JP6893810B2 - 無線タグ読取装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、無線タグ読取装置およびプログラムに関する。
近年、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を用いて商品等の在庫を管理する在庫管理システムが知られている。このような在庫管理システムでは、予めRFIDタグ等の無線タグを商品に付しておく。無線タグ読取装置は、広範囲に電波を照射することにより商品棚に並べられた商品の無線タグを一括して読み取る。これにより、無線タグ読取装置は、容易に商品の在庫を調べることができる。
ところで、アパレル店等では、裾直しの商品など既に販売済みの商品であるにも関わらず、店舗に保管している商品がある。販売済みの商品等は、在庫ではないため集計対象からは除外する必要がある。しかしながら、無線タグ読取装置は、広範囲に電波を照射するため販売済みの商品も在庫として集計してしまう場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、意図しないタグ情報の集計を防止することができる無線タグ読取装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の無線タグ読取装置は、受信手段と、抽出手段と、記憶制御手段と、操作手段と、送信手段とを備える。前記受信手段は、物品に付された無線タグから、当該物品の状態を示すタグ情報を受信する。前記抽出手段は、前記受信手段が受信した前記タグ情報に含まれる前記物品の販売の状態を示す販売情報報に含まれる前記物品が販売済みであるかを示すフラグと、前記物品を販売する予定があるかを示すフラグとが、予め設定された抽出条件を満たす前記タグ情報を抽出する。前記記憶制御手段は、前記抽出手段が抽出した前記タグ情報を記憶部に記憶させる。前記操作手段は、前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する操作を受け付ける。前記送信手段は、前記操作手段が前記タグ情報を送信する操作を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する。
図1は、本実施形態に係る在庫管理システムの一例を示す模式図である。 図2は、無線タグのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、POS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、RFIDハンディ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、店舗サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、在庫管理システムが備える各装置が有する特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。 図7は、在庫計数処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、無線タグ読取装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、無線タグ読取装置およびプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態の無線タグ読取装置は、在庫管理システムに含まれるRFID(Radio Frequency IDentification)ハンディ端末への適用例である。
図1は、本実施形態に係る在庫管理システム1の一例を示す模式図である。在庫管理システム1は、商品10に付された無線タグ20と、POS(Point of Sales)端末30と、RFIDハンディ端末40と、店舗サーバ50とを備える。RFIDハンディ端末40と、店舗サーバ50とは、例えば無線の店舗内LAN(Local Area Network)を介して接続されている。図1に示す在庫管理システム1は、POS端末30と、RFIDハンディ端末40と、店舗サーバ50とを其々一台ずつ備えているが複数台ずつ備えていてもよい。
商品10は、小売店等で販売されている物品である。無線タグ20は、例えば電子タグや、IC(Integrated Circuit)タグと呼ばれるRFIDタグ等である。無線タグ20は、記憶媒体を有するICチップ220(図2参照)を備えている。無線タグ20は、電磁波等を用いた無線通信により情報を送受信することで、記憶媒体に記憶されている情報を読み出されたり、記憶媒体に情報を書き込まれたりする。例えば、無線タグ20は、記憶媒体に、無線タグ20が付されている商品10を識別可能な商品コードを記憶している。
POS端末30は、販売対象の商品10を登録する販売登録や、販売登録により登録した商品10の会計を実行する会計処理等を実行する販売データ処理装置である。POS端末30は、商品10に付されている無線タグ20に記憶されている商品コードを無線通信等により読み取ることで販売登録を実行する。さらに、POS端末30は、販売登録のために無線タグ20に記憶されている商品コードを読み取った場合に、販売登録した商品10に付されている無線タグ20に販売済みであることを無線通信等により書き込む。
RFIDハンディ端末40は、無線タグ20が記憶している情報を無線通信により読み出すことができる無線タグ読取装置である。RFIDハンディ端末40は、操作者に携帯されて店舗等に載置された商品棚に向けられることで、商品棚に並べられた商品10に付されている無線タグ20を読み取る。
例えば、RFIDハンディ端末40は、無線タグ20が記憶している情報を送信することを要求する電磁波を照射する。電磁波を照射した範囲にある無線タグ20は、記憶している情報を示す電磁波を送信する。RFIDハンディ端末40は、無線タグ20から送信された電磁波を受信することで無線タグ20が記憶している情報を読み出すことができる。さらに、RFIDハンディ端末40は、電磁波の周波数や強度を変えることにより、数センチメートルから数メートルの読取範囲にある一又は複数の無線タグ20が記憶している情報を読み出すことができる。そして、RFIDハンディ端末40は、無線タグ20から読み出した情報を、店舗サーバ50に送信する。
店舗サーバ50は、例えばパーソナルコンピュータ等のサーバ装置である。店舗サーバ50は、RFIDハンディ端末40から送信された情報を受信する。そして、店舗サーバ50は、一又は複数のRFIDハンディ端末40が無線タグ20から読み出した情報を記憶する。なお、店舗サーバ50は、ハードウェアやソフトウェア等のコンピュータ資源を提供するクラウドサービス等により提供されるものであってもよい。さらに、店舗サーバ50は、複数台のサーバ装置等により構成されていてもよい。
次に、在庫管理システム1が備える各種装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、無線タグ20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。無線タグ20は、アンテナ210と、ICチップ220とを備える。アンテナ210は、電磁波等を受信するコイル等である。ICチップ220は、電源生成部221と、復調部222と、制御部223と、変調部224と、記憶部225とを備える。
電源生成部221は、アンテナ210が受信した電磁波を用いて電磁誘導等によりICチップ220の各部に電力を供給する。復調部222は、電磁波を復調して制御部223に出力する。制御部223は、復調部222が復調した情報を記憶部225に書き込む。また、制御部223は、記憶部225から情報を読み出して変調部224に出力する。変調部224は、制御部223から出力された情報を変調してアンテナ210に出力する。そして、アンテナ210は、変調部224から出力された情報を電磁波に乗せて送信する。記憶部225は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の電力が供給されなくても情報を記憶することができる不揮発性の書換え可能な記憶媒体である。記憶部225は、タグ情報226を記憶している。
タグ情報226には、識別情報と、販売情報とが含まれている。識別情報は、例えば商品10を識別可能な商品コードである。また、商品コードは、商品10の種別に限らず、個々の商品10を識別可能な情報であってもよい。さらに、識別情報には、無線タグ20を識別可能な無線タグコードや、無線タグ20を製造した企業を示す企業コード等が含まれていてもよい。
販売情報は、無線タグ20が付されている商品10の販売の状態を示す情報である。そして、販売情報は、POS端末30からの要求によって書き換えることが可能である。販売情報には、販売フラグと、取り置きフラグとが含まれている。販売フラグは、無線タグ20が付されている商品10が販売済みであるか否かを示す設定値である。販売フラグは、初期状態においては、商品10が未だ販売されていないことを示す設定値である未販売が登録される。そして、販売フラグは、商品10が販売登録された場合に、商品10が販売済みであることを示す設定値である販売済みに書き換えられる。取り置きフラグは、無線タグ20が付されている商品10が取り置きされているか否かを示す設定値である。取り置きとは、無線タグ20が付されている商品10の購入を予約している顧客がいるために販売せずに保管することである。すなわち、取り置きとは、商品10を販売する予定がある状態を示している。取り置きフラグは、初期状態においては、取り置きの対象商品10とされていない販売中の商品10であることを示す設定値である販売中が登録される。そして、販売フラグは、商品10が取り置きされた場合に、取り置きの対象商品10とされたことを示す設定値である取り置き中に書き換えられる。
なお、無線タグ20は、販売情報の意図しない書き換えを抑制するために、販売情報の販売フラグと、取り置きフラグとを書き換える条件を有していてもよい。例えば、無線タグ20は、書き換え条件として、パスワードを設定してもよい。この場合には、無線タグ20は、パスワードと共に書き換え要求を受信したことを条件に、販売情報の販売フラグと、取り置きフラグとを書き換える。
図3は、POS端末30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。POS端末30は、制御部301と、記憶部302と、通信インタフェース303と、RFIDリーダライタ304と、表示部305と、操作部306と、印字部307、カードリーダライタ308とを備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス309を介して相互に接続している。
制御部301は、POS端末30の全体の動作を制御し、POS端末30が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部301は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、POS端末30の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部302等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部302は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部302は、制御プログラム310を記憶する。制御プログラム310は、オペレーティングシステムや、POS端末30が提供する機能を実現させるプログラムである。制御プログラム310には、本実施形態に係る機能を実現させるプログラムが含まれる。
通信インタフェース303は、ネットワークに接続された各装置と通信するためのインタフェースである。
RFIDリーダライタ304は、アンテナ311を制御して、無線タグ20に記憶されたタグ情報226を読み出したり、タグ情報226を書き換えたりする。アンテナ311は、電気信号を電磁波に変換して送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換したりする装置である。例えば、RFIDリーダライタ304は、無線タグ20に記憶されたタグ情報226を読み出す場合に、無線タグ20にタグ情報226の送信を要求する情報を含む電磁波をアンテナ311に照射させる。そして、RFIDリーダライタ304は、アンテナ311が受信した電磁波を復調してタグ情報226を抽出する。RFIDリーダライタ304は、無線タグ20に記憶されたタグ情報226を書き換える場合に、書き換え内容を示す情報を変調してアンテナ311に送信させる。
表示部305は、表示面上にタッチパネルが積層された液晶表示装置等である。
操作部306は、POS端末30を操作する各種キーを備えるキーボード等である。
印字部307は、取引単位のレシートやジャーナル等を用紙に印字するプリンタである。
カードリーダライタ308は、クレジットカード等の決済に用いるカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する装置である。
図4は、RFIDハンディ端末40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。RFIDハンディ端末40は、制御部401と、記憶部402と、通信インタフェース403と、操作パネル404と、RFIDリーダ405とを備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス406を介して相互に接続している。
制御部401は、RFIDハンディ端末40の全体の動作を制御し、RFIDハンディ端末40が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部401は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、RFIDハンディ端末40の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部402等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部402は、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部402は、制御プログラム407と、タグ情報テーブル408と、抽出条件設定409とを記憶する。制御プログラム407は、オペレーティングシステムや、RFIDハンディ端末40が提供する機能を実現させるプログラムである。制御プログラム407には、本実施形態に係る機能を実現させるプログラムが含まれる。
タグ情報テーブル408は、RFIDハンディ端末40が読み取ったタグ情報226のうち所定の条件を満たしたタグ情報226を記憶した情報テーブルである。
抽出条件設定409は、RFIDハンディ端末40が読み取ったタグ情報226を抽出する条件を指定した設定である。すなわち、抽出条件設定409は、タグ情報テーブル408に記憶させるタグ情報226の条件を指定した設定である。抽出条件設定409には、タグ情報226に含まれる販売情報の状態について指定することができる。すなわち、抽出条件設定409には、販売フラグと、取り置きフラグとの状態について指定することができる。販売フラグに対しては、未販売と、販売済みと、指定なしとの何れかの状態を指定可能である。取り置きフラグに対しては、販売中と、取り置き中と、指定なしとの何れかの状態を指定可能である。ここで、指定なしとは、フラグが何れの状態を示していても抽出する設定である。
通信インタフェース403は、店舗サーバ50と通信するためのインタフェースである。
操作パネル404は、表示面上にタッチパネルが積層された液晶表示装置等である。また、操作パネル404は、各種操作を入力するハードウェアキーや、スイッチ等を備えていてもよい。
RFIDリーダ405は、アンテナ410を制御して、無線タグ20に記憶されたタグ情報226を読み出す。アンテナ410は、電気信号を電磁波に変換して送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換したりする装置である。例えば、RFIDリーダ405は、無線タグ20に記憶されたタグ情報226を読み出す場合に、無線タグ20にタグ情報226の送信を要求する情報を含む電磁波をアンテナ410に照射させる。そして、RFIDリーダ405は、アンテナ410が受信した電磁波を復調してタグ情報226を抽出する。
図5は、店舗サーバ50のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。店舗サーバ50は、制御部501と、記憶部502と、通信インタフェース503と、表示部504と、操作部505とを備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス506を介して相互に接続している。
制御部501は、店舗サーバ50の全体の動作を制御し、店舗サーバ50が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部501は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、店舗サーバ50の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部502等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部502は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部502は、制御プログラム507と、集約タグ情報テーブル508とを記憶する。制御プログラム507は、オペレーティングシステムや、店舗サーバ50が提供する機能を実現させるプログラムである。制御プログラム507には、本実施形態に係る機能を実現させるプログラムが含まれる。
集約タグ情報テーブル508は、一又は複数のRFIDハンディ端末40から送信されたタグ情報226を記憶した情報テーブルである。
通信インタフェース503は、RFIDハンディ端末40と通信するためのインタフェースである。
表示部504は、例えば、液晶表示装置である。操作部505は、キーボードや、マウス等の入力装置である。
次に、在庫管理システム1が備える各装置の特徴的な機能について説明する。ここで、図6は、在庫管理システム1が備える各装置が有する特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。
POS端末30の制御部301は、記憶部302に記憶された制御プログラム310をRAMに展開し、制御プログラム310に従って動作することで、各機能部を生成する。具体的には、POS端末30の制御部301は、機能部として、操作制御部3001と、表示制御部3002と、リードライト実行部3003と、販売登録部3004と、会計処理部3005とを備える。
操作制御部3001は、表示部305のタッチパネル及び操作部306を制御して、各種操作を受け付ける。例えば、操作制御部3001は、商品10の販売登録に関する操作や、会計処理に関する操作を受け付ける。
表示制御部3002は、表示部305を制御して、各種画面を表示させる。例えば、表示制御部3002は、商品10の販売登録に関する画面や、会計処理に関する画面を受け付ける。
リードライト実行部3003は、RFIDリーダライタ304を制御して、商品10に付されている無線タグ20からタグ情報226を読み出す。また、リードライト実行部3003は、RFIDリーダライタ304を制御して、商品10に付されている無線タグ20が記憶しているタグ情報226を書き換える。
販売登録部3004は、リードライト実行部3003と協働することで、顧客に販売する商品10を登録する販売登録や、取り置き対象の商品10として登録する取り置き登録を制御する。例えば、販売登録部3004は、リードライト実行部3003が無線タグ20からタグ情報226を読み取った場合に、タグ情報226に含まれる商品コードの商品10を販売登録する。さらに、販売登録部3004は、商品10を販売登録した場合に、販売登録した商品10に付されている無線タグ20のタグ情報226に含まれる販売フラグを販売済みに書き換えさせる。
販売登録部3004は、操作制御部3001が取り置き登録を開始する操作を受け付けた場合に、取り置きモードに設定する。販売登録部3004は、取り置きモードにおいて、RFIDリーダライタ304が無線タグ20からタグ情報226を読み取った場合に、タグ情報226に含まれる商品コードの商品10を取り置き登録する。そして、販売登録部3004は、取り置き登録を終了する操作を受け付けた場合に、取り置きモードを解除する。さらに、販売登録部3004は、商品10を取り置き登録した場合に、取り置き登録した商品10に付されている無線タグ20のタグ情報226に含まれる取り置きフラグを取り置き中に書き換えさせる。
会計処理部3005は、販売登録部3004が登録した商品10の代価を受領する会計処理を制御する。例えば、会計処理部3005は、顧客から受領した金額から合計金額を減算してお釣りを算出する。
RFIDハンディ端末40の制御部401は、記憶部402に記憶された制御プログラム407をRAMに展開し、制御プログラム407に従って動作することで、各機能部を生成する。具体的には、RFIDハンディ端末40の制御部401は、機能部として、通信制御部4001と、操作制御部4002と、リード実行部4003と、抽出制御部4004と、設定変更部4005と、記憶制御部4006と、情報転送部4007と、表示制御部4008とを備える。
通信制御部4001は、通信インタフェース403を制御して、店舗サーバ50と通信する。
操作制御部4002は、操作パネル404を制御して、各種操作を受け付ける。
リード実行部4003は、受信手段の一例である。リード実行部4003は、RFIDリーダ405を制御して、商品10に付されている無線タグ20からタグ情報226を読み出す。
抽出制御部4004は、抽出手段の一例である。抽出制御部4004は、リード実行部4003が読み取った一又は複数のタグ情報226のうち、抽出条件設定409に設定された抽出条件を満たしているタグ情報226を抽出する。例えば、抽出制御部4004は、抽出条件設定409に販売フラグが未販売、且つ取り置きフラグが指定なしと設定されている場合に、取り置きフラグの状態に関わらず販売フラグが未販売のタグ情報226を抽出する。また、抽出制御部4004は、抽出条件設定409に販売フラグが未販売、且つ取り置きフラグが販売中と設定されている場合に、販売フラグが未販売且つ取り置きフラグが販売中のタグ情報226を抽出する。
設定変更部4005は、変更手段の一例である。設定変更部4005は、抽出制御部4004がタグ情報226を抽出する抽出条件を設定した抽出条件設定409を変更する。例えば、設定変更部4005は、操作制御部4002が抽出条件設定409を変更する操作を受け付けた場合に、操作制御部4002が受け付けた設定に抽出条件設定409を変更する。
記憶制御部4006は、出力手段の一例である。記憶制御部4006は、抽出制御部4004が抽出したタグ情報226をタグ情報テーブル408に記憶させる。すなわち、記憶制御部4006は、抽出制御部4004が抽出したタグ情報226をタグ情報テーブル408に出力する。これにより、タグ情報テーブル408は、タグ情報226を記憶する。例えば、記憶制御部4006は、抽出条件設定409に販売フラグが未販売、且つ取り置きフラグが指定なしと設定された状態でタグ情報226が抽出された場合に、抽出したタグ情報226を未販売の商品10のタグ情報226としてタグ情報テーブル408に記憶させる。
情報転送部4007は、通信制御部4001と協働することで、タグ情報226を店舗サーバ50に送信する。例えば、情報転送部4007は、操作制御部4002がタグ情報テーブル408に記憶されているタグ情報226を送信する操作を受け付けた場合に、通信制御部4001にタグ情報226を送信させる。
表示制御部4008は、出力手段の一例である。表示制御部4008は、操作パネル404を制御して、各種画面を表示させる。例えば、表示制御部4008は、タグ情報テーブル408に記憶された一又は複数のタグ情報226の一覧を有する在庫商品画面を表示させる。すなわち、表示制御部4008は、在庫商品画面を操作パネル404に表示出力させる。例えば、表示制御部4008は、抽出条件設定409に販売フラグが未販売、且つ取り置きフラグが指定なしと設定された状態でタグ情報226が抽出された場合には、未販売の商品10のタグ情報226の一覧を有する在庫商品画面を表示させる。
店舗サーバ50の制御部501は、記憶部502に記憶された制御プログラム507をRAMに展開し、制御プログラム507に従って動作することで、各機能部を生成する。具体的には、店舗サーバ50の制御部501は、機能部として、通信制御部5001と、記憶制御部5002とを備える。
通信制御部5001は、通信インタフェース503を制御して、RFIDハンディ端末40と通信する。
記憶制御部5002は、通信制御部5001がタグ情報226をRFIDハンディ端末40から受信した場合に、集約タグ情報テーブル508に受信したタグ情報226を記憶させる。すなわち、記憶制御部5002は、一又は複数のRFIDハンディ端末40から受信したタグ情報226を集約タグ情報テーブル508に記憶させる。
次に、RFIDハンディ端末40が実行する在庫計数処理について説明する。在庫計数処理とは、未だ販売されていない商品10を集計する処理である。図7は、本実施形態のRFIDハンディ端末40が実行する在庫計数処理の一例を示すフローチャートである。
操作制御部4002は、商品10に付された無線タグ20の読み取りを開始する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。
読み取り開始操作を受け付けたことを条件に(ステップS1;Yes)、リード実行部4003は、無線タグ20が記憶しているタグ情報226を読み取る(ステップS2)。
抽出制御部4004は、リード実行部4003が読み取ったタグ情報226のうち、抽出条件設定409に設定された抽出条件を満たすタグ情報226を抽出する(ステップS3)。
記憶制御部4006は、抽出制御部4004が抽出したタグ情報226をタグ情報テーブル408に記憶させる(ステップS4)。
表示制御部4008は、タグ情報テーブル408に記憶されているタグ情報226を表示した在庫商品画面を操作パネル404に表示させる(ステップS5)。そして、RFIDハンディ端末40は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS1において読み取り開始操作を受け付けていないことを条件に(ステップS1;No)、操作制御部4002は、タグ情報テーブル408に記憶されているタグ情報226を店舗サーバ50に送信する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。RFIDハンディ端末40は、送信操作を受け付けていないことを条件に(ステップS6;No)、ステップS1に戻る。
情報転送部4007は、送信操作を受け付けたことを条件に(ステップS6;Yes)、タグ情報テーブル408に記憶されているタグ情報226を店舗サーバ50に送信する(ステップS7)。
以上により、RFIDハンディ端末40は、在庫計数処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る在庫管理システム1によれば、RFIDハンディ端末40は、無線タグ20から読み取った一又は複数のタグ情報226のうち、抽出条件設定409に設定されている抽出条件を満たしているタグ情報226を抽出する。そして、RFIDハンディ端末40は、抽出したタグ情報226をタグ情報テーブル408に記憶させる。従って、本実施形態に係るRFIDハンディ端末40は、意図しないタグ情報226の集計を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、記憶制御部4006は、抽出制御部4004が抽出したタグ情報226をタグ情報テーブル408に記憶させると説明した。しかし、記憶制御部4006は、リード実行部4003が読み取った全てのタグ情報226をタグ情報テーブル408に記憶させてもよい。この場合には、表示制御部4008は、抽出条件設定409に設定された抽出条件を満たしているタグ情報226を表示させることで、不要なタグ情報226の表示を防止することができる。また、情報転送部4007は、抽出条件設定409に設定された抽出条件を満たしているタグ情報226を店舗サーバ50に送信することで、不要なタグ情報226の送信を防止することができる。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 在庫管理システム
10 商品
20 無線タグ
30 POS端末
40 RFIDハンディ端末
50 店舗サーバ
226 タグ情報
408 タグ情報テーブル
508 集約タグ情報テーブル
3001 操作制御部
3002 表示制御部
3003 リードライト実行部
3004 販売登録部
3005 会計処理部
4001 通信制御部
4002 操作制御部
4003 リード実行部
4004 抽出制御部
4005 設定変更部
4006 記憶制御部
4007 情報転送部
4008 表示制御部
5001 通信制御部
5002 記憶制御部
特開2010−140463号公報

Claims (4)

  1. 物品に付された無線タグから、当該物品の状態を示すタグ情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記タグ情報に含まれる前記物品の販売の状態を示す販売情報報に含まれる前記物品が販売済みであるかを示すフラグと、前記物品を販売する予定があるかを示すフラグとが、予め設定された抽出条件を満たす前記タグ情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記タグ情報を記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段が前記タグ情報を送信する操作を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する送信手段と、
    を備える無線タグ読取装置。
  2. 前記抽出条件の設定を変更する変更手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記変更手段が変更した前記抽出条件を満たしている前記タグ情報を抽出する、
    請求項1記載の無線タグ読取装置。
  3. 記タグ情報を表示部に表示させる表示制御手段を更に備える
    請求項1又は2に記載の無線タグ読取装置。
  4. コンピュータを、
    物品に付された無線タグから、当該物品の状態を示すタグ情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記タグ情報に含まれる前記物品の販売の状態を示す販売情報報に含まれる前記物品が販売済みであるかを示すフラグと、前記物品を販売する予定があるかを示すフラグとが、予め設定された抽出条件を満たす前記タグ情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記タグ情報を記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段が前記タグ情報を送信する操作を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶された前記タグ情報を送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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