JP3148485U - 特定の顧客向けのocr用紙を印刷するための印刷装置 - Google Patents

特定の顧客向けのocr用紙を印刷するための印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】顧客の新規な購入意欲を促進させるための特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置を提供する。【解決手段】予め顧客名及び前記顧客名の顧客の世帯情報を記録しておく顧客記録手段、予め商品名に対応した画像を記録しておく画像記録手段、予め前記顧客の嗜好に関する情報を記録しておく嗜好記録手段、予め全ての顧客に推奨すべき商品名を記録しておく推奨商品記録手段、予め全ての顧客に季節毎に推奨すべき商品名が記録しておく季節毎の推奨商品記録手段、及び、前記嗜好記録手段を優先して、前記嗜好記録手段、前記推奨商品記録手段及び前記季節毎の推奨商品記録手段の何れかの手段から、特定の顧客向けに推奨すべき商品を決定するための決定手段を備え、決定された前記特定の顧客向けに推奨すべき商品に対応する画像を画像データ記録手段から抽出して、拡大商品表示欄に印刷することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、商品の発注のために使用される特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置に関する。
従来、この種のOCR用紙として、特許文献1に開示がされている。
このOCR用紙は、商品の購入を希望する者(顧客)に配布され、顧客側で必要な商品の個数等が記入できるように、商品名や商品のグラム数等を表示した商品名表示欄及び個数等を記入するためのOCR用の欄が設けられている。
しかしながら、従来のOCR用紙では、同じ大きさの商品名表示欄が印刷されており、顧客に購入してもらいたい新商品等の購入の促進につながらないという問題があった。
特開2003−141228号公報(図1)
そこで、本考案は、顧客の新規な購入意欲を促進させるための特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置を提供することを目的とする。
本考案者等は、鋭意検討の結果、下記の通り解決手段を見いだした。
即ち、本考案の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置は、請求項1に記載の通り、予め商品名を記録しておく商品名記録手段と、予め前記商品名に対応する商品価格を記録しておく商品価格記録手段とを備え、前記商品名記録手段から読み出された前記商品名と、前記商品価格記録手段から読み出された前記商品名に対応する前記商品価格とを、行列方向に複数配置されるように矩形状の商品表示欄に印刷するとともに、前記各商品表示欄の近傍に前記商品表示欄に表示された商品の注文数を記入するためのOCR用の記入欄を印刷するための特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置であって、予め顧客名及び前記顧客名の顧客の世帯情報を記録しておく顧客記録手段、予め前記商品名に対応した画像を記録しておく画像記録手段、予め前記顧客の嗜好に関する情報を記録しておく嗜好記録手段、予め全ての顧客に推奨すべき商品名を記録しておく推奨商品記録手段、予め全ての顧客に季節毎に推奨すべき商品名が記録しておく季節毎の推奨商品記録手段、及び、前記嗜好記録手段を優先して、前記嗜好記録手段、前記推奨商品記録手段及び前記季節毎の推奨商品記録手段の何れかの手段から、前記特定の顧客向けに推奨すべき商品を決定するための決定手段を備え、1つの前記商品表示欄の領域と比較して、行方向及び/又は列方向にそれぞれ2つ以上の前記商品表示欄の領域を有する矩形状の領域を拡大商品表示欄として、決定された前記特定の顧客向けに推奨すべき商品に対応する画像を前記画像データ記録手段から抽出して、前記拡大商品表示欄に印刷することを特徴とする。
また、請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置において、前記装置は、前記顧客の前記商品の購入履歴を記録した記録手段を備え、前記商品表示欄に印刷される商品と、前記購入履歴に記録された商品情報とが一致する場合には、前記商品表示欄に、網掛け印刷を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置において、前記顧客の嗜好は、前記顧客に対して複数の商品の中からアンケートにより選択された商品名であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本考案は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置において、前記拡大商品表示欄内に前記OCR用の記入欄と、前記商品表示欄の近傍に設けられた前記OCR用の記入欄とを、行方向に揃えて印刷することを特徴とする。
本考案によれば、顧客の新規な需要を喚起させることができる。また、特定の顧客の購入履歴がある商品については、網掛け表示を行うことができ、購入し忘れを防止することができる。
本考案の印刷装置により印刷される特定の顧客向けのOCR用紙は、特定の顧客に配布され、その者が、商品を発注できるように、矩形状の商品表示欄内に、商品名と価格とが表示され、その近傍に、商品の発注数を記入するための欄を有するものである。
以下に、本考案の印刷装置について、具体的に図面を参照して説明する。
図1は、本考案の一実施の形態の印刷装置のシステム構成図であり、図2は該装置により実行される処理のフローであり、図3は、該装置により印刷されたOCR用紙であり、図4は、該OCR用紙の拡大商品表示欄である。
図1及び図2に示すように、中央処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令を受け、OCR用紙が配布される特定の顧客に向けて、特定の商品を推奨するために、嗜好記録手段、推奨商品記録手段及び季節毎の推奨商品記録手段に記録されたデータを読み出し、嗜好記録手段に当該顧客への推奨商品が記録されている場合には、この推奨商品を優先して推奨商品とするものである。尚、推奨商品の決定に際しては、嗜好記録手段に、特定の顧客のキーワードや、味覚や年齢層等の嗜好を表すパラメータが記録されており、これらのキーワードやパラメータに対応する商品を商品名記録手段から読み出される。尚、嗜好記録手段に該当する商品名がない場合には、残りの推奨商品記録手段及び季節毎の推奨商品記録手段に記録されたデータの中から、季節毎の推奨商品記録手段に記録された商品を優先して推奨商品とすることが好ましい。顧客に向けて推奨する商品がなくなることを避けるためである。
また、決定に関しては、各手段間の優先順位を予め決定しておく必要があるが、その方法としては、各手段のデータ内に優先順位を記録するか、制御プログラムから読み出される各記録手段の順番を予め決定するようにする。また、更に、各手段において、複数の優先される商品がある場合には、これらの商品について、推奨する順位を予め決定しておき、優先順位の高い商品を選択するようにすればよい。
また、顧客に推奨した商品の時期を他の記録手段に記録しておき、決定された推奨商品が、前記推奨した時期から一定期間経過していない場合には、当該商品を推奨せずに、他の記録手段から商品を決定することが好ましい。短期間の間に同じ商品を推奨することを避けるためである。
各記録手段に記録されるデータは、予めキーボード等の入力手段により入力されるものであるが、この入力手段に関しては、本装置とは別の入力装置により入力して、外部記憶媒体や通信手段により転送してもよい。また、図2に示すように、入力の優先順位は特に設ける必要はない。
尚、本明細書において記録手段からのデータの読み出しや決定に関しては、周知のデータベースのプログラムを使用して行うことができる。また、出力としての印刷は、インクジェットやレーザー等の周知の印刷手段により行うことができる。また、この印刷に関して、商品名表示欄は、商品名や商品価格と同時でも、商品表示欄のみを先に印刷してもよい。
上記各記録手段に記録されているデータは以下の通りである。
1)商品名を記録しておく商品名記録手段
商品名が記録されたものである。
2)商品価格を記録しておく商品価格記録手段
上記商品名に対応する商品の価格が記録されたものである。
3)顧客名及び該顧客に関する世帯情報が記録された顧客記録手段
OCR用紙が配布される特定の顧客の氏名や名称等の顧客名と、顧客の世代、家族構成等の世帯情報が記録されたものである。
4)商品名に対応した画像が記録された画像記録手段
商品名や商品名に付されたコードに対応して、周知の形式で保存された画像データが記録されたものである。
5)顧客の嗜好に関する情報が記録された嗜好記録手段
顧客記録手段に記録された顧客に対して、アンケートにより、好みの商品、顧客の好みの味付け、無農薬の野菜か否か等の顧客の興味関心がある情報やこの情報に関するキーワードが記録されたものである。例えば、顧客の趣味がゴルフである場合には、キーワードとして「ゴルフ」が記録され、薄い味付けを嗜好する場合には、「薄味」等のキーワードか、これに対応する数値が付与される。
6)全ての顧客に推奨すべき商品名が記録された推奨商品記録手段
推奨商品とは、初期の状態で、OCR用紙に表示すべき商品をいうものとし、この推奨商品の商品名が記録されたものである。
7)全ての顧客に季節毎に推奨すべき商品名が記録された季節毎の推奨商品記録手段
四季、年中行事や月ごとに顧客に推奨するための商品名が記録されたものである。
上記手段により、印刷装置により、OCR用紙が印刷される。このOCR用紙には、図3に示すように、行列方向に隣接して矩形状の商品表示欄1が印刷される。この矩形状の商品表示欄1には、少なくとも、商品名2と価格3が印刷されるが、必要に応じて、商品のグラム数や生産地等を印刷してもよい。この場合には、商品の属性情報を記録した更なる記録手段を設ける必要がある。また、矩形状の商品表示欄1の寸法は、特に制限するものではないが、幅5〜10mm、高さ20〜40mm程度とすることができる。尚、商品表示欄1の形状の矩形状には、四隅の角部を丸く形成したものも含まれるものとする。
また、商品表示欄1の近傍、好ましくは、下方には、商品表示欄1に表示された商品の注文数を記入するためのOCR用の記入欄4が印刷される。このOCR用の記入欄4は、OCRにより読み取り可能な寸法であれば特に制限を設けるものではないが、幅4〜8mm、高さ5〜8mm程度とすることができる。また、行方向の間隔についても特に制限するものではないが、1〜3mm程度とすることができる。
また、図示されるように、行方向に印刷された商品表示欄とOCR用の記入欄の群5,6間の間隔についても特に制限するものではないが、2〜5mm程度とすることができる。
そして、上記決定された特定の顧客向けに推奨すべき商品に対応する商品画像データは、図3に示すように、OCR用紙の左上側の拡大商品表示欄7に印刷される。この拡大商品表示欄7は、1つの商品表示欄1の領域と比較して、行方向及び/又は列方向にそれぞれ2つ以上の商品表示欄1の領域を有する矩形状の領域として規定される。尚、拡大商品表示欄7の形状の矩形状には、四隅の角部を丸く形成したものも含まれるものとする。尚、拡大商品表示欄7を印刷する箇所については特に制限はないが、見た目を良くするためには、他の商品表示欄1と行方向又は列方向を揃えることが好ましい。
また、拡大商品表示欄7内に、OCR用の記入欄8を設け、商品表示欄1の近傍に設けられたOCR用の記入欄4とを行方向に揃えて印刷することが好ましい。拡大商品表示欄7と商品表示欄1のOCR用の記入欄4,8が行方向に揃えられているため、行方向にOCRを行う際に、他の商品表示欄1のOCR用の記入欄8と同様に読み取りが可能となるからである。
また、前記拡大商品表示欄7には、特定の顧客名、商品名、商品の属性等を印刷するようにしてもよい。
このように、拡大商品表示欄7を印刷することにより、OCR用紙が配布される特定の顧客に対して、他の商品よりも広い領域に表示された商品の画像により、購買意欲を促進させることが可能となる。
また、上記印刷装置の構成に対して、更に、顧客の商品の購入履歴を記録した記録手段を設け、商品表示欄1に印刷される商品と、購入履歴に記録された商品情報とが一致する場合には、商品表示欄1に、網掛け印刷1aを行うようにすることが好ましい。
購入履歴のある商品の商品表示欄に網掛け印刷をすることにより、当該商品を目立たせることにより、顧客が、定期的に購入する商品の発注のし忘れを防ぐとともに、継続した購入を期待することができるからである。
また、更に、拡大商品表示欄7に表示されなかった商品であって、推奨すべき商品について上記網掛け印刷1aと異なる色の網掛け印刷1bを行うようにしてもよい。この場合にも、顧客に推奨した商品の時期を他の記録手段に記録しておき、決定された推奨商品が、前記推奨した時期から一定期間経過していない場合には、当該商品を推奨せずに、他の記録手段から商品を決定することが好ましい。短期間の間に同じ商品を推奨することを避けるためである。
本考案の一実施の形態の印刷装置のシステム構成図 同装置により実行される処理のフロー 装置により印刷されたOCR用紙の説明図 同OCR用紙の拡大商品表示欄の説明図
符号の説明
1 商品表示欄
1a,1b 網掛け印刷
2 商品名
3 商品価格
4 OCR用の記入欄
5 商品表示欄の行方向の群
6 商品表示欄の行方向の群
7 拡大商品表示欄
8 拡大商品表示欄のOCR用の記入欄

Claims (4)

  1. 予め商品名を記録しておく商品名記録手段と、予め前記商品名に対応する商品価格を記録しておく商品価格記録手段とを備え、
    前記商品名記録手段から読み出された前記商品名と、前記商品価格記録手段から読み出された前記商品名に対応する前記商品価格とを、行列方向に複数配置されるように矩形状の商品表示欄に印刷するとともに、前記各商品表示欄の近傍に前記商品表示欄に表示された商品の注文数を記入するためのOCR用の記入欄を印刷するための特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置であって、
    予め顧客名及び前記顧客名の顧客の世帯情報を記録しておく顧客記録手段、
    予め前記商品名に対応した画像を記録しておく画像記録手段、
    予め前記顧客の嗜好に関する情報を記録しておく嗜好記録手段、
    予め全ての顧客に推奨すべき商品名を記録しておく推奨商品記録手段、
    予め全ての顧客に季節毎に推奨すべき商品名が記録しておく季節毎の推奨商品記録手段、及び、
    前記嗜好記録手段を優先して、前記嗜好記録手段、前記推奨商品記録手段及び前記季節毎の推奨商品記録手段の何れかの手段から、前記特定の顧客向けに推奨すべき商品を決定するための決定手段を備え、
    1つの前記商品表示欄の領域と比較して、行方向及び/又は列方向にそれぞれ2つ以上の前記商品表示欄の領域を有する矩形状の領域を拡大商品表示欄として、決定された前記特定の顧客向けに推奨すべき商品に対応する画像を前記画像データ記録手段から抽出して、前記拡大商品表示欄に印刷することを特徴とする特定の顧客向けの印刷装置。
  2. 前記装置は、前記顧客の前記商品の購入履歴を記録した記録手段を備え、前記商品表示欄に印刷される商品と、前記購入履歴に記録された商品情報とが一致する場合には、前記商品表示欄に、網掛け印刷を行うことを特徴とする請求項1に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置。
  3. 前記顧客の嗜好は、前記顧客に対して複数の商品の中からアンケートにより選択された商品名であることを特徴とする請求項1又は2に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置。
  4. 前記拡大商品表示欄内に前記OCR用の記入欄と、前記商品表示欄の近傍に設けられた前記OCR用の記入欄とを、行方向に揃えて印刷することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の特定の顧客向けのOCR用紙を印刷するための印刷装置。
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