JP2000268239A - 商品選択装置 - Google Patents

商品選択装置

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JP2000268239A
JP2000268239A JP11072957A JP7295799A JP2000268239A JP 2000268239 A JP2000268239 A JP 2000268239A JP 11072957 A JP11072957 A JP 11072957A JP 7295799 A JP7295799 A JP 7295799A JP 2000268239 A JP2000268239 A JP 2000268239A
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transponder
antenna
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JP11072957A
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Yoshihiro Ikuto
義弘 生藤
Satoru Yoshioka
哲 吉岡
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の購入したい商品に対応するアンテナに
ICカードなどの非接触通信用応答器を一度かざすこと
によってその商品の販売が行われるような、操作を簡易
化した商品選択装置を提供することを目的とする。 【解決手段】自動販売機1は、展示した商品毎に対応す
るアンテナ5〜8と、アンテナ5〜8とリーダ・ライタ
10との接続ラインを切り換えるスイッチを有する。こ
のような自動販売機1において、ICカード50が近接
していないときは、スイッチ9によってリーダ・ライタ
10と接続するアンテナを一定時間毎に順番に切り換え
るスイープ状態として、ICカード50が近接したアン
テナを探査する。ICカード50が1つのアンテナに近
接すると、このことをリーダ・ライタ10で検知して、
近接したアンテナとリーダ・ライタとが接続されるよう
にスイッチ9を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を売買する際
の金銭の授受を行うためのシステムとして非接触通信シ
ステムを使用した商品選択装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機を利用して商品を購入
するには、コインなどの現金によって行われていた。こ
のように、コインなどの現金を使用した自動販売機は、
釣り銭切れとなったとき、利用者は、購入したい商品の
金額と等価のコインを所有する必要がある。又、利用者
が千円で百円単位の商品を購入したときには、その釣り
銭がかさむ。このような種々の問題を解決するために、
ICカード又はIDカードを用いた非接触通信システム
を利用した装置や制御システムが、特開平5−2254
26号公報や特開平6−176251号公報において、
提案されている。
【0003】特開平5−225426号公報では、ま
ず、利用者がIDカードを自動販売機の受信部に近接さ
せることによって、カード内に記憶した信号を自動販売
機に読み取らせる。このとき、利用者が自動販売機の入
力装置を用いてIDコードを入力する。そして、自動販
売機において、入力されたIDコードと読み取ったカー
ド内の信号を比較して認証処理が行われる。このとき、
IDカードが認証されると、利用者が購入したい商品を
選択するための商品選択スイッチが操作され、商品の販
売が行われる。
【0004】又、特開平6−176251号公報では、
まず、利用者が自動販売機に設けられたセット釦を押す
ことによって、自動販売機内の制御装置を動作させる。
このとき、利用者がICカードを自動販売機のアンテナ
に近接させて、ICカードと自動販売機間で通信を行わ
せる。その後、利用者が購入したい商品を選択するため
の商品選択釦が操作され、商品の販売が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、特開平5
−225426号公報や特開平6−176251号公報
において提案されている自動販売機によると、利用者が
一度ICカード又はIDカードを自動販売機にかざした
後に、釦やスイッチを操作することによって商品の選択
を行う必要がある。更に、特開平5−225426号公
報では、自動販売機の全利用者の売上データを記録する
必要があるので、システムが過大になる。又、特開平6
−176251号公報では、返金を行うとき又は、自動
販売機が扱う商品が同額でないときは、自動販売機にお
ける全操作が終了するまでICカードをかざすか、又
は、自動販売機における全操作が終了した後に、再度I
Cカードをかざす必要がある。このように、非接触通信
システムを使用したものの、却ってその操作が不便なも
のとなることがある。
【0006】このような問題を鑑みて、本発明は、利用
者の購入したい商品に対応するアンテナにICカードな
どの非接触通信用応答器を一度かざすことによってその
商品の販売が行われるような、操作を簡易化した商品選
択装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の商品選
択装置は、複数の商品又はそれに対応した標示物を展示
し、複数の商品から購入したい商品を選択するための商
品選択装置において、この選択装置の利用者が非接触通
信可能な応答器を近接させることによって、該応答器と
信号の送受信を行う、それぞれの商品に対応した複数の
アンテナと、前記応答器が近接したアンテナを認識し
て、該応答器の情報を検知する制御部とを有し、利用者
によって、前記応答器が前記複数のアンテナの内1つに
近接させられたとき、前記制御部が前記応答器が近接し
たアンテナを認識するとともに、該アンテナで受信した
前記応答器からの応答信号より、前記情報を獲得するこ
とによって、前記利用者が選択した商品を認識すること
を特徴とする。
【0008】請求項2に記載の商品選択装置は、請求項
1に記載の商品選択装置において、前記複数のアンテナ
と前記制御部との間の接続ラインを切り換える切換部を
有し、利用者によって、前記応答器が前記複数のアンテ
ナの内1つに近接させられたとき、前記制御部が前記応
答器が近接したアンテナを認識すると、該アンテナと前
記制御部との接続ラインを前記切換部によって接続する
ことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の商品選択装置は、請求項
2に記載の商品選択装置において、前記制御部が、前記
複数のアンテナの内、前記応答器が近接したアンテナを
検知するために、前記切換部によって、前記アンテナと
前記制御部を結ぶ前記接続ラインを一定時間毎に切り換
えることを特徴とする。このような構成の商品選択装置
によると、応答器からの応答のない待機状態にあると
き、アンテナと制御部の接続ラインを一定時間毎に切り
換えることによって、どのアンテナに応答器が近接した
かを探査する。
【0010】請求項4に記載の商品選択装置は、請求項
1〜3のいずれかに記載の商品選択装置において、前記
応答器から通信の許可を求めてきた信号を検知し、該信
号によって前記応答器が適正なものか否かを判別すると
ともに、前記応答器が適正であるとき通信を許可する認
証手段を有することを特徴とする。このような商品選択
装置によると、まず認証手段によって、応答器が適正な
ものか認証してから、利用者の購入したい商品の選択の
ための通信が行われる。
【0011】請求項5に記載の商品選択装置は、請求項
1〜4のいずれかに記載の商品選択装置において、前記
応答器によって商品が選択されると、前記応答器に記憶
されている金額から選択された前記商品の価格分差し引
くための命令信号を前記応答器に送信するとともに、選
択された前記商品を搬出することを特徴とする。このよ
うな構成にすることによって、自動販売機として使用す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態で使
用される自動販売機の外観斜視図である。図2は、図1
の自動販売機の内部構造を示すブロック図である。
【0013】図1に示す自動販売機1は、販売する複数
の商品を標示する商品展示部2と、商品を搬出する搬出
口3と、エラーメッセージなどを表示する表示部4とを
有する。又、このような構成の自動販売機1は、図2の
ように、商品展示部2に標示された商品の種類毎に設置
されたアンテナ5〜8と、該アンテナを通して利用者の
ICカード50と信号のやり取りを行うリーダ・ライタ
10と、アンテナ5〜8とリーダ・ライタ10との接続
ラインを切り換えるスイッチ9と、表示部4やリーダ・
ライタ10や商品搬出制御部13など、自動販売機1全
体を制御する主制御部11と、自動販売機1を動作させ
るためのソフトウェアやICカード50から送信される
情報を記憶するためのメモリ12と、搬出口3に商品を
搬出させるための商品搬出制御部13とを有する。
【0014】更に、図3のように、スイッチ9は、アン
テナ5,6,7,8と端子Ia,Ib,Ic,Idとが
接続されるとともにリーダ・ライタ10と端子Oが接続
されたマルチプレクサ21と、リーダ・ライタ10より
送出されるクロックによって動作を行うとともにマルチ
プレクサの端子A,Bと接続されたカウンタ22とから
構成され、又、リーダ・ライタ10は、ICカード50
からの応答信号を復調するとともに制御回路24から送
出された命令信号を変調する変復調回路23と、カウン
タ22にクロックを送出するとともにICカード50の
認証を行う制御回路24とから構成される。
【0015】このような構成の自動販売機1において、
その動作について説明する。カウンタ22は、リーダ・
ライタ10の制御回路24より送出されるクロックによ
って動作するので、一定の間隔で、その出力信号が、0
0→01→10→11→00と変化する。このような出
力信号がマルチプレクサ21の端子A,Bに入力される
と、この出力信号に応じてアンテナ5〜8とリーダ・ラ
イタ10の変復調回路23との接続ラインを順に切り換
える。即ち、出力信号00の時はアンテナ5との接続ラ
インを、出力信号01の時はアンテナ6との接続ライン
を、出力信号10の時はアンテナ7との接続ラインを、
出力信号11の時はアンテナ8との接続ラインを接続す
る。このように、自動販売機1の利用者が現れるまでの
待機状態にあるとき、スイッチ9はアンテナ5〜8と変
復調回路23との接続ラインを所定時間毎に切り換える
スイープ状態にある。又、アンテナ5〜8は、リーダ・
ライタ10と接続されるとICカード50を検知するた
めに微弱な電波を送信する。
【0016】又、アンテナ5〜8のそれぞれに対応する
商品を、図4のようにする。今、利用者が販売されてい
る商品のうち、商品Aを購入しようとするとき、利用者
によって、ICカード50がアンテナ5にかざされる。
このようにアンテナ5にICカード50がかざされる
と、スイープを行っているスイッチ9によってアンテナ
5とリーダ・ライタ10とが接続されたとき、アンテナ
5及びスイッチ9を介してICカード50からの応答信
号を受信され、ICカード50が近接したことを検知す
る。
【0017】このように、ICカード50が近接したこ
とをリーダ・ライタ10で検知すると、制御回路24に
よって、カウンタ22へのクロックの送出を停止してカ
ウンタ22の動作を停止させる。このようにして、アン
テナ5とリーダ・ライタ10とが接続された状態にす
る。このようにアンテナ5とリーダ・ライタ10とが接
続された状態となると、リーダ・ライタ10とICカー
ド50との間で通信が行われて、制御回路24でICカ
ード50の認証が行われる。このとき、ICカード50
が適正なものと認証されなかったとき、制御回路24か
ら主制御部11に信号を送出し、主制御部11によって
エラーメッセージを表示部4に表示させて利用者に知ら
せる。
【0018】今、利用者のICカード50が適正なもの
であるとすると、主制御部11とICカード50間で通
信が行われる。このように通信が行われると、主制御部
11で、ICカード50内のメモリ(不図示)に度数で
記録された残金情報をICカード50からの応答信号よ
り検知し、その残金と商品Aの価格とを比較するととも
に、その残金から価格を差し引いた金額を算出しメモり
12に記憶させる。このとき、残金が商品Aの価格より
も少なければ、その旨を表示部4に表示させて利用者に
知らせる。
【0019】今、ICカード50内の残金が商品Aを購
入するのに十分であるとき、商品展示部2の商品Aを標
示している部分を点灯するなどして購入可能であること
を利用者に示して、利用者が購入する意志があるかどう
かを確認する。このとき、利用者に購入する意志が無い
とき、ICカード50をアンテナ5から遠ざけることに
よって、商品Aの購入を取り消す。又、利用者が購入す
る意志があるときは、ICカード50をアンテナ5に、
例えば1秒といった一定時間かざすことによって、その
購入の意志があることを自動販売機1に認識させる。
【0020】即ち、商品展示部2の商品の受付表示を点
灯してから自動販売機1の主制御部11でICカード5
0が一定時間近接した状態にあるか否か判断した後、I
Cカード50が一定時間近接していると、ICカード5
0内のメモリに記憶された残金を表す度数から商品Aの
価格を表す度数分差し引くように、命令信号をリーダ・
ライタ10及びアンテナ5を介して送信するとともに、
メモリ12にこの情報を記憶する。このような命令信号
をICカード50が受信すると、ICカード50内のメ
モリに記憶された残金を表す度数から、商品Aの価格を
表す度数分差し引かれる。このように商品Aの価格分差
し引かれた残金がICカード50内に記憶されると、I
Cカード50よりこの差し引かれた残金を表す応答信号
がアンテナ5に送信される。
【0021】このとき、自動販売機1の主制御部11に
おいて、メモリ12に記憶させた金額とICカード50
から送信される応答信号より検知される金額を比較し
て、同等であれば商品を搬出口3より搬出するととも
に、商品展示部2の受付表示を消灯させて初期動作に戻
る。又、メモリ12に記憶させた金額とICカード50
から送信される応答信号より検知される金額が同等でな
ければ、ICカード50から送信される応答信号より検
知される金額とメモリ12に記憶させた金額との差額分
を、ICカード50に記憶された金額から差し引くよう
に命令信号を送信して、上記のような動作を所定時間繰
り返す。
【0022】上記のような動作を複数回繰り返してもそ
の金額が同等とならないときは、表示部4にエラーメッ
セージを表示させる。このようにエラーメッセージを表
示することによって、利用者が自動販売機1に再認識さ
せる必要があることを認知することができる。又、商品
の購入を取り消したときは、ICカード50からの信号
が一定期間なくなったことを検知して、商品展示部2を
消灯させて初期動作に戻る。
【0023】本発明の第2の実施形態について、図面を
参照して説明する。図5は、本実施形態で使用する商品
展示機を用いた購買システムを表すブロック図である。
尚、本実施形態で使用する商品展示機の構造は、第1の
実施形態で使用する自動販売機1から搬出口3と商品搬
出制御部13とを除いたものと同様の構造であるので、
図1又は図2に付した記号を用いて説明する。
【0024】図5に示す購買システムは、複数の商品を
展示するとともに利用者が商品を選択するための商品展
示機11〜1nと、商品展示機11〜1nと接続されたホス
トコンピュータ51と、利用者が料金を支払い、選択し
た商品を受け取るための支払装置52とから構成され
る。今、このようなシステムが或店舗に設けられている
ものとする。又、商品展示機1iは、商品展示部2(図
1)に商品A〜Dを展示しているものとする。
【0025】又、商品展示機11〜1nは、ICカード5
0(図2)が近接していない待機状態にあるとき、第1
の実施形態の自動販売機1と同様に、それぞれ、スイッ
チ9(図2)を切り換えるスイープ状態にある。今、利
用者が商品展示機1iの商品Aを購入しようとしてIC
カード50をアンテナ5(図2)に近接させたとき、リ
ーダ・ライタ10(図2)がICカード50の存在を検
知する。このようにICカード50を検知すると、第1
の実施形態と同様に、スイッチ9によってアンテナ5と
リーダ・ライタ10を接続した後、リーダ・ライタ10
とICカード50間で認証処理が行われる。
【0026】この認証処理の結果、リーダ・ライタ1
0、ICカード50双方において相手が適正であると認
証すると、主制御部11(図2)とICカード50間及
び主制御部11とホストコンピュータ51間で通信が行
われる。このとき選択した商品が、利用者が入店してか
ら初めて選択した商品であるとき、ホストコンピュータ
51には、利用者の情報が記憶されていない。よって、
主制御部11がまず利用者のIDをICカード50の応
答信号より検知した後に、ホストコンピュータ51にア
クセスして利用者のIDを用いて利用者の情報を探査し
たときに、主制御部11がホストコンピュータ51内に
利用者の情報が無いことを認識する。
【0027】そして、再びICカード50と通信を行
い、ICカード50からの応答信号よりICカード50
のメモリ内に記憶している残金情報を検知する。そし
て、この検知した残金と商品Aの価格とを比較するとと
もに、その残金から価格を差し引いた金額を算出しメモ
り12(図2)に記憶させる。このとき、残金が商品A
の価格よりも少なければ、その旨を表示部4(図1)に
表示させて利用者に知らせる。
【0028】今、残金が商品Aを購入するのに十分であ
るとき、商品展示部2の商品Aを標示している部分を点
灯するなどして、利用者が購入する意志があるかどうか
を確かめる。このとき、利用者に購入する意志が無いと
き、ICカード50をアンテナ5から遠ざけることによ
って、商品Aの購入を取り消す。又、利用者が購入する
意志があるときは、ICカード50をアンテナ5に、例
えば一旦ICカード50を遠ざけた直後に再び1秒とい
った一定時間かざすことによって、その購入の意志があ
ることを商品展示機1iに認識させる。
【0029】上記のようにICカード50がアンテナ5
に予め設定されたアクションに基づいて一定時間かざさ
れたとき、商品展示機1iの主制御部11において、メ
モリ12に記憶させた金額情報をホストコンピュータ5
1に送信し、利用者のIDとともに記憶させる。又、利
用者が商品Aの購入を取り消したとき、ICカード50
からの信号が一定期間なくなったことを検知した後、メ
モリ12に記憶させた金額に商品Aの価格分加算した金
額情報をホストコンピュータ51に送信し、利用者ID
とともに記憶させる。商品Aの搬出動作もしくは購入の
取り消し動作が終了すると、商品展示機1iは商品展示
部2を消灯させて初期動作に戻る。
【0030】このように、利用者が入店してから商品展
示機11〜1nを一度でも利用すると、ホストコンピュー
タ51内に利用者のIDと残金情報が記憶される。よっ
て、利用者が入店してから商品展示機11〜1nの利用が
2度目以降となるとき、ICカード50より送信される
利用者のIDを利用して主制御部11はホストコンピュ
ータ51より残金情報を獲得することができる。このよ
うにして得られた残金情報を元に、上記で示した1度目
の動作と同様の動作を行う。
【0031】このようにして利用者が購入動作を行った
後、最終的にホストコンピュータ51と接続された支払
装置52のアンテナ(不図示)にかざして、支払動作を
行う。このときも同様に、支払装置52内のリーダ・ラ
イタ(不図示)にて認証処理を行った後、ホストコンピ
ュータ51とICカード50間で通信を行い、ICカー
ド50内に記憶した利用者のIDをホストコンピュータ
51を検知する。
【0032】ホストコンピュータ51で利用者のIDを
検知すると、ホストコンピュータ51に記憶したこの利
用者の残金情報をICカード50に送信して、ICカー
ド50内に記憶した残金情報を変更させる。このように
して、利用者が料金の支払いを行う。このとき、ホスト
コンピュータ51内に記憶させた利用者の個人情報を削
除する。このように支払いを行った後、利用者はICカ
ード50を用いて購入した商品を受け取る。
【0033】尚、本実施形態では、商品展示機の主制御
部にて利用者の残金の演算を行っているが、ホストコン
ピュータで残金の演算を行っても良い。又、ホストコン
ピュータに利用者の残金を記憶させる代わりに、利用者
の購買した全商品の価格を加算した代金を記憶させ、支
払装置より利用者のICカードに記憶した残金から代金
分差し引くような命令信号を送信するような購買システ
ムとしても良い。このとき、ICカードから支払装置に
残金から代金分を差し引いた金額を応答信号として送信
し、ホストコンピュータで同様に演算した結果の金額と
比較して一致したとき通信が終了することによって、よ
り安全性の高いシステムとなる。又、第1、第2の実施
形態におけるスイッチについては、図3に示されるよう
な構造のスイッチに限定されるものではない。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の商品選択装置による
と、利用者が展示した商品に対応したアンテナにICカ
ードのような非接触通信用の応答器をかざすだけで、利
用者が購入することを希望する商品を認識することがで
きるので、装置の使用がより簡易的なものとなり、利便
性が良くなる。
【0035】請求項2に記載の商品選択装置によると、
アンテナを選択する切換部が付加されるので、応答器と
通信を行う制御部をアンテナ毎に接続する必要が無くな
り、複数のアンテナと1つの制御部との間に切換部に接
続することによって、1つの制御部で複数のアンテナを
管理することができる。
【0036】請求項3に記載の商品選択装置によると、
切換部によって一定時間毎にアンテナと制御部との接続
ラインを切り換えることによって、応答器が近接したア
ンテナを探査することができる。
【0037】請求項4に記載の商品選択装置によると、
応答器が適正なものか否かを判別する認証手段を有して
いるので、偽造された応答器などによる商品選択装置の
不正利用を防ぐことができる。
【0038】請求項5に記載の商品選択装置によると、
この装置を自動販売機として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する自動販売機の外観斜視図。
【図2】本発明で使用する自動販売機の内部構造を示す
ブロック図。
【図3】図2に示す自動販売機内部に設けられたスイッ
チ及びリーダ・ライタの内部構造を示すブロック図。
【図4】アンテナと展示された商品の関係を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態で使用する購買システ
ムの関係を示すブロック図。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 商品展示部 3 搬出口 4 表示部 5〜8 アンテナ 9 スイッチ 10 リーダ・ライタ 11 主制御部 12 メモリ 13 商品搬出制御部 21 マルチプレクサ 22 カウンタ 23 変復調回路 24 制御回路 50 ICカード 51 ホストコンピュータ 52 支払装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 H G07F 5/22 Q G07F 7/08 L Fターム(参考) 3E044 AA01 BA06 CA06 CC10 DA05 DB02 DB05 DB12 DC05 DC06 DE01 EA20 5B035 AA13 BB09 BC01 CA23 5B058 CA15 KA06 KA12 KA13 KA31 KA33 YA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品又はそれに対応した標示物を
    展示し、複数の商品から購入したい商品を選択するため
    の商品選択装置において、 この選択装置の利用者が非接触通可能な応答器を近接さ
    せることによって、該応答器と信号の送受信を行う、そ
    れぞれの商品に対応した複数のアンテナと、 前記応答器が近接したアンテナを認識して、該応答器の
    情報を検知する制御部とを有し、 利用者によって、前記応答器が前記複数のアンテナの内
    1つに近接させられたとき、前記制御部が前記応答器が
    近接したアンテナを認識するとともに、該アンテナで受
    信した前記応答器からの応答信号より、前記情報を獲得
    することによって、前記利用者が選択した商品を認識す
    ることを特徴とする商品選択装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のアンテナと前記制御部との間
    の接続ラインを切り換える切換部を有し、 利用者によって、前記応答器が前記複数のアンテナの内
    1つに近接させられたとき、前記制御部が前記応答器が
    近接したアンテナを認識すると、該アンテナと前記制御
    部との接続ラインを前記切換部によって接続することを
    特徴とする請求項1に記載の商品選択装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記複数のアンテナの
    内、前記応答器が近接したアンテナを検知するために、
    前記切換部によって、前記アンテナと前記制御部を結ぶ
    前記接続ラインを一定時間毎に切り換えることを特徴と
    する請求項2に記載の商品選択装置。
  4. 【請求項4】 前記応答器から通信の許可を求めてきた
    信号を検知し、該信号によって前記応答器が適正なもの
    か否かを判別するとともに、前記応答器が適正であると
    き通信を許可する認証手段を有することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の商品選択装置。
  5. 【請求項5】 前記応答器によって商品が選択される
    と、前記応答器に記憶されている金額から選択された前
    記商品の価格分差し引くための命令信号を前記応答器に
    送信するとともに、選択された前記商品を搬出すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の商品選択
    装置。
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