JPH10143744A - 自動販売機及びその自動販売方法 - Google Patents

自動販売機及びその自動販売方法

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JPH10143744A
JPH10143744A JP30518096A JP30518096A JPH10143744A JP H10143744 A JPH10143744 A JP H10143744A JP 30518096 A JP30518096 A JP 30518096A JP 30518096 A JP30518096 A JP 30518096A JP H10143744 A JPH10143744 A JP H10143744A
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拓 川崎
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の商品入替・補充に伴う作業面、
コスト面での負担を軽減する。 【解決手段】 表示装置13は、例えば自動販売機10
の前面の上側に配置された液晶ディスプレイであり、記
憶装置12に記憶されている各商品見本画像データを、
各画像データと表示位置とを対応付けて管理しているテ
ーブルに従って、各々所定の位置(各商品選択ボタンに
対応する位置)に表示させる。例えば新商品発売に伴う
商品入替え時に、外部から送信される新商品の画像デー
タを受信装置11で受信して記憶装置12に記憶すると
ともに上記テーブルを更新する。これによって、新商品
と入替えられる旧商品の見本画像が表示されていた位置
に、新商品の見本画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機は、販売する商品の見
本を、例えば自動販売機の前面上部にある透明なショー
ケース内に入れておき、これらの各商品見本に対応する
位置(例えば商品の真下)に、商品選択ボタンを配置し
ている。
【0003】利用者は、商品見本を見て、好みの商品を
確認して、硬貨等を投入して、商品選択ボタンにより商
品を選択することで、所望の商品を手に入れる。ここ
で、商品は、新製品の開発・販売、淘汰を繰り返すもの
であり、また商品の種類によって販売量に差があるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動販売機
では、例えば新製品の開発・販売、淘汰に伴って、新た
な商品見本の製造、入れ替え作業が必要であった。特に
現代は(一部のロングセラー人気商品を除いて)多種多
様な新商品が生まれ、その多くは短期間で消えて行くと
いう商品サイクルが短いものとなっている。
【0005】この為、自動販売機の販売・管理に係わる
関係者等は、数多くの新たな商品見本を製造又は購入す
る等のコスト面の負担や、各自動販売機で販売する商品
の変更(入替)に伴って商品見本の入替え作業を行う等
の作業面の負担を負っている。また、消費者の動向に合
わせてより多く売れる商品をタイミング良く販売したい
場合には、商品見本の入れ替え作業も頻繁に行う必要が
あり、関係者にとってコスト面、作業面で大きな負担に
なるという問題があった。
【0006】また、商品の種類によって販売量に差があ
るため、一旦商品見本の配置を決定すると、特定の人気
商品に対応する商品選択ボタンのみが頻繁に使用される
ようになり、そのボタンのみ消耗が激しくなり、故障や
破損等を招いていた。
【0007】あるいは、特定の人気商品のみが早く売切
れる為に、その商品を補充するためだけに自動販売機の
補充を行わなければならない場合もあり、商品補充作業
においても余分な手間が掛かり、効率が悪かった。
【0008】本発明の課題は、商品変更・補充等に伴う
作業面・コスト面の負担を軽減でき、また利用者への便
宜を図ることができる自動販売機を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の自動販
売機システムの原理ブロック図である。同図において、
記憶手段1は、各商品の商品見本画像データを記憶す
る。
【0010】表示手段2は、上記記憶手段1に記憶され
る各商品見本画像データを所定の位置に表示する。上記
構成の自動販売機システムでは、商品見本を画像表示に
よって示すようにすることで、商品を変更する際にも商
品見本画像データの内容を変更するだけで良いので、商
品見本を入替える作業の手間が省ける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態について説明する。図2は、一実施形態の自
動販売機のシステム構成図である。
【0012】同図において、受信装置11は、制御装置
14によって制御されて、外部から送信される商品見本
の画像データを受信する。画像データは、例えば、無線
によって送信されるものであり、受信装置11は無線ア
ンテナ、無線ドライバ等を有する。これは、例えば、携
帯電話網、PHS(Personal Handyphone System)網等
を利用して、携帯電話網、PHS網、公衆回線網等を介
して外部のホストコンピュータ(自動販売機管理制御用
サーバ)等に接続するものである。また、無線に限るも
のではなく、有線でネットワークに接続するものであっ
ても良い。
【0013】記憶装置12は、受信装置11で受信され
た商品見本画像データを記憶する記憶媒体であり、例え
ばRAM(Randam Access Memory)、フラッシュメモリ
等である。また、記憶装置12は、後述する“ボタン−
見本−商品”を対応付けて管理する対応テーブルを格納
する。
【0014】表示装置13は、例えば液晶ディスプレイ
パネルとその駆動回路より成り、記憶装置12に記憶さ
れた商品見本画像データを表示する。制御装置14は、
自動販売機システム全体を制御する中央処理装置であ
る。
【0015】制御装置14は、受信装置11で受信した
商品見本画像データを記憶装置12内の所定の記憶領域
に記憶させる。そして、上記対応テーブルを参照して、
各商品見本画像データを、表示装置13の画面上のテー
ブルの内容に応じた位置に表示させる。
【0016】また、制御装置14は、上記対応テーブル
の内容の更新制御を行う。詳しくは後述するが、制御装
置14は各商品の売れ行き状態の管理制御も行ってお
り、この売れ行き状態に応じて、“ボタン−見本−商
品”の対応関係を変更する。
【0017】あるいは、制御装置14は、ユーザにより
購入された商品を排出する位置を移動させる制御も行う
ものである。これらの制御を制御装置14に行わせるプ
ログラムは、制御装置14内の記憶部に記憶されている
か、又は記憶装置12に記憶されているものである。あ
るいは、必要に応じて、このような制御プログラムが外
部のホストコンピュータ等から送信されて、これを受信
装置11で受信し、記憶装置12に記憶させて利用する
ものであっても良い。又は、自動販売機システムがIC
カード、FD(フロッピーディスク)、CD−ROM等
の外部記憶媒体16に記憶されている上記制御プログラ
ムを読み出す(あるいは売上データ等を書込む)為の外
部記憶媒体駆動装置15(ICカードリーダ、FDD、
CD−ROMドライブ等)を有するものであっても良
い。
【0018】図3は、第1の実施例による自動販売機の
外観図(一部透視図)である。図4は、図3の自動販売
機の商品配置に対応するテーブルの一例を示す。図3に
おいて、ディスプレイ21は、例えば受信装置11を介
して記憶装置12に記憶された商品見本の画像データを
表示する液晶ディスプレイである。同図には、“a”か
ら“f”までの6種類の商品見本が表示されている。デ
ィスプレイ21は、例えば上記6種類の商品見本を各々
表示する6個の小型液晶ディスプレイから成るものであ
る。あるいは、上記6種類の商品見本を各座標位置に表
示する1つの大型液晶ディスプレイであっても良い。
【0019】商品選択ボタン22は、上記6種類の商品
見本の各表示位置の真下に配置されている商品を購入す
るための選択ボタンである。同図では〜のボタンが
ある。
【0020】商品収納庫23は、商品の実物を収納する
スペースであり、同図では“A”〜“F”の商品が各収
納庫に収納されている。図4は、対応テーブルの一例を
示す図である。
【0021】図4(a)において、対応テーブル30
は、“ボタン”31、“見本”32、“商品”33の各
フィールドから構成される。対応テーブル30は、例え
ば“ボタン”31をキー項目とするレコードから構成さ
れる。対応テーブル30は、図3に示す商品見本表示に
対応する一例を示すものである。
【0022】対応テーブル30の例えばレコード34で
は、キー項目であるボタンに見本aと商品Aが対応付
けられている。同様に、レコード35では、ボタンに
見本bと商品Bが対応付けられている。
【0023】上記構成の自動販売機において、利用者
が、上記ディスプレイ21に表示されている商品見本に
よって希望の商品を確認し、硬貨投入口24に硬貨を投
入して、希望の商品の表示位置の真下にある商品選択ボ
タン22を押す。例えばボタンが押されたことを検出
すると、制御装置14は上記テーブル30を参照して、
対応する商品を判別する。すなわち、ボタン“”をキ
ーにしてテーブル30を検索する。その結果、レコード
34の“商品”33のフィールドにある商品Aがボタン
に対応する商品であると判別する。
【0024】そして、商品の実物“A”を商品収納庫2
3から商品取出口(不図示)に排出する。ここで、上記
自動販売機20に対して、新商品の入れ替えを行う場合
について説明する。例えば、商品Aの替わりに商品Gを
販売するものとする。
【0025】商品収納庫23にある商品の実物の入れ替
えは、補充作業員等が行う。すなわち、商品収納庫23
の商品の実物“A”が収納されていた所に商品の実物
“G”を入れる。
【0026】従来は、この作業に伴って商品見本の入替
作業を行う必要があったが、本発明の一実施例の自動販
売機20では、外部のホストコンピュータ等から例えば
無線送信される商品見本“g”の画像データを、受信装
置11で受信し、記憶装置12に記憶する。また、この
とき同時に送信される制御指示コード等にしたがって、
制御装置14はテーブル30の内容を更新する。すなわ
ち、レコード34の“見本”32、“商品”33のフィ
ールドのデータを、それぞれ“g”、“G”に書き換え
る。
【0027】これによって、図4(a)のテーブル30
は、図4(b)のテーブル40に変更される。テーブル
40において“ボタン”をキーとするレコード41
は、“見本”32、“商品”33が、それぞれ“g”、
“G”となっている。
【0028】そして、例えば制御装置14は、テーブル
40の内容にしたがって、ボタンに対応する表示位
置、すなわちボタンの真上のディスプレイ21の位置
に、商品見本“g”の画像データを表示させる。また、
ボタンが選択されると、上記テーブル40を参照して
商品の実物“G”を排出する。
【0029】ここで、例えば、各自動販売機の商品の入
れ替えスケジュールが、上記外部のホストコンピュータ
によって一括管理されているものとする。補充作業員
は、この管理スケジュールデータに基づいて、各自動販
売機の商品の補充、入れ替え等を行う。ホストコンピュ
ータは、例えば、新商品“G”の入替時に、この商品入
替の対象となる全ての自動販売機に対して、上記商品見
本“g”の画像データ、制御指示コード等を送信する。
これを受信する各自動販売機側では、例えば補充作業員
による商品の補充、入替え作業開始を検出するまでは、
テーブルの更新は行わない。補充、入替え作業開始を検
出すると、制御装置14の制御によってテーブルが更新
され、ディスプレイ21に表示する商品見本の表示内容
が変更される。
【0030】補充作業員は、予め新商品の入替えを指示
されているが、その場で表示内容の変更を見ることによ
って再度確認できるので、間違うことがなくなる。ま
た、従来存在した商品見本の入替え作業を行う必要がな
いので、その分作業負担が減り、商品補充(入替)作業
の効率が良くなる。
【0031】図5は、第2の実施例による対応テーブル
更新制御を説明する図である。ここで、一般に、図3に
示すような自動販売機の配置において、利用者が右手で
硬貨(現金)投入口24に硬貨(現金)を投入した場
合、右端に近い商品選択ボタンほど押し易い。すなわ
ち、利用者の購入意欲が同じ商品ならば硬貨投入口24
に近い(本例では右端に近い)商品ほど購入され易くな
る。
【0032】第2の実施例は、このような人間の心理的
な購買法則に対応させて、売れ難い商品の商品見本の表
示を、硬貨投入口24の近くに移動させるものである。
図5において、商品在庫順位データ51(初期状態)の
s[A]〜s[F]は、各商品A〜Fの在庫量を示すも
のであり、在庫量の多い商品から降順に並べられてい
る。初期状態では、各商品の在庫量は同一であるものと
しており、商品在庫順位データ51(初期状態)の順番
は、例えば図4(a)のテーブル30のレコード順に対
応するものとなっている。ここで、テーブル30の各レ
コードは、“ボタン”31をキーにして、このボタンが
硬貨投入口24に近いものから順に並べられている。
【0033】自動販売機20は、各商品の自動販売機内
の在庫量を検出する検出装置を有する。あるいは、各商
品の販売数をカウントする計数装置を有する。そして、
制御装置14は、一定時間毎に各商品の在庫量(又は販
売数)を判別して、商品在庫順位データを更新する。
【0034】例えば、上記初期状態から一定時間経過後
に各商品の在庫量を判別した結果、在庫量が多い順に
「s[E]>s[F]>s[C]>s[D]>s[B]
>s[A]」となっていた場合、商品の在庫量が多い順
にソーティングすると、同図の商品在庫順位データ52
(ソーティング後)に示すようになる。
【0035】そして、この商品在庫順位データ52を用
いて、テーブル30を変更する。テーブル30は、上記
の様にキー項目である“ボタン”31が硬貨投入口24
に近いボタン番号のレコードから順に並んでいる。
【0036】このテーブル30を、上記ソーティング後
の商品在庫順位データ52に基づいて変更する。すなわ
ち、“商品”33のデータを商品在庫順位データ52の
順番に従って並び替える。例えば、硬貨投入口24に最
も近いボタンのレコードの“商品”33には商品在庫
量(s[E])が最も多い商品Eを対応させる。同様に
して、商品在庫量がより多い商品を硬貨投入口24によ
り近いボタンのレコードに対応させる。これに伴って、
各“見本”32を、対応する“商品”33のレコードに
並び替える。
【0037】これによって、ソーティング後のテーブル
は、例えばテーブル50に示すようになる。制御装置1
4は、このテーブル50の内容にしたがって、ディスプ
レイ21の表示を変更する。
【0038】この結果、図6に示す自動販売機60のデ
ィスプレイ61のような表示に変わる。自動販売機60
は、商品選択ボタン22と商品収納庫23にある商品の
実物の配置は、自動販売機20と同じである。そして、
ディスプレイ61に表示される商品見本の配置が変更さ
れている。最も在庫量が多い(すなわち、最も売れなか
った)商品“E”の商品見本“e”が、最も硬貨投入口
24に近い位置に表示される。以下、在庫量が多い商品
の商品見本から順に表示され、最も在庫量が少ない商品
“A”の商品見本“a”が、最も硬貨投入口24から遠
い位置に表示される。
【0039】これによって、商品見本の表示位置を変更
した後は、変更前に比べて商品“E”、“F”等が購入
されやすくなる。このような売行きに応じて商品見本の
表示位置を変更する処理を、一定時間毎に行うことで、
よく売れる商品と売れない商品との販売量の格差を縮め
ることができ、特定の人気商品のみが早く売切れてしま
うという事態を防ぐことができる。
【0040】これによって、特定の人気商品の補充の為
だけに補充作業員が補充に行くようなことは少なくな
り、関係者のコスト面、作業面での負担を軽減できる。
図7は、第3の実施例の自動販売機70を説明する図で
ある。
【0041】上記第2の実施例の自動販売機60では、
例えばディスプレイ61に表示されている商品見本
“e”に対応するボタンを選択すると、テーブル50
が参照されて、ボタンに対応する商品“E”が商品収
納庫23から排出される。
【0042】このように、商品見本の表示位置を並び変
えて、商品見本とボタンの対応関係が変わっても、間違
い無く利用者が希望した商品が排出される。しかしなが
ら、商品の収納位置は変更されないので、その排出位置
は商品見本の表示位置とは異なる位置になる場合があ
る。
【0043】ここで、一般的に、自動販売機は、商品取
り出し口に排出される商品の位置は、利用者が目で見て
確認し難い構造となっており、通常、利用者は手探りで
商品を探して手に入れる。そして、利用者には、商品を
取り出し口から取り出す際、商品見本の真下近辺の位置
を探そうとする心理が働く。
【0044】一方、上記第2の実施例のように商品見本
の表示位置を並び変えた場合、例えば右端の商品見本
“e”を見て、ボタンを押すと、実際の商品“E”は
商品“E”の商品収納庫23の真下近辺に排出される。
【0045】この為、利用者は、手探りで商品見本
“e”の真下近くを探しても見つからない為、次に他の
場所を探すことになり、商品を手に入れるまで余計な労
力を課せられてしまう。あるいは、商品が出てこないも
のと勘違いする者も出てくる。
【0046】図7に示す第3の実施例の自動販売機70
は、このような利用者の余計な労力を省くものである。
同図において、自動販売機70は、商品移動機構71を
設けており、商品取り出し口72における商品の排出位
置を変更することができる。
【0047】商品移動機構71は、例えばベルトコンベ
アから成り、このベルトコンベアのローラを回転制御す
るモータの制御は、制御装置14が行うものとする。商
品収納庫25から商品移動機構71のベルト上に排出さ
れた商品は、制御装置14によって所定の距離を運ばれ
た後、例えば不図示の押出し機構等によってベルト上か
ら押出されて、商品取り出し口72に排出される。
【0048】商品取り出し口72は、ディスプレイ61
の左端から右端までの幅と略同等の幅を持つ幅広の取り
出し口である。自動販売機70は、図5のテーブル50
に対応する商品見本表示となっており、これを例にして
説明する。
【0049】例えば、利用者が、商品見本“a”に対応
するボタンを操作すると、制御装置14はテーブル5
0を参照して、ボタンに対応する商品“A”を排出さ
せる制御を行う。ここで、商品収納庫25における各商
品の収納位置は、予め記憶装置12内に登録されてい
る。これに基づいて、制御装置14は、商品“A”の
(商品移動機構71上の)排出位置(収納位置のほぼ真
下)を判定する。また、商品選択ボタン22の各ボタン
が配置されている位置情報も予め記憶装置12内に登録
されている。
【0050】これによって、制御装置14は、ボタン
に対応する位置(真下の位置)を判定し、商品“A”の
排出位置から商品移動機構71のベルト上のボタンに
対応する位置までの距離を算出して、その距離分だけ商
品“A”を移動させるように商品移動機構71を制御す
る。この結果、商品“A”は、ボタンの真下の位置ま
で移動した後、商品取り出し口72に排出されるので、
利用者は、ボタンの真下の位置を手探りで探すことで
直ちに希望の商品を手に入れることができ、利用者の便
宜を図ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の自
動販売機によれば、商品の見本を画像表示によって示す
ようにしたことで、新商品の入替えの際にも、無線通信
等によって集中管理センタ等から新商品見本の画像デー
タを送信するだけで良いので、物理的な商品見本を用い
る場合のように商品見本の入替作業の手間が省ける。
【0052】また、各商品の売れ行きに応じて、売れな
い商品の商品見本の表示を、購買し易い位置に変更する
ことで、商品間の売上格差を縮め、以て特定の人気商品
ばかりが売れることによって商品補充サイクルが短くな
ることを防ぐことができる。
【0053】更に、商品見本の表示位置の変更等で商品
見本の位置と実際の商品が排出される位置が異なる場合
にも、商品の排出位置を移動させることによって、取り
出し口で商品を探す手間が増えることは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機システムの原理ブロック図
である。
【図2】一実施形態の自動販売機のシステム構成図であ
る。
【図3】第1の実施例による自動販売機の外観図(一部
透視図)である。
【図4】対応テーブルの一例を示す図であり、(a)は
初期状態、(b)は変更後の対応テーブルを示す。
【図5】第2の実施例による対応テーブル変更を示す図
である。
【図6】第2の実施例による自動販売機の外観図(一部
透視図)である。
【図7】第3の実施例による自動販売機を説明する外観
図(一部透視図)である。
【符号の説明】
1 記憶手段 2 表示手段 10 自動販売機 11 受信装置 12 記憶装置 13 表示装置 14 制御装置 20 自動販売機(外観) 21 ディスプレイ 22 商品選択ボタン 23 商品収納庫 24 硬貨投入口 30 テーブル(変更前) 31 ボタン(フィールド名) 32 見本(フィールド名) 33 商品(フィールド名) 34 レコード 35 レコード 40 テーブル(変更後) 41 レコード 50 テーブル(ソーティング後) 51 商品在庫順位データ 52 商品在庫順位データ 60 自動販売機(外観) 61 ディスプレイ 70 自動販売機(外観) 71 商品移動機構 72 商品取り出し口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売される各商品の商品見本画像データ
    を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶される各商品見本画像データを所定の
    位置に表示する表示手段と、 を有することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 外部から送信される商品見本画像データ
    を受信して前記記憶手段に記憶させる受信手段と、 該受信手段により受信されて前記記憶手段に記憶された
    商品見本画像データに応じて前記表示手段に表示させる
    商品見本を変更する商品見本表示変更手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 販売される各商品の商品見本画像データ
    を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶される各商品見本画像データを所定の
    位置に表示する表示手段と、 各商品と商品見本、及び前記表示手段に表示される各商
    品見本に対応する商品選択ボタンとを各々対応させて管
    理するテーブル手段と、 選択指示された商品選択ボタンに対応する商品を、前記
    テーブル手段を参照して判別して、この判別された商品
    を排出させる制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、更に、外部の装置から
    送信されてくる新たな商品見本画像データを前記記憶手
    段に記憶させ、該新たな商品見本画像データに対応させ
    て前記テーブル手段の内容を更新することを特徴とする
    請求項3記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 販売される各商品の商品見本画像データ
    を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶される各商品見本画像データを所定の
    位置に表示する表示手段と、 各商品と商品見本、及び前記表示手段に表示される各商
    品見本に対応する位置に設けられた商品選択ボタンとを
    各々対応させて管理するテーブル手段と、 各商品の売上数を計数する計数手段と、 一定時間毎に前記計数手段の計数結果に応じて前記商品
    見本の表示位置を変更する表示位置変更手段と、 を有することを特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記表示位置変更手段は、前記計数手段
    の計数結果に基づき、売上数がより少ない商品の商品見
    本がより選択されやすい配置にある商品選択ボタンに対
    応する位置に表示されるように、各商品見本の表示位置
    を変更することを特徴とする請求項5記載の自動販売
    機。
  7. 【請求項7】 販売される各商品の商品見本画像データ
    を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶される各商品見本画像データを所定の
    位置に表示する表示手段と、 各商品と商品見本、及び前記表示手段に表示される各商
    品見本に対応する位置に設けられた商品選択ボタンとを
    各々対応させて管理するテーブル手段と、 各商品の売上数を計数する計数手段と、 一定時間毎に前記計数手段の計数結果に応じて前記商品
    見本の表示位置を変更する表示位置変更手段と、 選択指示された商品選択ボタンに対応する商品を、前記
    テーブル手段を参照して判別して、該判別された商品を
    前記表示位置変更手段によって変更された商品見本の表
    示位置に対応する位置まで移動させて排出する制御手段
    と、 を有することを特徴とする自動販売機。
  8. 【請求項8】 記憶装置に記憶されている販売される各
    商品の商品見本画像データを各々所定の位置に表示し、 各商品と商品見本、及び前記表示手段に表示される各商
    品見本に対応する商品選択ボタンとを各々対応させて管
    理するテーブルを参照して、選択指示された商品選択ボ
    タンに対応する商品を判別し、該商品を排出することを
    特徴とする自動販売機の自動販売方法。
  9. 【請求項9】 自動販売機内の制御装置において用いら
    れたとき、 販売される各商品の商品見本画像データを記憶させる機
    能と、 該記憶手段に記憶される各商品見本画像データを所定の
    位置に表示させる機能と、 各商品と商品見本、及び前記表示手段に表示される各商
    品見本に対応する商品選択ボタンとを各々対応させたテ
    ーブルにより管理する機能と、 選択指示された商品選択ボタンに対応する商品を、前記
    テーブルによって判別して、この判別した商品を排出さ
    せる機能と、 を前記制御装置に行わせるためのプログラムコードが、
    前記制御装置が読取可能な形式で記憶された記憶媒体。
JP30518096A 1996-11-15 1996-11-15 自動販売機 Expired - Lifetime JP3760529B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000149106A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Fuji Electric Co Ltd サーバー機能を持つ自動販売機
JP2001291449A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ用部材、押釦スイッチ付き携帯情報端末及び押釦スイッチ付き携帯情報端末を使用した代金決済システム

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