JP4321126B2 - 割付システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、割付システム、特に、ディスプレイやモニター等の表示装置の画面上で所定の割付対象を所望位置に割付ける割付作業を行うための割付システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、チラシやカタログ等のように、顧客に商品やサービスを紹介し、販売や販促の目的の為に配布・販売される冊子体(例えば、ちらし、びら、パンフレット、カタログ、ポスター、小冊子等があるがこれに限定しない。以下、「チラシ等」と称す。)を製作する場合、掲載する商品やサービス(以下、「商品等」と称す)の文字や画像等である割付対象を、紙面上に配置する作業(「配置する」ことを換言すれば「割付ける」とも言い、印刷や出版の業界では「割付ける」という言葉の方がよく使用される。よって、以下、「配置する」を「割付ける」と称し、「掲載する商品等の文字や画像等である割付対象を、紙面上の所望する位置、大きさ、角度に配置する作業」を「割付作業」と称す)を行う必要がある。例えば、カタログを製作する場合では、各商品等を各ページ内にそれぞれ割付けなければならないし、チラシを作成する際も同様に、各商品等を割付けなければならない。
【0003】
ここで、チラシ等において、各割付対象が割付けられる位置や大きさや角度(以下、割付対象が割付けられる、位置、大きさ、角度を「位置等」と称す。)というのは重要な役割を果たす。なぜなら、チラシ等では、掲載される各割付対象を、何ページのどの位置に、どのような大きさで、どのような角度で割付けるかによって売上が変わってくるからである。例えば、より販売したいと考えている商品等の割付対象は、表紙、若しくは表紙に近いページの、左上、若しくは、略中央に、他の商品等よりも文字や画像を大きくして割付けたほうが、裏表紙に近いページの下の方に、文字や画像等を小さくして割付けるよりも人の注目を引くことが可能であり、より購買意欲を誘うことが可能になると考えられる。また、例えば、より目立たせたい商品等の割付対象のみを傾けることによって、より注目を引くことが可能になり、購買意欲を誘うことが可能になると考えられる。よって、チラシ等を作成する際に、各割付対象をどの位置等で割付けるかを決めることは、最も重要な作業の一つである。
【0004】
従来より、割付作業は、デザイナーによる設計作業と、オペレータによる作成作業という2つの工程によってなされていた。まず、チラシをデザインするデザイナーによって、どの割付対象をどの位置等に割付けるかが、各商品等の売上状況や販売戦略等から検討された後、どの割付対象をどの位置等に割付けるかが書かれた指示書が作成される。その後、作成された指示書はオペレータに渡され、指示書を受け取ったオペレータは、指示通りに、文字や画像等の割付対象を所定の位置等に割付ける作業を行う。つまり、割付作業は、デザイナーによるチラシ等の設計作業と、オペレータによる作成作業に別れていたのである。
【0005】
しかし、このやり方では、1つのチラシ等を作成するのに、少なくとも二人の人間が必要であり、効率が悪いという問題を有していた。更に、少なくとも二人の人間が必要になるため、チラシのコストを上げる要因にもなっていた。そこで、効率を上げ、コストを下げることが可能になるように、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行うことができ、かつ、二つの工程を経る従来の方法と同様の成果を得ることが可能な割付システムが求められていた。
【0006】
なお、コンピュータの発達により、オペレータによる作成作業は、手作業から、コンピュータを用いた作業に変わってきている。それは、コンピュータと対話形式で作業を進めるものであり、オペレータは、文字や画像等の割付対象が表示されている画面を見ながら、キーボードやマウス等の入力装置を操作して、各割付対象を割付けてゆく。
【0007】
ここで、特許文献1、及び、特許文献2には、オペレータによる作成作業において使用される割付装置が開示されている。特許文献1には、同一の略矩形を所定幅で縦横に配した基準パターンを用いて、割付対象を割付けることによって、割付対象を揃えて割付けることが可能になる割付装置が開示されている。また、特許文献2には、割付けようとしている割付対象の表示態様を、既に割付けられた割付対象、若しくは、これから割付ける割付対象の表示態様と変えることによって、割付ける場所を誤ることを防ぐ事が可能になる割付装置が開示されている。しかし、特許文献1、及び、特許文献2には、以下のような問題を有していた。
【0008】
すなわち、特許文献1、及び、特許文献2が開示している割付装置は、デザイナーによって作成された指示書に基づいて割付けを行う際に使用するものであるため、割付対象を揃えて割付けたり、場所を誤らずに割付けることが可能であっても、結局はチラシ等を作成するために少なくとも二人の人間が必要になってしまう。つまり、特許文献1、及び、特許文献2が開示している割付装置では、デザイナーによって作成された指示書に基づいて割付対象を割付ける際にその効果を奏するものであり、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行うことができ、かつ、二つの工程を経る従来の方法と同様の成果を出すことは困難であった。たとえ、特許文献1、及び、特許文献2記載の発明を応用して、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行おうとしても、設計作業である、各商品等の掲載される位置等を検討する為に十分な機能を有していなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開平1−174886号
【特許文献2】
特開平1−211148号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本願発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行うことができ、かつ、二つの工程を経る従来の方法と同様の成果を出すことができる割付けシステムを提示することを課題とする。
【0011】
上記課題を解決するため本願発明の請求項1は、文字や画像等の割付対象を画面に表示し、入力手段を操作して所望する位置等に割付ける作業を行う割付システムにおいて、前記割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記属性情報に基づいた分類情報を記憶する分類情報記憶手段と、略矩形を複数配した基準パターンを記憶する基準パターン記憶手段と、前記略矩形を複数配した基準パターンを画面に表示するとともに、基準パターン内に割付けられた割付対象と、当該割付対象に対応する分類情報とを画面の当該割付対象が割付けられている略矩形の略内側に表示する画像表示手段と、を有することを特徴とする割付システムである。
【0012】
すなわち、本願発明請求項1記載の発明によれば、割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記属性情報にた分類情報を記憶する分類情報記憶手段とを有し、更に、画像表示手段が基準パターンと、基準パターン内に設けられた割付対象と、割付対象に対応する分類情報をと画面に表示するため、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行うことができ、かつ、二つの工程を経る従来の方法と同様の成果を出すことが可能になる。
【0013】
デザイナーが行っていた設計作業を行うためには、それぞれの商品等の市場での状況や、各商品等の種類、製造・販売企業名など様々な情報が必要になる。なぜなら、チラシ等は、前述したように、商品等の割付け方によって売上は変わってしまうものであるが、かといって、売上の情報のみに注目して割付を行った結果、商品等が偏って割付けられたならば、利用者にとって読みにくいチラシ等ができあがってしまい、本来、販売促進の為に用いられるチラシ等がその役割を果たさなくなってしまうからである。つまり、どの商品等を、どの位置等に割付けるかを決める設計作業には、これまでの売上情報や顧客の需要などの市場での状況を示す情報はもちろんのこと、商品等の種類、利用目的、製造・販売企業名、価格といったような商品等情報や、在庫情報、今後の計画等の情報等様々な情報が必要であり、これらを元に、各商品等を様々な角度から検討して、最適な位置等を決めてゆかなければ、販売促進という役割を果たすことができるチラシ等を作成することは困難になる。
【0014】
例えば、ドッグフードのチラシ等を作成する場合を考えてみる。一口にドッグフードといってもそこに掲載される商品等は、相当な数があり、またその種類も様々である。例を挙げると、一般的に、ドッグフードには、その形状、犬の年齢や与える目的等で様々な種類がある。例えば、形状毎では、ドライタイプやウエットタイプがあり、年齢毎では、子犬用、授乳用の母犬用、成犬用、老犬用があり、目的毎では主食用とおやつ用がある。つまり、ドライタイプの子犬用だけでも、ドライタイプ−子犬用−主食用と、ドライタイプ−子犬用−おやつ用の2種類が存在することになり、チラシ等に乗せる全商品等となると相当な種類と数になる。そして、これらの各商品等を偏った配置にしてしまったならば、利用者にとってわかりにくいチラシ等が出来あがってしまうだけでなく、売上にも影響が出てしまう。例えば、どういう商品等をより売り上げたいという今後の計画のみに注意を払い、商品等が無秩序に掲載されたチラシ等を作成してしまったならば、チラシ等を利用する者を混乱させてしまうだけでなく、商品等イメージの低下や売上の低下などを引き起こし、チラシ等が有する役割を果たさなくなってしまう。逆に、商品を秩序立てて配置することのみに注意を払い、売行きや在庫数などを無視したチラシ等を作成してしまったならば、販売促進等をもたらすことができなくなってしまう。
【0015】
よって、企業の戦略に沿い、更に、読み手にっても見易いチラシ等を作成する為には、現状の売上や顧客の需要等の市場の状況を示す情報や、商品等の名前、商品等の種類、利用目的、製造・販売企業名、価格といったような商品等の情報や、在庫情報や、今後の販売計画等の情報等、様々な情報が必要であり、これらの情報を、あらゆる角度から検討しながら、各商品等の最適な位置等を設計しなければならない。本願発明では、前述したような、現状の売上や顧客の需要などの市場の状況を示す情報や、商品等の名前、商品等の種類、利用目的、製造・販売企業名、価格といったような商品等の情報や、在庫情報や、今後の販売計画等の情報等、最適な位置等を決めるために必要な様々な情報を、属性情報として記憶する記憶手段と、前記属性情報に基づいて種類を表示するための分類情報を記憶する分類情報記憶手段とを有し、更に、画像表示手段が割付対象に対応する分類情報を画面に表示するため、設計作業を、作成作業と平行して行うことができる。
【0016】
つまり、本願発明では、画面に、割付対象と、割付対象を割付ける際に基準にする基準パターンとを表示すると同時に、属性情報に対応した分類情報も表示するため、割付対象の位置等を決定する設計作業を、実際に割付対象を配置しながら行うことが可能になる。すなわち、割付作業を行う者は、画面に表示された、割付対象と、割付対象に対応した分類情報をもとにして、基準パターンのどの位置等で割付けるかを、画面上で割付対象を動かすことによって決定する事が可能であり、設計作業と作成作業とを平行して行うことが可能である。したがって、従来2つの工程にまたがっていた設計作業と作成作業とを一人の人間で行うことが可能になり、その結果、作業能率の向上や、製造コストを抑えることが可能になる。
【0017】
ここで、分類情報とは、属性情報に基づいた情報であり、更に詳しく説明すれば、属性情報が何であるかを示すための情報であり、文字、記号、図形、模様、絵、若しくはこれらの結合等である。前述した属性情報は、少なくとも1つ存在し、多いものになればかなりの数になる。これらの属性情報をそのまま文字で表示したならば、画面が非常に煩雑になってしまい、不要な混乱を招いてしまう。そこで、属性情報を分類情報に変換して画面に表示することによって、より属性情報をわかりやすく表示することが可能になる。例えば、前述したドッグフードのチラシ等を作成する場合を例にとれば、ドライタイプ−子犬用−主食用は縞模様で、ドライタイプ−子犬用−おやつ用は水玉模様で表示することによって、模様によって属性情報が何であるのかを判断することが可能になるため、画面が煩雑になることなく属性情報を表示する事が可能になる。つまり、分類情報は、画面を見ただけで、割付対象がどのような属性情報を有しているのかをわかりやすく表示するという役割を果たす情報である。
【0018】
よって、分類情報には、割付対象がどのような属性情報を有しているのかをわかりやすく表示するという役割を果たすことができれば、文字、記号、図形、模様、絵、若しくはこれらの結合等、いずれのものを採用する事が可能である。前述した例では、縞模様と水玉模様といった模様を採用したが、これに限定する必要はない。例えば、それぞれの属性を端的に表現することによって、分類情報に文字を採用する事も可能である。具体的には、例えば、ドライタイプ−子犬用−主食用−売行良好という属性情報は、ドライ−子犬−主食−売良といったように、それぞれの属性を頭文字、もしくは、端的に表す文字によって表示することによって、画面が煩雑になることなく属性情報を表示する事が可能である。また例えば、属性情報を抽象的な絵で表すことも可能である。例えば、ドライタイプ−子犬用−主食用−売行良好は、ドライタイプを表す絵と、子犬を表す絵と、主食用を表す絵と、お金を表す絵の、4つの絵を並べて表示するようにしてもよい。また、前述した例では、ドライタイプ−子犬用−主食用は縞模様といったように、複数の属性情報を一つの分類情報で表したが、これに限定する必要はない。例えば、1つの分類情報で1つの属性情報が対応していてもよいし、1つの分類情報で複数の属性情報が対応していてもよい。また、1つの属性情報に対し、分類情報は1つだけでもよいし、1つの属性情報に対し、複数の分類情報があってもよい。例えば、1つの属性情報に対し、複数の分類情報を対応させることによって、表示の変換を行うことが可能になる。なお、模様や、抽象的な絵を採用した場合のように、それだけでは各分類情報がどのような属性情報を表しているのかが直接的にはわからなくなってしまう可能性がある場合は、分類情報表示手段を別途設け、各分類情報がどのような属性情報と対応しているのかを別途表示するようにしてもよいし、もしくは、情報として作業者に与えておくようにしてもよい。また、分類情報を、模様や抽象的な絵等のを採用する場合は、あまりにも分類情報の種類が多くなってしまうと、模様や絵等の種類が増えることになり、その結果、模様や絵等に微小な差異しか残らなくなり、誤った認識をしてしまう可能性があるため、分類情報の種類は多くないほうが好ましい。一般的に、人間が区別できる段階は、7段階と言われているため、抽象的な絵や模様等を分類情報に採用する場合は、7種類以下、更には、3種類以上5種類以下が好ましい。
【0019】
また、分類情報が表示される場所は、画面に表示されれば任意の場所を採用する事が可能である。例えば、前述したような、ある割付対象のドライタイプ−子犬用−主食用−売行良好という属性情報に対応する分類情報をドライ−子犬−主−売良として表示する場合は、割付対象と重複する位置に表示させるようにしてもよいし、割付対象と重複しない位置に表示し、どの分類情報がどの割付対象の属性を表示しているのかがわかるように、割付対象と分類情報を線で結ぶようにしてもよい。なお、割付対象の近傍に表示したり、割付対象と分類情報を線で結ぶように表示することによって、どの分類情報がどの割付情報と対応するのかが明確になるため好ましい。なお、割付対象と分類情報を線で結ぶ際には、基準パターンを形成する線と同じ線を使用してしまうと、混乱を招く恐れが考えられるので、基準パターンを形成する線とは異なる種類の線、例えば、基準パターンが実線で形成されていれば、割付対象と分類情報を結ぶ線は点線にする等、を採用する事が好ましい。
【0020】
ここで基準パターンとは、割付対象を1つのページ内の、どの位置等に割付けるかを決定する際に目安となるものである。すなわち、1つのページ内、若しくは、見開きページ内に割付対象を割付ける際に、何の目安も無いまま割付対象を割付けてしまうと、基準となるものが無い為、垂直に割付けなければならない割付対象を曲がって割付けてしまったり、割付対象と割付対象との間隔がばらばらになってしまう等の弊害が生じてしまう。基準パターンは、このような弊害が生じるのを防ぐ役割を果たすものであり、具体的には、略矩形を少なくとも一つ配したものである。ここで、略矩形とは、正方形や長方形でもよく、6角形や8角形の多角形でもよいし、更には円であってもよい。一般的に、正方形や長方形が、垂直方向と水平方向の両方の基準となりやすいため、正方形や長方形を縦横に配したものを基準パターンとして採用する事が多いが、これに限定するわけではない。そのページ等のレイアウトによって任意の基準パターンを採用する事が可能であり、例えば、6角形や8角形等の多角形を縦横に配したものを基準パターンとする場合もあれば、円を縦横に配したものを基準パターンとする場合もある。もちろん、複数の略矩形を縦横に配することに限定する必要は無く、一つの略矩形のみをもって基準パターンとすることも可能である。また、略矩形同士接することに限定する必要は無く、略矩形同士が接していなくても良い。もちろん、基準パターンは、割付ける際に位置等の基準とするものであって、チラシ等には印刷されない。
【0021】
なお、分類情報は、各割付対象の位置等を決定する設計作業時に表示されていればよいため、実際に割付対象を所望する位置等に割付ける作成作業を行う時に、分類情報によって割付対象がわかりにくくなってしまう等の場合は、分類情報表示切替手段を設け、設計作業を行うときのみ表示するようにすれば、作成作業時に分類情報によって割付対象が見え難くなってしまうことを防ぐことが可能になる。また、分類情報は、設計作業を円滑に行うために表示されるものであり、出来あがったチラシ等には印刷されない情報であることはいうまでもない。
【0022】
また、属性情報記憶手段には、各商品等の各割付対象がどのような属性情報、すなわち、現状の売上や顧客の需要などの市場の状況を示す情報や、商品等の名前、商品等の種類、利用目的、製造・販売企業名、価格といったような商品等の情報や、在庫情報や、今後の販売計画等の情報等、を有しているのかを知る事ができればよいため、その商品等の割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶していればよい。なお、その商品等の割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶するとは、その商品等の全ての割付対象の属性情報を記憶しておく必要はない事に加え、その割付対象が有する全ての属性情報を記憶しておく必要はないということである。例えば、Aという商品等の割付対象が文章と画像であった場合では、同一の商品等の割付対象が有する属性情報は略同じになると考えられるため、属性情報記憶手段には、どちらか片方の割付対象の属性情報を記憶していればよく、両方の属性情報を記憶する必要はない。例えばこのとき、割付対象である画像の属性情報を記憶すると決めた場合は、この割付対象である画像が有する全ての属性情報を記憶する必要はなく、例えば、属性情報のうち、販売企業名や商品名などは、割付対象である画像や文字等にも含まれる情報である為、属性情報記憶手段には記憶せず、在庫数や売行き等のように割付対象である画像や文字等には含まれない情報のみを記憶するようにすることが可能である。このように、属性情報記憶手段に記憶する属性情報を限定することによって、属性情報記憶手段の能力を超えることなく、属性情報を記憶する事が可能になる。なお、挙げた例のように、どちらか片方の属性情報のみを記憶する場合等では、各割付対象に何らかのつながりを持たせておき、属性情報を記憶しない割付対象からも属性情報が確認できるようにすることが好ましい。もちろん、ある商品等が複数の割付対象を有している場合に、それぞれの属性情報が割付対象毎に異なる場合は、夫々の割付対象毎に記憶しておく必要があるのはいうまでもない。
【0023】
更に、本願発明では、割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記属性情報に基づいて種類を表示するための分類情報を記憶する分類情報記憶手段とを有し、更に、画像表示手段が割付対象に対応する分類情報をと画面に表示するため、各割付対象が本当に適切な位置等に割付けられたのかを確認する作業を容易に行うことが可能になる。
【0024】
特許文献1や特許文献2が開示している割付装置では、デザイナーが行っていたような設計作業を行うことができないのは、各割付対象が有する属性情報を表示する機能を有していないため、画面に表示された各割付対象が、本当に適切な位置等に割付けられたのかの確認を容易に行うことが困難であることにも起因する。つまり、本願発明の属性情報の一部である、商品等の名前や製造・販売企業名や価格等の情報は、割付対象である文字にも書かれている情報である。よって、属性情報のうち、割付対象の文字に書かれていない情報である、各商品等の今後の販売戦略やこれまでの売上状況等の情報を、作成作業を行うオペレータに、作成作業を行う画面上ではなく紙面等で与えれば、設計作業と作成作業とを同時に行うことができるのではと予想される。しかし実際は、特許文献1及び特許文献2が開示している割付装置を用いて、設計作業と作成作業を平行して行うことは困難である。なぜなら、特許文献1及び、特許文献2が開示している割付装置では、各割付対象が本当に適切な位置等に割付けられたのかを確認する作業を行うことが困難だからである。
【0025】
各割付対象を割付けた後には、各割付対象が本当に適切な位置等に割付けられたのかを確認する作業(以下、「確認作業」と称す)を行う必要がある。一般的に行われている確認作業とは、少なくとも1ページ全体、又は、見開き全体を画面や紙面等に表示し、全体との関係で、各割付対象が最適な位置等で割付けられたのかを確認して行く作業である。言うまでも無く、この確認作業は、チラシ等を製作する上で重要である。つまり、前述したように、割付対象が割付けられる位置等というのは、売上を左右するという非常に重要な意味を含んでいるため、少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を画面や紙面等に表示することによって、全体との関係から最適な位置等の検討を行うことが可能になるからである。その結果、各商品等が偏って割付けられていないかどうかを確認する事が可能になり、偏って割付けられたチラシ等を作成することを防ぐ事が可能になる。デザイナーによって設計作業が行われていた頃は、次工程に渡す指示書を作成することによって、確認作業を行っていた。つまり、デザイナーは、自らの頭の中、若しくはラフ等を作成することによって大体の位置等を思案し終わると、次工程に各割付対象の位置等を指示するために作成する指示書を作成する。そして、この指示書を作成しながら、全体との関係から最適な位置等の検討を行っていたのである。指示書は、1ページ単位で作成されていたため、見開きページ全体、複数ページ全体、若しくはチラシ等全体を確認する場合は、それぞれのページの指示書を平面上に並べてゆけばよかったのである。
【0026】
しかし、設計作業と作成作業とを平行して行うにあたり、指示書を作成する必要がなくなった代わりに、画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示し、この全体が表示された画面を見ることによって確認作業を行う必要がある。しかし、特許文献1及び、特許文献2が開示している割付装置では、このように画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示することによって、全体との関係から最適な位置等を検討するという確認作業を行うことが困難であるという問題を有しているため、設計作業と作成作業とを平行して行うことが困難なのである。
【0027】
すなわち、作成作業に使用される画面というのは、実際のチラシやカタログの大きさよりも小さいことが多い。例えば、通常、チラシ等は、1ページ当りの大きさがA4の大きさであるのに対し、画面は、A4よりも小さいことが多い。そこで、A4のチラシ等の全体を画面に表示するためには、各割付対象を実際に印刷される大きさよりも縮小して表示しなければならない。更に、チラシ等の見開きページを画面に表示しようとした場合には、更に縮小しなければならない。つまり、画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示するためには、各割付対象である文字や画像を、実際に印刷される大きさよりも縮小する必要がある。
【0028】
そして、特許文献1や特許文献2が開示している割付装置で確認作業を行おうとすると、最適な位置等を検討するために、属性情報を画面に割付けられた文字、及び、与えられた紙面等から得なければならない。つまり、画面に割付けられた文字から、属性情報の一部である商品等の名前や製造・販売企業名や価格等の情報を得、更に、与えられた紙面などから割付対象の文字には含まれていない属性情報である、各商品等の今後の販売戦略やこれまでの売上状況等の情報を得なければならない。そして、与えられた紙面等から属性情報を得るためには、各割付対象がどの商品等と対応しているのかを把握しなければならず、その結果、オペレータは、各割付対象がどの商品等と対応しているのかを知るために、割付けられた文字を読んだり、画像を確認したりしなければならない。つまり、縮小された文字を読んだり、縮小された画像を確認することによって、各割付対象がどの商品等と対応しているかを判断しなければならない。しかし、同一ページに掲載される商品等は略同じ種類であることが多いため、各画像にほとんど差異がない場合もあり、画像から対応する商品等を把握することは困難である。例えば、ドッグフードのドライタイプ−子犬用−主食用と、ドライタイプ−成犬用−主食用では、パッケージに描かれた犬の写真のみに差異があるという場合もある。また、割付対象の文字というのは、商品等の説明などであり、画像よりも小さい場合が多い。つまり、縮小してしまうとほとんど読めない場合がある。したがって、割付対象がどの商品等と対応しているかを把握するために、何度も拡大と縮小を繰り返したりしなければならない。これでは、効率が悪いだけでなく、ミスも生じてしまう。
【0029】
更に、特許文献1又は特許文献2が開示している割付装置を用いて確認作業を行おうとすると、割付対象の文字や紙面等によってその商品等が有する属性情報を得た後には、得た属性情報を自ら記憶する、または別途メモにとる等のことをしなければならない。なぜなら、属性情報が画面に表示されていないからである。確認作業をするには、他の割付対象との相対的な関係から、最適な位置等を検討しなければならない。したがって、掲載される商品等の数分、属性情報を記憶したり、メモを取ったりしなければならず、これでは、効率が悪いだけでなく、ミスも生じてしまう。結局、特許文献1又は特許文献2が開示している割付装置を用いて、設計作業も並行して行おうとすると、効率が悪くなるだけでなく、ミスが生じる可能性が高くなってしまうのである。
【0030】
しかし、本願発明では、属性情報に対応した分類情報を画面に表示するため、少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を画面に表示し、割付対象が縮小されることにより文字や画像が見難くなってしまっても、分類情報を参照することよって属性情報を容易に把握する事が可能である。つまり、確認作業を行うために、画面に少なくとも1ページ全体、又は見開き全体を表示することにより、割付対象が縮小されて見え難くなってしまっても、分類情報を判読可能な形態で表示することが可能であるため、分類情報を参照することで、分類情報から割付対象が有する属性情報を把握する事が可能になり、確認作業を円滑に進めることが可能になる。ここで、分類情報を判読可能な形態で表示するということは、例えば、分類情報を文字にした場合では、大きさが4級以上の文字で表示すれば、画面上で判読する事が可能になる。また、大きさが7級以上の文字で表示すれば、画数の多い漢字等も画面上で判読可能になるので好ましい。また、例えば、分類情報を模様や色にすれば、縮小に関係なく分類情報が判読可能になり、確認作業を円滑に進めることが可能である。
【0031】
更に、本願発明では、属性情報に対応した分類情報を画面に表示するため、表示した、少なくとも1ページ全体、又は、見開き全体に割付けられた各割付対象の属性情報を記憶したり、メモに残したりする必要がなくなるため、確認作業を円滑に進めることが可能である。更に、分類情報を、文字や絵のように一目見るだけで属性情報の内容がわかる形態で表すことによって、各分類情報がどのような属性情報と対応しているのかを別途確認する必要がなくなるため、好ましい。
【0032】
なお、基準パターンと、基準パターン内に割付けられた割付対象と、割付対象に対応する分類情報が、どれくらいの規模で画面に表示されるかは作業の進行に従って適宜変更する事が可能である。例えば、設計作業時に全体との関係で最適な位置等を決定する際は、少なくとも1ページ全体や見開きページ全体を表示した方が全体との関係から書く割付対象のバランスを考慮する事ができるし、各割付対象の位置等が決定して作成作業を行う際は、基準パターンの単位パターン毎に表示した方が、より精度よく割付けることが可能になる。なお、チラシ等全体を画面に表示し、チラシ等全体からそれぞれの割付対象の位置等を検討する際は、少なくとも1ページ、又は、見開きページ毎に表示し、画面をスクロールすることによって全てのページを確認するようにした方が、ページ内での位置等の検討を行うと同時にチラシ等全体での位置等の検討も可能になるので好ましい。例えば、カタログのような何十ページにもなるものの場合、カタログ全体からの位置等の検討を行う場合では、一つの画面に全てのページを表示してしまうと、一つの割付対象があまりにも小さくなってしまい、返って検討ができなくなってしまう。よって、少なくとも1ページ全体、又は見開きページ全体を1単位として画面に表示し、画面をスクロールすることで全てのページを確認する事ができるようにする方がページ内での位置等の検討を行うと同時に、カタログ全体における位置等の検討も可能になる。
【0033】
更に、本願発明では、基準パターン内に設けられた割付対象と、割付対象に対応する分類情報をと画面に表示するにあたって、略矩形を複数配した基準パターンを画面に表示するとともに、基準パターン内に割付けられた割付対象と、当該割付対象に対応する分類情報とを、画面の当該割付対象が割付けられている略矩形の略内側に表示する為、各分類情報がどの割付対象と対応しているのかを容易に判断することが可能になる。
【0034】
つまり、分類情報を画面の任意の場所に表示した場合、どの分類情報がどの割付対象と対応しているのかが困難な場合も考えられる。例えば、1つのページ内に割付ける割付対象の数が多い場合に、割付対象と分類情報を線で結ぶようにして表示したならば、どの分類情報がどの割付対象と対応しているのかの判別が困難になってしまう。しかし、本願発明では、分類情報は対応する割付対象が位置する略矩形の略内側に表示される為、どの分類情報がどの割付対象と対応しているのかを容易に判断することが可能になる。つまり、割付対象は、基準パターンを形成する少なくとも一つの略矩形の略内側に割付けられる。そして、一つの割付対象が割付けられた略矩形内には、別の商品等を示す割付対象が割付けられるということは無い。例えば、一つの略矩形の中に、Aという商品の割付対象である画像が割付けられた場合、その略矩形内の空いている所には、同じAという商品の割付対象である文字が割付けられることがあっても、Bという商品の割付対象である画像が割付けられることはない。つまり、略矩形は、その割付対象が示す商品の領域を示しており、略矩形を形成する各片は、その割付対象が示す商品と他の商品との境界線を意味している。また、連接する複数の略矩形の略内側に割付けられた場合も同様に、連接する複数の略矩形の外周は、その割付対象が示す商品と他の商品との境界線を意味している。本願発明では、分類情報は、割付対象が割付られた略矩形の略内側、すなわち、割付対象が示す商品の領域内に表示される為、分類情報と割付対象を線等で結ぶことなく、分類情報がどの割付対象と対応しているかを容易に判断することが可能になる。
【0035】
ここで、分類情報が表示される略矩形の略内側とは、割付対象が割付けられている略矩形の外周の略内側ということである。例えば、割付対象が一つの略矩形の中に割付けられていれば、その略矩形を形成する外周よりも内側ということである。また、例えば、割付対象が連接する複数の略矩形の中に割付けられていれば、その連接辺以外の辺を結んだ周、すなわち、外周よりも略内側ということである。なお、略内側とは、外周よりも内側が好ましいが、外周を形成する線の上にかかってしまってもよい。このとき、分類情報が割付対象にかかってしまってもよいが、割付対象に係ってしまった結果、割付対象が見難くなってしまうことが考えられる為、分類情報は割付対象にかからないようにした方が好ましい。
【0036】
また、分類情報は、割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形の割付対象以外の部分、すなわち、背景に表示することも可能である。そして、略矩形内の背景に分類情報を表示する場合は、分類情報に本願請求項2記載の発明である色情報を採用すると、割付対象に対応する分類情報をよりわかりやすく表示する事が可能になるため、より効率良く分類作業と作成作業の両方を行うことが可能になる。更に、分類情報を背景に表示する際は、背景全てに表示した方が、一つ一つの割付対象を縮小して表示した場合でも、分類情報を容易に確認することが可能になり、より効率良く割付作業を行うことが可能になるため好ましい。
【0037】
なお、分類情報を割付対象が割付けられた少なくともひとつの略矩形の略内側に表示する際、どれくらいの大きさに分類情報を表示させるかは任意に決めることが可能である。ただし、あまりにも分類情報を小さく表示してしまうと、画面に全体を表示しようとして、各割付対象が縮小して表示された場合に、分類情報が確認できなくなってしまう可能性もある。本出願人の実験では、分類情報を色情報にし、割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形の面積の20分の1では、画面を25%縮小しても分類情報を確認する事が可能であり、10%縮小してしまうと、少々確認が困難であった。また、分類情報を色情報にし、割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形の面積の3分の1では、画面を10%縮小しても分類情報を確認する事が可能であり、更に、割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形の面積の2分の1では、画面を10%縮小しても分類情報を容易に確認する事が可能であった。したがって、分類情報に色情報を採用して、割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形の割付対象以外の部分に分類情報を表示する場合は、分類情報が占める面積は、その少なくとも一つの略矩形の面積の20分の1以上であることが好ましく、更には、3分の1以上で有ることが好ましい。
0038
また、本願発明の請求項2は、前記属性情報記憶手段は少なくとも一つのカテゴリー名を記憶するカテゴリー名記憶部を有することを特徴とする請求項1記載の割付システムである。
0039
すなわち、本願発明の請求項2によれば、属性情報記憶手段は、少なくとも1つのカテゴリー名記憶部を有しているため、カテゴリー名記憶部に記憶された各カテゴリー毎に属性情報を記憶することが可能になり、各カテゴリー毎に分類情報を表示することが可能になる。その結果、知りたい属性情報のみを表示する事が可能になる。
0040
つまり、請求項1に含まれる形態である、属性情報記憶手段に記憶されている属性情報に基づいた分類情報を表示する場合は、各割付対象が有する全ての属性情報を表示する為、全ての属性情報をもとに各割付対象の最適な位置等を検討する事が可能になるが、全ての属性情報を表示する必要が無い場合もある。例えば、あるチラシ等を作成する場合を考えてみる。そのチラシ等の1ページには5つの商品を割付けることが決まっているとすると、1ページに掲載する5つの商品の候補を、掲載する全商品の中から抜粋する際は、全ての属性情報をもとにして抜粋するが、抜粋した5つの商品をどの位置等に割付けるかを決める際には、全ての属性情報は必要ではなく、在庫情報や、市場での各商品の需要等の情報さえあればよいという場合もある。本願発明の請求項2では、属性情報記憶手段がカテゴリー名記憶部を有しており、各属性情報をカテゴリー名毎に記憶する事が可能になる為、各カテゴリー毎に分類情報を表示する事が可能になる為、知りたい属性情報のみを表示する事が可能になる。
0041
ここで、カテゴリー名記憶部に記憶されるカテゴリー名とは、属性情報を区わけするために使用される名称である。この区分けは、同じ概念同士を分けるようにしてもよいし、例えば割付対象の商品毎というように、特定のルールを定めて区分けをするようにしてもよい。つまり、カテゴリー名とは、区分けされたカテゴリーに付けられる名称である。例えば、Aという割付対象のドライタイプ−子犬用−主食用−売行良好−在庫数100という属性情報を、一つ一つ区分けする場合は、ドライタイプのカテゴリー名を「タイプ」、子犬用のカテゴリー名を「成長具合」、主食用のカテゴリー名を「食事」、売行良好のカテゴリー名を「売行き」、在庫数100のカテゴリー名を「在庫数」となる。このように、各カテゴリー毎に区分けすることによって、例えば、タイプというカテゴリー毎や、犬の成長具合というカテゴリー毎に分類情報を表示させることが可能になる。もちろん、他の割付対象に対応する属性情報も、同じカテゴリーに区分けすることによって、各割付対象をどの位置等に割付けるかを検討する際に、カテゴリー毎に分類情報を表示して検討する事が可能になる。例えば、Bという割付対象のウェットタイプ−老犬用−おやつ用−売行不良−在庫数600という属性情報を、「ウェットタイプ」という属性情報を「タイプ」というカテゴリー名に、「老犬用」という属性情報を「成長具合」というカテゴリー名に、「おやつ用」という属性情報を「食事」というカテゴリー名に、「売行不良」という属性情報を「売行き」というカテゴリー名に、「在庫数600」という属性情報を「在庫数」というカテゴリー名に、それぞれ区分けすることによって、AとBの割付位置等を検討する際に、カテゴリー毎に表示して検討する事が可能になる。例えば、一つのページの中でどちらの割付対象を、最初に目に付く所に配置するかを検討する際は、これを検討するときに最も重要となる「売行き」というカテゴリー名に区分けされている属性情報のみを表示して検討する等のことが可能となる。
0042
なお、カテゴリー名は、区分けしたい属性情報によって任意の名称にする事が可能である。例えば、上述した例では、一つの割付対象が有する属性情報を一つ一つ区分けしたが、これに限定する必要は無く、複数の属性情報を一つのカテゴリー名で区分けすることも可能である。また、区分け方を階層的にすることも可能であり、例えば、上述した全てのカテゴリー名の上位に、ドッグフードというカテゴリー名を用意することも可能である。
0043
また、本願発明の請求項3は、前記分類情報は、色情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2何れか一つに記載の割付システムである。
0044
すなわち、本願発明の請求項3によれば、分類情報が色情報である為、一目で分類情報の区別を行うことが可能になり、より効率良く作業を進めることが可能になる。
0045
つまり、請求項1に含まれる形態である、分類情報を一つの色の絵や文字等で表す場合は、一目見てすぐに分類情報の区別を行うことが困難な場合も考えられる。例えば、画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示した場合において、分類情報も縮小して表示されてしまったならば、一目見るだけでは分類情報を把握できないということが生じる。しかし、本願請求項3記載の発明では、分類情報は色情報であるため、分類情報が縮小されて画面に表示されても、属性情報が何であるのかを一目で判断することが可能になる。つまり、各色毎に、それぞれの属性情報を対応させて表示することが可能になるため、色を判断することによって属性情報が何であるのかを判断することが可能になるため、一目で属性情報を判断することが可能になり、作業を効率よく行うことが可能になる。
0046
また、本願請求項3記載の発明では、確認作業をより効率良く行うことが可能になる。つまり、画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示し、各割付対象が最適な位置に割り付けられているかを確認する確認作業を行う際に、一目で属性情報を把握する事が可能である為、より効率良く確認作業を行うことが可能になる。つまり、請求項1に包含される形態である、分類情報を一つの色の絵や文字等で表すと、画面に少なくとも1ページ全体、又は、見開きページ全体を表示した際に、分類情報も縮小されて分類情報がどのような内容の属性情報を表しているかが、一目見ただけではわからなくなってしまう場合も考えられる。しかし、本願発明の請求項3では、分類情報は色情報であるため、分類情報が縮小されても、色を判断することが可能であるため、一目見るだけで分類情報がどのような内容の属性情報を表しているかがわかるようになり、確認作業を容易に行うことが可能になる。なお、この場合の縮小の度合いは、分類情報である色が何色かがわかる程度までであることはいうまでもない。
0047
更に、請求項2記載の発明である、カテゴリー名によって区分されたあるカテゴリー内に存在する属性情報に対応する分類情報を色情報にすることによって、更に効率よく確認作業を行うことが可能になる。例えば、カテゴリー名が「売行き」というカテゴリー内に存在する「売行良好」という属性情報に対応する分類情報を「赤い丸」、「売行不良」という属性情報に対応する分類情報を「黒い丸」とし、割付対象と線で結ぶように表示して確認作業を行う際では、ページ内の最も目につく所に割付けられている割付対象に対応する分類情報が赤い丸かどうかを確認するだけで確認する事が可能となり、確認作業を効率よく行うことが可能になる。
0048
また分類情報は色情報であるため、分類情報の種類を、前述した7種類より増やしても、混乱することなく区別する事が可能になる。例えば、12色色相環に代表される12色を用いることによって、分類情報を12種類定義しても混乱することなく区別する事が可能になる。したがって、模様や絵等を分類情報に採用する場合よりも、より多くの種類の分類情報を定義する事が可能になる。なお、あまりにも多くの色を作成してしまうと、一見しただけでは同じ色に見えることによって誤認を生じかねない為、好ましくは12色色相環に代表される12色、つまり、分類情報の種類は12種類以内にするのが好ましく、多くとも、12色色相環の各色の間に1色ずつ作成した48色の色相環に代表される48色以内、つまり、48種類以内にするのが好ましい。
0049
ここで、色情報とは、一般的に言われる色であり、具体的に説明すれば、光による視神経の刺激が脳の視覚中枢に伝えられて生ずる感覚であって、色相(色あい)・明度(明るさ)・彩度(あざやかさ)の三属性によって表されるものである。また、白、及び、黒を含む。また、分類情報は色情報であるとは、分類情報に色情報が含まれていればよいということである。よって、例えば、分類情報を色のみで定義してもよいし、さらには、模様や文字等と色情報を組み合わせてもよい。模様や文字等と色情報を組み合わせることによって、更に多くの種類の分類情報を定義する事が可能になる。なお、分類情報を色のみで定義する場合は、単色であってもよいし、複数の色を組み合わせても良い。例えば、ドライタイプ−子犬用−主食用−売行良好−在庫数100という属性情報を、青い丸と定義してもよいし、青い丸の中に黒い丸で水玉模様のようにしてもよいし、更には、青い字で「ドライー子犬―主食―売良―100」としてもよい。なお、色が塗られる枠は、前述した丸に限定する必要はなく、任意の形状を採用することが可能である。
【0050】
また、本願発明の請求項4は、前記属性情報は、前記割付対象である文字や画像等には含まれない情報のみからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の割付システムである。すなわち、本願発明請求項4によれば、属性情報記憶手段に記憶する属性情報を、割付対象である文字や画像等には含まれない情報のみに限定することによって、属性情報記憶手段の能力を超えることなく、属性情報を記憶する事が可能になる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本願発明の割付システムの構成を示すブロック図である。図1において、1は割付システム、2は割付作業コンピュータ、3は属性情報記憶手段であり分類情報記憶手段であり基準パターン記憶手段である記憶装置、4は記憶装置内の割付対象記憶部、5は記憶装置内の属性情報・分類情報記憶部、6は基準パターン記憶部、7は割付情報記憶部である。
【0052】
図1において、割付システム1は、文字や画像等の割付対象を所望する位置等に割付ける作業を行う為に使用されるシステムであり、割付作業コンピュータ2、記憶装置3によって構成されている。割付作業コンピュータ2は、このシステム全体を統括管理する機能を有すると共に、入力手段であるキーボードやマウス等と、表示装置であるモニターを備えており、表示された割付対象を所望する位置等に割付ける作業を行う機能を有する。また、記憶装置3は、属性情報記憶手段、分類情報記憶手段、基準パターン記憶手段であり、割付作業コンピュータ2についての外部記憶装置(例えばディスクドライブ装置等)である。本実施例では、ケーブルによって直接接続されている。後述するように、この記憶装置3内には、記憶装置内の割付対象記憶部4、記憶装置内の属性情報・分類情報記憶部5、基準パターン記憶部6、割付情報記憶部7が存在する。
【0053】
記憶装置3内に存在する割付対象記憶部4には、割付対象である画像や文字等が記憶されている。具体的には、チラシ等に掲載される商品等の割付対象である画像や文字等が、チラシ毎に記憶されている。図2は、記憶装置3内に存在する割付対象記憶部4に記憶されている、あるチラシ等に掲載される商品等の割付対象の記憶例を概念的に示した図である。図2に示す例では、一つの商品等に対して、掲載商品等ID、掲載画像、掲載文章という項目が用意されており、各項目には割付対象である画像と文字が各商品等毎に記憶されている。例えば、ある商品等では、掲載商品等ID:「002a021」、掲載画像:「A」、掲載文章:「全ての犬種、すべての年齢に安心して給餌できるドッグフード…」というデータが記憶されている。チラシ等に掲載される予定である商品等の数分、同様のデータが用意されることになる。
【0054】
また、記憶装置3内に存在する属性情報・分類情報記憶部5には、割付対象記憶部4に記憶されている割付対象の少なくとも一部の属性情報と、その属性情報に対応する分類情報と、属性情報を区分けするカテゴリー名が記憶されている。本実施の形態では、商品等の割付対象である掲載画像と掲載文章は同様の属性情報を有する為、掲載画像の属性情報のみが記憶されている。なお、本実施の形態では、割付対象である掲載文章の属性情報と分類情報は、掲載商品IDをたどることによって得ることが可能になっている。
【0055】
図3は属性情報・分類情報記憶部5に記憶されている記憶例を概念的に示した図である。図3に示す記憶例は、図2に示す割付対象の属性情報と分類情報を記憶した一例である。図3に示す例では、属性情報は、カテゴリー名によって区分けされて記憶されている。具体的には、「企業掲載名」、「犬種」、「売行き」、「索引」というカテゴリー名によって区分けして記憶されている。例えば、図2に示されている、掲載商品等IDが002a021の商品等の属性情報である、「iipet―J」、「全犬種全年齢」、「良好」、「犬」という属性情報は、「iipet―J」という属性情報が「企業掲載名」というカテゴリー名によって、「全犬種全年齢」という属性情報が「犬種」というカテゴリー名によって、「売行き」という属性情報が「良好」というカテゴリー名によって、「索引」という属性情報が「犬」というカテゴリー名によって、それぞれ区分けされて記憶されている。また、分類情報は、各カテゴリー名で区分けされた属性情報毎に記憶されている。本実施の形態では、分類情報は色を塗った円であるため、属性情報・分類情報記憶手段には、色の名前が記憶されている。例えば、「企業掲載名」というカテゴリー名で区分された「iipet―J」という属性情報には「黄色」という属性情報が、また「犬種」というカテゴリー名で区分された「全犬種全年齢」という属性情報には「緑」という属性情報が、また「売行き」というカテゴリー名で区分された「良好」という属性情報には「赤」という属性情報が、また「索引」というカテゴリー名で区分された「犬」という属性情報には「黄色」という属性情報が対応して記憶されている。そして、チラシ等に掲載される予定である商品等の数分、同様の情報が用意されることになる。なお、本実施の形態では、属性情報と分類情報を一つの属性情報・分類情報記憶部5にまとて記憶させたがこれに限定する必要はなく、例えば、属性情報記憶部と分類情報記憶部を設けて、属性情報は属性情報記憶部に、分類情報は分類情報記憶部にそれぞれ記憶するといったように分けることも可能である。
【0056】
本実施の形態では、各カテゴリー名によって分けられた属性情報に基づいて分類情報が記憶されている為、各カテゴリー名毎に分類情報を表示する事が可能になる。例えば、「犬種」というカテゴリー名を指定すれば、割付対象の画像であるAとBが割付けられた略矩形内に緑色の円が表示され、Cが割付けたられた略矩形内にオレンジ色の円が表示され、Dが割り付けられた略矩形内にシアンの円が表示されるようになる。ここで、互いに類似する属性情報には、互いに類似していない分類情報を対応させるようにすることによって、違いを明確にする事が可能になり、作業のミス等を防ぐ事が可能になるため好ましい。本実施の形態では、本実施の形態の割付対象のCとDは、同じ企業が提供しているカロリーの低いドッグフードであり、高齢犬用と成犬用という点のみ異なるというものであるため、割付対象である画像は非常に類似している。よって、両者の割付対象に対応させる分類情報には、互いに類似しない色、すなわち、補色の関係になるような色を対応させている。つまり、Cにはオレンジを、Dにはオレンジの補色であるシアンを対応させており、その結果、より違いを明確にする事を可能にしている。なお、このように、互いに類似している割付対象に、互いに類似しない分類情報を対応させる場合は、補色関係に限定する必要はなく、例えば、分類情報を色情報にするのであれば、暖色と寒色の関係にしてもよい。もちろん、分類情報を色情報に芝居場合でも、より違いが明確になる形状にする必要があり、例えば、分類情報を文字にする場合は、斜体や太字にしたり、フォントを変えれば、違いが明確になるため好ましい。また、カテゴリー名によって分けられた属性情報に基づいて分類情報を対応させることに限定する必要はなく、分類情報は任意の基準で定めることが可能である。例えば、属性情報をカテゴリー名で区分けせずに、全ての属性情報を表示させるように定義してもよい。
【0057】
また、本実施の形態では、属性情報は目次情報有している為、画面に少なくともページ全体、若しくは、見開きページ全体を表示した場合に、誤ったページに割付られた割付対象を容易に見つけることが可能になる。ここで、目次情報とは、実際にチラシ等を作成する際に掲載する目次若しくは索引等と対応した属性情報である。例えば、本実施の形態のおいて、掲載商品等IDが002a021の商品等は、目次で「犬」と表現されたページに割付けられる商品等であることを示している。目次や索引は、各商品等の所在ページを示しているため、この所在ページの情報を属性情報として有し、それを表示することによって、チラシ等全体との関係で、その商品が割付けられる位置等というのが最適なのかを確認する事が可能になる。すなわち、例えば、チラシ等の全体を表示したときに、目次や索引等の記載では、Aというページに割付けなえればならないと定まっている割付対象を、Dというページに割付けてしまった場合において、容易にその過ちを発見する事が可能になる。
【0058】
また、記憶装置3内に存在する基準パターン記憶部6には、割付対象を割付ける際に目安となる基準パターンが記憶されている。本実施の形態では、基準パターンは、一ページ分の基準パターンを1単位としており、略矩形である長方形を縦方向に3つ横方向に3つ配したものである。割付作業を行う際は、1ページ分の割付を行う度に基準パターン記憶部6からこの基準パターンを読み出して使用することとなる。なお、本実施の形態では、基準パターンは、長方形を縦方向に3つ横方向に3つ配したものであり、一ページ分の基準パターンを1単位としたものであるが、これに限定する必要はなく、任意の基準パターンを採用することが可能である。例えば、略矩形を台形として、台形1つだけ配したものを基準パターンと刷ることも可能である。また、基準パターン記憶部6に記憶される基準パターンは、1種類に限定する必要はなく、任意の種類を記憶する事が可能である。更に、例えば、別のチラシ等で使用した基準パターンを記憶させておき、再利用する等のことも可能である。
【0059】
また、記憶装置3内に存在する割付情報記憶部7には、割付作業が終了し、各割付対象が所望する位置等に割付けられた結果である割付情報が記憶される。本実施の形態では、割付情報記憶部7に記憶される割付情報とは、割付作業の結果得られる、各割付対象の位置等を座標で表現したものある。そして、次工程には、この座標が渡されるようになる。
【0060】
なお、図1に示す構成は一実施例として示したものであり、相互の接続方法は適宜変更し得るものであるし、コンピュータの仕様も適宜変更し得るものである。例えば、割付作業コンピュータはサーバーとも接続されており、属性情報記憶手段と分類情報記憶手段と基準パターン記憶手段をサーバにすることも可能である。この場合は、割付対象記憶部、属性情報・分類情報記憶部、割付情報記憶部がサーバに設けられるようになる。なお、属性情報記憶手段と分類情報記憶手段と基準パターン記憶手段を一つの記憶装置やサーバーにまとめる必要はなく、各記憶手段は任意に設定する事が可能である。例えば、属性情報記憶手段と分類情報記憶手段はサーバーにして、基準パターン記憶手段は外部記憶装置にするという事も可能である。そして、割付対象や属性情報等をサーバより読み出して割付作業を行い、割付作業の結果出来上がった割付情報をサーバーに記憶させるようになる。更に、本実施の形態において、各記憶部に記憶されている情報の記憶の形態は、1実施例として示したものであり、各記憶部にどのように情報を記憶するかは適宜変更することが可能である。例えば、本実施の形態では、割付情報記憶部7には、各割付対象の最適な位置等を示す座標が記憶されるが、これに限定する必要はなく、任意の方法を採用する事が可能である。例えば、割付対象が割付けられたページのレイアウトそのものを記憶するようにしてもよい。
【0061】
また、割付作業コンピュータ2は、このシステム全体を統括管理する機能を有すると共に、入力手段であるキーボードやマウス等と、表示装置であるモニターと、記憶装置3内の割付対象記憶部4、属性情報・分類情報記憶部5、基準パターン記憶部6に記憶されている、割付対象と分類情報と基準パターンを、モニターの画面に表示する表示手段とを備えており、画面に表示された割付対象を所望する位置等に割付ける作業を行う機能を有する。図4は、割付作業を行なっている際の画面の状態の一例を示したものである。図4において、10は割付対象表示ウィンドウ、11は分類情報表示ウィンドウ、12は割付ウィンドウ、13は割付対象、14は分類情報である色を塗った円、15は各分類情報が対応する属性情報、17は基準パターンである。
【0062】
また、図4に示した例は、標準パターン17に割付対象13が割付けられる前の状態を示しており、画面には、割付対象表示ウィンドウ10と、分類情報表示ウィンドウ11と、割付ウィンドウ12の3つのウィンドウが開かれている。割付対象表示ウィンドウ10には、記憶装置3内の割付対象記憶部4に記憶されている各割付対象13と、各割付対象13に対応する分類情報14がそれぞれ表示されている。また、分類情報表示ウィンドウ11は、分類情報14がどの属性情報と対応しているのかを伝える為に設けられているウィンドウであり、このウインドウには各分類情報毎に対応する属性情報15が表示されている。なお、属性情報をカテゴリー名によって区分した場合は、分類情報表示ウィンドウ11には区分されたカテゴリー毎に表示した方が、見やすくする事が可能になるので好ましい。また、割付ウィンドウ12には、基準パターン記憶部6に記憶されている基準パターン17が2つ、すなわち、見開きページ分表示されている。なお、各ウィンドウは、スクロールすることによって続きを画面に移すことが可能であり、更に、表示する対象を縮小することによって、スクロールしなくても全体を見ることも可能である。また、分類情報は、常に表示されているものではなく、分類情報によって割付対象がわかりにくくなってしまう等の場合の為に、分類情報14の表示は切り替えが可能になっている。なお、本実施の形態では、ウィンドウの数は、割付対象表示ウィンドウ10と分類情報表示ウィンドウ11と割付ウィンドウ12の3つのウィンドウであるが、これに限定する必要はなく、任意の数にする事が可能である。例えば、少なくとも、本実施の形態の割付ウィンドウのように割付対象が割付けられるウィンドウと、割付対象表示ウィンドウのように割付対象が表示されているウィンドウさえあれば、各割付対象をどの位置等に割付けるかを検討する事が可能である。また、割画面にチラシ等全体を表示し、全体との関係で最適な位置等を検討する確認作業を行う際は、割付ウィンドウのみを表示した方が、より見易い状態で全体を表示する事が可能になる。
【0063】
実際に各割付対象13の最適な位置等を決定する際は、割付対象表示ウィンドウ10に表示されている割付対象を、割付ウィンドウ12にドラッグさせることによって、位置等を決定して行く。本実施の形態では、割付対象表示ウィンドウ10に表示されている割付対象13が、基準パターン17を形成する一つの略矩形を縦横同じ比率で縮小した枠の中に表示されており、この枠の中に表示されている文字や画像を、割付ウィンドウ12へドラッグすることで割付作業を進めてゆく。分類情報14は、この枠内の、割付対象13の近傍に表示されており、各属性情報毎に異なる色で塗った円で定義されている。割付作業を行う際は、この円の色によって、各割付対象13がどのような属性情報を有しているのかを判断して行われる。例えば、本実施の形態では、売行きが良好な商品等の割付対象には分類情報14である赤い丸が、売行きが普通な商品等の割付対象には分類情報14である黄色い丸が、それぞれ枠内に表示されるため、この色の違いから、どの商品等の割付対象をより目につくように割付けるかを判断することが可能になる。すなわち、画面を見るだけで、各割付対象13がどのような属性情報を有しているのかを、容易に確認できる為、割付対象13を動かしながら最適な位置等を決めてゆくことが可能になり、その結果、従来デザイナーによる設計作業とオペレータによる作成作業という2つの工程によってなされていた割付作業を、1つの工程で行うことが可能になる。また、本実施の形態では、属性情報がカテゴリー名によって区分けされているため、属性情報をカテゴリー毎に表示する事が可能になり、より作業を効率よく進めることが可能である。なお、本実施の形態では、分類情報14を色別の円としたが、これに限定する必要はなく、任意の形態を採用する事が可能である。もちろん、枠や略矩形内の、割付対象である画像や文字以外の部分、すなわち、背景に色を表示することも可能である。また、本実施の形態では、割付対象13は、基準パターン17を形成する一つの略矩形を縦横同じ比率で縮小した枠の中に表示されているが、これに限定する必要はなく、任意の形態を採用する事が可能である。例えば、枠を設けないで、画像や文字等のみを表示させることも可能である。なお、枠を設けない場合は、分類情報14と割付対象13を線で結び、どの分類情報14がどの割付対象13と対応しているのかを明確にした方が好ましい。
【0064】
割付対象表示ウィンドウ10から割付ウィンドウ12に、割付対象14をドラッグした後は、各割付対象14を所望の大きさに拡大して割付作業を行って行く。図5には、図4の割付ウィンドウ14に表示されている6つの割付対象のうち、左上と左下の割付対象13を割付けた状態の一例が示されている。つまり、図5は、割付作業を行なっている際の画面の状態の一例を示したものである。図5において、18は割付対象13が割付けられている少なくとも一つの略矩形の外周である。なお、図4と同じ番号を付したものは同じものであるため説明は割愛する。図5に示す例では、基準パターン17内にドラッグされた割付対象13は、基準パターン17を形成している縦横に3つずつ配された各略矩形のうち、左上に配置された隣り合う4つの略矩形内に割付けられている。つまり、左上に配置された隣り合うの大きさに収まるように拡大されて割付けられている。そして、この4つの略矩形で形成される領域が、この割付対象の領域ということになる。この割付対象だけ、大きく割付けられたのは、この割付対象がより売り出したい商品であるからである。図示しないが、他の商品は、一つの略矩形に割付けられてゆく。
【0065】
また、分類情報14は、割付対象13が割付けられている少なくとも一つの略矩形の外周18の略内側、すなわち本実施の形態では、割付対象が割付けられた4つの略矩形の外周よりも内側に設けられており、割付対象表示ウィンドウ10の枠内に表示されていた分類情報14と同じ情報が表示されている。本実施の形態では、一つの商品等の割付対象である文字と画像は同じ分類情報を有する為、割付ウィンドウ112の基準パターン17に割付けられた後は、分類情報14は一つだけ表示されている。図示しないが、例えば、一つの商品等の割付対象である文字と画像の分類情報が異なる場合は、画像の近傍に画像の分類情報が、文字の近傍に文字の分類情報がそれぞれ表示されることになる。
【0066】
また、割付対象13が割付けられた後は、画面に少なくとも1ページ、若しくは、見開きページを表示して、各割付対象13が本当に最適な位置等に割付けられたのかを確認する確認作業が行われる。この確認作業は、各割付対象13が最適な位置等に割付けられたのかを確認する事が可能であれば、任意のタイミングで行うことが可能である。例えば、割付対象13が任意の数、割付けられた後に行っても良いし、全て割付けられた後に行っても良い。図6は、確認作業を行なっている際の画面の状態の一例を示したものである。図6において、図4、図5と同じ番号を付したものは同じものであるため説明を割愛する。図6に示す例では、確認作業は、見開きページ全体に割付対象が割付けられた後に、確認作業を行っている例であり、割付ウィンドウ12には見開きページ全体が表示されている。また、割付対象表示ウィンドウ10には、他のページに割付けられる割付対象13が表示されている。例えば、割付ウィンドウ12に表示されているある割付対象13の位置等が最適ではないと判断して他のページに移動させる場合は、その割付対象13を割付ウィンドウ12から割付対象表示ウィンドウ10へドラッグすることで割付対象表示ウィンドウ10に戻すことが可能である。なお、本実施の形態では、見開きページを表示して、確認作業を行っているが、これに限定する必要はない。例えば、1ページだけ表示して、画面をスクロールすることで見開きページの確認を行うことも可能である。また、図示しないが、チラシ等全体の確認作業を行う場合もあり、この場合は、例えば、チラシ等全体を表示してもよいし、見開きページ毎に表示してスクロールすることによって全体を確認するようにしてもよい。
【0067】
また、分類情報14は、割付対象13が割付けられた少なくとも略矩形の外周18の略内側に、属性情報に基づいて異なる色で塗られた円として表示されている。本願発明では、分類情報14が表示されているため、分類情報14を見るだけで、各商品等がどのような属性情報を有しているのかを容易に把握する事が可能になるため、容易に確認作業を行うことが可能である。つまり、作業者は、画面に表示された、各色で塗られた円14を確認しすることで、各割付対象が本当に最適な位置等なのかを確認してゆく。例えば、本願発明では、属性情報は、カテゴリー名ごとに分類されて記憶されているため、「売行き」というカテゴリー名を指定すれば、売行きが良好である商品等の割付対象に対応する分類情報14は赤い丸で、売行きが普通である商品等の割付対象に対応する分類情報14は黄色い丸で表示される。よって、売行きという情報に基づいて確認作業を行いたい場合は、例えば、より売り出したいために大きく表示した割付対象13の属性情報が赤い丸であるかどうかを確認すればよいことになる。このようにして行われた割付作業の結果は、その位置等が座標データとして割付情報記憶部7に記憶され、次工程に渡されるようになる。なお、確認作業を行う際は、割付け対象表示ウィンドウと分類情報表示ウィンドウを閉じて、割付ウィンドウを画面全体に表示した方が、個々の割付対象を見やすくする事が可能になるので、好ましい。なお、割付対象13が割付けられた少なくとも略矩形の外周18は、割付対象が割付けられた領域を示す境界線を目安として設けたものであり、印刷するかしないかは任意に決定することが可能である。
【0068】
なお、図示しないが、分類情報を、色を塗った円ではなく、各割付対象が割付けられた少なくとも一つの略矩形内における割付対象以外の部分全体、すなわち、背景全体の色を変えるということで表示させることによって、より効率よく割付作業を行うことが可能になる。
【0069】
もちろん、分類情報を背景全体に表示することは、割付対象である文字が読み難くするということや、チラシ全体のできあがった状態をわかり難くするという欠点を有している。しかし、分類情報を背景全体に表示することは、これらの欠点を補うくらいの有効な効果がある。なぜなら、分類情報を、割付対象が位置する少なくとも一つの略矩形の略内側における背景全面に表示すると、画面に少なくとも1ページ、若しくは、見開きページを表示して確認作業を行う際において、分類情報をより認識しやすく表示する事が可能になり、その結果、確認作業を効率良く行うことが可能になるからである。
【0070】
例えば、図6に示したように、分類情報を、色を塗った円とした場合において、画面に少なくとも1ページ、若しくは、見開きページを表示して確認作業を行うことを考えてみる。このとき、色を塗った円が、そのページ内にどのように配置されているかを認識するという行為のみによって最適な位置等を確認することは困難である。この場合は、色を塗った円と、その円が位置する略矩形内に割付けられている割付対象とを結びつけてから、その割付対象の最適な位置等の確認を行っていかねばならない。しかし、分類情報を、割付対象が割付けられている少なくとも一つの略矩形の略内側における背景全面に表示する、つまり、分類情報を、割付対象が位置する少なくとも一つの略矩形の略内側における割付対象が割付けられていない部分全てに表示させる場合では、分類情報がページ内にどのように配置されているかを認識するだけで最適な位置等を確認することが可能になる。
【0071】
すなわち、分類情報が背景全面に表示されているため、分類情報が表示されている領域というのは、割付対象が割付けられている部分として認識する事が可能であるため、分類情報が表示されている領域を認識するだけで最適な位置等を確認する事が可能になる。つまり、割付対象と、その割付対象に対応する分類情報とが一体となっているように表示される為、上述した例のように、割付対象と、その割付対象と対応する分類情報とを結びつけを行う必要がなくなる。その結果、分類情報が表示されている領域を確認するだけで最適な位置等を確認する事が可能になり、確認作業を確実に行うことが可能になる。
【0072】
このことは、画面により多くのページを表示した場合や、画面をスクロールすることによって確認作業を行う際に、より効果がある。画面により多くのページを表示した場合において、例えば、図6のように分類情報を、色を塗った円で表示したならば、一つの割付対象とそれに対応する分類情報とを結びつけることが困難になってしまう場合も考えられる。しかし、分類情報を背景全面に表示して、割付対象とあたかも一体になるように表示することによって、割付対象と分類情報と結び付けが容易になり、確認作業を確実に行うことが可能になるだけでなく、分類情報を認識するだけで割付対象の位置等を確認する事が可能になり、確認作業の効率を向上させることが可能になる。このことは、画面をスクロールして確認作業を行う場合も同様である。
【0073】
なお、分類情報を背景全面に表示するということは、上述したように、文字が見難くなってしまったり、チラシ等のでき映えがわかり難くなってしまうといったような様々な欠点も有しているため、割付作業を行う作業者の熟練が必要である。よって、例えば、熟練していない頃は、分類情報の表示の仕方は背景全面に表示するという表示の仕方以外の方法を取り、作業者が熟練してきたら背景全面に表示するように切り替えてゆくといったように熟練度に応じて分類情報の表示方法を変えたり、また例えば、分類情報表示態様切替手段を設け、確認作業を行う場合のみ背景全面に表示するようにし、割付対象を正確に割付けを行う場合では、背景以外の方法を採用するというような工夫をすることが好ましい。なお、背景全面に表示される分類情報は、文字、記号、図形、模様、絵、若しくはこれらの結合等で等任意の形態を採用する事が可能であるが、割付対象とあたかも一体になるように表示される方が、より作業を効率良く行うことが可能になる為、模様、色、若しくはこれらの結合を採用する事が好ましい。結局、分類情報が、割付対象が位置する少なくとも一つの略矩形の略内側における背景全面に表示されることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の割付システムによって、より効率よく設計作業と作成作業の両方を行うことが可能になる。
【0074】
【発明の効果】
本願発明の請求項1によれば、割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、前記属性情報に基づいた分類情報を記憶する分類情報記憶手段とを有し、更に、画像表示手段が略矩形を複数配した基準パターンを画面に表示するとともに、基準パターン内に設けられた割付対象と、当該割付対象に対応する分類情報とを、画面の当該割付対象が割付けられている略矩形の略内側に表示するため、各分類情報がどの割付対象と対応しているのかを容易に判断することが可能になるので、一人の人間によって設計作業と作成作業の両方を行うことができ、かつ、二つの工程を経る従来の方法と同様の成果を出すことが可能になるという作用効果を奏する。
【0075】
また、本願発明の請求項2によれば、属性情報記憶手段は、少なくとも1つのカテゴリー名記憶部を有しているため、カテゴリー名記憶部に記憶された各カテゴリー毎に属性情報を記憶することが可能になり、各カテゴリー毎に分類情報を表示することが可能になる。その結果、知りたい属性情報のみを表示する事が可能になるという作用効果を奏する。
【0076】
また、本願発明の請求項3によれば、分類情報が色情報である為、一目で分類情報の区別を行うことが可能になり、より効率良く作業を進めることが可能になるという作用効果を奏する。
【0077】
また、本願発明の請求項4によれば、属性情報が、割付対象である文字や画像等には含まれない情報のみからなる為、属性情報記憶手段の能力を超えることなく、属性情報を記憶することが可能になるという作用効果を奏する。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の割付システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本願発明の割付けシステムにおいて、割付対象記憶手段に記憶されている、あるチラシ等に掲載される商品等の割付対象の記憶例を概念的に表した図である。
【図3】 本願発明の割付けシステムにおいて、属性情報記憶手段、及び、分類情報記憶手段に記憶されている、属性情報と、その属性情報に対応する分類情報の記憶例を概念的に表した図である。
【図4】 割付作業を行なっている際の画面の状態の一例を示した図である。
【図5】 割付作業を行なっている際の画面の状態の別の一例を示した図である。
【図6】 割付作業を行なっている際の画面の状態の別の一例を示した図である。
【符号の説明】
1…割付システム、2…割付作業コンピュータ、3…属性情報記憶手段と分類情報記憶手段と基準パターン記憶手段である記憶装置、4…記憶装置内の割付対象記憶部、5…記憶装置内の属性情報・分類情報記憶部、6…基準パターン記憶部、7…割付情報記憶部、10…割付対象表示ウィンドウ、11…分類情報表示ウィンドウ、12…割付ウィンドウ、13…割付対象、14…分類情報である色を塗った円、15…各分類情報が対応する属性情報、17…基準パターン、18…割付対象13が割付けられている少なくとも一つの略矩形の外周

Claims (4)

  1. 文字や画像等の割付対象を画面に表示し、入力手段を操作して所望する位置等に割付ける作業を行う割付システムにおいて、
    前記割付対象の少なくとも一部の属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
    前記属性情報に基づいた分類情報を記憶する分類情報記憶手段と、
    略矩形を複数配した基準パターンを記憶する基準パターン記憶手段と、
    前記略矩形を複数配した基準パターンを画面に表示するとともに、基準パターン内に割付けられた割付対象と、当該割付対象に対応する分類情報とを画面の当該割付対象が割付けられている略矩形の略内側に表示する画像表示手段と、
    を有することを特徴とする割付システム。
  2. 前記属性情報記憶手段は、少なくとも一つのカテゴリー名を記憶するカテゴリー名記憶部を有することを特徴とする請求項1記載の割付システム。
  3. 前記分類情報は、色情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2何れか一つに記載の割付システム。
  4. 前記属性情報は、前記割付対象である文字や画像等には含まれない情報のみからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の割付システム。
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