JP2000149106A

JP2000149106A - サーバー機能を持つ自動販売機

Info

Publication number: JP2000149106A
Application number: JP32119898A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Sakai; 一博坂井; Yoshinobu Tokute; 義信特手
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd
Priority date: 1998-11-12
Filing date: 1998-11-12
Publication date: 2000-05-30

Abstract

(57)【要約】【課題】専用ソフトウェアを用いることなく、自動販
売機の持つ情報を閲覧することを可能にする。さらに、
任意の端末から自動販売機の持つ情報を閲覧し、設定
し、変更することを可能にする。【解決手段】自動販売機は、ネットワークにおいて
上記自動販売機を特定する識別子を記憶する記憶手段２
６、上記ネットワークに接続するネットワーク接続手段
２７、上記ネットワークにおいて提供する情報を作成
し、上記情報を前記ネットワークにおいて提供する情報
作成・提供手段２４を備え、上記ネットワークにおける
サーバーとして機能する。上記情報作成・提供手段２４
は、上記ネットワークにおいて通常用いられている形式
で情報を記述する。端末使用者は、上記ネットワークを
介して、上記識別子をもとに自動販売機にアクセスし、
市販されているネットワーク情報閲覧ソフトウェアを用
いて、上記自動販売機の上記提供情報を端末画面に表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機に関し、
自動販売機の販売等に関する情報を収集する場合に好適
なものである。

【０００２】

【従来の技術】自動販売機による販売は、省スペース、
省人件費な販売ルートであり、かつ、自動販売機の利用
者にとっては、商品が手軽に購入できるという利点があ
る。そのため、自動販売機の普及は目覚しく、自動販売
機は様々な場所において、様々な商品を提供している。
これら自動販売機に商品を補充する為に、自動販売機の
商品販売情報の収集が必要となる。この商品販売情報の
収集は、その自動販売機の管理者が、その自動販売機に
直接出向いて情報を収集するか、情報収集センターに専
用ソフトウェアを搭載したコンピュータで公衆回線網を
通じて収集していた。この自動販売機の販売情報収集シ
ステムは、ＰＯＳ（ＰｏｉｎｔＯｆＳａｌｅｓ：販
売時点情報）システムと呼ばれている図１１は、従来の
自動販売機の販売情報収集システムの構成を示す図であ
る。以下に従来の自動販売機の販売情報収集システムの
構成を説明する。

【０００３】図１１において、各々の自動販売機Ｖ
Ｒ₁、ＶＲ₂・・・ＶＲ_nには無線機が設けられ、公衆
回線網１０１に接続することができる。情報収集センタ
ーに設置されている専用ソフトウェアを搭載するコンピ
ュータＴＲ₁は、ネットワークインターフェースを備
え、公衆回線網１０１に接続することができる。

【０００４】図１２は、従来の自動販売機の販売情報収
集システムにおける、自動販売機内で行なわれる販売情
報処理の手順を示す図である。以下に従来の自動販売機
の販売情報収集システムにおける、自動販売機内で行な
う販売情報処理の手順を説明する。

【０００５】まず、自動販売機データを収集する（ステ
ップＳ１０１）。自動販売機データとは、商品毎の在庫
量、商品保存庫内の温度等の自動販売機内の情報であ
る。続いて、収集した自動販売機データを整理し、更新
する（ステップＳ１０２）。更新された自動販売機デー
タの内、商品毎の在庫量に関するデータと、予め保持さ
れている商品価格から、売上データを算出する（ステッ
プＳ１０３）。売上データを整理し、自動販売機内に記
憶された売上情報を、今回算出した売上データに更新す
る（ステップＳ１０４）。上記のステップＳ１０１から
ステップＳ１０４を、自動販売機の管理者が設定した周
期等の一定要件下で繰り返す。後述する方法で、自動販
売機の保持するこれらの販売情報は、情報収集センター
のコンピュータに送信される。

【０００６】図１３は、従来の自動販売機の販売情報収
集システムにおける情報収集手順を示す図である。以下
に従来の自動販売機の販売情報収集システムにおける情
報収集手順を説明する。

【０００７】情報収集センターのコンピュータは、販売
情報を収集したい自動販売機に対し呼びかけ（ポーリン
グ）を行なう（ステップＳ１１１）。呼びかけを受けた
自動販売機と情報収集センターのコンピュータとの間の
通信回線が開く（ステップＳ１１２）。呼びかけを受け
た自動販売機は、情報収集センターのコンピュータに対
し、販売情報（販売量、売上等）を送信する（ステップ
Ｓ１１３）。情報収集センターのコンピュータは、販売
情報を収集した後、その自動販売機との間の通信回線を
閉じる（ステップＳ１１４）。

【０００８】上記のステップＳ１１１からＳ１１４の処
理は、全ての自動販売機について行われ、全ての自動販
売機について行われた後は、改めて初めから全ての自動
販売機について同様の処理を繰り返す。つまり、図１１
を例にとると、ポーリングすべき自動販売機がｎ台ある
場合、最初の１台目の自動販売機から最後のｎ台目の自
動販売機まで、上記のステップＳ１１１からＳ１１４の
処理を繰り返しｎ回行い、ｎ台全ての自動販売機につい
て行った後は、改めて最初の１台目の自動販売機から全
ての自動販売機について同様の処理を繰り返す。

【０００９】収集したデータはそのままでは閲覧できな
いので、専用ソフトウェアを搭載した情報収集センター
のコンピュータで、人が閲覧できるように加工する。上
記のシステムにより、自動販売機の管理者が自動販売機
に出向かなくとも、自動販売機の販売に関する情報を情
報収集センターに収集することができる。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の販
売情報収集システムにおいて、自動販売機は販売情報を
閲覧することができるようにする為に、専用ソフトウェ
アを必要としていたので、その専用ソフトウェアの開発
に時間、費用及び労力を要していた。

【００１１】また、上記の理由から、上記専用ソフトウ
ェアを搭載したコンピュータでなければ、収集した販売
情報を閲覧することができないため、情報閲覧者は、任
意の端末から収集した販売情報を閲覧ことができないと
いう問題があった。

【００１２】また、従来の販売情報収集システムにおい
て、収集した販売情報の管理は、情報収集センターにあ
る専用ソフトウェアを搭載したコンピュータにより行な
っていた。そのため、上記専用ソフトウェアを搭載した
コンピュータが何らかの理由により使用不可能となった
場合、販売情報を閲覧することができないという問題が
あった。

【００１３】また、従来において、自動販売機の価格変
更は、その自動販売機の管理者が直接自動販売機に出向
いて行なっていた。また、自動販売機のうちで、表示装
置を備えるものがあるが、この表示装置により表示する
情報も、上記自動販売機の管理者が直接自動販売機に出
向いて行なっていた。

【００１４】本発明の目的は、上記販売情報を閲覧する
専用ソフトウェアを不要にし、さらに、任意の端末か
ら、自動販売機に保持される情報を変更し、閲覧するこ
とを可能にすることである。

【００１５】また、本発明の更なる目的は、自動販売機
の販売する商品の価格変更及び自動販売機が表示装置を
備える場合は表示情報の変更のために、上記自動販売機
の管理者が自動販売機まで出向くことを不要にすること
である。

【００１６】

【問題を解決する為の手段】上記問題を解決する為に、
本発明によれば、自動販売機はネットワークにおいて上
記自動販売機を特定する識別子を記憶する記憶手段、上
記ネットワークに接続するネットワーク接続手段、及び
上記ネットワークにおいて提供する情報を作成し、上記
情報を上記ネットワークにおいて提供する情報作成・提
供手段を備え、上記ネットワークにおいてサーバーとし
て機能する。上記自動販売機は、ネットワーク接続手段
を介してネットワークに接続し、上記情報作成・提供手
段により作成した提供情報を、上記ネットワークにおい
てサーバーとして提供する。

【００１７】このことにより、上記自動販売機の管理者
等は、上記自動販売機の販売情報を閲覧する為に専用ソ
フトウェアを搭載した装置を用いる必要はなくなる。ネ
ットワーク接続手段と、上記自動販売機の上記識別子を
入力するための識別子入力手段と、上記提供情報を閲覧
するための情報閲覧手段（ネットワーク情報閲覧ソフト
ウェア）を備える任意の端末装置から、上記ネットワー
クに接続し、上記自動販売機を特定する識別子を使って
上記自動販売機にアクセスすることにより、自動販売機
のネットワークにおいて提供する情報を閲覧、（端末利
用者に許可が与えられている場合は）変更することが可
能になる。

【００１８】なお、上記情報作成・提供手段は、提供情
報を上記ネットワークにおいて通常用いられている形式
で記述する。従って、上記ネットワーク情報閲覧ソフト
ウェアは、特定されたものではなく、通常市場において
流通している任意のネットワーク情報閲覧ソフトウェア
でよい。

【００１９】また、上記専用ソフトウェアが不要になる
為、ソフトウェアの開発に要する時間及び費用を削減す
ることが可能になる。また、上記専用ソフトウェアが不
要になる為、上記専用ソフトウェアを搭載したコンピュ
ータが何らかの理由により使用不可能となった場合、販
売情報を閲覧することができなくなることも生じない。

【００２０】また、本発明によれば、上記自動販売機
は、情報を表示する表示手段をさらに備える。このこと
により、上記自動販売機は、利用者及び通行者に商品の
宣伝等の情報を提供することが可能になる。

【００２１】また、本発明によれば、表示手段の表示す
る情報、例えば商品の販売価格、広告等の表示情報及び
ネットワークの設定に関する情報を上記ネットワークを
介して上記自動販売機にアクセスする任意の端末装置か
ら閲覧し、設定し、変更する。

【００２２】このことにより、上記自動販売機の管理者
が直接自動販売機に出向いて行なう必要がなくなるた
め、速やかに提供情報を変更することが可能になり、人
件費を削減することも可能になる。

【００２３】また、上記自動販売機の管理者による許可
がある者も、任意の端末装置から自己に許された範囲内
で上記提供情報の変更・閲覧することが可能になる。こ
のことにより、速やかに提供情報を変更することが可能
になる。

【００２４】

【発明の実施の形態】図１は、本発明に係わる自動販売
機の外観例（正面図）である。図１に示すように、本発
明の自動販売機１は、ショーケース１１、表示手段１３
及び１４、金銭投入口１５、金銭返却口１６、商品取出
口１７を備える。ショーケース１１内には、自動販売機
が販売する商品１２が表示または陳列される。表示手段
１３には、例えば商品の価格を表示する。

【００２５】表示手段１４は、例えば広告、伝言等を表
示する。表示する情報は、情報表示を希望する端末使用
者からネットワークを介して送信された情報でもよい。
ここで、表示手段１３及び１４が表示する情報として、
文字、動画、等が考えられる。

【００２６】また、表示手段として、ＣＲＴ（Ｃａｔｈ
ｏｄｅＲａｙＴｕｂｅ）、ＬＥＤ（ＬｉｇｈｔＥ
ｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ）、ＬＣＤ（Ｌｉｑｕｉｄ
ＣｒｙｓｔａｌＤｉｓｐｌａｙ）、ＰＤＰ（Ｐｌａ
ｚｍａＤｉｓｐｌａｙｐａｎｅｌ）、ＦＥＤ（Ｆｉ
ｅｌｄＥｍｉｓｓｉｏｎＤｉｓｐｌａｙ）等が考え
られる。

【００２７】なお、この外観図は例示であり、本発明の
自動販売機の外観はこれに限定されない。また、本発明
の実施例において、飲料の自動販売機について述べてい
るが、その他様々な商品の自動販売機について本発明は
適用可能である。

【００２８】図２は、本発明に係わる自動販売機の機能
構成を示す図である。本発明に係わる自動販売機１は、
販売手段２１、自動販売機データ収集手段２２、データ
処理手段２３、情報作成・提供手段２４、データ整理・
更新手段２５、記憶手段２６、ネットワーク接続手段２
７、表示手段２８を備える。

【００２９】販売手段２１は、自動販売機としての基本
的な販売機能を実行する周知の部分であり、例えば金銭
投入口１５から投入された金銭の額を認識したり、自動
販売機の利用者によって選択された商品を商品取出口１
７へ落下させたり、釣り銭を金銭返却口１６へ返却した
り等を行う。自動販売機データ収集手段２２は、自動販
売機の商品保存庫内の商品毎の在庫量、商品保存庫の温
度等、自動販売機に関する種々のデータ（自動販売機デ
ータ）を収集する。

【００３０】なお、商品の在庫量や温度は、自動販売機
の販売部の商品保存庫に接続されたセンサーにより検出
される。データ処理手段２３は、自動販売機データ収集
手段２２が収集した自動販売機データを処理する。例え
ば、自動販売機データのうち、商品販売数及び商品価格
から売上を算出したり、商品在庫から商品の補充の有
無、補充必要数等を算出したりする。

【００３１】情報作成・提供手段２４は、自動販売機デ
ータ収集手段２２が収集した自動販売機データ及びデー
タ処理手段２３が処理したデータを基に、ネットワーク
において提供する情報を作成し、提供する。データ整理
・更新手段２５は、自動販売機データ収集手段２２が収
集した自動販売機データ、データ処理手段２３が処理し
たデータ及び情報作成・提供手段２４が作成した提供情
報等を整理し、記憶手段２６に記憶し、既に記憶された
これらデータ及び情報を更新する。

【００３２】記憶手段２６は、ネットワークにおいて自
動販売機を特定する識別子、自動販売機データ収集手段
２２が収集した自動販売機データ、データ処理手段２３
が処理したデータ及び情報作成・提供手段２４が作成し
た提供情報、表示手段２８が表示する表示情報等を記憶
する。

【００３３】ネットワーク接続手段２７は、自動販売機
をネットワークに接続する。表示手段２８は、記憶部に
記憶された表示情報を表示する。表示する情報として
は、上述のように、例えば商品価格、広告等である。な
お、表示手段２８は、図１に示す表示手段１３及び１４
と同一のものを指す。

【００３４】情報作成・提供手段２４は、提供情報をネ
ットワークにおいて提供される情報を記述する際に通常
用いられている形式、例えば、テキスト、ＨＴＭＬ（Ｈ
ｙｐｅｒＴｅｘｔＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇ
ｅ）、ＳＧＭＬ（ＳｔａｎｄａｒｄＧｅｎｅｒａｌｉ
ｚｅｄＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅ）、ダイナミ
ックＨＴＭＬ、次世代ＨＴＭＬといわれるＸＭＬ（ｅＸ
ｔｅｎｓｉｂｌｅＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇ
ｅ）、ＪＰＥＧ（ＪｏｉｎｔＰｈｏｔｏｇｒａｐｈｉ
ｃＥｘｐｅｒｔｓＧｒｏｕｐ）、ＧＩＦ（Ｇｒａｐ
ｈｉｃｓＩｎｔｅｒｃｈａｎｇｅＦｏｒｍａｔ）、
ＰＤＦ（ＰｏｒｔａｂｌｅＤｏｃｕｍｅｎｔＦｏｒｍ
ａｔ）等で記述する。ネットワークにおいて通常用いら
れている形式を用いて記述することにより、市販されて
いるネットワーク情報閲覧ソフトウェアを用いて、自動
販売機が提供する情報を閲覧することが可能となる。な
お、ＨＴＭＬで記述されたネットワークにおいて提供さ
れる情報は、一般にホームページと呼ばれている。

【００３５】また、図に示していないが、図２に示す手
段のうち、販売手段以外の各手段を他の装置に備えるよ
うに構成することも可能である。この場合、他の装置か
らデータ収集手段によりデータを収集する。収集したデ
ータをデータ処理手段により処理する。処理したデータ
を基に、情報作成・提供手段により情報を作成して、ネ
ットワーク接続手段を介して、ネットワークにおいて提
供する。

【００３６】これにより、図２に示す販売手段以外の各
手段が備えられた任意の端末からデータを収集し、収集
したデータをネットワークを介して提供することが可能
になる。

【００３７】例えば、図２に示す販売手段以外の各手段
を信号機に備えることも可能である。信号機の指示して
いる信号色等をデータ収集手段により収集する。収集し
たデータをデータ処理手段により処理する。処理したデ
ータを基に、情報作成・提供手段により情報を作成し
て、ネットワーク接続手段を介して、ネットワークにお
いて上記信号機の設置場所、上記信号機の指示している
信号色等を提供する。

【００３８】これにより、ネットワークを介して接続す
る任意の端末から信号機の指示している信号色を知り、
指示している信号色の変化の状態を監視すること等が可
能となる。

【００３９】また、例えば、図２に示す販売手段以外の
各手段をガスや電気を用いたコンロなどの調理器具に備
えることも可能である。データ収集手段により、調理器
具及びその周辺の温度及びガス調理器具の場合はガスの
燃焼の具合（不完全燃焼等）、ガス漏れ等をに関するデ
ータを収集する。なお、上記データを収集するためのセ
ンサーは既に存在する。そして、上述の手順を経て、ネ
ットワークを介して接続する任意の端末から、調理器具
の切り忘れ、火災、ガス調理器具の場合は調理器具から
のガス漏れ及びガスの切り忘れ等を知ること等が可能と
なる。

【００４０】また、例えば図２に示す販売手段以外の各
手段を、監視カメラに備えることも可能である。上述の
手順を経て、ネットワークを介して接続する任意の端末
から監視カメラの映した映像を見ること等が可能とな
る。

【００４１】また、緊急を要する場合においても本発明
は有用である。、重篤な状態の患者の様子を伝える場合
を例として述べる。図２に示す販売手段以外の各手段
を、患者の心拍計、血圧計等の各装置と接続するように
備える。上述の手順を経て、ネットワークを介して接続
する任意の端末から、患者の状態を知ることが可能とな
る。

【００４２】従って、医師の出張時に上記医師に対し
て、または救急患者の状態を救急車及び患者宅等から病
院の医師に対して、患者の状態を迅速に、時間の遅れな
く、文字、画像及び音声等により正確に伝えることが可
能となる。さらに、患者の心拍計、血圧計等の各装置に
表示装置を接続している場合、医師の指示が表示装置に
表示される。

【００４３】なお、本発明の各手段が備えられた装置
は、ネットワークにおいてサーバーとして機能するた
め、上述のように、表示手段の表示する情報は装置のす
ぐ側にいなくとも、ネットワークを介して任意の端末か
ら閲覧可能である。

【００４４】上述のいずれの例においても、専用のソフ
トウェアは不要である等の本発明の利点があることがい
うまでもない。図３は、本発明に係わる自動販売機の装
置構成を示す図である。図３において、自動販売機１
は、販売装置３１、センサー３２、販売装置インターフ
ェース３３、表示装置３４、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ
ＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）３５、メモリー３
６、外部記憶装置３７、ネットワーク・インターフェー
ス３８を備える。各装置は、バス３９を介して接続され
ている。

【００４５】販売装置３１は、上述の自動販売機の基本
的な機能、図２に示す販売手段２１の機能を実行するた
めの装置である。センサー３２は、販売装置３１に接続
される。販売装置３１の金銭投入口に投入された金銭を
検知する金銭検知センサー、販売装置の商品保存庫内の
温度及び湿度を検知するための温度センサー及び湿度セ
ンサー、商品保存庫内の商品の在庫量を検知するセンサ
ー等からなる。センサー３２により販売装置３１から様
々なデータを収集する。センサー３２は、図２に示す上
述の自動販売機データ収集手段２２の機能を実現するも
のである。

【００４６】販売装置インターフェース３３は、販売装
置３１に接続されたセンサー３２が収集したデータを、
ＣＰＵ３５等のバス３９を介して接続された各機器とセ
ンサー３２との間でやり取りするためのものである。

【００４７】表示装置３４は、図２に示す表示手段１３
及び１４の機能を実現するものであり、商品価格、広告
等を表示する。ＣＰＵ３５は、バス３９を介して接続さ
れたメモリー３６等の各機器の動作を制御する。ＣＰＵ
３５は、図２に示すデータ処理手段２３、情報作成・提
供手段２４及びデータ整理・更新手段２５の機能を実現
するものである。

【００４８】メモリー３６は、実行中のプログラムや処
理中のデータ等を保存する。例えばＲＡＭ（Ｒａｎｄｏ
ｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ
ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）等が考えられる。本発明に
係わる自動販売機の機能を各装置に実行させるためのプ
ログラムは、記憶装置３６及び外部記憶装置３７から読
み出したり、ネットワークインターフェース３８を介し
てネットワークからダウンロードしたりすることにより
入手可能である。

【００４９】外部記憶装置３７は、プログラムやデータ
を記憶する。記憶媒体として、ＨＤ（ＨａｒｄＤｉｓ
ｋ）及びＦＤ（ＦｌｏｐｐｙＤｉｓｋ）等のＭＤ（Ｍ
ａｇｎｅｔｉｃＤｉｓｋ）、ＣＤ（Ｃｏｍｐａｃｔ
Ｄｉｓｋ）及びＭＯ（ＭａｇｎｅｔｏＯｐｔｉｃａｌ
ｄｉｓｋ）等の光ディスク及び磁気テープが考えられ
る。

【００５０】上述のメモリー３６及び外部記憶装置３７
は、図２に示す記憶手段２６の機能を実現するものであ
る。ネットワーク・インターフェース３８は、ネットワ
ークに接続してネットワークを介して接続する装置とデ
ータやりとりするためのものである。図２に示すネット
ワーク接続手段２７の機能を実現するものである。

【００５１】図４は、本発明に係わる、自動販売機シス
テムの構成を示す図である。図４において、ネットワー
ク３０に、自動販売機Ｖ₁、自動販売機Ｖ₂、・・・、
自動販売機Ｖ_n及び端末Ｔ₁、端末Ｔ₂、・・・、端末
Ｔ_nが接続されている。なお、各自動販売機Ｖ_{1 、}Ｖ₂
・・・Ｖ_n及び各端末Ｔ₁、Ｔ₂・・・Ｔ_nは、必ずし
も物理的にネットワーク３０に接続している必要はな
く、無線機、携帯電話等を用いることによりネットワー
ク３０に接続していてもよい。

【００５２】ネットワーク３０として、例えば、公衆回
線網、ＷＡＮ（ＷｉｄｅＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）、
ＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）、Ｃ
ＡＴＶ（ＣａｂｌｅＴｅｌｅＶｉｓｉｏｎ）及びイン
ターネット等があげられる。端末Ｔ₁、Ｔ₂・・・Ｔ_n
は、通信機能をもつ任意の端末である。

【００５３】端末Ｔ₁、Ｔ₂・・・Ｔ_nは、移動端末で
あってもよいため、任意の場所にあることが可能であ
る。例えば販売担当者のいるセンターでもよく、販売担
当者の出先であってもよい。

【００５４】図５は、本発明に係わる自動販売機内で行
なう情報作成・提供の手順を示す図である。以下に図５
に示す本発明に係わる自動販売機１内で行なう情報作成
・提供の手順を図５を用いて説明する。

【００５５】まず、自動販売機データ収集手段２２は、
自動販売機データを収集する（ステップＳ１）。続い
て、データ整理・更新手段２５は、収集した自動販売機
データを整理し、記憶手段２６に記憶する。または既に
記憶していた自動販売機データを更新する（ステップＳ
２）。

【００５６】次に、情報作成・提供手段２４は、自動販
売機がネットワークにおいて提供する情報のうち、自動
販売機データを参照している提供情報を、記憶手段２６
内の記憶・更新された自動販売機データを用いて作成す
る。続いて、ネットワーク接続手段２７を介して、作成
した提供情報をネットワークにおいて提供する（ステッ
プＳ３）。

【００５７】データ処理手段２３は、記憶手段２６内の
記憶・更新された自動販売機データを処理する。例え
ば、上述のようにして売上データを算出する（ステップ
Ｓ４）。データ整理・更新手段２５は、データ処理手段
２３が処理したデータを整理し、記憶手段２６に記憶す
る。または既に記憶していたデータを更新する（ステッ
プＳ５）。

【００５８】情報作成・提供手段２４は、自動販売機が
ネットワークにおいて提供する情報のうち、データ処理
手段２３が処理したデータ、例えば売上データを参照し
ている提供情報を、更新された処理データを用いて作成
する。続いて、ネットワーク接続部２７を介して、作成
した提供情報をネットワークにおいて提供する。（ステ
ップＳ６）。

【００５９】ステップＳ１からＳ６は、自動販売機の管
理者等の設定等に従って一定要件下、繰り返される。ま
た、上述の説明では、簡単の為にデータ処理の例として
売上の計算をあげたが、本発明の自動販売機の行う処理
はこれに限定されず、実際はもっと複雑である。

【００６０】上述のように、本発明に係わる自動販売機
は、ネットワークにおいて提供する情報（いわゆるホー
ムページ等）を作成し、作成した提供情報をネットワー
クに提供する。端末利用者は、市販されているネットワ
ーク情報閲覧ソフトウェア（いわゆるブラウザー等）を
搭載した任意の端末から、ネットワークに接続し、自動
販売機を識別子により特定する。このことにより、自動
販売機にアクセスし、自動販売機の情報を閲覧し、設定
し、変更することができる。

【００６１】但し、情報の安全の観点から情報を閲覧・
変更する為には、自動販売機が構成する環境において、
端末使用者がユーザー名、パスワードを割当てられ、情
報読み出し及び書込み許可等を得ていることが必要であ
る。

【００６２】また、上述のように、自動販売機内でネッ
トワークにおいて閲覧可能な情報を作成し、提供する
為、端末利用者が何処から自動販売機にアクセスして
も、同じデータフォーマットで情報を閲覧することがで
きる。

【００６３】また、自動販売機の情報を閲覧するために
専用ソフトウェアを必要としないため、専用ソフトウェ
アを搭載したコンピュータが何らかの理由により、使用
不可能となった場合には、自動販売機の情報を閲覧する
ことが不可能になるという上述の従来技術の持つ問題は
解決される。

【００６４】以下に本発明に係わる自動販売機システム
における、端末から自動販売機へアクセス手順の例を説
明する。なお、この手順はネットワークにおいて提供さ
れる情報を閲覧する場合に通常に用いられるものである
ため、簡略に述べる。

【００６５】ここでは、図４における端末Ｔ₁の使用者
が自動販売機Ｖ₁にアクセスし、端末Ｔ₁の画面に希望
する情報を表示させるまでの手順を説明する。まず、端
末利用者はＴ₁に搭載されたネットワーク情報閲覧ソフ
トウェアを起動し、自動販売機Ｖ₁にアクセスする。上
述のように、自動販売機Ｖ₁は、ＨＴＭＬ等のネットワ
ークにおいて通常用いられる言語で記述された情報を、
提供する。従って、自動販売機の提供する情報を閲覧す
るために専用ソフトウェアを用いる必要はない。そし
て、市販されているネットワーク情報閲覧ソフトウェア
を用いることが可能である。

【００６６】ネットワーク情報閲覧ソフトウェアは何で
もよいが、一般に通常用いられているものとして、例え
ば、マイクロソフト社のインターネット・エクスプロー
ラー、ネットスケープ社のネットスケープ・コミュニケ
ーター等が挙げられる。

【００６７】なお、この実施例においては、ネットワー
クとしてインターネットを例としているが、上述のよう
に他のネットワークでもよい。端末Ｔ₁に搭載されたネ
ットワーク情報閲覧ソフトウェアには予め、自動販売機
Ｖ₁のＩＰアドレス、デフォルトゲートウェイ、サブネ
ットマスク、管理者・クライアントの電子メールアドレ
ス及び認証情報等、端末Ｔ₁がネットワークに接続し
て、自動販売機にアクセスする為に必要な情報を設定し
ておく。市販されているネットワーク情報閲覧ソフトウ
ェアでのネットワークに接続する為に必要な情報の設定
方法は、通常一般に知られている為、ここでは説明を省
略する。

【００６８】端末Ｔ₁が自動販売機Ｖ₁にアクセスする
と、端末Ｔ₁の画面に、自動販売機Ｖ₁がネットワーク
において提供する情報が表示される。端末利用者は、端
末Ｔ₁に表示された画面の表示に従って、自分が希望す
る情報を閲覧する。具体的には、本実施例において例と
して用いるネットワーク情報閲覧ソフトウェアでは、グ
ラフィック・ユーザー・インターフェース（ＧＵＩ）が
用いられている為、希望する情報を示す見出しがある部
分をポインタで指示し、マウスを使用している場合はマ
ウスボタン、トラックボールを使用している場合は、ト
ラックボールのボタン、キーボードの場合はエンターキ
ー等、端末利用者が使用しているインターフェースに対
応した、入力・実行を指示するキーを押下することによ
り、見出しに対応した情報を端末の画面に表示する、つ
まりリンクを参照することが可能である。このＧＵＩに
ついても、一般に通常知られている為、詳しい説明は割
愛する。

【００６９】図６に端末が自動販売機にアクセスした際
に、最初に端末の画面に表示される情報の例を示す。図
６において、端末利用者がアクセスした自動販売機の設
置場所、自動販売機コード、リンクを参照することが可
能な画面として、１から４の画面のタイトルが表示され
ている。

【００７０】この画面から、端末利用者は現在アクセス
している自動販売機の設置場所及び自動販売機コードを
確認することができる。そして、リンクを参照すること
により、端末利用者は希望する画面を端末に表示させる
ことができる。例えば、端末利用者が自動販売機の状態
に関する情報の画面を閲覧したい場合は、「自動販売機
状態メイン」の画面のリンクを参照する。このようにし
てリンクを参照することにより、端末利用者は閲覧を希
望する情報を端末画面に表示させることができる。

【００７１】以下に、本発明に係わる自動販売機がネッ
トワークにおいて提供する情報の表示例を示す。なお、
以下の情報は例示にすぎず、本発明に係わる自動販売機
は、実際にはより多くの情報をネットワークにおいて提
供する。

【００７２】図７は、本発明に係わる自動販売機が提供
する情報を端末画面に表示させた例（その１）である。
図７において、自動販売機の売上情報が示されている。
売上情報内には、情報の更新時刻、前回の商品補給日
時、自動販売機で販売する商品の商品コード、商品名、
商品毎の販売数及び売上が示されている。

【００７３】図７に示すように、端末利用者は、自動販
売機にアクセスして売上情報を端末の画面に表示させる
ことにより、販売量を確認したい自動販売機における、
確認したい商品の売上を確認することができる。従っ
て、その自動販売機に出向かなくとも確認することが可
能となる。

【００７４】また、端末利用者は他の自動販売機にアク
セスすることにより、他の自動販売機における商品の売
上情報を確認することができる。従って、端末利用者
は、自動販売機別、商品別の売上情報を容易に確認する
ことができる。これら自動販売機別、商品別の売上情報
は、地域別、商品別の商品の売り上げ動向を把握する材
料となる。

【００７５】図８は、本発明に係わる自動販売機が提供
する情報を端末画面に表示させた例（その２）である。
図８において、自動販売機の商品補給情報が示されてい
る。商品補給情報内には、情報の更新時刻、前回の商品
補給日時、自動販売機で販売する商品の商品コード、商
品名、商品毎の補給必要数及び補給の必要の有無が示さ
れている。図８に示すように、端末利用者は、自動販売
機にアクセスして、商品補給情報を端末の画面に表示さ
せることにより、自動販売機について、商品別に補給の
必要の有無及び補給必要数を確認することができる。従
って、その自動販売機に出向かなくとも確認することが
可能となる。

【００７６】図９は、本発明に係わる自動販売機のネッ
トワークの設定に関する情報を端末画面に表示させた例
である。図９において、自動販売機のネットワークの設
定に関する情報が示されている。情報内には、ネットワ
ーク設定に必要な情報である、インターネット・プロト
コル（ＩＰ）アドレス入力欄８１、サブネットマスク入
力欄８２、デフォルトゲートウェイ入力欄８３、ＳＭＴ
Ｐ（ＳｉｍｐｌｅＭａｉｌＴｒａｎｓｆｅｒＰｒ
ｏｔｏｃｏｌ）サーバー入力欄８４、管理用ユーザー名
入力欄８５、管理用パスワード入力欄８６、設定ボタン
８７及びクリアボタン８８が示されている。

【００７７】ＩＰアドレスとは、インターネットにおい
て装置を特定するための識別子である。サブネットマス
クとは、複数のＬＡＮを接続した場合の１つのセグメン
トを示すものであり、ルーターがＩＰアドレス中のサブ
ネット・アドレスを判別するために持つ情報である。デ
フォルトゲートウェイとは、異なるプロトコルのシステ
ムやネットワークを相互接続する際にデフォルトとして
用いられる装置である。ＳＭＴＰサーバーとは、電子メ
ールを転送するためのプロトコルである、ＳＭＴＰに対
応するサーバーである。

【００７８】図９に示すように、端末利用者は自動販売
機にアクセスして、上記のネットワークの設定に関する
情報を端末の画面に入力し、設定ボタン８７を押下す
る。設定ボタン８７を押下することにより、入力データ
は自動販売機に送信される。送信されたデータに基づ
き、自動販売機内のデータ整理・更新手段２５は、記憶
手段２６に記憶された情報を更新する。

【００７９】これにより、自動販売機にアクセスする為
のネットワークに係わるデータを設定・変更することが
できる。なお、入力したデータを取り消したい場合は、
クリアボタン８８を押下すればよい。また、別の画面
（不図示）において、端末利用者のアクセス権（読み出
しのみ許可、読み出し及び書込みの許可等）の設定をす
ることができる。

【００８０】本発明では、任意の端末から自動販売機の
持つ情報を検索・変更することが可能になることによ
り、自動販売機の持つ情報の安全管理が必要になる。し
かし、上述のようにして自動販売機のネットワークの設
定に関する情報を管理することにより、自動販売機の持
つ情報の安全性が確保される。

【００８１】例えば、今までの端末利用者に、自動販売
機にアクセスすることができないようにする為には、図
９の変更画面において、ユーザー名及びパスワードを変
更し、この新しいユーザー名及びパスワードを知らせな
いようにする。これにより、今までの端末利用者は、次
回から自動販売機にアクセスすることができなくなる。

【００８２】図１０は、本発明に係わる自動販売機の表
示手段の表示情報を設定する際の端末画面表示の例であ
る。図１０において、例として商品を広告する文字列を
表示する場合における、表示情報設定画面が示されてい
る。設定画面には、自動販売機の設置された地域、表示
する文字列の選択肢９１（固定メッセージ０１から１
０）、表示する文字列入力欄９２、文字列の表示回数入
力欄９３、設定ボタン９４が示されている。

【００８３】端末利用者は、自動販売機にアクセスし
て、上記表示情報設定画面において、表示する文字列の
選択肢９１の中から希望するメッセージを選択する。ま
たは、表示する情報を文字列入力欄９２に入力する。さ
らに、表示回数入力欄９３に文字列を表示する回数を入
力するか、無限回表示することを選択する。入力がすん
だ際は、設定ボタン９４を押下する。設定ボタン９４を
押下することにより、入力データは自動販売機に送信さ
れる。送信されたデータに基づき、自動販売機内のデー
タ整理・更新手段２５は、記憶手段２６に記憶された情
報を更新する。

【００８４】なお、この実施例において、表示手段とし
てＬＥＤを用いたが、上述のように、表示手段はＬＥＤ
に限られず、他の表示手段でもよいことは言うまでもな
い。上述のように、自動販売機の表示手段に表示する情
報を、ネットワークを介して接続する任意のコンピュー
タから設定し、変更することができる。実際に自動販売
機に出向いて変更する必要がなくなるため、速やかに、
設定し、変更することが可能となる。また、人件費等の
削減にもなる。

【００８５】さらに、購入者が購入の為に出向く、自動
販売機において商品の宣伝を行なうことができるので、
効果的な宣伝を行なうことができる。また、商品の価格
変更も、同様に、他の表示情報の設定画面（不図示）に
おいて、変更することが可能である。従って、実際に自
動販売機に出向かなくとも、任意の端末から設定し、変
更することが可能となる。

【００８６】

【発明の効果】本発明によれば、自動販売機の管理者
は、自動販売機の販売情報を閲覧する為に専用ソフトウ
ェアを搭載したコンピュータを用いる必要はなくなる。
ネットワーク接続手段と、上記自動販売機の上記識別子
を入力するための識別子入力手段と、上記提供情報を閲
覧するための情報閲覧手段（ネットワーク情報閲覧ソフ
トウェア）を搭載した任意の端末装置から、上記ネット
ワークに接続することにより、自動販売機のネットワー
クにおいて提供する情報を閲覧、（端末利用者に許可が
与えられている場合は）変更することが可能になる。

【００８７】なお、上記情報作成・提供手段は、提供情
報を上記ネットワークにおいて通常用いられている形式
で記述する。従って、上記ネットワーク情報閲覧ソフト
ウェアは、市販されている任意のネットワーク情報閲覧
ソフトウェアでよい。

【００８８】また、上記専用ソフトウェアが不要になる
為、ソフトウェアの開発に要する時間及び費用を削減す
ることが可能になる。また、上記専用ソフトウェアが不
要になる為、上記専用ソフトウェアを搭載したコンピュ
ータが何らかの理由により使用不可能となった場合、販
売情報を閲覧することができなくなることも生じない。

【００８９】また、本発明によれば、上記自動販売機
は、利用者及び通行者に商品の宣伝等の情報を提供する
ことが可能になる。また、本発明によれば、表示手段の
表示する情報、例えば商品の販売価格、広告等の表示情
報及びネットワークの設定に関する情報を上記ネットワ
ークを介して上記自動販売機にアクセスする任意の端末
装置から閲覧し、設定し、変更する。

【００９０】このことにより、上記自動販売機の管理者
が直接自動販売機に出向いて行なう必要がなくなるた
め、速やかに提供情報を変更することが可能になり、人
件費を削減することも可能になる。

【００９１】また、上記自動販売機の管理者による許可
がある者も、任意の端末装置から自己に許された範囲内
で上記提供情報の変更・閲覧することが可能になる。こ
のことにより、速やかに提供情報を変更することが可能
になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わる自動販売機の外観例（正面図）
である。

【図２】本発明に係わる自動販売機の機能構成図であ
る。

【図３】本発明に係わる自動販売機の装置構成図であ
る。

【図４】本発明に係わる自動販売機システムの構成図で
ある。

【図５】本発明に係わる自動販売機内で行なう情報作成
・提供の手順を示す図である。

【図６】本発明に係わる自動販売機にアクセスした際
に、最初に端末画面に表示される情報の例である。

【図７】本発明に係わる自動販売機が提供する情報を端
末画面に表示させた例（その１）である。

【図８】本発明に係わる自動販売機が提供する情報を端
末画面に表示させた例（その２）である。

【図９】本発明に係わる自動販売機のネットワークの設
定に関する情報を端末画面に表示させた例である。

【図１０】本発明に係わる自動販売機の表示手段の表示
情報を設定する際の端末画面表示の例である。

【図１１】従来の自動販売機の販売情報収集システムの
構成図である。

【図１２】従来の自動販売機の販売情報収集システムに
おける、自動販売機内で行う販売情報処理の手順を示す
図である。

【図１３】従来の自動販売機の販売情報収集システムに
おける情報収集手順を示す図である。

【符号の説明】

１自動販売機１１ショーケース１２商品１３、１４表示手段１５金銭投入口１６金銭返却口１７商品取出口２１販売手段２２自動販売機データ収集手段２３データ処理手段２４情報作成・提供手段２５データ整理・更新手段２６記憶手段２７ネットワーク接続手段２８表示手段３０ネットワーク３１販売装置３２センサー３３販売装置インターフェース３４表示装置３５ＣＰＵ３６メモリー３７外部記憶装置３８ネットワーク・インターフェース３９バス８１ＩＰアドレス入力欄８２サブネットマスク入力欄８３デフォルトゲートウェイ入力欄８４ＳＭＴＰサーバー入力欄８５管理用ユーザー名入力欄８６管理用パスワード入力欄８７設定ボタン８８クリアボタン９１固定メッセージの選択肢９２文字列入力欄９３表示回数入力欄９４設定ボタンＶ₁、Ｖ₂・・・Ｖ_n自動販売機Ｔ₁、Ｔ₂・・・Ｔ_n端末

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０７Ｆ 9/02 Ｇ０６Ｆ 15/74 ３１０ＡＨ０４Ｌ 12/54 Ｈ０４Ｌ 11/20 １０１Ｂ 12/58 Ｆターム(参考） 3E044 AA01 CA01 CA02 CB01 CC04 CC06 CC08 DA04 DA06 DB02 DB03 DB05 DB14 DB20 DC02 DC06 DE01 DE02 EA03 EA11 EA12 EA20 EB01 EB04 EB08 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA04 JB02 JB22 KA10 KA12 KA13 KB06 LB02 LB14 5K030 GA08 GA11 GA17 HA05 HC13 KA01 KA04 KA06 KA08 LE11

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークを介して端末装置と通信可
能な自動販売機であって、前記ネットワークにおいて前記自動販売機を特定する識
別子を記憶する記憶手段と、前記ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、前記ネットワークにおいて提供する情報を作成し、該情
報を前記ネットワークにおいて提供する情報作成・提供
手段とを備え、前記ネットワークにおけるサーバーとして機能すること
を特徴とする自動販売機。
【請求項２】前記識別子はＩＰアドレスであり、前記情報作成・提供手段は、情報をＨｙｐｅｒＴｅｘｔ
ＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅを用いて記述するこ
とを特徴とする請求項１に記載の自動販売機。
【請求項３】情報を表示する表示手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項１または２に記載の自動販売
機。
【請求項４】前記ネットワークにおいて提供する情報
は、少なくとも前記自動販売機で販売する商品に関する
情報を含むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか
１つに記載の自動販売機。
【請求項５】前記ネットワークにおいて提供する情報
は、少なくとも前記自動販売機で販売する商品に関する
情報及び前記表示手段の表示する情報を含むことを特徴
とする請求項３に記載の自動販売機。
【請求項６】前記情報作成・提供手段が前記ネットワ
ークにおいて提供する情報は、前記ネットワークを介し
て前記端末装置により変更可能であることを特徴とする
請求項１乃至５のいずれか１つに記載の自動販売機。
【請求項７】前記自動販売機の前記表示手段の提供す
る情報は、広告、伝言及び前記自動販売機の販売する商
品の価格の少なくとも１つであることを特徴とする請求
項３に記載の自動販売機。
【請求項８】１つ以上の自動販売機と１つ以上の端末
装置とをネットワークを介して通信可能にしてなる自動
販売機システムであって、前記自動販売機は、前記ネットワークにおいて前記自動販売機を特定する識
別子を記憶する記憶手段と、前記ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、前記ネットワークにおいて提供する情報を作成し、該情
報を前記ネットワークにおいて提供する情報作成・提供
手段を備え、前記端末装置は、前記ネットワークに接続するためのネットワーク接続手
段と、前記自動販売機に対応した前記識別子を入力するための
識別子入力手段と、前記情報作成・提供手段の提供する情報を閲覧するため
の情報閲覧手段とを備えることを特徴とする自動販売機
システム。
【請求項９】前記端末装置は、前記情報作成・提供手
段の提供する情報を変更する情報変更手段をさらに備え
ることを特徴とする請求項８に記載の自動販売機システ
ム。
【請求項１０】前記自動販売機は情報を表示する表示
手段をさらに備え、前記端末装置は前記表示手段の表示
する情報を変更する表示情報変更手段をさらに備えるこ
とを特徴とする請求項８または９に記載の自動販売機シ
ステム。
【請求項１１】他の装置に備えられた、ネットワーク
を介して端末装置と通信可能な装置であって、前記ネットワークにおいて前記装置を特定する識別子を
記憶する記憶手段と、前記ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、前記他の装置からデータを収集するデータ収集手段と、前記他の装置から収集した前記データを基に、前記ネッ
トワークにおいて提供する情報を作成し、該情報を前記
ネットワークにおいて提供する情報作成・提供手段とを
備え、前記ネットワークにおけるサーバーとして機能すること
を特徴とすることを特徴とする装置。