JP2003058941A - 自動販売機および割引サービス実行プログラム - Google Patents

自動販売機および割引サービス実行プログラム

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JP2003058941A
JP2003058941A JP2001244923A JP2001244923A JP2003058941A JP 2003058941 A JP2003058941 A JP 2003058941A JP 2001244923 A JP2001244923 A JP 2001244923A JP 2001244923 A JP2001244923 A JP 2001244923A JP 2003058941 A JP2003058941 A JP 2003058941A
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vending machine
discount
discount service
service
product
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Masakazu Uemura
正和 植村
Koji Yorita
浩司 寄田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所での設定業務を自動化可能な自動販
売機を提供すること。 【解決手段】 自動販売機2内のアプリケーション制御
部23が、時計機能を利用して時刻を監視し、現在の時
刻が自動販売機管理装置1によって設定された割引サー
ビスの開始時間になった場合に、商品の販売動作を禁止
し、割引サービス対象商品の価格を設定された割引価格
に変更後、禁止していた販売を再度許可し、この状態
で、自動販売機管理装置1によって設定された割引中で
あることを示すメッセージを、利用客が見えるように取
り付けられたディスプレイに表示し、その後、現在の時
刻が自動販売機管理装置1によって設定された割引サー
ビスの終了時間になった場合に、再度販売動作を禁止
し、通常時の販売価格を復元後、禁止していた販売を再
度許可し、この状態で、通常時のメッセージをディスプ
レイに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス機能付き
の自動販売機に関するものであり、特に、自動販売機管
理装置(センター)がリモートで設定した内容にしたが
って、割引サービスに関するアプリケーションプログラ
ム(以降、割引サービス実行プログラムと呼ぶ)を自律
的に実行する自動販売機、および当該割引サービス実行
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の自動販売機について説明す
る。金銭が投入されることにより自動的に所望の商品、
たとえば、飲料やたばこ等を販売する自動販売機は、多
種多様なものが開発されており、商品購入の手軽さや管
理の容易さ、わずかな設置面積、販売に要する人件費の
削減等の理由により、各地に数多く普及している。
【0003】その一方で、自動販売機は、商品の販売を
促進させる上で他の自動販売機と差別化を図ることが困
難であり、同様な商品の販売をおこなう自動販売機間に
おいて、どの自動販売機を利用して商品を購入するかに
ついては、一般に利用者側の趣向に委ねていた。
【0004】そこで、より積極的な販売促進を実現する
ために、商品の販売の際に一定条件の下でサービスを提
供する、いわゆるサービス機能付き自動販売機が開発さ
れている。図4は、従来のサービス機能付き自動販売機
の外観を示す概略図である。図4に示すサービス機能付
き自動販売機200では、利用者によってコイン投入口
203または紙幣投入口204に金銭が投入されること
で、商品の販売処理を開始する。
【0005】この際、図示しないコイン処理機構や紙幣
処理機構が、投入された金銭の真偽を判定し、不良な金
銭であると判定した場合、たとえば、不良なコインの投
入に対しては、そのコインを返却口207から返却す
る。また、これらのコイン処理機構や紙幣処理機構およ
び図示しない演算処理部によって、連続投入された金銭
の合計金額が演算され、投入金額表示器205にその合
計額が表示される。
【0006】投入した金銭の合計金額が、自動販売機2
00において販売可能な商品のいずれかの販売価格に達
すると、商品展示台201に陳列された商品の見本にそ
れぞれ対応した選択スイッチ202のうち、購入可能な
商品の選択スイッチ202の販売可能ランプが点灯す
る。
【0007】そして、利用者が、点灯した選択スイッチ
202のうちのいずれかを押し下げると、その選択スイ
ッチ202に対応する商品が、図示しない商品搬出機構
の動作によって商品取出口208へと搬出される。ま
た、この際、購入した商品の販売価格以上の金銭を投入
している場合には、上記演算処理部により釣銭金額が演
算され、その釣銭がコイン処理機構を通じて返却口20
7から返却される。これにより、一商品の販売処理が完
了する。
【0008】さらに、サービス機能付き自動販売機20
0では、選択スイッチ202の押し下げと同時に抽選機
能が作動し、ルーレット等の抽選表示器209が抽選過
程を表示した後、その抽選結果を表示する。抽選結果
が、商品の無料追加等のサービス提供を意味する表示、
たとえば「当たり」の表示に該当する場合は、利用者に
よって押し下げられた選択スイッチ202に対応する商
品が商品取出口208へと搬出される。または、「当た
り」表示の際に、すべての選択スイッチ202の販売可
能ランプが点灯され、利用者に対して無料で追加される
商品の選択を促す。
【0009】このように、サービス機能付き自動販売機
200では、商品の無料追加等のサービスを提供するこ
と、および抽選表示器209による抽選過程の視覚的な
面白さによって他の自動販売機との差別化を図ること、
ができる。すなわち、上記サービスの提供および差別化
により、利用者による商品の購入意欲を促し、販売促進
の実現を図っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来のサービス機能つきの自動販売機においては、たと
えば、特定の商品(キャンペーン商品等)に対して割引
サービスを適用する場合、自動販売機に対するプロモー
ション設定、すなわち、サービス開始に伴う割引価格の
設定,サービス終了に伴う通常価格の設定,およびLE
D画面へのメッセージ表示内容の設定や、サービスの開
始/終了指示、等を自動販売機が設置された場所に行っ
てマニュアルで行う必要がある、という問題があった。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、割引サービスを提供する場合に、リモート制御に
よるプロモーション設定の内容にしたがって割引サービ
ス実行プログラムを実行することによって、設置場所で
の設定業務を自動化可能な自動販売機、および当該割引
サービス実行プログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、請求項1の発明にかかる自動販
売機にあっては、自動販売機管理装置によって設定され
た内容にしたがってサービス機能を実現する制御手段を
備える構成とし、当該制御手段が、時計機能を利用して
時刻を監視し、現在の時刻が設定された割引サービスの
開始時間になった場合に、商品の販売動作を禁止し、割
引サービス対象商品の価格を設定された割引価格に変更
後、禁止していた販売を再度許可し、この状態で、設定
された割引中であることを示すメッセージを、利用客が
見えるように取り付けられたディスプレイに表示し、そ
の後、現在の時刻が設定された割引サービスの終了時間
になった場合に、再度販売動作を禁止し、通常時の販売
価格を復元後、禁止していた販売を再度許可し、この状
態で、通常時のメッセージをディスプレイに表示するこ
とを特徴とする。
【0013】この発明によれば、自動販売機が、リモー
ト制御によるプロモーション設定の内容にしたがって、
自律的に割引サービス実行プログラムを実行する構成と
した。これにより、商品販売業者による、自動販売機の
設置場所での設定業務をなくす。
【0014】請求項2の発明にかかる自動販売機におい
て、さらに、前記制御手段は、割引サービスの実施中、
通常価格販売時よりも冷温機構制御の運転率を高めるこ
とを特徴とする。
【0015】この発明によれば、割引サービス実施中、
通常時よりも売上げが向上することを考慮して冷温機構
制御の運転率を高めることとした。これにより、適正な
温度の商品を常に提供できるようにしておく。
【0016】請求項3の発明にかかる自動販売機におい
て、さらに、前記制御手段は、割引サービスを開始する
前に、割引サービスを開始する旨のメッセージをディス
プレイに表示することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、割引サービスを開始す
る前に、自動販売機に取り付けられたディスプレイに
「X時から○○商品の割引サービスを開始します」等の
メッセージを表示することとした。これにより、自動販
売機の利用者が商品を購入した直後に割引サービスが開
始されてしまう、という事態を防止する。
【0018】請求項4の発明にかかる自動販売機におい
て、さらに、前記制御手段は、サービスの終了時間にな
った場合であっても、利用者が割引サービスの対象商品
を購入しているときは商品の販売を禁止せず、割引サー
ビスを終了しないように制御することを特徴とする。
【0019】この発明によれば、サービスの終了時間に
なった場合であっても、自動販売機の利用者が商品を購
入している最中は割引サービスを終了させないように制
御することとした。これにより、利用客の目の前で突然
割引サービスが終了してしまう、という事態を防止す
る。
【0020】請求項5の発明にかかる自動販売機におい
て、さらに、前記制御手段は、割引サービスを終了する
前に、割引サービスを終了する旨のメッセージをディス
プレイに表示することを特徴とする。
【0021】この発明によれば、割引サービスを終了す
る前に、自動販売機に取り付けられたディスプレイに
「X時で○○商品の割引サービスを終了します」等のメ
ッセージを表示することとした。これにより、利用客の
目の前で突然割引サービスが終了してしまう、という事
態を防止する。
【0022】請求項6の発明にかかる割引サービス実行
プログラムにあっては、自動販売機内部の時計機能を利
用して時刻を監視し、現在の時刻が自動販売機管理装置
によって設定された割引サービスの開始時間になった場
合に、商品の販売動作を禁止し、割引サービス対象商品
の価格を設定された割引価格に変更後、禁止していた販
売を再度許可する第1ステップと、この状態で、自動販
売機管理装置によって設定された割引中であることを示
すメッセージを、利用客が見えるように取り付けられた
ディスプレイに表示する第2ステップと、その後、現在
の時刻が自動販売機管理装置によって設定された割引サ
ービスの終了時間になった場合に、再度販売動作を禁止
し、通常時の販売価格を復元後、禁止していた販売を再
度許可する第3ステップと、この状態で、通常時のメッ
セージをディスプレイに表示する第4ステップと、をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、自動販売機が、リモー
ト制御によるプロモーション設定の内容にしたがって、
自律的に割引サービス実行プログラムを実行する。これ
により、商品販売業者による、自動販売機の設置場所で
の設定業務をなくす。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる自動販売
機および割引サービス実行プログラムの実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態に
よりこの発明が限定されるものではない。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明にかかる
自動販売システムの概略構成を示す図である。図1にお
いて、1は自動販売機管理装置(センター)であり、2
は通信機能を有する自動販売機である。なお、本実施の
形態においては、説明の便宜上、自動販売機管理装置1
と自動販売機2が、PHSや携帯電話等の通信プロトコ
ルを利用した無線回線を用いて通信を行う場合について
説明するが、これに限らず、専用線や公衆通信回線等の
有線回線を用いることとしてもよい。また、通常、自動
販売機管理装置1では、複数の自動販売機2を収容す
る。
【0026】また、上記自動販売機管理装置1におい
て、11は自動販売機2との通信を制御する通信制御部
であり、12はセンター機能を実現するセンター機能制
御部である。この自動販売機管理装置1では、センター
機能制御部12が、たとえば、定期的または回収時に自
動販売機2から送られてくる販売情報の収集処理,当該
販売情報に基づく精算帳票の出力処理,自動販売機2に
てコラムチェンジを実施した場合の設定通知の受信処
理,売上分析処理等のセンター機能を実現する。
【0027】また、上記自動販売機2において、21は
自動販売機管理装置1との通信を制御する通信制御部で
あり、22は自動販売機として必要な最小限の動作(商
品の販売に必須の制御)を制御する基本制御部(CPU
を含む)であり、23は基本制御部22に含まれない付
加価値的な機能(通信機能を利用した基本オペレーショ
ン,割引サービス,リモート冷温切替,稼動情報収集,
機器制御設定,コインメック予防保全,および故障情報
管理等)を実現するためのアプリケーションプログラム
を制御するアプリケーション制御部(CPUを含む)で
ある。
【0028】ここで、上記自動販売システムを構成する
本実施の形態の自動販売機2の基本制御について説明す
る。たとえば、従来の自動販売機は、1つの制御部(C
PU)により各種機能(商品販売に必須の機能、および
それ以外の付加価値的な機能)を実現していた。しかし
ながら、現状では、自動販売機の多機能化に伴って、1
つの制御部ですべての機能を実現することが困難になっ
てきている。また、従来の自動販売機は、すべての機能
が機器製造メーカ側で開発されているため、商品を販売
する業者にとって全く必要のない機能が含まれてしまう
場合がある。
【0029】そこで、本実施の形態では、自動販売機の
多機能化および商品販売業者のニーズに対応するために
制御部を2つに分離し、一方の基本制御部22にて商品
販売に必須の機能だけを実現し、他方のアプリケーショ
ン制御部23にて商品販売業者にとって必要な付加価値
的な機能を実現する。このとき、付加価値的な機能を実
現するためのアプリケーションプログラムは、ハードウ
ェアに依存しない言語(JAVA(登録商標)等)を用
いて作成することとし、自動販売機は、複数の環境(パ
ソコン)で開発したプログラムを自由にインストールで
きるように構成する。これにより、上記付加価値的な機
能を選択的に実現できるとともに、さらに、商品販売業
者が開発した独自の機能を実現することもできる。
【0030】なお、本実施の形態においては、上記のよ
うに、2つの制御部を用いて上記機能を実現する場合に
ついて説明するが、これに限らず、たとえば、高性能の
CPUを採用することによって、1つの制御部にて上記
機能を実現することとしてもよい。
【0031】つぎに、上記割引サービスを提供可能な本
実施の形態の自動販売機2の動作について説明する。図
2は、本実施の形態の割引サービス実行プログラムを実
行可能な、自動販売機2内のアプリケーション制御部2
3の構成を示す図である。
【0032】このアプリケーション制御部23は、たと
えば、CPUを含む制御ユニット101と、メモリユニ
ット102と、ディスクユニット(ハードディスク)1
03と、外部I/Fユニット104と、を備え、これら
の各ユニットは、それぞれシステムバスAを介して接続
されている。
【0033】なお、メモリユニット102は、RAM,
ROM等のメモリを含み、制御ユニット101が実行す
べき割引サービス実行プログラム,初期設定データおよ
び処理の過程で得られたデータ等を記憶する。また、デ
ィスクユニット103には、本実施の形態の割引サービ
ス実行プログラムが格納されている。そして、外部I/
Fユニット104には、上記通信制御部21や表示ユニ
ット(ディスプレイ)や入力ユニット(キーボード,マ
ウス等)やCD−ROMドライブユニットやFDドライ
ブユニットやMOドライブユニット等の周辺機器が接続
可能である。
【0034】上記のように構成されるアプリケーション
制御部23に対して、まず、センター1側または商品販
売業者は、上記無線回線を利用して、割引サービス実行
プログラムのインストールする。また、同様に、プロモ
ーション設定(サービス開始に伴う割引価格の設定,サ
ービス終了に伴う通常価格の設定,LED画面へのメッ
セージ表示内容の設定,サービスの開始時期(日付,時
間),サービスの終了時期等)を行う。
【0035】そして、自動販売機2の電源が投入される
と、または、センター1から割引サービス実行プログラ
ムの実行要求を受け取ると、ディスクユニット103か
ら読み出された割引サービス実行プログラムが、メモリ
ユニット102に格納される。この状態で、制御ユニッ
ト101(CPU)は、本実施の形態の割引サービス実
行プログラムの実行を開始する。
【0036】なお、本実施の形態においては、上記無線
回線または有線回線を用いてプログラムをインストール
することとしているが、これに限らず、たとえば、CD
−ROM,フロッピー(登録商標)ディスク,光磁気デ
ィスク,磁気テープ等の記録媒体からプログラムをダウ
ンロードすることも可能である。
【0037】つぎに、本実施の形態の割引サービス実行
プログラムを実行した場合のアプリケーション制御部2
3の動作を、図面を用いて詳細に説明する。図3は、ア
プリケーション制御部23の動作を示すフローチャート
である。
【0038】まず、アプリケーション制御部23では、
自動販売機2の時計機能を利用して時刻を監視する(ス
テップS1)。そして、現在の時刻が、プロモーション
設定処理により予め設定されているサービスの開始時間
になった場合(ステップS2,Yes)、アプリケーシ
ョン制御部23では、自動販売機による販売動作を禁止
し(ステップS3)、通常時の販売価格と商品販売に関
する設定データをメモリユニット102に記憶する(ス
テップS4、ステップS5)。
【0039】この状態で、アプリケーション制御部23
は、サービス対象商品の価格を予め設定されている割引
サービス開始時の販売価格に変更する(ステップS
6)。そして、一時的に退避していた設定データを復元
し(ステップS7)、その後、禁止していた販売を再度
許可する(ステップS8)。このとき、アプリケーショ
ン制御部23では、予め設定されている「ただいま割引
中」等のプロモーションメッセージを、自動販売機2に
取り付けられたディスプレイ上に表示する(ステップS
9)。
【0040】その後、アプリケーション制御部23で
は、割引サービス実施中においても時刻の監視を継続し
(ステップS1、ステップS2,No、ステップS1
0,No)、現在の時刻が予め設定されているサービス
の終了時間になった場合(ステップS1、ステップS
2,No、ステップS10,Yes)、再び、販売動作
を禁止する(ステップS11)。
【0041】この状態で、アプリケーション制御部23
は、商品販売に関する設定データをメモリユニット10
2に記憶し(ステップS12)、先に記憶しておいた通
常時の販売価格を復元後(ステップS13)、一時的に
退避していた商品販売に関する設定データを復元し(ス
テップS14)、その後、禁止していた販売を再度許可
する(ステップS15)。そして、通常時のメッセージ
をディスプレイ上に表示する(ステップS16)。
【0042】なお、割引サービス実施中においては、通
常時よりも売上げが向上することを考慮して冷温機構制
御の運転率を高めることにより、適正な温度の商品を常
に提供できるようにしておく。また、割引サービスを開
始する前には、自動販売機に取り付けられたディスプレ
イに「X時から○○商品の割引サービスを開始します」
等のメッセージを表示することによって、自動販売機の
利用者が商品を購入した直後に割引サービスが開始され
てしまう、という事態を防止する。
【0043】また、自動販売機の利用者が商品を購入し
ている最中は、サービスの終了時間になった場合であっ
ても、商品の販売を禁止せず、割引サービスを終了させ
ないように制御することによって、利用客の目の前で突
然割引サービスが終了してしまう、という事態を防止す
る。または、割引サービスを終了する前に、自動販売機
に取り付けられたディスプレイに「X時で○○商品の割
引サービスを終了します」等のメッセージを表示するこ
とによって、利用客の目の前で突然割引サービスが終了
してしまう、という事態を防止する。
【0044】このように、本実施の形態においては、リ
モート制御によるプロモーション設定の内容にしたがっ
て、自動販売機が、自律的に割引サービス実行プログラ
ムを実行する構成とした。これにより、商品販売業者
は、自動販売機の設置場所での設定業務をなくすことが
できる。
【0045】また、割引サービス実行プログラムはハー
ドウェアに依存しない言語(JAVA等)を用いて作成
し、自動販売機は、たとえば、パソコンで開発したプロ
グラムを自由にインストールできるような構成とした。
これにより、CPUの負荷に応じて、割引サービス実行
プログラムのインストール/アンインストールが自由と
なり、さらに、割引サービス実行プログラムの変更も容
易となる。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したとおり、請求項1および
6の発明によれば、リモート制御によるプロモーション
設定の内容にしたがって、自動販売機が、自律的に割引
サービス実行プログラムを実行する構成とした。これに
より、商品販売業者は、自動販売機の設置場所での設定
業務をなくすことができる、という効果を奏する。
【0047】請求項2の発明によれば、割引サービス実
施中、通常時よりも売上げが向上することを考慮して冷
温機構制御の運転率を高めることとした。これにより、
適正な温度の商品を常に提供できる、という効果を奏す
る。
【0048】請求項3の発明によれば、割引サービスを
開始する前に、自動販売機に取り付けられたディスプレ
イに「X時から○○商品の割引サービスを開始します」
等のメッセージを表示することとした。これにより、自
動販売機の利用者が商品を購入した直後に割引サービス
が開始されてしまう、という事態を防止することができ
る、という効果を奏する。
【0049】請求項4の発明によれば、サービスの終了
時間になった場合であっても、自動販売機の利用者が商
品を購入している最中は割引サービスを終了させないよ
うに制御することとした。これにより、利用客の目の前
で突然割引サービスが終了してしまう、という事態を防
止することができる、という効果を奏する。
【0050】請求項5の発明によれば、割引サービスを
終了する前に、自動販売機に取り付けられたディスプレ
イに「X時で○○商品の割引サービスを終了します」等
のメッセージを表示することとした。これにより、利用
客の目の前で突然割引サービスが終了してしまう、とい
う事態を防止することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動販売システムの概略構成を
示す図である。
【図2】本実施の形態の割引サービス実行プログラムを
実行可能な、自動販売機2内のアプリケーション制御部
23の構成を示す図である。
【図3】アプリケーション制御部23の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】従来のサービス機能付き自動販売機の外観を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 自動販売機管理装置(センター) 2 自動販売機 11 通信制御部 12 センター機能制御部 21 通信制御部 22 基本制御部 23 アプリケーション制御部 101 制御ユニット 102 メモリユニット 103 ディスクユニット 104 外部I/Fユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機管理装置によって設定された
    内容にしたがってサービス機能を実現する制御手段を備
    えた自動販売機において、 前記制御手段が、 時計機能を利用して時刻を監視し、現在の時刻が設定さ
    れた割引サービスの開始時間になった場合に、商品の販
    売動作を禁止し、割引サービス対象商品の価格を設定さ
    れた割引価格に変更後、禁止していた販売を再度許可
    し、 この状態で、設定された割引中であることを示すメッセ
    ージを、利用客が見えるように取り付けられたディスプ
    レイに表示し、 その後、現在の時刻が設定された割引サービスの終了時
    間になった場合に、再度販売動作を禁止し、通常時の販
    売価格を復元後、禁止していた販売を再度許可し、 この状態で、通常時のメッセージをディスプレイに表示
    することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 さらに、前記制御手段は、割引サービス
    の実施中、通常価格販売時よりも冷温機構制御の運転率
    を高めることを特徴とする請求項1に記載の自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 さらに、前記制御手段は、割引サービス
    を開始する前に、割引サービスを開始する旨のメッセー
    ジをディスプレイに表示することを特徴とする請求項1
    または2に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 さらに、前記制御手段は、サービスの終
    了時間になった場合であっても、利用者が割引サービス
    の対象商品を購入しているときは商品の販売の禁止せ
    ず、割引サービスを終了しないように制御することを特
    徴とする請求項1、2または3に記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 さらに、前記制御手段は、割引サービス
    を終了する前に、割引サービスを終了する旨のメッセー
    ジをディスプレイに表示することを特徴とすることを特
    徴とする請求項1、2または3に記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 自動販売機内部の時計機能を利用して時
    刻を監視し、現在の時刻が自動販売機管理装置によって
    設定された割引サービスの開始時間になった場合に、商
    品の販売動作を禁止し、割引サービス対象商品の価格を
    設定された割引価格に変更後、禁止していた販売を再度
    許可する第1ステップと、 この状態で、自動販売機管理装置によって設定された割
    引中であることを示すメッセージを、利用客が見えるよ
    うに取り付けられたディスプレイに表示する第2ステッ
    プと、 その後、現在の時刻が自動販売機管理装置によって設定
    された割引サービスの終了時間になった場合に、再度販
    売動作を禁止し、通常時の販売価格を復元後、禁止して
    いた販売を再度許可する第3ステップと、 この状態で、通常時のメッセージをディスプレイに表示
    する第4ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする割引サー
    ビス実行プログラム。
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