JP7419173B2 - 監視装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、監視装置及び情報処理プログラムに関する。
店内での消費及び店外への持ち出しのどちらも可能な商品の決済に際して、標準税率及び軽減税率のいずれを適用するかは、客の申告に従って決定される。
このため、軽減税率を適用して決済した商品が店内で消費されることがあり得るが、これに対する有効な対策は講じられていない。
このような事情から、軽減税率を適用して決済した商品が店内で消費されることを抑制できることが望まれていた。
特開2019-091188号公報
本発明が解決しようとする課題は、軽減税率を適用して決済した商品が店内で消費されることを抑制できる監視装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態の監視装置は、第1の取得手段、判定手段、第2の取得手段及び警報手段を備える。第1の取得手段は、監視エリア内で捨てられたタグの識別子を取得する。判定手段は、第1の取得手段により取得された識別子で識別されるタグが、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることを判定する。第2の取得手段は、監視エリアから持ち出されるタグの識別子を取得する。警報手段は、第2の取得手段により取得された識別子で識別されるタグが取り付けられた商品に関する取引での対象とされた別の商品に取り付けられたタグの識別子が、第1の取得手段により取得された識別子と一致し、かつ当該一致する識別子で識別されるタグに関して判定手段により、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることが判定されている場合に、予め定められた警報動作のための警報処理を実行する。
一実施形態に係る監視装置の要部回路構成と、当該監視装置を用いた監視システムの概略構成とを示すブロック図。 監視処理のフローチャート。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、POS(point-of-sale)システムを導入し、店内に飲食エリアを設けた物販店に適応するように構成した監視装置を例に説明する。
図1は本実施形態に係る監視装置1の要部回路構成と、監視装置1を用いた監視システム100の概略構成とを示すブロック図である。
監視装置1は、廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4とともに監視システム100を構成する。なお、本実施形態では廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4はそれぞれ1つずつとしているが、それぞれ複数が監視装置1に接続されてもよい。監視装置1は、通信ネットワーク200を介してPOSサーバ300及び係員端末600と通信可能である。
通信ネットワーク200としては、例えばLAN(local area network)が用いられる。通信ネットワーク200としては、LANの他、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることもできる。
POSサーバ300には、POS端末400が接続されている。POS端末400には、リーダ・ライタ500が接続されている。これらPOSサーバ300、POS端末400及びリーダ・ライタ500により、POSシステムが構成される。
POSサーバ300は、POS端末400で処理された取引に関する取引データを、取引データベースDBAにて管理する。
POS端末400は、取引の対象となる商品の登録及び取引の対価の決済などを行うことによって取引を処理する。
リーダ・ライタ500は、無線タグからタグデータを読み出す。リーダ・ライタ500は、POS端末400による制御の下に、無線タグに対して税種別データを書き込む。
係員端末600は、監視装置1からの通報に対処する係員が利用する端末装置である。係員端末600としては、スマートフォン及びタブレットコンピュータなど、係員により携帯可能な情報通信端末が適する。しかしながら係員端末600としては、据置型のコンピュータ装置などが用いられても構わない。係員は、警備員又は店員などである。
監視装置1は、軽減税率を適用して決済された商品の店内での消費を監視する。
廃棄リーダ2及び持ち出しリーダ3は、無線タグに記憶されたタグデータを読み取る。廃棄リーダ2は、例えば飲食エリアに設置されたゴミ箱に投入された無線タグからタグデータを読み取るように、読取エリアが設定される。持ち出しリーダ3は、例えば飲食エリアの出口を通過する無線タグからタグデータを読み取るように、読取エリアが設定される。例えば、飲食エリアの入口と出口とを分け、それぞれの通行方向を制限しておき、出口付近のエリアを持ち出しリーダ3の読取エリアとする。
警報デバイス4は、飲食エリアの出口を通過した客に対する警報動作を実行する。警報デバイス4としては、表示デバイス、音響デバイス又は振動デバイスなどの人間が知覚可能な動作を実行可能な種々のデバイスを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。なお警報デバイス4としては、同種のデバイスを複数組み合わせて用いることもできる。例えば、ともに表示デバイスである液晶表示デバイス及びパトランプを警報デバイス4として備えてもよい。また、例えば、ともに音響デバイスであるブザー鳴動デバイス及び音声再生デバイスを警報デバイス4として備えてもよい。
持ち出しリーダ3は、飲食エリアの出口に設置される。警報デバイス4は、典型的には飲食エリアの出口に設置される。例えば、飲食エリアの出口に設置された筐体に、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4を備えることが想定される。監視装置1は、上記の筐体に収納されてもよいし、別の場所に設置されて通信ケーブルを介して持ち出しリーダ3及び警報デバイス4と接続されてもよい。
監視装置1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、デバイスインタフェース14、通信インタフェース15及び伝送路16を含む。プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、デバイスインタフェース14及び通信インタフェース15は、伝送路16を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶ユニット13が伝送路16により接続されていることによって、監視装置1を制御するためのコンピュータが構成される。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等の情報処理プログラムに従って、監視装置1としての各種の機能を実現するための情報処理を実行する。プロセッサ11は、例えばCPU(central processing unit)である。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(read only memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(random access memory)である。
補助記憶ユニット13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット13としては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、あるいはSSD(solid state drive)等の周知の記憶デバイスを用いた記憶ユニットを利用できる。補助記憶ユニット13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶ユニット13は、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。
デバイスインタフェース14には、廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4が、通信ケーブルを介して接続される。デバイスインタフェース14は、プロセッサ11の制御の下に、廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4のそれぞれとデータを授受するための通信処理を実行する。デバイスインタフェース14としては、例えばUSB(universal serial bus)規格に準拠した周知のデバイスを用いることができる。またデバイスインタフェース14としては、無線LAN規格に準拠した周知のデバイスを用いて、無線通信により廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4のそれぞれとデータを授受してもよい。またデバイスインタフェース14としては、複数種のデバイスをそれぞれ備えてもよい。
通信インタフェース15は、通信ネットワーク200を介したデータ通信のための通信処理を行う。通信インタフェース15としては、例えば周知の有線LAN規格又は無線LAN規格に準拠した周知の通信デバイスを適用できる。
伝送路16は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
補助記憶ユニット13は、情報処理プログラムの1つである監視アプリAPAを記憶する。監視アプリAPAは、アプリケーションプログラムであり、後述する監視処理について記述されている。
補助記憶ユニット13の記憶領域の一部は、第1のフラグFLA、第2のフラグFLB及び廃棄リストデータDAAを記憶する領域として使用される。第1のフラグFLAは、予め定められた有効状態であるときに、第1の方法での警報が有効であることを表す。第2のフラグFLBは、予め定められた有効状態であるときに、第2の方法での警報が有効であることを表す。廃棄リストデータDAAは、廃棄された無線タグの識別子のリストを表すデータである。
監視装置1としては、例えば汎用のコンピュータ装置を用いることができる。そして監視装置1の譲渡は一般に、補助記憶ユニット13に監視アプリAPAが記憶され、第1のフラグFLA、第2のフラグFLB及び廃棄リストデータDAAが記憶されない状態にて行われる。しかし、監視アプリAPAが補助記憶ユニット13に記憶されない状態、あるいは同種の別バージョンのアプリケーションプログラムが補助記憶ユニット13に記憶された状態のハードウェアと、監視アプリAPAが個別に譲渡されてもよい。そして、任意の作業者の操作に応じて、補助記憶ユニット13に監視アプリAPAが書き込まれることによって、監視装置1が構成されてもよい。監視アプリAPAの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。第1のフラグFLA、第2のフラグFLB及び廃棄リストデータDAAは、プロセッサ11が監視アプリAPAに基づく情報処理を実行することで、補助記憶ユニット13に書き込まれる。
次に以上のように構成された監視システム100の動作について説明する。なお、以下に説明する各種の処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。例えば、以下の説明では、本実施形態の特徴的な動作を分かり易く説明するために、一部の処理についての説明を省略している。例えば、何らかのエラーが発生した場合に、そのエラーに対処するための処理が行われる場合があるが、そのような処理の一部については記載を省略している。
監視システム100が用いられる物販店では、原則として販売される商品の個々に無線タグが取り付けられる。無線タグは、記憶しているタグデータを無線送信する。タグデータは、無線タグの個々を識別するための個別の識別子を含む。
客による購入商品の登録に当たっては、購入商品に取り付けられた無線タグが送信するタグデータがリーダ・ライタ500によって読み取られ、POS端末400に送られる。POS端末400は、リーダ・ライタ500から順次に送られてくるタグデータに基づいて一取引に関する購入商品のリストを生成する。POS端末400は、一取引に関する全ての購入商品のリストの生成を終わったならば、そのリストに示される全ての購入商品の販売に関わる対価を決定し、当該対価を決済する。なおPOS端末400は、対価の決定に当たって、軽減税率の適用対象となる商品に関しては、客の申告に基づく操作者による指示に応じて軽減税率又は標準税率を適用する。POS端末400は、決済を完了したならば、当該取引に関する取引データをPOSサーバ300に送る。POS端末400は、取引データには、リーダ・ライタ500より送られた全てのタグデータに含まれた識別子を少なくとも含める。POS端末400は、取引データには他に、購入商品のSKU(stock keeping unit)を識別するためのSKUコード、SKU毎の数量、単価、決済金額、決済方法などの、取引の内容を表した各種の情報を含める。またPOS端末400は、リーダ・ライタ500を駆動し、軽減税率を適用した商品に取り付けられた無線タグには、軽減税率を適用したことを表すデータ(以下、軽減データと称する)を書き込む。POS端末400は例えば、無線タグに既に記憶されているタグデータに、税率データとして予め定められたデータを追加する。なおPOS端末400は、無線タグに既に記憶されているタグデータに適用税率を表すために含まれているフラグを、軽減税率を表すとして予め定められた状態に変更するのでもよい。この場合、軽減税率を表すとして予め定められた状態をなすフラグが軽減データに相当することになる。
POSサーバ300は、POS端末400から送られた取引データを受けると、その取引データを含むように取引データベースDBAを更新する。なおPOSサーバ300は、受けた取引データに含まれる一部のデータを省くか、あるいは任意のデータを追加するように編集した後の取引データを含むように取引データベースDBAを更新するのでもよい。ただしPOSサーバ300は、取引毎に、当該取引での購入商品に取り付けられた無線タグの全ての識別子を判定可能なように取引データベースDBAを更新する。
さて、監視装置1においては、例えば監視アプリAPAのインストール処理の一環として、あるいは監視装置1の初期設定処理として、プロセッサ11は第1のフラグFLA及び第2のフラグFLBが補助記憶ユニット13に書き込む。ここでプロセッサ11は、第1のフラグFLA及び第2のフラグFLBを、予め定められた初期状態としてもよいし、操作者により指定された状態としてもよい。
監視装置1が起動されるとプロセッサ11は、監視アプリAPAに基づく情報処理(以下、監視処理と称する)を開始する。
図2は監視処理のフローチャートである。
ACT1としてプロセッサ11は、設定の変更が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の要求を確認できないならばNOと判定し、ACT2へと進む。
ACT2としてプロセッサ11は、廃棄が生じたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の事象を確認できないならばNOと判定し、ACT3へと進む。
ACT3としてプロセッサ11は、持ち出しが生じたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の事象を確認できないならばNOと判定し、ACT1へと戻る。
かくしてプロセッサ11はACT1~ACT3としては、変更要求がなされるか、廃棄又は持ち出しが生じるのを待ち受ける。
物販店の従業者などの監視装置1の管理者は、監視装置1による警報の方法を変更したい場合には、係員端末600又はその他の任意の情報通信端末を用いて通信ネットワーク200を介して監視装置1にアクセスし、設定の変更を要求する。なお、管理者が用いる端末は、例えば予め用意されたアプリケーションプログラムに基づき、設定変更のための管理者のユーザインタフェースとしての機能を実現する。
上記のように設定の変更が要求されると、プロセッサ11はACT1にてYESと判定し、ACT4へと進む。
ACT4としてプロセッサ11は、第1の方法についての変更が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の指定を確認できないならばNOと判定し、ACT5へと進む。
ACT5としてプロセッサ11は、第2の方法についての変更が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の指定を確認できないならばNOと判定し、ACT6へと進む。
ACT6としてプロセッサ11は、設定の完了が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の指定を確認できないならばNOと判定し、ACT4へと戻る。
かくしてプロセッサ11は、ACT4~ACT6としては、第1の方法又は第2の方法についての変更か、完了が指定されるのを待ち受ける。
管理者は、第1の方法を有効とするか否かを変更したい場合には、第1の方法についての変更を端末にて指定する。また管理者は、第2の方法を有効とするか否かを変更したい場合には、第2の方法についての変更を端末にて指定する。第1の方法は、係員端末600にて、係員に対する通報を目的として警報動作を行う。第2の方法は、警報デバイス4にて、客に対する通報を目的として警報動作を行う。そして管理者は、警報に関する設定を希望の状態とし終えたならば、完了を端末にて指定する。
第1の方法の変更が指定されたならば、プロセッサ11はACT4にてYESと判定し、ACT7へと進む。
ACT7としてプロセッサ11は、第1のフラグFLAの状態を反転させる。つまりプロセッサ11は、第1のフラグFLAが有効状態であるならば無効状態に変更し、無効状態であるならば有効状態に変更する。そしてプロセッサ11はこののち、ACT4~ACT6の待受状態に戻る。
第2の方法の変更が指定されたならば、プロセッサ11はACT5にてYESと判定し、ACT8へと進む。
ACT8としてプロセッサ11は、第2のフラグFLBの状態を反転させる。つまりプロセッサ11は、第2のフラグFLBが有効状態であるならば無効状態に変更し、無効状態であるならば有効状態に変更する。そしてプロセッサ11はこののち、ACT4~ACT6の待受状態に戻る。
設定の完了が指定されたならば、プロセッサ11はACT6にてYESと判定し、ACT1~ACT3の待受状態に戻る。
客は、決済済みの商品を飲食スペースに持ち込んで消費することができる。そして客が、消費した商品に取り付けられていた無線タグをゴミ箱などに捨てると、当該無線タグが廃棄リーダ2の読取エリア内に入る。これに応じて廃棄リーダ2は、捨てられた無線タグからタグデータを読み取り、監視装置1に送る。そしてタグデータは、デバイスインタフェース14により監視装置1に取り込まれる。この場合にプロセッサ11は、デバイスインタフェース14により取り込まれたタグデータに軽減データが含まれることを確認したならば、廃棄が生じたとしてACT2にてYESと判定し、ACT9へと進む。つまりプロセッサ11は、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられた無線タグが廃棄された場合に、廃棄が生じたと判定する。
このようにプロセッサ11は、廃棄リーダ2により読み取られたタグデータに含まれる識別子を、監視エリアとしての飲食スペース内で捨てられたタグの識別子として取得している。かくして監視アプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、第1の取得手段として機能する。またプロセッサ11は、ACT2にてYESと判定する場合、上記の取得した識別子が軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることを判定していることになる。かくして監視アプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、判定手段として機能する。なお本実施形態においては、当該の判定は、軽減税率が適用されたことを表す軽減データがタグに記録されていることに応じて行っている。
ACT9としてプロセッサ11は、上記の廃棄された無線タグの識別子を廃棄リストに追加する。例えばプロセッサ11は、デバイスインタフェース14により取り込まれたタグデータに含まれる識別子を含んだ廃棄リストを表すように廃棄リストデータDAAを更新する。なおプロセッサ11は、廃棄リストデータDAAが補助記憶ユニット13に記憶されていないならば、デバイスインタフェース14により取り込まれたタグデータに含まれる識別子のみを含んだ廃棄リストを表す廃棄リストデータDAAを新たに生成し、これを補助記憶ユニット13に書き込む。そしてプロセッサ11はこののち、ACT1~ACT3の待受状態に戻る。
客が飲食スペースへと持ち込んだ商品を飲食スペース外に持ち出す際には、当該商品に取り付けられていた無線タグからタグデータを持ち出しリーダ3が読み取り、監視装置1に送る。そしてタグデータは、デバイスインタフェース14により監視装置1に取り込まれる。これに応じてプロセッサ11は、持ち出しが生じたとしてACT3にてYESと判定し、ACT10へと進む。プロセッサ11は、ACT3にてYESと判定する場合に、デバイスインタフェース14により監視装置1へと取り込まれたタグデータに含まれる識別子を監視エリアとしての飲食エリアから持ち出されるタグの識別子として取得していることになる。かくして監視アプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは第2の取得手段として機能する。
ACT10としてプロセッサ11は、持ち出された商品が対象の購入商品として含まれる取引に関する取引データを取得する。プロセッサ11は例えば、デバイスインタフェース14により取り込まれたタグデータに含まれる識別子を含んだ要求データを、POSサーバ300に宛てて通信インタフェース15から通信ネットワーク200へと送出する。
POSサーバ300は、要求データが通信ネットワーク200によりPOSサーバ300に伝送されると、当該要求データに含まれた識別子を含んだ取引データを取引データベースDBAから読み出し、当該取引データを含んだ応答データを監視装置1に宛てて通信ネットワーク200へと送出する。なおPOSサーバ300は、取引データベースDBAから読み出した取引データをそのまま応答データに含めるのでもよいし、取引データに含まれる一部のデータを省くか、あるいは任意のデータを追加するように編集した後の取引データを応答データに含めるのでもよい。ただしPOSサーバ300は、取引データベースDBAから読み出した取引データに含まれる無線タグの識別子は、原則として全てを含める。ただし、要求データに含まれた識別子は、応答データに含まれなくてもよい。
応答データが通信ネットワーク200により監視装置1に伝送されると、当該応答データは、通信インタフェース15により監視装置1に取り込まれる。そうするとプロセッサ11は、当該の応答データに含まれる取引データをメインメモリ12又は補助記憶ユニット13に保存する。
ACT11としてプロセッサ11は、持ち出された商品と同じ取引で購入商品とされた別の商品に無線タグが廃棄された商品が有るか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、ACT10で取得した取引データに含まれた識別子のいずれかが、廃棄リストデータDAAが表す廃棄リストに含まれる識別子に一致するか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、一致したならばYESと判定し、ACT12へと進む。
ACT12としてプロセッサ11は、第1の方法が有効とされているか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、第1のフラグFLAが有効状態であるならばYESと判定し、ACT13へと進む。
ACT13としてプロセッサ11は、係員端末600に対して発報を指示する。プロセッサ11は例えば、発報を指示するための予め定められた指示データを、係員端末600に宛てて通信インタフェース15から通信ネットワーク200へと送出する。
上記の指示データが通信ネットワーク200により係員端末600へと伝送されると、係員端末600は、予め定められた警報動作を実行する。当該の警報動作は、例えば予め定められた画面の表示デバイスでの表示、あるいは警報音又は警報メッセージの出力など、任意であってよい。この警報動作により係員は、軽減税率を適用して決済された商品を飲食エリアにて消費した可能性のある客が飲食エリアを出たことを認識する。
以上のようにプロセッサ11は、係員に対する警報動作を実行する第2の警報デバイスとしての係員端末600での予め定められた警報動作のために、係員端末600を動作させるための制御処理を警報処理として実行する。かくして監視アプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、警報手段として機能する。
プロセッサ11は、ACT13にて発報を指示した後には、ACT14へと進む。プロセッサ11は、第1のフラグFLAが有効状態ではないならばACT12にてNOと判定し、ACT13をパスしてACT14へと進む。
ACT14としてプロセッサ11は、第2の方法が有効とされているか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、第2のフラグFLBが有効状態であるならばYESと判定し、ACT15へと進む。
ACT15としてプロセッサ11は、警報デバイス4を動作させて警報動作を実行する。プロセッサ11は例えば、起動を命令するための予め定められた命令データを、デバイスインタフェース14から警報デバイス4に与える。
警報デバイス4は、命令データを受けると、予め定められた警報動作を実行する。当該の警報動作は、例えば予め定められた画面の表示デバイスでの表示、あるいは警報音又は警報メッセージの出力など、任意であってよい。この警報動作により客は、軽減税率を適用して決済された商品を飲食エリアにて消費してしまったことを認識する。
以上のようにプロセッサ11は、客に対する警報動作を実行する第1の警報デバイスとしての警報デバイス4での予め定められた警報動作のために、警報デバイス4を動作させるための制御処理を警報処理として実行する。かくして監視アプリAPAに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、警報手段として機能する。
プロセッサ11は、予め定められた終了条件が成立したならば、警報デバイス4での警報動作を停止させる。終了条件は、任意に定められてよい。プロセッサ11は例えば、警報動作を開始してからの経過時間が予め定められた時間に達したならば、終了条件が成立したと判定する。あるいはプロセッサ11は例えば、予め定められた操作デバイスにて客又は係員による予め定められた操作が行われた場合に、終了条件が成立したと判定する。操作デバイスは、例えば係員端末600、あるいは警報解除用に警報デバイス4の近辺に別途備えた操作デバイスなど、どのような操作デバイスであってもよい。
プロセッサ11は、ACT15にて警報動作を実行させた後には、ACT16へと進む。プロセッサ11は、第2のフラグFLBが有効状態ではないならばACT14にてNOと判定し、ACT15をパスしてACT16へと進む。
ACT16としてプロセッサ11は、廃棄リストから、ACT10で取得した取引データに含まれた識別子を除外する。プロセッサ11は例えば、ACT10で取得した取引データに含まれた識別子を廃棄リストが含まないように廃棄リストデータDAAを更新する。そしてプロセッサ11はこののち、ACT1~ACT3の待受状態に戻る。
なおプロセッサ11は、ACT10で取得した取引データに含まれた識別子の全てが、廃棄リストデータDAAが表す廃棄リストに含まれる識別子のいずれにも一致しないならば、持ち出された商品と同じ取引で購入商品とされた別の商品に無線タグが廃棄された商品は無いとしてACT11にてNOと判定し、そのままACT1~ACT3の待受状態に戻る。つまりプロセッサ11はこの場合には、係員端末600及び警報デバイス4のいずれでも警報動作を行わせない。
客は、一括で決済した複数の商品のうちの一部の商品を飲食エリアにて消費し、当該商品の包装をゴミ箱に捨てた後、残りの商品を持ち帰ることができる。このような行動は、飲食エリアを利用する客の典型的な行動の1つである。そして消費された商品が、軽減税率が適用された商品であったならば、その客の行動は適正ではない。
監視装置1によれば、上記のような適正ではない客の行動(以下、不適正行動と称する)に対して、客が飲食エリアから出たことに応じて、係員端末600又は警報デバイス4にて警報動作を実行させる。係員は、この係員端末600での警報動作により、不適性行動が生じたことを認識することなり、当該の不適正行動に対処することができる。なお、不適性行動に対して係員がどのように対処するかは、任意に定められてよい。係員は例えば、不適性行動を行った客に対して、今後は不適正行動を行わないように注意する。あるいは、係員は例えば、税額の差額を精算するように客に案内する。また客は、警報デバイス4での警報動作により、不適正性行動を行ってしまったことを認識することなり、不適性行動に対処できる。なお、不適正行動に対して客がどのように対処すべきかは、例えば任意に定められてよい。客は例えば、不適正行動とならないように今後の行動に注意する。あるいは客は例えば、店員に申し出て、税額の差額を精算する。
そしてこのようなことにより、不適切行動に対する警報を一度受けた客は、その後は不適切行動をしないように注意することが期待され、軽減税率を適用して決済した商品が店内で消費されることを抑制できることになる。
なお、上記の実施形態と同様のタイミングでの警報動作は、客が飲食エリアから持ち出す商品に取り付けられた無線タグの識別子を全て読み取って生成した識別子リストを、取引データに示された識別子リストと比較し、軽減税率が適用された商品に取り付けられた無線タグの識別子が欠落していることに応じて行うことも可能である。ただしこの場合には、客が持ち出す全ての商品に取り付けられた全ての無線タグからのタグデータの読み取りを行わなければならない。食品等の安価な商品の全てに無線タグを取り付ける場合は、無線タグが低価格であることが求められ、無線タグの通信距離及び応答速度が低い恐れがある。そのような無線タグを客が同時に多数持ち出す場合、客が飲食エリアの出口を通過する短時間のうちに全ての無線タグからタグデータを読み取れる保証はない。しかしながら監視装置1によれば、持ち出しリーダ3では、一取引に関して少なくとも1つの商品に取り付けられた無線タグからタグデータを読み取れればよい。このため、無線タグが低性能なものであっても対応可能である。
また監視装置1によれば、係員端末600での警報動作及び警報デバイス4での警報動作のそれぞれの有効/無効を任意に設定可能である。このため、不適性行動に対する店舗毎の対応方針の違いに適応した柔軟な運用が可能である。例えば、不適性行動に対して厳正に対応する方針にある店舗においては、係員端末600での警報動作及び警報デバイス4での警報動作の双方を有効とすればよい。また例えば、不適性行動に対して係員の判断により柔軟に対応する方針にある店舗においては、係員端末600での警報動作のみを有効とすればよい。また例えば、係員を配置しない店舗においては、警報デバイス4での警報動作のみを有効とすればよい。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
監視処理は、POSサーバ300、POS端末400又は係員端末600が備えるプロセッサが実行するのでもよい。つまり、監視装置1としての機能は、POSサーバ300、POS端末400又は係員端末600が兼ね備えることも可能である。
プロセッサ11は、ACT2での判断に際しては、廃棄リーダ2で読み取られた識別子で識別される無線タグが取り付けられた商品が軽減税率を適用して決済済みの商品であることを、取引データに基づいて判断してもよい。この場合、無線タグへの軽減データの書き込みは省略できる。
係員端末600での警報動作又は警報デバイス4での警報動作のための機能を設けなくともよい。あるいは、POS端末400での警報動作などのような別の警報動作を行うようにしてもよく、この場合はさらに、係員端末600での警報動作及び警報デバイス4での警報動作のための機能を全く設けなくてもよい。
廃棄リーダ2は、廃棄された無線タグを置くべき場所に置かれた無線タグからタグデータを読み取れるのであればよく、ゴミ箱に設けるのには限らない。
廃棄リーダ2、持ち出しリーダ3及び警報デバイス4は、通信ネットワーク200又はそれとは別の通信ネットワークを介して監視装置1と通信可能としてもよい。
飲食エリアの出口における客の通行方向を制限することができない場合には、客の移動方向を検出する検出デバイスを別途備えて、この検出デバイスにより客が飲食エリアから出る方向に移動することが検出された場合に持ち出しリーダにより読み取られたタグデータを有効としてもよい。
監視エリアは、店舗内とするなど、適宜に変更が可能である。また監視エリアは、店舗外のエリアであってもよい。例えば、フードコートの飲食スペースを監視エリアとしてもよい。
タグからのタグデータの読取方法は任意であってよい。
監視装置1に、操作デバイス及び表示デバイスを内蔵又は外付けし、これら操作デバイス及び表示デバイスを設定変更のためのユーザインタフェースとして用いてもよい。
情報処理によりプロセッサ11が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…監視装置、2…廃棄リーダ、3…持ち出しリーダ、4…警報デバイス、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶ユニット、14…デバイスインタフェース、15…通信インタフェース、16…伝送路、100…監視システム、200…通信ネットワーク、300…POSサーバ、400…POS端末、500…リーダ・ライタ、600…係員端末。

Claims (5)

  1. 監視エリア内で捨てられたタグの識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記識別子で識別される前記タグが、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることを判定する判定手段と、
    前記監視エリアから持ち出されるタグの識別子を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された前記識別子で識別される前記タグが取り付けられた商品に関する取引での対象とされた別の商品に取り付けられたタグの識別子が、前記第1の取得手段により取得された前記識別子と一致し、かつ当該一致する前記識別子で識別されるタグに関して前記判定手段により、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることが判定されている場合に、予め定められた警報動作のための警報処理を実行する警報手段と、
    を具備した監視装置。
  2. 前記判定手段は、軽減税率が適用されたことを表すデータが前記タグに記録されていることに応じて、前記タグが軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることを判定する、請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記警報手段は、前記第2の取得手段により取得された前記識別子で識別される前記タグを前記監視エリアから持ち出す客に対する警報動作を実行する第1の警報デバイスを動作させるための制御処理を前記警報処理として実行する、
    請求項1又は請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記警報手段は、不適正行動に対処する係員に対する警報動作を実行する第2の警報デバイスを動作させるための制御処理を前記警報処理として実行する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の監視装置。
  5. 監視装置に備えられたコンピュータを、
    監視エリア内で捨てられたタグの識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記識別子で識別される前記タグが、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることを判定する判定手段と、
    前記監視エリアから持ち出されるタグの識別子を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された前記識別子で識別される前記タグが取り付けられた商品に関する取引での対象とされた別の商品に取り付けられたタグの識別子が、前記第1の取得手段により取得された前記識別子と一致し、かつ当該一致する前記識別子で識別されるタグに関して前記判定手段により、軽減税率を適用して決済済みの商品に取り付けられたタグであることが判定されている場合に、予め定められた警報動作のための警報処理を実行する警報手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
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