JP3059765B2 - 自動販売機の管理システム - Google Patents

自動販売機の管理システム

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JP3059765B2
JP3059765B2 JP40459090A JP40459090A JP3059765B2 JP 3059765 B2 JP3059765 B2 JP 3059765B2 JP 40459090 A JP40459090 A JP 40459090A JP 40459090 A JP40459090 A JP 40459090A JP 3059765 B2 JP3059765 B2 JP 3059765B2
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大谷正行
丸山敏武
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高橋俊幸
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品の在庫量の管理
をオンラインで行うようにした自動販売機の管理システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機においては、
特開平1−129393号公報(国際特許分類G07F
9/00)に開示されているように、「売切」状態の情
報をセンターに送信するような構成を有するものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現行の
自動販売機における管理システムでは、「売切」間近か
を警告するアラーム信号の発生レベルが、同一商品でも
季節や設置場所等の条件による売行きの差によって異な
り、商品の補充が行われる前に、「売切」になってしま
い、利用者に多大な迷惑を掛ける、いった問題があっ
た。
【0004】
【発明の目的】この発明の目的は、「売切」前に商品の
補充を確実に行うことができるようにした自動販売機の
管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ために、この発明は、自動販売機本体にて種類別の商品
を収納、排出する複数のコラム別の在庫量を管理する
数の管理データと、この複数の管理データと各々比較す
、前記種類別の商品に対応して前記複数のコラム毎に
固有に定められるアラーム数の複数の比較データと、
記複数の比較データのアラーム数に対して前記複数の
理データの在庫量が同一または下回るときにアラーム信
号及び在庫量を出力する手段と、この手段から出力され
たアラーム信号及び在庫量を受信する中央処理手段とか
らなることを特徴とするものである。
【0006】また、前記アラーム数の複数の比較データ
をオンラインで中央処理手段によりダウンロードするよ
うに構成することが好ましい。
【0007】
【作用】すなわち、この発明は、自動販売機本体にて
類別の商品を収納、排出する複数のコラム別の在庫量を
管理する複数の管理データと、この複数の管理データと
各々比較する、前記種類別の商品に対応して前記複数の
コラム毎に固有に定められるアラーム数の複数の比較デ
ータと、前記複数の比較データのアラーム数に対して前
複数の管理データの在庫量が同一または下回るときに
アラーム信号及び在庫量を出力し、オンラインにより中
央処理手段(VANセンター)で受信するようになって
いるために、自販機内に収納されている商品が満杯か、
それに近い状態を常に維持することが可能となる。
【0008】
【実 施 例】以下、この発明の一実施例を第1図から
第8図に示す図面を参照しながら詳細に説明する。第2
図に示すように、図中1は自動販売機本体である。この
自動販売機本体1は、例えば後述するカンラックの各コ
ラムに収納された清涼飲料水等の各種缶入り商品を自動
販売するようになっているもので、硬貨投入口2への金
銭投入と共に、商品選択ボタン3・・・を押すことによ
り、選択された所望の商品を取出口4から取り出され
る。
【0009】そして、前記自動販売機本体1には、第3
図に示すように、カンラック5が内蔵されていて、この
カンラック5は、複数個のコラム6・・・・、例えば横
8列、縦4列に配置した(No.1〜No.32)から
構成され、これら各々のコラム6・・・・には、各種商
品P・・・・が種類別に上方の収納口7から収納され、
その下部に設けた排出口8から選択的に排出されて、前
記取出口4に投入されるようになっている。
【0010】第8図は、自動販売機の管理システムの構
築例を示すもので、自動販売機本体1のデータをテレタ
ーミナル基地局100、または電話回線200を通じて
VAN(付加価値通信網)センター300に送信し、こ
のVANセンター300でデータ分析等の付加価値サー
ビスを行った後、自販機所有者のホストコンピュータ4
00や営業所のパーソナルコンピータ500に必要なデ
ータをオンライン送るようになっている。
【0011】そして、このような自動販売機本体1から
収集されたデータ例えば自動販売機本体1内のカンラッ
クの各コラムに収納されている商品が「売切」間かの
アラーム情報に基づいて、そのアラーム情報を近くの巡
回車600に送信し、ルートマンにより商品の補充が行
われるようになっている。
【0012】第1図は、この発明に係る自動販売機の管
理システムを示すフローチャートで、このフローチャー
トは、前記自動販売機本体1内のカンラック5を構成す
る各コラム6・・・内に、各々の商品P・・・が、常に
満杯に収納可能にしてなる場合の例を示すものである。
【0013】すなわち、例えばNo.nのコラム6内に
収納された商品Pが販売されると、第4図に示す記憶装
置(図示せず)のRAMデータ10を読み取って、N
o.nのコラム6の予め設定された在庫数の管理データ
11から1個減算される。
【0014】この減算された値(N−1)と、予め設定
されたアラーム数の比較データ12とを比較し、この比
較データ12のアラーム数に対して管理データ11の在
庫数がそれ以下であると、アラーム信号を出力して、オ
ンラインにより中央処理手段であるVANセンター30
0側に自動発呼する。そして、No.nのコラム6の在
庫数のみ、または全ての各コラム6・・・・の在庫数の
データがVANセンター300に送られる。
【0015】このようにして、自動販売機本体1からの
コラムの在庫数のデータをVANセンター300が受信
すると、このVANセンター300でデータ分析等の付
加価値サービスを行った後、該当する自動販売機本体1
の識別コード及びコラムに対応した商品コードと共にア
ラーム数データを、自販機所有者のホストコンピュータ
400や営業所のパーソナルコンピータ500に必要な
データを送る。
【0016】これによって、自販機所有者のホストコン
ピュータ400または営業所パーソナルコンピータ50
0から、近くの巡回車600に在庫情報を送信して、ル
ートマンに商品の納入作業を促すことにより、第5図
(イ)(ロ)に示すように、自動販売機本体1内のカン
ラック5の各コラム6・・・に商品コードに応じた商品
Pを補充し、常に、各コラム6・・・内が満杯状態を維
持するようになっている。
【0017】一方、比較データ12のアラーム数データ
を変更したい場合には、センター側から所望のアラーム
数データを自動販売機本体1に送信し、この変更データ
を自動販売機本体1側が受信することにより、前のアラ
ーム数データをダウンロードして新しいデータに書換え
られるようになっている。
【0018】なお、上記のアラーム数データの書換え
は、ダウンロードでなく、キーボード、あるいはデータ
セッター等を使用してセット可能にしても良い。
【0019】また、商品Pが納入されている場合には、
納品状態をスイッチ等により検知して、満杯数に在庫数
をセットする方法と、コラム毎の実際の納品数をカウン
トするか、キー、データセッターで納入数をセットする
方法などにより、コラム別納品数をセットして、この値
と在庫数を加算して新しい在庫数としてセットする方法
を採用することも可能である。
【0020】さらに、第6図及び第7図は、商品別の納
入必要数を補充する場合を示し、第6図に示すように、
RAMデータには、コラムに対応した商品A、Bの商品
コードのエリアと、商品コード毎の販売数、アラーム数
のエリアがある。
【0021】すなわち、第7図のフローチャートで示す
ように、例えば商品Bが販売されると、そのコラムの商
品コードが検索され、この商品コードに対応したエリア
の販売数に1個加算される。この場合、例えばカップ機
のパウダーでは、1回の販売で使用されるグラム数を加
算する。
【0022】次に、この販売数とアラーム数を比較し、
販売数がアラーム数異常のとき、センターに発呼して、
納品の必要な商品コードが出力される。このとき、全商
品コードと販売数が出力されるようにしても良い。
【0023】一方、センター側のパソコンでは、上記の
データが受信されると、例えば翌日に納品業務が必要と
して、翌日の納品ルートに当該自販機を組み入れる。
【0024】なお、上記の実施例において、例えばカッ
プ機のシロップ等の補充に際しては、シロップタンクの
重量を測定し、その測定データを管理データとし、アラ
ーム重量の比較データと比較することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、自動販売機本体にて種類別の商品を収納、排出す
る複数のコラム別の在庫量を管理する複数の管理データ
と、この複数の管理データと各々比較する、前記種類別
の商品に対応して前記複数のコラム毎に固有に定められ
アラーム数の複数の比較データと、前記複数の比較デ
ータのアラーム数に対して前記複数の管理データの在庫
量が同一または下回るときにアラーム信号及び在庫量を
出力し、オンラインにより中央処理手段(VANセンタ
ー)で受信するようになっているために、自販機内に収
納されている商品が満杯か、それに近い状態を常に維持
することができ、「売切」前に商品の納入または補充を
確実に行うことができる。
【0026】また、請求項2において、アラームの比
較データをオンラインで中央処理手段によりダウンロー
ドするようになっているために、商品の在庫量に対する
アラームデータの変更をセンター側で容易に行えると
ともに、アラームデータの変更で自販機内の商品の在
庫量の確認をセンター側で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る自動販売機の管理システムの
一実施例を示すフローチャートである。
【図2】 自動販売機本体の斜視図である。
【図3】 自動販売機本体の内部構造を概略的に示す断
面図である。
【図4】 満杯数方式における在庫数の管理データとア
ラーム量の比較データ示すRAMデータの説明図であ
る。
【図5】 (イ)(ロ)は商品納入時のフローチャート
である。
【図6】 商品別の納入必要数方式におけるRAMデー
タの説明図である。
【図7】 商品別の納入必要数方式におけるフローチャ
ートである。
【図8】 自動販売機の管理システムの構築例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1……自動販売機本体、 10……RAMデータ、 11……管理データ、 12……比較データ、 300……中央処理手段(VANセンター)、 P……商品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋俊幸 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−93500(JP,A) 特開 平1−292556(JP,A) 特開 平2−181290(JP,A) 特開 平1−193994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体にて種類別の商品を収
    納、排出する複数のコラム別の在庫量を管理する複数の
    管理データと、この複数の管理データと各々比較する
    前記種類別の商品に対応して前記複数のコラム毎に固有
    に定められるアラーム数の複数の比較データと、前記複
    数の比較データのアラーム数に対して前記複数の管理デ
    ータの在庫量が同一または下回るときにアラーム信号及
    び在庫量を出力する手段と、この手段から出力されたア
    ラーム信号及び在庫量を受信する中央処理手段とからな
    ることを特徴とする自動販売機の管理システム。
  2. 【請求項2】 アラーム数の複数の比較データをオンラ
    インで中央処理手段によりダウンロード可能にしたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動販売機の管理システ
    ム。
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KR20020016387A (ko) * 2000-08-25 2002-03-04 손영혜 자판기의 종합관리 시스템
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