JP2010122861A - 情報記憶媒体用リーダライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】貨幣及び複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理することの可能な情報記憶媒体用リーダライタを提供する。
【解決手段】自動販売機1の主制御部1aから所定の決済情報を受信すると、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高を、該決済情報に基づき読み書きすることにより電子マネーの決済処理を行うリーダライタ10において、記憶部230と、貨幣を用いた決済処理が行われたときの取引内容を表す貨幣取引情報1dを主制御部1aから取得すると、該貨幣取引情報1dを記憶部230に記憶するとともに、前記電子マネーの決済処理が正常終了すると、複数の電子マネーサービスのうち該電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報231を記憶部に記憶する制御部250とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば飲料等の自動販売機に設けられる情報記憶媒体用リーダライタに関するものである。
従来、この種の情報記憶媒体用リーダライタとして、自動販売機の主制御部から所定の決済情報を受信すると、所定の情報記憶媒体に記憶された電子マネー情報を、該決済情報に基づき読み書きすることにより電子マネーの決済処理を行うものが知られている。
この情報記憶媒体用リーダライタは、電子マネーの決済処理が正常終了すると、情報記憶媒体の電子マネー情報に対応する電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報を記憶部に記憶するように構成されている。
一方、自動販売機の主制御部は、貨幣を用いた決済処理が行われたときの取引内容を表す貨幣取引情報を管理している。従って、貨幣及び電子マネーを用いた取引内容が互いに異なる装置によって管理されることになることから、自動販売機の取引内容を一括して管理することが困難になるという問題点があった。
そこで、電子マネーの決済処理が正常終了すると、前記電子マネー取引情報を自動販売機の主制御部に送信する情報記憶媒体用リーダライタが知られている。この場合、自動販売機の主制御部が電子マネー取引情報を受信することにより、自動販売機の取引内容を一括して管理することが可能となる。
特許第3891218号公報
しかしながら、前記従来例の情報記憶媒体用リーダライタを設けた既存の自動販売機では、複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理することができず、例えば主制御部が電子マネー取引情報を受信した場合には、複数の電子マネーサービスの取引内容が、電子マネーを用いた取引内容として一括して管理される。従って、各電子マネーサービス毎の取引内容が得られないことから、各電子マネーサービス毎の売上管理を行うことが困難になり、利便性に劣るおそれがあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、貨幣及び複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理することの可能な情報記憶媒体用リーダライタを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、自動販売機の主制御部から所定の決済情報を受信すると、所定の情報記憶媒体に記憶された電子マネー情報を、該決済情報に基づき読み書きすることにより電子マネーの決済処理を行う情報記憶媒体用リーダライタにおいて、記憶部と、貨幣を用いた決済処理が行われたときの取引内容を表す貨幣取引情報を前記主制御部から取得すると、該貨幣取引情報を記憶部に記憶するとともに、前記電子マネーの決済処理が正常終了すると、複数の電子マネーサービスのうち該電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報を記憶部に記憶する制御部とを備えている。
これにより、主制御部から取得された貨幣取引情報が記憶部に記憶されることから、貨幣を用いた取引内容を管理することが可能となる。また、電子マネーの決済処理が正常終了すると、複数の電子マネーサービスのうち該電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報が記憶部に記憶されることから、電子マネーを用いた取引内容を、決済処理に用いられた電子マネー残高に対応する電子マネーサービス毎に管理することが可能となる。
本発明によれば、貨幣を用いた取引内容を管理するとともに、電子マネーを用いた取引内容を、決済処理に用いられた電子マネー残高に対応する電子マネーサービス毎に管理することができるので、貨幣及び複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理することができ、利便性を向上させることができる。また、本発明の情報記憶媒体用リーダライタを、前記既存の自動販売機に設けた場合でも複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理できることから、汎用性を向上させることができる。
図1乃至図6は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は情報記憶媒体用リーダライタの斜視図、図2は貨幣取引情報のデータ構造の一例を示す図、図3は情報記憶媒体用リーダライタの機能ブロック図、図4は電子マネー取引情報のデータ構造の一例を示す図、図5は貨幣取引情報を取得する際の制御部の動作を示すシーケンス図、図6は電子マネーの決済処理における制御部の動作を示すフロー図である。
本実施形態の情報記憶媒体用リーダライタ10(以下、リーダライタ10と称する。)は、自動販売機1に設けられ、電子マネー情報(本実施形態では電子マネー残高)が記憶された情報記憶媒体としての周知の非接触ICカード20を検出すると、該電子マネー残高を読み書きすることにより電子マネーの決済処理を行う装置である。このリーダライタ10は、図1に示すように、第1の筐体100及び第2の筐体200と、各筐体100,200内にそれぞれ設けられた回路基板(図示省略)に接続されたワイヤーハーネス300とから構成されている。
ここで、リーダライタ10が設けられた自動販売機1の構成について説明する。自動販売機1は、周知の商品搬出機構、貨幣識別装置及び冷熱機器等の被制御装置と、被制御装置を制御する主制御部1aとを備えている。また、主制御部1aには、リーダライタ10との間で所定の決済情報を通信するための第1のコネクタ1bと、外部の端末との間でオンラインで所定の情報を送受信するモデム等の通信機器を接続するためのインタフェース部としての第2のコネクタ1cとが接続されている。なお、各コネクタ1b,1cは、日本自動販売機工業会(JVMA)インタフェース仕様に準拠したものである。主制御部1aは、貨幣を用いた決済処理が行われると、図2に示すような貨幣取引情報1dを記憶装置(図示省略)に記憶する。貨幣取引情報1dは、貨幣を用いた決済処理が行われたときの取引内容を表す情報であり、商品の販売数と、該商品の総売り上げを表す金額とが販売額の種別毎に記憶されている。
次にリーダライタ10の構成について説明する。第1の筐体100は、自動販売機1の前面側に設けられた外扉の開口部に前方から取付可能に形成されており、前面部101、背面部102、上面部103、側面部104及び底面部105から構成されている。前面部101には、非接触ICカード20の形状に合わせて形成された読取面101aと、決済処理に用いられる電子マネーサービスを切替えて選択するためのマネー切替ボタン130と、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高や操作案内等の文字情報を表示する表示部140とが図1に示すようなレイアウトで設けられている。読取面101aの裏面には、非接触ICカード20との間でデータの送受信を行うためのループ状のアンテナ120が設けられている。
そして、利用者が、マネー切替ボタン130を用いて電子マネーサービスを選択した後に非接触ICカード20を第1の筐体100の前面部101にかざした際に非接触ICカード20が読取面101aから所定範囲(例えば5センチメートル)内の位置に存在する場合には、アンテナ120と非接触ICカード20との間の非接触通信が可能になる。なお、アンテナ120と非接触ICカード20との間では、常時通信を行うことが可能である。
次に、リーダライタ10の制御系構成について図3を参照して説明する。第1の筐体100には、RF回路部110と、アンテナ120と、マネー切替ボタン130と、表示部140とが設けられている。
RF回路部110は、非接触ICカード20との非接触通信をアンテナ120を介して行うためのものであって、周知のAD/DA変換器及び整流回路等から構成されている。
第2の筐体200には、第1のコネクタ210と、第2のコネクタ220と、記憶部230と、通信装置240と、制御部250とが設けられており、制御部250には、上記各機器が接続されている。また、制御部250は、リーダライタ10を管理する管理サーバ40と通信装置240及びネットワーク30を介して接続されている。
第1及び第2のコネクタ210,220は、前述のJVMAインタフェース仕様に準拠したものであり、自動販売機1の主制御部1aと、制御部250とを互いに接続するためのものである。第1のコネクタ210は、自動販売機1の第1のコネクタ1bを介して、貨幣取引情報1dを主制御部1aから受信可能に構成されており、第2のコネクタ220は、自動販売機1の第2のコネクタ1cを介して、決済情報を主制御部1aから受信可能に構成されている。
記憶部230はEEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、制御部250の制御に基づき各種情報を記憶する。記憶部230には、貨幣取引情報1dと、電子マネー取引情報231とが記憶される。電子マネー取引情報231は、電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す情報であり、図4に示すように、商品の販売数と、該商品の総売り上げを表す金額とが電子マネーサービスの種別毎に記憶されている。
なお、記憶部230には、複数の電子マネーサービスによる決済処理をそれぞれ実行するための複数の決済処理プログラム(図示省略)が記憶されており、利用者がマネー切替ボタン130を用いて電子マネーサービスを選択すると、選択された電子マネーサービスに対応する決済処理プログラムが制御部250の制御により実行される。
通信装置240は、ネットワーク30に接続するためのモデム等の通信機器であり、ネットワーク30を介して管理サーバ40との間で通信を行うようになっている。なお、本実施形態では、ネットワーク30として公衆回線網を用いており、これに対応してモデムを通信装置240として用いている。
制御部250は、リーダライタ10の全体を制御するためのものであり、CPUと、RAM、ROM等のメモリとを備えている。制御部250は、メモリに格納されたデータ及びプログラムに基づいて上記の各機器を制御するようになっている。また、制御部250には、第1の筐体100のRF回路部110、マネー切替ボタン130及び表示部140が、ワイヤーハーネス300を介して接続されている。なお、制御部250の動作の詳細については後述する。
以上のように構成されたリーダライタ10において、第1の筐体100は、背面部102が自動販売機1の外扉の開口部に前方から嵌合するように取付けられる。また、第2の筐体200は、自動販売機1内の所定位置に設けられており、各筐体100,200の回路基板はワイヤーハーネス300によって相互接続されている。以下に、貨幣取引情報1dを取得する際の制御部250の動作について図5のシーケンス図を参照して説明する。
まず、自動販売機1及びリーダライタ10に電源が投入されると、制御部250は、所定の貨幣取引情報要求信号を第1のコネクタ210を介して自動販売機1に送信する(ステップS1)。一方、自動販売機1の主制御部1aは、第1のコネクタ1bを介して貨幣取引情報要求信号を受信すると、記憶装置に記憶された貨幣取引情報1dを、第1のコネクタ1bを介してリーダライタ10に送信する(ステップS2)。
そして、制御部250は、貨幣取引情報1dを取得すると、該貨幣取引情報1dを記憶部230に記憶する(ステップS3)。これにより、主制御部1aから取得された貨幣取引情報1dが記憶部230に記憶されることから、貨幣を用いた取引内容を管理することが可能となる。
なお、上記シーケンスでは、電源が投入されると、貨幣取引情報要求信号が自動販売機1に送信されるように構成されているが、例えば締め処理開始時や自動販売機の売上データ送信時等に、貨幣取引情報要求信号が送信されるように構成してもよい。
次に、電子マネーの決済処理における制御部の動作について図6のフロー図を参照して説明する。ここで、商品購入の流れを簡単に説明すると、利用者が自動販売機1に設けられた商品選択ボタン(図示省略)を用いて商品を選択した後に、マネー切替ボタン130を用いて電子マネーサービスを選択し、非接触ICカード20をリーダライタ100と通信可能な範囲内にかざす。このとき、電子マネーの決済処理が行われ、決済処理が正常終了した場合に商品が搬出される。
利用者が商品選択ボタンを用いて商品を選択すると、主制御部1aは、選択された商品の数と選択商品の価格の合計額(決済額)とから構成された決済情報を、第2のコネクタ1cを介してリーダライタ10に送信する。一方、リーダライタ10の制御部250は、第1のコネクタ210を介して決済情報を受信すると(ステップS11)、マネー切替ボタン130を用いて電子マネーサービスが選択された否かを判別し、電子マネーサービスが選択された場合には(ステップS12)、非接触ICカード20の検出処理を行う(ステップS13)。
ここで、非接触ICカード20の検出処理について具体的に説明すると、制御部250は、非接触ICカード20から所定の応答信号を取得するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ120を介して送信する。一方、利用者が、非接触ICカード20を読取面101aに近接するようにかざすと、非接触ICカード20は、リーダライタ10から受信したICカード用コマンドに対して応答信号を送信する。制御部250は、アンテナ120及びRF回路部110を介して非接触ICカード20から応答信号を受信することにより、非接触ICカード20を検出する。なお、本実施形態では、非接触ICカード20固有のカードID(図示省略)を応答信号として用いている。
次いで、制御部250は、非接触ICカード20を検出すると(ステップS14)、ステップS12において選択された電子マネーサービスに対応する決済処理プログラムを実行することにより電子マネーの決済処理を行う(ステップS15)。
ここで、電子マネーの決済処理について具体的に説明する。制御部250は、ステップS1において受信した決済情報に含まれる決済額を電子マネー残高から減算するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ120を介して非接触ICカード20に送信する。一方、非接触ICカード20は、リーダライタ10から前記ICカード用コマンドを受信すると、ICカード用コマンドに含まれた決済額を電子マネー残高から減算した後に、所定の減算終了信号をリーダライタ10に送信する。そして、制御部250がアンテナ120及びRF回路部110を介して減算終了信号を受信することにより、電子マネーの決済処理が正常に終了する。
そして、電子マネーの決済処理が正常に終了すると(ステップS16)、制御部250は、所定の正常終了信号を、第2のコネクタ1cを介して自動販売機1に送信する(ステップS17)。一方、主制御部1aは、正常終了信号を受信すると、商品搬出機構を駆動して選択商品を搬出する。
次に、制御部250は、決済情報に含まれる商品の数及び決済額を、記憶部230の電子マネー取引情報231に記憶された各電子マネーサービスのうち決済処理に用いられた電子マネーサービスの販売数及び金額に加算することにより、電子マネー取引情報231を更新する(ステップS18)。そして、制御部250は、ステップS11の処理に移行する。
なお、制御部250は、ステップS14において、非接触ICカード20から応答信号を受信しないことにより非接触ICカード20を検出できない場合に、電子マネーサービス選択後所定時間(例えば30秒間)経過すると(ステップS19)、ステップS11の処理に移行する。
また、制御部250は、ステップS16において、非接触ICカード20から減算終了信号を受信しないことにより決済処理が正常に終了しない場合には、所定の異常終了信号を、第2のコネクタ1cを介して自動販売機1に送信する(ステップS20)。一方、主制御部1aは、異常終了信号を受信すると、選択商品の搬出を行わない。
なお、上記フローでは説明を省略したが、制御部250は、記憶部230に記憶された貨幣取引情報1d及び電子マネー取引情報231を、通信装置240及びネットワーク30を介して管理サーバ40に送信する。この場合、自動販売機1の取引内容を一括して送信できることから、自動販売機1の取引内容を送信するための通信装置を自動販売機1に設ける必要がなくなり、自動販売機1の製造コストを低減させることができる。
このようにして、電子マネーの決済処理が正常終了すると、複数の電子マネーサービスのうち電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報231が記憶部に記憶されることから、電子マネーを用いた取引内容を、決済処理に用いられた電子マネー残高に対応する電子マネーサービス毎に管理することが可能となる。
以上のように、本実施形態のリーダライタ10によれば、貨幣を用いた取引内容を管理するとともに、電子マネーを用いた取引内容を、決済処理に用いられた電子マネー残高に対応する電子マネーサービス毎に管理することができるので、貨幣及び複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理することができ、利便性を向上させることができる。また、リーダライタ10を、既存の自動販売機に設けた場合でも、複数の電子マネーサービス毎の取引内容を管理できることから、汎用性を向上させることができる。
また、管理サーバ40との間で通信を行うための通信装置240を備え、制御部250は、他の電子マネーサービスの決済処理情報を通信装置240を介して取得すると、サービス情報233を主制御部1aに送信するので、自動販売機1の取引内容を一括して送信できる。従って、自動販売機1の取引内容を送信するための通信装置を自動販売機1に設ける必要がなくなることから、自動販売機1の製造コストを低減させることができる。
さらに、制御部250は、貨幣取引情報1dを外部の端末に送信するために自動販売機に設けられた第1のコネクタ1bを介して主制御部1aから貨幣取引情報1dを取得するので、自動販売機1の既存の構成を用いて貨幣取引情報1dを取得することができる。従って、貨幣取引情報1dをリーダライタ10に送信するために自動販売機1を改造する等の必要がないことから、貨幣及び複数の電子マネーサービス毎の取引内容の管理を、容易且つ低コストで行うことができる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る情報記憶媒体用リーダライタについて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、記憶部230を、決済情報に基づいて各電子マネーサービスの決済額を設定するための設定情報232を記憶するとともに、制御部250を、主制御部1aから決済情報を受信すると、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済額を、記憶部230の設定情報232を用いてもとめるとともに、該決済額を該電子マネー残高から減算することにより電子マネーの決済処理を行うように構成した点にある。他の構成及び動作については第1の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
本実施形態の記憶部230には、図7に示すように、設定情報232が記憶されている。設定情報232は、図8に示すように、決済情報に含まれる決済額(例えば120円)に応じた各電子マネーサービスの決済額を設定するための情報である。
また、制御部250は、図6に示した動作を行う際に、主制御部1aから決済情報を受信すると、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済額を、設定情報232を用いてもとめる。例えば、決済情報に含まれる決済額が120円であって、且つ非接触ICカード20
の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスが電子マネーサービスCであった場合には、制御部250は、決済額を100円と設定する。そして、制御部250は、該決済額(100円)を電子マネー残高から減算するためのICカード用コマンドを非接触ICカード20に送信することにより、電子マネーの決済処理を行う。
このようにして、記憶部230は、決済情報に基づいて各電子マネーサービスの決済額を設定するための設定情報232を記憶し、制御部250は、主制御部1aから決済情報を受信すると、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済額を、設定情報232を用いてもとめるとともに、該決済額を該電子マネー残高から減算することにより前記電子マネーの決済処理を行うので、決済額を複数の電子マネーサービス毎に容易に設定することができることから、電子マネーの利用促進を図ることができる。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、前記実施形態では、設定情報232を、各電子マネーサービス毎の決済額で構成したものを示したが、図9に示すように、各電子マネーサービス毎の割引率で構成してもよい。
また、上記実施形態では、非接触ICカード20を情報記憶媒体として用いたものを示したが、RFIDタグを情報記憶媒体として用いることも可能である。
本発明の第1の実施形態を示す情報記憶媒体用リーダライタの斜視図 貨幣取引情報のデータ構造の一例を示す図 情報記憶媒体用リーダライタの機能ブロック図 電子マネー取引情報のデータ構造の一例を示す図 貨幣取引情報を取得する際の制御部の動作を示すシーケンス図 電子マネーの決済処理における制御部の動作を示すフロー図 本発明の第2の実施形態における情報記憶媒体用リーダライタの機能ブロック図 設定情報のデータ構造の一例を示す図 設定情報の変形例を示す図
符号の説明
1…自動販売機、1a…主制御部、1c…第2のコネクタ、1d…貨幣取引情報、10…リーダライタ、20…非接触ICカード、40…管理サーバ、230…記憶部、231…電子マネー取引情報、232…設定情報、240…通信装置、250…制御部

Claims (4)

  1. 自動販売機の主制御部から所定の決済情報を受信すると、所定の情報記憶媒体に記憶された電子マネー情報を、該決済情報に基づき読み書きすることにより電子マネーの決済処理を行う情報記憶媒体用リーダライタにおいて、
    記憶部と、
    貨幣を用いた決済処理が行われたときの取引内容を表す貨幣取引情報を前記主制御部から取得すると、該貨幣取引情報を記憶部に記憶するとともに、前記電子マネーの決済処理が正常終了すると、複数の電子マネーサービスのうち該電子マネーの決済処理に用いられた電子マネーサービスの取引内容を表す電子マネー取引情報を記憶部に記憶する制御部とを備えた
    ことを特徴とする情報記憶媒体用リーダライタ。
  2. 所定の管理サーバとの間で通信を行うための通信装置を備え、
    前記制御部は、記憶部に記憶された貨幣取引情報及び電子マネー取引情報を、通信装置を介して前記管理サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
  3. 前記制御部は、貨幣取引情報を外部の端末に送信するために前記自動販売機に設けられたインタフェース部を介して主制御部から貨幣取引情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
  4. 前記記憶部は、前記決済情報に基づいて各電子マネーサービスの決済額を設定するための設定情報を記憶し、
    前記制御部は、前記主制御部から決済情報を受信すると、情報記憶媒体に記憶された電子マネー情報に対応する電子マネーサービスの決済額を、記憶部の設定情報を用いてもとめるとともに、該決済額を該電子マネー情報から減算することにより前記電子マネーの決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
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