JP6239542B2 - ドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置 - Google Patents

ドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置に関する。
携帯型のデータ処理端末を着脱可能としたドッキングステーションは知られている。この種のドッキングステーションは、データ処理端末が装着されているときには、当該データ処理端末の動作電力を供給する給電機能を備えることが多い。そして、データ処理端末に内蔵されたバッテリを急速充電する目的で、例えば19Vといった高電圧で給電することがある。
データ処理端末が分離された状態では、給電のためにデータ処理端末側の電源端子と接触する給電端子への電圧印加が停止されることが望ましい。従来のドッキングステーションは、メカニカルなスイッチによってデータ処理端末が装着されているか否かを検出して、給電端子への電圧印加を制御していた。
しかしながら、メカニカルなスイッチは、データ処理端末以外の物体による誤検出の恐れがあり、データ処理端末が装着されていない状態で給電が行われてしまう恐れがあった。
このような事情から、データ処理端末の装着状況を正しく判断した結果に基づき、データ処理端末への給電を適正に制御できることが望まれていた。
特開2012−137979号公報
本発明が解決しようとする課題は、データ処理端末の装着状況を正しく判断して、データ処理端末への給電を適正に制御できるドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置を提供することである。
実施形態のドッキングステーションは、携帯型のデータ処理端末を着脱可能としたものであって、給電端子、第1の印加手段、第2の印加手段、第1の検出手段、ロック機構、第2の検出手段および変更手段を含む。給電端子は、装着されたデータ処理端末に設けられた電源端子に接触する。第1の印加手段は、データ処理端末の動作電圧を給電端子に印加する。第2の印加手段は、動作電圧より低い検査電圧を給電端子に印加する。第1の検出手段は、第2の印加手段により検査電圧が印加されている状態の給電端子の電気的状態に基づいて給電端子と電源端子との接触を検出する。ロック機構は、データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックするロック状態と、データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックしないアンロック状態とを、フックの移動によって選択的に形成する。第2の検出手段は、データ処理端末が装着される際の前記フックの移動を検出する。変更手段は、第2の検出手段が移動を検出したことに応じて、第2の印加手段により検査電圧を給電端子に印加する状態を形成し、第1の検出手段により接触が検出されたことに応じて、第1の印加手段により動作電圧を給電端子に印加する状態を形成するように第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する。
一実施形態に係る商品販売データ処理装置の外観の斜視図。 一実施形態に係る商品販売データ処理装置の外観の斜視図。 一実施形態に係る商品販売データ処理装置の外観の斜視図。 ロック機構の斜視図。 ロック機構の平面図。 図1−3に示す商品販売データ処理装置の電気的要素のブロック図。 図6中のドッキングステーションに設けられたCPUによる制御処理のフローチャート。
以下、実施の形態の一例を、図面を用いて説明する。
図1、図2および図3は本実施形態に係る商品販売データ処理装置(以下、「処理装置」と略記する)100の外観の斜視図である。
処理装置100は、データ処理端末10とドッキングステーション20とを含む。
データ処理端末10とドッキングステーション20とは互いに別体である。データ処理端末10は、ドッキングステーション20に対して着脱が可能である。かくして処理装置100は、図1と図2,3とに示す2つの状態をそれぞれ形成可能である。図1に示す状態は、データ処理端末10がドッキングステーション20に装着された状態である。以下、この状態を装着状態と称する。図2,図3に示す状態は、データ処理端末10がドッキングステーション20から分離された状態である。以下、この状態を分離状態と称する。なお、図2と図3とは、それぞれ異なる視点から見た様子をそれぞれ示している。
データ処理端末10は、タブレットタイプのパーソナルコンピュータ(以下、タブレットPCと称する)11にジャケット12を被せて構成されている。ジャケット12は、開口12aを有し、タブレットPC11のタッチパネル11aの操作面を外部に露出させている。ジャケット12には、リーダ・ライタ13と、データ処理端末10をドッキングステーション20に電気的に接続するためのコネクタ14aとが設けられている。
リーダ・ライタ13は、データカードに記録されたデータを読み取る。リーダ・ライタ13は、データカードにデータを書き込む。データカードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。リーダ・ライタ13は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスでも良いし、また複数種のデバイスを含んでいても良い。なお、図1,2においては、リーダ・ライタ13が磁気式である場合を示している。
ドッキングステーション20は、本体21およびテーブル22を備える。本体21は、据え置き可能な箱型をなす。テーブル22は、本体21の上面に取り付けられている。
本体21は、後述する電気的な要素の多くを収容する。ただし電気的な要素の一部は、テーブル22に設けられる。
テーブル22は、載置面22aおよび突出部22bを含む。
載置面22aは、装着状態においてデータ処理端末10の裏面と接し、これによりデータ処理端末10を図1に示す姿勢で保持する。
突出部22bは、テーブル22の一辺に沿って、載置面22aから突出する状態で設けられている。突出部22bは、載置面22aの側に向けて突出する状態でコネクタ20aを支持する。突出部22bは、ロック機構を収容する。
図4はロック機構30の斜視図である。
図4では、テーブル22におけるロック機構30の収容状況を表すために、突出部22bの一部を破断して表したテーブル22も図示している。
図5はロック機構30の平面図である。
ロック機構30は、フック31,32、連結板33、バネ34、スライドボタン35、シリンダ錠36、可動板37および押し当て板38を含む。
フック31,32は、細長い平板状をなし、その長手方向に交差する方向への突起31a,32aを先端に有する。フック31,32は、その先端が、載置面22aの側に向けて突出部22bから突出している。フック31,32の先端は、装着状態においては、ジャケット12に設けられた開口12b,12cからジャケット12の内部へと入る。
連結板33は、細長い平板状をなす。連結板33は、フック31,32を、同じ向きで互いに平行するように連結する。連結板33は、フック31,32の配列方向への移動を妨げない状態で突出部22bに支持される。
バネ34は、フック31,32および連結板33を、突起31a,32aの向きの反対へと移動可能としながら、突起31a,32aの向きに付勢する。
スライドボタン35は、軸35aにより連結板33に固定されている。スライドボタン35は、操作者により操作可能なように、突出部22bの外部に位置している。突出部22bには、軸35aのフック31,32の配列方向への移動を妨げないような貫通孔(図示せず)が形成されている。
シリンダ錠36は、特定の鍵によってのみ内筒(図示せず)が回動可能な錠前である。シリンダ錠36は、内筒の回動により、第1および第2の状態を選択的に形成する。
可動板37は、シリンダ錠36の内筒の回動に伴って、フック31,32の配列方向に往復移動する。可動板37は、シリンダ錠36が第1の状態であるときに、図5に示す位置にある。可動板37は、シリンダ錠36が第1の状態から第2の状態に変更されると、図5に示す位置から図5中の左側に移動する。
押し当て板38は、平板状をなし、連結板33に固定されている。押し当て板38には、シリンダ錠36が第2の状態であるときに、図5に示すように可動板37が押し当てられる。
かくしてロック機構30は、シリンダ錠36が第1の状態であるときには、フック31,32が図5に示す位置に固定される。シリンダ錠36が第2の状態であるとき、フック31,32は移動が可能であるが、通常はバネ34による付勢によって図5に示す位置にある。シリンダ錠36が第2の状態であるとき、スライドボタン35が図5中の左方向にスライドされたならば、フック31,32も連結板33によって同方向に移動する。以下においては、フック31,32が図5に示す位置にある状態をロック状態と称する。またフック31,32が図5に示す位置から同図の左方向に移動された状態をアンロック状態と称する。そして、ロック状態では、突起31a,32aがジャケット12に引っ掛かる。アンロック状態では、突起31a,32aがジャケット12に引っ掛からない。
図6は処理装置100の電気的要素のブロック図である。なお、図6において図1−5に示されるのと同一の要素には、図1−5と同一の番号を付している。
データ処理端末10は、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13に加えて、ハブ14を備える。
ハブ14は、タブレットPC11およびリーダ・ライタ13のそれぞれに接続される。また、コネクタ14aはハブ14に備えられたものである。装着状態では、ハブ14はドッキングステーション20に接続される。
タブレットPC11は、タッチパネル11aの他に、CPU(central processing unit)11b、ROM(read-only memory)11c、RAM(random-access memory)11d、補助記憶ユニット11e、無線LANユニット11f、通信ユニット11g、電源ユニット11h、バッテリ11iおよび伝送システム11jを含む。
タッチパネル11aは、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11bへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
CPU11b、ROM11c、RAM11dおよび補助記憶ユニット11eは、伝送システム11jにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU11bは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU11bは、ROM11cおよびRAM11dに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、タブレットPC11としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11cは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM11cは、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11cは、CPU11bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11dは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11dは、CPU11bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11dは、CPU11bが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット11eは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11eは、CPU11bが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11bでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11eは、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。補助記憶ユニット11eとしては、典型的にはEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)が利用される。補助記憶ユニット11eとしては、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)なども使用できる。
ROM11cまたは補助記憶ユニット11eに記憶するアプリケーションプログラムには、商品販売に関わるデータ処理をCPU11bに実行させるためのものを含む。かくして、当該アプリケーションプログラムをCPU11bが実行することにより、タブレットPC11は、商品販売に関わるデータ処理を行うコンピュータ装置として機能する。
無線LANユニット11fは、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット11fとしては、例えばIEEE 802.11シリーズの規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。無線LANユニット11fは、主としてドッキングステーション20と無線データ通信を行うために使用される。
通信ユニット11gは、ハブ14を介して接続されるリーダ・ライタ13やドッキングステーション20と通信する。通信ユニット11gとしては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。
電源ユニット11hは、装着状態では、ハブ14を介してドッキングステーション20から供給される電力により動作する。電源ユニット11hは、分離状態では、バッテリ11iから出力される電力により動作する。電源ユニット11hは、タブレットPC11に含まれる電気的要素のそれぞれへと電力を供給する。電源ユニット11hは、装着状態では、バッテリ11iを充電する。電源ユニット11hは、分離状態では、リーダ・ライタ13へと電力を供給する。
バッテリ11iは、電源ユニット11hから電力が供給されるときには、この電力を蓄える。バッテリ11iは、電源ユニット11hが負荷となるとき、蓄えた電力を電源ユニット11hへと供給する。
伝送システム11jは、タッチパネル11a、CPU11b、ROM11c、RAM11d、補助記憶ユニット11e、無線LANユニット11f、通信ユニット11gおよび電源ユニット11hの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11jは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
ドッキングステーション20は、コネクタ20aの他に、CPU20b、ROM20c、RAM20d、プリンタ20e、通信ユニット20f、無線LANユニット20g、有線LANユニット20h、ドロワインタフェース20i、電源ユニット20j、センサ20k、セレクタ20m、検出回路20n、伝送システム20pおよびコネクタ20r,20sを含む。
コネクタ20aは、給電端子Tsを備える。給電端子Tsは、装着状態において、装着されているデータ処理端末10のコネクタ14aに備えられた電源端子Tpに接触する。
CPU20b、ROM20cおよびRAM20dは、伝送システム20pにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU20bは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU20bは、ROM20cおよびRAM20dに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、ドッキングステーション20としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM20cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM20cは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM20cは、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM20cは、CPU20bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
ROM20c記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。ドッキングステーション20の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM20cに記憶された状態にて行われる。しかし、ドッキングステーション20は、制御プログラムがROM20cに記憶されない状態で譲渡され、別途に譲渡された制御プログラムが、別途に設けられる補助記憶ユニットに書き込まれても良い。制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行える。補助記憶ユニットとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
RAM20dは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM20dは、CPU20bが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM20dは、CPU20bが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
プリンタ20eは、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどである。プリンタ20eは、主として、レシート用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することにより、レシートを発行するために使用される。
通信ユニット20fは、コネクタ20aを介して接続されるデータ処理端末10や、コネクタ20rを介して接続される外部機器と通信する。通信ユニット20fとしては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。そして、通信ユニット20fおよびコネクタ20aにより、データ処理端末10を接続するためのポートが構成されている。そして装着状態では、このポートにデータ処理端末10が接続される。
無線LANユニット20gは、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット20gとしては、例えばIEEE 802.11シリーズ規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。無線LANユニット20gは、主としてデータ処理端末10と無線データ通信を行うために使用される。無線LANユニット20gは、第1の通信ユニットに相当する。
有線LANユニット20hは、有線LANを介してのデータ通信を行う。有線LANユニット20hとしては、例えばIEEE 802.3シリーズの規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。有線LANユニット20hは、主として、図示しないPOS(point-of-sale)サーバと有線データ通信を行うために使用される。
ドロワインタフェース20iは、コネクタ20s,201を介して接続されるCPU20bとドロワ200との通信を仲介する。
電源ユニット20jは、商用電源からの電力の供給を受けて動作し、ドッキングステーション20に含まれる電気的要素のそれぞれへと電力を供給する。電源ユニット20jは、コネクタ20aの給電端子Tsへと動作電圧および検査電圧をそれぞれ印加するための2つの端子を有する。これら2つの端子は、いずれもセレクタ20mに接続されている。動作電圧は、データ処理端末10の機能をフルに動作させることが可能な電圧であり、例えば19Vである。検査電圧は、動作電圧に比べて低い電圧である。検査電圧は、動作電圧よりも十分に小さいことが望ましく、例えば5Vである。かくして電源ユニット20jは、第1の印加手段および第2の印加手段のそれぞれとしての機能を備える。
センサ20kは、図5に示すように突出部22bの内部に配置されている。センサ20kは、その対向位置に連結板33が位置するか否かに基づいて、ロック機構30がロック状態およびアンロック状態のいずれであるかを検出する。センサ20kとしては、例えば反射型の光センサを用いることができる。かくしてセンサ20kは、フック31,32の移動を検出しているのであり、第2の検出手段の一例である。
セレクタ20mは、コネクタ20aの給電端子Tsへの電源ユニット20jからの電圧印加の状態を3状態のいずれかにCPU20bの制御の下に選択的に設定する。3状態の1つは、給電端子Tsへの電源ユニット20jからの電圧印加を遮断する状態である。3状態の1つは、給電端子Tsへ電源ユニット20jから検査電圧を印加する状態である。3状態のもう1つは、給電端子Tsへ電源ユニット20jから動作電圧を印加する状態である。
検出回路20nは、コネクタ20aの給電端子Tsを流れる電流の有無を検出する。
伝送システム20pは、CPU20b、ROM20c、RAM20d、プリンタ20e、プリンタ20e、通信ユニット20f、無線LANユニット20g、有線LANユニット20h、ドロワインタフェース20i、電源ユニット20j、センサ20k、セレクタ20mおよび検出回路20nの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム20pは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
コネクタ20rは、図示しない外部機器との接続ケーブルに取り付けられた図示しないコネクタと電気的に結合する。
コネクタ20sは、ドロワ200との接続ケーブルに取り付けられたコネクタ201と電気的に結合する。
なお、コネクタ14a,20a,20r,20s,201は、図6においては模式的に示しており、実際にはより多数の端子を備えることがある。
次に以上のように構成された処理装置100の動作について説明する。
分離状態にあるとき、データ処理端末10は、バッテリ11iが蓄えている電力を使用して動作する。装着状態にあるときにデータ処理端末10は、電源ユニット20jから供給される電力を使用して動作する。分離状態および装着状態のいずれにおいても、ドッキングステーション20は、商用電源からの電力の供給を受けて電源ユニット20jが出力する電力を使用して動作する。
データ処理端末10は、タブレットPC11におけるアプリケーションプログラムの実行によって、商品販売に関わるデータ処理を行う。商品販売に関わるデータ処理とは、既存のPOS端末やキャッシュレジスタなどで行われている処理である。データ処理端末10は、装着状態および分離状態のいずれであっても、上記のデータ処理を行うことができる。
CPU20bは、電源ユニット20jからの電力供給が開始されたことに応じて動作を開始し、初期設定などが完了すると、ROM20cに記憶された制御プログラムに従って制御処理を開始する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図7はCPU20bによる制御処理のフローチャートである。
Act1においてCPU20bは、変数Nに0をセットする。
Act2においてCPU20bは、センサ20kの検出結果がロック状態であるか否かを確認する。CPU20bは、センサ20kの検出結果がロック状態であるならばYesと判定し、Act3へと進む。
Act3においてCPU20bは、セレクタ20mを制御して、コネクタ20aの給電端子Tsへの検査電圧の印加を開始する。
Act4においてCPU20bは、装着状態であるか否かを確認する。このとき、コネクタ20aの給電端子Tsへは、電源ユニット20jが出力する検査電圧がセレクタ20mを介して印加されている。分離状態であり、コネクタ20aにコネクタ14aが結合していないならば、給電端子Tsはオープン状態であり、給電端子Tsには電流が流れない。つまり、給電端子Tsに検査電圧が印加された状態であっても、分離状態では検出回路20nは電流を検出しない。これに対して装着状態では、図6に示すように、コネクタ20aにコネクタ14aが結合し、給電端子Tsに電源端子Tpが接している。従って、給電端子Tsに検査電圧が印加されていることによって給電端子Tsに電流が流れる。つまり、給電端子Tsに検査電圧が印加された状態であっても、分離状態では検出回路20nは電流を検出しない。そこでCPU20bはAct4では、検出回路20nが電流を検出しているならばYesと判定し、Act5へと進む。かくして制御プログラムに基づいてこの制御処理をCPU20bが実行することによって、CPU20bを中枢部分とするコンピュータは第1の検出手段として機能する。
Act5においてCPU20bは、セレクタ20mを制御して、コネクタ20aの給電端子Tsへの動作電圧の印加を開始する。このときには装着状態であるから、動作電圧はデータ処理端末10へと供給される。
Act6においてCPU20bは、センサ20kの検出結果がアンロック状態であるか否かを確認する。バネ34による付勢によって、ロック機構30は通常はロック状態である。CPU20bは、このようにロック機構30がロック状態にあるならばNoと判定し、Act6を繰り返す。かくしてCPU20bは、センサ20kの検出結果がアンロック状態に変化するのを待ち受ける。そして、装着状態の場合には、スライドボタン35が操作者によってスライド操作されたことに応じてのみ、ロック機構30がアンロック状態に変化する。そしてCPU20bは、センサ20kの検出結果がアンロック状態に変化したならば、Act6でYesと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU20bは、セレクタ20mを制御して、コネクタ20aの給電端子Tsへの電圧の印加を停止する。ロック機構30がアンロック状態となると、フック31,32が開口12b、12cから抜け出せる状態となるから、データ処理端末10をドッキングステーション20から分離することが可能となる。そして分離状態となると、コネクタ14aの給電端子Tsは外部に露出する。しかしこのときには、コネクタ20aの給電端子Tsには電圧が印加されていないから、人間が給電端子Tsに触れてしまったとしても危険はない。かくして制御プログラムに基づいてこの制御処理をCPU20bが実行することによって、CPU20bを中枢部分とするコンピュータは変更手段として機能する。
ところで、CPU20bはAct4では、検出回路20nが電流を検出していないならばNoと判定し、Act8へと進む。このとき、装着状態ではないにも拘わらずに、外部に露出している給電端子Tsに電圧が印加されていることになる。しかしながら、給電端子Tsに印加されているのは検査電圧であり、動作電圧よりも低い。このため、動作電圧が印加されたままとなる場合に比べて、人間が給電端子Tsに触れてしまった場合の危険は小さい。特に本実施形態では、検査電圧は5Vと十分に低い電圧値としているため、人間が給電端子Tsに触れてしまっても何ら危険は無い。なお、検査電圧は、装着状態において給電端子Tsに生じる電流が検出回路20nにより確実に検出できる大きさとなるような電圧値を有していれば良い。
Act8においてCPU20bは、セレクタ20mを制御して、コネクタ20aの給電端子Tsへの電圧の印加を停止する。
Act9においてCPU20bは、センサ20kの検出結果がアンロック状態であるか否かを確認する。CPU20bは、ロック機構30がロック状態にあるならばNoと判定し、Act9を繰り返す。かくしてCPU20bは、センサ20kの検出結果がアンロック状態に変化するのを待ち受ける。このとき、処理装置100は分離状態である。操作者は、装着状態にしたいならば、データ処理端末10をドッキングステーション20の載置面に置き、データ処理端末10の開口12b、12cが設けられた面を突出部22bの側に押しつける。そうすると、フック31,32の突起31a,32aに形成されたテーパの作用によりフック31,32が図5中の左向きに移動し、フック31,32の先端が開口12b,12cに入り込む。突起31a,32aが開口12b,12cを通過し終えると、バネ34による付勢によって、フック31,32が図5中の右向きに戻る。かくして、フック31,32は可動部材に相当する。このように、データ処理端末10がドッキングステーション20に装着されるとき、ロック機構30は一時的にアンロック状態となる。あるいは、操作者がスライドボタン35をスライド操作した場合にも、ロック機構30はアンロック状態となる。そしてCPU20bは、これらに応じてAct9でYesと判定する。
CPU20bは、アンロック状態となったことをAct6またはAct9で認識した場合には、Act1へと戻る。そしてCPU20bは、Act1以降の処理を上記と同様に繰り返す。このときCPU20bは、ロック機構30がロック状態に復帰したならば、Act3〜Act9の処理を繰り返す。しかしながらCPU20bは、アンロック状態が継続した場合、Act2にてNoと判定し、Act10へと進む。
Act10においてCPU20bは、変数Nの値を1つ増加する。
Act11においてCPU20bは、変数Nが予め定められた最大値Nmaxと等しいか否かを確認する。そしてCPU20bは、変数Nが最大値Nmaxに至っていないならばNoと判定し、Act11へと進む。
Act11においてCPU20bは、予め定めた時間を待機する。そしてCPU20bはこののちに、Act2へと戻る。つまりCPU20bは、ロック機構30がアンロック状態であるならば、ロック状態となったか否かを一定の時間間隔で繰り返し確認する。
通常は、ロック機構30がアンロック状態である期間は短い。このような通常の状態においてCPU20bは、変数NがNmaxに至る前に、Act2にてYesと判定することになる。しかしながらCPU20bは、変数Nが最大値Nmaxに至るまでアンロック状態が継続したならば、Act11でYesと判定し、Act13へと進む。なお、最大値NmaxおよびAct12での待機時間は、例えば、ドッキングステーション20の設計者やユーザにより任意に定められて良い。
Act13においてCPU20bは、ロック機構30が異常であると判定し、この制御処理を終了する。かくして制御プログラムに基づいてこの制御処理をCPU20bが実行することによって、CPU20bを中枢部分とするコンピュータは判定手段として機能する。
この場合にCPU20bは、例えばタブレットPC11に対して、ロック機構30が異常である旨を通知する。この通知を受けたデータ処理端末10においてCPU11bは、例えばタッチパネル11aにてエラー表示を行う。ただし、ロック機構30が異常であると判定した後の処置は、任意であってよい。例えばドッキングステーション20に設けられた図6では図示しない電源ランプやインジケータランプを点滅させる。あるいはドッキングステーション20に表示デバイスや発音デバイスを備えて、それらにより警報動作を行う。あるいは、有線LANユニット20hを介して、図示しない管理端末に対して通知する。なお、ロック機構30がアンロック状態であるから、電源ユニット20jから給電端子Tsへの動作電圧の印加はなされることはない。このため、タブレットPC11において、ドッキングステーション20との接続を認識できない恐れがある。そこで、ロック機構30が異常である旨の通知をタブレットPC11に対して行う場合には、無線LANユニット20g,11fを介した無線通信により行うことが好ましい。データ処理端末10が複数存在する場合には、それらのうちの予め定められたデータ処理端末10に対して通知を行うようにしても良い。
以上のようにドッキングステーション20によれば、装着状態と分離状態とでの給電端子Tsにおける電気的状態の変化に基づいて装着状態であるか否かを判断しているので、データ処理端末の装着状況を正しく判断できる。そしてドッキングステーション20によれば、このような正しい判断の下に、データ処理端末10への給電を適正に制御できる。
さらにドッキングステーション20では、給電端子Tsにおける電気的状態の変化を確認するために、データ処理端末10を動作させるための動作電圧よりも低い検査電圧を利用しており、安全性が高い。
さらにドッキングステーション20では、ロック機構30の状態を監視し、データ処理端末10が装着された可能性のあるときに限って検査電圧を給電端子Tsに印加するため、安全性がさらに高められている。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
データ処理端末10は、タブレットPC11を用いずに構成されても構わない。またデータ処理端末10は、タブレットPC11のみにより構成されていても構わない。
ドッキングステーション20は、データ処理端末10への給電機能を備えればよく、その他の機能としてどのような機能を備えるかは任意である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
携帯型のデータ処理端末を着脱可能としたドッキングステーションであって、
装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
前記データ処理端末が装着される際に移動する可動部材の前記移動を検出する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
を具備したことを特徴とするドッキングステーション。
[付記2] 前記第1の検出手段は、前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加された状態の前記給電端子への電流の有無に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出することを特徴とする付記1に記載のドッキングステーション。
[付記3] 前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックするロック状態と、前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックしないアンロック状態とを、フックの移動によって選択的に形成するためのロック機構をさらに備え、
前記第2の検出手段は、前記フックの移動を検出することを特徴とする付記1または2に記載のドッキングステーション。
[付記4] 前記ロック機構が前記アンロック状態を予め定めた期間に渡って継続する場合に、前記ロック機構が異常であると判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする付記3に記載のドッキングステーション。
[付記5] 商品販売に関わるデータ処理を行う携帯型のデータ処理端末と、このデータ処理端末を着脱可能としたドッキングステーションとを備えた商品販売データ処理装置であって、
前記ドッキングステーションは、
装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
前記データ処理端末が装着される際に移動する可動部材の前記移動を検出する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
[付記6] 携帯型のデータ処理端末を着脱可能としており、
装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
前記データ処理端末が装着される際に移動する可動部材の前記移動を検出する第2の検出手段と、
を具備したドッキングステーションを制御するコンピュータを、
前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
して機能させるための制御プログラム。
100…商品販売データ処理装置、10…データ処理端末、20…ドッキングステーション、11…タブレットPC、12b,12c…開口、14a…コネクタ、14a,20a…コネクタ、20b…CPU、20c…ROM、20d…RAM、20j…電源ユニット、20k…センサ、20m…セレクタ、20n…検出回路、21…本体、22…テーブル、22a…載置面、22b…突出部、30…ロック機構、31,32…フック、31a,32a…突起、33…連結板、34…バネ、35…スライドボタン、36…シリンダ錠、37…可動板、38…押し当て板、Tp…電源端子、Ts…給電端子。

Claims (5)

  1. 携帯型のデータ処理端末を着脱可能としたドッキングステーションであって、
    装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
    前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
    前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
    前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
    前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックするロック状態と、前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックしないアンロック状態とを、フックの移動によって選択的に形成するためのロック機構と、
    前記データ処理端末が装着される際の前記フックの移動を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
    を具備したことを特徴とするドッキングステーション。
  2. 前記第1の検出手段は、前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加された状態の前記給電端子への電流の有無に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出することを特徴とする請求項1に記載のドッキングステーション。
  3. 前記ロック機構が前記アンロック状態を予め定めた期間に渡って継続する場合に、前記ロック機構が異常であると判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のドッキングステーション。
  4. 商品販売に関わるデータ処理を行う携帯型のデータ処理端末と、このデータ処理端末を着脱可能としたドッキングステーションとを備えた商品販売データ処理装置であって、
    前記ドッキングステーションは、
    装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
    前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
    前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
    前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
    前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックするロック状態と、前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックしないアンロック状態とを、フックの移動によって選択的に形成するためのロック機構と、
    前記データ処理端末が装着される際の前記フックの移動を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  5. 携帯型のデータ処理端末を着脱可能としており、
    装着された前記データ処理端末に設けられた電源端子に接触する給電端子と、
    前記データ処理端末の動作電圧を前記給電端子に印加する第1の印加手段と、
    前記動作電圧より低い検査電圧を前記給電端子に印加する第2の印加手段と、
    前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックするロック状態と、前記データ処理端末をドッキングステーションに装着された状態にロックしないアンロック状態とを、フックの移動によって選択的に形成するためのロック機構と、
    前記データ処理端末が装着される際の前記フックの移動を検出する第2の検出手段と、
    を具備したドッキングステーションを制御するコンピュータを、
    前記第2の印加手段により前記検査電圧が印加されている状態の前記給電端子の電気的状態に基づいて前記給電端子と前記電源端子との接触を検出する第1の検出手段と、
    前記第2の検出手段が前記移動を検出したことに応じて、前記第2の印加手段により前記検査電圧を前記給電端子に印加する状態を形成し、前記第1の検出手段により前記接触が検出されたことに応じて、前記第1の印加手段により前記動作電圧を前記給電端子に印加する状態を形成するように前記第1および第2の印加手段からの電圧印加状態を変更する変更手段と、
    して機能させるための制御プログラム。
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