JP6967942B2 - 商品データ処理装置及び決済端末 - Google Patents

商品データ処理装置及び決済端末 Download PDF

Info

Publication number
JP6967942B2
JP6967942B2 JP2017215505A JP2017215505A JP6967942B2 JP 6967942 B2 JP6967942 B2 JP 6967942B2 JP 2017215505 A JP2017215505 A JP 2017215505A JP 2017215505 A JP2017215505 A JP 2017215505A JP 6967942 B2 JP6967942 B2 JP 6967942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
payment terminal
payment
processor
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017215505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019087085A (ja
Inventor
健二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2017215505A priority Critical patent/JP6967942B2/ja
Publication of JP2019087085A publication Critical patent/JP2019087085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6967942B2 publication Critical patent/JP6967942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明の実施形態は、商品データ処理装置及び決済端末に関する。
商品などを販売する店舗において、クレジットカード情報などの漏洩がないようにセキュリティ規格(たとえば、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)規格など)を取得した決済端末が用いられることがある。しかしながら、POS(Point Of Sales)端末などは、筐体の大きさからセキュリティ規格を取得するのは困難である。
特開平5−334552号公報
上記の課題を解決するため、セキュリティ規格と同等の安全性を有する商品データ処理装置及び決済端末を提供する。
実施形態によれば、実施形態によれば、商品データ処理装置は、筐体と、取得部と、通信部と、制御部と、第2の溝と、を備える。取得部は、代金を取得する。通信部は、第1の溝を備えカード状媒体を用いて決済を行う決済端末とデータを送受信する。制御部は、前記通信部を通じて、前記代金を前記決済端末に送信して決済を行う。第2の溝は、決済端末が前記筐体に載置された場合、前記第1の溝と連続する。
図1は、実施形態に係るPOS端末の外観の例を示す図である。 図2は、実施形態に係るPOS端末の外観の例を示す図である。 図3は、実施形態に係る本体の制御系の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る決済端末の外観の例を示す図である。 図5は、実施形態に係る決済端末の制御系の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係るPOS端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態に係るPOS端末は、物品又はサービス(商品)などをユーザのクレジットカード情報を用いて決済する。POS端末は、ユーザの所持するクレジットカードからクレジットカード情報を取得する。POS端末は、クレジットカードとしてのICカード又は磁気カードからクレジットカード情報を取得する。POS端末は、クレジットカード情報に基づいて商品を決済する。たとえば、POS端末は、商品を販売する店舗などに設置される。
POS端末は、クレジットカード情報を取得して決済処理を行う決済端末を備える。POS端末は、決済端末との通信を維持しながら決済端末と分離する構造を有する。POS端末のオペレータは、POS端末と決済端末との通信を継続しながら、POS端末から決済端末を取りはずすことができる。たとえば、オペレータは、決済端末をユーザに提供し、決済端末にPINなどの入力を促す。
図1及び図2は、実施形態に係るPOS端末1の外観の例を示す。図1は、POS端末1の本体10が決済端末20と一体となっている場合の例を示す。図2は、POS端末1の本体10が決済端末20と分離した場合の例を示す。
図1が示すように、POS端末1(商品データ処理装置)は、本体10及び決済端末20などから構成される。本体10と決済端末20とは、ケーブル30を介して互いに接続する。
本体10(上位装置)は、決済端末20を用いて商品を決済する。本体10は、商品の代金の決定、レシートなどの印刷、又は、現金の収受などを行う。本体10は、筐体11、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15などを備える。
筐体11は、本体10の外形を形成するフレームである。筐体11は、たとえば、樹脂などから構成される。筐体11には、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15などが形成される。
表示部12は、後述するプロセッサ31の制御により種々の情報を表示する。表示部12は、筐体11の上端部に上方に伸びるように設置される。たとえば、表示部12は、液晶モニタから構成される。
操作部13は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部13は、受け付けた操作を示す信号をプロセッサ31へ送信する。操作部13は、筐体11の中央部に形成される。たとえば、操作部13は、キーボード及びテンキーなどから構成される。
印刷部14は、プロセッサ31からの制御により用紙の画像を印刷する。印刷部14は、筐体11の左端上部に形成される。たとえば、印刷部14は、用紙を供給する供給部及び用紙に画像を形成する形成部などから構成される。たとえば、供給部は、熱によって印字可能な感熱紙を供給する。また、形成部は、感熱紙を加熱する加熱部などから構成される。印刷部14は、形成部を用いて感熱紙を加熱することで、当該感熱紙に画像を印刷する。
ドロワ15は、現金を格納する。ドロワ15は、筐体11の下部に形成される。たとえば、ドロワ15は、引出状に形成され外部に開放する。ドロワ15は、紙幣及びコインを区分して格納する。また、ドロワ15は、プロセッサ31からの信号などに基づいて外部に開放する。
また、筐体11には、決済端末20が係合される係合部16が形成される。また、筐体11には、係合部16に通じる溝17(第2の溝)が形成される。係合部16及び溝17は、筐体11の右端に形成される。係合部16及び溝17については、後に詳述する。
決済端末20は、ユーザのクレジットカードからクレジットカード情報を取得して商品を決済する。決済端末20については、後に詳述する。
図2が示すように、本体10は、決済端末20と分離することができる。図2が示す例では、決済端末20は、本体10の係合部16から取り外される。本体10は、係合部16から取り外された決済端末20とケーブル30を通じて通信可能に接続する。即ち、本体10のプロセッサ31は、ケーブル30を通じて決済端末20と通信する。
ケーブル30は、所定の長さに形成される。ケーブル30は、本体10と決済端末20とを通信可能に接続する。たとえば、ケーブル30は、USBケーブル又はLANケーブルなどである。
なお、本体10は、決済端末20が係合部16に係合されている場合に、ケーブル30を巻き取る構成を備えてもよい。
次に、本体10の制御系について説明する。
図3は、本体10の制御系の構成例を示すブロック図である。図3が示すように、本体10は、プロセッサ31、ROM32、RAM33、NVM34、端末通信部35、外部通信部36、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15などを備える。プロセッサ31と、ROM32、RAM33、NVM34、端末通信部35、外部通信部36、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15とは、データバスなどを介して互いに接続する。
表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15については、前述の通りである。
プロセッサ31(制御部)は、本体10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ31は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ31は、内部メモリ、ROM32又はNVM34が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、プロセッサ31がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ31は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM32は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM32に記憶される制御プログラム及び制御データは、本体10の仕様に応じて予め組み込まれる。ROM32は、たとえば、本体10の回路基板を制御するプログラム(たとえば、BIOS)などを格納する。
RAM33は、揮発性のメモリである。RAM33は、プロセッサ31の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM33は、プロセッサ31からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM33は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM34は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM34は、たとえば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(登録商標)又はフラッシュメモリなどから構成される。NVM34は、POS端末1の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
また、NVM34は、PLU(Price Look UP)ファイルを格納する。
PLUファイルは、商品の価格などを格納する。たとえば、PLUファイルは、商品を特定する商品情報と、当該商品の商品名及び価格とを対応付けて格納する。
端末通信部35は、決済端末20とデータを送受信するためのインターフェースである。端末通信部35は、たとえば、USB接続をサポートするものである。また、端末通信部35は、LAN接続をサポートするものであってもよい。また、端末通信部35は、独自の規格をサポートするものであってもよい。端末通信部35がサポートする規格は、特定の構成に限定されるものではない。端末通信部35は、ケーブル30を介して決済端末20に接続する。
外部通信部36は、外部のネットワークを通じて外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、外部通信部36は、インターネットに接続するためのインターフェースである。外部通信部36は、たとえば、LAN接続をサポートするインターフェースである。外部通信部36は、クレジットカード情報で商品を決済するためのクレジットサーバなどに接続する。
なお、本体10は、図1乃至3が示すような構成の他に必要に応じた構成をさらに具備したり、本体10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
次に、決済端末20について説明する。
決済端末20は、クレジットカード情報を用いて商品を決済する。決済端末20は、プロセッサ31から代金を示す代金情報を取得する。また、決済端末20は、ユーザが所持するクレジットカードからクレジットカード情報を取得する。決済端末20は、代金情報及びクレジットカード情報に基づいて決済処理を行う。
また、決済端末20は、所定のセキュリティ規格を取得したものである。たとえば、決済端末20は、PCI DSS規格を取得したものである。
図4は、決済端末20の外観の例を示す。図4が示すように、決済端末20は、筐体21、表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27などを備える。
筐体21は、決済端末20の外形を形成するフレームである。ここでは、筐体21は、矩形に形成される。筐体21は、たとえば、樹脂などから構成される。筐体21には、表示部22及び操作部23が形成される。また、筐体21には、開口部24及び溝26(第1の溝)が形成される。また、筐体21は、ICリーダ25及び磁気リーダ27を格納する。
表示部22、操作部23及び溝26は、筐体21の同一面に形成される。
表示部22は、後述するプロセッサ41の制御により種々の情報を表示する。表示部22は、筐体21の上方部に設置される。たとえば、表示部22は、液晶モニタから構成される。
操作部23は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部23は、受け付けた操作を示す信号をプロセッサ41へ送信する。操作部23は、筐体21の下方部に形成される。たとえば、操作部23は、キーボード及びテンキーなどから構成される。
開口部24は、筐体21の所定の面に形成される。開口部24は、一方方向に伸びる形状を有する。開口部24は、ICカード4を挿入可能に形成される。開口部24は、ICリーダ25に通じる。即ち、ICリーダ25は、開口部24に挿入されたICカード4のICチップ4aを読み取ることができる。
ICリーダ25は、ICカード4のICチップ4aとデータを送受信するためのインターフェースである。ICリーダ25は、ICチップ4aの通信方式に応じたインターフェースにより構成される。ICリーダ25は、接触してICチップ4aとデータを送受信する。
たとえば、ICリーダ25は、ICカード4のICチップ4aのコンタクト部と物理的かつ電気的に接続するための接触部などにより構成される。
なお、ICリーダ25は、ICチップ4aと非接触でデータを送受信するためのインターフェースであってもよい。
ここでは、ICカード4は、ユーザのクレジットカード情報を格納する。ICカード4は、プラスチックなどで形成されたカード状の本体を有する。ICカード4は、本体内にクレジットカード情報を格納するICチップ4aを備える。ICチップ4aは、ICリーダ25と接触するコンタクト部などを備える。ICチップ4aは、ICリーダ25からのコマンドに応じて種々の動作を行う。
溝26は、筐体21の一辺から当該一辺に対向する辺に亘って形成される。溝26は、筐体21の右端に形成される。溝26は、直線状に形成される。
溝26の内部には、磁気リーダ27が形成される。即ち、磁気リーダ27は、オペレータによって磁気カード3が溝26に通された場合に、磁気カード3の磁気ストライプを読み取ることができる。
磁気リーダ27(読取部)は、磁気カード3からデータを読み取る。即ち、磁気リーダ27は、磁気カード3の磁気ストライプからデータを読み取る。磁気リーダ27は、磁気ストライプに接触してデータを読み取るコンタクト部などから構成される。
溝26は、磁気リーダ27が磁気カード3の磁気ストライプを読み取ることできる深さを有する。たとえば、溝26は、磁気カード3の短辺の3分の1程度の深さを有する。
ここでは、磁気カード3は、ユーザのクレジットカード情報を格納する。即ち、磁気カード3の磁気ストライプは、ユーザのクレジットカード情報を格納する。
次に、決済端末20の制御系について説明する。
図5は、決済端末20の制御系の構成例を示すブロック図である。図5が示すように、決済端末20は、プロセッサ41、ROM42、RAM43、NVM44、端末通信部45、外部通信部46、表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27などを備える。プロセッサ41と、ROM42、RAM43、NVM44、端末通信部45、外部通信部46、表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27とは、データバスなどを介して互いに接続する。
表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27については、前述の通りである。
プロセッサ41(制御部)は、決済端末20全体の動作を制御する機能を有する。
ROM42は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。
RAM33は、揮発性のメモリである。
NVM34は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。
端末通信部45は、本体10とデータを送受信するためのインターフェースである。端末通信部45は、たとえば、USB接続をサポートするものである。また、端末通信部45は、LAN接続をサポートするものであってもよい。また、端末通信部55は、独自の規格をサポートするものであってもよい。端末通信部55がサポートする規格は、特定の構成に限定されるものではない。端末通信部45は、ケーブル30を介して本体10に接続する。
外部通信部46は、外部のネットワークを通じて外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、外部通信部46は、インターネットに接続するためのインターフェースである。外部通信部46は、たとえば、LAN接続をサポートするインターフェースである。外部通信部46は、クレジットカード情報で商品を決済するためのクレジットサーバなどに接続する。外部通信部46は、筐体11内を通過するケーブルと接続するものであってもよい。また、外部通信部46は、筐体11外のケーブルと接続するものであってもよい。また、外部通信部46は、無線でルータなどに接続するものであってもよい。
なお、決済端末20は、ケーブル30を介して電力の供給を受けてもよい。また、決済端末20は、他のケーブルを介して電力の供給を受けてもよい。
また、決済端末20は、図4及び5が示すような構成の他に必要に応じた構成をさらに具備したり、決済端末20から特定の構成が除外されたりしてもよい。
次に、係合部16及び溝17について説明する。
係合部16は、決済端末20が係合されるように形成される。即ち、係合部16は、決済端末20の筐体21に対応する形状を有する。ここでは、係合部16は、筐体21に合わせた矩形に形成される。
また、係合部16は、決済端末20の表示部22、操作部23、開口部24及び溝26が外部からアクセス可能に形成される。即ち、係合部16は、決済端末20の上面及び前面が開放された状態で決済端末20が係合される。
また、係合部16は、決済端末20が取り外し可能に係合される。たとえば、係合部16は、上面及び側面を露出させる。決済端末20は、筐体11に対して上部又は側部から係合部16に挿入され固定される。
溝17は、決済端末20の溝26を連続するように形成される。即ち、決済端末20が係合部16に固定される場合、溝17は、溝26と直線状に連続するように形成される。また、決済端末20が係合部16に固定される場合、溝17の底面は、溝26の底面と連続する。
溝17は、溝17a(第3の溝)及び溝17b(第4の溝)から構成される。溝17aは、決済端末20の背面側に形成される。即ち、溝17aは、溝26の一端と接続する。また、溝17bは、決済端末20の前面側に形成される。即ち、溝17bは、溝26の他端と接続する。
次に、本体10が実現する機能について説明する。本体10が実現する機能は、プロセッサ31がNVM34などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、プロセッサ31は、ユーザから収受する代金を決定する機能を有する。
たとえば、プロセッサ31は、スキャナなどを用いてユーザが購入する商品を示す商品情報(たとえば、バーコード)を読み取る。商品情報を読み取ると、プロセッサ31は、ユーザが購入する商品を示す購入リストを生成し、購入リストに商品情報を格納する。購入リストに商品情報を格納すると、プロセッサ31は、PLUファイルを参照して商品情報に紐付いた代金を取得する。代金を取得すると、プロセッサ31は、購入リストに当該商品情報と対応付けて代金を格納する。
なお、プロセッサ31は、複数の商品から商品情報を読み取った場合には、各商品情報に紐付く代金を取得して、購入リストに各商品情報と各代金とを対応付けて格納する。
代金を格納すると、プロセッサ31は、購入リストに格納される代金を合算する。代金を合算すると、プロセッサ31は、合算した代金をユーザから収受する代金として決定する。
また、プロセッサ31は、操作部13を通じて代金の入力を受け付けてもよい。また、プロセッサ31は、ユーザから収受する代金を示す情報を外部装置から取得してもよい。
また、プロセッサ31は、決定した代金を示す代金情報を決済端末20に送信する機能を有する。
たとえば、プロセッサ31は、操作部13を通じてオペレータから、クレジットカードで決済することを指示する操作の入力を受け付ける。当該操作を受け付けると、プロセッサ31は、端末通信部35を通じて、決定した代金を示す代金情報を決済端末20に送信する。
また、プロセッサ31は、決済端末20からの印字データに基づいて用紙の画像を印刷する機能を有する。
たとえば、プロセッサ31は、端末通信部35を通じて決済端末20から印字データを受信する。印字データを受信すると、プロセッサ31は、印字データに基づいて、印刷部14を用いて用紙の画像を印刷する。たとえば、印字データは、クレジットカード情報(又は、クレジットカード情報の一部)、決済した代金又は決済した日時などから構成される。たとえば、プロセッサ31は、印字データに基づいて、決済処理に関するレシートを印刷する。なお、プロセッサ31は、ユーザが購入した商品の商品名などを追加してレシートに印刷してもよい。
次に、決済端末20が実現する機能について説明する。決済端末20が実現する機能は、プロセッサ41がNVM44などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、プロセッサ41は、ユーザから収受する代金を示す代金情報を本体10から受信する機能を有する。
プロセッサ41は、端末通信部45を通じて本体10から、ユーザから収受する代金を示す代金情報を受信する。
また、プロセッサ41は、クレジットカードからクレジットカード情報を取得する機能を有する。
プロセッサ41は、ユーザが所持する磁気カード3又はICカード4からクレジットカード情報を取得する。クレジットカード情報は、クレジットカード決済に必要な情報である。たとえば、クレジットカード情報は、クレジットカード番号などから構成される。
磁気カード3からクレジットカード情報を取得する場合、プロセッサ41は、磁気リーダ27を通じて磁気カード3の磁気ストライプからクレジットカード情報を読み取る。
決済端末20が係合部16に固定される場合、オペレータは、ユーザから受け取った磁気カード3を溝17aにセットして溝26及び溝17bに通す。プロセッサ41は、磁気カード3が溝26を通過する際に、磁気リーダ27を通じてクレジットカード情報を読み取る。
また、決済端末20が係合部16から外されている場合、オペレータ又はユーザは、磁気カード3を溝26に通す。プロセッサ41は、磁気リーダ27を通じてクレジットカード情報を読み取る。
ICカード4からクレジットカード情報を取得する場合、プロセッサ41は、ICリーダ25を通じてICカード4のICチップ4aからクレジットカード情報を読み取る。
決済端末20が係合部16に固定される場合、オペレータは、ユーザから受け取ったICカード4を開口部24に挿入する。開口部24にICカード4が挿入されたことを検知すると、プロセッサ41は、PINの入力を受け付ける。たとえば、オペレータは、決済端末20を係合部16から外してユーザに渡す。ユーザは、決済端末20の操作部23にPINを入力する。
PINの入力を受け付けると、プロセッサ41は、ICリーダ25を通じてPINを用いてICチップ4aからクレジットカード情報を取得する。
なお、決済端末20は、当初から係合部16から外されていてもよい。この場合、ユーザがICカード4を開口部24に挿入してもよい。
また、プロセッサ41は、クレジットカード情報を用いて決済処理を行う機能を有する(決済手段)。
プロセッサ41は、受信した代金情報と取得したクレジットカード情報とに基づいて当該代金を収受するための決済リクエストを生成する。たとえば、決済リクエストは、代金情報及びクレジットカード情報を含む。
プロセッサ41は、外部通信部46を通じて、決済リクエストをクレジットサーバに送信する。
なお、プロセッサ41は、本体10を通じて、決済リクエストをクレジットサーバに送信してもよい。たとえば、プロセッサ41は、端末通信部45を通じて、決済リクエストを本体10に送信する。プロセッサ31は、外部通信部36を通じて、決済端末20から受信した決済リクエストをクレジットサーバに送信する。
また、プロセッサ41は、決済に関する印字データを本体10に送信する機能を有する。
たとえば、プロセッサ41は、決済した代金及びクレジットカード情報などに基づいて、決済に関する印字データを生成する。たとえば、前述の通り、印字データは、クレジットカード情報(又は、クレジットカード情報の一部)、決済した代金又は決済した日時などから構成される。印字データの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
印字データを生成すると、プロセッサ41は、端末通信部35を通じて、生成した印字データを本体10に送信する。
次に、POS端末1の動作例について説明する。
図6は、POS端末1の動作例を説明するためのフローチャートである。図6が示す例では、ACT11乃至16は、本体10のプロセッサ31によって実行される。ACT21乃至25は、決済端末20のプロセッサ41によって実行される。
ここでは、ユーザは、クレジットカードを用いて所定の商品を購入するものとする。オペレータは、POS端末1を用いて商品を決済する。
まず、プロセッサ31は、ユーザが購入する商品の商品情報を読み取る(ACT11)。商品情報を読み取ると、プロセッサ31は、PLUファイルを参照して、ユーザから収受する代金を決定する(ACT12)。商品の代金を決定すると、プロセッサ31は、操作部13を通じて、クレジットカードで決済することを指示する操作の入力を受け付ける(ACT13)。
当該操作の入力を受け付けると、プロセッサ31は、端末通信部35を通じて、決定した代金を示す代金情報を決済端末20へ送信する(ACT14)。
決済端末20のプロセッサ41は、端末通信部45を通じて、代金情報を受信する(ACT21)。代金情報を受信すると、プロセッサ41は、ICリーダ25又は磁気リーダ27を通じて、ICカード4又は磁気カード3からクレジットカード情報を取得する(ACT22)。なお、PINの入力を必要とする場合には、プロセッサ41は、操作部23を通じてPINの入力を受け付ける。
クレジットカード情報を取得すると、プロセッサ41は、代金情報及びクレジットカード情報を用いて商品を決済する(ACT23)。商品を決済すると、プロセッサ41は、決済に関する印字データを生成する(ACT24)。印字データを生成すると、プロセッサ41は、端末通信部45を通じて、生成した印字データを本体10に送信する(ACT25)。印字データを送信すると、プロセッサ41は、動作を終了する。
プロセッサ31は、端末通信部35を通じて、印字データを受信する(ACT15)。印字データを受信すると、プロセッサ31は、印刷部14を用いて、印字データに基づいて用紙に画像を印刷する(ACT16)。用紙に画像を印刷すると、プロセッサ31は、動作を終了する。
なお、決済端末20は、本体10と無線で接続するものであってもよい。この場合、決済端末20は、バッテリを内蔵する。また、本体10は、係合部16にバッテリを充電するための端子を備えてもよい。決済端末20が係合部16に係合される場合、決済端末20のバッテリは、端子に接続して充電されるものであってもよい。
また、決済端末20は、ポイントカードなどを読み取るものであってもよい。たとえば、決済端末20は、ポイントカードから読み取ったデータを本体10に送信するものであってもよい。また、決済端末20は、本体10からのコマンドに基づいて、ポイントカードに所定のデータを書き込むものであってもよい。
以上のように構成されたPOS端末は、セキュリティ規格を取得した決済端末を備える。POS端末は、当該決済端末を用いてクレジットカードで決済を行う。その結果、POS端末は、セキュリティ規格を取得してなくとも、自身がセキュリティ規格を取得した場合と同様の安全性を備えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
筐体と、
代金を取得する取得部と、
第1の溝を備えカード状媒体を用いて決済を行う決済端末とデータを送受信する通信部と、
前記通信部を通じて、前記代金を前記決済端末に送信して決済を行う制御部と、
決済端末が前記筐体に載置された場合、前記第1の溝と連続する第2の溝と、
を備える商品データ処理装置。
[C2]
前記第2の溝は、前記第1の溝の一端に接続する第3の溝と、前記第1の溝の他端に接続する第4の溝と、から構成される、
前記C1に記載の商品データ処理装置。
[C3]
画像を印刷する印刷部を備え、
前記制御部は、
前記通信部を通じて決済に関する印字データを前記決済端末から受信し、
前記印刷部を用いて前記印字データに基づく画像を用紙に印刷する、
前記C1又は2に記載の商品データ処理装置。
[C4]
前記筐体は、前記決済端末が係合される係合部が形成される、
前記C1又は3の何れか1項に記載の商品データ処理装置。
[C5]
筐体と、
前記筐体に設けられた第1の溝と、
前記第1の溝の内側に設けられたカード状媒体の情報を読取る読取部と、
前記読取部によって読取られた情報に基づいて受信した代金を決済する決済手段と、 第2の溝を有する外部装置に前記筐体が載置された場合、前記第1の溝は、前記第2の溝と連続して配置される、
決済端末。
1…POS端末、3…磁気カード、4…ICカード、4a…ICチップ、10…本体、11…筐体、12…表示部、13…操作部、14…印刷部、15…ドロワ、16…係合部、17…溝、17a…溝、17b…溝、20…決済端末、21…筐体、22…表示部、23…操作部、24…開口部、25…ICリーダ、26…溝、27…磁気リーダ、30…ケーブル、31…プロセッサ、32…ROM、33…RAM、34…NVM、35…端末通信部、36…外部通信部、41…プロセッサ、42…ROM、43…RAM、44…NVM、45…端末通信部、46…外部通信部、55…端末通信部。

Claims (5)

  1. 筐体と、
    代金を取得する取得部と、
    第1の溝を備えカード状媒体を用いて決済を行う決済端末とデータを送受信する通信部と、
    前記通信部を通じて、前記代金を前記決済端末に送信して決済を行う制御部と、
    決済端末が前記筐体に載置された場合、前記第1の溝と連続する第2の溝と、
    を備える商品データ処理装置。
  2. 前記第2の溝は、前記第1の溝の一端に接続する第3の溝と、前記第1の溝の他端に接続する第4の溝と、から構成される、
    前記請求項1に記載の商品データ処理装置。
  3. 画像を印刷する印刷部を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を通じて決済に関する印字データを前記決済端末から受信し、
    前記印刷部を用いて前記印字データに基づく画像を用紙に印刷する、
    前記請求項1又は2に記載の商品データ処理装置。
  4. 前記筐体は、前記決済端末が係合される係合部が形成される、
    前記請求項1又は3の何れか1項に記載の商品データ処理装置。
  5. 筐体と、
    前記筐体に設けられた第1の溝と、
    前記第1の溝の内側に設けられたカード状媒体の情報を読取る読取部と、
    前記読取部によって読取られた情報に基づいて受信した代金を決済する決済手段と、
    前記請求項1乃至4の何れか1項に記載の商品データ処理装置に前記筐体が載置された場合、前記第1の溝は、前記第2の溝と連続して配置される、
    決済端末。
JP2017215505A 2017-11-08 2017-11-08 商品データ処理装置及び決済端末 Active JP6967942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017215505A JP6967942B2 (ja) 2017-11-08 2017-11-08 商品データ処理装置及び決済端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017215505A JP6967942B2 (ja) 2017-11-08 2017-11-08 商品データ処理装置及び決済端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019087085A JP2019087085A (ja) 2019-06-06
JP6967942B2 true JP6967942B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=66763108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017215505A Active JP6967942B2 (ja) 2017-11-08 2017-11-08 商品データ処理装置及び決済端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6967942B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019087085A (ja) 2019-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5738008B2 (ja) 携帯型決済端末
US9830585B2 (en) Receipt issuing device, control method for a receipt issuing device, printing device, and control method for a printing device
US10521783B2 (en) POS terminal, POS system, and control method of a POS terminal
JP2016148914A (ja) ドッキングステーション、制御プログラムおよび商品販売データ処理装置
JP2016091507A (ja) 商品販売データ処理装置と、その商品販売データ処理装置で使用されるドッキングステーション、ならびにそのドッキングステーションの制御プログラム
JP2017117172A (ja) 商品登録装置及びプログラム
CN104952163A (zh) Pos系统以及pos系统的控制方法
JP2023062170A (ja) カード処理装置及びそのプログラム
CN103426255B (zh) 介质处理装置以及pos系统
US9123037B2 (en) Financial transaction terminal
JP6967942B2 (ja) 商品データ処理装置及び決済端末
JP6929705B2 (ja) 決済装置及びプログラム
JP6440546B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US10437533B2 (en) Print system, printer driver, and program
JP2005208821A (ja) 電子購入システム、腕装着型携帯端末、電子購入方法、及び、電子購入用コンピュータプログラム
JP6835546B2 (ja) チェックアウトシステム及びチェックアウト処理方法
KR100879527B1 (ko) 해외카드 결제처리 시스템
JP2010122861A (ja) 情報記憶媒体用リーダライタ
JP2016146023A (ja) チェックアウトシステム、端末装置、決済装置、ならびにこの決済装置のための制御プログラム
JP6893810B2 (ja) 無線タグ読取装置およびプログラム
KR100440219B1 (ko) 포스 단말기
KR20080103619A (ko) 고객 서명 정보 출력 기능이 구비된 카드단말기와 이를이용한 고객 서명 정보 출력 방법 및 프로그램 기록매체
JP6774995B2 (ja) チェックアウトシステム、決済装置および制御プログラム
KR100818375B1 (ko) 카드 매출전표 처리방법 및 시스템과 이를 위한 카드매출전표 처리서버와 프로그램 기록매체
KR20080010372A (ko) 해외카드 결제처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6967942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150