JP6835546B2 - チェックアウトシステム及びチェックアウト処理方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、チェックアウトシステム及びチェックアウト処理方法に関する。
満点券、クーポン券、金券、あるいはお買い物券などのレシート及び領収書とは別の証票を、レシートを発行するのとは別のプリンタを用いて発行する決済装置は知られている。なお満点券とは、取引の内容に応じて付与されるポイントの在高が既定値を超えたことに対する特典を受ける権利を証するための票である。
しかしながら、満点券及びクーポン券などの証票は、決済の毎に毎回発行される訳ではなく、レシートのみが発行される場合も多い。このため、証票が発行されたことに操作者が気付かず、取り忘れられてしまう恐れがあった。
このような事情から、レシート及び領収書とは別の証票の取り忘れを防止できることが望まれていた。
特開2011−048578号公報
本発明が解決しようとする課題は、レシート及び領収書とは別の証票の取り忘れを防止できるチェックアウトシステム及びチェックアウト処理方法とを提供することである。
取引の内容の登録のための登録装置を複数含むとともに、複数の登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、当該関連付けられた登録装置で登録された取引の決済のための決済装置を複数含んだチェックアウトシステムであって、前記複数の決済装置はそれぞれ、決済手段、第1の発行手段、第2の発行手段、第1の制御手段、第2の制御手段及び通知手段を備え、複数の登録装置はそれぞれ、登録手段及び報知手段を備える。決済手段は、決済のための決済処理を行う。第1の発行手段は、取引に関するレシートを発行する。第2の発行手段は、レシートとは別の証票を発行する。第1の制御手段は、証票を発行する必要がある場合に、証票を発行するように第2の発行手段を制御する。確認手段は、第2の発行手段が発行した証票が取り去られたことを確認する。第2の制御手段は、第2の発行手段により証票が発行される場合には、確認手段により証票が取り去られたことが確認された後に、レシートを発行するように第1の発行手段を制御する。通知手段は、第2の発行手段により証票が発行される場合には、証票が発行されることを、関連付けられた登録装置に通知する。登録手段は、登録のための登録処理を行う。報知手段は、通知手段による通知を受けた場合に、その通知を行った通知手段が設けられた決済装置で証票が発行されることを登録装置の操作者に対して報知する。
一実施形態に係るチェックアウトシステムの斜視図。 図1中の登録装置及び決済装置の要部回路構成を示すブロック図。 図2中の登録装置に含まれたCPUによる登録に関わる制御処理のフローチャート。 図2中の決済装置に含まれたCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中の決済装置に含まれたCPUによる制御処理のフローチャート。 一例としての確認画面を示す図。 図2中の登録装置に含まれたCPUによる通報に関わる制御処理のフローチャート。 一例としての通報画面を示す図。 一例としての通報表示を示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係るチェックアウトシステム10の斜視図である。
チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の登録装置11と、少なくとも1台の決済装置12とを含む。図1においては、2台の登録装置11と4台の決済装置12とを含んだチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、登録装置11及び決済装置12をそれぞれ何台含むかは任意であり、登録装置11と決済装置12との台数の比も任意である。
登録装置11及び決済装置12は、例えばスーパーマーケットなどの店舗のチェックアウトコーナーに設置される。
登録装置11は、チェッカと呼ばれる役割を担った、上記店舗の従業員21が、その操作者となる。決済装置12は、上記の店舗で販売する商品を購入する買物客22が、その操作者となる。ただし、登録装置11の一部の操作が買物客22により行われる場合もある。また、決済装置12は、買物客22を代理して従業員21により操作される場合もある。
登録装置11は、図1においては、作業テーブル31に取り付けられている。作業テーブル31は、矩形の天板を有している。複数の作業テーブル31が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、買物客22用の通路を形成している。
登録装置11は、買上登録、決済情報の生成、決済処理、ならびに決済情報の決済装置12への通知の各機能を備える。買上登録は、通路に進入してきた買物客が持参した商品を買上商品として登録する処理である。決済処理は、買上商品の決済のための処理である。決済情報は、決済処理に必要となる情報である。
決済装置12は、登録装置11から決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づく決済処理を行う。
図2は登録装置11及び決済装置12の要部回路構成を示すブロック図である。
登録装置11及び決済装置12は、いずれもLAN(local area network)13に接続されている。LAN13に代えて、インターネットなどの別の通信網を用いることもできる。あるいは登録装置11と決済装置12との間でサーバを介して情報を授受する構成としてもよい。
登録装置11は、CPU(central processing unit)11a、ROM(read-only memory)11b、RAM(random-access memory)11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、リーダライタ11i、通信ユニット11j及び伝送システム11kを含む。
CPU11a、ROM11b、RAM11c及び補助記憶ユニット11dは、伝送システム11kにより接続されて、登録装置11を制御するためのコンピュータを構成する。
CPU11aは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、登録装置11としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11bは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記のミドルウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット11dは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。利用者への登録装置11の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶された状態にて行われる。しかし、登録装置11が、制御プログラムがROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶されない状態で、あるいは別の制御プログラムがROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶された状態で利用者に譲渡されてもよい。そしてこの場合は、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムが、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して利用者に譲渡され、例えば利用者による操作に応じて補助記憶ユニット11dに書き込まれる。リムーバブルな記録媒体としては、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどが利用できる。
ドロワ開放ユニット11eは、貨幣を収容するためのドロワを自動的に開放する。
スキャナ11fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ11fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ11fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ11fは、固定式又はハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ11fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
タッチパネル11gは、表示デバイス及びタッチセンサをそれぞれ含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI(graphical user interface)画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。タッチパネル11gは、その操作面が、登録装置11を操作する従業員21が位置すべき場所に向けられる。タッチパネル11gとは別に、その操作面が商品を買い上げる買物客が位置すべき場所に向けられた別のタッチパネルが備えられてもよい。
プリンタ11hは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
リーダライタ11iは、カード又はIC(integrated circuit)チップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられることがある。リーダライタ11iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
通信ユニット11jは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム11kは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、リーダライタ11i及び通信ユニット11jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、登録装置11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することが可能である。
決済装置12は、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、リーダライタ12h、内蔵プリンタ12i、外付けプリンタ12j、通信ユニット12k及び伝送システム12mを含む。
CPU12a、ROM12b、RAM12c及び補助記憶ユニット12dは、伝送システム12mにより接続されて、決済装置12を制御するためのコンピュータを構成する。
CPU12aは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU12aは、ROM12b及びRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM12bは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM12bは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM12bは、上記のミドルウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM12bは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM12cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット12dは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット12dは、CPU12aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU12aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット12dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。利用者への決済装置12の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された状態にて行われる。しかし、決済装置12が、制御プログラムがROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶されない状態で、あるいは別の制御プログラムがROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された状態で利用者に譲渡されてもよい。そしてこの場合は、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムが、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して譲渡され、例えば利用者による操作に応じて補助記憶ユニット12dに書き込まれる。リムーバブルな記録媒体としては、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどが利用できる。
自動釣銭機12eは、投入される硬貨及び紙幣を収受する。また自動釣銭機12eは、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。
スキャナ12fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ12fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ12fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ12fは、固定式又はハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ12fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
タッチパネル12gは、表示デバイス及びタッチセンサを含む。表示デバイスは、その画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU12aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
リーダライタ12hは、カード又はICチップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられることがある。リーダライタ12hは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
内蔵プリンタ12iは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシート又は領収書を発行する。内蔵プリンタ12iは、決済装置12の本体ユニットに内蔵されている。つまり内蔵プリンタ12iは、レシートを発行する第1の発行手段の一例である。ただし、第1の発行手段として備えるプリンタの実装形態は任意である。
外付けプリンタ12jは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、証票用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシート及び領収書とは別の証票を発行する。外付けプリンタ12jは、決済装置12の本体ユニットに外付けされている。なお、レシート及び領収書も証票ではあるが、本実施形態の以後の記載においては、レシート及び領収書とは別の証票を単に「証票」と称することとする。つまり外付けプリンタ12jは、レシートとは別の種票を発行するための第2の発行手段の一例である。ただし、第2の発行手段として備えるプリンタの実装形態は任意である。
通信ユニット12kは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム12mは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、内蔵プリンタ12i、外付けプリンタ12j、リーダライタ12h及び通信ユニット12kの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム12mは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。
次に、以上のように構成されたチェックアウトシステム10の動作について説明する。
なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図3は登録装置11に含まれたCPU11aによる登録に関わる制御処理のフローチャートである。CPU11aは、セミセルフモードで動作し、かつ待機状態にあるときに、一取引に関する登録を開始すべき事象が生じると、ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された制御プログラムに従って図3に示す処理を開始する。なお上記事象は、例えばスキャナ11fにより商品コードが読み取られた場合である。
Act1においてCPU11aは、登録処理を実行する。登録処理は、スキャナ11fなどにより入力された買上商品の商品コードのリスト(以下、商品リストと称する)を生成するための処理である。この登録処理は、既存のチェックアウトシステムで行われているのと同様な処理であってよい。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは登録手段として機能する。CPU11aは、例えばタッチパネル11gに表示された転送ボタンにタッチするなどの登録完了を宣言するための予め定められた操作が従業員21によって行われたならば、登録処理を完了してAct2へと進む。
Act2においてCPU11aは、上記の登録処理により生成した商品リストを含んだ決済情報を生成する。CPU11aは、当該CPU11aが備えられている登録装置11を識別するための識別コードを決済情報に含める。また、CPU11aは、このときに会計処理を行って取引の決済のための決済金額を算出し、この決済金額及び商品点数など決済情報に含めてもよい。
Act3においてCPU11aは、証票を発行する必要があるか否かを確認する。そしてCPU11aは、例えば「買上に伴って割引クーポンを発行することが定められている商品が買上商品に含まれる」などの条件が成立するならば、Yesと判定し、Act4へと進む。
Act4においてCPU11aは、発行すべき証票に関する証票情報を決済情報に付加する。証票情報は、例えば証票を識別するための識別コード、あるいは証票発行のために証票用紙に対して印刷するための画像のデータなど、任意のデータであってよい。
CPU11aは、証票情報を決済情報に付加し終えたならば、Act5へと進む。CPU11aは、証票の発行が不要であるためにAct3にてNoと判定した場合には、Act4をパスしてAct5へと進む。
Act5においてCPU11aは、上記のようにして生成した決済情報を、予め定められたルールに従って選択した1つの決済装置12に宛てて通信ユニット11jからLAN13へと送信する。
決済情報がLAN13を介して上記の宛先となっている決済装置12へと伝送されると、当該決済装置12の通信ユニット12kにより当該決済情報が受信される。そしてこのことが通信ユニット12kからCPU12aに通知されると、CPU12aはROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された制御プログラムに基づいて図4及び図5に示す制御処理を開始する。
図4及び図5は決済装置12に含まれたCPU12aによる制御処理のフローチャートである。
Act11においてCPU12aは、上記のように通信ユニット12kにより受信された決済情報をRAM12c又は補助記憶ユニット12dに保存する。
Act12においてCPU12aは、上記の受信された決済情報に証票情報が含まれているか否かを確認する。そしてCPU12aは、証票情報が含まれているならばYesと判定し、Act13へと進む。
Act13においてCPU12aは、決済情報に含まれた登録装置11の識別コードに基づいて、決済情報の送信元が近隣登録装置として設定されている登録装置11であるか否かを確認する。この判定のために、決済装置12のそれぞれには、チェックアウトシステム10を構築する作業の一環として、登録装置11のいずれか1つを近隣登録装置として設定することとしておく。そして、このように近隣登録装置として設定された登録装置11の識別コードを、補助記憶ユニット12dに記憶しておく。CPU12aは、このように補助記憶ユニット12dに記憶された識別コードが決済情報に含まれた登録装置11の識別コードに一致するならばYesと判定し、Act14へと進む。決済装置12に対してどの登録装置11を近隣登録装置として設定するかは、任意であり、チェックアウトシステム10の管理者などにより定められてよい。ただし、決済装置12の設置場所に対して最も近くに設置されている登録装置11を、近隣登録装置として設定することが望ましい。なおCPU12aは、受信された決済情報に証票情報が含まれないならばAct12にてNoと判定し、Act13をパスしてAct14へと進む。
Act14においてCPU12aは、決済情報を受諾可能であるか否かを確認する。CPU12aは、決済情報に基づく決済のための処理を実行することができない状態にあるならばNoと判定し、Act15へと進む。なおCPU12aは、決済情報の送信元が近隣登録装置として設定されていない登録装置11である場合には、Act12にてNoと判定し、Act14の判断を行うことなくAct15へと進む。
Act15においてCPU12aは、Act11で保存した決済情報を、別の決済装置12へと転送する。具体的にはCPU12aは、Act11で保存した決済情報を、予め定められたルールに従って選択した1つの別の決済装置12に宛てて通信ユニット11jからLAN13へと送信する。そしてCPU12aは、決済情報を転送し終えたならば、図4及び図5に示す制御処理を終了する。
このようにCPU12aは、決済情報を受諾することができない状況において決済情報が受信された場合には、当該決済情報に基づく決済処理は行わない。また決済情報を受諾できる状況であったとしても、当該決済情報に証票情報を含み、かつその送信元の登録装置11が近隣登録装置として設定されていなければ、当該決済情報に基づく決済処理は行わない。つまり、決済情報は、それに基づく決済処理を実行する決済装置12を指定せずに登録装置11から送信されているのである。そして、当該決済情報は、上述のようなルールに従って複数の決済装置12のいずれかにより選択的に受信されているのである。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータと通信ユニット11jとの協働により送信手段としての機能が実現されている。また制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは通信ユニット12kとの協働により受信手段としての機能を実現している。
さてCPU12aは、決済情報に基づく決済のための処理を実行することが可能であるときには、Act14にてYesと判定し、Act16へと進む。
Act16においてCPU12aは、決済情報の送信元である登録装置11に対して受諾通知を行う。CPU12aは例えば、当該CPU12aが備えられている決済装置12を識別するための識別コードを含んだ通知情報を、決済情報の送信元である登録装置11に宛ててLAN13へと送信する。
さて、登録装置11のCPU11aは、図3中のAct5にて決済情報を送信した後には、Act6へと進む。
Act6においてCPU11aは、受諾通知がなされるのを待ち受ける。そしてCPU12aは、上記のように通知情報が受信されたならばYesと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU12aは、受諾通知を行った決済装置12により決済情報が受諾されたことを従業員21に案内するための転送先案内表示をタッチパネル11gにて行う。店員は、この案内に基づき、受諾通知を行った決済装置12へと移動して決済を行うように買物客22に伝える。なおCPU12aは、例えばタッチパネル11gにおける店員による確認操作が行われたことに応じて、転送先案内表示を終了し、これをもって図3に示す制御処理を終了する。
決済装置12のCPU12aは、図4中のAct16において受諾通知を行ったのちには、Act17へと進む。
Act17においてCPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報に基づいて、決済金額を決定する。具体的には、CPU12aは、決済情報に決済金額が含まれるならば、その決済金額をそのまま採用する。なお、このときに、例えば会員特典などによる割引を決済情報に含まれた決済金額に適用して新たな決済金額を決定してもよい。あるいはCPU12aは、決済情報に示された商品リストに基づいて、取引の対象となる商品の単価の合計を求めるとともに、必要に応じて割引処理などを適用して決済金額を算出してもよい。このような決済金額の算出をCPU12aにて行う場合は、決済装置12は会計装置とも称される。
Act18においてCPU12aは、上記のように決定した決済金額を決済するための決済処理を実行する。この決済処理は、周知の処理であってよいので、詳細の説明は省略する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。
このようにCPU12aは、証票情報を含まない決済情報については、その送信元の登録装置11に関わらずに受諾し、当該決済情報に基づく決済処理を実行する。またCPU12aは、証票情報を含む決済情報については、その送信元の登録装置11が近隣登録装置として設定されている場合に限って受諾し、当該決済情報に基づく決済処理を実行する。そしてCPU12aは、決済処理を完了したならば、図5中のAct21へと進む。
Act21においてCPU12aは、証票の発行が必要であるか否かを確認する。CPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報に証票情報が含まれる場合、あるいは当該決済情報が予め定められた条件を満たしている場合にYesと判定し、Act22へと進む。
Act22においてCPU12aは、証票を発行する。具体的にはCPU12aは、発行すべき証票の内容を表した画像を生成し、それをプリントするように外付けプリンタ12jに指示する。この指示を受けて外付けプリンタ12jは、上記の画像を証票用紙にプリントし、当該画像がプリントされた証票用紙を排出する。つまりCPU12aは、証票をプリントするように第2のプリンタとしての外付けプリンタ12jを制御する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは第1の制御手段として機能する。
Act23においてCPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報の送信元である登録装置11が、近隣登録装置として設定されているか否かを確認する。そしてCPU12aは、近隣登録装置として設定されていないならばNoと判定し、Act25へと進む。
Act25においてCPU12aは、証票を発行したことの通知先として予め設定された登録装置11(以下、既定登録装置と称する)を宛先として、証票を発行した旨の通知情報を通信ユニット11jから送信する。決済装置12のそれぞれには、チェックアウトシステム10を構築する作業の一環として、登録装置11のいずれか1つ又は複数を既定登録装置として設定することとしておく。そして、このように既定登録装置として設定された登録装置11の識別コードを、補助記憶ユニット12dに記憶しておく。なお、決済装置12に対してどの登録装置11を既定登録装置として設定するかは、任意であり、チェックアウトシステム10の管理者などにより定められてよい。ただし、規定登録装置は、その操作者となっている従業員21が、決済装置12により発行された証票が買物客22によって取り去られたかどうかを確認し易いような設置状況にある登録装置11として設定されることが望ましい。なお、近隣登録装置と既定登録装置とを同一としてもよく、この場合は既定登録装置の設定を省略してもよい。
これに対してCPU12aは、送信元である登録装置11が近隣登録装置として設定されているならば、Act23にてNoと判定し、Act26へと進む。
Act26においてCPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報の送信元である登録装置11を宛先として、証票を発行した旨の通知情報を通信ユニット11jから送信する。
かくしてCPU12aがAct25又はAct26を実行することにより、証票が発行されることが登録装置11に通知される。つまり制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能する。
CPU12aは、Act25又はAct26における通知を終えたならば、いずれもAct27へと進む。
Act27においてCPU12aは、タッチパネル12gにおける確認画面の表示を開始する。
図6は一例としての確認画面SC1を示す図である。
確認画面SC1は、画像IM1、文字メッセージME1及びボタンB1をそれぞれ表す。画像IM1は、証票が発行された場所を買物客22に案内する。文字メッセージME1は、証票が発行されたことを買物客22に通知するメッセージを文字列により表している。ボタンB1は、発行された証票を取り去ったことを買物客22が宣言するために操作される。確認画面SC1は、証票として満点券を発行した場合の例であって、CPU12aは、Act27で表示させる確認画面を、証票の発行状況に応じて変える。
買物客22は、例えば確認画面SC1を見て証票が発行されたことを確認したならば、当該証票を取り去った上で、ボタンB1にタッチする。
Act28においてCPU12aは、確認画面を表示した状態で、確認操作が行われるのを待ち受ける。そして上記のようにボタンB1にタッチされたことがタッチパネル12gにより検出されたことに応じてYesと判定し、Act29へと進む。つまりCPU12aは、証票が取り去られたことを、確認操作を経て確認している。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは確認手段として機能する。
Act29においてCPU12aは、確認画面の表示を終了する。
Act30においてCPU12aは、内蔵プリンタ12iを動作させ、今回決済した取引の内容等を表したレシートを発行する。つまりCPU12aは、証票が取り去られたことを確認した後に、レシートをプリントするように第2のプリンタとしての内蔵プリンタ12iを制御する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは第2の制御手段として機能する。なおCPU12aは、証票を発行する必要がないためにAct21にてNoと判定したならば、Act22〜Act29をパスしてAct30へと進む。つまりCPU12aは、証票を発行する必要がない場合には、確認操作を待つことなしにレシートを発行する。
Act31においてCPU12aは、Act18で行った決済処理の結果として釣銭が生じたか否かを確認する。そしてCPU12aは、釣銭があるならばYesと判定してAct32へと進む。
Act32においてCPU12aは、自動釣銭機12eを動作させ、釣銭を払い出す。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータと自動釣銭機との協働により払出手段としての機能を実現する。
そしてこののちにCPU12aは、図4及び図5に示す制御処理を終了する。なおCPU12aは、釣銭が生じていないならばAct31にてNoと判定し、Act32をパスして図4及び図5に示す制御処理を終了する。
図7は登録装置11に含まれたCPU11aによる通報に関わる制御処理のフローチャートである。
CPU11aは、一定の時間間隔毎などの予め定められたタイミングとなる毎に、ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶された制御プログラムに従って図7に示す制御処理を繰り返し実行する。なおCPU11aは、図7に示す制御処理を、図3に示す制御処理とは別スレッドにより実行し、図3に示す制御処理と並行に実行することもある。
Act41においてCPU11aは、通信ユニット11jによって通知情報が受信されたか否かを確認する。そしてCPU11aは、通知情報が受信されていないならばNoと判定し、図7に示す制御処理を終了する。
さて、決済装置12のCPU12aが図5中のAct25又はAct26で送信した通知情報が宛先とされた登録装置11へとLAN13を介して伝送されると、当該登録装置11の通信ユニット11jによって上記の通知情報が受信される。そうすると、当該通信ユニット11jと同じ登録装置11に設けられたCPU11aは、Act41にてYesと判定し、Act42へと進む。
Act42においてCPU11aは、図3に示す制御処理などのような別の制御処理を実行していない待機状態にあるか否かを確認する。そしてCPU11aは、待機状態であるならばYesと判定し、Act43へと進む。
Act43においてCPU11aは、証票が発行されたことを従業員21に対して通報するための通報画面の表示を開始する。
図8は一例としての通報画面SC2を示す図である。
通報画面SC2は、文字メッセージME2及びボタンB2をそれぞれ表す。文字メッセージME2は、証票が発行されたことを従業員21に通知するメッセージを文字列により表している。ボタンB2は、通報画面SC2を閉じることを従業員21が宣言するために操作される。通報画面SC2は、「会計機No.1」との名称で従業員21により識別される決済装置12で満点券が発行された場合の例であって、CPU11aはAct43において表示させる通報画面を、証票の発行状況に応じて変える。
Act44においてCPU11aは、通報画面を表示した状態で、終了操作が行われるのを待ち受ける。そしてボタンB2にタッチされたことがタッチパネル11gにより検出されたことに応じてYesと判定し、Act45へと進む。なおCPU11aは、タッチパネル11gに新たに画面を表示する必要が生じた場合にも、Act44にてYesと判定してもよい。
Act45においてCPU11aは、通報画面の表示を終了する。そしてCPU11aは、これをもって図7に示す制御処理を終了する。
これに対してCPU11aは、待機状態ではないならばAct42にてNoと判定し、Act46へと進む。
Act46においてCPU11aは、通報アイコンの表示を開始する。
図9は一例としての通報アイコンIC1の表示例を示す図である。
この図9に示す例では、登録処理での買上商品の登録状況を表す登録画面SC3に重畳して通報アイコンIC1を表示した例である。通報アイコンIC2は、文字列を含み、当該文字列により証票の発行状況を従業員21が認識できるようにしている。通報アイコンIC1は、「会計機No.1」との名称で従業員21により識別される決済装置12で満点券が発行された場合の例であって、CPU11aはAct46において表示させる通報アイコンを、証票の発行状況に応じて変える。
つまりCPU11aがAct43又はAct46を行うことで、証票が発行されることが登録装置11の操作者に対して報知される。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは報知手段として機能する。
Act47においてCPU11aは、通報アイコンを表示した状態で、解除条件が成立するのを待ち受ける。そしてCPU11aは、例えば、予め定められた表示期間が終了するなどの解除条件が成立したならばYesと判定し、Act48へと進む。解除条件は、登録装置11の設計者又は管理者などにより任意に定められてよい。
Act48においてCPU11aは、通報アイコンの表示を終了する。そしてCPU11aは、これをもって図7に示す制御処理を終了する。
以上のように決済装置12によれば、証票を発行した場合には、その旨が確認画面の表示により買物客22に通知される。そして、レシートは、確認画面に表したボタンが操作されたことによって証票が取り去られたことが確認された後に発行される。つまり、証票が発行された場合には、買物客22がそのことを認識した上で、確認操作を行わなければレシートは発行されない。このため、証票が発行されたことを買物客に確実に認識させることができ、その発行に買物客22が気付かないままに証票が取り忘れられてしまうことを防止できる。
また決済装置12によれば、証票を発行した場合には、買物客22が確認操作を行わなければ、釣銭が生じていても、当該釣銭を払い出さない。従って、釣銭が払い出されないことにより、買物客22がタッチパネル12gでの表示に注意を向ける可能性が高く確認画面を買物客22に確認させることができる。
またチェックアウトシステム10によれば、決済装置12は、証票を発行した場合には、そのことを登録装置11に通知する。そして登録装置11は、決済装置12で証票が発行されたことを、操作者である従業員21に報知する。従って、決済装置12において証票が発行されたことを従業員21に認識させることができる。このために従業員21は、証票が取り忘れられていないかどうか、決済装置12の状況に気を配ることができる。そして、例えば、買物客22が証票を取り去らない場合には、従業員21から買物客22に声掛けすれば、より確実に証票の取り忘れを防止できる。
またチェックアウトシステム10によれば、決済装置12からは、その決済装置12に既定登録装置として設定された登録装置11に対して、証票が発行されたことが通知される。このため、規定登録装置として、その操作者となっている従業員21が、決済装置12により発行された証票が買物客22によって取り去られたかどうかを確認し易いような設置状況にある登録装置11を設定してあれば、証票の取り忘れを確認するのに適する店員に対する通知が行われることになる。
またチェックアウトシステム10によれば、決済装置12は、証票情報を含んだ決済情報については、その送信元が近隣登録装置として設定された登録装置11である場合にのみ受諾する。そして決済装置は、受諾した決済情報の送信元の登録装置11に対して、証票を発行したことを通知する。つまり、登録処理の段階で証票を発行することが明らかである取引についての決済は、登録処理を行った登録装置11の近くに設置されている決済装置12によって行われ、かつ証票を発行したことの通知は、登録処理を行った登録装置11に対して行われる。従って、証票が発行された決済装置12の近くに設置されている登録装置11に通知されるために、当該登録装置11を操作する従業員21は決済装置12の状況確認が容易である。しかも、決済装置12において証票を取り去るべき買物客22は、上記のように通知を受けた従業員21が直前に接客した買物客22であるので、従業員21から買物客22への声掛け等をスムーズに行える。
登録装置11では、登録処理などを行っていない待機状態にあっては、例えば図8に示す通報画面SC2のような、分かり易い画面によって証票の発行を報知する。また登録装置11では、登録処理等を行っている状態にあっては、例えば図9に示すように、その実行中の処理により表示している画面に重ねてアイコンを表示することによって証票の発行を報知する。これにより、証票が発行されたことを、待機状態にあっては従業員21に分かり易く、また他の処理中にあっては、その処理を妨げることなしに、それぞれ報知することができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
発行済みの証票が取り去られたことを検出するセンサを備え、CPU12aはAct28においては、証票が取り去られたことが上記のセンサにより検出されるのを待ち受けるようにしてもよい。この場合、確認操作のためのボタンは確認画面に表す必要はない。また、CPU12aはAct28においては、上記のセンサの検出結果と、前記実施形態で説明した確認操作の実施状況とを監視し、確認操作が行われるか、又は証票が取り去られたことが上記のセンサにより検出された場合に、Act29へと進むようにしてもよい。
登録装置11からの決済情報の転送先は登録装置11において決定され、登録装置11からはその転送先として決定された決済装置12に宛てて決済情報が送信されてもよい。この場合の転送先の決定方法は、任意である。例えば登録装置11における従業員21による指定に応じて転送先を決定すること、又は予め定められたルールに従ってCPU11aが従業員21の操作を受けることなく転送先を決定することが想定される。
セミセルフタイプのチェックアウトシステム10に適用される決済装置12に関する実施形態について述べた。しかしながら、決済に関わる操作を買物客22が行うものであれば、例えばセルフタイプのPOS端末装置などのような他の種類の装置においても、上記実施形態に示唆された技術思想を適用可能である。
決済の対象となる取引は、商品の売買には限定されず、例えば物品の譲渡を伴わないサービスの有料での提供などであってもよい。
制御処理によりCPU11a又はCPU12aが実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 取引の決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
を具備したことを特徴とする決済装置。
[付記2] 前記決済により釣銭が生じ、かつ前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記釣銭を払い出す払出手段、
をさらに備える付記1に記載の決済装置。
[付記3] 取引の内容の登録のための登録装置と、前記取引の決済のための複数の決済装置とを具備するチェックアウトシステムであって、
前記複数の決済装置はそれぞれ、
前記決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを前記登録装置に通知する通知手段と、
を具備し
前記登録装置は、
前記登録のための登録処理を行う登録手段と、
前記通知手段による通知を受けた場合に、その通知を行った通知手段が設けられた決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知する報知手段と、
を具備する、チェックアウトシステム。
[付記4] 前記チェックアウトシステムは、前記登録装置を複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、
前記通知手段は、関連付けられた前記登録装置に対して通知を行う、
付記3に記載のチェックアウトシステム。
[付記5] 前記チェックアウトシステムは、前記登録装置をそれぞれ前記複数の決済装置とネットワークを介して通信可能に複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、
前記複数の登録装置はそれぞれ、
前記登録処理の結果として得られる決済情報を、当該決済情報に基づく決済処理を実行する決済装置を指定せずに前記ネットワークへと送信する送信手段を備え、
前記複数の決済装置はそれぞれ、
前記送信手段により前記ネットワークへと送信された前記決済情報を、予め定められたルールに従って前記複数の決済装置の1つに設けられた決済手段により決済処理するために選択的に受信する受信手段を備え、
前記受信手段は、前記証票を発行する必要がある取引に関する決済情報については、前記関連付けられた登録装置から送信されたもののみを受信し、
前記通知手段は、前記受信手段により受信された前記決済情報を送信した前記登録装置に対して通知を行う、
付記3に記載のチェックアウトシステム。
[付記6] 取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、を具備した決済装置を制御するためのコンピュータを、
前記取引の決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
して機能させるための制御プログラム。
0…チェックアウトシステム、11…登録装置、11a…CPU、11b…ROM、11c…RAM、11d…補助記憶ユニット、11e…ドロワ開放ユニット、11f…スキャナ、11g…タッチパネル、11h…プリンタ、11i…リーダライタ、11j…通信ユニット、11k…伝送システム、12…決済装置、12a…CPU、12b…ROM、12c…RAM、12d…補助記憶ユニット、12e…自動釣銭機、12f…スキャナ、12g…タッチパネル、12h…リーダライタ、12i…内蔵プリンタ、12j…外付けプリンタ、12k…通信ユニット、12m…伝送システム。

Claims (4)

  1. 取引の内容の登録のための登録装置を複数含むとともに、複数の前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、当該関連付けられた前記登録装置で登録された前記取引の決済のための決済装置を複数含んだチェックアウトシステムであって、
    前記複数の決済装置はそれぞれ、
    前記決済のための決済処理を行う決済手段と、
    前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
    前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
    前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
    前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを、関連付けられた前記登録装置に通知する通知手段と、を具備し、
    前記複数の登録装置はそれぞれ
    前記登録のための登録処理を行う登録手段と、
    前記通知手段による通知を受けた場合に、その通知を行った前記通知手段が設けられた前記決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知する報知手段と、を具備する、チェックアウトシステム。
  2. 取引の内容の登録のための登録装置を、前記取引の決済のための複数の決済装置とネットワークを介して通信可能に複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられたチェックアウトシステムであって、
    前記複数の登録装置はそれぞれ
    前記登録のための登録処理を行う登録手段と、
    前記登録処理の結果として得られる決済情報を、当該決済情報に基づく決済処理を実行する前記決済装置を指定せずに前記ネットワークへと送信する送信手段と、とを具備し、
    前記複数の決済装置はそれぞれ、
    前記送信手段により前記ネットワークへと送信された前記決済情報を、予め定められたルールに従って前記複数の決済装置の1つに設けられた決済手段により決済処理するために選択的に受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記決済情報に基づく前記決済のための決済処理を行う決済手段と、
    前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
    前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
    前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
    前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを前記登録装置に通知する通知手段と、を具備し、
    前記複数の登録装置はそれぞれ、さらに、
    前記通知手段による通知を受けた場合に、その通知を行った前記通知手段が設けられた前記決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知する報知手段、を備え
    前記受信手段は、前記証票を発行する必要がある取引に関する前記決済情報については、関連付けられた前記登録装置から送信されたもののみを受信し、
    前記通知手段は、前記受信手段により受信された前記決済情報を送信した前記登録装置に対して通知を行う、チェックアウトシステム。
  3. 取引の内容の登録のための登録装置を複数含むとともに、複数の前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、当該関連付けられた前記登録装置で登録された前記取引の決済のための決済装置を複数含み、前記複数の決済装置はそれぞれ、前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段とを具備したチェックアウトシステムでのチェックアウト処理方法であって、
    前記複数の登録装置がそれぞれ、
    前記登録のための登録処理を行い、
    前記複数の決済装置がそれぞれ、
    前記登録処理により登録された前記取引の決済のための決済処理を行い、
    前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御し、
    前記第2の発行手段により発行された前記証票が取り去られたことを確認し、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御し、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを、関連付けられた前記登録装置に通知し、
    前記複数の登録装置がそれぞれ、
    前記通知を受けた場合に、その通知を行った前記決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知する、チェックアウト処理方法。
  4. 取引の内容の登録のための登録装置を、前記取引の決済のための複数の決済装置とネットワークを介して通信可能に複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、かつ前記複数の決済装置はそれぞれ、前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段とを具備したチェックアウトシステムでのチェックアウト処理方法であって、
    前記複数の登録装置はそれぞれ、
    前記登録のための登録処理を行い、
    前記登録処理の結果として得られる決済情報を、当該決済情報に基づく決済処理を実行する決済装置を指定せずに前記ネットワークへと送信し、
    前記複数の決済装置はそれぞれ、
    前記ネットワークへと送信された前記決済情報を、予め定められたルールに従って前記複数の決済装置の1つで決済処理するために選択的に受信し、
    受信された前記決済情報に基づく前記決済のための決済処理を行い、
    前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御し、
    前記第2の発行手段により発行された前記証票が取り去られたことを確認し、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御し、
    前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを前記登録装置に通知し、
    前記複数の登録装置はそれぞれ、さらに、
    前記通知を受けた場合に、当該通知を行った前記決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知し、
    前記決済装置ではさらに、
    前記証票を発行する必要がある取引に関する前記決済情報については、前記関連付けられた登録装置から送信されたもののみを受信し、
    前記証票が発行されることの前記通知は、受信された前記決済情報を送信した前記登録装置に対して行う、チェックアウト処理方法。
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