JP6829737B2 - 決済端末及び決済システム - Google Patents

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Description

本発明は、決済端末及び決済システムに関する。
特許文献1には、取引端末装置(カード処理装置)において、店員や顧客等がカードの種類を意識することなく、カードに対するデータの読み取り又は書き込みをできるようにする技術が開示されている。具体的には、取引端末装置に設けられたスリット(正面連通口)の近傍に非接触型ICカードリーダ/ライタが配置され、スリット内部の手前側に磁気カードリーダが配置され、スリット内部の奥側に接触型ICカードリーダ/ライタが配置されている。当該装置では、カードをスリットに挿入することで、非接触、磁気、接触の順に検知を行う。
特開2004−272932号公報
特許文献1の技術では、非接触型ICカードリーダ/ライタ、接触型ICカードリーダ/ライタ、及び磁気カードリーダといった読取装置が1つのスリットの周辺に配置されている。一方、それら読取装置が全てアクティブな状態で、かつ、それぞれが近接して配置されている場合、カード情報を誤検出することがある。具体的に、接触型ICカードリーダ/ライタや磁気カードリーダは、情報の記憶部分に接触しないと情報を読取ることができないため、誤検出の可能性は低い。一方、非接触型ICカードリーダ/ライタは、電波送受の範囲に入れば、情報の読取りを行うことができる。そのため、取引端末装置の小型化が進むほど、非接触型ICカードリーダ/ライタによる情報の誤検出が発生するおそれが生ずる。
例えば、クレジット決済に使用するカードに接触型と非接触型のICチップの両方が搭載されていて、接触型のICチップにはクレジット決済用のカード情報が、非接触型のICチップにはクレジット決済用とは別のカード情報が書き込まれていた場合を想定する。接触型のICチップを使用する場合、接触型のICカードリーダ/ライタにカードを読ませる必要があるが、カードを装置に近づけた際、先に非接触型のリーダ/ライタが非接触型のICチップを検出してしまう。そして、非接触型のICチップにはクレジット決済用のカード情報が書き込まれていないため、エラーになってしまう。
これを解決するためには、カード決済を行う際に、カードの種類(磁気、非接触、接触)を予めユーザ(客若しくは従業員)に選択させ、該選択されたカードの種類に応じた読取装置をアクティブにしておくことが考えられる。しかしこれは、カード決済の度にユーザに選択操作を強いることになるため、処理の煩雑さを招くことになる。
本発明は、上記問題を鑑みて成されたものであり、複数の読取方法を有するカードに対するユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制する決済端末及び決済システムを提供することを目的とする。
第1の態様である決済端末は、接触型の読取装置に接触されたカード及び非接触型の読取装置と通信が確立されたカードからカード情報を取得可能な取得部と、ユーザによる操作を受け付ける操作部と、所定の条件に基づいて前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか一方を予め有効にさせると共に、前記操作部の操作により前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか他方を有効にさせるよう切り替えさせる有効切替部と、読み込まれた前記カード情報を用いて決済処理を行う決済実行部と、前記決済処理における決済情報を記憶する記憶部と、前記決済情報が有する前記読取装置毎の利用頻度を算出する算出部と、を備え、前記有効切替部は、顧客が支払い待ちの列を作る店舗の場合、前記非接触型の前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置として設定し、前記利用頻度の高い前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置に設定する。
第1の態様は、接触型の読取装置及び非接触型の読取装置からカード情報を取得可能な決済端末である。各読取装置は、決済端末が備えてもよいし、外部の端末(例えば、ピンパッド端末)が備えていてもよい。当該決済端末では、所定の条件により予め有効化させる読取端末が設定される。したがって、第1の態様によれば、ユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制することができる。
また、第1の態様によれば、店舗の態様によって決済種別を予め設定することができ、決済に係る顧客の待ち時間を短縮することができる。
また、第1の態様によれば、各種カードの利用頻度に応じて決済種別を予め設定することができる。
第2の態様である決済端末は、第1の態様において、前記有効切替部は、決済金額の閾値に基づいて、予め有効とさせる前記読取装置を設定している。
第2の態様によれば、金額によって決済処理を行うことができない決済種別に係る読取装置を予め除外することができる。
の態様である決済端末は、第1又は2の態様において、前記算出部は、決済処理が実行された時間毎に前記利用頻度を算出し、前記有効切替部は、現在時刻に対応する前記利用頻度に基づいて、予め有効とさせる前記読取装置を設定する。
の態様によれば、時間帯に応じて各種カードの利用頻度が異なる場合であっても、その時間の利用頻度に応じた決済種別を予め設定することができる。
の態様である決済システムは、決済処理が実行される決済端末と、前記決済端末と通信可能な処理サーバと、を備えた決済システムであって、前記決済端末は、接触型の読取装置に接触されたカード及び非接触型の読取装置と通信が確立されたカードからカード情報を取得可能な取得部と、ユーザによる操作を受け付ける操作部と、前記処理サーバの指示に基づいて前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか一方を予め有効にさせると共に、前記操作部の操作により前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか他方を有効にさせるよう切り替えさせる有効切替部と、読み込まれた前記カード情報を用いて前記決済処理を行う決済実行部と、を備え、前記有効切替部は、顧客が支払い待ちの列を作る店舗の場合、前記非接触型の前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置として設定する。
の態様は、接触型の読取装置及び非接触型の読取装置からカード情報を取得可能な決済端末を含む決済システムに適用される。各読取装置は、決済端末が備えてもよいし、外部の端末(例えば、ピンパッド端末)が備えていてもよい。決済端末では、処理サーバの指示により予め有効化させる読取端末が設定される。したがって、第の態様によれば、ユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制することができる。
また、第の態様によれば、店舗の態様によって決済種別を予め設定することができ、決済に係る顧客の待ち時間を短縮することができる。
の態様である決済システムは、第の態様において、前記処理サーバは、前記決済端末から前記読取装置毎の利用実績を取得する実績取得部と、取得された前記利用実績に基づいて算出された利用頻度の高い前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置に設定する設定部と、前記設定部において設定された前記読取装置を有効化するように前記決済端末に指示する指示部と、を備えている。
の態様によれば、各種カードの利用頻度に応じて決済種別を予め設定することができる。
本発明によれば、複数の読取方法を有するカードに対するユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制する決済端末及び決済システムを提供することができる。
第1の実施形態に係る決済システムの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る決済端末のハードウエア構成を示すブロック図である。 決済情報データの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る決済端末の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るピンパッド端末のハードウエア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るピンパッド端末の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理サーバのハードウエア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理サーバの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態の決済端末において実行される有効化処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態の決済端末における誘導画面であって(A)接触読取装置が有効である場合、(B)非接触読取装置が有効である場合の例である。 第1の実施形態の処理サーバにおいて実行される設定処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る決済端末のハードウエア構成を示すブロック図である。 判定テーブルの一例を示す図である。 第5の実施形態に係る決済端末のハードウエア構成を示すブロック図である。
本実施形態の決済システム10は、磁気カード、接触型ICカード、及び非接触型ICカードとしての機能を複数併せ持つ、所謂ハイブリッドカードによる決済処理に適用される。以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、本実施形態の決済システム10は、決済端末20と、ピンパッド端末30と、処理サーバ40と、を備えている。本実施形態では、決済端末20とピンパッド端末30とがUSBやRS232等の有線ケーブルで接続されている。しかしこれに限らず、決済端末20とピンパッド端末30とは、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)といった無線で接続することができる。また、有線ケーブルを使用せずに決済端末20とピンパッド端末30とを直接接続させてもよい。
決済端末20と処理サーバ40とは、ネットワークNを介して接続されている。本実施形態のネットワークNは、3G、4Gといった公衆無線回線を使った無線接続とされているが、これに限らず、有線で接続されていてもよい。
(決済端末)
決済端末20は、クレジットやデビットの売上、取消や口座振替の受付、取消といった業務内容の選択や金額等の取引内容の入力、伝票を印字する装置である。
図2は、本実施形態に係る決済端末20のハードウエアの構成の一例を示すブロック図である。
図2に示されるように、本実施形態の決済端末20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、タッチパネル24と、スピーカ25と、プリンタ26と、を備えている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21A、ROM(Read Only Memory)21B、RAM(Random Access Memory)21C、および入出力インターフェース(I/O)21Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O21Dには、記憶部22と、通信部23と、タッチパネル24と、スピーカ25と、プリンタ26と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O21Dを介して、CPU21Aと相互に通信可能とされる。
制御部21は、決済端末20の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、決済端末20の全体的な動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。
記憶部22としては、例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部22には、本実施形態に係る有効化処理を実行するための処理プログラム22Aが記憶される。また、記憶部22には、決済情報データ22Bが記憶されている。図3に示されるように、決済情報データ22Bは、決済処理毎の決済情報が記憶されている。具体的には、決済の日時、決済種別、決済金額、カード種別、業種・業態コード、商品コード等が記憶されている。なお、処理プログラム22A、及び決済情報データ22Bは、ROM21Bに記憶されていてもよい。
通信部23は、ネットワークNに接続されており、処理サーバ40とネットワークNを介して通信を行う。上述のように、通信部23とネットワークNとは無線通信を介して接続されている。また、通信部23は、ピンパッド端末30との通信インターフェースとしても機能する。上述のように、通信部23とピンパッド端末30とはUSBやRS232等の有線ケーブルで接続されている。
タッチパネル24は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置と、抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチセンサとを組み合わせたものである。タッチパネル24では、ユーザが画面上のボタンやアイコンに触れることで各種操作を行うことができる。このタッチパネル24は操作部に相当する。なお、操作部は表示装置と分離させてもよい。
スピーカ25は、決済処理に関する音声ガイダンスや、エラー時における警告音を報知するものである。プリンタ26は、決済伝票等を印刷するためのものである。
図4は、本実施形態に係る決済端末20の機能的な構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る決済端末20は、有効切替部200、決済実行部202、算出部204、情報取得部205及び決済処理部206として機能する。決済端末20は、CPU21Aが記憶部22に記憶されている処理プログラム22Aを読み出し、RAM21Cを作業領域として当該処理プログラム22Aを実行することにより、図4に示す各部として機能する。
有効切替部200は、ピンパッド端末30において、後述する接触読取装置CR及び非接触読取装置NRの何れか一方の読取装置を有効にさせる機能を有している。また、有効切替部200は、タッチパネル24の操作に基づいて、有効とされている接触読取装置CR及び非接触読取装置NRの何れか一方の読取装置を、他方の読取装置に切り替える機能を有している。
本実施形態の有効切替部200は、接触読取装置CR及び非接触読取装置NRの何れか一方の読取装置を決済処理時に予め有効にさせる機能を有している。本実施形態では、有効にさせる読取装置は、処理サーバ40の指示に基づいて設定される。
決済実行部202は、ピンパッド端末30の読取装置(接触読取装置CR、非接触読取装置NR)において読み込まれたカード情報を用いて決済処理を行う機能を有している。
算出部204は、記憶部22に記憶されている決済情報に基づいて、読取装置毎の利用頻度を算出する機能を有している。
取得部としての情報取得部205は、各読取装置において読み取られ、決済端末20から送信されたカード情報を取得する機能を有している。
決済処理部206は、処理サーバ40との通信により、商品購入、役務提供等に際しての決済処理を行う機能を有している。決済処理部206は、タッチパネル24から入力された情報(例えば、金額情報、決済種別、カード情報等)に基づいて決済処理を実行する。
(ピンパッド端末)
ピンパッド端末30は、クレジットカード等のカード情報の読み取りや暗証番号の入力をする装置である。
図5は、本実施形態に係るピンパッド端末30のハードウエアの構成の一例を示すブロック図である。
図5に示されるように、本実施形態のピンパッド端末30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、磁気カードリーダ34と、接触型ICカードリーダ/ライタ35と、非接触型ICカードリーダ/ライタ36と、表示部37と、操作キー38と、スピーカ39と、を備えている。
本実施形態では、磁気カードリーダ34、接触型ICカードリーダ/ライタ35、及び非接触型ICカードリーダ/ライタ36が各種カードの読取装置として機能する。ここで、磁気カードリーダ34及び接触型ICカードリーダ/ライタ35は、接触型の読取装置である接触読取装置CRに相当する。また、非接触型ICカードリーダ/ライタ36は、非接触型の読取装置である非接触読取装置NRに相当する。
制御部31は、CPU31A、ROM31B、RAM31C、および入出力インターフェース(I/O)31Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O31Dには、記憶部32と、通信部33と、磁気カードリーダ34と、接触型ICカードリーダ/ライタ35と、非接触型ICカードリーダ/ライタ36と、表示部37と、操作キー38と、スピーカ39と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O31Dを介して、CPU31Aと相互に通信可能とされる。
制御部31は、ピンパッド端末30の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、ピンパッド端末30の全体的な動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。
記憶部32としては、例えば、SSD、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部32には、カード情報の読み取りや、暗号化処理を行うための実行プログラム32Aが記憶される。なお、実行プログラム32Aは、ROM31Bに記憶されていてもよい。
通信部33は、決済端末20との通信インターフェースとして機能する。上述のように、通信部33と決済端末20とはUSBやRS232等の有線ケーブルで接続されている。
磁気カードリーダ34は、磁気ストライプを有するクレジットカードやキャッシュカード等の磁気カードからカード情報を読み取るためのカードリーダである。図示しないが、磁気カードリーダ34は、磁気カードを差し込むためのスリットと、スリットの内部に配置された磁気ヘッドと、を有している。磁気カードリーダ34は、スリットに挿入された磁気カードがスワイプされる事で、当該磁気カードからカード情報を読み取る
接触型ICカードリーダ/ライタ35は、ICチップを搭載し、かつ金属端子をもつクレジットカードやキャッシュカード等の接触型ICカードからカード情報を読み取るためのカードリーダ/ライタである。図示しないが、接触型ICカードリーダ/ライタ35は、接触型ICカードを差し込むためのスロットと、スロットの奧に配置された接続端子と、を有している。接触型ICカードリーダ/ライタ35は、スロットに挿入された接触型ICカードの金属端子と接続端子とが電気的に接続されることで、当該接触型ICカードからカード情報を読み取る。
非接触型ICカードリーダ/ライタ36は、ICチップを搭載し、かつ無線通信機能をもつクレジットカードや電子マネー等の非接触型ICカード(コンタクトレスカード)からカード情報を読み取るためのカードリーダ/ライタである。非接触型ICカードリーダ/ライタ36は、NFC(Near Field Communication)等の無線装置であって、図示しないが、ピンパッド端末30にアンテナを内蔵している。非接触型ICカードリーダ/ライタ36は、非接触型ICカードがアンテナに近接されて、当該非接触型ICカードとの通信が確立されることで、非接触型ICカードからカード情報を読み取る。
表示部37は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置である。本実施形態の表示部37には、カードの挿入や、近接(タッチ)を促す文書等が表示される。
操作キー38は、少なくともテンキーを含んでいる。操作キー38は、ユーザにより暗証番号等が入力される。
スピーカ39は、暗証番号の入力を促す音声ガイダンス、エラー時における警告音、操作キーの操作音を報知するものである。
図6は、本実施形態に係るピンパッド端末30の機能的な構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係るピンパッド端末30は、カード情報取得部300、情報提供部302、及びタンパ検知部304として機能する。ピンパッド端末30は、CPU31Aが記憶部32に記憶された実行プログラム32Aを読み出し、RAM31Cを作業領域として当該実行プログラム32Aを実行することにより、図6に示す各部として機能する。
カード情報取得部300は、磁気カードリーダ34、接触型ICカードリーダ/ライタ35、及び非接触型ICカードリーダ/ライタ36の各読取装置の機能を有効化させて、対応するカードからカード情報を取得する機能を有している。
情報提供部302は、カード情報取得部300により取得されたカード情報やパスワード情報を暗号化して、決済端末20に送信する機能を有している。
タンパ検知部304は、ピンパッド端末30が物理的に破壊攻撃を受けた場合や、アクセス攻撃を受けた場合の不正行為を検知する機能を有している。例えば、タンパ検知部304が、不正行為を検知した場合、CPU31Aは、カード情報を含む個人情報を記憶部32やROM31Bから消去する。
(処理サーバ)
処理サーバ40は、決済情報、決済端末情報を管理し、決済端末20と通信する機能を有している。また、カード決済サービスセンタや電子マネーセンタとの中継機能を有している。
図7は、本実施形態に係る処理サーバ40のハードウエアの構成の一例を示すブロック図である。
図7に示されるように、本実施形態の処理サーバ40は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、を備えている。
制御部41は、CPU41A、ROM41B、RAM41C、および入出力インターフェース(I/O)41Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O41Dには、記憶部42と、通信部43と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O41Dを介して、CPU41Aと相互に通信可能とされる。
記憶部42としては、例えば、ハードディスク、SSD、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部42には、本実施形態に係る設定処理を実行するための管理プログラム42Aが記憶される。また、記憶部42には、決済情報データ42Bが記憶されている。決済情報データ42Bは、決済端末20の決済情報データ22Bと同じ構成であり、決済情報データ42Bは、処理サーバ40に接続されている決済端末20毎に記憶されている。なお、管理プログラム42A、及び決済情報データ42Bは、ROM41Bに記憶されていてもよい。
通信部23は、ネットワークNに接続されており、決済端末20とネットワークNを介して通信を行う。
図8は、本実施形態に係る処理サーバ40の機能的な構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る処理サーバ40は、実績取得部400、設定部401、指示部402、決済端末認証部404、決済情報管理部406、決済端末メンテナンス部408、及びカード決済サービスセンタ中継部410として機能する。処理サーバ40は、CPU41Aが記憶部42に記憶された管理プログラム42Aを読み出し、RAM41Cを作業領域として当該管理プログラム42Aを実行することにより、図8に示す各部として機能する。
実績取得部400は、処理サーバ40に接続された複数の決済端末20から読取装置毎の利用実績を取得する機能を有している。
設定部401は、実績取得部400において取得された利用実績に基づいて算出された利用頻度の高い読取装置を予め有効とさせる読取装置に設定する設定処理を行う。
指示部402は、設定部401において設定された読取装置を有効化するように決済端末20に指示する機能を有している。
決済端末認証部404は、IDやパスワード等を用いて決済端末20を認証する。決済情報管理部406は、決済端末20から受信した決済処理情報を管理する。
決済端末メンテナンス部408は、処理サーバ40にアクセスする決済端末20のメンテナンスを行う。例えば、決済端末メンテナンス部408は、メンテナンスとして、不正操作した決済端末20を一時的に利用不可にする。
カード決済サービスセンタ中継部410は、決済端末20から受信した決済処理情報に基づいて、カード決済サービスセンタや電子マネーセンタと接続してクレジットカードや電子マネーによる決済処理を実行する。
(処理の流れ)
本実施形態の決済端末20において実行される有効化処理について説明する。有効化処理は、磁気カード及び接触型ICカードの少なくとも何れか一方と、非接触型ICカードとが組み合わされたハイブリッドカードが決済において使用される場合に実行される。なお、有効化処理は、単一の機能しか有さないカード(磁気カード、接触型ICカード、又は非接触型ICカード)が決済において使用される場合にも実行可能であることは勿論である。
図9のステップS100において、CPU21Aは、金額等の決済情報の入力を受け付ける。例えば、金額は決済端末20をユーザ(例えば、店舗の店員)がタッチパネル24を操作することで入力されてもよいし、別途接続されたPOSから受信したデータから入力されてもよい。そして次のステップS101に進む。
ステップS101において、CPU21Aは、決済種別の選択を実行する。具体的に、CPU21Aは、ユーザによるタッチパネル24の操作に基づいて、現金、電子マネー、クレジット、デビット等の決済手段から一の決済種別を選択する。そして次のステップS102に進む。
ステップS102において、CPU21Aは、有効化する読取装置の判定を行う。具体的には、接触読取装置CR及び非接触読取装置NRの何れか一方を有効化させるかの判定が行われる。当該判定は、例えば、処理サーバ40における設定処理の結果に基づいて行われる。設定処理の詳細については後述する。そして次のステップS103に進む。
ステップS103において、CPU21Aは、ステップS103の判定処理により判定された読取装置の有効化を行う。具体的に、CPU21Aは、ピンパッド端末30に向けて判定された読取装置を有効化させるためのコマンドを送信する。そして、次のステップS104に進む。
ステップS104において、CPU21Aは、有効化された読取装置の案内を画面に表示させる。具体的には、図10(A)及び(B)に示されるように、CPU21Aは、タッチパネル24上にカードの操作を促す誘導画面100を表示させる。そして、次のステップS105に進む。
ステップS105において、CPU21Aは、無効な読取装置に対応するカードが選択された否かの判定を行う。図10(A)の例では、接触読取装置CRが有効化されていることを示すアイコン110が表示されている場合に、非接触型ICカードを示す「コンタクトレスカード」の表示のボタン112が操作されると、CPU21Aは、無効な読取装置に対応するカードが選択されたと判定する。また、図10(B)の例では、非接触読取装置NRが有効化されていることを示すアイコン120が表示されている場合に、磁気カード及び接触型ICカードを示す「磁気・ICカード」の表示のボタン122が操作されると、CPU21Aは、無効な読取装置に対応するカードが選択されたと判定する。
なお、図10(A)及び(B)の例において、「マニュアル入力」の表示のボタン114が操作されると、各種カードによらず店員が決済情報を入力するモードに移行する。CPU21Aは、無効な読取装置に対応するカードが選択されたと判定した場合、ステップS110に進む。一方、CPU21Aは、無効な読取装置に対応するカードが選択されていないと判定した場合、ステップS106に進む。
ステップS106において、CPU21Aは、有効化された読取装置において読み取られたカード情報をピンパッド端末30から取得する。そして、ステップS107に進む。
ステップS107において、CPU21Aは、決済処理を実行する。すなわち、CPU21Aは、処理サーバ40を介して、カード決済サービスセンタや電子マネーセンタと接続して決済処理を実行する。そしてステップS108に進む。
ステップS108において、CPU21Aは、決済情報を記憶する。具体的に、CPU21Aは、図3に示す決済情報データ22Bに今回の決済処理に係る決済情報を追加する。そして、ステップS109に進む。
ステップS109において、CPU21Aは、決済情報を処理サーバ40に向けて送信する。なお、決済情報の送信は、決済処理が行われる度に送信してもよいし、一定回数又は一定時間毎に送信してもよい。そして、CPU21Aは有効化処理を終了する。
ステップS110において、CPU21Aは、現在、有効化されている読取装置の無効化を行う。具体的に、CPU21Aは、ピンパッド端末30に向けて読取装置を無効化させるためのコマンドを送信する。そして、次のステップS111に進む。
ステップS111において、CPU21Aは、店員等により選択されたカードに対応する読取装置の有効化を行う。具体的に、CPU21Aは、ピンパッド端末30に向けて選択されたカードに対応する読取装置を有効化させるためのコマンドを送信する。そして、ステップS104に戻る。
次に本実施形態の処理サーバ40において実行される設定処理について説明する。
図11のステップS200において、CPU41Aは、指定された読取装置があるか否かの判定を行う。例えば、処理サーバ40の管理者やクレジットカード会社等が予め読取装置を指定する場合がある。CPU41Aは、指定された読取装置があると判定した場合、ステップS203に進む。一方、CPU41Aは、指定された読取装置がないと判定した場合、ステップS201に進む。
ステップS201において、CPU41Aは、蓄積された決済情報からカード種別毎の利用回数を集計する。具体的には、CPU41Aは、決済端末20から受信し取得された決済情報データ42Bを基にカード種別毎の利用回数を集計する。これにより、読取装置毎の利用実績を取得することができる。そして、ステップS202に進む。
ステップS202において、CPU41Aは、最も利用回数の多いカード種別の読取装置をデフォルトに設定する。すなわち、最も利用頻度の高い読取装置が決済処理時において予め有効化される読取装置として設定される。そして、CPU41Aは、設定処理を終了する。
ステップS203において、CPU41Aは、指定されている読取装置をデフォルトに設定する。そして、CPU41Aは、設定処理を終了する。
(第1の実施形態のまとめ)
第1の実施形態の決済システム10は、接触読取装置CR及び非接触読取装置NRを備えたピンパッド端末30と、ピンパッドからカード情報を取得する決済端末20と、決済端末20と通信可能な処理サーバ40と含んで構成されている。本実施形態の決済端末20では、処理サーバ40の指示により予め有効化させる読取端末が設定される。また、処理サーバ40では、予め接触読取装置CR及び非接触読取装置NRの何れか一方をデフォルトにするかを指定してもよい。
例えば、店舗で指定の決済種別に係る読取装置や、利用頻度が高いと想定されるカード種別に係る読取装置を予め指定することができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制することができる。
また、処理サーバ40では、所定の条件に基づいて読取装置を設定してもよい。例えば、決済端末において、利用頻度の高い決済種別に係る読取装置をデフォルトの読取装置に設定することができる。この場合、各種カードの利用頻度に応じて決済種別を予め設定することができる。
なお、決済端末20の利用実績が少ない場合、処理サーバ40は事前に設定した読取装置を設定し、決済端末20の利用実績が多くなった場合に、利用頻度に応じて読取装置を設定してもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態の決済システム10では、処理サーバ40からの指示に基づいて有効にさせる読取装置を設定していたが、第2の実施形態の決済システム10は、決済端末20の内部で有効にさせる読取装置を設定している。以下、第1の実施形態との相違点について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付しており、説明は割愛する。
図12に示されるように、本実施形態の記憶部22には、判定テーブル22Cが記憶されている。また、図13に示されるように、判定テーブル22Cは、決済金額毎にデフォルトで有効化する読取装置が記憶されている。なお、処理プログラム22A、及び判定テーブル22Cは、ROM21Bに記憶されていてもよい。
本実施形態の有効切替部200は、有効にさせる読取装置を所定の条件に基づいて設定している。本実施形態では、有効切替部200は、決済金額の閾値に基づいて、予め有効とさせる読取装置を設定する。具体的に、有効切替部200は、決済処理に際してタッチパネル24等を介して入力された金額と記憶部22に記憶されている判定テーブル22Cとを比較して、有効化する読取装置を設定する。
図13の例では、10,000円以下の金額であれば非接触読取装置NRを有効とさせる読取装置に設定し、10,000円を超える金額であれば、接触読取装置CRを有効とさせる読取装置に設定する。
以上、本実施形態の決済端末20では、所定の条件により予め有効化させる読取端末が設定される。したがって、本実施形態によれば、ユーザの選択操作を低減すると共に、意図しない読取装置における誤検出を抑制することができる。特に、本実施形態によれば、金額によって決済処理を行うことができない決済種別に係る読取装置を予め除外することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態の決済システム10では、有効にさせる読取装置の設定条件が第2の実施形態と相違する。以下、第1及び第2の実施形態との相違点について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付しており、説明は割愛する。
本実施形態の有効切替部200は、店舗における顧客の決済に対する許容時間に基づいて、予め有効とさせる読取装置を設定する。「顧客の決済に対する許容時間」は、業種・業態により変動する時間である。
例えば、決済端末20が設置されている店舗がコンビニや売店等、顧客が支払い待ちの列を作るような店舗の場合、決済処理に要する時間が短い読取装置が望まれる。この場合、有効切替部200は、非接触読取装置NRを有効とさせる読取装置に設定する。また例えば、決済端末20が設置されている店舗が高級品を扱うような店舗の場合、セキュリティレベルの高い読取装置が望まれる。この場合、有効切替部200は、接触読取装置CRを有効とさせる読取装置に設定する。
本実施形態によれば、店舗の態様によって決済種別を予め設定することができ、決済に係る顧客の待ち時間を短縮することができる。上記の例では、決済処理に要する時間が短い非接触読取装置NRを有効とさせる場合は勿論、決済処理に要する時間が長い接触読取装置CRを有効とさせる場合であっても、ユーザの選択操作が低減されるため、結果として待ち時間が短縮される。
[第4の実施形態]
第4の実施形態の決済システム10では、有効にさせる読取装置の設定条件が第2及び第3の実施形態と異なり、各種カードの利用頻度に基づいている。すなわち、第1の実施形態では処理サーバ40において利用頻度を算出していたが、本実施形態では、決済端末20において利用頻度を算出している。以下、各実施形態との相違点について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付しており、説明は割愛する。
上述のように、記憶部22には、決済情報データ22Bにカード種別を含む決済情報が記憶されている。一方、算出部204は、決済情報データ22Bに記憶されている決済情報に基づいて、読取装置毎の利用頻度を算出する。そして、本実施形態の有効切替部200は、利用頻度の高い読取装置を予め有効とさせる読取装置に設定する。したがって、本実施形態によれば、各種カードの利用頻度に応じて決済種別を予め設定することができる。
また、決済情報データ22Bの決済情報には決済の日時が記憶されている。そのため、本実施形態の算出部204は、決済処理が実行された時間毎に利用頻度を算出することができる。そして、有効切替部200は、現在時刻に対応する利用頻度に基づいて、予め有効とさせる読取装置を設定することができる。すなわち、本実施形態によれば、時間帯に応じて各種カードの利用頻度が異なる場合であっても、その時間の利用頻度に応じた決済種別を予め設定することができる。
[第5の実施形態]
上記第1〜第4の実施形態の決済システム10では、磁気カードリーダ34、接触型ICカードリーダ/ライタ35、及び非接触型ICカードリーダ/ライタ36の各読取装置がピンパッド端末30に搭載されていた。しかし、第5の実施形態では、各読取装置を決済端末20に搭載している。すなわち、本発明はピンパッド端末30が決済端末20に組み込まれた一体型端末に適用することができる。
一体型端末である本実施形態の決済端末20Aは、図14に示されるように、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、タッチパネル24と、スピーカ25と、プリンタ26と、磁気カードリーダ34と、接触型ICカードリーダ/ライタ35と、及び非接触型ICカードリーダ/ライタ36と、を備えている。この場合、図6に示したカード情報取得部300、情報提供部302、及びタンパ検知部304の各部の機能は決済端末20AのCPU21Aにより実現される。
[備考]
以上、第1及び第4の実施形態では、各種カードの利用頻度に応じて読取装置を設定し、第2の実施形態では、決済の金額に応じて読取装置を設定し、第3の実施形態では、顧客の決済に対する許容時間に応じて読取装置を設定していた。しかし、予め有効化させる読取装置の条件は、各実施形態の条件を組み合わせてもよい。
第2及び第3の実施形態では、決済端末20による設定により読取装置を設定していたがこの限りでなく、決済の金額に応じた設定及び顧客の決済に対する許容時間に応じた設定を処理サーバ40において実行してもよい。
上記各実施形態は、決済端末20の各々が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。また、処理サーバ40の各々が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態における各プログラムは、コンピュータが読み取り可能なCD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の非一時的記憶媒体に記憶されていてもよいし、外部サーバから受信されてもよい。
また、上記各実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。各実施形態は、例えば、ハードウエア構成や、ハードウエア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
また、上記各実施形態で説明した処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
10 決済システム
20 決済端末
22 記憶部
24 タッチパネル(操作部)
30 ピンパッド端末
34 磁気カードリーダ(接触型の読取装置)
35 接触型ICカードリーダ/ライタ(接触型の読取装置)
36 非接触型ICカードリーダ/ライタ(非接触型の読取装置)
40 処理サーバ
200 有効切替部
202 決済実行部
204 算出部
205 情報取得部(取得部)
400 実績取得部
401 設定部
402 指示部
CR 接触読取装置
NR 非接触読取装置

Claims (5)

  1. 接触型の読取装置に接触されたカード及び非接触型の読取装置と通信が確立されたカードからカード情報を取得可能な取得部と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作部と、
    所定の条件に基づいて前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか一方を予め有効にさせると共に、前記操作部の操作により前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか他方を有効にさせるよう切り替えさせる有効切替部と、
    読み込まれた前記カード情報を用いて決済処理を行う決済実行部と、
    前記決済処理における決済情報を記憶する記憶部と、
    前記決済情報が有する前記読取装置毎の利用頻度を算出する算出部と、を備え、
    前記有効切替部は、
    顧客が支払い待ちの列を作る店舗の場合、前記非接触型の前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置として設定し、
    前記利用頻度の高い前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置に設定する決済端末。
  2. 前記有効切替部は、決済金額の閾値に基づいて、予め有効とさせる前記読取装置を設定する請求項1に記載の決済端末。
  3. 前記算出部は、決済処理が実行された時間毎に前記利用頻度を算出し、
    前記有効切替部は、現在時刻に対応する前記利用頻度に基づいて、予め有効とさせる前記読取装置を設定する請求項1又は2に記載の決済端末。
  4. 決済処理が実行される決済端末と、前記決済端末と通信可能な処理サーバと、を備えた決済システムであって、
    前記決済端末は、
    接触型の読取装置に接触されたカード及び非接触型の読取装置と通信が確立されたカードからカード情報を取得可能な取得部と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作部と、
    前記処理サーバの指示に基づいて前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか一方を予め有効にさせると共に、前記操作部の操作により前記接触型の読取装置及び前記非接触型の読取装置の何れか他方を有効にさせるよう切り替えさせる有効切替部と、
    読み込まれた前記カード情報を用いて前記決済処理を行う決済実行部と、
    を備え、
    前記有効切替部は、顧客が支払い待ちの列を作る店舗の場合、前記非接触型の前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置として設定する決済システム。
  5. 前記処理サーバは、
    前記決済端末から前記読取装置毎の利用実績を取得する実績取得部と、
    取得された前記利用実績に基づいて算出された利用頻度の高い前記読取装置を予め有効とさせる前記読取装置に設定する設定部と、
    前記設定部において設定された前記読取装置を有効化するように前記決済端末に指示する指示部と、
    を備えた請求項4に記載の決済システム。
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