピュータ1の取り外し作業も容易に行
なうことができる。
【0135】このような本発明の一実施例によれば、コ
ンピュータ1の電源スイッチ22をON・OFFするこ
とで、電磁ソレノイド181への通電が制御されるの
で、電源スイッチ22のON・OFF操作の他に格別な
ロック操作やロック解除操作は一切不要であり、コンピ
ュータ1のロックおよびロック解除操作を簡単かつ確実
に行なうことができる。
【0136】また、上記構成においては、一対の係合部
材154,155の回動に連動して互いに接離する方向
にスライドされるリンク部材171,172を設けたの
で、これらリンク部材171,172の係合片177,
176の間に単一のストッパ186を出し入れすること
で、リンク部材171,172のスライドひいては係合
部材154,155の第1の位置から第2の位置への回
動を制限することができる。
【0137】このため、ストッパ186をロック位置と
ロック解除位置とに亘って移動させる電磁ソレノイド1
81にしても一つあれば良いことになり、一対の係合部
材154,155のロック系統を共通化することができ
る。よって、係合部材154,155毎にロック系統を
付設する場合に比べて、ロック機構170の構成を簡略
化することができ、その分、コストを軽減することがで
きる。
【0138】さらに、コンピュータ1を保持部80に差
し込んだ時点で、係合部材154,155の爪部160
がコンピュータ1のストラップ取り付け部16に引っ掛
かるので、電源スイッチ22をONしなくとも、コンピ
ュータ1を保持部80に抜け止め保持することができ
る。そして、このコンピュータ1を保持部80から取り
出すには、係合部材154,155のレバー部163を
指先で押圧して、これら係合部材154,155を第2
の位置に回動させるといった、意識的な操作を必要とす
るから、コンピュータ1の脱落や不所望な引き抜きを防
止することができる。
【0139】加えて、コンピュータ1を拡張ステーショ
ン30の保持部80に差し込むと、このコンピュータ1
は、入力面9と共に起立した姿勢に保持され、この入力
面9がオペレータと向かい合う。そのため、入力面9の
視認性が向上するとともに、この入力面9をスタイラス
ペン10で押圧する作業も容易に行なうことができる。
【0140】そして、この場合、保持部80の支持壁8
5は、回動可能な脚部110を備えているので、この脚
部110の下端部が差し込まれる係合溝62a〜62d
を選択すれば、コンピュータ1の起立角度αを四段階に
亘って変えることができる。そのため、入力面9の向き
をオペレータの好みやコンピュータ1の使用環境に応じ
て自由に調節でき、使い勝手が向上する。
【0141】また、脚部110は、起立された保持部8
0を背後から支えるので、入力面9をスタイラスペン1
0で押圧した時に、保持部80ががたつくこともなく、
コンピュータ1を起立した姿勢にしっかりと保持するこ
とができる。
【0142】それとともに、保持部80は、コンピュー
タ1のペン格納部14やカード挿入口11に対応した位
置において切り欠かれている。このため、コンピュータ
1を保持部80に差し込んだままの状態で、スタイラス
ペン10や各種の拡張カードを出し入れすることがで
き、使い勝手が良好となる。
【0143】さらに、上記構成によると、保持部80の
開口縁部には、リヤパネル82の側壁87a,87bと
フロントパネル83の側壁90a,90bとに跨がるク
リップ95a,95bが係合されている。このため、コ
ンピュータ1を保持部80に差し込んだり、逆に引き抜
く際に、このコンピュータ1がリヤパネル82とフロン
トパネル83との突き合わせ方向に傾いたとしても、側
壁87aと90aおよび87bと90bとを連結する係
止爪93が外れるのを防止することができる。加えて、
係止爪93に無理な力が加わるのを防止でき、これら係
止爪93の破損や、それに伴うリヤパネル82とフロン
トパネル83との分離を防止できるといった利点があ
る。
【0144】なお、本発明において、電子機器はペン入
力方式のポータブルコンピュータに限らず、ペン入力方
式の文章作成装置であっても良い。
【0145】
【発明の効果】請求項1によれば、電子機器を拡張ステ
ーションの保持部に差し込んだ状態において、この電子
機器の電源スイッチをONすると、保持部のロック手段
がロック位置に移動し、係合部材を第1の位置にロック
するので、保持部からの電子機器の抜け出しが阻止され
る。そのため、電子機器と拡張ステーションとの間で信
号がやり取りされる段階では、電子機器を拡張ステーシ
ョンの保持部から抜き出すことはできず、誤操作を未然
に防止できる。
【0146】電子機器の電源スイッチをOFFすると、
ロック手段による係合部材のロックが解除され、係合部
材を第1の位置から第2の位置に自由に移動させること
ができる。このため、電子機器と拡張ステーションとの
間での信号のやり取りがない状態では、係合部材の操作
により電子機器を保持部から取り出すことができる。し
たがって、電源スイッチをON・OFFする以外に格別
なロック操作やロック解除操作は一切不要であり、電子
機器のロックおよびロック解除操作を簡単かつ確実に行
なうことができる。
【0147】請求項2によれば、入力面の起立角度を、
電子機器の使用環境やオペレータの好みに応じて自由に
調節することができ、入力操作性が向上する。
【0148】請求項3によれば、一対のリンク部材の間
にストッパを配置すれば、この一つのストッパでリンク
部材、ひいては係合部材の移動を制限することができ
る。このため、ストッパを第1の位置と第2の位置とに
亘って移動させる電磁ソレノイドも一つあれば良く、ロ
ック手段の構造を簡略化することができる。
【0149】請求項4によれば、係合部材のがたつきが
解消されるとともに、電子機器の筐体を保持部に差し込
むと、この筐体に係合部材が係合するので、電子機器の
電源スイッチをONしなくとも、電子機器が保持部に抜
け止め保持される。そして、電子機器を保持部から取り
出すためには、係合部材を第1の位置から第2の位置に
移動させるといった意識的な操作を必要とし、電子機器
の不所望な脱落や引き抜きを防止することができる。
【0150】請求項5によれば、プランジャの動きに追
従して係合部材が第1の位置から第2の位置に向けて移
動されるので、筐体と係合部材とが干渉し合うこともな
く、電子機器の差し込み動作を円滑に行なえる。そし
て、筐体が保持部に完全に差し込まれた時点でプランジ
ャと係合部材との連係が解除され、係合部材が第1の位
置に自動的に復帰するので、筐体を保持部に抜け止め保
持することができる。
【0151】また、係合部材を第2の位置に移動させる
と、プランジャを介して筐体が押し上げられ、第1のコ
ネクタと第2のコネクタとの接続が自動的に解除される
ので、電子機器を保持部から取り出す際に、電子機器を
コネクタの嵌合力に抗して無理に引き抜く必要もなく、
この電子機器の取り出しを容易に行なえる。
【0152】請求項6によれば、係合部材に指を掛け易
くなり、係合部材を第1の位置から第2の位置に向けて
容易に移動させることができる。
【0153】請求項7によれば、係合部材の爪部が軸部
に引っ掛かるので、係合部材と筐体との係合状態を強固
に維持することができる。
【0154】請求項8によれば、電子機器の筐体を保持
部に差し込んだり、あるいはこの保持部から引き抜く際
に、この筐体がフロントパネルとリヤパネルとの突き合
わせ方向に傾いたとしても、係止爪の係合が外れるのを
防止できるとともに、この係止爪に無理な力が加わるこ
ともなく、係止爪の破損やそれに伴うフロントパネルと
リヤパネルとの分離を防止することができる。
【0155】請求項9によれば、電子機器を保持部に差
し込んだ状態においても、入力操作用のペンを筐体のペ
ン格納部に出し入れすることができ、使い勝手が向上す
る。
【0156】請求項10によれば、電子機器の筐体を保
持部に差し込む時に、これら筐体と保持部との摺動抵抗
が少なく抑えられ、筐体の差し込み操作を容易に行なう
ことができる。また、筐体の外周面が塗装されている場
合に、保持部との摺接に伴う塗装の剥離を防止すること
ができ、筐体が傷付き難くなる。
【0157】請求項11によれば、電子機器を保持部に
差し込んだ状態においても、カード挿入口にメモリカー
ドやアプリケーションカードのような拡張カードを出し
入れすることができ、使い勝手が向上する。
【0158】請求項12によれば、電子機器の入力面が
オペレータと向かい合うので、この入力面を見易くな
り、ペンによる入力操作性が向上する。また、入力面を
ペンで押圧した時に、電子機器ががたつくこともなく、
この電子機器を起立した姿勢にしっかりと保持すること
ができる。それとともに、電子機器を保持部に差し込ん
だ状態においても、入力操作用のペンを筐体のペン格納
部に出し入れすることができ、使い勝手が向上する。
【0159】請求項13によると、入力面の起立角度
を、電子機器の使用環境やオペレータの好みに応じて自
由に調節することができ、入力操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において、ペン入力方式のコ
ンピュータを拡張ステーションに接続した状態を示す斜
視図。
【図2】拡張ステーションを右側から見た斜視図。
【図3】拡張ステーションを左側から見た斜視図。
【図4】拡張ステーションを上側から見た斜視図。
【図5】拡張ステーションを背後から見た斜視図。
【図6】ペン入力方式のコンピュータを拡張ステーショ
ンに接続した状態を示す断面図。
【図7】拡張ステーションの背面図。
【図8】スタンドの保持部の左端部を示す斜視図。
【図9】スタンドの保持部の右端部を示す斜視図。
【図10】フロントパネルとリヤパネルとの突き合わせ
部分の断面図。
【図11】(A)は、左側のヒンジ装置の取り付け部を
示す断面図。(B)は、右側のヒンジ装置の取り付け部
を示す断面図。
【図12】脚部の内部構造を一部破断して示す背面図。
【図13】(A)は、図12のA−A線に沿う断面図。
(B)は、図12のB−B線に沿う断面図。
【図14】保持部の係合部材とロック機構との連動関係
を示す正面図。
【図15】右側の係合部材とリンク部材との連動関係を
示す斜視図。
【図16】右側の係合部材とプランジャとの位置関係を
分解して示す斜視図。
【図17】右側の係合部材が第1の位置に回動されてい
る状態において、この係合部材とロック機構との関係を
示す正面図。
【図18】右側の係合部材が第2の位置に向けて回動さ
れた状態において、この係合部材とロック機構との関係
を示す正面図。
【図19】右側の係合部材が第1の位置に回動された状
態において、この係合部材のカム面とプランジャとの位
置関係を示す断面図。
【図20】右側の係合部材が第1の位置と第2の位置と
の間に回動された状態において、この係合部材のカム面
とプランジャとの位置関係を示す断面図。
【図21】右側の係合部材がより第2の位置に向けて回
動された状態において、この係合部材のカム面とプラン
ジャとの位置関係を示す断面図。
【図22】プランジャのガイド突起が右側の係合部材の
カム面を乗り越えた状態を示す断面図。
【図23】プランジャのガイド突起が右側の係合部材の
逃げ凹部に入り込んだ状態を示す断面図。
【図24】プランジャの取り付け構造を示す断面図。
【図25】ストッパがロック位置に移動された時に、こ
のストッパとリンク部材との位置関係を示す断面図。
【図26】ストッパがロック解除位置に移動された時
に、このストッパとリンク部材との位置関係を示す断面
図。
【図27】電磁ソレノイドの取り付け部分を示す断面
図。
【図28】コンピュータを拡張ステーションに接続した
時の回路構成を概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
1…電子機器(コンピュータ) 2…筐体 9…入力面 10…ペン(スタイラスペン) 21…第1のコネクタ 22…電源スイッチ 30…拡張ステーション 31…本体(ハウジング) 43,44…拡張装置(フロッピーディスク駆動装置、
ハードディスク駆動装置) 59…入力部(電源コンセント) 60…電源 80…保持部 110…脚部 132…第2のコネクタ 154,155…係合部材 170…ロック手段(ロック機構)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力面を含む偏平な筐体を有する携帯形
    の電子機器と、 この電子機器の機能を拡張するための拡張装置を有する
    拡張ステーションと、を備えている電子機器システムで
    あって、 上記電子機器の筐体は、人為的にON・OFF操作され
    る電源スイッチと、この電源スイッチに電気的に接続さ
    れた第1のコネクタとを有し、 また、上記拡張ステーションは、上記拡張装置および電
    源の入力部を有する本体と、この本体に支持され、上記
    筐体が取り出し可能に差し込まれるとともに、この筐体
    を上記入力面と共に起立した姿勢に保持する保持部と、
    この保持部に配置され、上記拡張装置および上記入力部
    に電気的に接続されるとともに、上記第1のコネクタが
    取り外し可能に接続される第2のコネクタとを有し、 上記保持部は、上記第1のコネクタと第2のコネクタと
    が接続された時に、上記筐体に引っ掛かってこの筐体を
    抜け止め保持する第1の位置と、上記筐体から離脱され
    る第2の位置とに亘って移動可能で、上記第1の位置か
    ら第2の位置に向けて人為的に操作される左右一対の係
    合部材と、 これら係合部材の第1の位置から第2の位置への移動を
    阻止するロック位置と、上記係合部材の自由な移動を可
    能とするロック解除位置と、に亘って移動可能なロック
    手段とを有し、 このロック手段は、上記電子機器および上記拡張ステー
    ションが電源に接続され、しかも、この電子機器側の電
    源スイッチがONされた時に上記ロック位置に保持され
    ることを特徴とする電子機器システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記保持部
    は、水平な軸を介して上記本体に回動可能に枢支されて
    いることを特徴とする電子機器システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記ロック手
    段は、上記左右の係合部材に追従して互いに接離する方
    向にスライドされる一対のリンク部材と、これらリンク
    部材の間に介在されて、リンク部材のスライドを制限す
    るロック位置と、上記リンク部材の間から退避されて、
    リンク部材の自由なスライドを可能とするロック解除位
    置とに亘って移動可能なストッパと、このストッパをロ
    ック位置およびロック解除位置に選択的に移動させる電
    磁ソレノイドとを有し、この電磁ソレノイドは、上記電
    子機器の電源スイッチがONされた時に励磁されて、上
    記ストッパをロック解除位置からロック位置に移動させ
    ることを特徴とする電子機器システム。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記リンク部
    材は、スプリングを介して上記係合部材に当接する方向
    に付勢され、この係合部材を上記第1の位置に保持して
    いることを特徴とする電子機器システム。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記保持部
    は、上記筐体の差し込み動作に追従してスライドされる
    一対のプランジャを有し、これらプランジャは、上記筐
    体が保持部に差し込まれた時に上記係合部材に係合する
    ことにより、これら係合部材を第1の位置から第2の位
    置に向けて強制的に移動させるとともに、上記筐体の差
    し込みが完了した時点で上記係合部材から離脱される連
    係手段を有し、かつ、このプランジャは、スプリングを
    介して上記筐体を保持部から押し出す方向に付勢されて
    いることを特徴とする電子機器システム。
  6. 【請求項6】 請求項1の記載において、上記係合部材
    は、上記保持部の外方に突出する指掛け部を有している
    ことを特徴とする電子機器システム。
  7. 【請求項7】 請求項1の記載において、上記係合部材
    は爪部を有し、また、上記電子機器の筐体は四つの角部
    を有し、これら各角部は、上記爪部が抜き差し可能に入
    り込む凹部と、この凹部の内側に配置され、上記爪部が
    係脱可能に引っ掛かる軸部とを有していることを特徴と
    する電子機器システム。
  8. 【請求項8】 請求項1の記載において、上記保持部
    は、互いに突き合わされるフロントパネルとリヤパネル
    とを有し、これらフロントパネルとリヤパネルとは、互
    いに共同して上記電子機器の筐体が差し込まれる開口部
    を形成するとともに、これらフロントパネルとリヤパネ
    ルとは、その互いに突き合わされる縁部に、互いに係合
    することにより上記フロントパネルとリヤパネルとを連
    結する係止爪を有し、かつ、上記開口部に臨む縁部に、
    フロントパネルとリヤパネルとに跨がって係合されるク
    リップを取り付けたことを特徴とする電子機器システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1の記載において、上記電子機器
    の筐体は、入力面を含む上面を有し、この上面の一側部
    に入力操作用のペンを格納するペン格納部を有するとと
    もに、上記保持部は、上記ペン格納部を露出させる切り
    欠きを有していることを特徴とする電子機器システム。
  10. 【請求項10】 請求項1の記載において、上記電子機
    器の筐体は、上記入力面を有する上面と、この上面とは
    反対側の底面と、これら上面および底面に連なる左右の
    側面とを有し、また、上記保持部は、上記筐体の底面を
    支える支持壁と、この支持壁の左右両側部に連なり、上
    記側面を含む筐体の左右両側部を挾み込んで支持する左
    右の側壁とを有し、これら支持壁および側壁における筐
    体との接触部に、滑り材を取り付けたことを特徴とする
    電子機器システム。
  11. 【請求項11】 請求項9の記載において、上記筐体
    は、上記上面に連なる側面を有し、この側面に拡張カー
    ドを出し入れするためのカード挿入口が開口されている
    とともに、上記保持部は、上記カード挿入口を露出させ
    る切り欠きを有していることを特徴とする電子機器シス
    テム。
  12. 【請求項12】 ペンによって押圧される入力面を含む
    上面を有し、この上面の一側部に上記ペンを格納するペ
    ン格納部が形成された偏平な筐体を備え、この筐体の外
    周面に第1のコネクタが配置された携帯形の電子機器
    と、 この電子機器の機能を拡張するための拡張装置を有する
    拡張ステーションと、を備えた電子機器システムであっ
    て、 上記拡張ステーションは、上記拡張装置を収容する本体
    と、この本体に支持され、上記筐体が取り出し可能に差
    し込まれるとともに、この筐体を上記入力面と共に起立
    した姿勢に保持する保持部と、この保持部に配置され、
    上記拡張装置に電気的に接続されるとともに、上記第1
    のコネクタが取り外し可能に接続される第2のコネクタ
    と、上記保持部の上部と上記本体との間に掛け渡され、
    上記保持部を背後から支える脚部とを備えており、 この拡張ステーションの保持部は、上記電子機器のペン
    格納部を露出させる切り欠きを有していることを特徴と
    する電子機器システム。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、上記保持
    部は、水平な軸を介して上記本体に回動可能に枢支され
    ていることを特徴とする電子機器システム。
JP6235696A 1994-09-29 1994-09-29 電子機器システム Pending JPH0895669A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235696A JPH0895669A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 電子機器システム
US08/509,617 US5619397A (en) 1994-09-29 1995-07-31 Electronic device system including a portable electronic device having a handwriting input device locked to an expansion station when the power switch of the portable electronic device is turned on
US08/755,261 US5751547A (en) 1994-09-29 1996-11-22 Electronic device system including a portable electronic device having a handwriting input device locked to an expansion station when the power switch of the portable electronic device is turned on

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235696A JPH0895669A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 電子機器システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895669A true JPH0895669A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16989873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6235696A Pending JPH0895669A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 電子機器システム

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5619397A (ja)
JP (1) JPH0895669A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115246A (en) * 1996-11-05 2000-09-05 Fujitsu Limited Function extending apparatus for information processing device
WO2002063450A1 (fr) * 2001-02-07 2002-08-15 Yoshinori Chida Terminal d'informations
WO2010007732A1 (ja) * 2008-07-14 2010-01-21 クラリオン株式会社 ホルダ装置
JP2012232025A (ja) * 2010-11-01 2012-11-29 Nintendo Co Ltd 機器支持システムおよび支持装置
US9199168B2 (en) 2010-08-06 2015-12-01 Nintendo Co., Ltd. Game system, game apparatus, storage medium having game program stored therein, and game process method
US9272207B2 (en) 2010-11-01 2016-03-01 Nintendo Co., Ltd. Controller device and controller system
US9358457B2 (en) 2010-02-03 2016-06-07 Nintendo Co., Ltd. Game system, controller device, and game method
WO2016103579A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
US9776083B2 (en) 2010-02-03 2017-10-03 Nintendo Co., Ltd. Spatially-correlated multi-display human-machine interface
JP2018073868A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 東芝テック株式会社 ドッキングステーション

Families Citing this family (124)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895669A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Toshiba Corp 電子機器システム
KR0125252Y1 (ko) * 1995-09-01 1998-09-15 김광호 일체형 피씨 시스템의 전원/신호 연결 구조
US5838539A (en) * 1995-11-08 1998-11-17 Electronics Accessory Specialists International Docking module for portable computers
US5687060A (en) * 1996-06-17 1997-11-11 Compaq Computer Corporation Vertically oriented docking station apparatus for a portable computer
US5875094A (en) * 1996-08-02 1999-02-23 Compaq Computer Corporation Portable computer docking station with adjustable insertion angle
US6091602A (en) * 1996-10-03 2000-07-18 Hewlett-Packard Company Computer docking station for horizontal or vertical positioning
US5822185A (en) * 1996-12-06 1998-10-13 Dell U.S.A., L.P. Ergonomic docking station for a portable computer
US5745342A (en) * 1996-12-20 1998-04-28 Dell U.S.A., L.P. Hinge detent mechanism in a computer system
US5818691A (en) * 1997-01-21 1998-10-06 Dell Usa, L.P. Portable computer docking system with push to engage and push to disengage connection module
US6006243A (en) * 1997-05-30 1999-12-21 International Business Machines Corporation Foldable personal computer with detachable cover section
US5926364A (en) * 1997-05-30 1999-07-20 International Business Machines Corporation Tri-fold personal computer with touchpad and keyboard
US6101087A (en) * 1997-06-19 2000-08-08 Xplore Technologies, Inc. Portable pen-based computer and auxiliary unit for use with a vehicular docking station
US6366458B1 (en) * 1997-06-30 2002-04-02 Sony Corporation Docking unit for portable electronic device and locking method of docking unit
US6222728B1 (en) * 1998-04-07 2001-04-24 Dell Usa, L.P. Alignment tray for docking a portable computer to a docking device
US6297953B1 (en) * 1998-04-30 2001-10-02 Hewlett-Packard Company Alignment mechanism for computer system having a portable computer and docking station
JP3356690B2 (ja) * 1998-07-06 2002-12-16 富士通株式会社 端末装置
US6093039A (en) * 1998-08-06 2000-07-25 Mobility Electronics, Inc. Docking device for a portable computer
US7612999B2 (en) 1998-09-18 2009-11-03 Flo Healthcare Solutions, Llc Mobile clinical workstation
US6493220B1 (en) * 1998-09-18 2002-12-10 Lxe, Inc. Mobile clinical workstation
GB9825108D0 (en) * 1998-11-16 1999-01-13 Checkout Computer Systems Limi Computer displays
KR200232049Y1 (ko) 1998-12-02 2001-08-07 윤종용 액세스 도어를 갖는 휴대형 컴퓨터
US6885550B1 (en) * 1999-08-26 2005-04-26 Axxion Group Corporation Screw less clip mounted computer drive
CN2408508Y (zh) * 2000-03-16 2000-11-29 英业达集团(南京)电子技术有限公司 组合式小型电脑
US6407915B1 (en) * 2000-04-11 2002-06-18 Hewlett-Packard Company Module tray for a computer docking system
US6456489B1 (en) * 2000-05-25 2002-09-24 Gateway, Inc. Device retention apparatus
US6462941B1 (en) * 2000-06-30 2002-10-08 Palm, Inc. Method and apparatus for backlighting a handwriting input area for a portable computing device
KR100428794B1 (ko) 2000-09-14 2004-04-28 삼성전자주식회사 컴퓨터용 주변 기기 착탈용 도킹 기구
JP4403218B2 (ja) * 2000-10-19 2010-01-27 レノボ シンガポール プライヴェート リミテッド 拡張コネクタ装置
US7038906B2 (en) * 2001-03-01 2006-05-02 Mds Advertising, Inc. Portable computer stand with integral communication method and apparatus
US6717798B2 (en) * 2001-03-22 2004-04-06 Intel Corporation Docking digital picture displays
US6583984B2 (en) 2001-03-23 2003-06-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Multi-position computing device docking station
JP2003228445A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Sony Corp 携帯情報端末、並びにロック制御システム
US6840791B2 (en) * 2002-04-17 2005-01-11 Lite-On Technology Corporation Supporting frame structure configured to support a portable electronic device
JP3963785B2 (ja) * 2002-06-11 2007-08-22 富士通株式会社 情報処理装置及びプリント基板
US6856506B2 (en) * 2002-06-19 2005-02-15 Motion Computing Tablet computing device with three-dimensional docking support
US20050213298A1 (en) * 2002-06-19 2005-09-29 Motion Computing, Inc. Docking support for a tablet computer with extended battery
CN100354607C (zh) * 2002-08-13 2007-12-12 Vega格里沙贝两合公司 输入和输出装置、电子设备、以及包括输入和输出装置及电子设备的系统
US6687121B1 (en) * 2002-11-27 2004-02-03 Mitac Technology Corp. Switch protection apparatus
US6780019B1 (en) * 2003-02-14 2004-08-24 Intel Corporation Pen-based computing system with a releasable socket connector for connecting a base unit to a tablet unit
US7280348B2 (en) * 2003-02-14 2007-10-09 Intel Corporation Positioning mechanism for a pen-based computing system
US7321488B2 (en) * 2003-06-10 2008-01-22 Fujitsu Limited Printed circuit board with flap unit
TW573764U (en) * 2003-06-18 2004-01-21 Carry Computer Eng Co Ltd Read integrating device
JP3846460B2 (ja) * 2003-07-09 2006-11-15 ソニー株式会社 電子機器装置及び電子機器の保護方法
US20050023423A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-03 Enlight Corporation Desktop support for LCD
JP2005107840A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Toshiba Corp 電子機器
US7236356B2 (en) * 2003-10-22 2007-06-26 Motion Computing, Inc. External battery pack
US20050213297A1 (en) * 2003-10-22 2005-09-29 Motion Computing, Inc. Extended peripheral battery pack for a tablet computer
TWM245484U (en) * 2003-11-10 2004-10-01 Tatung Co Structure for locking a portable computer to its docket
US20050168925A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-04 First International Computer Inc. Separable and foldable tablet PC assembly
TWI231894B (en) * 2004-02-25 2005-05-01 Tatung Co Ltd Height adjustment structure for a portable information display device
US7068496B2 (en) * 2004-05-03 2006-06-27 Intel Corporation Docking solution for a tablet notebook computer
US20050270731A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-08 Memphis-Zhihong Yin Computer docking system
US20060044288A1 (en) * 2004-06-18 2006-03-02 Hiroshi Nakamura Multi-functional electronic device utilizing a stylus pen
US7502225B2 (en) * 2004-09-17 2009-03-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Portable computer docking station
TWM267499U (en) * 2004-12-01 2005-06-11 Tatung Co Incline structure using for a monitor
US20060164036A1 (en) * 2005-01-21 2006-07-27 Motion Computing, Inc. Systems for powering peripheral devices
US7245119B2 (en) * 2005-03-07 2007-07-17 Research In Motion Limited fixture for manual functional testing of wireless devices
GB2439706B (en) * 2005-05-04 2010-04-07 Acco Brands Usa Llc A connector for a computer and a system comprising a connector
WO2007006998A2 (fr) * 2005-07-07 2007-01-18 Thomson Licensing Systeme d'affichage a ecran plat et fourreaux correspondant
TWM286530U (en) * 2005-09-15 2006-01-21 Hannspree Inc Flat panel display with angle adjuster
US20070228680A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 Metro Industries Inc. Modular Workstation
US20070285561A1 (en) * 2006-05-26 2007-12-13 Innova Electronics, Inc. Integrated camera/photo display unit
US8179672B2 (en) 2006-06-30 2012-05-15 National Products, Inc. Portable device docking station
TWI324291B (en) * 2006-07-26 2010-05-01 Compal Electronics Inc Connection assembly for connecting bodies, and portable electronic apparatus and base using the same
US7558898B2 (en) * 2006-08-30 2009-07-07 ACCO Brands Corporation Port replicating apparatus
JP4814761B2 (ja) * 2006-11-15 2011-11-16 光洋電子工業株式会社 小型表示器を備えた表示器装置
JP5061602B2 (ja) * 2006-12-01 2012-10-31 カシオ計算機株式会社 電子機器
JP4697191B2 (ja) * 2007-06-12 2011-06-08 トヨタ自動車株式会社 電気機器のコネクタ構造および車両
TWI345145B (en) * 2008-03-13 2011-07-11 Compal Electronics Inc Expansion unit for electronic device
TWM347787U (en) * 2008-05-02 2008-12-21 Wistron Corp A fixture structure of a handheld electronic device
CN101604185B (zh) * 2008-06-11 2016-04-27 联想(北京)有限公司 一种笔记本电脑
US20100177473A1 (en) * 2008-07-31 2010-07-15 Advanpos Technology Co. Ltd. Computer device
KR100940510B1 (ko) * 2008-09-30 2010-02-10 주식회사 아이엔피 분리형 플러그를 가지는 헤어드라이기의 아크방지장치
US8339364B2 (en) 2010-02-03 2012-12-25 Nintendo Co., Ltd. Spatially-correlated multi-display human-machine interface
US8814686B2 (en) 2010-02-03 2014-08-26 Nintendo Co., Ltd. Display device, game system, and game method
US20110267773A1 (en) * 2010-04-05 2011-11-03 Macfarlane Scott Holders for tablet computers
TWI537704B (zh) * 2010-06-10 2016-06-11 技嘉科技股份有限公司 電腦系統
TWI386582B (zh) * 2010-06-10 2013-02-21 Giga Byte Tech Co Ltd 電腦系統及其底座
US10150033B2 (en) 2010-08-20 2018-12-11 Nintendo Co., Ltd. Position calculation system, position calculation device, storage medium storing position calculation program, and position calculation method
JP5840386B2 (ja) 2010-08-30 2016-01-06 任天堂株式会社 ゲームシステム、ゲーム装置、ゲームプログラム、および、ゲーム処理方法
JP5840385B2 (ja) 2010-08-30 2016-01-06 任天堂株式会社 ゲームシステム、ゲーム装置、ゲームプログラム、および、ゲーム処理方法
TWI492021B (zh) * 2010-10-28 2015-07-11 Asustek Comp Inc 平板電子裝置
USD671542S1 (en) * 2010-11-13 2012-11-27 Lexmark International, Inc. Imaging device
CN102082850B (zh) * 2010-12-21 2013-06-05 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 支座
CN102544957B (zh) * 2010-12-24 2016-03-02 富泰华工业(深圳)有限公司 电子装置底座及应用该底座的电子设备
JP5689014B2 (ja) 2011-04-07 2015-03-25 任天堂株式会社 入力システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および3次元位置算出方法
USD666614S1 (en) * 2011-04-29 2012-09-04 Ebsco Industries, Inc. Media device holder
TWM416155U (en) * 2011-05-11 2011-11-11 Partner Tech Corp Separable point of sale system
CN102799230B (zh) * 2011-05-26 2015-12-09 英华达(上海)科技有限公司 移动式产品承载装置
TW201250441A (en) * 2011-06-08 2012-12-16 Ortek Technology Inc Carrying device for integrating protective cover and wireless keyboard
US8929065B2 (en) * 2011-08-23 2015-01-06 L&P Property Management Company Docking station with ruggedized case
US8867202B2 (en) 2011-08-23 2014-10-21 L&P Property Management Company Docking station
CN103022841B (zh) * 2011-09-20 2015-01-21 宏碁股份有限公司 外接模块、电子装置以及驱动外接模块的方法
US20130147716A1 (en) * 2011-12-09 2013-06-13 Christopher Hawker Computer Receptacle
WO2013132515A2 (en) * 2012-03-08 2013-09-12 Bheda Nayan A docking system to mobile computing devices adding function of transaction, shopping, point of sale (pos) machine, entertainment and networking to mobile device
CN202712549U (zh) * 2012-07-02 2013-01-30 番禺得意精密电子工业有限公司 插座连接器
US8964382B2 (en) 2012-11-30 2015-02-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Computing device with support member
TWI502323B (zh) * 2013-08-23 2015-10-01 Acer Inc 擴充基座
USD731490S1 (en) 2013-09-20 2015-06-09 Microsoft Corporation Docking station
TWI547787B (zh) * 2014-01-22 2016-09-01 鴻海精密工業股份有限公司 擴充座
USD742886S1 (en) * 2014-05-19 2015-11-10 Microsoft Corporation Docking station
USD742383S1 (en) * 2014-05-19 2015-11-03 Microsoft Corporation Docking station
JP6323250B2 (ja) * 2014-08-15 2018-05-16 富士通株式会社 電子機器及び電子機器の製造方法
JP6458254B2 (ja) * 2014-12-26 2019-01-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 ロック機構、及びそれを備えた電子機器
CN107111337B (zh) * 2014-12-26 2020-02-28 松下知识产权经营株式会社 电子设备
JP6389774B2 (ja) * 2015-02-10 2018-09-12 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置
JP6239542B2 (ja) * 2015-02-10 2017-11-29 東芝テック株式会社 ドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置
USD765623S1 (en) * 2015-04-07 2016-09-06 Plantronics, Inc. Base cradle for a communications headset
USD771052S1 (en) * 2015-06-29 2016-11-08 Microsoft Corporation Docking station
WO2017110025A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
US9727092B1 (en) * 2016-02-02 2017-08-08 Intel Corporation Torque hinge for a computing device
USD776661S1 (en) * 2016-02-09 2017-01-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Portable computer connection terminal with keyboard
USD776660S1 (en) * 2016-02-09 2017-01-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Portable computer connection terminal with keyboard
US9880586B2 (en) * 2016-02-09 2018-01-30 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Modular display system interface
USD776663S1 (en) * 2016-02-10 2017-01-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Portable computer connection terminal with keyboard
USD776662S1 (en) * 2016-02-10 2017-01-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Portable computer connection terminal with keyboard
US11119936B2 (en) 2016-09-27 2021-09-14 Spin Memory, Inc. Error cache system with coarse and fine segments for power optimization
US11151042B2 (en) 2016-09-27 2021-10-19 Integrated Silicon Solution, (Cayman) Inc. Error cache segmentation for power reduction
US11119910B2 (en) 2016-09-27 2021-09-14 Spin Memory, Inc. Heuristics for selecting subsegments for entry in and entry out operations in an error cache system with coarse and fine grain segments
TWI661114B (zh) * 2018-11-29 2019-06-01 和碩聯合科技股份有限公司 電子裝置基座
JP7222793B2 (ja) * 2019-04-04 2023-02-15 キヤノン株式会社 記録装置
US20210073155A1 (en) * 2019-09-09 2021-03-11 Targus International Llc Systems and methods for docking stations removably attachable to display apparatuses
USD1005261S1 (en) * 2023-02-03 2023-11-21 Fang Guo Combined headphone and charging stand
USD1005981S1 (en) * 2023-02-03 2023-11-28 Fang Guo Combined headphone and charging stand

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4345147A (en) * 1980-11-14 1982-08-17 International Telephone And Telegraph Corporation Vehicle mounted mobile business data handling system
DE3143932A1 (de) * 1981-11-05 1983-05-11 Grundig E.M.V. Elektro-Mechanische Versuchsanstalt Max Grundig & Co KG, 8510 Fürth Fernsehgeraet
US4659159A (en) * 1984-03-02 1987-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Coupling device for electric devices
US4746304A (en) * 1985-05-10 1988-05-24 Seiko Epson Kabushiki Kaisha Connection apparatus for connecting electrical devices
AU594385B2 (en) * 1986-03-20 1990-03-08 Wang Laboratories, Inc. Display attachment apparatus
JPH087529B2 (ja) * 1988-04-25 1996-01-29 富士通株式会社 ディスプレイ装置
US5168429A (en) * 1988-09-13 1992-12-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having a slidable pawl for removably connecting a display housing to a base housing
US5144290A (en) * 1988-10-31 1992-09-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Display unit attachment device
US5077722A (en) * 1989-01-06 1991-12-31 Convex Computer Corporation Disk drive insertion and removal interlock
US5196993A (en) * 1989-03-06 1993-03-23 Unisys Corp. Removable stand alone display for laptop computer
US5133076A (en) * 1989-06-12 1992-07-21 Grid Systems Corporation Hand held computer
US5253139A (en) * 1989-10-31 1993-10-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable electronic apparatus having a detachable display unit and a socket lid
US5292267A (en) * 1989-12-15 1994-03-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Connector unit with movable connector
JPH03269608A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Toshiba Corp 携帯型コンピュータの拡張ユニット
JPH041798A (ja) * 1990-04-19 1992-01-07 Sony Corp 画像表示装置
DE4032801C2 (de) * 1990-10-16 1993-10-14 Triumph Adler Ag Steckverbindungsanordnung zur mechanischen und elektrischen Steckverbindung von elektronischen Geräteeinheiten
JPH04195507A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Seiko Epson Corp 機能拡張ステーション及び機能拡張ステーションと連結可能な情報機器
DE4113178C1 (ja) * 1991-04-23 1992-08-20 Ta Triumph-Adler Ag, 8500 Nuernberg, De
JPH04342005A (ja) * 1991-05-20 1992-11-27 Canon Inc 電子機器
CA2071381C (en) * 1991-07-19 1998-12-15 Youji Satou Electronic apparatus, card-type electronic component used with the electronic apparatus, and electronic system with expanding apparatus for expanding function of electronic apparatus
US5329427A (en) * 1991-08-02 1994-07-12 Tusk, Incorporated Modular computer system having an improved docking assembly
US5196991A (en) * 1991-09-13 1993-03-23 Hsieh La Fai Portable computer having pivotable detachable cover with display
JPH0580886A (ja) * 1991-09-18 1993-04-02 Seiko Epson Corp パソコンシステムのロツク構造
US5262759A (en) * 1992-07-27 1993-11-16 Cordata Incorporated Removable computer display interface
KR940009735B1 (ko) * 1992-08-25 1994-10-17 삼성전자 주식회사 노우트 북 컴퓨터
US5323291A (en) * 1992-10-15 1994-06-21 Apple Computer, Inc. Portable computer and docking station having an electromechanical docking/undocking mechanism and a plurality of cooperatively interacting failsafe mechanisms
US5347425A (en) * 1992-10-15 1994-09-13 Apple Computer, Inc. Docking station for a portable computer
JPH087646B2 (ja) * 1992-10-29 1996-01-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 携帯型コンピュータ用据置装置
US5283714A (en) * 1992-11-17 1994-02-01 Mitac International Corp. Docking apparatus for a portable computer
US5313596A (en) * 1993-01-05 1994-05-17 Dell Usa Lp Motorized portable computer/expansion chassis docking system
US5463742A (en) * 1993-03-05 1995-10-31 Hitachi Computer Products (America), Inc. Personal processor module and docking station for use therewith
US5526493A (en) * 1993-06-03 1996-06-11 Dell Usa Docking detection and suspend circuit for portable computer/expansion chassis docking system
US5452180A (en) * 1993-07-15 1995-09-19 Dell Usa, L.P. Docking apparatus for a portable data processing unit including an arcuate support member with a card extension pivotally mounted on a base member
US5436792A (en) * 1993-09-10 1995-07-25 Compaq Computer Corporation Pivotable docking station for use with notepad computer systems
JPH0895669A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Toshiba Corp 電子機器システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6233145B1 (en) 1996-11-05 2001-05-15 Fujitsu Limited Function extending apparatus for information processing device
US6556436B2 (en) 1996-11-05 2003-04-29 Fujitsu Limited Function extending apparatus for information processing device
US6115246A (en) * 1996-11-05 2000-09-05 Fujitsu Limited Function extending apparatus for information processing device
WO2002063450A1 (fr) * 2001-02-07 2002-08-15 Yoshinori Chida Terminal d'informations
WO2010007732A1 (ja) * 2008-07-14 2010-01-21 クラリオン株式会社 ホルダ装置
US9358457B2 (en) 2010-02-03 2016-06-07 Nintendo Co., Ltd. Game system, controller device, and game method
US9776083B2 (en) 2010-02-03 2017-10-03 Nintendo Co., Ltd. Spatially-correlated multi-display human-machine interface
US9199168B2 (en) 2010-08-06 2015-12-01 Nintendo Co., Ltd. Game system, game apparatus, storage medium having game program stored therein, and game process method
US9272207B2 (en) 2010-11-01 2016-03-01 Nintendo Co., Ltd. Controller device and controller system
JP2012232025A (ja) * 2010-11-01 2012-11-29 Nintendo Co Ltd 機器支持システムおよび支持装置
US9889384B2 (en) 2010-11-01 2018-02-13 Nintendo Co., Ltd. Controller device and controller system
WO2016103579A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JPWO2016103579A1 (ja) * 2014-12-26 2017-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
US10095274B2 (en) 2014-12-26 2018-10-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electronic device
JP2018073868A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 東芝テック株式会社 ドッキングステーション

Also Published As

Publication number Publication date
US5619397A (en) 1997-04-08
US5751547A (en) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0895669A (ja) 電子機器システム
US5882220A (en) Electronic processing system
KR100872242B1 (ko) 휴대 가능한 복합형 컴퓨터
US6697252B2 (en) Docking unit for portable computer
US5689400A (en) Portable electronic apparatus including space-saving component mounting features
US5738536A (en) Portable electronic apparatus having a connector cover which can be housed in a case
US5455737A (en) Electronic apparatus with storing section for storing detachable unit including groove holding strip-like function label
US5796579A (en) Portable electronic apparatus having expansion connector covered by pivotally mounted upper and lower covers having laterally extending guide portions
EP0441400A2 (en) Expansion device for expanding functions of compact electronic apparatus
JPH09297631A (ja) 携帯形機器
JP2001069391A (ja) 拡張ユニット、携帯型情報処理装置、及び撮像装置
EP0404164A2 (en) Compact electronic apparatus
JPH08305464A (ja) 携帯型電子機器の外部拡張装置
US5841632A (en) Electronic processing system
JPH06232567A (ja) 携帯型電子機器のスタンド装置および電子機器システム
JPH1153052A (ja) 接続装置および電子機器
JP4163288B2 (ja) 電子機器
JPH086670A (ja) 携帯形電子機器
JPH0683484A (ja) 電子機器システム
JP2000039933A (ja) 電子機器システムおよび電子機器の機能を拡張するための拡張装置
JPH11259219A (ja) 情報処理装置
JP3346801B2 (ja) 電子機器
JP3579235B2 (ja) 小型電子機器システム
JP2940792B2 (ja) 機能拡張用ボックス
JPH11345039A (ja) 電子機器システムおよび電子機器の機能を拡張するための拡張装置