JPH11306418A - 自動販売機のサービス装置 - Google Patents

自動販売機のサービス装置

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Publication number
JPH11306418A
JPH11306418A JP11347898A JP11347898A JPH11306418A JP H11306418 A JPH11306418 A JP H11306418A JP 11347898 A JP11347898 A JP 11347898A JP 11347898 A JP11347898 A JP 11347898A JP H11306418 A JPH11306418 A JP H11306418A
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JP
Japan
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service
product
price
coin
vending machine
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Application number
JP11347898A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kobayashi
孝之 小林
Hidemitsu Imai
英充 今井
Hitomi Nakajima
ひとみ 中島
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザの本意に従った商品販売のサ
ービスを行う。 【解決手段】商品17の販売数がキャッシュバック確率
設定スイッチ18に設定されたサービス確率に相応する
販売数に達すると、サービス精算処理部22により商品
17をキャッシュバック金額割合設定スイッチ19によ
り設定されたサービス価格で精算処理して商品17を販
売するとともにそのサービス価格による釣り銭を返却す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コインの投入によ
り金銭の精算処理を行って商品を販売するとともに当た
り等により商品の追加サービスを行う機能を備えた自動
販売機のサービス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は自動販売機の表示パネルの構成図
である。この表示パネルには、硬貨投入口1が設けられ
るとともに、この硬貨投入口1に連通して自動販売機の
内部にコインメカニズム2が設けられている。又、表示
パネルには、商品として例えば缶コーヒや缶ジュース、
さらにはドリップにより作られるレギュラーコーヒや紅
茶などの飲料水を選択するための複数のセレクションス
イッチ3が設けられている。又、硬貨の返却レバー4が
設けられている。
【0003】従って、硬貨投入口1から硬貨が投入さ
れ、所望の商品のセレクションスイッチ3が押し操作さ
れると、コインメカニズム2は、投入された硬貨の金額
と選択された商品との金銭の精算処理を行い、釣り銭が
あればその硬貨を硬貨返却口5に返却する。そして、図
示しない搬出機構が動作して缶コーヒが商品販売口6に
搬出されたり、又はドリップによりレギュラーコーヒが
作成されて商品販売口6に出される。
【0004】一方、当たり表示装置7は、ルーレット方
式の機構、例えば複数の表示素子を羅列してこのうちの
1つを当たりの表示素子として設定し、かつこれら表示
素子を所定の順序で点滅制御し、セレクションスイッチ
3に押し操作されたときに点灯している表示素子が当た
りの表示素子であれば、セレクションスイッチ3で選択
された商品例えば缶コーヒを追加サービスとしてもう1
つ商品販売口6に搬出する。
【0005】このように当たりのときに商品を追加サー
ビスしてユーザの購買意欲を掻き立てて商品の販売促進
を行っている。しかしながら、ユーザが商品1個のみ欲
しくそれ以上の個数は要らない場合でも、当たりとなる
と同じ商品が2個もユーザに渡されることになり、ユー
ザの本意に背くものとなる。
【0006】又、ルーレット方式の当たり表示装置7を
設けることが必要になり、自動販売機本体のコストがア
ップする。又、上記自動販売機では、コインメカニズム
2で釣り銭が無くなると、釣り銭が必要とする場合の商
品の販売を不可能としている。例えば、価格110円の
商品を販売するのに10円の釣り銭硬貨が無くなると、
100円硬貨と50円硬貨との投入や100円硬貨2枚
の投入では、釣り銭が無く商品の販売を不可能としてい
る。
【0007】このように釣り銭切れにより商品の販売を
不可能にしていると、10円等の小銭の持ち合わせのな
いユーザに対して商品の販売ができず、迷惑を掛けてし
まう。そのうえ、商品の販売ができないことから商品の
売り上げ数が落ち込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように当たりの
ときに商品を追加サービスすると、ユーザが商品1個の
み欲しい場合でも2個の同じ商品が渡されることにな
り、ユーザの本意に背くものとなる。
【0009】又、小銭の持ち合わせのないユーザに対し
て商品の販売ができず、迷惑を掛けてしまう。そこで本
発明は、ユーザの本意に従った商品販売のサービスがで
きる自動販売機のサービス装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、コイ
ンの投入により金銭の精算処理を行って商品を販売する
自動販売機のサービス装置において、販売する前記商品
の数に対するサービスの確率を設定するサービス確率設
定手段と、商品のサービス価格を設定するサービス価格
設定手段と、商品の販売数がサービス確率設定手段に設
定されたサービス確率に相応する販売数に達すると、商
品をサービス価格設定手段により設定されたサービス価
格で精算処理するサービス精算処理手段と、を備えた自
動販売機のサービス装置である。
【0011】請求項2によれば、コインの投入により金
銭の精算処理を行って商品を販売する場合に所定の確率
で商品を追加サービスする機能を有する自動販売機のサ
ービス装置において、商品の追加サービスを受け入れる
か否かを判断するサービス受入れ手段と、このサービス
受入れ手段により商品の追加サービスを受け入れなけれ
ば、商品の追加サービスに代ってサービス券を発行する
サービス券発行手段と、を備えた自動販売機のサービス
装置である。
【0012】請求項3によれば、コインの投入により金
銭の精算処理を行って商品を販売する自動販売機のサー
ビス装置において、釣り銭の有無を判断する釣り銭判断
手段と、この釣り銭判断手段により釣り銭切りであるこ
とが判断されると、商品の価格よりも安価で釣り銭の必
要ない価格で前記商品を販売するサービス販売手段と、
を備えた自動販売機のサービス装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は自動販売
機のサービス装置の構成図である。コントローラ10に
は、複数のセレクションスイッチ11、コインメカニズ
ム12、販売可ランプ13、金額表示器14及び搬出機
構15が接続されている。セレクションスイッチ11
は、商品として例えば缶コーヒや缶ジュース、さらには
ドリップにより作られるレギュラーコーヒや紅茶などの
飲料水を選択するものである。
【0014】コインメカニズム12は、自動販売機表示
パネルの硬貨投入口から投入された硬貨16の金額とセ
レクションスイッチ11により選択された商品との金銭
の精算処理を行って販売許可信号をコントローラ10の
送出し、金銭の精算処理の結果により釣り銭があればそ
の硬貨を自動販売機表示パネルの硬貨返却口に返却する
機能を有している。
【0015】金額表示器14は、硬貨投入口から投入さ
れた硬貨16の金額や釣り銭の金額等を表示するもので
ある。搬出機構15は、例えば缶コーヒや缶ジュースな
どの商品17を複数個収納し、コントローラ10からの
販売許可信号を受けて商品17を1個づつ自動販売機表
示パネルの商品販売口に搬出する機能を有している。
【0016】又、コントローラ10には、キャッシュバ
ック確率設定スイッチ18及びキャッシュバック金額割
合設定スイッチ19が接続されている。このうちキャッ
シュバック確率設定スイッチ18は、販売する商品17
の数に対するサービスの確率を設定するもので、例えば
図2に示すようにサービス確率を10%すなわち商品1
7の販売数10個に対して商品1個のサービス確率にす
る場合には「0001」を設定し、サービス確率を30
%にする場合には「0011」を設定するサービス確率
設定手段としての機能を有している。
【0017】キャッシュバック金額割合設定スイッチ1
9は、商品17のサービス価格を設定するもので、例え
ば図2に示すように商品17の通常の価格に対して10
%のサービス価格であれば、「0001」を設定し、3
0%のサービス価格であれば「0011」を設定するサ
ービス価格設定手段としての機能を有している。
【0018】上記コントローラ10は、複数のセレクシ
ョンスイッチ11、コインメカニズム12、販売可ラン
プ13、金額表示器14及び搬出機構15を統括制御し
て商品17の販売動作を行わせる機能を有するととも
に、販売数カウンタ20、当たりカウンタ21及びサー
ビス精算処理部22の各機能を有している。
【0019】このうち販売数カウンタ20は商品17の
販売動作が行われる毎にカウントアップする機能を有す
るものであり、当たりカウンタ21はキャッシュバック
確率設定スイッチ18により設定されたサービス確率、
例えばサービス確率10%のように商品17の販売数1
0個に対して商品1個の確率でサービスする場合には、
「10」がセットされる。
【0020】サービス精算処理部22は、商品17の販
売数がキャッシュバック確率設定スイッチ18に設定さ
れたサービス確率に相応する販売数すなわち当たりカウ
ンタ21のセット値に達すると、商品17をキャッシュ
バック金額割合設定スイッチ19により設定されたサー
ビス価格で精算処理、例えば通常の商品17の価格が1
00円で20%のサービス価格であれば、20円の釣り
銭の返却を指示する指令をコインメカニズム12に発す
る機能を有している。
【0021】次に上記の如く構成されたサービス装置の
作用について図3に示すサービス動作フローチャートに
従って説明する。自動販売機表示パネルの硬貨投入口か
ら硬貨16が投入されると、この投入された硬貨16は
コインメカニズム12に送られる。このコインメカニズ
ム12は、投入された硬貨16の金額を算出し、商品1
7の販売価格に達すると販売可能な旨をコントローラ1
0に送出する。このコントローラ10は、コインメカニ
ズム12から販売可能な旨を受けると、販売可ランプ1
3を点灯するとともに金額表示器14にコインメカニズ
ム12に投入された硬貨16の総金額を表示する。
【0022】この状態に、セレクションスイッチ11が
押し操作されると、このセレクションスイッチ11の選
択信号がコントローラ10を介してコインメカニズム1
2に送られ、このコインメカニズム12は、投入された
硬貨16の金額とセレクションスイッチ11により選択
された商品の価格との金銭の精算処理を行って販売許可
信号をコントローラ10の送出し、金銭の精算処理の結
果により釣り銭があればその硬貨を自動販売機表示パネ
ルの硬貨返却口に返却する。
【0023】そして、搬出機構15は、コントローラ1
0からの販売許可信号を受けて商品17を1個づつ自動
販売機表示パネルの商品販売口に搬出する。このように
商品17の販売動作を行うと、コントローラ10のサー
ビス精算処理部22は、ステップ#1からステップ#2
に移り、販売数カウンタ20における商品17の販売数
のカウント値が当たりカウンタ21にセットされたサー
ビス確率に相応する販売数に達したか否かを判断する。
【0024】この判断の結果、商品17の販売数がサー
ビス確率に相応する販売数に達していなければ、サービ
ス精算処理部22は、ステップ#4に移って販売数カウ
ンタ20をカウントアツプするだけであるが、商品17
の販売数がサービス確率に相応する販売数に達していれ
ば、サービス精算処理部22は、ステップ#3に移って
商品17をキャッシュバック金額割合設定スイッチ19
により設定されたサービス価格で精算処理、例えば通常
の商品17の価格が100円で20%のサービス価格で
あれば、20円の釣り銭の返却を指示する指令をコイン
メカニズム12に発する。
【0025】従って、このコインメカニズム12は、上
記の如く通常の商品17の価格が100円で20%のサ
ービス価格であれば、20円の釣り銭を硬貨返却口に返
却する。
【0026】この後、サービス精算処理部22は、ステ
ップ#4において販売数カウンタ20をカウントアツプ
し、続くステップ#5において販売数カウンタ20のカ
ウント値と当たりカウンタ21のカウント値とが等しい
か否かを判断し、この場合、これらカウント値が等しく
なることからステップ#6に移り、キャッシュバック確
率設定スイッチ18によるサービスの確率を再設定し
て、当たりカウンタ21のカウント値を再セットする。
この場合、サービス確率の設定は、例えば乱数を用いて
設定する。
【0027】そして、サービス精算処理部22は、ステ
ップ#7において販売数カウンタ20を「0」にクリア
する。なお、商品17の販売動作を行わないとき、サー
ビス精算処理部22は、ステップ#8においてサービス
確率などの設定変更であるか否かを判断し、設定変更を
行うのであれば上記ステップ#6においてサービスの確
率を再設定を行う。
【0028】このように上記第1の実施の形態において
は、商品17の販売数がキャッシュバック確率設定スイ
ッチ18に設定されたサービス確率に相応する販売数に
達すると、商品17をキャッシュバック金額割合設定ス
イッチ19により設定されたサービス価格で精算処理し
て商品17を販売するとともにそのサービス価格による
釣り銭を返却するようにしたので、ユーザが商品1個の
み欲しくそれ以上の個数は要らない場合でも、当たりと
なった場合にサービス価格による釣り銭がユーザに返却
されることになり、同じ商品を2個渡されることなくユ
ーザの本意に従ったサービスができる。
【0029】又、自動販売機本体には、ルーレット方式
の当たり表示装置のような高価な装置は不要となり、自
動販売機本体をローコストにできる。なお、上記第1の
実施の形態は、次の通り変形してもよい。
【0030】例えば、金額表示器14には、商品販売の
待機時(ユーザ待ち)にサービス確率等のメッセージを
表示するようにしてもよい。又、コントローラ10に汎
用の設定画面及びその設定キーを設け、この設定キーに
キャッシュバック確率設定スイッチ18及びキャッシュ
バック金額割合設定スイッチ19と同一の各機能を持た
せてもよい。
【0031】又、ユーザの本意に沿うように、サービス
価格による釣り銭の返却サービスか又は商品の1個追加
のサービスかを選択させるようにしてもよい。又、キャ
ッシュバック確率設定スイッチ18を自動販売機表示パ
ネルに設けて、ユーザの操作によりサービス確率を任意
に変更できるようにし、ユーザの操作によりサービス確
率を高くすると実際のサービス確率は低くなり、サービ
ス確率を低くすると実際のサービス確率は高くなるよう
にしてもよい。(2) 次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、図9と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0032】図4は自動販売機のサービス装置の構成図
である。自動販売機表示パネルには、サービスの種類の
選択指示を表示するためのサービス選択表示器30が設
けられている。
【0033】又、自動販売機本体内には、サービス券発
行装置31が設けられている。このサービス券発行装置
31は、商品の1個追加サービスに代って商品1個に相
当するサービス券を発行する機能を有している。なお、
このサービス券は、後日商品と交換できるものである。
【0034】制御装置32は、コインメカニズム2、複
数のセレクションスイッチ3、返却レバー4、当たり表
示装置7、図示しない搬出機構などを統括制御して商品
の販売動作を行わせる機能を有するとともに、サービス
受入れ判断部33及び追加サービス部34の各機能を有
している。
【0035】サービス受入れ判断部33は、当たり表示
装置7で当たりとなった場合、サービス選択表示器30
に例えば「おめでとうございます、もう1つ商品が購入
できます。購入しない場合には返却レバーを操作してく
ださい。サービス券が発行されます。」の表示を行う機
能を有している。
【0036】又、サービス受入れ判断部33は、返却レ
バー4が操作されなければ追加サービス部33に動作指
令を発して搬出機構によりサービスの商品を1個搬出さ
せ、かつ返却レバー4が操作されればサービス券発行装
置31に動作指令を発してサービス券を発行させる機能
を有している。
【0037】追加サービス部34は、当たり表示装置7
で当たりとなった場合、サービス受入れ判断部33から
の動作指令を受けてセレクションスイッチ3により選択
された同じ商品を1個追加サービスするために搬出機構
に追加搬出の指令を発する機能を有している。なお、こ
の追加サービス部33は、今回販売する商品が予め設定
された商品の1個追加サービスの確率によって当たりに
なると、セレクションスイッチ3により選択された同じ
商品を1個追加サービスするために搬出機構に追加搬出
の指令を発する構成にしてもよい。
【0038】次に上記の如く構成されたサービス装置の
作用について図5に示すサービス動作フローチャートに
従って説明する。硬貨投入口1から硬貨がステップ#1
0において投入され、所望の商品のセレクションスイッ
チ3が押し操作されると、コインメカニズム2は、ステ
ップ#11において投入された硬貨の金額と選択された
商品との金銭の精算処理を行い、釣り銭があればその硬
貨を硬貨返却口5に返却する。そして、図示しない搬出
機構が動作して例えば缶コーヒが商品販売口6に搬出さ
れる。
【0039】一方、当たり表示装置7は、ステップ#1
2において各表示素子を所定の順序で点滅制御し、セレ
クションスイッチ3に押し操作されたときに点灯してい
る表示素子が当たりの表示素子であれば、その旨をサー
ビス受入れ部33に発する。
【0040】このサービス受入れ判断部33は、当たり
表示装置7で当たりとなった場合、ステップ#13にお
いてサービス選択表示器30に例えば「おめでとうござ
います、もう1つ商品が購入できます。購入しない場合
には返却レバーを操作してください。サービス券が発行
されます。」を表示させる。
【0041】この後、返却レバー4が操作されなけれ
ば、サービス受入れ判断部33は、追加サービス部33
に動作指令を発するので、この追加サービス部34は、
かかる動作指令を受けてセレクションスイッチ3により
選択された同じ商品を1個追加サービスするために搬出
機構に追加搬出の指令を発する。これにより、商品が1
個追加サービスとして商品販売口6に搬出される。
【0042】これに対して返却レバー4が操作される
と、サービス受入れ判断部33は、ステップ#15に移
ってサービス券発行装置31に動作指令を発する。この
サービス券発行装置31は、商品の1個追加サービスに
代って商品1個に相当するサービス券を発行する。
【0043】このように上記第2の実施の形態において
は、商品の販売動作により当たりとなると、商品1個の
追加サービスか又はサービス券の発行かを選択して、い
ずれかのサービスを行うようにしたので、ユーザが商品
1個のみ欲しくそれ以上の個数は要らない場合でも、そ
のサービスをサービス券に代えて発行することができ、
ユーザは当たった商品を必要なときまで保管して後日商
品に交換できる。そのうえ当たり付でユーザ側での商品
の購買意欲を向上でき、さらに商品のキャンペーン中な
どには、サービス券を応募券に代えて発行することがで
きる。
【0044】なお、上記第2の実施の形態は、次の通り
変形してもよい。例えば、コインメカニズム2は、図6
に示すように10円、50円、100円、500円の各
釣り銭保管場所35〜38が形成されるとともに予備の
釣り銭保管場所39が形成されているものが多い。そこ
で、予備の釣り銭保管場所39にサービス券や応募券を
収納し、必要に応じて発行するようにしてもよい。(3)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照し
て説明する。
【0045】図7は自動販売機のサービス装置の構成図
である。自動販売機のコントローラ40は、マイクロコ
ンピュータ41にプログラム用ROM42を接続したも
ので、マイクロコンピュータ41に電源回路43が接続
されている。
【0046】又、マイクロコンピュータ41には、販売
可ランプ44、釣り銭切れ割引中ランプ45及びコイン
メカニズム46が接続されている。なお、マイクロコン
ピュータ41には、図示しないが複数のセレクションス
イッチや金額表示器14、搬出機構が接続されている。
【0047】マイクロコンピュータ41は、販売可ラン
プ44、釣り銭切れ割引中ランプ45、コインメカニズ
ム46、複数のセレクションスイッチ、金額表示器1
4、搬出機構を統括制御して商品の販売動作を行う機能
の他に、釣り銭判断部47及びサービス販売部48の各
機能を有している。
【0048】このうち釣り銭判断部47は、コインメカ
ニズム46における釣り銭の有無を判断する機能を有し
ている。サービス販売部48は、釣り銭判断部47によ
り釣り銭切れであることが判断されると、商品の価格よ
りも安価で釣り銭の必要ない価格でコインメカニズム4
6において金銭の精算処理を行って商品を販売する機能
を有している。例えば、釣り銭切れの場合、価格110
円の商品をサービス価格100円で販売し、価格80円
の商品をサービス価格50円で販売する機能を有してい
る。
【0049】次に上記の如く構成されたサービス装置の
作用について図8に示すサービス動作フローチャートに
従って説明する。硬貨投入口から硬貨が投入され、所望
の商品のセレクションスイッチが押し操作されると、コ
インメカニズム46は、投入された硬貨の金額と選択さ
れた商品との金銭の精算処理を行い、釣り銭があればそ
の硬貨を硬貨返却口に返却する。そして、図示しない搬
出機構が動作して例えば缶コーヒが商品販売口に搬出さ
れる。
【0050】このような販売動作の際、釣り銭判断部4
7は、ステップ#20においてセレクションスイッチに
より選択された商品の価格を読込み、次のステップ#2
1においてこの商品の価格に基づいてコインメカニズム
46における釣り銭の有無例えば10円硬貨の有無を判
断する。この判断の結果、10円硬貨の釣り銭があれ
ば、上記の如く商品の販売動作を行う。
【0051】ところが、10円硬貨の釣り銭がなけれ
ば、サービス販売部48は、ステップ#22において商
品の価格の下2桁が10円〜40円でかつ上3桁目が0
以上の条件であるかを判断する。例えば、商品の価格が
110円であれば、上記条件に当てはまり、サービス販
売部48は、ステップ#23に移って商品の価格の下2
桁を0円に変更し、サービス価格100円にする。
【0052】コインメカニズム46は、投入された硬貨
の金額とサービス価格100円とにより精算処理を行
い、かつ搬出機構は、セレクションスイッチで選択され
た例えば缶コーヒを商品販売口に搬出する。
【0053】又、サービス販売部48は、ステップ#2
4において商品の価格の下2桁が60円〜90円である
かを判断する。例えば、商品の価格が80円であれば、
サービス販売部48は、ステップ#25に移って商品の
価格の下2桁を50円に変更し、サービス価格50円に
する。
【0054】コインメカニズム46は、投入された硬貨
の金額とサービス価格50円とにより精算処理を行い、
かつ搬出機構は、セレクションスイッチで選択された例
えば缶ジュースを商品販売口に搬出する。
【0055】このように上記第3の実施の形態において
は、コインメカニズム46における釣り銭の有無を判断
し、釣り銭切れであることが判断されると、商品の価格
よりも安価なサービス価格で商品を販売するので、釣り
銭の払い出しが不要となり、釣り銭切れの状態になって
も、たとえ10円等の小銭の持ち合わせのないユーザに
対しても安価なサービス価格で商品の販売ができ、迷惑
を掛けることがない。そのうえ、釣り銭切れでもサービ
ス価格で商品を販売することで、販売促進が期待でき、
商品の売り上げ数を上げることができる。
【0056】なお、上記第3の実施の形態は、次の通り
変形してもよい。例えば、釣り銭切れとなった場合、釣
り銭切れの早期回復を目的として10円硬貨等の小銭を
投入したユーザに限り、商品をサービス価格で販売する
ようにしてもよい。
【0057】又、釣り銭切れとなった場合、複数の商品
を纏めて購入したユーザに対してサービス価格を適用し
て商品を販売するようにしてもよい。例えば、価格11
0円の商品を2本購入した場合に、合計の価格220円
となるところをサービス価格200円で販売する。すな
わち、サービス価格による売り上げの損失を商品の売り
上げ数の増加によりカバーする。
【0058】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
3によれば、ユーザの本意に従った商品販売のサービス
ができる自動販売機のサービス装置を提供できる。又、
本発明の請求項1によれば、ユーザが商品1個のみ欲し
くそれ以上の個数は要らない場合でもサービス価格によ
る釣り銭をユーザに返却できる自動販売機のサービス装
置を提供できる。
【0059】又、本発明の請求項2によれば、ユーザが
商品1個のみ欲しくそれ以上の個数は要らない場合でも
そのサービスをサービス券に代えて発行できる自動販売
機のサービス装置を提供できる。
【0060】又、本発明の請求項3によれば、小銭の持
ち合わせのないユーザに対しても安価なサービス価格で
商品の販売ができる自動販売機のサービス装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動販売機のサービス装置の第
1の実施の形態を示す構成図。
【図2】キャッシュバック確率設定スイッチ及びキャッ
シュバック金額割合設定スイッチへの設定値を示す図。
【図3】同サービス装置におけるサービス動作フローチ
ャート。
【図4】本発明に係わる自動販売機のサービス装置の第
2の実施の形態を示す構成図。
【図5】同サービス装置におけるサービス動作フローチ
ャート。
【図6】同サービス装置におけるコインメカニズムの変
形例を示す図。
【図7】本発明に係わる自動販売機のサービス装置の第
3の実施の形態を示す構成図。
【図8】同サービス装置におけるサービス動作フローチ
ャート。
【図9】従来の自動販売機の表示パネルの構成図。
【符号の説明】
10:コントローラ、 11:セレクションスイッチ、 12:コインメカニズム、 15:搬出機構、 16:硬貨、 17:商品、 18:キャッシュバック確率設定スイッチ、 19:キャッシュバック金額割合設定スイッチ、 20:販売数カウンタ、 21:当たりカウンタ、 22:サービス精算処理部、 30:サービス選択表示器、 31:サービス券発行装置、 32:制御装置、 33:サービス受入れ判断部、 34:追加サービス部、 40:コントローラ、 44:販売可ランプ、 45:釣り銭切れ割引中ランプ、 46:コインメカニズム、 47:釣り銭判断部、 48:サービス販売部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの投入により金銭の精算処理を行
    って商品を販売する自動販売機のサービス装置におい
    て、 販売する前記商品の数に対するサービスの確率を設定す
    るサービス確率設定手段と、 前記商品のサービス価格を設定するサービス価格設定手
    段と、 前記商品の販売数が前記サービス確率設定手段に設定さ
    れたサービス確率に相応する販売数に達すると、前記商
    品を前記サービス価格設定手段により設定されたサービ
    ス価格で精算処理するサービス精算処理手段と、を具備
    したことを特徴とする自動販売機のサービス装置。
  2. 【請求項2】 コインの投入により金銭の精算処理を行
    って商品を販売する場合に所定の確率で前記商品を追加
    サービスする機能を有する自動販売機のサービス装置に
    おいて、 前記商品の追加サービスを受け入れるか否かを判断する
    サービス受入れ手段と、 このサービス受入れ手段により前記商品の追加サービス
    を受け入れなければ、前記商品の追加サービスに代って
    サービス券を発行するサービス券発行手段と、を具備し
    たことを特徴とする自動販売機のサービス装置。
  3. 【請求項3】 コインの投入により金銭の精算処理を行
    って商品を販売する自動販売機のサービス装置におい
    て、 釣り銭の有無を判断する釣り銭判断手段と、 この釣り銭判断手段により釣り銭切りであることが判断
    されると、前記商品の価格よりも安価で釣り銭の必要な
    い価格で前記商品を販売するサービス販売手段と、を具
    備したことを特徴とする自動販売機のサービス装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175927A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Fuji Electric Co Ltd 自動販売システム、自動販売機および自動販売機管理装置
JP2002279498A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Tamura Electric Works Ltd 自動販売機及び空き容器回収システム
JP2005056381A (ja) * 2003-07-24 2005-03-03 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の制御装置
JP2018163392A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 富士電機株式会社 自動販売機
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