JP6652598B2 - チェックアウトシステム、決済装置、チェックアウト処理方法及び制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は本実施形態に係るチェックアウトシステム10の斜視図である。
チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の商品登録装置11と、少なくとも1台の決済装置12とを含む。図1においては、2台の商品登録装置11と4台の決済装置12とを含んだチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、商品登録装置11及び決済装置12をそれぞれ何台含むかは任意であり、商品登録装置11と決済装置12との台数の比も任意である。商品登録装置11及び決済装置12は、スーパーマーケットなどの店舗のチェックアウトコーナーに設置される。
伝送システム12kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図3及び図4はCPU11aの制御処理のフローチャートである。
Act2においてCPU11aは、RAM11c中に設定する登録商品テーブルをクリアする。登録商品テーブルは、買上登録が済んだ商品に関する情報を記述するためのデータテーブルである。
Act3においてCPU11aは、第2のタッチパネル11hの画面の一部領域を待受画面とする。待受画面は、新たな取引に関する買上登録を開始することができることを表すものであり、どのような情報を表すかは任意であって良い。
Act5においてCPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが取得されたか否かを確認する。そしてCPU11aは、商品コードが取得されていないためにNoと判定したならば、Act4へと戻る。
かくしてAct4,Act5においてCPU11aは、利用者コードが取得されるか、あるいは商品コードが取得されるのを待ち受ける。なおCPU11aは、ここでの待ち受けにおいて、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしても良い。
Act6においてCPU11aは、スキャナ11fが読み取ったバーコードが表す利用者コードをRAM11c又は補助記憶ユニット11dに保存する。かくして、制御プログラムに基づく制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは第1の取得手段として機能する。
Act7においてCPU11aは、レシートフラグをセットする。そしてCPU11aは、この後にAct4及びAct5の待ち受け状態に戻る。
Act8においてCPU11aは、上記の取得した商品コードを含むように、登録商品テーブルを更新する。
図5は利用者コード取得前における一例としての登録画面SC1を示す図である。図6は利用者コード取得後における一例としての登録画面SC2を示す図である。
CPU11aは、利用者コードが取得される前、すなわちレシートフラグがセットされていない状態であるならば、登録画面SC1のような画面とする。またCPU11aは、利用者コードが取得された後、すなわちレシートフラグがセットされた状態であるならば、登録画面SC2のような画面とする。
領域R1は、最も新しく買上登録がなされた商品に関する商品名、個数及び単価と、その商品を登録した後の買上商品の合計個数及び合計金額とを表示するための領域である。
領域R2は、登録画面SC1に示された商品よりも前に買上登録がなされた商品に関する商品名、個数、単価及び金額のリストを表示するための領域である。アイコンIC1は、電子レシートサービスを利用する設定となっていることを表す。
Act11においてCPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが取得されたか否かを確認する。そしてCPU11aは、商品コードが取得されていないためにNoと判定したならば、Act12へと進む。
Act13においてCPU11aは、スキャナ11fが読み取ったバーコードが表す利用者コードをRAM11c又は補助記憶ユニット11dに保存する。
Act14においてCPU11aは、レシートフラグをセットする。そしてCPU11aは、この後にAct10〜Act12の待ち受け状態に戻る。またこれに応じてCPU11aは、アイコンIC1を表すよう登録画面を更新する。
Act15においてCPU11aは、上記の取得した商品コードを含むように、登録商品テーブルを更新する。またこれに応じてCPU11aは、更新後の登録商品テーブルの内容に準じるように登録画面を更新する。そしてCPU11aはこの後に、Act10〜Act12の待ち受け状態に戻る。このようにして作成される登録商品テーブルは、買上商品のリストを表す。したがって、制御プログラムに基づいての制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは第1の生成手段として機能する。
Act16においてCPU11aは、この時点における登録商品テーブルの内容に基づいて、登録商品に関する決済のための決済情報を生成する。決済情報は、登録商品のリストを含む。決済情報は、買上商品の合計個数及び合計金額などの情報を含んでも良い。かくして制御プログラムに基づいての制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは第2の生成手段として機能する。
Act18においてCPU11aは、RAM11c又は補助記憶ユニット11dに保存されている利用者コードを、Act16で生成した決済情報に追加する。そしてこののちにCPU11aは、Act19へと進む。なおCPU11aは、レシートフラグがセット状態ではないためにAct17にてNoと判定したならば、Act18をパスしてAct19へと進む。
Act20においてCPU11aは、決済情報の転送先とする決済装置12が指定されたか否かを確認する。そしてCPU11aは、決済装置12が指定されていないためにNoと判定したならば、Act20を繰り返す。かくしてCPU11aはAct20においては、決済情報の転送先とする決済装置12が指定されるのを待ち受ける。
Act21においてCPU11aは、決済情報を、指定された決済装置12に対して転送する。CPU11aは具体的には、指定された決済装置12を宛先として、決済情報をLAN13へと送信するように通信ユニット11kを制御する。これにより、決済情報が決済装置12へと通知されることとなる。かくして、制御プログラムに基づいての制御処理をCPU11aが実行することによって、CPU11aを中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能する。
そしてCPU11aは、報知画面内に、報知画面を閉じることを従業員21が指示するために表したボタンがタッチされたことに応じて、図3中のAct1へと戻り、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
図7及び図8はCPU12aの制御処理のフローチャートである。
Act32においてCPU12aは、タッチパネル12gの画面を待機画面とする。待機画面は、決済処理を行う状況にないことを表すものであり、どのような情報を表すかは任意であって良い。例えば待機画面は、決済処理を行うことができない旨の文字メッセージを表す画像を表示するものを基本の画面とするとともに、広告などを表す任意の画像を表示するものをスクリーンセーバーとして表示するものとすることが想定される。
前述のように商品登録装置11からLAN13へと送出された決済情報の宛先となっている決済装置12に設けられた通信ユニット12jは、当該決済情報を受信し、RAM12c又は補助記憶ユニット12dに保存する。
Act34においてCPU12aは、決済情報に基づいて決済金額を決定する。具体的にはCPU12aは例えば、決済情報に含まれる商品リストに示された買上商品のそれぞれの金額の合計金額を算出し、これを決済金額として決定する。あるいは、決済情報に合計金額が含まれるならば、当該合計金額をそのまま決済金額と決定しても良い。なお、ここでCPU12aが合計金額を算出するならば、決済装置12は会計装置とも称される。
Act36においてCPU12aは、タッチパネル12gの画面を第1の選択画面とする。第1の選択画面は、操作者に決済方法を指定させるためのGUI画面である。
図9は一例としての第1の選択画面SC3を示す図である。
第1の選択画面SC3は、各種の指定のために操作者がタッチするための6つのボタンB1,B2,B3,B4,B5,B6を含む。ボタンB1〜B3には、現金決済、クレジット決済及びプリペイドカード決済がそれぞれ割り付けられている。ボタンB5,B6には、店員呼出及び言語切替がそれぞれ割り付けられている。
Act38においてCPU12aは、レシートフラグをセットする。
Act39においてCPU12aは、決済方法が指定されたか否かを確認する。そしてCPU12aは、決済方法を指定する操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act39を繰り返す。かくしてAct39においてCPU12aは、決済方法が指定されるのを待ち受ける。なお、図示は省略しているが、この待ち受け状態においてCPU12aは、決済方法を指定するのとは別の操作が行われるのも待ち受けている。そしてCPU12aは、そのような操作が行われたならば、行われた操作に応じた図示しない処理に移行する。例えばCPU12aは、ボタンB5へのタッチがタッチパネル12gで検出されたならば、例えば図1,2に示されない監視用端末での警報動作を行わせるための処理に移行する。また例えばCPU12aは、ボタンB6へのタッチがタッチパネル12gで検出されたならば、タッチパネル12gの画面における表示を英語表記とするための処理に移行する。
Act40においてCPU12aは、タッチパネル12gの画面を第2の選択画面とする。第2の選択画面は、操作者に決済方法を指定させるためのGUI画面である。
図10は一例としての第2の選択画面SC4を示す図である。なお、図10においては、図9と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の選択画面SC4は、各種の指定のために操作者がタッチするための6つのボタンB1,B2,B3,B4,B5,B6と、文字メッセージM1とを含む。つまり第2の選択画面SC4は、第1の選択画面SC3に文字メッセージM1を付加した画面である。文字メッセージM1は、電子レシートサービスを利用するためには、利用者コードを表したバーコードをスキャナ12fにかざすべきであることを買物客22に対して案内するものである。
Act42においてCPU12aは、決済方法が指定されたか否かを確認する。そしてCPU12aは、決済方法を指定する操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act41へと戻る。
かくしてCPU12aは、Act41及びAct42においては、利用者コードが取得されるか、あるいは決済方法が指定されるのを待ち受ける。なお、図示は省略しているが、この待ち受け状態においてCPU12aは、Act39の待ち受け状態にて行っているのと同様な処理に別の操作が行われるのも待ち受けている。
自動釣銭機12eは、紙幣及び硬貨の少なくともいずれかが投入されると、投入された紙幣及び硬貨を計数し、投入金額を求める。またカードリーダライタ12iは、クレジットカードが挿入されたならば、このクレジットカードに記録されているデータを読み取る。
カードリーダライタ12iは、プリペイドカードが挿入されたならば、プリペイドカードに記録されている残額のデータを読み取る。
Act45においてCPU12aは、上記のように自動釣銭機12eで求められた投入金額又はカードリーダライタ12iで読み取られたデータを支払情報として取得する。
Act49においてCPU12aは、タッチパネル12gの画面を第1の終了画面とする。第1の終了画面は、レシート用紙を用いたレシートが発行されることを操作者に報知するための画面である。
図11は一例としての第1の終了画面SC5を示す図である。
第1の終了画面SC5は、文字メッセージM11、画像IM1、領域R11及びボタンB11を含む。画像IM1は、レシート用紙を利用したレシートが発行される様子を表している。領域R11に示される各種の金額は、取引毎に変化する。第1の終了画面SC5は、レシート発行の他に、釣銭を払い出す場合の例である。CPU12aは、釣銭を払い出さない場合の第1の終了画面は、文字メッセージM11及び画像IM1を、釣銭を払い出さないことに応じた別の文字メッセージ及び画像に置き換えた画面とする。
CPU12aはこののち、例えばタッチパネル12gの画面を第1の終了画面としている状態の継続時間が予め定められた時間を越えるなどの規定事象となったことに応じてAct50から図7中のAct31へと戻って、以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
Act51においてCPU12aは、タッチパネル12gの画面を第2の終了画面とする。第2の終了画面は、レシート用紙を利用したレシートが発行されないことを操作者に報知するための画面である。
図12は一例としての第2の終了画面SC6を示す図である。なお、図12においては、図10と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の終了画面SC6は、文字メッセージM21、画像IM11、領域R11及びボタンB11を含む。画像IM11は、レシート用紙を利用したレシートが発行されないことを表している。第2の終了画面SC6は、釣銭を払い出す場合の例である。CPU12aは、釣銭を払い出さない場合の第2の終了画面は、文字メッセージM21及び画像IM11を、釣銭を払い出さないことに応じた別の文字メッセージ及び画像に置き換えた画面とする。そしてCPU12aは、例えばタッチパネル12gの画面を第2の終了画面としている状態の継続時間が予め定められた時間を越えるなどの規定事象となったことに応じてAct51から図7中のAct31へと戻って、以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
そしてCPU12aは、電子レシートデータをアップロードし終えたのちに、Act61の待受状態に戻り、次のレシート情報が生成されるのに備える。
以下に、特願2015−143392号の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 商品登録装置と決済装置とを含んだチェックアウトシステムであって、
前記商品登録装置は、
買上商品の商品コードを取得し、一取引分の買上商品のリストを生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段により生成された前記リストを含んだ決済情報を生成する第2の生成手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第1の取得手段と、
前記第2の生成手段により生成された前記決済情報を、前記第1の取得手段により前記利用者コードが取得された場合には当該利用者コードとともに、前記決済装置へと通知する通知手段と、
を具備し、
前記決済装置は、
前記通知手段により通知された前記決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
前記利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記通知手段により前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷する印刷手段と、
前記通知手段により前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれた情報とを、前記レシート情報に含まれた情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信する送信手段と、
を具備することを特徴とするチェックアウトシステム。
[付記2] 一取引分の買上商品のリストを含んだ決済情報を生成する商品登録装置とともにチェックアウトシステムを構成する決済装置であって、
前記商品登録装置より前記決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷する印刷手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれた情報とを、前記レシート情報に含まれた情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする決済装置。
[付記3] 前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されなかった場合に、前記第2の取得手段に前記利用者コードを取得させるように操作者に案内する案内動作を実行する案内手段、
をさらに備えること特徴とする付記2に記載の決済装置。
[付記4] 前記案内手段は、前記決済手段が前記決済処理で適用する決済方法を前記操作者に選択させるための画面内に予め定められた文字メッセージを可視的に示すことを前記案内動作として実行することを特徴とする付記3に記載の決済装置。
[付記5] 前記第3の生成手段は、前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されるか、あるいは前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されたならば、当該利用者コードを前記レシート情報に含め、
前記印刷手段は、前記レシート情報に前記利用者コードが含まれない場合に、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷し、
前記送信手段は、前記レシート情報に前記利用者コードが含まれる場合に、当該レシート情報を前記管理装置に送信する、
ことを特徴とする付記2−4のいずれか一項に記載の決済装置。
[付記6] 一取引分の買上商品のリストを含んだ決済情報を生成する商品登録装置とともにチェックアウトシステムを構成するものであって、プリンタ及び通信デバイスを備えた決済装置を制御するコンピュータを、
前記商品登録装置より前記決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷するように前記プリンタを制御する印刷制御手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれる情報とを、前記レシート情報に含まれる情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信するように前記通信デバイスを制御する送信制御手段と、して機能させるための制御プログラム。
Claims (7)
- 商品登録装置と決済装置とを含んだチェックアウトシステムであって、
前記商品登録装置は、
買上商品の商品コードを取得し、一取引分の買上商品のリストを生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段により生成された前記リストを含んだ決済情報を生成する第2の生成手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第1の取得手段と、
前記第2の生成手段により生成された前記決済情報を、前記第1の取得手段により前記利用者コードが取得された場合には当該利用者コードとともに、前記決済装置へと通知する通知手段と、
を具備し、
前記決済装置は、
前記通知手段により通知された前記決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
前記利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記通知手段により前記利用者コードが通知されていない場合に、前記第2の取得手段に前記利用者コードを取得させるように操作者に案内する案内表示と、前記決済処理に適用する決済方法を前記操作者に選択させるための選択表示とを行い、前記通知手段により前記利用者コードが通知されている場合に、前記案内表示を行うことなく、前記選択表示を行う表示手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記通知手段により前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷する印刷手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記通知手段により前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記通知手段により前記利用者コードが通知されていないが前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれた情報とを、前記レシート情報に含まれた情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信する送信手段と、
を具備することを特徴とするチェックアウトシステム。 - 一取引分の買上商品のリストを含んだ決済情報を生成する商品登録装置とともにチェックアウトシステムを構成する決済装置であって、
前記商品登録装置より前記決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されていない場合に、前記第2の取得手段に前記利用者コードを取得させるように操作者に案内する案内表示と、前記決済処理に適用する決済方法を前記操作者に選択させるための選択表示とを行い、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されている場合に、前記案内表示を行うことなく、前記選択表示を行う表示手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷する印刷手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されていないが前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれた情報とを、前記レシート情報に含まれた情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする決済装置。 - 前記第2の取得手段は、バーコードがかざされたことに応じて、当該バーコードを読み取って、当該バーコードが表す利用者コードを前記電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードとして取得し、
前記表示手段は、前記利用者コードを表すバーコードをかざすよう前記操作者に促すメッセージを前記案内表示とする、
請求項2に記載の決済装置。 - 前記表示手段は、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されている場合に、前記案内表示を表さずに前記選択表示を表して前記操作者による操作を受け付けるための第1の選択画面を表示し、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されていない場合に、前記選択表示と前記案内表示とを一画面内に表して前記第1の選択画面と同じ操作を受け付けるための第2の選択画面を表示する、
請求項2又は請求項3に記載の決済装置。 - 前記第3の生成手段は、前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されるか、あるいは前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されたならば、当該利用者コードを前記レシート情報に含め、
前記印刷手段は、前記レシート情報に前記利用者コードが含まれない場合に、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷し、
前記送信手段は、前記レシート情報に前記利用者コードが含まれる場合に、当該レシート情報を前記管理装置に送信する、ことを特徴とする請求項2−4のいずれか一項に記載の決済装置。 - 一取引分の買上商品のリストを含んだ決済情報を生成する商品登録装置とともにチェックアウトシステムを構成するものであって、プリンタ及び通信デバイスを備えた決済装置を制御するコンピュータを、
前記商品登録装置より前記決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づいて決済処理を行う決済手段と、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得する第2の取得手段と、
前記決済手段による決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成する第3の生成手段と、
前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されていない場合に、前記第2の取得手段に前記利用者コードを取得させるように操作者に案内する案内表示と、前記決済処理に適用する決済方法を前記操作者に選択させるための選択表示とを行い、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されている場合に、前記案内表示を行うことなく、前記選択表示を行う表示手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷するように前記プリンタを制御する印刷制御手段と、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記商品登録装置より前記利用者コードが通知されていないが前記第2の取得手段により前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれる情報とを、前記レシート情報に含まれる情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信するように前記通信デバイスを制御する送信制御手段と、して機能させるための制御プログラム。 - 商品登録装置と決済装置とを含んだチェックアウトシステムでのチェックアウト処理方法であって、
前記商品登録装置では、
買上商品の商品コードを取得し、一取引分の買上商品のリストを生成し、
生成された前記リストを含んだ決済情報を生成し、
電子レシートサービスの利用者を識別する利用者コードを取得し、
生成された前記決済情報を、前記利用者コードが取得された場合には当該利用者コードとともに、前記決済装置へと通知し、
前記決済装置では、
前記商品登録装置から通知された前記決済情報に基づいて決済処理を行い、
前記決済処理の対象となった取引に関するレシートに記載する情報を含んだレシート情報を生成し、
前記利用者コードが前記商品登録装置から通知されていない場合に、前記利用者コードを取得させるように操作者に案内する案内表示と、前記決済処理に適用する決済方法を前記操作者に選択させるための選択表示とを行い、前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されている場合に、前記案内表示を行うことなく、前記選択表示を行い、
前記案内表示ののちに前記利用者コードの取得を試み、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されておらず、かつ前記案内表示ののちに前記利用者コードが取得されていない場合に、前記レシートの発行のために、前記レシート情報に含まれた情報をレシート用紙に印刷し、
前記決済方法が前記操作者により選択され、前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されているか、あるいは前記商品登録装置から前記利用者コードが通知されていないが前記案内表示ののちに前記利用者コードが取得されている場合に、当該利用者コードと前記レシート情報に含まれた情報とを、前記レシート情報に含まれた情報を前記利用者コードに関連付けて管理する管理装置に送信する、
チェックアウト処理方法。
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