JP2001175927A - 自動販売システム、自動販売機および自動販売機管理装置 - Google Patents

自動販売システム、自動販売機および自動販売機管理装置

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JP2001175927A JP35813899A JP35813899A JP2001175927A JP 2001175927 A JP2001175927 A JP 2001175927A JP 35813899 A JP35813899 A JP 35813899A JP 35813899 A JP35813899 A JP 35813899A JP 2001175927 A JP2001175927 A JP 2001175927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機管理装置によって複数の自動販売
機間における統合的なサービス管理をおこなうこと。 【解決手段】 自動販売機110が商品の販売毎にその
販売があったことを示すことになる販売情報を自動販売
機管理装置101に送信した後、自動販売機管理装置1
01からサービス提供指示を受信したときに限ってサー
ビスを提供し、また自動販売機管理装置101は、その
サービス提供指示を返信するか否かを他の自動販売機1
20、130および140から受信した販売情報から決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも二つの
自動販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理
装置と、がネットワークに接続されて構成された自動販
売システム、その自動販売機および自動販売機管理装置
に関し、特に、商品の無料追加等のサービスの提供状態
をネットワーク上において統合的に管理することが可能
な自動販売システム、その自動販売機および自動販売機
管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭が投入されることにより自動的に所
望の商品、たとえば飲料やたばこ等を販売する自動販売
機は、多種多様なものが開発されており、商品購入の手
軽さや管理の容易さ、わずかな設置面積、販売に要する
人件費の削減等の理由により、各地に数多く普及するに
至っている。
【0003】その一方で、このような自動販売機は、商
品の販売を促進させる上で他の自動販売機と差別化を図
ることが困難であり、同様な商品の販売をおこなう自動
販売機間において、どの自動販売機を利用して商品を購
入するかは、一般に利用者側の趣向に委ねていた。
【0004】そこで、より積極的な販売促進を実現する
ために、商品の販売の際に一定条件の下でサービスを提
供する、いわゆるサービス機能付き自動販売機が開発さ
れている。図10は、従来のサービス機能付き自動販売
機の外観を示す概略図である。図10に示すサービス機
能付き自動販売機200によれば、まず、利用者によっ
て、コイン投入口203または紙幣投入口204に金銭
が投入されることで、商品の販売処理を開始する。
【0005】この際、図示しないコイン処理機構や紙幣
処理機構が、投入された金銭の真偽を判定し、不良な金
銭であると判定した場合、たとえば不良なコインの投入
に対しては、そのコインを返却口207から返却する。
また、これらコイン処理機構や紙幣処理機構および図示
しない演算処理部によって、連続投入された金銭の合計
金額が演算され、投入金額表示器205にその合計額が
表示される。
【0006】投入した金銭の合計金額が、自動販売機2
00において販売可能な商品のいずれかの販売価格に達
すると、商品展示台201に陳列された商品の見本にそ
れぞれ対応した選択スイッチ202のうち、その合計金
額によって購入可能な商品の選択スイッチ202の販売
可能ランプが点灯する。
【0007】そして、利用者が、点灯した選択スイッチ
202のうちのいずれかを押し下げると、押し下げられ
た選択スイッチ202に対応する商品が、図示しない商
品搬出機構の動作によって商品取出口208へと搬出さ
れる。また、この際、購入した商品の販売価格以上の金
銭を投入している場合には、上記した演算処理部により
釣銭金額が演算され、その釣銭がコイン処理機構を通じ
て返却口207から返却される。これにより、一商品の
販売処理が完了する。
【0008】さらに、サービス機能付き自動販売機20
0では、上記した選択スイッチ202の押し下げと同時
に抽選機能が作動し、ルーレット等の抽選表示器209
が抽選過程を表示するとともに、その抽選結果を表示す
る。抽選結果が、商品の無料追加等のサービス提供を意
味する表示、たとえば「当たり」の表示に該当する場合
は、利用者によって押し下げられた選択スイッチ202
に対応する商品がさらに、上記した商品搬出機構の動作
によって商品取出口208へと搬出される。または、
「当たり」の表示の際に、すべての選択スイッチ202
の販売可能ランプが点灯され、無料追加される商品の選
択を可能とする。
【0009】このように、サービス機能付き自動販売機
200では、商品の無料追加等のサービスが提供される
可能性を有すること、または抽選表示器209による抽
選過程の視覚的な面白さによって、他のサービス機能を
備えていない自動販売機と差別化を図ることができると
ともに、利用者による商品の購入意欲を促し、販売促進
の実現を図っている。
【0010】また、上述したようなサービス機能付き自
動販売機が普及している一方、各自動販売機に通信機能
を備え、遠隔に位置する自動販売機管理装置が、各自動
販売機によって販売される商品の管理や自動販売機自体
の保守管理を統合的におこなう自動販売システムが提案
されている。
【0011】図11は、ネットワークを介して自動販売
機の管理をおこなう自動販売システムの概略構成を示す
図である。図11に示すように、自動販売機管理装置3
01は、ネットワーク300を介して、各自動販売機3
11〜314とのデータの送受信を可能とする。ここ
で、ネットワーク300は、専用線や公衆通信回線等の
有線回線のみならず、PHS(PersonalHan
dyphone System)や携帯電話の通信プロ
トコルに従うことにより無線回線とすることもできる。
【0012】また、各自動販売機311〜314におい
て送受信されるデータは、商品の残量、入金額、釣銭残
高等の自動販売機の販売情報のみならず、自動販売機の
故障検知情報等も含まれる。このようなネットワークを
介した複数の自動販売機の販売情報の収集や保守管理を
おこなうものとして、たとえば、特開平6−4745号
公報や特開平10−124585号公報に開示されてい
るものがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たサービス機能付き自動販売機は、各自動販売機毎に設
定された一定の確率または割合にしたがって商品の販売
の際にサービスを提供するものであるが、商品の無料追
加等のサービスは、商品の販売状況や利益等に大きく関
連する一方、サービスが提供されたか否かの情報は、商
品の補充作業員等が直接に自動販売機に出向いて確認す
る必要があった。また、営業所や商品配送センター毎に
複数の自動販売機を含んだグループに分けられる場合、
そのグループ単位でサービスの提供割合の設定や実際の
サービス提供状況をリアルタイムに把握するのは困難で
あった。
【0014】また、ネットワークを介することで自動販
売機管理装置により複数の自動販売機を管理することを
可能とした上記自動販売システムでは、利用者との一連
の商品の販売処理が完了した後に自動販売機により作成
された販売情報を収集すること、比較的大きな時間間隔
において故障診断や制御プログラムのアップデート等の
保守・点検処理を遠隔にて各自動販売機毎にまたは一斉
におこなうこと、を可能にしているにすぎず、商品の販
売時に積極的に自動販売機の動作を制御するものではな
かった。
【0015】特に、従来の自動販売システムでは、上記
したサービスの提供をネットワークを介して統合的に管
理することについては何ら考慮されておらず、サービス
の提供の可否は、各自動販売機の処理に委ねていたた
め、上記したグループ単位毎に常に一定の割合でサービ
スの提供をおこなうといったサービス管理を可能とする
ものではなかった。
【0016】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、自動販売機管理装置が、所定の管理範囲内毎に、ネ
ットワークを介して各自動販売機にサービス提供の指示
をおこなうことで、統合的なサービス管理を可能とする
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
本発明の目的を達成するため、請求項1の発明にかかる
自動販売システムは、少なくとも二つの自動販売機と、
各自動販売機を管理する自動販売機管理装置と、がネッ
トワークに接続されて構成された自動販売システムにお
いて、前記自動販売機は、商品の販売毎に前記自動販売
機管理装置に販売情報を送信し、前記自動販売機管理装
置からサービス提供指示を受信した場合に、当該サービ
ス提供指示に従ってサービスを提供し、前記自動販売機
管理装置は、各自動販売機から前記販売情報を受信し、
前記販売情報を送信した自動販売機に対して前記サービ
ス提供指示を返信するか否かを、所定管理範囲内の自動
販売機の販売情報に基づいて判断することを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、自動販売機が商品の販
売毎にその販売があったことを示すことになる販売情報
を自動販売機管理装置に送信した後、自動販売機管理装
置からサービス提供指示を受信したときに限ってサービ
スを提供し、また、自動販売機管理装置は、そのサービ
ス提供指示を返信するか否かを、他の自動販売機から受
信した販売情報から得られる販売状況等から決定するの
で、所定管理範囲内にある複数の自動販売機間に対して
サービスを提供する割合を常に一定に保持することがで
きる。
【0019】また、請求項2の発明にかかる自動販売シ
ステムは、請求項1の発明において、前記自動販売機管
理装置は、各自動販売機から受信した前記販売情報に基
づいて、所定管理範囲内の自動販売機において販売され
た商品の数を積算し、当該積算結果が所定のサービス判
定数に達することとなった際の販売情報を送信した自動
販売機に対して、前記サービス提供指示を返信すること
を特徴とする。
【0020】この発明によれば、自動販売機管理装置
が、サービス提供指示を返信する条件として、所定管理
範囲内にある複数の自動販売機間において販売された商
品の総数を用いることができる。
【0021】また、請求項3の発明にかかる自動販売シ
ステムは、請求項1の発明において、前記自動販売機
は、販売した商品の金額を示す販売金額情報を前記販売
情報に含めて送信し、前記自動販売機管理装置は、各自
動販売機から受信した前記販売金額情報に基づいて、所
定管理範囲内の自動販売機において販売された商品の金
額を積算し、積算した商品の金額が所定のサービス判定
金額に達することとなった際の販売情報を送信した自動
販売機に対して前記サービス提供指示を返信することを
特徴とする。
【0022】この発明によれば、自動販売機管理装置
が、サービス提供指示を返信する条件として、所定管理
範囲内にある複数の自動販売機間において販売された商
品の総金額を用いることができる。
【0023】また、請求項4の発明にかかる自動販売シ
ステムは、請求項1、2または3の発明において、前記
自動販売機は、前記自動販売機管理装置から、当該自動
販売機管理装置の所定管理範囲内の自動販売機による販
売状況を示したサービス提供情報を受信し、受信したサ
ービス提供情報に基づいてサービス提供条件を表示し、
前記自動販売機管理装置は、各自動販売機から前記販売
情報を受信し、受信した販売情報に基づいて前記サービ
ス提供情報を作成し、作成したサービス提供情報を各自
動販売機に送信することを特徴とする。
【0024】この発明によれば、自動販売機管理装置
が、各自動販売機から受信した販売情報に基づいて作成
したサービス提供情報を、各自動販売機に送信し、各自
動販売機は、このサービス提供情報に基づいて決定され
るサービス提供条件を表示するので、利用者にサービス
を享受するための条件を提示することができる。
【0025】また、請求項5の発明にかかる自動販売シ
ステムは、請求項1〜4のいずれか一つの発明におい
て、前記自動販売機は、商品の残量を示す商品残量情報
を前記販売情報に含めて送信し、前記自動販売機管理装
置は、前記商品残量情報が示す商品残量が所定量以下を
示す場合に、当該商品残量情報を送信した自動販売機に
対して前記サービス提供指示を返信しないことを特徴と
する。
【0026】この発明によれば、自動販売機の商品の残
量が一定以上である場合のみにサービスが提供されるの
で、たとえば、サービスの形態として商品の無料追加を
採用する場合に、このサービス提供によって商品が売り
切れ状態になるのを回避できる。
【0027】また、請求項6の発明にかかる自動販売機
は、自動販売機管理装置とともにネットワークに接続さ
れて当該自動販売機管理装置により管理され、かつサー
ビス提供機能を有する自動販売機において、商品の販売
毎に前記自動販売機管理装置に販売情報を送信する販売
情報送信手段と、前記自動販売機管理装置からサービス
提供指示を受信するサービス提供指示受信手段と、前記
サービス提供指示に従ってサービスを提供するサービス
提供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、自動販売機が、商品の
販売毎にその販売があったことを示すことになる販売情
報を、販売情報送信手段によって自動販売機管理装置に
送信した後、サービス提供指示受信手段によって自動販
売機管理装置からサービス提供指示を受信された際、サ
ービス提供手段によってサービスを提供するので、サー
ビスを提供するか否かは自動販売機管理装置によって判
断することができる。
【0029】また、請求項7の発明にかかる自動販売機
は、請求項6の発明において、前記自動販売機管理装置
から、当該自動販売機管理装置の所定管理範囲内の自動
販売機による販売状況を示したサービス提供情報を受信
するサービス提供情報受信手段と、前記サービス提供情
報に基づいてサービス提供条件を表示するサービス提供
条件表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、サービス提供情報受信
手段によって自動販売機管理装置から受信されたサービ
ス提供情報に基づいてサービス提供条件を決定し、サー
ビス提供条件表示手段によってこのサービス提供条件を
表示するので、利用者にサービスを享受するための条件
を提示することができる。
【0031】また、請求項8の発明にかかる自動販売機
は、請求項6または7の発明において、商品の残量を検
知する残量検知手段を備え、前記残量検知手段により検
知された商品の残量を示す商品残量情報を前記販売情報
に含めて送信することを特徴とする。
【0032】この発明によれば、残量検知手段によって
検知した自動販売機の商品の残量に関する情報を自動販
売機管理装置に送信するので、自動販売機管理装置がこ
の商品の残量に応じて自動販売機にサービス提供指示を
与えるか否かを判断することができる。
【0033】また、請求項9の発明にかかる自動販売機
は、サービス提供機能を有する自動販売機において、商
品の残量を検知する残量検知手段と、所定のサービス提
供条件を満たし、かつ前記残量検知手段により検知され
た商品の残量が所定量以上である場合にサービスを提供
するサービス提供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0034】この発明によれば、残量検知手段によって
自動販売機の商品の残量が一定以上であることが検知さ
れた場合のみに、サービス提供手段によってサービスが
提供されるので、たとえば、サービスの形態として商品
の無料追加を採用する場合に、このサービス提供によっ
て商品が売り切れ状態になるのを回避できる。
【0035】また、請求項10の発明にかかる自動販売
機管理装置は、ネットワークを介して少なくとも二つの
自動販売機を管理する自動販売機管理装置において、各
自動販売機から商品の販売毎に送信される販売情報を受
信する販売情報受信手段と、前記販売情報を送信した自
動販売機に対してサービス提供指示を返信するか否か
を、所定管理範囲内の自動販売機の販売情報に基づいて
判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応
じて前記サービス提供指示を送信するサービス提供指示
送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0036】この発明によれば、判断手段によって、サ
ービス提供指示を自動販売機に返信するか否かを、他の
自動販売機から受信した販売情報から得られる販売状況
等から決定するので、所定管理範囲内にある複数の自動
販売機間に対してサービスを提供する割合を常に一定に
保持することができる。
【0037】また、請求項11の発明にかかる自動販売
機管理装置は、請求項10の発明において、前記判断手
段は、各自動販売機から受信した前記販売情報に基づい
て、所定管理範囲内の自動販売機において販売された商
品の数を積算し、当該積算結果が所定のサービス判定数
に達した場合に、当該サービス判定数に達することとな
った際の販売情報を送信した自動販売機に対して、前記
サービス提供指示を返信すると判断することを特徴とす
る。
【0038】この発明によれば、判断手段が、サービス
提供指示を返信するか否かの判断条件として、所定管理
範囲内にある複数の自動販売機間において販売された商
品の総数を用いることができる。
【0039】また、請求項12の発明にかかる自動販売
機管理装置は、請求項10の発明において、前記判断手
段は、各自動販売機から受信した前記販売情報に基づい
て、所定管理範囲内の自動販売機において販売された商
品の金額を積算し、積算した商品の金額が所定のサービ
ス判定金額に達した場合に、当該サービス判定金額に達
することとなった際の販売情報を送信した自動販売機に
対して、前記サービス提供指示を返信すると判断するこ
とを特徴とする。
【0040】この発明によれば、判断手段が、サービス
提供指示を返信するか否かの判断条件として、所定管理
範囲内にある複数の自動販売機間において販売された商
品の総金額を用いることができる。
【0041】また、請求項13の発明にかかる自動販売
機管理装置は、請求項10、11または12の発明にお
いて、前記販売情報に基づいて、所定管理範囲内の自動
販売機による販売状況を示したサービス提供情報を作成
するサービス提供情報作成手段と、前記サービス提供情
報を各自動販売機に送信するサービス提供情報送信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0042】この発明によれば、所定管理範囲内にある
複数の自動販売機から受信した販売情報から、サービス
提供情報作成手段によって、販売状況等を示したサービ
ス提供情報を作成し、そのサービス提供情報をサービス
提供情報送信手段によって各自動販売機に送信するの
で、各自動販売機は、このサービス提供情報から決定さ
れるサービス提供条件を知得することができる。
【0043】また、請求項14の発明にかかる自動販売
機管理装置は、請求項10〜13のいずれか一つの発明
において、各自動販売機から商品の残量を示す商品残量
情報を受信しする商品残量情報受信手段を備え、前記判
断手段は、前記商品残量情報が所定量以下を示す場合
に、当該商品残量情報を送信した自動販売機に対しては
前記サービス提供指示を返信しないと判断することを特
徴とする。
【0044】この発明によれば、判断手段が、自動販売
機の商品の残量が一定以上である場合のみにサービス提
供指示を送信すると判断するので、たとえば、サービス
の形態として商品の無料追加を採用する場合に、このサ
ービス提供によって自動販売機で商品が売り切れ状態に
なるのを回避できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる自動販売
システム、自動販売機および自動販売機管理装置の実施
の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実
施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0046】(実施の形態1)まず、実施の形態1にか
かる自動販売システム、自動販売機および自動販売機管
理装置について説明する。図1は、実施の形態1にかか
る自動販売システムの概略構成を示した図であり、この
自動販売システムを構成する自動販売機管理装置101
と自動販売機110、120、130および140は、
それぞれ実施の形態1にかかる自動販売機管理装置と自
動販売機に相当する。
【0047】図1に示すように、実施の形態1にかかる
自動販売システムは、自動販売機管理装置101と、4
つの自動販売機110、120、130および140
と、はネットワーク100を介して接続されており、特
に、自動販売機管理装置101は、各自動販売機とのデ
ータ送受信を可能としている。なお、図1においては、
ネットワーク100に接続された自動販売機を4つのみ
示しているが、それ以上の複数の自動販売機が接続可能
であることは言うまでもない。
【0048】また、ネットワーク100は、専用線や公
衆通信回線等の有線回線のみならず、無線回線であって
もよく、通信を可能とする媒体であれば特に限定しな
い。図1において、自動販売機管理装置101は、ネッ
トワーク100を介したデータの送受信を制御する送受
信部102と、送受信部102により送信するデータの
作成や受信したデータの解析および保持を可能とする演
算処理部103および記憶部104と、を備えて構成さ
れる。
【0049】また、自動販売機管理装置101には、必
要に応じて表示装置や入力装置等を付加して、一般的な
コンピュータの構成を採用することもできる。より詳し
くは、ROM(Read Only Memory)や
磁気ディスク装置等に記憶されたプログラムにしたがっ
て、CPU(Central ProcessingU
nit)に相当する演算処理部103が、送受信部10
2を介して、後述する販売情報の受信やサービス提供情
報の送信をおこなう。
【0050】一方、自動販売機110は、ネットワーク
100を介したデータの送受信を制御する送受信部11
2と、送受信部102により送信するデータの作成や受
信したデータの解析をおこなう演算処理部113と、利
用者により投入された金銭の真偽、合計金額の演算およ
び釣銭の返却等をおこなうコイン処理機構116および
紙幣処理機構117と、商品を商品取出口に搬出する商
品搬出機構118と、これら各機構を制御する制御部1
14と、表示器115と、を備えて構成されている。
【0051】なお、図1においては、投入された金額の
表示、商品選択スイッチの点灯、後述するサービスの提
供に関する情報等をそれぞれ表示する別個の表示部を、
表示器115として簡略して示している。
【0052】このような構成の自動販売機管理装置10
1と各自動販売機110、120、130および140
とからなる自動販売システムでは、各自動販売機が、商
品の販売処理をおこなう毎に、その販売情報をネットワ
ーク100を介して自動販売機管理装置101へと送信
し、自動販売機管理装置101は、各自動販売機から受
信した販売情報から、ネットワーク上の複数の自動販売
機において販売された商品の総数を積算していき、その
積算結果が所定値に達した際に、その所定値に達する起
因となった販売情報を送信した自動販売機に対し、サー
ビスを提供する指示を返信することを特徴としている。
【0053】すなわち、各自動販売機は、商品の販売に
際して独自にサービスの提供を決定するのではなく、自
動販売機管理装置101からの指示により初めてサービ
スを提供することが可能となる。これは、自動販売機に
おけるサービス機能が自動販売機管理装置101によっ
て制御され、かつ、自動販売機管理装置101が、複数
の自動販売機間において統合的にサービスの提供をおこ
なう割合を決定することができることを意味する。
【0054】つぎに、実施の形態1にかかる自動販売機
の詳細な動作について説明する。図2は、実施の形態1
にかかる自動販売機の動作を示したフローチャートであ
る。まず、利用者が、購入したい商品の価格分の金銭を
自動販売機110に投入し、所望の商品に対応した選択
スイッチを押し下げることで、商品の販売が開始され
る。
【0055】この際、自動販売機110の制御部114
は、上記した選択スイッチの押し下げを検知して、該当
する商品を商品搬出機構118によって商品取出口に搬
出するとともに、商品の販売がおこなわれた旨を示す販
売情報を送信する指令を送受信部112に与える。な
お、この販売情報には、自動販売機の識別情報も含ま
れ、必要であれば他にも、販売された商品に関する種々
の情報、たとえば商品名、価格、販売時間等の一般の商
品管理データを含めることもできる。
【0056】送信指令を受けた送受信部112は、上記
した販売情報を、所定の通信プロトコルにしたがって自
動販売機管理装置101に向けて送信する(ステップS
201)。販売情報を送信した後は、直ちに所定のタイ
ムアウト時間の計時が開始される(ステップS20
2)。つづいて、自動販売機110の送受信部112に
より自動販売機管理装置101からサービス提供情報が
受信されたか否かが判定される(ステップS203)。
【0057】このサービス提供情報は、後述するよう
に、自動販売機管理装置101が上記した販売情報を受
信した後に、その販売情報を送信した自動販売機に対し
て返信されるものであり、特に、サービス提供を実施し
てもよいか否かを指示するためのものである。
【0058】ステップS203においてサービス提供情
報が受信されたと判定された場合は、そのサービス提供
情報がサービス提供指示を示すものであるか否かが判定
される(ステップS204)。そして、このステップS
204においてサービス提供指示を示すものと判定され
ると、サービスの提供をおこなう(ステップS20
5)。
【0059】ここで、サービスの提供とは、商品の無料
追加やキャッシュバック、またはサービス券発行装置を
備えている場合はサービス券の発行等をいう。たとえ
ば、サービスとして商品の無料追加をおこなう場合に
は、ステップS205において、表示器115上、特に
サービス提供に関する情報を表示するための表示部に、
サービスを享受できる旨のメッセージ、たとえば「当た
りです」といった表示がおこなわれるとともに、利用者
によって押し下げられた選択スイッチ202に対応する
商品と同一の商品が、商品搬出機構118によって商品
取出口208へと搬出される。
【0060】また、商品の無料追加をおこなう場合の他
の形態として、図3に示すような「当たり」の旨とサー
ビスを享受するための操作指示を表示するとともに、す
べての選択スイッチ202を点灯し、無料追加される商
品の選択を可能とすることもできる。さらに、このサー
ビス形態を採用する場合には、自動販売機管理装置10
1が、受信した販売情報に含まれる商品価格や販売可能
な他の商品情報から、無料追加される商品を特定して、
この特定された商品を示した情報を上記したサービス提
供情報に含めて返信し、自動販売機110がこの特定さ
れた商品に対応する選択スイッチ202の販売可能ラン
プのみを点灯させて選択可能にすることもできる。
【0061】これは、同一の自動販売機において、販売
価格の異なる複数種の商品を販売している場合、特に、
それらの価格差が大きな場合に、無料追加される商品を
利用者の自由な選択に任せると、その自動販売機独自ま
たはネットワーク上で管理される複数の自動販売機間に
おいて得られる収益に変動が生じ、サービスの提供を考
慮した厳密な販売計画を立てることができなくなるとい
う問題を解決することになる。
【0062】そして、ステップS205におけるサービ
スの提供が完了すると、ステップS202において計時
が開始されたタイムアウトのカウントがリセットされる
(ステップS207)。一方、ステップS203におい
てサービス提供情報が受信されていないと判定された場
合は、タイムアウトのカウントが所定値に達したか否か
が判定される(ステップS206)。
【0063】ステップ206においてタイムアウトのカ
ウントが所定値に達していないと判定された場合は、ス
テップS203に戻り、再度、サービス提供情報が受信
されていないか否かが判定される。また、ステップ20
6においてタイムアウトのカウントが所定値に達してい
ると判定された場合およびステップ204においてサー
ビス提供指示を示すものと判定されない場合には、上記
したステップS207に処理が移る。
【0064】このように、販売情報を送信した直後から
タイムアウトを監視して、ネットワークの回線品質の低
下や自動販売機管理装置101の動作不良等を原因とし
てサービス提供情報が返信されない場合には、サービス
の提供をおこなわないこととしているので、上記したよ
うな原因によりサービスの提供判断を即座におこなうこ
とができないといった問題を回避することができる。
【0065】なお、ステップS207の後は、上記した
サービス情報の表示部に、サービスを享受できない旨、
たとえば「はずれです」といったメッセージを表示す
る。
【0066】つぎに、実施の形態1にかかる自動販売機
管理装置の動作について説明する。図4は、実施の形態
1にかかる自動販売機管理装置の動作を示したフローチ
ャートである。実施の形態1にかかる自動販売機管理装
置では、複数の自動販売機間において販売された商品数
を、判定用販売総数として積算していき、この積算結果
に基づいて、自動販売機に上記したサービス提供指示を
与えるか否かを判断するため、この判断基準として、あ
らかじめサービス判定数が設定されている。
【0067】まず、自動販売機管理装置101の送受信
部102は、自動販売機110からネットワーク100
を介して上記した販売情報を受信すると、その販売情報
の一回の受信につき、判定用販売総数(S)に1を加算
する。すなわち、判定用販売総数(S)をインクリメン
トする(ステップS301)。
【0068】この判定用販売総数(S)は、自動販売機
110以外の他の自動販売機からの販売情報の受信によ
ってもインクリメントされるため、上記したように、複
数の自動販売機間において販売された商品総数を示すこ
とになる。但し、どの自動販売機の販売情報を判定用販
売総数(S)の積算対象とするかをグループ毎に区別し
てもよい。この場合、そのグループの数だけ判定用販売
総数(S)を用意する必要がある。
【0069】ステップS301において判定用販売総数
(S)の積算がおこなわれると、受信した販売情報か
ら、その販売情報を送信した自動販売機の識別情報が抽
出され、自動販売機が特定される(ステップS30
2)。つづいて、判定用販売総数(S)が上記したサー
ビス判定数に一致したか否かが判定される(ステップS
303)。
【0070】ステップS303において判定用販売総数
(S)がサービス判定数に一致したと判定された場合に
は、上記したサービス提供指示を含めたサービス提供情
報を、ステップS302において特定した自動販売機に
返信する(ステップS304)。そしてこの後、判定用
販売総数(S)をクリアする(ステップS305)。
【0071】また、ステップS303において判定用販
売総数(S)がサービス判定数に一致したと判定されな
い場合には、サービスの提供をおこなわない旨を示した
サービス提供情報を、ステップS302において特定し
た自動販売機に返信する(ステップS306)。
【0072】このように、自動販売機管理装置101が
管理する所定範囲(グループ)内の複数の自動販売機間
において、商品が所定数(上記したサービス判定数に相
当する)に達する毎にサービスを一回提供するので、上
記したグループ単位、たとえば、営業所や商品配送セン
ター単位で、常に一定の割合でサービスの提供をおこな
うことができ、上記したサービス判定数の設定変更や上
記したグループに含める範囲の変更により、サービスの
提供数を考慮した販売計画を容易に立てることができ
る。すなわち、サービス提供による販売促進と商品販売
による収益との均衡を厳密に調節することができる。
【0073】以上に説明したように、実施の形態1にか
かる自動販売システム、自動販売機および自動販売機管
理装置によれば、ネットワークに接続された各自動販売
機が、商品の販売をおこなう毎にその旨を販売情報とと
もに自動販売機管理装置に通知し、自動販売機管理装置
は、各自動販売機から受信した上記販売情報に基づい
て、所定管理範囲内にある自動販売機間の販売総数を積
算し、その積算結果が、あらかじめ設定されたサービス
判定数に達した際に、その達することとなった販売情報
を送信した自動販売機に対して、サービスの提供をおこ
なう旨を指示し、さらに自動販売機は、そのサービス提
供指示を受信した際にその指示にしたがってサービスを
提供するので、自動販売機管理装置によって所定管理範
囲内にある複数の自動販売機間での実際のサービスの提
供割合を常に一定にすることができ、サービス提供を考
慮した販売計画を容易に立てることができるとともに、
その販売計画を忠実に実行することが可能になる。
【0074】(実施の形態2)つぎに、実施の形態2に
かかる自動販売システム、自動販売機および自動販売機
管理装置について説明する。実施の形態2にかかる自動
販売システム、自動販売機および自動販売機管理装置
は、実施の形態1にかかる自動販売機管理装置が、サー
ビス提供条件として商品の販売総数を用いたのに対し、
サービス提供条件として商品の販売総金額を用いた点が
異なる。その他の構成および動作は実施の形態1と同一
であるため、それらの説明を省略する。
【0075】図5は、実施の形態2にかかる自動販売機
管理装置の動作を示したフローチャートである。実施の
形態2にかかる自動販売機管理装置では、複数の自動販
売機間において販売された商品の金額を、判定用販売総
金額として積算していき、この積算結果に基づいて、自
動販売機に上記したサービス提供指示を与えるか否かを
判断するため、この判断基準として、あらかじめサービ
ス判定金額が設定されている。
【0076】まず、自動販売機管理装置101の送受信
部102が、自動販売機110からネットワーク100
を介して上記した販売情報を受信すると、その販売情報
から販売された商品の金額(P)を抽出する(ステップ
S401)。そして、上記した判定用販売総金額(T)
にこの商品の金額(P)を積算する(ステップS40
2)。
【0077】この判定用販売総金額(T)は、自動販売
機110以外の他の自動販売機からの販売情報の受信に
よっても積算されるため、上記したように、複数の自動
販売機間において販売された商品の総金額を示すことに
なる。但し、どの自動販売機の販売情報を判定用販売総
金額(T)の積算対象とするかをグループ毎に区別して
もよい。この場合、そのグループの数だけ判定用販売総
金額(T)を用意する必要がある。
【0078】ステップS402において判定用販売総金
額(T)の積算がおこなわれると、受信した販売情報か
ら、その販売情報を送信した自動販売機の識別情報が抽
出され、自動販売機が特定される(ステップS40
3)。つづいて、判定用販売総金額(T)が上記したサ
ービス判定金額に一致したか否かが判定される(ステッ
プS404)。
【0079】ステップS404において判定用販売総金
額(T)がサービス判定金額に一致したと判定された場
合には、上記したサービス提供指示を含めたサービス提
供情報を、ステップS403において特定した自動販売
機に返信する(ステップS405)。そしてこの後、判
定用販売総金額(T)をクリアする(ステップS40
7)。
【0080】また、ステップS404において判定用販
売総金額(T)がサービス判定金額に一致したと判定さ
れない場合には、サービスの提供をおこなわない旨を示
したサービス提供情報を、ステップS403において特
定した自動販売機に返信する(ステップS406)。
【0081】このように、自動販売機管理装置101が
管理する所定範囲(グループ)内の複数の自動販売機間
において、商品が所定数(上記したサービス判定数に相
当する)に達する毎にサービスを一回提供するので、上
記したグループ単位、たとえば、営業所や商品配送セン
ター単位で、常に一定の割合でサービスの提供をおこな
うことができ、上記したサービス判定数の設定変更や上
記したグループに含める範囲の変更により、サービスの
提供数を考慮した販売計画を容易に立てることができ
る。すなわち、サービス提供による販売促進と商品販売
による収益との均衡を厳密に調節することができる。
【0082】特に、この実施の形態2において、サービ
スの形態として上記した商品の無料追加を採用する場合
には、自動販売機管理装置101が、受信した販売情報
に含まれる販売可能な他の商品情報から、無料追加され
る商品を特定して、この特定された商品を示した情報を
上記したサービス提供情報に含めて返信することが好ま
しい。これにより、自動販売機110は、サービス提供
情報が示す特定された商品に対応する選択スイッチ20
2のみを点灯させて選択可能にすることができ、収益管
理をより厳密に実現することができる。
【0083】以上に説明したように、実施の形態2にか
かる自動販売システム、自動販売機および自動販売機管
理装置によれば、ネットワークに接続された各自動販売
機が、商品の販売をおこなう毎にその旨を販売情報とと
もに自動販売機管理装置に通知し、自動販売機管理装置
は、各自動販売機から受信した上記販売情報に基づい
て、所定管理範囲内にある自動販売機間の販売総金額を
積算し、その積算結果が、あらかじめ設定されたサービ
ス判定金額に達した際に、その達することとなった販売
情報を送信した自動販売機に対して、サービスの提供を
おこなう旨を指示し、さらに自動販売機は、そのサービ
ス提供指示を受信した際にその指示にしたがってサービ
スを提供するので、自動販売機管理装置によって所定管
理範囲内にある複数の自動販売機間での実際のサービス
の提供割合を、実際に販売された金額に基づいて常に一
定にすることができ、サービス提供を考慮した販売計画
を容易に立てることができるとともに、その販売計画を
忠実に実行することが可能になる。
【0084】特に、実施の形態2にかかる自動販売シス
テム、自動販売機および自動販売機管理装置によれば、
各自動販売機において販売される商品の価格に大きな差
を有する場合等、実施の形態1のように、サービス提供
条件を商品の販売数としたのでは、サービスの提供割合
を正確に定めることができない場合に有効となる。
【0085】なお、上述した実施の形態2においては、
サービスの提供条件として、実際に販売された商品の金
額を用いたが、これに代えて、各商品の販売における粗
利益を用いることもできる。この場合、所定の利益を得
た際にサービスを提供することになるので、サービスの
提供をおこなう割合をより簡単に決定することができ
る。
【0086】(実施の形態3)つぎに、実施の形態3に
かかる自動販売システム、自動販売機および自動販売機
管理装置について説明する。実施の形態3にかかる自動
販売システム、自動販売機および自動販売機管理装置
は、実施の形態1または2にかかる自動販売システム、
自動販売機および自動販売機管理装置における各動作に
加えて、自動販売機管理装置が、自動販売機から販売情
報を受信する毎に、上記した判定用販売総数または判定
用販売総金額についての情報をサービス提供情報とし
て、各自動販売機に送信するとともに、自動販売機は、
そのサービス提供情報を受信した際に、上記した判定用
販売総数または判定用販売総金額についての情報に基づ
くサービス提供条件を利用者に提示することを特徴とし
ている。その他の構成および動作は実施の形態1または
2と同一であるため、それらの説明を省略する。
【0087】なお、以下においては、実施の形態1のよ
うにサービス提供条件として商品の販売数を用いた場合
を説明するが、実施の形態2のようにサービス提供条件
として商品の販売金額を用いた場合も同様である。
【0088】まず、実施の形態3にかかる自動販売機管
理装置の動作について説明する。図6は、実施の形態3
にかかる自動販売機管理装置の動作を示したフローチャ
ートである。実施の形態3にかかる自動販売機管理装置
でも、実施の形態1と同様に、複数の自動販売機間にお
いて販売された商品数を、判定用販売総数として積算し
ていき、この積算結果に基づいて、自動販売機に上記し
たサービス提供指示を与えるか否かを判断するため、こ
の判断基準として、あらかじめサービス判定数が設定さ
れている。
【0089】自動販売機管理装置101の送受信部10
2は、自動販売機110からネットワーク100を介し
て上記した販売情報を受信すると、その販売情報の一回
の受信につき、判定用販売総数(S)に1を加算する。
すなわち、判定用販売総数(S)をインクリメントする
(ステップS601)。
【0090】ステップS601において判定用販売総数
(S)の積算がおこなわれると、受信した販売情報か
ら、その販売情報を送信した自動販売機の識別情報が抽
出され、自動販売機が特定される(ステップS60
2)。つづいて、判定用販売総数(S)が上記したサー
ビス判定数に一致したか否かが判定される(ステップS
603)。
【0091】ステップS603において判定用販売総数
(S)がサービス判定数に一致したと判定された場合に
は、上記した判定用販売総数(S)とサービス提供指示
とを含めたサービス提供情報を、ステップS602にお
いて特定した自動販売機に返信する(ステップS60
4)。そしてこの後、判定用販売総数(S)をクリアす
る(ステップS605)。
【0092】また、ステップS603において判定用販
売総数(S)がサービス判定数に一致したと判定されな
い場合には、上記した判定用販売総数(S)を含め、か
つサービスの提供をおこなわない旨を示したサービス提
供情報を、ステップS602において特定した自動販売
機に返信する(ステップS606)。
【0093】そして、ステップS605またはステップ
S605による処理の後は、上記した判定用販売総数
(S)を含めたサービス提供情報を、ステップS602
において特定した自動販売機以外の自動販売機に送信す
る(ステップS607)。
【0094】づきに、実施の形態3にかかる自動販売機
の動作について説明する。図7は、実施の形態3にかか
る自動販売機の動作を示すフローチャートであり、特
に、自動販売機が、図6に示したステップS607にお
いて送信されたサービス提供情報を受信した場合の動作
を示すものである。
【0095】まず、自動販売機は、図6に示したステッ
プS607において送信されたサービス提供情報を受信
すると、受信したサービス提供情報から判定用販売総数
(S)についての情報を抽出する。また、このサービス
提供情報には、自動販売機管理装置において設定された
サービス判定数についての情報も含まれており、自動販
売機は、判定用販売総数(S)とともにこのサービス判
定数も同時に知得することができる。
【0096】そして、自動販売機は、抽出した判定用販
売総数(S)を用いてサービス提供条件を示したメッセ
ージを作成し、そのメッセージを、サービス提供に関す
る情報を表示するための表示部に表示する(ステップS
702)。図8は、サービス提供条件を示したメッセー
ジの表示例を示す図である。
【0097】たとえば、上記したメッセージは、図8
(a)に示すように、サービス提供条件となるサービス
判定数とともに、現在の販売本数を示す判定用販売総数
(S)を表示する。また、図8(b)に示すように、こ
れらメッセージをスクロール表示させてもよい。さら
に、図9に示すように、上記したサービス判定数と判定
用販売総数(S)とから、サービスが享受されるまでに
必要な購入本数を提示してもよい。
【0098】このように、自動販売機管理装置101が
管理する所定範囲(グループ)内の複数の自動販売機間
において、商品が所定数(上記したサービス判定数に相
当する)に達する毎にサービスを一回提供するととも
に、サービスが享受されるための条件が表示されるの
で、上記したグループ単位で、常に一定の割合でサービ
スの提供をおこなうことができるとともに、表示された
サービス提供条件が比較的満たされやすい状況にある場
合には、利用者によるより多くの商品の購入が期待で
き、販売促進を図ることができる。
【0099】なお、上記したサービス提供条件の表示
は、比較的満たされやすい所定の状況に達した際のみに
表示してもよい。たとえば、図9において、追加サービ
スが享受されるまでに必要な商品の購入数が、30本以
下になった場合にのみ、その表示をおこなう。
【0100】以上に説明したように、実施の形態3にか
かる自動販売システム、自動販売機および自動販売機管
理装置によれば、実施の形態1または2にかかる自動販
売システム、自動販売機および自動販売機管理装置によ
る動作に加えて、自動販売機管理装置が、自動販売機か
ら販売情報を受信する毎に、上記した判定用販売総数ま
たは判定用販売総金額についての情報をサービス提供情
報として、各自動販売機に送信し、自動販売機は、その
サービス提供情報を受信した際に、上記した判定用販売
総数または判定用販売総金額についての情報に基づくサ
ービス提供条件を利用者に提示するので、実施の形態1
または2における効果を享受できるとともに、利用者に
よる商品購入意欲を刺激して、販売促進をより高めるこ
とが期待できる。
【0101】また、上述した実施の形態1〜3に説明し
た自動販売システム、自動販売機および自動販売機管理
装置において、自動販売機に商品の残量を検知できる検
知手段を備え、上記した販売情報にその商品残量の情報
を含め、自動販売機管理装置は、受信した販売情報に示
される商品残量が、所定量以下である場合に、その商品
残量を示す自動販売機に対しては、サービス提供指示を
おこなわないとすることもできる。
【0102】これは、サービスの形態として、商品の無
料追加を採用する場合、商品が残り少ないのにもかかわ
らず、追加サービスにより商品を失っては、次回に商品
の補充がおこなわれるまでに商品の売り切れが発生する
確率が高くなり、正当な商品の販売の機会を失うといっ
た事態を回避することができるという点で有効である。
なお、この商品の残量に応じてサービスの提供を制限す
るという概念は、ネットワークに接続されてないスタン
ドアロンの自動販売機に対しても適用できる。
【0103】さらに、上述した実施の形態1〜3におけ
るサービスの形態は、商品の無料追加に限らず、サービ
ス券の発行、キャッシュバック、景品等の他、上記した
表示部にID番号を表示してそれを書き取って所定の宛
先に郵送することによりあらためてサービスが享受され
るようにしてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、6およ
び10の発明によれば、自動販売機が商品の販売毎にそ
の販売があったことを示すことになる販売情報を自動販
売機管理装置に送信した後、自動販売機管理装置からサ
ービス提供指示を受信したときに限ってサービスを提供
し、また、自動販売機管理装置は、そのサービス提供指
示を返信するか否かを、他の自動販売機から受信した販
売情報から得られる販売状況等から決定するので、所定
管理範囲内にある複数の自動販売機間に対してサービス
を提供する割合を常に一定に保持することができ、サー
ビス提供による販売促進と商品販売による収益との均衡
を厳密に調節した販売計画を容易に立てることができる
とともに、その販売計画を忠実に実行することが可能に
なるという効果を奏する。
【0105】また、請求項2および11の発明によれ
ば、自動販売機管理装置が、サービス提供指示を返信す
る条件として、所定管理範囲内にある複数の自動販売機
間において販売された商品の総数を用いることができ、
特に販売される商品の価格に大差ない場合に、サービス
提供を考慮した販売計画および販売管理が容易となると
いう効果を奏する。
【0106】また、請求項3および12の発明によれ
ば、自動販売機管理装置が、サービス提供指示を返信す
る条件として、所定管理範囲内にある複数の自動販売機
間において販売された商品の総金額を用いることがで
き、サービス提供条件を商品の販売数としたのでは、サ
ービスの提供割合を正確に定めることができない場合等
に、より厳密な販売計画および販売管理がおこなうこと
ができるという効果を奏する。
【0107】また、請求項4、7および13の発明によ
れば、自動販売機管理装置が、各自動販売機から受信し
た販売情報に基づいて作成したサービス提供情報を、各
自動販売機に送信し、各自動販売機は、このサービス提
供情報に基づいて決定されるサービス提供条件を表示す
るので、利用者による商品購入意欲を刺激して、販売促
進をより高めることが期待できるという効果を奏する。
【0108】また、請求項5、8、9および14の発明
によれば、自動販売機の商品の残量が一定以上である場
合のみにサービスが提供されるので、たとえば、サービ
スの形態として商品の無料追加を採用する場合に、この
サービス提供によって商品が売り切れ状態になるのが防
止され、正当な商品の販売の機会を失うといった事態を
回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる自動販売システムの概略
構成を示した図である。
【図2】実施の形態1にかかる自動販売機の動作を示し
たフローチャートである。
【図3】実施の形態1にかかる自動販売機おいてサービ
スを享受するための操作指示の表示を示す図である。
【図4】実施の形態1にかかる自動販売機管理装置の動
作を示したフローチャートである。
【図5】実施の形態2にかかる自動販売機管理装置の動
作を示したフローチャートである。
【図6】実施の形態3にかかる自動販売機管理装置の動
作を示したフローチャートである。
【図7】実施の形態3にかかる自動販売機の動作を示す
フローチャートである。
【図8】実施の形態3にかかる自動販売機においてサー
ビス提供条件を示したメッセージの表示例を示す図であ
る。
【図9】実施の形態3にかかる自動販売機においてサー
ビス提供条件を示したメッセージの他の表示例を示す図
である。
【図10】従来のサービス機能付き自動販売機の外観を
示す概略図である。
【図11】ネットワークを介して自動販売機の管理をお
こなう従来の自動販売システムの概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 ネットワーク 101 自動販売機管理装置 102,112 送受信部 103,113 演算処理部 104 記憶部 110,120,130,140 自動販売機 114 制御部 115 表示器 116 コイン処理機構 117 紙幣処理機構 118 商品搬出機構

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの自動販売機と、各自動
    販売機を管理する自動販売機管理装置と、がネットワー
    クに接続されて構成された自動販売システムにおいて、 前記自動販売機は、商品の販売毎に前記自動販売機管理
    装置に販売情報を送信し、前記自動販売機管理装置から
    サービス提供指示を受信した場合に、当該サービス提供
    指示に従ってサービスを提供し、 前記自動販売機管理装置は、各自動販売機から前記販売
    情報を受信し、前記販売情報を送信した自動販売機に対
    して前記サービス提供指示を返信するか否かを、所定管
    理範囲内の自動販売機の販売情報に基づいて判断するこ
    とを特徴とする自動販売システム。
  2. 【請求項2】 前記自動販売機管理装置は、各自動販売
    機から受信した前記販売情報に基づいて、所定管理範囲
    内の自動販売機において販売された商品の数を積算し、
    当該積算結果が所定のサービス判定数に達することとな
    った際の販売情報を送信した自動販売機に対して、前記
    サービス提供指示を返信することを特徴とする請求項1
    に記載の自動販売システム。
  3. 【請求項3】 前記自動販売機は、販売した商品の金額
    を示す販売金額情報を前記販売情報に含めて送信し、前
    記自動販売機管理装置は、各自動販売機から受信した前
    記販売金額情報に基づいて、所定管理範囲内の自動販売
    機において販売された商品の金額を積算し、積算した商
    品の金額が所定のサービス判定金額に達することとなっ
    た際の販売情報を送信した自動販売機に対して前記サー
    ビス提供指示を返信することを特徴とする請求項1に記
    載の自動販売システム。
  4. 【請求項4】 前記自動販売機は、前記自動販売機管理
    装置から、当該自動販売機管理装置の所定管理範囲内の
    自動販売機による販売状況を示したサービス提供情報を
    受信し、受信したサービス提供情報に基づいてサービス
    提供条件を表示し、前記自動販売機管理装置は、各自動
    販売機から前記販売情報を受信し、受信した販売情報に
    基づいて前記サービス提供情報を作成し、作成したサー
    ビス提供情報を各自動販売機に送信することを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の自動販売システム。
  5. 【請求項5】 前記自動販売機は、商品の残量を示す商
    品残量情報を前記販売情報に含めて送信し、前記自動販
    売機管理装置は、前記商品残量情報が示す商品残量が所
    定量以下を示す場合に、当該商品残量情報を送信した自
    動販売機に対して前記サービス提供指示を返信しないこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自
    動販売システム。
  6. 【請求項6】 自動販売機管理装置とともにネットワー
    クに接続されて当該自動販売機管理装置により管理さ
    れ、かつサービス提供機能を有する自動販売機におい
    て、 商品の販売毎に前記自動販売機管理装置に販売情報を送
    信する販売情報送信手段と、 前記自動販売機管理装置からサービス提供指示を受信す
    るサービス提供指示受信手段と、 前記サービス提供指示に従ってサービスを提供するサー
    ビス提供手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記自動販売機管理装置から、当該自動
    販売機管理装置の所定管理範囲内の自動販売機による販
    売状況を示したサービス提供情報を受信するサービス提
    供情報受信手段と、 前記サービス提供情報に基づいてサービス提供条件を表
    示するサービス提供条件表示手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6に記載の自動販売
    機。
  8. 【請求項8】 商品の残量を検知する残量検知手段を備
    え、 前記残量検知手段により検知された商品の残量を示す商
    品残量情報を前記販売情報に含めて送信することを特徴
    とする請求項6または7に記載の自動販売機。
  9. 【請求項9】 サービス提供機能を有する自動販売機に
    おいて、 商品の残量を検知する残量検知手段と、 所定のサービス提供条件を満たし、かつ前記残量検知手
    段により検知された商品の残量が所定量以上である場合
    にサービスを提供するサービス提供手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して少なくとも二つ
    の自動販売機を管理する自動販売機管理装置において、 各自動販売機から商品の販売毎に送信される販売情報を
    受信する販売情報受信手段と、 前記販売情報を送信した自動販売機に対してサービス提
    供指示を返信するか否かを、所定管理範囲内の自動販売
    機の販売情報に基づいて判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果に応じて前記サービス提供
    指示を送信するサービス提供指示送信手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機管理装置。
  11. 【請求項11】 前記判断手段は、各自動販売機から受
    信した前記販売情報に基づいて、所定管理範囲内の自動
    販売機において販売された商品の数を積算し、当該積算
    結果が所定のサービス判定数に達した場合に、当該サー
    ビス判定数に達することとなった際の販売情報を送信し
    た自動販売機に対して、前記サービス提供指示を返信す
    ると判断することを特徴とする請求項10に記載の自動
    販売機管理装置。
  12. 【請求項12】 前記判断手段は、各自動販売機から受
    信した前記販売情報に基づいて、所定管理範囲内の自動
    販売機において販売された商品の金額を積算し、積算し
    た商品の金額が所定のサービス判定金額に達した場合
    に、当該サービス判定金額に達することとなった際の販
    売情報を送信した自動販売機に対して、前記サービス提
    供指示を返信すると判断することを特徴とする請求項1
    0に記載の自動販売機管理装置。
  13. 【請求項13】 前記販売情報に基づいて、所定管理範
    囲内の自動販売機による販売状況を示したサービス提供
    情報を作成するサービス提供情報作成手段と、 前記サービス提供情報を各自動販売機に送信するサービ
    ス提供情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする請求項10、11または12
    に記載の自動販売機管理装置。
  14. 【請求項14】 各自動販売機から商品の残量を示す商
    品残量情報を受信しする商品残量情報受信手段を備え、
    前記判断手段は、前記商品残量情報が所定量以下を示す
    場合に、当該商品残量情報を送信した自動販売機に対し
    ては前記サービス提供指示を返信しないと判断すること
    を特徴とする請求項10〜13のいずれか一つに記載の
    自動販売機管理装置。
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