JP6214507B2 - 決済処理装置およびその制御プログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、決済処理装置およびその制御プログラムに関する。
近年、流通業界においては、RFID(radio frequency identification)タグを利用したチェックアウトシステムの利用が活発になっている。この種のシステムは、各商品にRFIDタグをそれぞれ取り付け、そのRFIDタグが記憶するデータ(以下、タグデータと称する)を、無線通信などを用いてタグリーダによって読み取ることにより買い上げ商品の情報を収集する。
タグリーダの通信範囲に複数のRFIDタグが存在する場合、これら複数のRFIDタグが同時にタグデータを送信することによる干渉によりタグリーダがタグデータを読み取れなくなる事態を防ぐために、衝突防止技術を導入し、全てのRFIDタグからタグデータを確実に読み取ることができる可能性を高めている。
RFIDタグの中には、読み取りが完了したことを表すデータを記憶可能なものが存在する。これは具体的には例えば、1ビットのフラグを記憶しており、タグリーダからの所定のコマンドを受けて当該フラグをオンする機能により実現される。このようなRFIDタグでは、フラグの状態を確認することによって、読み取り済みであるのか否かを確認することが可能となる。
そして従来は、タグリーダが正しくタグデータを読み取れた際に、当該タグデータに含まれたRFIDタグの識別情報(以下、タグコードと称する)を含む所定のコマンドをタグリーダが送信する。当該コマンドを受信したRFIDタグは、そこに含まれたタグコードが自己のタグコードと一致する場合に、フラグをオンする。
ところで近年、RFIDタグを防犯タグとしても利用することが考えられている。すなわち例えば、防犯ゲートを通過するRFIDタグからタグデータを読み取り、上記のフラグがオフ状態である場合に警報を発する。
しかしながら、前述のようにタグデータの読み取りが完了したことに応じてフラグをオンしていると、その後の決済が行われないままで防犯ゲートを通過したとしても、防犯ゲートにおいては異常を検出することができなかった。
このような事情から、RFIDタグ等の電子タグを防犯タグとして利用して商品の不正な持ち出しを防止できる可能性を高めることが望まれていた。
特開2000−30150号公報 特開2007−233583号公報
本発明が解決しようとする課題は、RFIDタグ等の電子タグを防犯タグとして利用して商品の不正な持ち出しを防止できる可能性を高め得る決済処理装置およびその制御プログラムを提供することである。
実施形態の決済処理装置は、第1の記憶部、第1の書込部、決済部、第2の記憶部、第2の書込部、指示部、変更部および書込制御部を備える。第1の記憶部は、タグリーダが電子タグから読み取ったタグデータを済みフラグとともに複数記憶可能である。第1の書込部は、決済処理の開始要求がなされる前にタグリーダにより読み取られたタグデータが第1の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータをオフ状態の済みフラグとともに第1の記憶部に書き込む。決済部は、決済処理の開始要求を受けて、当該開始要求がなされる前にタグリーダにより読み取られたタグデータに基づく決済処理を実行する。第2の記憶部は、タグリーダが読み取ったタグデータを複数記憶可能である。第2の書込部は、決済部による決済処理が完了した後に、予め定めた収集期間内において、タグリーダにより読み取られたタグデータが第2の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータを第2の記憶部に書き込む。指示部は、収集期間が終了したのちに、第2の記憶部に記憶されたタグデータが、第1の記憶部に記憶されたタグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードを含み、かつオフ状態の決済フラグを含む場合に、当該タグデータに含まれたタグコードで識別される電子タグに対して決済フラグをオン状態とするよう指示する。変更部は、収集期間が終了したのちに、第2の記憶部に記憶されたタグデータが、第1の記憶部に記憶されたタグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードを含み、かつオン状態の決済フラグを含む場合に、当該タグデータに含まれたタグコードとともに第1の記憶部に記憶された済みフラグがオフ状態であるならば、当該済みフラグをオン状態に変更する。書込制御部は、第1の記憶部に記憶された済みフラグの少なくとも1つがオフ状態である場合に、タグデータの第2の記憶部への書き込みを再実行するように第2の書込部を制御する。
一実施形態に係るセルフチェックアウト装置の外観の斜視図。 図1中のセルフチェックアウト装置のブロック図。 図1中のCPUによる制御処理のフローチャート。 図1中のCPUによる制御処理のフローチャート。 図1中のCPUによる制御処理のフローチャート。 タグリストを構成するデータレコードの構成の一例を示す図。 一例としての登録画面を示す図。 一例としての書込中画面を示す図。 一例としての書込中画面を示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施形態では、決済処理装置としてセルフチェックアウト装置を例に説明する。なお本実施形態のセルフチェックアウト装置は、セルフチェックアウト式の商品販売データ処理装置(POS端末)、あるいはセルフレジ装置とも呼ばれる。また本実施形態では、それぞれが異なるタグデータを記憶したRFIDタグがそれぞれに取り付けられた商品の決済を行うことを想定する。タグデータは、ユニークなタグコードと、オンまたはオフの2状態を取り得るフラグとを含む。RFIDタグは、タグデータの送信を要求する無線信号を受けて、記憶しているタグデータを無線送信する機能を備える。またRFIDタグは、フラグオンを要求する無線信号を受けて、記憶しているタグデータに含まれるフラグをオンする機能を備える。本実施形態では、タグデータに含まれるフラグを、決済が完了したか否かを識別するための決済フラグとして使用する。フラグは、RFIDタグが取り付けられた商品が店舗等に陳列されている状態においては、オフ状態とされる。
図1は本実施形態に係るセルフチェックアウト装置100の外観の斜視図である。
セルフチェックアウト装置100は、筐体1、タッチパネル2、カード挿入口4、レシート発行口5、硬貨投入口6、硬貨排出口7、紙幣投入口8および紙幣排出口9を含む。
筐体1は、それぞれ金属材料や樹脂材料からなる部材を組み合わせて、箱状に形成されてなる。筐体1の前面には開口1aが形成されている。開口1aは、筐体1の内部に形成されたタグ読み取り空間と筐体1の外部空間とを連通させる。
タッチパネル2は、筐体1の上部に固定されている。タッチパネル2は、任意の画像を表示する。タッチパネル2は、操作者による操作を入力する。
カード挿入口4、レシート発行口5、硬貨投入口6、硬貨排出口7、紙幣投入口8および紙幣排出口9は、いずれも金属材料や樹脂材料からなり、筐体1に取り付けられる。カード挿入口4は、クレジットカードなどのカードを筐体1の内外に出し入れするための開口である。レシート発行口5は、レシートを筐体1の外部へ排出するための開口である。硬貨投入口6は、硬貨を筐体1の内部に投入するための開口である。硬貨排出口7は、硬貨を筐体1の外部に排出するための開口である。紙幣投入口8は、紙幣を筐体1の内部に投入するための開口である。紙幣排出口9は、紙幣を筐体1の外部に排出するための開口である。
図2はセルフチェックアウト装置100のブロック図である。なお、図2において図1と同一の部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
セルフチェックアウト装置100はさらに、CPU(central processing unit)10、ROM(read-only memory)11、RAM(random-access memory)12、補助記憶ユニット13、時計ユニット14、タッチパネルコントローラ15、カードリーダ16、カードリーダコントローラ17、プリンタ18、プリンタコントローラ19、自動釣銭機20、釣銭機コントローラ21、タグリーダ22および通信デバイス23を含む。これらのうちのCPU10、ROM11、RAM12、補助記憶ユニット13、時計ユニット14、タッチパネルコントローラ15、カードリーダコントローラ17、プリンタコントローラ19、釣銭機コントローラ21および通信デバイス23は、バスライン24にそれぞれ接続されている。CPU10、ROM11、RAM12、補助記憶ユニット13、時計ユニット14、タッチパネルコントローラ15、カードリーダ16、カードリーダコントローラ17、プリンタ18、プリンタコントローラ19、自動釣銭機20、釣銭機コントローラ21および通信デバイス23は、典型的には筐体1の内部に設けられる。
CPU10、ROM11、RAM12および補助記憶ユニット13は、バスライン24により接続されてコンピュータを構成する。
CPU10は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU10は、ROM11および補助記憶ユニット13に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、セルフチェックアウト装置100としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM11は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11は、CPU10が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM12は、CPU10が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM12は、CPU10が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。RAM12の記憶領域の一部は、タグリストエリア12aおよび書込リストエリア12bとして利用される。タグリストエリア12aは、決済の対象となる商品について判定するためにRFIDタグから読み取られたタグデータのリストであるタグリストを記憶する。書込リストエリア12bは、決済が完了した商品に取り付けられたRFIDタグが記憶する決済フラグをオンする処理のためにRFIDタグから読み取られたタグデータのリストである書込リストを記憶する。また図示は省略しているが、RAM12の記憶領域の一部は、商品リストエリアとして利用される。
補助記憶ユニット13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット13は、例えばハードディスクドライブやSSD(solid state drive)などであり、CPU10が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU10での処理によって生成されたデータを保存する。また補助記憶ユニット13は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計ユニット14は、定常的に計時動作を行い、日付および時刻を表した日時情報を生成する。
タッチパネルコントローラ15は、CPU10の制御の下にタッチパネル2での画像表示のための動作を制御する。またタッチパネルコントローラ15は、タッチパネル2でのユーザ操作に応じてタッチパネル2が出力する情報を、例えばRAM12を介してCPU10に与える。
カードリーダ16は、カード挿入口4から挿入されたカードに記録されたカード情報を読み取る。なお、カードとは、クレジットカード、デビットカードおよびプリペイドカードなどのような決済カード、あるいはポイントカードなどが含まれ得る。またカードリーダ16は、カードに情報を書き込む機能を有していても良い。
カードリーダコントローラ17は、CPU10の制御の下にカードリーダ16の動作を制御するとともに、カードリーダ16から出力されたカード情報を、RAM12を介してCPU10に与える。
プリンタ18は、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどであり、レシートを印刷する。プリンタ18は、レシートをレシート発行口5から排出する。
プリンタコントローラ19は、CPU10の制御の下にプリンタ18の動作を制御する。
自動釣銭機20は、硬貨投入口6および紙幣投入口8から投入される硬貨および紙幣を収受し、必要に応じて釣銭としての硬貨および紙幣を硬貨排出口7および紙幣排出口9から排出する。
釣銭機コントローラ21は、CPU10の制御の下に自動釣銭機20の動作を制御する。
タグリーダ22は、アンテナ、送信回路および受信回路を含んだ周知の構成のものであって良い。タグリーダ22は、タグ読取空間を読取範囲とし、このタグ読取空間の中に存在するRFIDタグからタグデータを読み取る。
通信デバイス23は、LAN(local area network)やインターネットなどの通信ネットワーク200を介して、図示しないサーバなどの他の装置と通信する。
ところで、ROM11または補助記憶ユニット13に記憶されるアプリケーションプログラムの1つは、後述する制御処理をCPU1に実行させるための制御プログラムである。制御プログラムは、典型的には、セルフチェックアウト装置100の譲渡の際にROM11または補助記憶ユニット13に記憶される。しかしながら、制御プログラムがROM11または補助記憶ユニット13に記憶されない状態でセルフチェックアウト装置100の譲渡が行われるとともに、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡されたセルフチェックアウト装置100の補助記憶ユニット13に書き込まれても良い。
次に以上のように構成されたセルフチェックアウト装置100の動作について説明する。
図3、図4および図5はCPU10による制御処理のフローチャートである。
CPU10は、ROM11または補助記憶ユニット13に記憶された制御プログラムに従って図3,4,5に示す制御処理を実行する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
セルフチェックアウト装置100の管理者により図示しない電源スイッチがオンされたことに応じてCPU10が起動されると、CPU10は図3,4,5に示す制御処理を開始する。
Act1においてCPU10は、初期化を行う。この初期化は、タグリストエリア12a、書込リストエリア12bおよび商品リストエリアをクリアする処理を含む。また初期化は、タッチパネル2の画面をスタート画面とする処理を含む。なお、スタート画面は、セルフチェックアウト装置100を使用してチェックアウトの手続きをしようとする顧客に対する案内を表した画面などとして予め任意に用意される。
Act2においてCPU10は、チェックアウトの手続きの開始が要求されたか否かを確認する。CPU10は、開始が要求されていないならばNoと判定し、Act2を繰り返す。かくしてCPU10はAct2において、開始が要求されるのを待ち受ける。そしてCPU10は、例えばスタート画面に設けたスタートボタンをタッチするなど、開始を要求するための予め定めた操作が行われたならばYesと判定し、Act3へと進む。なお、チェックアウトしようとする顧客は、開始を要求するのに前後して、購入する商品を開口1aからタグ読み取り空間へと投入する。
Act3においてCPU10は、タグリーダ22による読取動作を起動する。タグリーダ22は起動されると、タグ読み取り空間に存在するRFIDタグからタグデータを周知の手順により1つずつ読み取る。そしてタグデータを1つ読み取る毎に、その旨をCPU10に通知する。なお、CPU10はこの際に、タッチパネル2の画面を登録画面とする。登録画面は、読取済みのタグデータに基づいて識別した商品の一覧を表すための画面である。登録画面は、予め定められた基本画像に、識別した商品の商品名や売価などを表す文字列を合成することによりCPU10により生成される。登録画面には、決済の開始を要求するための決済ボタンも設けられる。
Act4においてCPU10は、タグデータが受信されたか否かを確認する。CPU10は、タグリーダ22からタグデータを受信した旨の通知を受けていなければNoと判定し、Act5へと進む。
Act5においてCPU10は、決済の開始が要求されたか否かを確認する。CPU10は、上記の決済ボタンがタッチされていないならばNoと判定し、Act4に戻る。
かくしてCPU10はAct4,5において、タグデータが受信されるか、あるいは決済の開始が要求されるのを待ち受ける。そしてCPU10は、タグリーダ22からタグデータを受信した旨の通知を受けると、Act4にてYesと判定し、Act6へと進む。
Act6においてCPU10は、タグリーダ22により今回受信されたタグデータ(以下、受信タグデータと称する)が、セルフチェックアウト装置100を設置している店舗で販売している商品に取り付けられたRFIDタグ(以下、商品タグと称する)のものであるか否かを確認する。そしてCPU10は、受信タグデータが商品タグのものであることを確認したならば、Act6にてYesと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU10は、受信タグデータに含まれるタグコードをキーとしてタグリストエリア12aを検索する。
Act8においてCPU10は、上記の検索の結果として受信タグデータに含まれるタグコードと同一のタグコードが見つかったか否かを確認する。そしてCPU10は、同一コードがないことを確認したならばNoと判定し、Act9へと進む。
Act9においてCPU10は、受信タグデータをタグリストエリア12aに追加する。このときCPU10は、受信タグデータの全てを書き込む必要はなく、少なくともタグコードをタグリストエリア12aに書き込む。またCPU10は、タグコードに関連付けて、オフ状態の済みフラグをタグリストエリア12aに書き込む。後述するようにCPU10は、Act9を繰り返し実行する場合がある。そしてこの場合にCPU10は、既にタグリストエリア12aに記憶されたタグデータおよび済みフラグを消去することなく、新たなタグデータおよび済みフラグを追加してタグリストエリア12aに書き込む。かくして、タグリストエリア12aには、タグコードおよび済みフラグをそれぞれ記述したデータレコードの集合からなるタグリストが生成される。
図6はタグリストを構成するデータレコードの構成の一例を示す図である。
かくして、タグリストエリア12aは、第1の記憶部の一例である。また制御プログラムに基づく制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは第1の書込部として機能する。
Act10においてCPU10は、受信タグデータに含まれた商品コードに基づいて商品情報を取得する。CPU10は、補助記憶ユニット13に記憶されている商品情報を読み出しても良いし、通信ネットワーク200を介してストアサーバなどから商品情報の配信を受けても良い。
Act11においてCPU10は、上記のように取得した商品情報を含むように、RAM12に記憶された商品リストを更新する。そしてCPU10はこののちに、Act4,5の待ち受け状態に戻る。なおCPU10は、更新した商品リストの内容を表すように、タッチパネル2の画面としての登録画面も更新する。
図7は一例としての登録画面SC1を示す図である。
登録画面SC1は、商品の一覧を表すための領域AR1と、ボタンB1とを含む。
登録画面SC1では、領域AR1には、読取済みのタグデータを送信したRFIDタグが取り付けられた商品に関する、商品名、個数、単価、金額および消費税区分などを表している。ボタンB1は、決済の開始を要求するために顧客によりタッチされるGUI(graphical user interface)である。
図7の領域AR1では、12点の商品に関する情報を表しているが、これらは対応するタグデータが読み取られる毎に上記の更新によって順次に追加して表示されてゆく。具体的には、登録画面は、最初のタグデータが読み取られる前には、商品に関する何らの情報も表していない。CPU10は、最初の受信タグデータに基づいて、商品名「パーカ」に関する情報を表すように登録画面を更新する。CPU10は、2番目の受信タグデータに基づいて、商品名「ジーンズ」に関する情報表すように登録画面を更新する。CPU10は、同様な更新を繰り返すことによって、12点目の商品に関する受信タグデータに基づいて、図7に示す登録画面SC1へと更新する。かくして、登録画面は、タグデータの読み取りの進捗を表すように順次に更新されることとなる。従って顧客は、登録画面を目視することによって、商品の識別の進捗状況を確認できる。また顧客は、登録画面を目視することによって、タグ読み取り空間へと投入した商品が正しく識別されているかどうかを確認できる。
CPU10は、受信タグデータが商品タグのものでは無いためにAct6にてNoと判定した場合、あるいは受信タグデータに含まれたタグコードがタグリストエリア12aに既に有るためにAct8にてYesと判定した場合、Act9〜11をパスしてAct4,5の待ち受け状態に戻る。CPU10は、受信タグデータをタグリストおよび商品リストに影響させないのであり、受信タグデータは読み捨てられる。
さて顧客は、登録画面を確認して、投入した商品の全てが識別されていることを確認したならば、登録画面中のボタンB1にタッチする。そうすると、このようなタッチ操作がタッチパネル2で検出され、CPU10へと通知される。CPU10はこの通知を受けて、Act5にてYesと判定し、Act12へと進む。
Act12においてCPU10は、タグリーダ22の読取動作を停止させる。
Act13においてCPU10は、商品リストにリストアップされている商品に関する決済処理を実行する。決済処理は、既存の別のセルフチェックアウト装置にて行われている処理と同様であって良い。このため決済処理は、チェックアウトの手続きの開始が要求された時点を開始時点とし、それ以降にタグリーダ22により読み取られたタグデータに基づいて行われることとなる。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは決済部として機能する。CPU10は、この決済処理を完了したならば、図4に示すAct14へと進む。
Act14においてCPU10は、タグリストに含まれた済みフラグの全てがオン状態となっているか否かを確認する。そしてCPU10は、オフ状態である済みフラグがタグリストに含まれているならばNoと判定し、Act15へと進む。
Act15においてCPU10は、タッチパネル2の画面を書込中画面とする。書込中画面は、商品をタグ読み取り空間から取り出さないよう、顧客に対して注意を促す画面である。書込中画面は、処理中であることを顧客に分かり易く通知するために、例えば円形のシンボルが移動するなどのように動きのある画像を顧客に視覚させるよう、タッチパネル2の画面を短周期で切り替えても良い。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは表示制御部として機能し、タッチパネル2表示部として機能する。
図8は一例としての書込中画面31を示す図である。
書込中画面31は、文字列31a,31bを含む。文字列31aは、上記の通り顧客に対して注意を促すためのものである。文字列31bは、書込処理の進捗状況を顧客に対して報知するためのものである。文字列31bは、12個の商品のうちの1つ目の商品に対する処理を実行中であることを示している。
Act16においてCPU10は、タグリーダ22による読取動作を起動する。
Act17においてCPU10は、タグデータが受信されたか否かを確認する。CPU10は、タグリーダ22からタグデータを受信した旨の通知を受けていなければNoと判定し、Act18へと進む。
Act18においてCPU10は、予め定められた第1の待機時間がタイムアウトしたか否かを確認する。第1の待機時間の開始タイミングの1つは、Act16において読取動作を起動したタイミングである。第1の待機時間の開始タイミングのもう1つは、後述するAct22で受信タグデータを書込リストエリア12bに書き込んだタイミングである。そしてCPU10は、タイムアウトしていないためにNoと判定したならば、Act17に戻る。かくしてCPU10はAct17,18において、第1の待機時間がタイムアウトするのよりも先にタグデータが受信される否かを確認する。そしてCPU10は、タイムアウトするのよりも早く、タグリーダ22からタグデータを受信した旨の通知を受けると、Act17にてYesと判定し、Act19へと進む。
Act19においてCPU10は、受信タグデータが、商品タグのものであるか否かを確認する。そしてCPU10は、受信タグデータが商品タグのものであることを確認したならば、Act19にてYesと判定し、Act20へと進む。
Act20においてCPU10は、受信タグデータに含まれるタグコードをキーとして書込リストエリア12bを検索する。
Act21においてCPU10は、上記の検索の結果として受信タグデータに含まれるタグコードと同一のタグコードが見つかったか否かを確認する。そしてCPU10は、同一コードがないことを確認したならばNoと判定し、Act22へと進む。
Act22においてCPU10は、受信タグデータを書込リストエリア12bに追加する。このときCPU10は、受信タグデータの全てを書き込む必要はなく、少なくともタグコードと決済フラグを書込リストエリア12bに書き込む。後述するようにCPU10は、Act22を繰り返し実行する場合がある。そしてこの場合にCPU10は、既に書込リストエリア12bに記憶されたタグデータおよび決済フラグを消去することなく、新たなタグデータおよび決済フラグを追加して書込リストエリア12bに書き込む。かくして、書込リストエリア12bには、タグコードおよび決済フラグをそれぞれ記述したデータレコードの集合からなる書込リストが生成される。
かくして、書込リストエリア12bは、第2の記憶部の一例である。また制御プログラムに基づく制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは第2の書込部として機能する。
CPU10は、受信タグデータが商品タグのものでは無いためにAct19にてNoと判定した場合、あるいは受信タグデータに含まれたタグコードが書込リストエリア12bに既に有るためにAct21にてYesと判定した場合、Act22をパスしてAct17,18の待ち受け状態に戻る。
CPU10は、書込リストエリア12bへと新たに書き込むべきタグデータが受信されない状態が継続し、第1の待機時間がタイムアウトしたならば、Act18にてYesと判定し、Act23へと進む。
以上のようにして、タグ読み取り空間に存在するRFIDタグからのタグデータの収集が改めて行われ、それらタグデータのリストが書込リストとして、タグリストとは別に生成される。
Act23においてCPU10は、タグリーダ22による読取動作を停止する。
Act24においてCPU10は、書込リストに含まれたタグデータのうちから、Act24から始まる処理ループの中で未選択の1つを、着目タグデータとして選択する。
Act25においてCPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードがタグリストに含まれるか否かを確認する。そしてCPU10は、ここでYesと判定したならば、Act26へと進む。
Act26においてCPU10は、着目タグデータに含まれた決済フラグがオフ状態であるか否かを確認する。そしてCPU10は、ここでYesと判定したならば、Act27へと進む。
CPU10がAct24〜31の処理を実行するとき、タグリストに含まれたタグデータは、いずれも決済済みの商品に関連付けられたものである。しかし、CPU10がAct24〜31の処理を始めて実行するとき、それら決済済みの商品に取り付けられたRFIDタグが記憶する決済フラグはオフ状態のままである。従って、CPU10がAct27へと進むとき、着目タグデータは、決済済みの商品に関連付けられていながら、決済フラグはオフ状態のままであるタグデータであることとなる。
Act27においてCPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードで識別されるRFIDタグに対して、決済フラグをオンするように要求する。具体的には、CPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードを含む所定のコマンドを送信するようにタグリーダ22を制御する。当該コマンドは、タグ読取空間に存在するRFIDタグのそれぞれで受信され得る。しかしRFIDタグは、そのRFIDタグに割り当てられたタグコードが、コマンドに含まれたタグコードと一致する場合にのみ、決済フラグをオンとする。ただし、該当のRFIDタグがコマンドを受信し損なうなどの理由により、該当のRFIDの決済フラグがオンされる保証はない。しかしながらCPU10はここでは、該当のRFIDタグにおいて決済フラグがオンされたことを確認するための処理は行わない。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは指示部として機能する。
CPU10は、着目タグデータに含まれた決済フラグがオン状態であるためにAct26にてNoと判定したならば、Act28へと進む。つまりCPU10は、着目タグデータに含まれた決済フラグが、Act27における要求に応じてオンとされている場合に、Act28へと進む。
Act28においてCPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードに関連付けてタグリストエリア12aに記憶された済みフラグがオフ状態であるか否かを確認する。そしてCPU10は、ここでYesと判定したならば、Act29へと進む。
Act29においてCPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードに関連付けてタグリストエリア12aに記憶された済みフラグをオン状態に変更する。つまりCPU10は、着目タグデータに含まれた決済フラグがオン状態に変更されていることが確認できたことに応じて、済みフラグをオン状態に変更する。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは変更部として機能する。
Act30においてCPU10は、書込中画面を更新する。具体的にCPU10は、進捗状況が変化したことを表すように書込中画面を更新する。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは表示制御部として機能する。
図9は一例としての書込中画面32を示す図である。
書込中画面32は、書込中画面31からの更新後の画面である。書込中画面32は、進捗状況が進んだことを表すために、書込中画面31における「1/12」なる文字列31bに代えて、「2/12」なる文字列32aを含む。
CPU10は、Act27における要求またはAct30における更新を終えた後には、Act31へと進む。CPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードがタグリストに含まれていないために、Act25にてNoと判定したならば、Act25〜Act30の処理をいずれも行うことなしに、Act31へと進む。CPU10は、着目タグデータに含まれたタグコードに関連付けてタグリストエリア12aに記憶された済みフラグがオン状態であるためにAct28にてNoと判定したならば、Act29,30をパスしてAct31へと進む。
Act31においてCPU10は、書込リストに含まれたタグデータのうちにAct24にて選択されていないタグデータが存在するか否かを確認する。そしてCPU10は、ここでYesと判定したならば、Act24に戻り、それ以降の処理を繰り返す。つまり、書込リストに含まれた未選択のタグデータを着目タグデータとして、上記の処理を同様に行う。しかしながらCPU10は、Act24にて選択されていないタグデータが存在しないためにAct31にてNoと判定したならば、Act14に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
Act13での決済処理の対象となった全ての商品のそれぞれに取り付けられたRFIDタグが記憶する決済フラグがいずれもオン状態に変更済みであることが確認できていないとき、CPU10はAct14にてNoと判定することになる。そしてこの場合にCPU10は、該当のRFIDタグが記憶する決済フラグがいずれもオン状態に変更されるまで、Act15以降の処理を繰り返す。そしてCPU10は、該当の全てのRFIDタグがそれぞれ記憶する決済フラグの全てがオン状態に変更されている場合には、Act14にてYesと判定し、図5中のAct32へと進む。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータは書込制御部として機能する。
Act32においてCPU10は、Act13での決済処理の結果を表したレシートを発行する。ここで発行するレシートは、レシート紙を用いたものであっても良いし、電子レシートであっても良い。すなわちCPU10は、決済処理の対象となった商品名や金額などを表した明細や、決済した合計金額、預かり金額、釣銭額などを表したレシート画像を生成し、これをプリンタ18によりレシート用紙に印刷させる。レシート用紙のレシート画像が印刷された領域は、その他の領域から切り離された後、レシート発行口5から排出される。なおCPU10は、クレジット決済が行われた場合には、その証書となるレシートも発行するようプリンタ18を制御する。これにより、レシート紙を用いたレシートが顧客に対して発行されることになる。あるいはCPU10は、レシートに記載する情報を含んだレシートデータを生成し、これを通信ネットワーク200を介して例えばセンタサーバ(図示せず)に送る。顧客は、適宜の情報通信端末を利用してセンタサーバにアクセスし、レシートデータの内容を閲覧することができる。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータとプリンタ18との協働により発行部が実現される。
Act33においてCPU10は、Act13での決済処理の結果として釣銭が発生しているか否かを確認する。そして釣銭が発生しているためにYesと判定したならばCPU10は、Act34へと進む。
Act34においてCPU10は、自動釣銭機20により釣銭を払い出させる。そしてこののちにCPU10は、Act35へと進む。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU10が実行することによって、CPU10を中枢部分とするコンピュータと自動釣銭機20の協働により払出部が実現される。CPU10は、釣銭が発生していないためにAct33にてNoと判定したならば、このAct34をパスしてAct35へと進む。
Act35においてCPU10は、予め定められた第2の待機時間がタイムアウトしたか否かを確認する。そしてCPU10は、タイムアウトしていないためにNoと判定したならば、Act35を繰り返す。かくしてCPU10はAct35において、第2の待機時間がタイムアウトするのを待ち受ける。第2の待機時間の開始タイミングの1つは、Act35を最初に実行するタイミングである。CPU10は、ここでの待ち受け状態においては、タッチパネル2の画面を、チェックアウト処理が終了したことを顧客に知らせるための終了画面としても良い。そしてCPU10は、第2の待機時間がタイムアウトしたためにAct35にてYesと判定したならば、図3に示すAct1に戻り、Act1以降の処理を上述と同様にして実行する。つまりCPU10は、別の顧客のチェックアウトのための処理を開始する。
以上のようにセルフチェックアウト装置100によれば、決済を完了した商品に取り付けられたRFIDタグの決済フラグをオンする。
ここで、RFIDタグを防犯タグとしても利用し、防犯ゲートを通過するRFIDタグから読み取ったタグデータのうちの上記の決済フラグがオフ状態である場合に警報を発するようにすることを想定する。このケースでは、タグコードの読み取りは完了したものの、決済されていない商品が防犯ゲートを通って持ち出されようとしたならば、この商品に取り付けられたRFIDタグは決済フラグがオフ状態のままであるから、正しく警報が発せられることとなる。決済された商品に取り付けられたRFIDタグは決済フラグがオン状態であるので、防犯ゲートを通って持ち出されようとも、警報が発せられることはない。
またセルフチェックアウト装置100によれば、図4に示す処理においては、次の(1)〜(3)の各動作が一連の処理により実行される。
(1) 決済済みの商品に取り付けられていながら、決済フラグがオフのままであるRFIDタグを検出する。
(2) 上記の検出されたRFIDタグに対して、決済フラグをオンするように要求する。
(3) 上記の要求に応じて決済フラグがオンされたかどうかを確認する。
このため、決済を完了した商品に取り付けられたRFIDタグのそれぞれの決済フラグをオンする作業を、効率的、かつ確実に行うことが可能である。
なお、RFIDタグの決済フラグをオンする処理は、顧客にとってはチェックアウト手続の一部とは認識されない場合があり、当該処理を行う期間は顧客に理解のできないタイムラグとなり、顧客に不安感を与えてしまう恐れがある。しかしながらセルフチェックアウト装置100では、RFIDタグの決済フラグをオンする処理の実行中には書込中画面を表示するので、顧客は何らかの処理が実行中であることと、その進捗具合を認識することができるので、不安感を持つこと無く待つことができる。
セルフチェックアウト装置100ではさらに、レシートの発行を、RFIDタグの決済フラグをオンした後に行うようにしている。一般に顧客は、レシートが発行されたことを持ってチェックアウトの手続きが完了したと認識する場合が多い。このため、RFIDタグの決済フラグをオンする前にレシートを発行してしまうと、決済フラグがオンされないままのRFIDタグが防犯ゲートを通って持ち出され、警報が発せられてしまうことがある。このような事態を生じさせることは好ましいことではないが、本実施形態によればこのような事態に陥ることを未然に防ぐことができる。
セルフチェックアウト装置100はまた、釣銭の払い出しをRFIDタグの決済フラグをオンした後に行うようにしている。一般に顧客は、釣銭が有る場合には、釣銭を受け取ればチェックアウトの手続きが完了したと認識する場合が多い。このため、RFIDタグの決済フラグをオンする前に釣銭を払い出してしまうと、決済フラグがオンされないままのRFIDタグが防犯ゲートを通って持ち出され、警報が発せられてしまうことがある。このような事態を生じさせることは好ましいことではないが、本実施形態によれば、釣銭が生じた場合に限られるが、上記のような事態に陥ることを未然に防ぐことができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
タグリーダ22は、セルフチェックアウト装置100とは別装置として存在するものがセルフチェックアウト装置100に外付けされても良い。
店員が操作者となるタイプのチェックアウト装置においても、上記の実施形態と同様に実施が可能である。
RFIDタグ以外に電子タグを用いても、上記の実施形態と同様に実施が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…筐体、1a…開口、2…タッチパネル、10…CPU、11…ROM、12…RAM、12a…タグリストエリア、13…補助記憶ユニット、14…時計ユニット、16…カードリーダ、18…プリンタ、20…自動釣銭機、22…タグリーダ、100…セルフチェックアウト装置。

Claims (6)

  1. タグリーダが電子タグから読み取ったタグデータを済みフラグとともに複数記憶可能な第1の記憶部と、
    決済処理の開始要求がなされる前に前記タグリーダにより読み取られた前記タグデータが前記第1の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータをオフ状態の前記済みフラグとともに前記第1の記憶部に書き込む第1の書込部と、
    決済処理の開始要求を受けて、当該開始要求がなされる前に前記タグリーダにより読み取られたタグデータに基づく決済処理を実行する決済部と、
    前記タグリーダが読み取った前記タグデータを複数記憶可能な第2の記憶部と、
    前記決済部による決済処理が完了した後に、予め定めた収集期間内において前記タグリーダにより読み取られた前記タグデータが前記第2の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータを前記第2の記憶部に書き込む第2の書込部と、
    前記収集期間が終了したのちに、前記第2の記憶部に記憶されたタグデータが、前記第1の記憶部に記憶された前記タグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードを含み、かつオフ状態の決済フラグを含む場合に、当該タグコードで識別される前記電子タグに対して前記決済フラグをオン状態とするよう指示する指示部と、
    前記収集期間が終了したのちに、前記第2の記憶部に記憶されたタグデータが、前記第1の記憶部に記憶された前記タグデータに含まれた前記タグコードと同一のタグコードを含み、かつオン状態の決済フラグを含む場合に、当該タグデータに含まれた前記タグコードとともに前記第1の記憶部に記憶された前記済みフラグがオフ状態であるならば、当該済みフラグをオン状態に変更する変更部と、
    前記第1の記憶部に記憶された前記済みフラグの少なくとも1つがオフ状態である場合に、前記タグデータの前記第2の記憶部への書き込みを再実行するように前記第2の書込部を制御する書込制御部とを具備したことを特徴とする決済処理装置。
  2. 表示部と、
    前記収集期間が終了したのちにおいて、前記表示部の画面を前記決済フラグの更新作業の進捗度を表す画面とするとともに、前記変更部が前記済みフラグをオン状態とする毎に前記進捗度を更新するように前記画面を更新する第1の表示制御部とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の決済処理装置。
  3. 決済処理の開始要求がなされる前において、前記表示部の画面を、前記第1の記憶部に記憶された前記タグデータに関連付けられた商品に関する情報を表す画面とするとともに、前記第1の書込部により前記第1の記憶部に前記タグデータが書き込まれる毎に前記画面を更新する第2の表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の決済処理装置。
  4. 前記第2の記憶部に記憶された前記決済フラグの全てがオン状態である場合に、前記決済処理の内容を表したレシートを発行する発行部をさらに備えることを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の決済処理装置。
  5. 前記決済部での決済処理の結果として釣銭の払い出しが必要となった場合、前記第2の記憶部に記憶された前記決済フラグの全てがオン状態であるときに前記釣銭の払い出しを行う払出部をさらに備えることを特徴とする請求項1−4のいずれか一項に記載の決済処理装置。
  6. タグリーダが電子タグから読み取ったタグデータを済みフラグとともに複数記憶可能な第1の記憶部と、前記タグリーダが読み取った前記タグデータを複数記憶可能な第2の記憶部とを備えた決済処理装置を制御するコンピュータを、
    タグリーダが電子タグから読み取ったタグデータを済みフラグとともに複数記憶可能な第1の記憶部と、
    決済処理の開始要求がなされる前に前記タグリーダにより読み取られた前記タグデータが前記第1の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータをオフ状態の前記済みフラグとともに前記第1の記憶部に書き込む第1の書込部と、
    決済処理の開始要求を受けて、当該開始要求がなされる前に前記タグリーダにより読み取られたタグデータに基づく決済処理を実行する決済部と、
    前記決済部による決済処理が完了した後に、予め定めた収集期間内において前記タグリーダにより読み取られた前記タグデータが前記第2の記憶部に記憶されていない場合に、当該タグデータを前記第2の記憶部に書き込む第2の書込部と、
    前記収集期間が終了したのちに、前記第2の記憶部に記憶されたタグデータが、前記第1の記憶部に記憶された前記タグデータに含まれたタグコードと同一のタグコードを含み、かつオフ状態の決済フラグを含む場合に、当該タグコードで識別される前記電子タグに対して前記決済フラグをオン状態とするよう指示する指示部と、
    前記収集期間が終了したのちに、前記第2の記憶部に記憶されたタグデータが、前記第1の記憶部に記憶された前記タグデータに含まれた前記タグコードと同一のタグコードを含み、かつオン状態の決済フラグを含む場合に、当該タグデータに含まれた前記タグコードとともに前記第1の記憶部に記憶された前記済みフラグがオフ状態であるならば、当該済みフラグをオン状態に変更する変更部と、
    前記第1の記憶部に記憶された前記済みフラグの少なくとも1つがオフ状態である場合に、前記タグデータの前記第2の記憶部への書き込みを再実行するように前記第2の書込部を制御する書込制御部として機能させるための制御プログラム。
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