JP4887214B2 - 広告管理システム、広告管理サーバ、およびそれらの制御方法 - Google Patents

広告管理システム、広告管理サーバ、およびそれらの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、商品などの広告をウエッブ上に効率的に表示するための技術に関する。
近年、いわゆるウエッブ広告の普及が進んでいる。広告代理店である電通(登録商標)の調査では、2006年度のウエッブ広告費は2年前と比較して倍増したことが報告されており、近い将来には雑誌広告費を抜く可能性が高い、との予測がなされている。
そして、このようなウエッブ広告の広告効果などを向上させるために現在様々な技術、例えば検索サイトと連動してユーザーが入力した検索キーワードに関連する広告を検索結果画面に表示するウエッブ広告技術などが提供されている。
また、特許文献1には、POS(ポイント・オブ・セール)端末から送信される在庫数などをウエッブ広告上に随時反映表示させる技術などが開示されている。
特開2002−150047号公報
ところで、広告は商品を売るための手段のひとつである。そのため、商品そのものが無ければ広告を出す意味はあまり無い。例えば、特許文献1の技術において「在庫0」の商品の広告がウエッブのトップページに大々的に表示されていても、その商品をより多く売るための手助けにはあまりならない。
つまり、従来の技術においては、例えば商品在庫が少なくなった/無くなったなど広告を積極的に行うには不適当な状況においても通常どおり広告が表示されている、といった課題がある。
あるいは逆に在庫が多く、たくさん商品を売りたい状況において、表示頻度が少なかったり、あるいは表示サイズが小さかったり広告の表示領域が視認性の低い位置にあったりするなどして、非積極的な表示となってしまっている、という課題もある。
以上の課題を解決するために、本発明は、商品管理用のPOSシステムから送信される商品の在庫状況、受発注情報などを示す受発注在庫情報を利用して、ウエッブ広告の出現頻度や表示位置などを適宜調整する機能を備える広告管理システムを提供する。
具体的には、POSシステムと、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバと、前記商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DB(データベース)と、からなる広告管理システムである。
そして、そのPOSシステムが、商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信する受発注在庫情報送信部を有していることを特徴とする。
また、その広告管理サーバが、受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信部と、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の頻度を少なくするか(命令A)、訴求度が比較的小さい広告とするか(命令B)、又はその商品の広告を停止するか(命令C)の少なくともいずれか一以上の命令と関連付け、受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の頻度を多くするか(命令D)、訴求度が比較的大きい広告とするか(命令E)、又はそれまでにその商品の広告がされていない場合にはその商品の広告を開始するか(命令F)の少なくともいずれか一以上の命令と関連付けた広告管理テーブルを保持する広告管理テーブル保持部と、受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する命令取得部と、取得した前記命令を広告DBに送信する命令送信部と、を有することを特徴とする。
また、その広告DBが、広告管理サーバから前記命令を受信する命令受信部と、広告を蓄積する広告蓄積部と、受信した前記命令が命令Aである場合には、他の広告に比較して前記命令に係る商品の広告頻度を下げるスケジュールを計算するA計算部と、受信した前記命令が命令Bであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的低い広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するB計算部と、受信した前記命令が命令Cである場合には、前記命令に係る商品の広告を停止するスケジュールを計算するC計算部と、受信した前記命令が命令Dである場合には、他の広告に比較して前記命令に係る商品の広告の頻度を多くするスケジュールを計算するD計算部と、受信した前記命令が命令Eであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的大きい広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するE計算部と、受信した前記命令が命令Fである場合には、前記命令に係る商品の広告を開始するスケジュールを計算するF計算部と、を有することを特徴とする。
また、第2の広告管理システムとして、商品を共同購入することで割引などの特典を受けられるいわゆる「共同購入キャンペーン広告」に関して、上記と同様の構成によってウエッブ上での出現頻度や表示位置などを適宜調整する機能を備える広告管理システムも提供する。
また、第3の広告管理システムとして、広告DBが、さらに受信した命令に応じて広告を掲載するウエッブページを選択する選択部を有する広告管理システムも提供する。
また、これら広告管理システムの計算機による制御方法も提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、商品在庫状況や商品受発注状況に応じてウエッブ広告の出現頻度や表示位置などを適宜調整することができる。したがって、例えば、商品在庫が少なくなった/無くなったなど広告を積極的に行うには不適当な状況であれば、広告表示を停止したり、ラストページ下部へのバナー/テキスト広告での表示をしたりすることができる。
また、逆に在庫が多い商品の広告については、例えばその表示頻度を上げたり、トップページの上部にリッチコンテンツで表示したりすることで、より商品が売れるよう積極的に広告を出すことなどもできる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1、2、5、6について説明する。
また、実施例2は、主に請求項3、7について説明する。
また、実施例3は、主に請求項4について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
まず、図1および図2を用いて、広告商品の在庫が多い場合と少ない場合での本実施例の広告管理システムにおけるウエッブ広告の表示例を概念的に説明する。
図1は、広告商品の在庫が多い場合での本実施例の広告管理システムにおけるウエッブ広告の一例を表す概念図である。この図にあるように、商品(メモリーカード)を販売している店舗において、POSシステムで実際の商品の受発注や販売に応じた商品情報を管理している。
ここで、この「POSシステム」から、ウエッブ上での広告表示を管理している図示しない「広告管理サーバ」に対して商品の在庫情報「在庫多し」が送信される。
すると、広告管理サーバでは、この商品がもっと売れるように、そのウエッブ広告を広告表示ページの目立つ領域αに表示するための命令を生成/取得する。また、さらに表示するウエッブ広告として動画などを含む訴求性の高いリッチコンテンツの広告を表示するための命令を生成/取得する。
そして、それら命令に応じた「広告DB(データベース)」(図示せず)の制御によって、広告表示ページではこの商品の広告がユーザーの目に付きやすい領域αに、動画CMとして表示される、と言う具合である。
このように商品在庫が多いなどの場合には、本実施例の広告管理システムではユーザーの購入意欲を刺激するようにその商品の広告を表示することができる。したがって、商品在庫の減少に寄与する効果が期待できる。
図2は、広告商品の在庫が少ない場合での本実施例の広告管理システムにおけるウエッブ広告の一例を表す概念図である。ここで、例えば図1のようなウエッブ広告の表示を行ったことでメモリーカードの販売数が伸び、商品在庫が少なくってしまった。
そこで、今度は、「POSシステム」から図示しない「広告管理サーバ」に対して商品の在庫情報「在庫少なし」が送信される。
すると、広告管理サーバでは、そのウエッブ広告の表示位置を、目立つ領域αから表示ページ下部のあまり目立たない領域βに変更するための命令を生成/取得する。また、さらに表示するウエッブ広告を、訴求性の高い動画広告からテキストベースのバナー広告に差し替えるための命令を生成/取得する。
そして、それら命令に応じた「広告DB」(図示せず)による制御によって、図に示すようにこの商品の広告がユーザーの目が真っ先には行かないような領域βに、テキストベースのバナー広告として表示される。そして、表示領域αには、在庫が多い別の商品(CPU)の動画広告などが表示される、と言う具合である。
このように商品在庫が少ないなどの場合には、本実施例の広告管理システムではその商品の広告を目立たないような形態で表示することができる。したがって、商品が無い状態でユーザーの購入意欲を無駄に刺激する、といった事態の発生を防ぐことができる。
また、その商品の広告を目立たなくすることで、相対的に別の(在庫の多い)広告の広告効果を向上するようにすることもできる。
≪機能的構成≫
以下、適宜図を用いて本実施例の広告管理システムを構成する「POSシステム」、「広告管理サーバ」、および「広告DB(データベース)」のそれぞれの構成要件について説明する。まず、POSシステムについて説明する。
(POSシステム)
図3は、本実施例の広告管理システムにおける、特にPOSシステムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、「POSシステム」(0300)と、「広告管理サーバ」(0310)と、「広告DB」(0320)と、からなる。
なお「POSシステム」とは、商品別に仕入れや販売、それにともなう在庫などの情報を管理するための計算機システムをいい、例えばPOS機能付レジスターやPOS端末などの情報入力端末と、端末で入力された情報を蓄積、管理するサーバ装置とで構成することができる。
そして、この「POSシステム」(0300)は、「受発注在庫情報送信部」(0301)を有する。
なお、以下に記載する本発明の広告管理システムを構成するPOSシステム、広告管理サーバ、広告DBの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「受発注在庫情報送信部」(0301)は、商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信する機能を有する。この受発注在庫情報送信部は、例えば、インターネットなどのネットワーク回線と接続するための接続ポートやその通信制御回路などで実現することができる。
そして、「受発注在庫情報」とは、商品の受注、発注、在庫のいずれか1以上に関する情報をいう。発注に関する情報としては、例えば商品の発注数や発注予定数、発注価格のほか、発注相手、納入予定日時、発注担当者などの情報が挙げられる。また、受注に関する情報としては、受注数や受注価格のほか、受注者(顧客)情報、受注日時、受注担当者、発送予定時間、発送担当者、受注キャンセル情報などが挙げられる。また、在庫に関する情報としては、受入数と発送数の差で示される在庫数情報や保持期間、廃棄予定日時などの情報が挙げられる。
また、上記のような受発注在庫情報は、例えばPOSシステムの棚卸用POS端末やPOSレジ端末、あるいは注文受付端末や、それら端末からの情報を管理する受注マスタ、発注マスタ、在庫マスタなどの各種データベースから取得された情報を組み合わせるなどして生成、取得されると良い。
そして、例えばバーコードなどで示される商品ID(識別情報)と関連付けて、これら受発注在庫情報を管理し、後述する「広告管理サーバ」に対して送信する、と言う具合である。なお、その送信のトリガーは、例えばGUIなどを利用してPOSシステムの操作者からの送信命令入力や、予め設定された所定の周期タイミングの到来などさまざまであって良い。
図4は、送信される受発注在庫情報のデータ内容の一例を表す概略図である。この図にあるように、受発注在庫情報として、店舗を識別するための店舗ID、住所やWebショップであればWebアドレス、また送信時間などの情報が含まれていると良い。
そして商品に関する情報として、例えば「商品ID:SD_Memory_WS_00B」や「商品名:メモリーカードWS00B」、「価格:1000円」、「受注数:42個」、「受注済未発送数:30個」、「在庫数:158個」、「(明日)入荷予定数:200個」などの情報が示される、という具合である。
そして、このように受発注在庫情報で示される商品ごとの例えば受注数や在庫数等の情報を利用して、次の「広告管理サーバ」では、以下に説明するような構成によって、商品IDなどで示される商品の広告の表示方法などに関する各種制御を実行することになる。

(広告管理サーバ)
次に、本実施例の広告管理システムを構成する「広告管理サーバ」について説明する。
図5は、本実施例の広告管理システムにおける、特に広告管理サーバの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、前述のように「POSシステム」(0500)と、「広告管理サーバ」(0510)と、「広告DB」(0520)と、からなる。
なお、「広告管理サーバ」とは、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するためのサーバをいう。また、「広告の管理」とは、例えば、広告の掲載期間に関する管理や、広告の掲載位置や掲載タイミングに関する管理などが挙げられる。
そして、「広告管理サーバ」(0510)は、「受発注在庫情報受信部」(0511)と、「広告管理テーブル保持部」(0512)と、「命令取得部」(0513)と、「命令送信部」(0514)と、を有する。
「受発注在庫情報受信部」(0511)は、受発注在庫情報を受信する機能を有する。この受発注在庫情報受信部は、例えば、インターネットなどのネットワーク回線と接続するための接続ポートやその通信制御回路などで実現することができる。
そして、ここで受信した受発注在庫情報を利用して、まず、その受発注在庫情報に含まれる商品IDを利用して広告の表示制御を行うべき商品を特定する。そして特定された商品の広告に対してその表示方法などを制御するための命令が、以下の構成によって選択されることになる。
「広告管理テーブル保持部」(0512)は、広告管理テーブルを保持する機能を有し、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)や不揮発性メモリ、光学記録メディアなどの二次記憶媒体によって実現することができる。
なお、「広告管理テーブル」とは、受発注在庫情報と閾値とを比較した「結果」と、「命令AからC」の少なくともいずれか一以上、又は「命令DからF」の少なくともいずれか一以上と、を関連付けたテーブルである。また「閾値」とは、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値(命令AからCに関する閾値)、または、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値(命令DからFに関する閾値)である。
したがって、この管理テーブルによって、受発注在庫情報で示される受発注数や在庫数が販売可能な数(閾値)以上に確保されているか、などその関係に応じて広告の表示方法を制御するための命令AからFを選択することができる、という具合である。
図6は、広告管理テーブルで示されるこの比較結果と命令との関連付けの一例を説明するための概念図である。この図にあるように、まずPOSシステムから受信した受発注在庫情報によって、ある商品の現在の在庫数は「X」であることが示される。そして、広告管理サーバ内の二次記憶媒体からその商品の閾値「A1」又は「A2」が取得され、「X」と「A1(A2)」の値の大小比較がCPUなどの演算装置の演算処理によって実行される。
なお、閾値A1は、販売できる商品が少ない状況を示す閾値であって、したがってこの閾値A1を、商品の十分な在庫が無いことを判断する基準とすることができる。また、閾値A2は、販売できる商品が十分あるなどの状況を示す閾値であって、したがって、この閾値A2を、商品の十分な在庫があることを判断する基準とすることができる。
(1)ここで「X<A1」、すなわち商品の在庫数が予め定められた閾値A1よりも小さい値(あるいは以下の値)であれば、在庫が少なく積極的な広告表示にあまり意味がないとして、非積極的な広告表示を行うための「命令A」、「命令B」、「命令C」が関連付けられている。
(2)一方「X≧A2」、すなわち商品の在庫数が予め定められた閾値A2以上の値(あるいはより大きい値)であれば、在庫が多く積極的な広告表示が必要として、積極的な広告表示を行うための「命令D」、「命令E」、「命令F」が関連付けられている、という具合である。
なお、上記閾値「A1」又は「A2」は同じ値であっても構わない。また、販売できる商品が少ないなどの状況を示す閾値「A1」と、販売できる商品が十分あるなどの状況を示す閾値「A2」は、その定義上、当然「A1<A2」という大小関係にある。また、この閾値は商品ごとに異なった値で設定されていても良い。その場合には、受発注在庫情報に含まれる商品IDを利用して、その商品個別の閾値を特定するよう構成すると良い。
また上記例において閾値Xは、「販売できる商品が少ない/多い状況」を示す閾値として在庫数と比較されることになる。ここで、閾値Xが「販売できる商品が十分調達できない/できる状況」を示す閾値であれば、例えば、「在庫数」から(将来の調達予定数値である)「入荷予定数」を減じて算出された値と比較するよう構成すると良い。
つづいて、この閾値と受発注在庫情報との関係に対して、上記広告管理テーブルにて関連付けられている「命令AからF」のそれぞれについて詳細に説明する。
まず、第一の命令である「命令A」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、命令に係る商品の広告の頻度を少なくするための命令である。
なお、「広告の頻度」とは、広告が表示される頻度をいい、例えばその広告の絶対的な表示回数や表示時間、他の広告との相対的な表示割合などが挙げられる。
図7は、この命令Aのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Aは、一日の表示回数を現在の75%に減らす、といった具合にその広告の表示回数を減らすための命令であってもよい。あるいは、一日の表示時間を1/2に減らす、といった具合にその広告の表示時間を減らすための命令も挙げられる。また、他の広告の表示割合(回数や時間などの割合)を現在の割合から110%増やす命令とすることで、相対的に対象となる広告の表示頻度を減らすような命令であっても良い。
あるいは、広告管理マスタなどを利用して、予め現在の例えば広告表示回数「100回/1日」などが分かっていれば、命令Aでは増減率ではなく「75回/1日」といった具合にその回数などそのものが示されても良い。
また、広告表示の条件が「検索サイトにて所定の検索キーワードが入力された場合」(いわゆる検索連動広告における連動条件)であれば、「カー」「車」「バイク」いずれの検索キーワードでも表示していた(条件1)広告を、「車」のみの検索キーワード入力の場合のみ(条件2)広告表示を行うような命令であっても良い。
また、乱数表に応じてランダムに広告を表示するような形態であれば、乱数表1と乱数表2とを使い分けることでその広告頻度を変更する命令であっても良い。
また、インターネットはその時間帯によってその接続数に大きな差が生じる。そのため、命令Aは、インターネットの接続数が多い時間帯、例えば「20時から24時」から、少ない時間帯、例えば「朝8時から12時」へとその広告表示の時間帯を変更する命令であっても良い。このような命令Aによって広告表示の時間帯が制御されることで、ユーザー全体におけるトータルでの広告の(視聴)頻度を変更することが出来る。
そして、上記のようなデータ内容で示される命令Aによって、広告の表示頻度を、絶対的または他の広告との相対関係において減らすことができる、という具合である。
つづいて、第二の命令である「命令B」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、命令に係る商品の広告を訴求度が比較的小さい広告とするための命令である。
なお「訴求度」とは、広告がユーザーの印象に残る度合いなどの情報深度を客観的に指標化したものをいい、一般的には、画面の中で視線が行きやすい位置に表示したり、広告そのものを大きく表示したり、アニメーションなどの視覚効果あるいは音声を付加して表示したりする場合に広告の訴求度が高くなる。
そして、本実施例の広告管理サーバでは、例えば上記原則に応じて広告の表示位置や表示形態と、その訴求度属性値とを関連付けた訴求度属性値テーブルを保持していると良い。この「訴求度属性値テーブル」では、例えば視認性の高いトップページや広告表示スペースA、あるいは動画広告は、その訴求度属性値が「ランク3」として関連付けられている。あるいは、視認性に劣るトップページから2階層下のページや広告表示スペースB、あるいはテキストベースのバナー広告などは、それよりも訴求度属性値が低い「ランク2」として関連付けられている、という具合である。
そしてこの命令Bは、例えばその訴求度属性値を示すランクを指定することで、上記訴求度属性値テーブルを参照してその訴求度に応じた表示位置や表示形態の変更を計算機に処理させるよう構成すると良い。
図8は、この命令Bのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Bは、例えば広告の表示ページをWebサイトのトップページ(訴求度属性値のランク3)からトップページの2階層下のページ(同ランク2)に変更することで、広告を比較的ユーザーの目に付き難くする命令が挙げられる。あるいは、同一の表示ページであっても、同ランク3の表示スペースA(例えば図2のα)から比較的視認性の低い同ランク2の表示スペースB(例えば図2のβ)にその表示位置を変更する命令なども挙げられる。
また、同一商品に関して動画形式の広告とテキストベースのバナー広告など広告属性形態が異なる複数の広告が用意されていれば、広告属性形態が動画広告(同ランク3)から、テキストのバナー広告(同ランク2)に変更するための命令などであっても良い。具体的には、例えば一の商品IDと、広告属性形態(訴求度ランク)が異なる複数の広告IDとを関連付けた参照用テーブルを予め用意しておく。そして、受発注在庫情報に含まれる商品IDと、命令Bで指定される広告属性形態(訴求度ランク)などをキーとして、ある商品に関する(訴求度が変更された)広告を特定する、という具合である。
なお、上記命令に応じた計算機上の処理においては、例えば以下のようにして実現すると良い、例えば命令Bの命令内容を「ランクを1ランクダウンさせる」といった内容とすることで、前述の訴求度属性値テーブルを参照し、該当するランクの属性値と関連付けられた例えば表示位置などを選択するよう構成する、という具合である。
また、検索連動広告などにおいては、例えばあるキーワードに対する入札価格が高い広告ほど、訴求度の高い表示位置に表示するよう構成された検索連動型位置決定プログラムを利用している。そこで、「命令B」を、「(在庫の少なくなった商品の広告の)入札価格を仮想的に下げて、前記検索連動型位置決定プログラムでの表示位置決定処理を実行する」といった命令とすることで、結果的に広告の訴求度が変更されるようにしても良い。
具体的には、例えば「メモリーカード」というキーワードに対してA社のメモリーカード「MA」の広告の入札価格は10万円であり、B社のメモリーカード「MB」の広告の入札価格は8万円であった。すると、「メモリーカード」というキーワード検索に連動して広告を表示する場合には、「MA」の方が「MB」よりも訴求度の高い場所に表示される。
ここで、「MA」の在庫数減少などに応じて「MAの入札価格を(仮想的に)75%に減額する」といった命令Bを出力する。すると、「MA」の広告の入札価格は(仮想的に)7.5万円となる。一方B社のメモリーカード「MB」の広告の入札価格は8万円であるので、前述の検索連動型位置決定プログラムは、「MA」の広告の表示位置を「MB」の表示位置よりも訴求度が低い位置と決定することになる、という具合である。
もちろん、実際に広告効果(訴求度)が下がる位置に表示位置を変更しているので、入札価格の減額は、仮想的ではなく、実際の広告料に反映されるようにしても構わない。
また、上記以外にも、前述のように広告の表示サイズによってもその訴求度は変わってくる。そこで、命令Bは、その表示サイズを1/3(例えば「幅300ピクセル×高さ90ピクセル」であれば「幅100×高さ30」)に変更する命令などであっても良い。
そして、上記のようなデータ内容で示される命令Bによって、広告の表示位置や表示サイズ、あるいは動画やテキストなど広告属性を変更することで訴求度の低い広告を表示することができる、という具合である。
つづいて、第三の命令である「命令C」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、命令に係る商品の広告を停止するための命令をいう。
図9は、この命令Cのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Cは、例えばその広告の表示終了時刻を指定し、広告表示を終了させる命令などが挙げられる。
以上のように、受発注在庫情報と閾値との関係から、例えば商品在庫が少なくなった/無くなったなどの場合には命令Aから命令Cによって広告の表示を非積極的とすることができる。
一方、命令Dから命令Fは、逆に商品在庫が多いなどの場合に積極的に広告表示を行うための命令となる。
具体的に「命令D」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、命令に係る商品の広告の頻度を多くするための命令をいう。つまり、命令Aと逆の広告表示処理を行うための命令である。
図10は、この命令Dのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Dは、一日の表示回数を現在の120%に増やす、といった具合にその広告の表示回数を増やすための命令が挙げられる。あるいは、一日の表示時間を現在の2倍に増やす、といった具合にその広告の表示時間を増やすための命令も挙げられる。また、他の広告の表示割合を現在の割合から70%減らす命令とすることで、相対的に対象となる広告の表示頻度を増やすような命令であっても良い。
また、命令A同様に、広告表示の条件が「検索サイトにて所定の検索キーワードが入力された場合」であれば、「車」のみの検索キーワードで表示していた(条件2)広告を、「カー」「車」「バイク」いずれの検索キーワード入力でも広告表示を行う(条件1)とするような命令であっても良い。また、乱数表に応じてランダムに広告を表示するような形態であれば、使用する乱数表を2から1に変更する命令であっても良い。
そして、上記のようなデータ内容で示される命令Dによって、広告の表示頻度が、絶対的または他の広告との相対関係で増やすことができる、という具合である。
つづいて、第5の命令である「命令E」は、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、命令に係る商品の広告を訴求度が比較的大きい広告とする命令をいう。つまり、命令Bと逆の広告表示処理を行うための命令である。
図11は、この命令Eのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Eは、例えば広告の表示ページを訴求度属性値のランクが3であるトップページに変更することで、広告をユーザーの目に付き易くするようにするための命令が挙げられる。あるいは、同一の表示ページ内で視認性の低い表示スペースB(同ランク2)から比較的視認性の高い表示スペースA(同ランク3)にその表示位置を変更する命令なども挙げられる。
また、前述の検索連動広告などにおいては、「(在庫の多い商品の広告の)入札価格を仮想的に上げて、検索連動型位置決定プログラムでの表示位置決定処理を実行する」といった命令とすることで、結果的に広告の訴求度が高くなるようにしても良い。
また、同一商品に関して広告属性形態が異なる複数の広告が用意されていれば、例えばテキストベースのバナー広告(同ランク2)から動画広告(同ランク3)に変更するための命令などであっても良い。
また、例えば広告の表示サイズを3倍に変更する命令などであっても良い。
そして、上記のようなデータ内容で示される命令Eによって、広告の表示位置や表示サイズ、あるいは動画やテキストなど広告属性を変更することで訴求度の高い広告を表示することができる、という具合である。
つづいて、第六の命令である「命令F」は、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たした場合に、それまでに命令に係る商品の広告がされていない場合にはその商品の広告を開始するための命令をいう。つまり、命令Cと逆の広告表示処理を行うための命令である。
図12は、この命令Fのデータ内容の一例を示す概略図である。この図にあるように、命令Fは、例えば広告の開始時刻や、その広告の一日の表示回数、表示ページやその表示サイズなどを示す情報が挙げられる。
そして、上記のようなデータ内容で示される命令Fによって、新たに広告表示が開始される、という具合である。
以上のように、受発注在庫情報と閾値との関係から、例えば商品在庫が多いなどの場合には命令Dから命令Fによって積極的に広告の表示を実行することができる。
なお、上記各命令のデータ内容は一例であって、例えば命令で示されるデータ内容は、対象となる広告を示すIDと、命令種別を示すIDのみであっても構わない。その場合、広告DBが、広告の例えば表示頻度や表示サイズ、表示属性を管理する広告管理マスタ(テーブル)を保持しておき、また、命令種別に応じた命令の内容を示す命令テーブルを保持することで、上記説明したような広告の表示頻度や表示サイズ等の変更処理を行うよう構成されていても良い。
「命令取得部」(0513)は、受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する機能を有する。この命令取得部は、例えばCPUなどの演算回路と、主メモリなどの一次記憶装置などで実現することができる。
図13は、前述の広告管理テーブルの一例を表す図である。この図を利用して命令取得部での命令取得処理について説明する。この図にあるように、例えば広告管理テーブルには、受発注在庫情報で示される在庫数「X」と閾値「A」との差分値と、命令AからFの命令種別とが関連付けて示されている。なお、図13(a)では「A:A1=A2」の場合におけるテーブルの一例を表している。また図13(b)では、「A1≠A2」の場合におけるリレーショナルテーブルの一例を表している。
そこで、命令取得部では、例えばCPUなどの四則演算処理によって主メモリに格納したXとAとの差分値を算出する。そしてその差分値をキーとして、例えば「0以下」であれば十分な在庫が残っていないとして「命令C」(その商品に係る広告の停止命令)を取得する。また、差分値が「51〜100」であれば、在庫が十分あるとして「命令D」(その商品に係る広告表示の頻度を挙げる命令)を取得する、といった具合である。
もちろん、上記取得例は一例であって、例えば広告管理テーブルが差分値に応じて複数の命令を同時に選択するよう構成しても良い。また、在庫数以外にも受発注在庫情報で示される受注数と閾値との差分を算出するよう構成しても良い。また、命令も予め設定されているものを選択取得するだけでなく、広告に合わせて命令AからFを生成、取得するような構成であっても良い。具体的には広告管理サーバが、広告DBから「現在配信中の広告の識別IDや、その広告のサイズを示す情報」などを取得可能に構成されている。そして取得した広告のサイズ、例えば「300×90」を示すサイズ情報を利用して、「該広告のサイズを100×30に縮小する」という命令を生成する、という具合である。
また、受発注在庫情報と閾値との関係を示す値は差分値には限定されず、例えば、発注および受注数と閾値とを変数とする所定式から導かられる指標値などであっても良い。
「命令送信部」(0514)は、取得した命令を広告DBに送信する機能を有する。この命令送信部は、例えば、インターネットなどのネットワーク回線と接続するための接続ポートやその通信制御回路などで実現することができる。
そして上記のように、例えば在庫などが少なければ命令AからCの非積極的な広告表示をするための命令をこの命令送信部から送信することで、次の広告DBでの広告表示を非積極的なものとすることができる。また、例えば在庫などが多ければ命令DからFの積極的な広告表示をするための命令をこの命令送信部から送信することで、次の広告DBでの広告表示を積極的なものとすることができる、という具合である。
(広告DB)
次に、本実施例の広告管理システムを構成する「広告DB」について説明する。
図14は、本実施例の広告管理システムにおける、特に広告DB(データベース)の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、前述のように「POSシステム」(1400)と、「広告管理サーバ」(1410)と、「広告DB」(1420)と、からなる。
なお、「広告DB」とは、前記商品などの広告をウエッブ上で公開するためのデータベースをいう。また、この「広告DB」は、「広告管理サーバ」に組みこまれていても、あるいは逆にこの「広告DB」に前述の「広告管理サーバ」が組み込まれていても構わない。
そして、「広告DB」(1420)は、「命令受信部」(1421)と、「広告蓄積部」(1422)と、「A計算部」(1423)と、「B計算部」(1424)と、「C計算部」(1425)と、「D計算部」(1426)と、「E計算部」(1427)と、「F計算部」(1428)と、を有する。
「命令受信部」(1421)は、広告管理サーバから命令を受信する機能を有する。この命令受信部は、例えば、インターネットなどのネットワーク回線と接続するための接続ポートやその通信制御回路などで実現することができる。
そして、ここで受信した命令に応じて、広告DBでは、広告の表示制御を行うためのスケジュールを計算する、という具合である。
「広告蓄積部」(1422)は、広告を蓄積する機能を有する。この広告蓄積部は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)や不揮発性メモリ、光学記録メディアなどの二次記憶媒体によって実現することができる。
そして、ここに蓄積されている広告が、受信した命令に応じた表示頻度や表示位置などでウエッブページに表示される、という具合である。
また、この広告蓄積部にて、例えば同一の商品に対して動画形式の広告とテキストベースのバナー広告など広告属性形態が異なる複数の広告が用意されていれば、蓄積されている広告とその広告属性とを関連付けたテーブルを保持していても良い。そしてそのテーブルを利用して、命令Bや命令Eに応じた訴求度の高い/低い広告への差し替えなどを実現するよう構成することができる。
また広告DBが、広告管理マスタとして、現在実行中の各広告の表示頻度や表示時間、表示サイズなどの情報を保持、管理していても良い。もちろん、広告管理サーバにこの広告管理マスタが保持されていて、必要に応じて命令とともにこれら管理情報が広告DBに送信されるような構成であっても良い。
そして、ここに蓄積されている広告が、次のAからFの計算部のスケジュール計算処理によって、各命令に応じた表示頻度や表示位置などでウエッブページに表示されることになる。
「A計算部」(1423)は、受信した命令が命令Aである場合には、他の広告に比較して命令に係る商品の広告頻度を下げるスケジュールを計算する機能を有する。なお、各計算部において計算される「スケジュール」とは、ウエッブ広告の表示タイミングなどの時間的なスケジュール(規定)等が挙げられる。
A計算部において計算される処理としては、例えば、対象となる広告の絶対的な表示回数を減らすようなスケジュールを計算する処理が挙げられる。例えば、前述の広告管理マスタなどから取得した対象となる広告の現在の表示回数情報、例えば「20」を取得する。そして、命令Aにて例えばその回数を1/2に減じる命令が示されていれば、「20」を1/2にする演算処理を実行し、その広告の表示回数を「10」として算出する。
そして、ウエッブページ上にその広告を1日10回表示するためのスケジュールを、他の広告のスケジュールも加味して計算する、という具合である。具体的には、例えば他の広告も合わせてそのウエッブページ上で全部で100回の広告が表示される。その場合には24時間を100で割った枠を生成し、乱数処理などでそのうちの10の枠にその広告を表示するようスケジュールを計算し、その他の広告も同様に乱数処理でその表示枠を決定する、という具合である。
もちろん、このような表示時間に応じたスケジュール計算以外にも、表示位置等のスケジュール計算も同様に実行することが出来る。
またその他にも、広告表示の条件が「検索サイトにて所定の検索キーワードが入力された場合」であれば、A計算部ではその命令に応じて、例えば検索キーワードと広告のワードとが一致するか否かの判断処理を行う計算を実行し、一致すれば広告を表示する、といった計算を実行しても良い。
「B計算部」(1424)は、受信した命令が命令Bであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的低い広告に命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算する機能を有する。
B計算部において計算される処理としては、例えば、対象となる広告の表示ページを変更するための計算処理や、表示サイズを減らすような計算処理、あるいは、表示スペースを変更するための計算処理、表示時間帯を変更するための計算処理、広告属性(動画広告やバナー広告)を変更するための計算処理が挙げられる。
具体的には、例えば広告の表示スペースを1ランクダウンさせる旨の命令Bであれば、現在の表示スペースのランクから1低いランクの表示スペースを前述の訴求度属性値テーブルを参照して決定する、といった計算を行う、という具合である。
「C計算部」(1425)は、受信した命令が命令Cである場合には、命令に係る商品の広告を停止するスケジュールを計算する機能を有する。このC計算部では、この広告の表示を停止するとともに、例えば前述の広告管理マスタなどから対象となる広告の現在の表示時間や表示位置などを取得する。そして停止によって空いたその広告表示領域や表示時間帯に、別の広告を表示するためのスケジュールの計算を同時に行う、という具合である。
「D計算部」(1426)は、受信した命令が命令Dである場合には、他の広告に比較して命令に係る商品の広告の頻度を多くするスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このD計算部では、具体的には命令Dにしたがって、A計算部と逆に、例えば広告の絶対的な表示回数を増やすなどの計算を行う。また、それに合わせて、他の広告の表示回数を減らして表示するための1日のスケジュールを計算する、という具合である。
「E計算部」(1427)は、受信した命令が命令Eであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的大きい広告に命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このE計算部では、具体的には命令Eにしたがって、B計算部と逆に、例えば広告表示サイズを大きくするなどの計算を行う。また、それに合わせて、他の広告の表示サイズを減らしたりするための計算を実行する、という具合である。
「F計算部」(1428)は、受信した命令が命令Fである場合には、命令に係る商品の広告を開始するスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このF計算部では、具体的には命令Fにしたがって、C計算部と逆に、広告表示を開始するために、他の広告の表示時間を削る計算などをして対象となる広告の表示開始時間などの計算を行う、という具合である。
なお、ある商品に関して例えば命令受信部にて命令Bを受信し、訴求度の比較的小さい広告への切替を行うべきところ、その商品広告には比較的訴求度の小さい広告がない、などの場合もあり得る。そのような場合には、例外/エラー処理として、例えば命令優先順位テーブルなどを利用して別の代替命令に応じた処理を実行したり、あるいは命令に応じた処理そのものを実行しなかったりする、といった処理を行うと良い。
以上のように、本実施例の広告管理システムによって、商品在庫が少ないなどの場合には、その商品の広告を目立たないような形態で表示することができる。したがって、商品が無い状態でユーザーの購入意欲を無駄に刺激する、といった事態の発生を防ぐことができる。
また、その商品の広告を目立たなくすることで、相対的に別の(在庫の多い)広告の広告効果を向上するようにすることもできる。
一方、商品在庫が多いなどの場合には、本実施例の広告管理システムではユーザーの購入意欲を刺激するようにその商品の広告を積極的に表示することができる。したがって、商品在庫の減少に寄与する効果が期待できる。
<ハードウェア的構成>
以下、図を用いて、上記「POSシステム」、「広告管理サーバ」、および「広告DB」のそれぞれの機能的な構成要件を、ハードウェアとして実現した際の構成の一例について説明する。
(POSシステム)
図15は、広告管理システムを構成する「POSシステム」のハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図を利用して受発注在庫情報の送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、POSシステムは、各種演算処理や制御を行う「CPU」(1501)と、「主メモリ」(1502)と、を備えている。また、受発注在庫情報送信部である「I/O(インプット/アウトプット)」(1503)や、「フラッシュメモリ」(1504)、「入力デバイス」(1505)、「バーコードリーダ/POSレジ端末」(1506)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また、「主メモリ」は、各種処理を行うプログラムをCPUに実行させるために読み出すと同時にそのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「主メモリ」や「フラッシュメモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。
ここで、棚卸や入荷商品管理用の「バーコードリーダ」や図示しないPOS端末、あるいはその他の「入力デバイス」を利用した入力によって商品の入荷(発注数)などの情報が商品IDと関連付けて商品別に取得される。そして取得された情報が、「フラッシュメモリ」に格納されている商品管理マスタの発注マスタに登録される。
そして、商品の受注や販売があると、その受注数などを示す情報が「POSレジ端末」等から入力され、同じく「フラッシュメモリ」の受注マスタに登録される。また、「CPU」などの演算処理でその発注数と受注数の差分などから商品ごとの在庫数も算出され、「フラッシュメモリ」の在庫マスタに登録される。
その後、「入力デバイス」によって、受発注在庫情報を送信するためのキー入力操作を受付けると、商品管理プログラムにしたがって、「フラッシュメモリ」に格納されている受注マスタ、発注マスタ、在庫マスタのデータを利用した商品IDごとの受発注在庫情報が生成され、「主メモリ」のアドレス1などに格納される。
つづいて、商品管理プログラムは「主メモリのアドレス1、・・・、に格納されている情報をIPxxxxに送信せよ」との命令を出力する。そして、その命令に従って商品ごとの受発注在庫情報が「I/O」から広告管理サーバに送信される、という具合である。
(広告管理サーバ)
図16は、広告管理システムを構成する「広告管理サーバ」のハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図を利用して商品の在庫量等に応じた命令の生成/取得、送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、広告管理サーバは、各種演算処理や制御を行う「CPU」(1601)と、「主メモリ」(1602)と、を備えている。また、この「CPU」と「主メモリ」によって命令取得部の機能を実現することができる。
また、この広告管理サーバは、さらに受発注在庫情報受信部および命令送信部である「I/O」(1603)や、広告管理テーブル保持部である「HDD」(1604)や「フラッシュメモリ」(1605)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、「I/O」にて、POSシステムから送信された商品ごとの受発注在庫情報を受信すると、その受信した受発注在庫情報を「主メモリ」のアドレス1に格納する。そして、この主メモリへの格納をトリガーとして、命令取得プログラムは以下の処理を実行する。なお、ここでは閾値が「A1≠A2」である場合を例に挙げ、以下にその処理について説明する
まず、「フラッシュメモリ」から予め格納されている閾値A1を読み出し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。なお、この閾値A1は販売できる商品が十分ある状況を示す閾値であるとする。そして、受発注在庫情報で示される例えば在庫数Xと、その閾値A1との差分値を、「CPU」の四則演算処理によって算出し、その算出値を「主メモリ」のアドレス3に格納する。
ここで、例えば在庫数が152であって閾値A1が100であるならば、その差分値は52となる。つまり販売できる商品が十分ある状況を示す閾値より在庫数の方が52多く、提供可能な商品が潤沢にある、と解釈することができる。そこで、「HDD」に格納されている広告管理テーブルにおいては、閾値A1との差分値が+50以上の場合には命令D,E,Fなど、積極的な広告表示を行うための命令が関連付けられている。
したがって、この「主メモリ」のアドレス3に格納されているX−A1の値をキーとして「HDD」に保持されている広告管理テーブルが検索される。そして例えば命令Dが取得するべき命令種別として選択され、「主メモリ」のアドレス4に格納される。
また、受発注在庫情報で示される在庫数Xが、例えば38であった場合、その値は閾値A1である100よりも小さい。そこで、今度は販売できる商品が少ない状況を示す閾値A2、例えば「50」を読み出し、その差分値を算出する。すると、販売できる商品が少ない状況を示す閾値より在庫数の方が12少なく、提供可能な商品が潤沢にはない、と解釈することができる。そこで、「HDD」に格納されている広告管理テーブルにおいては、閾値A2との差分値がマイナスの値をとる場合には命令A,B,Cなど、非積極的な広告表示を行うための命令が関連付けられている。
したがって、この場合には「主メモリ」のアドレス3に格納されているX−A2の値をキーとして「HDD」に保持されている広告管理テーブルが検索される。そして例えば命令Bが取得するべき命令種別として選択され、商品IDとともに「I/O」から広告DBへ送信される、という具合である。
(広告DB)
図17は、広告管理システムを構成する「広告DB」のハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図を利用して広告のスケジュール計算処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、広告DBは、各種演算処理や制御を行う「CPU」(1701)と、「主メモリ」(1702)と、を備えている。また、この「CPU」と「主メモリ」によってA計算部からF計算部の機能を実現することができる。
また、この広告DBは、さらに命令受信部である「I/O」(1703)や、広告蓄積部である「HDD」(1704)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、「I/O」にて、広告管理サーバから送信された命令(ここでは命令種別がB)を受信すると、その受信した命令Bを「主メモリ」のアドレス1に格納する。そして、この主メモリへの格納をトリガーとして、スケジュール計算プログラムは以下の処理を実行する。
まず、「主メモリ」のアドレス1に格納されている命令Bから、命令内容として例えば表示サイズの修正用変数「1/3」と、広告属性の修正用変数「1ランクダウン」を取得し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。
続いて、命令とともに送信された商品IDなどを利用し、「HDD」に格納されている広告管理マスタの情報を「CPU」の演算処理によって検索し、命令に応じてその表示形態などを変更すべき広告を特定する。そして、特定した広告に関する例えば表示サイズや表示属性(動画かテキストか)などを示す情報を、同様に広告管理マスタから取得する。
そしてその取得した情報から、対象となる広告のウエッブページ上での表示サイズが「幅300×高さ90」であって、また、その広告属性が「動画広告(ランク3)」であることが分かる。
そこで、スケジュール計算プログラムにしたがって、「CPU」の演算処理により表示サイズ「幅300×高さ90」を命令で示される修正用変数「1/3」で修正した新たな表示サイズ「幅100×高さ30」が新スケジュールとして算出される。また、広告属性ランクも修正用変数「1ランクダウン」にしたがい「動画広告(ランク3)」から「テキストバナー広告(ランク2)」が新スケジュールとして算出される。
そして、このように算出された新スケジュールが「主メモリ」のアドレス3に格納され、例えば「I/O」からその広告を表示しているウエッブページを保持しているウエッブサーバに対して送信される。それによって、受発注や在庫などに連動してウエッブページ上での広告の表示形態などを制御することができる、という具合である。
<処理の流れ>
図18は、本実施例の広告管理システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。また、この処理の実行は所定時間おきに実行されるバッチ処理であっても良いし、例えば管理者操作などによって任意に実行されるような処理であっても良い。
この図にあるように、まず、広告管理サーバにおいて、受発注在庫情報と閾値との関係と、命令A〜Fの少なくともいずれか一以上の命令と、を関連付けた広告管理テーブルを保持するために、例えばフラッシュメモリなどに記録する(ステップS1801)。
その後、POSシステムが、商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信し(ステップS1802)、広告管理サーバにて、その受発注在庫情報が受信される(ステップS1803)。
広告管理サーバでは、受信した受発注在庫情報で示される例えば受発注数や在庫数などと、予め保持している閾値と、を例えばCPUの演算処理などで比較し、その関係を算出、取得する(ステップS1804)。そして取得した関係をキーとして、前記フラッシュメモリなどに保持されている広告管理テーブルを検索し、命令A〜Fのいずれか一以上を取得する(ステップS1805)。そして、取得した命令を、広告DBに送信する(ステップS1806)。
広告DBでは、まず、予め広告を蓄積するために、例えばHDDなどに記録する(ステップS1807)。また、その蓄積した広告に関する広告頻度や表示サイズなどの情報を広告管理マスタに登録しても良い。
そして広告管理サーバから送信された命令を広告DBが受信する(ステップS1808)と、受信した命令に応じて、場合によって広告管理マスタなどの情報を参照し広告のスケジュールを計算する(ステップS1809)。そして、計算されたスケジュールで、前記HDDなどに蓄積されている広告のウエッブページ上での表示を実行する、という具合である。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の広告管理システムによって、商品在庫が少ないなどの場合には、その商品の広告を目立たないような形態で表示することができる。したがって、商品が無い状態でユーザーの購入意欲を無駄に刺激する、といった事態の発生を防ぐことができる。
また、その商品の広告を目立たなくすることで、相対的に別の(在庫の多い)広告の広告効果を向上するようにすることもできる。
一方、商品在庫が多いなどの場合には、本実施例の広告管理システムではユーザーの購入意欲を刺激するようにその商品の広告を積極的に表示することができる。したがって、商品在庫の減少に寄与する効果が期待できる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、前記実施例1と同様に、受発注在庫情報と閾値との関係に応じた命令を選択、取得する。そして取得した命令に従って、ウエッブ上の広告の表示頻度や表示サイズ、広告属性などの変更を行う機能を備えている広告管理システムである。
そして、本実施例の広告管理システムの特徴点は、変更の対象となる広告が共同購入キャンペーン広告である点である。なお、「共同購入キャンペーン」とは、同一の商品を複数の買い手が共同で購入することで割引等の特典が受けられるキャンペーンである。
図19は、本実施例の広告管理システムにおけるウエッブ広告の一例を表す概念図である。この図19(a)にあるように、ウエッブ上の広告表示ページの表示エリアαに、「10人以上の購入で割引」といった具合の商品(メモリーカード)の共同購入キャンペーン広告が表示されている。
そして、この図にあるようにこの共同購入キャンペーンは「50人まで」といった具合にその共同購入数に上限が設けられている。これは前述のように特典キャンペーンという「共同購入キャンペーン」の特性上から特典が受けられる人の数を制限する(共同購入数に上限を設ける)場合があるからである。
そして、このウエッブ広告を見るなどしたユーザーが共同購入での注文を行い、図19(b)に示すように、その数が上限として設定されている50人に到達した。すると、その共同購入に関する注文を受付けたPOSシステムは、受発注在庫情報としてその受注数の情報を広告管理サーバに送信する。すると、広告管理サーバではキャンペーンは終了したとして、表示エリアαの広告を別の商品の広告に差し替える。また、この商品の広告については、広告表示ページの表示エリアβにバナー広告として表示する、という具合である。
このように本実施例では、前記例で説明した在庫数など以上に、受発注在庫情報で示される受注数で広告の表示形態などに変更を行うようにすることが好ましい。ただし、もちろん本実施例においても在庫数などに応じて命令が選択、取得されるよう構成しても良いことは言うまでも無い。
<機能的構成>
以下、適宜図を用いて本実施例の広告管理システムを構成する「POSシステム」、「広告管理サーバ」、および「広告DB(データベース)」のそれぞれの構成要件について説明する。まず、POSシステムについて説明する。
(POSシステム)
図20は、本実施例の広告管理システムにおける、特にPOSシステムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、実施例1と同様に、「POSシステム」(2000)と、「広告管理サーバ」(2010)と、「広告DB」(2020)と、からなる。
そして、この「POSシステム」(2000)は、「受発注在庫情報送信部」(2001)を有する。
「受発注在庫情報送信部」(2001)は、上記実施例1同様に、商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信する機能を有する。そして実施例1との相違点は、その受発注在庫情報を送信する商品の広告が、ウエッブ上で共同購入キャンペーン広告である点である。ただし、当該商品が共同購入キャンペーンに係る商品であるか否かの判断処理は、次に説明するように広告管理サーバにて行う。そのため、ここで送信される受発注在庫情報そのものは実施例1と同内容の情報が送信されて構わない。もちろん、図示していないがPOSシステムにて商品ごとに共同購入キャンペーン有無を管理するための構成を有することで、ここで送信される受発注在庫情報に共同購入キャンペーンの有無を示すフラグ情報が含まれていても構わない。また、送信される受発注在庫情報は、前述の通り共同購入キャンペーンの特性からその受注数を含むことが望ましい。
(広告管理サーバ)
次に、本実施例の広告管理システムを構成する「広告管理サーバ」について説明する。
図21は、本実施例の広告管理システムにおける、特に広告管理サーバの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、前述のように「POSシステム」(2100)と、「広告管理サーバ」(2110)と、「広告DB」(2220)と、からなる。
そして、「広告管理サーバ」(2110)は、「受発注在庫情報受信部」(2111)と、「キャンペーン実行有無情報保持部」(2112)と、「第二広告管理テーブル保持部」(2113)と、「キャンペーン実行有無判断部」(2114)と、「第二命令取得部」(2115)と、「命令送信部」(2116)と、を有する。
「受発注在庫情報受信部」(2111)は、受発注在庫情報を受信する機能を有する。そして本実施例の広告管理サーバは、ここで受信した受発注在庫情報に含まれる商品IDなどを利用して、後述する次のような構成によって、その商品が共同購入キャンペーンの対象商品か否かの判断を行うことを特徴とする。
「キャンペーン実行有無情報保持部」(2112)は、キャンペーン実行有無情報を保持する機能を有し、例えば各種記憶媒体で実現することができる。「キャンペーン実行有無情報」とは、各商品ごとに共同購入キャンペーンが行われているか否かを示す情報をいい、具体的には、商品IDと、その商品IDで示される商品が共同購入キャンペーンの対象商品か否かを示すフラグ情報と、の組をテーブル化した情報などが挙げられる。
そしてここで保持されている商品別のキャンペーンテーブルを参照することで、本実施例の広告管理サーバは、その商品の共同購入キャンペーン実行の有無を判断することができる。
そして、後述するように受信した受発注在庫情報に係る商品が共同購入キャンペーンの対象商品であれば、その共同購入キャンペーン広告の表示制御が実行される、という具合である。一方、共同購入キャンペーンの対象商品でなければ、上記実施例1で記載したような処理によって、その広告の表示制御が実行されると良い。
「第二広告管理テーブル保持部」(2113)は、広告管理テーブルを保持する機能を有する。そして、本実施例における「広告管理テーブル」は、受発注在庫情報と閾値とを比較した「結果」と、「命令GからI」の少なくともいずれか一以上、又は「命令JからL」の少なくともいずれか一以上と、を関連付けたテーブルである。なお、上記命令GからLは、その命令の対象となる広告が共同購入キャンペーン広告であることを特徴とする。
したがって、この広告管理テーブルによって、共同購入キャンペーンを実施している商品に係る広告について、後述する命令GからLに応じてその表示頻度等を変更することができる、という具合である。
図22は、広告管理テーブルで示されるこの比較結果と命令との関連付けの一例を説明するための概念図である。この図にあるように、まずPOSシステムから受信した受発注在庫情報によって、ある商品の現在の受注数は「Y」であることが示される。そして、広告管理サーバ内の二次記憶媒体からその商品の閾値「B1」又は「B2」が取得され、「Y」と「B1(B2)」の値の大小比較がCPUなどの演算装置の演算処理によって実行される。
なお、閾値B1は、販売できる商品が少ないなどの状況を示す閾値である。また、閾値B2は、販売できる商品が十分あるなどの状況を示す閾値である。
(1)ここで「Y≧B1」、すなわち商品の受注数が予め定められた閾値B1以上の値(あるいはより大きい値)であれば、これ以上はキャンペーンで設定されている上限人数を超えてしまうとして、非積極的な広告表示を行うための「命令G」、「命令H」、「命令I」が関連付けられている。
(2)一方「Y<B2」、すなわち商品の受注数が予め定められた閾値B2より小さい値(あるいは以下の値)であれば、キャンペーンで設定されている共同購入者数に達していないとして、積極的な広告表示を行うための「命令J」、「命令K」、「命令L」が関連付けられている、という具合である。
なお、上記閾値「B1」又は「B2」も、実施例1同様に同じ値であっても構わない。
つづいて、この閾値と受発注在庫情報との関係と関連付けられている「命令GからL」のそれぞれについてその命令内容などを説明する。
「命令G」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合に、その商品の共同購入キャンペーン広告の頻度を少なくするための命令である。
すなわち、この命令Gは、命令Aと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Gに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明は省略する。
「命令H」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合に、訴求度が比較的小さい共同購入キャンペーン広告とするための命令である。
すなわち、この命令Hは、命令Bと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Hに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明も省略する。
「命令I」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合に、その商品の共同購入キャンペーン広告を停止するための命令である。
すなわち、この命令Iは、命令Cと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Iに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明も省略する。
以上のように、受発注在庫情報と閾値との関係から、例えば受注数が共同購入キャンペーンで設定された上限人数値に近くなる/達したなどの場合には命令Gから命令Iによって広告の表示を非積極的とすることができる。
一方、命令Jから命令Lは、逆にキャンペーンの上限人数に達していない場合など、実施例1の命令D,E,Fと同様に積極的な広告表示を行うための命令となる。
「命令J」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある、又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合に、その商品の共同購入キャンペーン広告の頻度を多くするための命令である。
すなわち、この命令Jは、命令Dと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Jに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明は省略する。
「命令K」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある、又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合に、訴求度が比較的大きい共同購入キャンペーン広告とするための命令である。
すなわち、この命令Kは、命令Eと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Kに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明も省略する。
「命令L」は、受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある、又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果が、その状況に該当する閾値との関係を満たし、かつ、その商品について共同購入キャンペーンが行なわれている場合で、それまでにその商品の広告がされていない場合にはその商品の広告を開始するための命令である。
すなわち、この命令Lは、命令Fと同様の命令であって、対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する命令である。したがって、この命令Lに関する命令内容や命令に応じた具体的な処理などについての説明も省略する。
以上のように、受発注在庫情報と閾値との関係から、例えば受注数がキャンペーンの上限人数に達していない場合などに積極的な広告表示を行うためができる。
続いて、図21に戻り、本実施例の広告管理サーバのそのほかの構成要件について説明をする。
「キャンペーン実行有無判断部」(2114)は、受信した商品別の受発注在庫情報に基づいて前記保持されているキャンペーン実行有無情報を取得し、その商品について共同購入キャンペーンが行われているか否か判断する機能を有する。
具体的には、例えば受発注在庫情報に含まれる商品IDをキーとして、キャンペーン実行有無情報保持部で保持されている前述の商品別キャンペーンテーブルの検索処理をCPUなどの演算処理によって実行する。そして、検索に合致した商品に関するフラグから、共同購入キャンペーンが行われているか否か判断する、という具合である。
「第二命令取得部」(2115)は、前記判断結果が、その商品について共同購入キャンペーンが行われているとの判断結果である場合に、受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する機能を有する。
このように本実施例では、受信した受発注在庫情報に係る商品が共同購入キャンペーンの対象商品であれば、その共同購入キャンペーン広告の表示制御を行うための命令G〜Lが取得される、という具合である。
もちろん、本実施例において取得される命令は共同購入キャンペーン広告を対象とする命令であるが、実施例1と組み合わせることで、それ以外の広告に関しては命令AからFを取得するように構成しても良い。
「命令送信部」(2116)は、取得した命令を広告DBに送信する機能を有する。
そして上記のように、例えば受注数がキャンペーンで設定された上限人数などに達すれば命令GからIの非積極的な広告表示をするための命令をこの命令送信部から送信する。そして次の広告DBにて非積極的な広告表示を実行する。
また、例えば受注数がキャンペーン設定人数に未達であれば命令JからLの積極的な広告表示をするための命令をこの命令送信部から送信する。そして次の広告DBにて積極的な広告表示を展開する、という具合である。
(広告DB)
次に、本実施例の広告管理システムを構成する「広告DB」について説明する。
図23は、本実施例の広告管理システムにおける、特に広告DB(データベース)の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、前述のように「POSシステム」(2300)と、「広告管理サーバ」(2310)と、「広告DB」(2320)と、からなる。
そして、「広告DB」(2320)は、「命令受信部」(2321)と、「広告蓄積部」(2322)と、「G計算部」(2323)と、「H計算部」(2324)と、「I計算部」(2325)と、「J計算部」(2326)と、「K計算部」(2327)と、「L計算部」(2328)と、を有する。
「命令受信部」(2321)は、広告管理サーバから命令を受信する機能を有する。
「広告蓄積部」(2322)は、広告を蓄積する機能を有する。もちろん、ここで蓄積される広告は共同購入キャンペーンに係る広告となる。そして、ここに蓄積されている共同購入キャンペーン広告が、次のGからLの計算部のスケジュール計算処理によって、実施例1同様に受信した各命令に応じた表示頻度や表示位置などでウエッブページに表示されることになる。
「G計算部」(2323)は、受信した命令が命令Gである場合には、他の広告に比較して命令に係る商品の広告頻度を下げるスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このG計算部は、A計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このG計算部に関する詳細な説明は省略する。
「H計算部」(2324)は、受信した命令が命令Hであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的低い広告にその商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このH計算部は、B計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このH計算部に関する詳細な説明も省略する。
「I計算部」(2325)は、受信した命令が命令Iである場合には、命令に係る商品の広告を停止するスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このI計算部は、C計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このI計算部に関する詳細な説明も省略する。
「J計算部」(2326)は、受信した命令が命令Jである場合には、他の広告に比較して命令に係る商品の広告の頻度を多くするスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このJ計算部は、D計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このJ計算部に関する詳細な説明も省略する。
「K計算部」(2327)は、受信した命令が命令Kであり、訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的大きい広告にその商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このK計算部は、E計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このK計算部に関する詳細な説明も省略する。
「L計算部」(2328)は、受信した命令が命令Lである場合には、その商品の広告を開始するスケジュールを計算する機能を有する。すなわち、このL計算部は、F計算部と同様のスケジュール計算を行い、その対象が共同購入キャンペーン広告であることを特徴する計算部である。したがって、このL計算部に関する詳細な説明も省略する。
以上のように、本実施例の広告管理システムによって、例えば受注数が共同購入キャンペーンで設定された上限人数値に近くなる/達したなどの場合には、その広告表示を非積極的で目立たないような形態とすることができる。したがって、共同購入による割引などキャンペーン特典が付与できない状態になったなどの場合にも関わらず、その特典広告が目立つよう表示されてしまう、といった事態の発生を防ぐことができる。
また、例えば受注数がキャンペーンの上限人数に達していない場合などに積極的な広告表示を行うためができる、という具合である。
<処理の流れ>
図24は、本実施例の広告管理システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、広告管理サーバにおいて、共同購入キャンペーン広告が行われている商品に関し、受発注在庫情報と閾値との関係と、命令G〜Lの少なくともいずれか一以上の命令と、を関連付けた広告管理テーブルを保持するために、例えばフラッシュメモリなどに記録する(ステップS2401)。
その後、POSシステムが、商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信し(ステップS2402)、広告管理サーバにて、その受発注在庫情報が受信される(ステップS2403)。
広告管理サーバでは、受信した受発注在庫情報で示される商品IDと、予め保持されているキャンペーン実行有無情報と、を利用して当該商品が共同購入キャンペーンの対象商品か否か、を判断する(ステップS2404)。その判断の結果、共同購入キャンペーンが実行されていると判断された場合には、受信した受発注在庫情報で示される例えば受注数などと、予め保持している閾値と、を例えばCPUの演算処理などで比較し、その関係を算出、取得する(ステップS2405)。また、受発注在庫情報で示される商品IDなどから、その商品に係る広告が共同購入キャンペーン広告であるか否かの判断処理を行う。その判断の結果共同購入キャンペーンの広告であれば、ステップS2405で取得した関係をキーとして、前記フラッシュメモリなどに保持されている広告管理テーブルを検索し、命令G〜Lのいずれか一以上を取得する(ステップS2406)。そして、取得した命令を、広告DBに送信する(ステップS2407)。
広告DBでは、まず、予め共同購入キャンペーン広告を蓄積するために、例えばHDDなどに記録する(ステップS2408)。また、その蓄積した広告に関する広告頻度や表示サイズなどの情報を広告管理マスタに登録しても良い。
そして広告管理サーバから送信された命令を広告DBが受信する(ステップS2409)と、受信した命令に応じて、場合によって広告管理マスタなどの情報を参照し、共同購入キャンペーンに係る広告のスケジュールを計算する(ステップS2410)。そして、計算されたスケジュールで、前記HDDなどに蓄積されている共同購入キャンペーン広告のウエッブページ上での表示を実行する、という具合である。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の広告管理システムによって、例えば受注数が共同購入キャンペーンで設定された上限人数値に近くなる/達したなどの場合には、その広告表示を非積極的で目立たないような形態とすることができる。したがって、共同購入による割引などキャンペーン特典が付与できない状態になったなどの場合にも関わらず、その特典広告が目立つよう表示されてしまう、といった事態の発生を防ぐことができる。
また、例えば受注数がキャンペーンの上限人数に達していない場合などに積極的な広告表示を行うためができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、上記実施例1や2を基本として、さらに広告を表示するウエッブページを命令に応じて選択する機能を備えた広告管理システムである。
すなわち、ウエッブページごとにそのアクセス数やアクセスユーザー層などは異なっている。そのため、ウエッブページごとに広告効果が異なっている、とも言える。そこで、本実施例の広告管理システムでは、受発注在庫情報に応じてその広告を表示するウエッブページそのものを変更することで、さらに無駄の無い広告表示を行う、という具合である。
<機能的構成>
図25は、本実施例の広告管理システムにおける、特に広告DBの機能ブロックの一例を表す図である。
この図にあるように、本実施例の広告管理システムは、前述のように「POSシステム」(2500)と、「広告管理サーバ」(2510)と、「広告DB」(2520)と、からなる。なお、このPOSシステムや広告管理サーバの構成要件については、上記実施例1や2での説明と同様であるので省略する。
そして、「広告DB」(2520)は、実施例1を基本として、「命令受信部」(2521)と、「広告蓄積部」(2522)と、「A計算部」(2523)と、「B計算部」(2524)と、「C計算部」(2525)と、「D計算部」(2526)と、「E計算部」(2527)と、「F計算部」(2528)と、を有する。
なお、上記各構成要件についても、上記実施例1での説明と同様であるので省略する。また、この広告DBは、実施例2を基本として、「命令受信部」と、「広告蓄積部」と、「G計算部」と、「H計算部」と、「I計算部」と、「J計算部」と、「K計算部」と、「L計算部」と、を有していても良い。
そして、本実施例の広告DBの特徴点は、さらに、「選択部」(2529)を有する点である。
「選択部」(2529)は、さらに受信した命令に応じて広告を掲載するウエッブページを選択する機能を有する。この選択部は、例えばCPUや主メモリなどの演算回路や、後述するアクセス数などの参照用テーブルを保持する記憶媒体などで実現することが出来る。
そして、この選択は、例えば、前述のようにウエッブページごとのアクセス数や、広告のクリック率などの数値情報をテーブル化して保持しておき、非積極的な広告を行うための命令AからCの場合には、その数値が少ないウエッブページを選択する、といった処理が挙げられる。
また、逆に積極的な広告を行うための命令DからFの場合には、その数値が多いウエッブページを選択する、といった具合である。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の広告管理システムによって、ウエッブページごとの広告効果に合わせて、命令に応じた広告の表示ページを選択することが出来る。したがって本実施例の広告管理システムでは、受発注在庫情報に応じてその広告を表示するウエッブページそのものを変更することで、さらに無駄の無い広告表示を行うことが出来る。
実施例1の広告管理システムにおけるウエッブ広告の一例を表す概念図 実施例1の広告管理システムにおけるウエッブ広告の、別の一例を表す概念図 実施例1の広告管理システムにおける、特にPOSシステムの機能ブロックの一例を表す図 実施例1の広告管理システムにおいて送信される受発注在庫情報のデータ内容の一例を表す概略図 実施例1の広告管理システムにおける、特に広告管理サーバの機能ブロックの一例を表す図 実施例1の広告管理システムにおける、広告管理テーブルで示される比較結果と命令との関連付けの一例を説明するための概念図 実施例1の広告管理システムにおける命令Aのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける命令Bのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける命令Cのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける命令Dのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける命令Eのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける命令Fのデータ内容の一例を示す概略図 実施例1の広告管理システムにおける広告管理テーブルの一例を表す図 実施例1の広告管理システムにおける、特に広告DBの機能ブロックの一例を表す図 実施例1の広告管理システムを構成するPOSシステムのハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例1の広告管理システムを構成する広告管理サーバのハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例1の広告管理システムを構成する広告DBのハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例1の広告管理システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2の広告管理システムにおけるウエッブ広告の一例を表す概念図 実施例2の広告管理システムにおける、特にPOSシステムの機能ブロックの一例を表す図 実施例2の広告管理システムにおける、特に広告管理サーバの機能ブロックの一例を表す図 実施例2の広告管理システムにおける、広告管理テーブルで示される比較結果と命令との関連付けの一例を説明するための概念図 実施例2の広告管理システムにおける、特に広告DBの機能ブロックの一例を表す図 実施例2の広告管理システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3の広告管理システムにおける、特に広告DBの機能ブロックの一例を表す図
符号の説明
0300 POSシステム
0301 受発注在庫情報送信部
0510 広告管理サーバ
0511 受発注在庫情報受信部
0512 広告管理テーブル保持部
0513 命令取得部
0514 命令送信部
1420 広告DB
1421 命令受信部
1422 広告蓄積部
1423 A計算部
1424 B計算部
1425 C計算部
1426 D計算部
1427 E計算部
1428 F計算部

Claims (7)

  1. POSシステムと、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバと、前記商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、からなる広告管理システムであって、
    前記POSシステムは、
    商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信する受発注在庫情報送信部を有し、
    前記広告管理サーバは、
    受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信部と、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい広告とする命令Bと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい広告とする命令Eと関連付けた広告管理テーブルを保持する広告管理テーブル保持部と、
    受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する命令取得部と、
    取得した前記命令を広告DBに送信する命令送信部と、を有し、
    前記広告DBは、
    広告管理サーバから前記命令を受信する命令受信部と、
    広告を蓄積する広告蓄積部と、
    受信した前記命令が命令Bであり、商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態の変更に応じた訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的低い広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するB計算部と、
    受信した前記命令が命令Eであり、商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態の変更に応じた訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的大きい広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するE計算部と、を有する
    広告管理システム。
  2. POSシステムと、商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、に接続され、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバであって、
    前記POSシステムから受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信部と、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい広告とする命令Bと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい広告とする命令Eと関連付けた広告管理テーブルを保持する広告管理テーブル保持部と、
    受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する命令取得部と、
    取得した前記命令を前記広告DBに送信する命令送信部と、
    を有する広告管理サーバ。
  3. POSシステムと、商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、に接続され、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバであって、
    前記POSシステムから受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信部と、
    各商品ごとに共同購入キャンペーンが行われているか否かを示すキャンペーン実行有無情報を保持するキャンペーン実行有無情報保持部と、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい共同購入キャンペーン広告とする命令Hと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい共同購入キャンペーン広告とする命令Kと関連付けた広告管理テーブルを保持する第二広告管理テーブル保持部と、
    受信した受発注在庫情報に基づいて前記保持されているキャンペーン実行有無情報を取得し、その商品について共同購入キャンペーンが行われているか否か判断するキャンペーン実行有無判断部と、
    前記判断結果が、その商品について共同購入キャンペーンが行われているとの判断結果である場合に、受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する第二命令取得部と、
    取得した前記命令を前記広告DBに送信する命令送信部と、
    を有する広告管理サーバ。
  4. 広告DBは、
    さらに受信した前記命令に応じて広告を掲載するウエッブページを選択する選択部を有する請求項1に記載の広告管理システム。
  5. POSシステムと、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバと、前記商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、からなる広告管理システムの制御方法であって、
    前記POSシステムにおいて、
    商品の受発注在庫情報を商品別に広告管理サーバに対して送信する受発注在庫情報送信ステップを計算機に計算させ、
    前記広告管理サーバにおいて、
    受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信ステップと、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい広告とする命令Bと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい広告とする命令Eと関連付けた広告管理テーブルを保持するために記録する広告管理テーブル記録ステップと、
    受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する命令取得ステップと、
    取得した前記命令を広告DBに送信する命令送信ステップと、を計算機に計算させ、
    予め広告を蓄積している前記広告DBにおいて、
    広告管理サーバから前記命令を受信する命令受信ステップと、
    受信した前記命令が命令Bであり、商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態の変更に応じた訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的低い広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するB計算ステップと、
    受信した前記命令が命令Eであり、商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態の変更に応じた訴求度を示す属性が蓄積されている広告に与えられている場合には、訴求度を示す属性が比較的大きい広告に前記命令に係る商品の広告を入れ替えるスケジュールを計算するE計算ステップと、
    ケジュールを計算するF計算ステップと、を計算機に計算させる
    広告管理システムの制御方法。
  6. POSシステムと、商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、に接続され、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバであって、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい広告とする命令Bと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい広告とする命令Eと関連付けた広告管理テーブルを有する広告管理サーバの制御方法であって、
    前記POSシステムから受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信ステップと、
    受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する命令取得ステップと、
    取得した前記命令を前記広告DBに送信する命令送信ステップと、
    を計算機に計算させる広告管理サーバの制御方法。
  7. POSシステムと、商品などの広告をウエッブ上で公開するための広告DBと、に接続され、POSシステムで管理されている商品などの広告を管理するための広告管理サーバであって、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が少ない又は十分調達できない状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的小さい共同購入キャンペーン広告とする命令Hと関連付け、
    受発注在庫情報と、販売できる商品が十分ある又は十分調達できる状況を示す閾値と、を比較した結果を、その商品の広告の1回の表示における当該広告の表示位置又は/及び表示形態を変更することで訴求度を比較的大きい共同購入キャンペーン広告とする命令Kと関連付けた広告管理テーブルを有する広告管理サーバの制御方法であって、
    各商品ごとに共同購入キャンペーンが行われているか否かを示すキャンペーン実行有無情報を保持するために記録するキャンペーン実行有無情報記録ステップと、
    POSシステムから受発注在庫情報を受信する受発注在庫情報受信ステップと、
    受信した受発注在庫情報に基づいて前記保持されているキャンペーン実行有無情報を取得し、その商品について共同購入キャンペーンが行われているか否か判断するキャンペーン実行有無判断ステップと、
    前記判断結果が、その商品について共同購入キャンペーンが行われているとの判断結果である場合に、受信した受発注在庫情報を前記閾値と比較して、その結果をキーとして広告管理テーブルを検索してその結果に関連付けられた命令を取得する第二命令取得ステップと、
    取得した前記命令を前記広告DBに送信する命令送信ステップと、
    を計算機に計算させる広告管理サーバの制御方法。
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