JP2008176507A - 自動販売機の価格変更システム、自動販売機の価格変更方法、および自動販売機の価格変更プログラム - Google Patents

自動販売機の価格変更システム、自動販売機の価格変更方法、および自動販売機の価格変更プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動販売機における商品販売状況を反映させた合理的な価格変更処理を実現する。
【解決手段】自動販売機200をネットワーク300を通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うシステムであって、自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する、販売情報取得部150と、記憶装置から商品販売状況データを読み出し、販売状況データが所定基準以下である時を商品表示価格の変更契機として検知する、変更契機検知部151と、変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を自動販売機に送信する、価格変更指示部152とから自動販売機の価格変更システム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機の価格変更システム、自動販売機の価格変更方法、および自動販売機の価格変更プログラムに関し、特に、自動販売機における商品販売状況を反映させた合理的な価格変更処理を実現する技術に関する。
自動販売機で販売される商品の価格を変更するための技術が提案されている、例えば特許文献1には、賞味期限がある商品の現状に応じて、または販売者側の希望/戦略等に応じて、柔軟に自動的に販売価格を変更する自動販売機を提供するとの目的の下、現在における各商品の賞味期限までの残日数を算出する賞味期限残日数算出手段と、該賞味期限残日数算出手段により算出された各商品の賞味期限までの残日数に応じて、各商品の現在における商品価格を決定する商品価格決定手段と、該商品価格決定手段による決定に応じて各商品の価格表示を変更すると共に該変更された商品価格で販売を行う販売制御手段と、を有することを特徴とする自動販売機などが開示されている。
特開2000−172915号公報
ところで、通常の店頭販売では、売り手がリアルタイムの販売状況を見て、例えば、売れ行きの悪い商品を即時的に値引きして販売するなど、柔軟かつ即時的な、ダイナミックな価格変更を伴う販売が行われている。しかしながら、自動販売機では、そのような柔軟かつ即時的な価格変更を行うことは難しい。せいぜい、賞味期限の迫った商品について単に値下げしたり、売り手側の長期的な販売戦略を元にした、いわば静的な計画に従って価格の変更を行ったりする程度であった。また、その価格変更の頻度も結果的に頻繁なものではなく、きわめて静的、長期的なものにすぎなかった。従って、自動販売機においても、店頭販売と同様に、変化する販売状況を十分に反映した迅速な価格変更を実現する技術の開発が望まれていたが、いまだ実現していなかった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、自動販売機における商品販売状況を反映させた合理的な価格変更処理を実現する技術を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の自動販売機の価格変更システムは、自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うシステムであって、前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する、販売情報取得部と、前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知する、変更契機検知部と、前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信する、価格変更指示部と、を備える。
また、前記販売情報取得部は、前記商品販売状況データとして、自動販売機において所定期間販売がない商品の情報を示す不動在庫情報を自動販売機より受信することとすれば好適である。
また、前記変更契機検知部は、前記変更契機の検知処理対象たる自動販売機の、前記不動在庫情報を含む前記商品販売状況データを、当該検知処理対象以外の自動販売機の前記商品販売状況データと比較し、所定数以上の自動販売機において所定レベル以下の販売実績しかない商品の存在を特定することで、該当商品に関する前記変更契機を検知することとすれば好適である。
また、前記販売情報取得部は、販売促進対象の商品リストを含む緊急対応商品リスト情報を、前記販売状況データとして入力インターフェイスから取得して、記憶装置に格納し、前記変更契機検知部は、記憶装置にて予め定められた自動販売機の商品リスト情報を前記記憶装置から読み出し、前記記憶装置における緊急対応商品リスト情報と照合することにより、当該自動販売機の販売商品中より、前記販売促進対象の商品リストに該当する商品を特定することで、前記販売促進対象の商品に関する前記変更契機の検知処理を行うこととすれば好適である。
また、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルが、商品販売状況に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブルであり、前記価格変更指示部は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブルにおいて、前記記憶装置の商品販売状況データに対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定することとすれば好適である。
また、前記値引きパターンテーブルにおける値引きパターンは、値引き金額と、前記自動販売機の表示装置に当該値引き金額を適用した表示価格を表示させる時間帯とから規定されることとすれば好適である。
また、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルが、前記緊急対応商品リスト情報に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブルであり、前記価格変更指示部は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブルにおいて、前記記憶装置の緊急対応商品リスト情報に対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定することとすれば好適である。
また、本発明の自動販売機は、商品の価格表示を行う表示装置と、各商品の販売状況のデータを商品販売状況データとしてメモリにて格納・管理するデータ制御部と、当該自動販売機とネットワークを通じてデータ通信可能に結ばれる管理システムに対し前記メモリから商品販売状況データを読み出して送信する通信処理部と、前記管理システムから、価格変更内容を含む価格変更指示を受信して、この価格変更指示に応じて商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置に通知する価格表示制御部と、を備える。
また、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルを備え、前記価格表示制御部は、前記管理システムから受信した、価格変更内容を含む価格変更指示を、前記対応テーブルに照合して、前記価格変更内容に応じた商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置に通知することとすれば好適である。
また、本発明の自動販売機の価格変更方法は、自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うを行うコンピュータが、前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する処理と、前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知する処理と、記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の自動販売機の価格変更プログラムは、自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うを行うコンピュータに、前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納するステップと、前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知するステップと、前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、自動販売機における商品販売状況を反映させた合理的な価格変更処理が実現できる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態の自動販売機の価格変更システム100を含むネットワーク構成図である。自動販売機の価格変更システム100(以下、システム100)は、自動販売機200をネットワーク300を通じて監視し、自動販売機200における商品表示価格の変更制御を行うシステム100である。通常は複数の自動販売機200が当該システム100によって監視され、それぞれの商品表示価格がシステム100により変更制御されるが、図1では簡単のために1台の自動販売機200のみ図示している。本実施形態では、自動販売機200によって販売される商品は、ある飲料メーカの各種飲料であることとし、システム100は当該飲料メーカにより管理・運営されることとする。
また、システム100と自動販売機200との間でやりとりされる情報のうち、一部あるいは全ての情報は、自動販売機200の保守作業などを行う作業者が携帯する携帯端末(いわゆるハンディターミナルなど)400を介してやり取りされることとしてもよい。だが本実施形態では、システム100と自動販売機200との間でやりとりされる情報は、全てネットワーク300を介して送受信されることとする。
まず、自動販売機200の機能構成としては、本発明の自動販売機の価格変更方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース201にプログラム202を備えて、このプログラム202をメモリ203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、自動販売機200は、入力インターフェイス205を有している。当該入力インターフェイス205は、上記携帯端末の読み取り手段や、後述する優待カードの内容を読み取る優待カード読み取り手段などを有する。また、自動販売機200は、後述する通信処理部252を有する。当該通信処理部252は、システム100などの外部装置と、例えば公衆回線網、インターネットや無線LANなどの各種通信ネットワーク300に接続し、データ授受を実行する。自動販売機200の、後述する各種機能部と上記通信処理部252との間ではI/O部207がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。また、自動販売機200は、各商品の商品表示価格を表示する表示装置208を備える。
続いて、自動販売機200が、例えばプログラム202に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、自動販売機200は、システム100との間でやり取りされる、データベース形式の情報である、商品別価格設定情報テーブル(商品リスト情報に該当)225と、価格変更内容と販売状況との対応テーブルである値引きパターンテーブル226と、販売状況データテーブル227とを利用可能であるとする。これら各テーブル225〜227は、本実施形態では、自動販売機200のコンピュータ装置が備えるメモリ203などの適宜な記憶装置に格納されるものとする。或いは、変形例として、これらテーブル225〜227が自動販売機200とは別のネットワーク300上の箇所などに格納されることとしてもよい。その場合、自動販売機200は例えばDBMS(データベースマネジメントシステム)を備え、ネットワーク300を介して前記各テーブル225〜227にアクセスし、情報登録や情報検索などの処理を実行することとすればよい。
こうした自動販売機200は、各商品の販売状況のデータを商品販売状況データとしてメモリ203にて格納・管理するデータ制御部251を備える。本実施形態では、商品販売状況データは、上記販売状況データテーブル227として、メモリ203に格納・管理される。データ制御部251は、具体的には例えば、各商品カラムの残り商品数を検知し、販売状況データテーブル227に記録する。
また、自動販売機200は、当該自動販売機200とネットワーク300を通じてデータ通信可能に結ばれる管理システム100に対し前記メモリ203から商品販売状況データを読み出して送信する通信処理部252を備える。
また、自動販売機200は、前記管理システム100から、価格変更内容を含む価格変更指示を受信して、この価格変更指示に応じて商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置208に通知する価格表示制御部250を備える。ここで、価格変更指示は、本実施形態では具体的には、システム100において価格変更内容が記録された商品別価格設定情報テーブル225として、システム100から自動販売機200へと送信される。
また、自動販売機200は、本実施形態の構成のように、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルである値引きパターンテーブル226を備え、前記価格表示制御部250は、前記管理システム100から受信した、価格変更内容を含む価格変更指示を、前記対応テーブルである値引きパターンテーブル226に照合して、前記価格変更内容に応じた商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置208に通知することとすれば好適である。
また、自動販売機200は、必要に応じて、価格表示制御部250は、必要に応じて、商品表示価格を変更する際に連動する時計機能(図示省略)を備えていてもよい。
本実施形態では、前記管理システム100から送信される、価格変更内容を含む価格変更指示販売状況情報は、上記商品別価格設定情報テーブル225として、バッチ処理により定期的に自動販売機200に送信され、上記通信処理部252により受信される。
また、自動販売機200は、入力インターフェイス205から読み取った優待カードの情報を取得し、メモリ203に格納する、図示しない優待カード認識部を備える。優待カードとは、例えば特定の商品を頻繁に購入する消費者に対して特別に、当該特定商品を常に値引きするなどの優待的な値引き情報を格納したカードである。優待カードの構成としては、例えば、通常の接触式/非接触式のICカードなどを用いればよい。
次に、システム100の機能構成について説明する。システム100の機能構成としては、本発明の自動販売機の価格変更方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101にプログラム102を備えて、このプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、システム100は、各種ボタン類やネットワーク通信機能などを含む入力インターフェイス105や、ディスプレイ画面やネットワーク通信機能などを含む出力インターフェイス106などを有している。システム100の入力インターフェイス105の通信機能および出力インターフェイス106の通信機能は、自動販売機200などの外部装置と、例えば公衆回線網、インターネットや無線LANなどの各種通信ネットワーク300に接続し、データ授受を実行する。また、これら入力インターフェイス105の通信機能および出力インターフェイス106の通信機能は、図示しない上記飲料メーカの各種業務システム、例えば在庫管理システムや、販売計画システム、DWH(データウェアハウス)システムなどとの間でもデータ授受を実行するものとする。システム100の、後述する各種機能部と上記通信機能との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、システム100は、自動販売機200との間でネットワーク300などを介してデータ通信される、データベース形式の情報である、商品別価格設定情報テーブル225と、値引きパターンテーブル226と、販売状況データテーブル227とを利用可能であるとする。これら各テーブル225〜227は、システム100のコンピュータ装置が備えるハードディスクドライブなどの適宜な記憶装置に格納されるものとすることができる。或いは、これらテーブル225〜227がシステム100とは別のネットワーク300上の箇所などに格納されることとしてもよい。その場合、システム100は例えばDBMS(データベースマネジメントシステム)を備え、ネットワーク300を介して前記各テーブル225〜227にアクセスし、情報登録や情報検索などの処理を実行する。
こうしたシステム100は、前記自動販売機200とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する、販売情報取得部150を備える。
本実施形態では、上記商品販売状況のデータは、上記販売状況データテーブル227として、自動販売機200からバッチ処理により定期的にシステム100に送信され、販売情報取得部150により取得される。より具体的には、販売状況データテーブル227は、商品別価格設定情報テーブル225および値引きパターンテーブル226とともに、1時間に1回という非常に高い頻度で自動販売機200からシステム100へと送信される。必要に応じて、さらに頻繁に送信されることとしてもよい。これにより、システム100では、各自動販売機200において時々刻々変動する商品販売状況について、各自動販売機200から、非常にきめ細かく情報を取得し把握することができるので有利である。
ここで、システム100では、前記販売情報取得部150は、前記商品販売状況データとして、自動販売機200において所定期間販売がない商品の情報を示す不動在庫情報を自動販売機200より受信することとすれば好適である。
このようにすれば、各自動販売機200において売れ行きの芳しくない商品(以下、不動在庫商品という)が、システム100で常に把握可能となる。その結果、不動在庫商品が発生した場合には、後述するような価格変更(すなわち、ここでは値引き)によってすぐさま対応し、その販売促進を図り、例えば賞味期限切れ商品の発生防止などを実現することができるので、非常に有利である。
また、システム100は、前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知する、変更契機検知部151を備える。
ここで、システム100では、前記変更契機検知部151は、前記変更契機の検知処理対象たる自動販売機200の、前記不動在庫情報を含む前記商品販売状況データを、当該検知処理対象以外の自動販売機の前記商品販売状況データと比較し、所定数以上の自動販売機において所定レベル以下の販売実績しかない商品の存在を特定することで、該当商品に関する前記変更契機を検知することとすれば好適である。
このようにすれば、複数の自動販売機の販売状況を比較した上で、より合理的な価格変更をも実現することができるので非常に有利である。すなわち、具体的には、変更契機の検知処理対象たる自動販売機200における販売不調商品である不動在庫商品が、当該自動販売機200のみにおいてたまたま販売不調な不動在庫商品であるのか、それとも他の自動販売機200でも販売不調な、いわば真性の不動在庫商品であるのか否かを、システム100で確認した上で、当該不動在庫商品の価格変更契機到来を特定することができる。その結果、不動在庫商品の価格変更契機到来の判断を、より精密に行うことができる。
また、システム100は、前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルである値引きパターンテーブル226に、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機200に送信する、価格変更指示部152を備える。
価格変更指示部152による価格変更内容の決定は、本実施形態では具体的には、各自動販売機200から送信される商品別価格設定テーブル225の内容を書き換えることにより実行される。また、価格変更指示部152による上記決定された変更表示価格の自動販売機200のへの送信は、本実施形態では具体的には、前記価格変更指示部152により書き換えられた商品別価格設定テーブル225を、出力インターフェイス106を介してバッチ処理により定期的に各自動販売機200に送信することにより実行される。書く自動販売機200では、その前記通信処理部252が、当該送信された商品別価格設定テーブル225を受信する。
また、システム100では、前記販売情報取得部150は、販売促進対象の商品リストを含む緊急対応商品リスト情報を、前記販売状況データとして入力インターフェイス105から取得して、記憶装置に格納し、前記変更契機検知部151は、記憶装置にて予め定められた自動販売機200の商品リスト情報を前記記憶装置から読み出し、前記記憶装置における緊急対応商品リスト情報と照合することにより、当該自動販売機200の販売商品中より、前記販売促進対象の商品リストに該当する商品を特定することで、前記販売促進対象の商品に関する前記変更契機の検知処理を行うこととすれば好適である。
販売促進対象である「緊急対応商品」とは、例えば、個々の自動販売機200における販売状況とは別に、当該飲料メーカの全体的な在庫管理計画や販売計画から何らかの理由により決定される、積極的に販売したい商品のことを指す。緊急対応商品リスト情報は、例えば、当該飲料メーカの在庫管理システムや販売計画システムなどから、販売情報取得部150により入力インターフェイス105を介して取得される。
また、システム100では、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブル226が、「第1のケース」として、商品販売状況に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブル226であり、前記価格変更指示部152は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブル226において、前記記憶装置の商品販売状況データに対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定することとすれば好適である。上記値引きパターンは、本実施形態では、その値引き内容が段階的に設定されている。
また、システム100では、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルが、「第2のケース」として、前記緊急対応商品リスト情報に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブル226であり、前記価格変更指示部152は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブル226において、前記記憶装置の緊急対応商品リスト情報に対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定することとしても好適である。
本実施形態では、前記価格変更内容と販売状況との対応テーブル226の内容、およびそれに基づく前記価格変更指示部152の処理は、上記第1のケースと第2のケースとを組み合わせた形で実現される。その処理内容の詳細は後述の処理フロー例において説明される。
また、システム100では、前記値引きパターンテーブル226における値引きパターンは、値引き金額と、前記自動販売機200の表示装置208に当該値引き金額を適用した表示価格を表示させる時間帯とから規定されることとすれば好適である。
このようにすれば、例えば、夜間だけ特定の商品を値引きして販売するような、通常の店舗販売におけるいわゆるタイムサービス販売と同様の、時間限定の値引き販売方法などを実現することができるので、有利である。
なお、これまで示したシステム100における各機能部150〜152、および自動販売機200における各機能部250〜252などは、ハードウェアとして実現してもよいし、それぞれのメモリ103、203やHDD(ハードディスクドライブ)などの適宜な記憶装置に格納したプログラム102、202として実現するとしてもよい。この場合、前記システム100および自動販売機200のCPU104、204が、プログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103、203に読み出して、これを実行することとなる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態の自動販売機200とシステム100との間でやり取りされる、商品別価格設定情報テーブル225、値引きパターンテーブル226、販売状況データテーブル227の各データ構造について説明する。
図2は、本実施形態における商品別価格設定情報テーブル225のデータ構造例を示す図である。図2に示すように、商品別価格設定情報テーブル225は、自動販売機200の各商品カラムに補充され販売される各商品についてのリスト情報(商品リスト情報)や価格情報を格納するテーブルであり、例えば、商品コードをキーとして、通常価格、優待価格、値引き内容パターンといった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。優待価格は、前述の優待カードを所有する消費者が、自動販売機200の入力インターフェイス205において当該優待カードを提示しつつ、ある商品を購入しようとするときに、自動販売機200の価格表示制御部250によって当該商品の表示装置208に表示される価格である。
また、図3は、本実施形態における値引きパターンテーブル226のデータ構造例を示す図である。図3に示すように、値引きパターンテーブル226は、その値引き内容が段階的に設定された値引きパターンを格納するテーブルであり、例えば、値引き内容パターンをキーとして、値引き時間帯、値引き金額、コメントといった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。各値引きパターンは、図3の例では、パターン2が値引き時間帯と値引き金額の両方において最小の値引きレベルであり、パターン3、パターン4、パターン1となるに従って値引きレベルが高くなっている。パターン1は、最大の値引きレベルである。
図4は、本実施形態における販売状況データテーブル227のデータ構造例を示す図である。図4に示すように、販売状況データテーブル227は、自動販売機200の各商品カラムに補充され、販売される各商品についての商品販売状況データを格納するテーブルであり、例えば、商品カラム番号をキーとして、商品コード、当該商品カラムの残り商品数、最終販売日付、不動在庫フラグといった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。不動在庫フラグは、当該商品が当該自動販売機200において所定期間販売がない不動在庫商品であるか否か、すなわち不動在庫情報に該当する。当該商品は不動在庫商品である場合、不動在庫フラグが「1」に更新される。
−−−処理フロー例−−−
以下、本実施形態における自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する自動販売機の価格変更方法に対応する各種動作は、前記システム100が、メモリ103に読み出して実行するプログラム102、および自動販売機200がメモリ203に読み出して実行するプログラム202によって実現される。そして、こうしたプログラム102、202は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードからそれぞれ構成されている。
−−−処理フロー例1−−−
図5は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例1を示すフロー図である。ここではまず、消費者が自動販売機200で商品を購入する際に自動販売機200において実行される処理の流れについて説明する。
まず消費者が自動販売機200の中のある商品を購入すると(s501)、自動販売機200のデータ制御部251は、自動販売機200のメモリに備わる販売状況データテーブル227の中の残り商品数の情報を、当該商品が購入された数だけ減ずるように更新する(s511)。
次に、データ制御部251は、販売状況データテーブル227の中の最終販売日付の情報を、本日の日付すなわち当該消費者が購入した日付に更新する(s512)。
このように、本フロー例1によれば、自動販売機200内の各商品の商品販売状況データのひとつである、各商品の残り商品数の情報が取得される。本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機において実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
−−−処理フロー例2−−−
図6は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例2を示すフロー図である。ここでは、自動販売機200によって、自動販売機200内の各商品が不動在庫商品であるか否かがチェックされる処理の流れについて説明する。この処理は、バッチ処理によって、本実施形態では、1日に1回の頻度で実行される。
まず自動販売機200のデータ制御部251は、自動販売機200のメモリ203に備わる販売状況データテーブル227の中の、商品の最終販売日付の情報を参照し(s601)、次に、自動販売機200の図示しない時計手段より取得される現在の日付が、当該商品の最終販売日付から10日以上経過していないか否かを確認する(s602)。
当該商品について、その最終販売日付から10日以上経過していない場合(s602:YES)は、処理を終了する。逆に、当該商品について、その最終販売日付から10日以上経過している場合(s602:NO)は、データ制御部251は、販売状況データテーブル227の中の不動在庫フラグを0から1に更新する(s603)。ステップs601からs603までの処理は、自動販売機200内の全商品について繰り返し実行される。また、本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機において実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
このように、本フロー例2によれば、自動販売機200内の各商品の販売状況のデータのひとつである、不動在庫情報が把握される。
−−−処理フロー例3−−−
図7は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例3を示すフロー図である。ここでは、自動販売機200からシステム100へ、商品販売状況データを含む各種情報、すなわち本実施形態では、商品別価格設定情報テーブル225、値引きパターンテーブル226、販売状況データテーブル227を送信する処理の流れについて説明する。この処理は、前述のように、バッチ処理によって、本実施形態では、1時間に1回の頻度で実行される。
まず、自動販売機200の通信処理部252は、出力インターフェイス205から、ネットワーク300を介して、各テーブル225〜227をシステム100へと送信する(s701)。
次に、システム100の販売情報取得部150は、各テーブル225〜227を取得し、記憶装置に格納する(s702)。本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機について実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
−−−処理フロー例4−−−
図8は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例4を示すフロー図である。ここでは、システム100による、自動販売機200の商品表示価格の変更契機到来を検知する処理の第1段階として、処理フロー例3において自動販売機200から送信された販売状況データから、不動在庫フラグを確認する処理の流れについて説明する。この処理は、バッチ処理によって、本実施形態では、1日に2回の頻度で実行される。
まず、システム100の変更契機検知部151は、システム100の記憶装置から、販売状況データテーブル227を読み出し(s801)、各商品について、不動在庫商品であるか否か、すなわち不動在庫フラグが0であるか1であるかを確認する(s802)。
ある商品が不動在庫商品であった場合、すなわちその商品の不動在庫フラグが1であった場合(s802:YES)、処理フロー例5に示す変更契機検知処理(1)へと進む(s803)。
ある商品が不動在庫商品でなかった場合、すなわちその商品の不動在庫フラグが0であった場合(s802:NO)、処理フロー例6に示す変更契機検知処理(2)へと進む(s804)。
ステップs801からs804までの処理は、販売状況データテーブル227に登録された全商品について繰り返し実行される。また、本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機について実行される。
−−−処理フロー例5−−−
図9は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例5を示すフロー図である。ここでは、システム100による、自動販売機200の表示価格の変更契機を検知する処理の第2段階として、処理フロー例4におけるステップs803の変更契機検知処理(1)、すなわち、当該商品が不動在庫商品であった場合の変更契機検知処理の詳細について説明する。この処理は、処理フロー例4の一部であるので、処理フロー例4と同様、バッチ処理によって、本実施形態では、1日に2回の頻度で実行される。
まず、システム100の変更契機検知部151は、当該変更契機の検知対象たる自動販売機200以外の自動販売機(以下、他の自動販売機という)の不動在庫情報と比較し、当該自動販売機200において不動在庫商品である商品が、所定数以上の自動販売機において所定レベル以下の販売実績しかない(以下、販売不調という)商品であるか否かを特定する(s901、s902)。
より具体的には、まず、当該他の自動販売機から送信され、システム100の販売情報取得部150によって所得され、記憶装置に格納された、当該他の自動販売機の販売状況データテーブル227の残り商品数を確認する(s901)。そして、当該他の自動販売機の当該商品の残り商品数が5以下であるか否かを判断する(s902)。ステップs901およびs902の処理は、所定数の他の自動販売機について繰り返し実行される。
ステップs902において、いずれかの他の自動販売機の当該商品の残り商品数が5以下であると判断された場合(s902:YES)は、当該商品は販売不調ではない、すなわち、いわば真性の不動在庫商品ではないと考えられる。この場合は、システム100の出力インターフェイス106や、自動販売機を管理する作業員の携帯端末400などに、警告を出力し、自動販売機200から当該商品の残り商品数が5以下である他の自動販売機にそれ以外の自動販売機から当該商品を所定数移管するよう促す(s903)。当該作業員は、この警告を受けて、当該商品を自動販売機200から当該他の自動販売機へ所定数移管する(s904)。このようにすれば、自動販売機200では不動在庫商品である当該商品を、他の、当該商品が販売不調でない自動販売機へと移管することによって、当該自動販売機200における不動在庫商品の販売(在庫消化)促進を図ることができる。
ステップs902において、全ての他の自動販売機の当該商品の残り商品数が6以上であると判断された場合(s902:NO)は、当該全ての他の自動販売機でも当該商品は販売不調であると考えられる。すなわち、当該商品は、いわば真性の不動在庫商品であると考えられる。この場合は、当該商品の表示価格を変更(すなわち、ここでは値引き)すべき変更契機が検知されたことになる。この場合は、処理フロー例7に示す価格変更内容決定処理へと進む(s905)。
−−−処理フロー例6−−−
図10は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例6を示すフロー図である。ここでは、システム100による、自動販売機200の表示価格の変更契機検知処理の第2段階として、処理フロー例4におけるステップs804の変更契機検知処理(2)、すなわち、当該商品が不動在庫商品でなかった場合の変更契機検知処理の詳細について説明する。この処理は、処理フロー例4の一部であるので、処理フロー例4と同様、バッチ処理によって、本実施形態では、1日に2回の頻度で実行される。
まず、システム100の変更契機検知部151は、システム100の販売情報取得部150に命令を発信し、販売情報取得部150に、当該飲料メーカの在庫管理サーバから、販売状況データのひとつである緊急対応商品リスト情報を取得させる(s1001、s1002)。販売情報取得部150は、取得した緊急対応商品リストを記憶装置に格納する(s1002)。
次に、システム100の変更契機検知部151は、記憶装置にて予め定められた自動販売機の商品リスト情報である商品別価格設定情報データテーブル225を参照し、自動販売機200の各商品の中に、当該緊急対応商品リストの商品に該当するものが含まれるか否かを判定する(s1003)。自動販売機200の中に、当該緊急対応商品リストの商品に該当するものが含まれないと判定された場合(s1003:NO)は、処理を終了する。
一方、自動販売機200の中に、当該緊急対応商品リストの商品に該当するものが含まれていると判定された場合(s1003:YES)は、当該自動販売機200の中に存在する緊急対応商品の残り商品数をチェックする(s1004、s1005)。より具体的には、まず、システム100の販売取得部150によって記憶装置に格納された、販売状況データテーブル227の残り商品数を確認する(s1004)。そして、当該緊急対応商品の残り商品数が10以上であるか否かを判断する(s1005)。
ステップs1005において、当該緊急対応商品の残り商品数が10以上でないと判断された場合(s1005:NO)は、当該緊急対応商品は自動販売機200においては販売不調なわけではないと考えられる。この場合は、表示価格を変更する変更契機であるとは判断(検知)せず、自動販売機200における、売り切れによる販売機会の逸失を防ぐべく急いで当該商品を補充するために、システム100の出力インターフェイス106や、自動販売機を管理する作業員の携帯端末400などに、警告を出力し、自動販売機200へと当該商品を所定数補充するよう促す(s1006)。当該作業員は、この警告を受けて、当該商品を自動販売機200へ補充する(s1007)。
ステップs1005において、当該緊急対応商品の残り商品数が10以上であると判断された場合(s1005:YES)は、当該緊急対応商品は自動販売機200においては販売不調であると考えられる。この場合は、当該商品の表示価格を変更(すなわち、ここでは値引き)すべき変更契機が検知されたことになる。この場合は、処理フロー例7に示す価格変更内容決定処理へと進む(s1008)。
−−−処理フロー例7−−−
図11は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例7を示すフロー図である。ここでは、システム100による、処理フロー例5におけるステップs905および処理フロー例6におけるステップs1006の、価格変更内容決定処理の詳細について説明する。この処理は、処理フロー例4、5、6と一連の処理であるので、処理フロー例4と同様、バッチ処理によって、本実施形態では、1日に2回の頻度で実行される。
まず、システム100の価格変更指示部152は、処理フロー例5、6の処理において表示価格の変更契機到来であると特定(検知)された商品について、販売情報取得部150により記憶装置に格納された商品別価格設定情報テーブル225を参照し、当該商品の値引き内容パターンが“1”であるか否かをチェックする(s1101)。当該商品の値引き内容パターンが“1”であった場合(s1101:YES)には、すでに最大レベルの値引き内容が設定されているので、処理を終了する。
ステップs1101において、当該商品の値引き内容パターンが“1”以外の値であった場合(s1101:NO)、すなわち、本実施形態では、値引き内容パターンが“2”、“3”、“4”または“null”であった場合には、ステップs1102に処理を進める。ここで、値引き内容パターンが“null”の場合とは、何の値引きパターンも設定されていない場合、すなわち通常価格のままである場合を示す。
ステップs1102では、当該商品が、処理フロー例5において真性の不動在庫商品であると判定されたものであるか否かを確認する(s1102)。当該商品が、処理フロー例5において真性の不動在庫商品であると判定されたものである場合(s1102:YES)は、商品別価格設定情報テーブル225を書き換え、当該商品の値引き内容パターンを“1”に設定する(s1103)。すなわち、当該商品の商品表示価格を最高の値引きレベルに変更するよう決定する。ステップs1103の場合は、次に、処理を終了する。
ステップs1102において、当該商品が、処理フロー例5において真性の不動在庫商品であると判定されたものでない場合(s1102:NO)は、ステップs1104に処理を進める。本処理フロー例7において、当該商品が処理フロー例5で真性の不動在庫商品であると判定されたものでないということは、当該商品は、処理フロー例6において、表示価格を変更すべき緊急対応商品であると特定されたものということになる。その場合、ステップs1104では、当該商品の値引き内容パターンが“null”であるか否かをチェックする。
ステップs1104で当該商品の値引き内容パターンが“null”であると判断された場合(s1104:YES)は、その値引き内容パターンを“2”に更新する(s1105)。すなわち、通常価格のままであった当該商品の表示価格を、一段階高いレベルに値引きする。
ステップs1104で当該商品の値引き内容パターンが“null”でない、すなわち“2”、“3”、“4”のいずれかであった(s1104:NO)は、まず、当該値引き内容パターンの値に1を加算する(s1106)。該値引き内容パターンの値に1を加算するということは、現在の表示価格を、さらに1段階高いレベルに値引きすることを意味する。
次に、価格変更指示部152では、ステップs1106で1加算された値が、値引きパターンテーブルに定義されている有効な値であるか否かを確認する(s1107)。値引きパターンテーブルに定義されている有効な値とは、ここでは、4を超えない値であるということである。“4”を超えた値となってしまう場合(s1107:NO)、すなわち、当該商品の現在の値引き内容パターンの値が4であって、ステップs1106で1加算され“5”となってしまった場合は、当該値引き内容パターンの値を“1”に更新する。すなわち、“1”を除いた最大値引きレベルの値であった“4”を、さらに一段階高い値引きレベルである、最大値引きレベルの“1”に設定する。
ステップs1107で、値引き内容パターンの値が有効な値であった場合(s1107:YES)は、処理を終了する。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
−−−処理フロー例8−−−
図12は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例8を示すフロー図である。ここでは、システム100から自動販売機200へ、価格変更指示を含む各種情報、すなわち本実施形態では、商品別価格設定情報テーブル225を送信する処理の流れについて説明する。この処理は、前述のように、本実施形態では、1日に2回の頻度で実行される。
ここで、値引きパターンテーブル226および販売状況データテーブル227は、本実施形態では、システム100において何ら内容が更新されることはないので、システム100から自動販売機200へと「送り返す」必要がないので、送信しない。変形例として、例えば、値引きパターンテーブル226の内容が、DWHシステムにおいて時間帯や価格と売れ行きとの関連などを分析した結果、システム100において更新されることがある場合は、値引きパターンテーブル226を商品別価格設定情報テーブル225とともに、本処理フロー例8のように自動販売機200へと送信することとすればよい。本処理フロー例8では、その変形例のような場合を想定しているので、自動販売機200の処理において、値引きパターンテーブル226がシステム100から送信されたか否かを確認するステップを含んでいる。
まず、システム100の価格変更指示部152は、出力インターフェイス105から、ネットワーク300を介して自動販売機200へと、商品別価格設定情報テーブル225を送信する(s1201)。
次に、自動販売機200の通信処理部252は、商品別価格設定情報テーブル225を取得する(s1202)。
次に、自動販売機200のいずれかのプログラム202(ここでは、一例として、データ制御部251とする)が、ステップs1202で取得した商品別価格設定情報テーブル225を、メモリ203に既存の商品別価格設定情報テーブル225に上書きする形で、商品別価格設定情報テーブル225を更新する(s1203)。
次に、データ制御部251は、値引きパターンテーブル226がシステム100から送信されたか否かを確認する(s1204)。本実施形態では、値引きパターンテーブル226はシステム100から送信されない(s1204:NO)が、その場合は処理を終了する。変形例として、値引きパターンテーブル226がシステム100から送信され、ステップs1202で取得される場合(s1204:YES)は、当該ステップs1202で取得した値引きパターンテーブル226を、メモリ203に既存の値引きパターンテーブル226に上書きする形で、値引きパターンテーブル226を更新する(s1205)。
本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機について実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
−−−処理フロー例9−−−
図13は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例9を示すフロー図である。ここでは、自動販売機200において、システム100から受信した、価格変更指示に応じて商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置208に通知する処理の流れについて説明する。
まず自動販売機200の価格表示制御部250は、自動販売機200の図示しない時計手段と連動し、随時現在の時間を監視する(s1301)。そして、自動販売機200内の商品について、当該商品の値引き内容パターンに対応する値引き時間帯の開始時刻になったか否かを随時確認する(s1302)。
自動販売機200内の商品の価格変更指示である値引き内容パターンは、前述のように、商品価格設定情報テーブル225に記録されている。また、当該商品の値引き内容パターンに対応する値引き時間帯は、前述のように、値引きパターンテーブル226に記録されている。価格表示制御部250は、前記管理システム100から受信した、商品価格設定情報テーブル225に記録された値引き内容パターンを、前記対応テーブル226である値引きパターンテーブル226に照合して、前記価格変更内容に応じた商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置208に通知する(s1303)。
具体的には、価格表示制御部250が、当該商品について、その値引き内容パターンが示す値引き金額をその通常価格に適用した、変更後の商品表示価格を表示させる時間帯(の開始時刻)になったと判断した場合(s1302:YES)は、当該変更後の商品表示価格を前記表示装置208に通知する(s1303)。価格表示制御部250が、当該商品について、その値引き内容パターンが示す値引き金額をその通常価格に適用した、変更後の商品表示価格を表示させる時間帯(の開始時刻)になっていないと判断する場合(s1302:NO)は、ステップs1601からの処理を繰り返す。
本フローの処理は、自動販売機200内の全ての商品に対して実行される。また、本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機において実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
−−−処理フロー例10−−−
図14は、本実施形態の自動販売機の価格変更方法の実施手順例10を示すフロー図である。ここでは、自動販売機200の保守作業や商品補充作業などを行う作業者が、当該自動販売機200で販売されている商品のうち、数種類の商品を、新たな種類の商品に変更する(商品の入れ替えを行う)とともに、当該新たなラインアップの商品を補充する際の自動販売機200における処理について、さらに、この商品種類の変更に伴い必要となる、各テーブル225、226、227情報の更新を、作業者の携帯端末400から自動販売機200に対しデータ通信しつつ実行する処理の流れについて説明する。
まず、作業者が、自動販売機200の商品種類の入れ替え(s1401)並びに各商品の補充(s1402)を行う。その後、作業者は、各テーブル225、226、227情報の更新を、携帯端末400から自動販売機200に対し行う(s1403)。具体的には、携帯端末400から、新たな商品ラインアップの商品コードや値引き内容情報を記録済みの、商品別価格設定情報テーブル225、値引きパターンテーブル226、および販売状況データテーブル227を、携帯端末400から自動販売機200へと送信する。
自動販売機200のプログラム203は、携帯端末400から送信される各テーブル225、226、227を、入力インターフェイス205を介して取得し、メモリ203に格納する。
より具体的には、自動販売機200のデータ制御部251が、まず取得した販売状況データテーブル227を、既存の販売状況データテーブル227に対し上書きする形で更新する(s1404)。
データ制御部251は、次に各商品カラムの残り商品数を検知し、販売状況データテーブル227の各商品の残り商品数情報を更新する(s1405)。データ制御部251は、次に、新しい種類の商品について、販売状況データテーブル227の最終販売日付情報をリセットする(s1406)。
また、自動販売機200のデータ制御部251は、ステップs1404〜1406の処理と平行に、携帯端末400から取得した商品別価格設定情報テーブル225および値引きパターンテーブル226を、それぞれ既存のものに対し上書きする形で更新する(s1407、s1408)。
本フローの処理は、システム100の監視対象たる全ての自動販売機において実行される。
以上で、本フロー例の処理は終了する。
以上、本実施形態によれば、自動販売機における商品販売状況を反映させた合理的な価格変更処理が実現される。さらには、複数の自動販売機の販売状況を比較した上で、より合理的な価格変更処理をも実現する。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の自動販売機の価格変更システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における商品別価格設定情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における値引きパターンテーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における販売状況データテーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例2を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例3を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例4を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例5を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例6を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例7を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例8を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例9を示す図である。 本実施形態の自動販売機の価格変更方法に対応する処理フロー例10を示す図である。
符号の説明
100…自動販売機の価格変更システム
101…プログラムデータベース
102…プログラム
103…メモリ
104…CPU
105…入力インターフェイス
106…出力インターフェイス
107…I/O部
150…販売情報取得部
151…変更契機検知部
152…価格変更指示部
200…自動販売機
201…プログラムデータベース
202…プログラム
203…メモリ
204…CPU
205…入力インターフェイス
207…I/O部
208…表示装置
225…商品別価格設定情報テーブル
226…値引きパターンテーブル
227…販売状況データテーブル
250…価格表示制御部
251…データ制御部
252…通信処理部
300…ネットワーク
400…携帯端末

Claims (11)

  1. 自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うシステムであって、
    前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する、販売情報取得部と、
    前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知する、変更契機検知部と、
    前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信する、価格変更指示部と、
    を備える自動販売機の価格変更システム。
  2. 前記販売情報取得部は、前記商品販売状況データとして、自動販売機において所定期間販売がない商品の情報を示す不動在庫情報を自動販売機より受信することを特徴とする、
    請求項1に記載の自動販売機の価格変更システム。
  3. 前記変更契機検知部は、前記変更契機の検知処理対象たる自動販売機の、前記不動在庫情報を含む前記商品販売状況データを、当該検知処理対象以外の自動販売機の前記商品販売状況データと比較し、所定数以上の自動販売機において所定レベル以下の販売実績しかない商品の存在を特定することで、該当商品に関する前記変更契機を検知することを特徴とする、
    請求項2に記載の自動販売機の価格変更システム。
  4. 前記販売情報取得部は、販売促進対象の商品リストを含む緊急対応商品リスト情報を、前記販売状況データとして入力インターフェイスから取得して、記憶装置に格納し、
    前記変更契機検知部は、記憶装置にて予め定められた自動販売機の商品リスト情報を前記記憶装置から読み出し、前記記憶装置における緊急対応商品リスト情報と照合することにより、当該自動販売機の販売商品中より、前記販売促進対象の商品リストに該当する商品を特定することで、前記販売促進対象の商品に関する前記変更契機の検知処理を行うことを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の自動販売機の価格変更システム。
  5. 前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルが、商品販売状況に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブルであり、
    前記価格変更指示部は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブルにおいて、前記記憶装置の商品販売状況データに対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動販売機の価格変更システム。
  6. 前記値引きパターンテーブルにおける値引きパターンは、値引き金額と、前記自動販売機の表示装置に当該値引き金額を適用した表示価格を表示させる時間帯とから規定されることを特徴とする、
    請求項5に記載の自動販売機の価格変更システム。
  7. 前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルが、前記緊急対応商品リスト情報に応じた値引きパターンが記録された値引きパターンテーブルであり、
    前記価格変更指示部は、前記記憶装置の前記値引きパターンテーブルにおいて、前記記憶装置の緊急対応商品リスト情報に対応する値引きパターンを選択し、通常価格に対し当該選択された値引きパターンを適用することにより、前記価格変更内容を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動販売機の価格変更システム。
  8. 商品の価格表示を行う表示装置と、
    各商品の販売状況のデータを商品販売状況データとしてメモリにて格納・管理するデータ制御部と、
    当該自動販売機とネットワークを通じてデータ通信可能に結ばれる管理システムに対し前記メモリから商品販売状況データを読み出して送信する通信処理部と、
    前記管理システムから、価格変更内容を含む価格変更指示を受信して、この価格変更指示に応じて商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置に通知する価格表示制御部と、
    を備える自動販売機。
  9. 前記価格変更内容と販売状況との対応テーブルを備え、
    前記価格表示制御部は、前記管理システムから受信した、価格変更内容を含む価格変更指示を、前記対応テーブルに照合して、前記価格変更内容に応じた商品表示価格を変更し、変更後の商品表示価格を前記表示装置に通知する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の自動販売機。
  10. 自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うを行うコンピュータが、
    前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納する処理と、
    前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知する処理と、
    前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信する処理と、
    を実行することを特徴とする自動販売機の価格変更方法。
  11. 自動販売機をネットワークを通じて監視し、自動販売機における商品表示価格の変更制御を行うを行うコンピュータに、
    前記自動販売機とデータ通信を行って、商品販売状況のデータを取得し、記憶装置に格納するステップと、
    前記記憶装置から前記商品販売状況データを読み出し、当該販売状況データが所定基準以下である時を前記商品表示価格の変更契機として検知するステップと、
    前記変更契機が検知された際、記憶装置にて予め定められた価格変更内容と販売状況との対応テーブルに、前記販売状況データを照合し、価格変更内容を決定し、この価格変更内容を含む価格変更指示を前記自動販売機に送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする自動販売機の価格変更プログラム。
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