JP7486780B2 - 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 - Google Patents
決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7486780B2 JP7486780B2 JP2020036084A JP2020036084A JP7486780B2 JP 7486780 B2 JP7486780 B2 JP 7486780B2 JP 2020036084 A JP2020036084 A JP 2020036084A JP 2020036084 A JP2020036084 A JP 2020036084A JP 7486780 B2 JP7486780 B2 JP 7486780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- payment
- brand
- cash
- failure
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 44
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 38
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 35
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 71
- 230000008569 process Effects 0.000 description 33
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 19
- 230000008859 change Effects 0.000 description 17
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 13
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
- 238000013024 troubleshooting Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Description
[決済システムの構成例]
以下、本発明の実施形態としての決済システムについて図面を参照して説明する。本実施形態の決済システムは、現金によらない決済(非現金決済)として、クレジットカードを利用した決済(クレジットカード決済)に対応する場合を例に挙げる。
図1は、本実施形態の決済システムの構成例を示している。
店舗STにおいて、クレジットカード決済を行う場合、店員は、POS端末20を操作して対応の取引の商品登録を完了させて合計金額を確定させたうえで、決定された合計金額を決済端末30に送信させる。
また、店員(客である場合があってもよい)は、客のクレジットカードのカード情報を読み取らせ、今回利用されるクレジットカードのブランド(非現金決済ブランドの一例)を選択する操作を決済端末30に対して行う。
POS端末20からの合計金額の受信と、上記のように行われた操作に応じて、決済端末30は、合計金額と、カード情報と、選択されたブランドを示すブランド情報とを取得する。
決済代行サーバ40(管理装置の一例)は、決済端末30から送信された決済処理要求に応答して決済処理を実行する。決済代行サーバ40は、決済処理にあたり、各ブランドに対応するアクワイアラサーバ50、イシュアサーバ80のうち、受信された決済処理要求に含まれるブランド情報が示すブランドに対応するアクワイアラサーバ、イシュアサーバと、利用されるクレジットカードについての正当性の認証を行う。決済代行サーバ40は、認証が成立すると決済処理を行う。
コールセンター端末60は、例えば決済代行サーバ40に対応する決済代行業者が運営するコールセンターに設けられる端末である。コールセンターには、クレジットカード決済の代行サービスを契約した店舗STからの問合せ等に、電話やネットワーク経由で対応する部門である。
通信事業者端末70は、本実施形態の決済システムにおいて装置間の通信に使用する回線を提供する通信事業者の端末である。
図2は、POS端末の設置例を示す図である。図2(A)は、POS端末20等を客側から見た斜視図である。図2(B)は、POS端末20等を店員側から見た斜視図である。図2(A)に示すように客側から見てPOS端末20の右側にカウンタが置かれている。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
客側スキャナ部206は、客用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコード(商品コード等)等を光学的に読み取る。
キー操作部211は、各種のキー(ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。
店員側スキャナ部212は、店員用のスキャナ部であり、例えば、商品に付されているバーコード(商品コード等)や店員の名札に付された店員コード等を光学的に読み取る。
通信部215は、同一の店舗ST内において店舗内のネットワークで接続された他の装置や、ネットワーク経由で接続される店舗STの外部の装置と通信を実行する。
図5を参照して、決済端末30の構成例について説明する。同図の決済端末30は、POS対応通信部301、サーバ対応通信部302、カードリーダ303、タッチパネル表示部304、キー操作部305、及び制御部306を備える。
サーバ対応通信部302は、例えば専用線あるいはネットワーク経由で決済代行サーバ40と通信を行う。さらに、サーバ対応通信部302は、アクワイアラサーバ50、コールセンター端末60、通信事業者端末70等と通信を行う。
キー操作部305は、物理的なキーが配置された操作部である。キー操作部305におけるキーとしは、例えば置数操作に用いるテンキー、エンターキー、取り消しキーなどが含まれる。
図6を参照して、決済代行サーバ40の構成例について説明する。同図の決済代行サーバ40は、通信部401、制御部402、及び記憶部403を備える。
決済端末識別子は、対応の決済端末30を一意に識別する識別子である。
アドレスは、対応の決済端末30に割り当てられたネットワーク上のアドレスである。
店舗識別子は、対応の決済端末30が設置される店舗STを一意に示す識別子である。
契約ブランド情報は、対応の店舗識別子が示す店舗STが加盟店として契約しているクレジットカードのブランド(契約ブランド)を示す情報である。
エリア情報は、所定の規則(例えば、市町村単位、郵便番号による地域区分、地図に設定したメッシュによる地域区分等)によって区分された区分地域(エリア)のうち、対応の店舗識別子が示す店舗STが含まれる区分地域(エリア)を示す情報である。
本実施形態の決済システムでは、決済処理にあたり、決済端末30と決済代行サーバ40との間での通信や、決済代行サーバ40とアクワイアラサーバ50との間での通信等が行われる。このため、何らかの原因で通信障害が発生した地域に含まれる店舗STでは決済端末30を利用したクレジットカード決済を行うことができなくなるという障害が発生する。
このような障害が発生した場合には、例えばアクワイアラから加盟店に対して、発生した障害に関する情報が提供される。しかしながら、障害が発生してからアクワイアラから店舗STに情報が提供されるまでには、状況把握や原因特定などのために、例えば30分程度といったように相当の時間を要する。また、このようなときにコールセンター等に電話等で問い合わせても、まだ対処方法が特定できていなかったり、電話がつながらなかったりするなどし、障害対策に有効でない場合も多い。
このため、障害が発生した地域の店舗ST等の現場では、障害に関する情報が提供されるまで、なぜ決済端末30を利用したクレジット決済が行えなくなったのかの原因を把握することができずに混乱しやすい。
図8のフローチャートを参照して、本実施形態の決済システムにおける決済代行サーバ40と決済端末30とが障害発生に関する情報の提供に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:決済代行サーバ40は、決済システムにおける何らかの障害に関する情報(障害情報)を収集している。障害情報は、例えばアクワイアラサーバ50、コールセンター端末60、通信事業者端末70等から、障害が発生したことに応じて決済システムに送信される。
ステップS102:決済代行サーバ40は、ステップS101による障害情報の収集結果に基づき、決済システムにおいて障害が発生したか否かを判定する。障害が発生していないと判定された場合、ステップS101に処理が戻される。
利用停止情報は、クレジット決済の利用の停止に関する情報である。具体的に、本実施形態の利用停止情報は、ステップS104にて決済不可ブランドであるとして特定されたブランドを示す情報を含む。つまり、利用停止情報は、ブランド単位でクレジットカード決済の停止を決済端末30に指示する情報である。
障害が解消された状況となっていないと判定された場合には、ステップS105に処理が戻される。
ステップS107の処理の後、あるいはステップS106にて障害が解消された決済端末30が無いと判定された場合には、ステップS108に処理が進められる。
ステップS201:決済端末30は、ステップS105により決済代行サーバ40から送信される利用停止情報が受信されたか否かを判定する。
ステップS201にて利用停止情報が受信されたことが判定された場合、決済端末30は、契約ブランドのうちで、利用停止情報により利用停止ブランドとして示される契約ブランドのブランド選択画面でのブランド選択操作を不可に設定する。
同図のブランド選択画面は、契約ブランドが、ブランドA、ブランドB、ブランドC、ブランドDの4つである場合の例である。同図のブランド画面においては、契約ブランドであるブランドA、ブランドB、ブランドC、ブランドDごとに対応するブランド選択ボタンBT(BT-A、BT-B、BT-C、BT-D)が配置されている。店員は、ブランド選択操作として、客が利用するクレジットカードのブランドに対応するブランド選択ボタンBTをタッチする操作を行う。
障害発生報知ALTは、利用停止情報の受信に応じて表示されるものである。同図の障害発生報知ALTにおいては、例えば「決済システム障害発生中です。」のように、現在において決済システムで障害が発生していることを報知するメッセージが文字により表示されている。また、同図の障害発生報知ALTにおいては、「混雑中:ブランドB,ブランドC」のようにして、現在において決済端末30でクレジットカード決済に利用できない決済不可ブランドが、ブランドB、ブランドDであることのメッセージが文字により表示されている。このような障害発生報知ALTの表示は、ブランド対応決済可否情報の出力の態様の一例である。
また、利用停止情報に障害発生エリアの情報を含めうえで、障害発生報知ALTにより、障害が発生している地域を報知するようにしてもよい。
また、障害発生報知ALTは、例えばタッチパネル表示部304における表示がブランド選択画面から他の画面に遷移した場合であっても、遷移後の他の画面にて継続して表示されてよい。
ステップS204:ステップS201にて利用停止情報の受信されないことが判定された場合、あるいはステップS203の処理の後、決済端末30は、ステップS107またはステップS111により送信される利用停止解除通知が受信されたか否かを判定する。
なお、決済端末30は、障害発生報知ALTを消去した際に、障害が解消されたことを報知するメッセージをタッチパネル表示部304に表示させてよい。障害が解消されたことを報知するメッセージは、表示開始から一定時間後に消去されるようにしてもよいし、店員の確認操作(例えば、メッセージとともに表示した確認ボタンに対する操作)に応じて消去されるようにしてもよい。
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態では障害発生報知が決済端末にて行われていた。これに対して、本実施形態においては、以下に説明するようにして、店舗STにて決済端末30と接続されるPOS端末20にて障害発生報知が行われるように構成される。
ステップS203-1により送信される利用停止情報は、決済端末30が、ステップS201により受信された利用停止情報に基づいて、POS端末20にて行う障害発生報知の態様に適合させた形式や内容となるように生成した情報であってもよい。ステップS203-1により送信される利用停止情報には、契約ブランドのうちのいずれが現在において決済不可ブランドとされているのかを示す情報を含む。また、ステップS201により受信される利用停止情報に現在の障害発生エリアを示す情報が含まれる場合、ステップS203-1により送信される利用停止情報にも、現在の障害発生エリアを示す情報が含まれてよい。
このように、本実施形態では、ブランド決済可否情報を出力する態様として、決済端末30がPOS端末20に利用停止情報、利用停止解除通知を送信する。
ステップS301:POS端末20は、ステップS203-1により決済端末30から送信される利用停止情報が受信されたか否かを判定する。
なお、POS端末20は、障害発生報知を消去した際に、障害が解消されたことを報知するメッセージを店員側表示部210にて表示させてよい。この場合にも、障害が解消されたことを報知するメッセージは、表示開始から一定時間後に消去されるようにしてもよいし、店員の確認操作(例えば、メッセージとともに表示した確認ボタンに対する操作)に応じて消去されるようにしてもよい。
上記各実施形態は、決済端末30が非現金決済種別としてクレジットカードのみを対象として決済処理を実行し、クレジットカードのみを対象として障害発生通知を行う構成であった。これに対して、本実施形態の決済システムでは、決済端末30により、クレジットカードだけではなく、他の所定の非現金決済種別に対応する決済も可能なように構成される。これに伴い、本実施形態の決済システムでは、決済端末30が決済可能な非現金決済種別を対象として障害発生通知を行うことが可能なようにされる。
そのうえで、本実施形態の決済システムは、第1実施形態と同様に、決済端末30にて障害発生報知を行うようにされた構成である。
そのうえで、本実施形態の決済代行サーバ40は、図8の処理を実行するにあたり、店舗STが契約した非現金決済種別のそれぞれに対応して、障害情報を収集し(ステップS101)、障害が発生した場合には、障害発生エリアと決済不可ブランドの特定とを行う(ステップS102~S104)。この場合、決済代行サーバ40は、障害発生状況に応じて、店舗STが契約した非現金決済種別のブランド単位で決済不可を示す利用停止情報を決済端末に送信する(ステップS105)。
本実施形態の決済端末30は、利用停止情報の受信に応じて利用停止ブランドの選択操作を不可に設定し、障害発生報知を行う(ステップS201~S203)。決済端末30は、例えば以下のようにして障害発生報知を行うようにされてよい。
同図の例では、非現金決済種別選択ボタンBT1-1は、非現金決済種別としてクレジットカードの使用を選択する場合に操作されるボタンである。
非現金決済種別選択ボタンBT1-2は、非現金決済種別として交通系ICカードの使用を選択する場合に操作されるボタンである。
非現金決済種別選択ボタンBT1-3は、非現金決済種別として電子マネーの使用を選択する場合に操作されるボタンである。
非現金決済種別選択ボタンBT1-4は、非現金決済種別としてコード決済の使用を選択する場合に操作されるボタンである。
非現金決済種別選択ボタンBT1-5は、非現金決済種別としてデビットカードの使用を選択する場合に操作されるボタンである。
また、電子マネーのいずれのブランドにも障害が発生していない場合、ブランド選択画面においては、上から下にかけて、ブランド選択ボタンBT2-1、BT2-2、BT2-3の順で配置される。つまり、ブランド選択ボタンBT2は、上から下にかけて「電子マネーA」、「電子マネーB」、「電子マネーC」の順で配置される。
しかしながら、この場合のように、「電子マネーB」が決済不可ブランドとなっている状況では、「電子マネーB」に対応するブランド選択ボタンBT2-2が最も下側に位置するようにして、ブランド選択ボタンBT2の配置が変更される。このように配置が変更されることで、操作が可能なブランド選択ボタンBT2が上側にまとまって配置されることから、ブランド選択の操作を行いやすい。
続いて、第4実施形態について説明する。本実施形態の決済システムは、第3実施形態と同様に、決済端末30により、クレジットカードだけではなく、他の所定の非現金決済種別に対応する決済も可能なように構成される。これに伴い、本実施形態の決済システムでは、決済端末30が決済可能な非現金決済種別を対象として障害発生通知を行うことが可能なようにされる。
そのうえで、本実施形態の決済システムは、第2実施形態と同様に、POS端末20にて障害発生報知を行うようにされた構成である。
ブランド選択ボタンBT3-1、BT3-2、BT3-3、BT3-4は、それぞれ、クレジットカードの非現金決済種別に属するクレジットカードA、クレジットカードB、クレジットカードC、クレジットカードDのブランドに対応する。
ブランド選択ボタンBT3-11、BT3-12は、それぞれ、電子マネーの非現金決済種別に属する電子マネーA、電子マネーCのブランドに対応する。
ブランド選択ボタンBT3-21、BT3-22は、それぞれ、電子マネーの非現金決済種別に属するコード決済D、コード決済Fのブランドに対応する。
店員は、客が使用する非現金決済種別とそのブランドとに対応するブランド選択ボタンBT3を操作することで、今回の決済に使用する非現金決済種別とそのブランドとを選択する。
POS端末20は、選択された非現金決済種別、ブランドを指定して、決済端末30に決済処理を指示する。決済端末30は、指定された非現金決済種別、ブランドに応じた決済処理を実行する。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
上記各実施形態においては、障害発生に応じて障害発生エリアと決済不可ブランドとを特定するようにされている。
本変形例としては、障害発生に応じて決済不可ブランドについて特定するが、障害発生エリアについては特定しないようにされる。本変形例では、決済代行サーバ40は、図8または図10の処理のもとでステップS103の処理を省略してよい。この場合、ステップS105による利用停止情報の送信先となる決済端末30と、ステップS107あるいはステップS111による利用停止解除通知の送信先となる決済端末30は、それぞれ、決済端末管理情報により管理される全ての決済端末30に送信するようにしてよい。また、この場合において利用停止情報が示す決済不可ブランドは、障害発生エリア全体に対応して決済不可となったブランドが全て含まれる。
本変形例の場合、決済代行サーバ40は、決済端末管理情報により管理される全ての決済端末30に、同じ決済不可ブランドを示す利用停止情報を送信してよい。
本変形例としては、第1変形例とは反対に、障害発生に応じて障害発生エリアについて特定するが、決済不可ブランドについては特定しないようにされる。本変形例では、決済代行サーバ40は、図8または図10の処理のもとでステップS104の処理を省略してよい。この場合、決済代行サーバ40は、ステップS105において、障害発生エリアに含まれる店舗STの決済端末30に対して、決済不可ブランドの特定結果が反映されない利用停止情報を送信する。このような利用停止情報を受信した決済端末30は、ステップS202にて例えば全ての契約ブランドのブランド選択操作が不可となるように設定してよい。
上記各実施形態においては、障害の発生したことが判定されたことに応じて、すぐさま障害発生エリアと決済不可ブランドとを特定するようにされている。
これに対して、本変形例では、決済代行サーバ40は、障害の発生したことが判定された段階では、まず、障害発生エリアブランドと決済不可ブランドとのいずれを特定することもせずに、決済端末管理情報により管理される全ての決済端末30を対象に利用停止情報(一次利用停止情報)を送信するようにされる。一次利用停止情報を受信した決済端末30は、契約ブランドの全てについて選択操作を不可に設定する。
一次利用停止情報の送信の後、決済代行サーバ40は、障害情報を収集しながら、障害状況を監視し、障害状況の変化に応じて特定される障害発生エリアと決済不可ブランド(第1変形例、第2変形例に応じて障害発生エリアと決済不可ブランドとのいずれかが特定されてもよい)とに基づいて、利用停止情報(二次利用停止情報)、利用停止解除通知を送信するようにされてよい。二次利用停止情報には、特定された決済不可ブランドの利用停止を指示する内容を有する。
例えば、障害の発生の状況や原因によっては、決済代行サーバ40による障害発生エリアの特定や決済不可ブランドの特定に時間を要するような場合がある。本変形例の構成によれば、障害の発生に応じて、まずは決済代行サーバ40の管理下の決済端末30のそれぞれが、契約ブランドの全てについてクレジットカード決済が不可となるように設定され、併せて障害発生報知も行われる。つまり、本変形例のもとでは、まずは障害が発生していることを店舗ST側に迅速に伝えることができる。
そして、その後においては、障害が徐々に復旧されていくごとに、決済端末30のそれぞれについて、クレジットカード決済が不可であった契約ブランドがクレジットカード決済可能な状態に復帰していくようにすることができる。
上記各実施形態では、非現金決済としてクレジットカードが利用され、決済端末30がクレジットカード決済に対応する場合を例に挙げた。しかしながら、決済端末30が対応可能な非現金決済としては、電子マネーカード、ポイントカード、交通系カードを利用した決済であってもよい。
なお、障害発生状況に応じた利用停止情報や利用停止解除通知の送信等を行う装置は、決済代行サーバ40以外であって、決済端末30と通信可能に接続された他のサーバ等の装置が行うようにされてよい。また、障害発生状況に応じた利用停止情報や利用停止解除通知の送信等は、例えばネットワーク上で分散された複数の装置が協働して行うようにされてよい。
上記各実施形態においては、決済端末30に対してPOS端末20と決済代行サーバ40とが接続され、POS端末20自体は決済代行サーバ40と通信行わない、内回り方式と呼ばれる決済システムの構成を例に挙げた。内回り方式の決済システムは、POS端末20がクレジットカード等の非現金決済カードの情報を保持することがないため、非現金決済カードの情報のセキュリティを容易に確保できる。
これに対して、POS端末に対して決済端末と決済代行サーバとが接続されることで、決済端末にて読み取られた非現金決済カードの情報を、POS端末から決済代行サーバに送信するようにされた、外回り方式と呼ばれる決済システムの構成も知られている。本実施形態の障害発生報知に関する構成は、外回り方式の決済システムにも適用されてよい。この場合には、まず、POS端末が、決済代行サーバから送信された利用停止情報に基づいて、障害発生報知を行うことができる。さらに、POS端末から決済端末に利用停止情報が送信(転送)されることで、決済端末が障害発生報知を行うことができる。
上記各実施形態においては、非現金決済のブランドを店員の操作に応じて行う場合を例に挙げた。しかしながら、例えば決済端末30が、客の使用する非現金決済のカード(カード機能を有するスマートフォンなどの端末でもよい)から読み取った情報に基づいて、非現金決済種別、ブランドを認識し、決済処理を実行するようにされてもよい。
この場合の障害発生報知としては、例えば店舗STにて対応可能な非現金決済種別、ブランド等のリストを提示したうえで、決済不可ブランドのリスト項目について、決済不可の状態であることを示すことを所定の態様で表示するようにしてよい。あるいは、決済不可ブランドのリスト項目やアイコンを表示して報知するようにされてもよい。
決済端末30、POS端末20は、音声による障害発生報知を行ってもよい。この場合、決済端末30、POS端末20は、音声と表示とによる障害発生報知を併行して行ってよい。
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、非現金決済ブランドに対応する非現金決済(例えば、クレジットカード決済)を、決済処理装置(例えば、決済代行サーバ40)との通信を介して実行可能な決済手段と、非現金決済の可否に関する決済可否情報(例えば、利用停止情報、利用停止解除通知)を受信する受信手段と、前記受信手段により前記決済可否情報が受信されたことに応じて、前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否を制御する制御手段(ステップS202、S205)と、前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否に関するブランド対応決済可否情報を出力する出力手段とを備える決済端末装置(例えば、決済端末30)である。
これにより、例えば店舗STの店員は、決済システムにおいて障害が発生したことに応じて出力される非現金決済の実行可否に関する情報を確認することで、ブランド単位で非現金決済が行えなくなっていることを把握できる。これにより、クレジットカード決済等に対応する決済システムにおいて障害が発生した場合における現場の混乱を抑えることができる。
Claims (7)
- 非現金決済ブランドに対応する非現金決済を、決済処理装置との通信を介して実行可能な決済手段と、
非現金決済の可否に関する決済可否情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により前記決済可否情報が受信されたことに応じて、前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否を制御する制御手段と、
前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否に関するブランド対応決済可否情報を出力する出力手段とを備え、
前記出力手段は、決済対象とされる取引に対応する商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置に前記ブランド対応決済可否情報を出力する
決済端末装置。 - 前記制御手段は、非現金決済の実行が不可の非現金決済ブランドを、非現金決済に利用する非現金決済ブランドとして選択することが不可なように制御する
請求項1に記載の決済端末装置。 - 前記出力手段は、非現金決済に用いる非現金決済ブランドの選択のための画面において、ブランド対応決済可否情報の内容が反映された表示が行われるようにする
請求項1または2に記載の決済端末装置。 - 非現金決済を決済処理装置との通信を介して実行可能とされ店舗ごとに設置される決済端末装置と、前記決済端末装置のそれぞれを管理する管理装置とを備え、
前記管理装置は、
非現金決済の可否に関する決済可否情報を前記決済端末装置に送信する送信手段と、
前記店舗ごとに設置される決済端末装置のうちから、所定の条件に適合する決済端末装置を特定する特定手段とを備え、
前記決済端末装置は、
前記決済可否情報の受信に応じて、非現金決済の実行の可否を制御する制御手段を備え、
前記送信手段は、前記特定手段により特定された決済端末装置に決済可否情報を送信する
決済システム。 - 決済対象とされる取引に対応する商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置をさらに備え、
前記決済端末装置は、非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否に関するブランド対応決済可否情報を前記商品販売データ処理装置に出力する
請求項4に記載の決済システム。 - 決済端末装置としてのコンピュータを、
非現金決済ブランドに対応する非現金決済を、決済処理装置との通信を介して実行可能な決済手段、
非現金決済の可否に関する決済可否情報を受信する受信手段、
前記受信手段により前記決済可否情報が受信されたことに応じて、前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否を制御する制御手段、
前記非現金決済ブランドに対応する非現金決済の実行可否に関するブランド対応決済可否情報を出力する出力手段として機能させるためのプログラムであって、
前記出力手段は、決済対象とされる取引に対応する商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置に前記ブランド対応決済可否情報を出力する
プログラム。 - 非現金決済を決済処理装置との通信を介して実行可能とされ店舗ごとに設置される決済端末装置と、前記決済端末装置のそれぞれを管理する管理装置とを備える決済システムにおいて、前記管理装置として第1コンピュータを機能させるための第1プログラムと、前記決済端末装置として第2コンピュータを機能させるための第2プログラムであって、
前記第1プログラムは、前記第1コンピュータを、
非現金決済の可否に関する決済可否情報を前記決済端末装置に送信する送信手段、
前記店舗ごとに設置される決済端末装置のうちから、所定の条件に適合する決済端末装置を特定する特定手段として機能させるためのものであり、
前記第2プログラムは、前記第2コンピュータを、
前記決済可否情報の受信に応じて、非現金決済の実行の可否を制御する制御手段として機能させるためのものであり、
前記送信手段は、前記特定手段により特定された決済端末装置に決済可否情報を送信する
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020036084A JP7486780B2 (ja) | 2020-03-03 | 2020-03-03 | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020036084A JP7486780B2 (ja) | 2020-03-03 | 2020-03-03 | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024072620A Division JP2024096255A (ja) | 2024-04-26 | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021140341A JP2021140341A (ja) | 2021-09-16 |
JP7486780B2 true JP7486780B2 (ja) | 2024-05-20 |
Family
ID=77668653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020036084A Active JP7486780B2 (ja) | 2020-03-03 | 2020-03-03 | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7486780B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003216877A (ja) | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Omron Corp | 取引管理装置、取引管理システム、および取引管理方法 |
JP2012215981A (ja) | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Toshiba Tec Corp | 決済装置およびプログラム |
JP2015222475A (ja) | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社デンソーウェーブ | 決済システム |
JP2016181125A (ja) | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 東芝テック株式会社 | 決済端末およびプログラム |
JP2018169923A (ja) | 2017-03-30 | 2018-11-01 | Tfペイメントサービス株式会社 | 決済システム、決済サーバ、決済端末、および決済方法 |
JP2018200550A (ja) | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 東芝テック株式会社 | 決済装置及びプログラム |
JP2019021242A (ja) | 2017-07-21 | 2019-02-07 | 東芝テック株式会社 | 決済装置及びプログラム |
-
2020
- 2020-03-03 JP JP2020036084A patent/JP7486780B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003216877A (ja) | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Omron Corp | 取引管理装置、取引管理システム、および取引管理方法 |
JP2012215981A (ja) | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Toshiba Tec Corp | 決済装置およびプログラム |
JP2015222475A (ja) | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社デンソーウェーブ | 決済システム |
JP2016181125A (ja) | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 東芝テック株式会社 | 決済端末およびプログラム |
JP2018169923A (ja) | 2017-03-30 | 2018-11-01 | Tfペイメントサービス株式会社 | 決済システム、決済サーバ、決済端末、および決済方法 |
JP2018200550A (ja) | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 東芝テック株式会社 | 決済装置及びプログラム |
JP2019021242A (ja) | 2017-07-21 | 2019-02-07 | 東芝テック株式会社 | 決済装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021140341A (ja) | 2021-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5898360B1 (ja) | チェックアウトシステム、決済装置、入力処理装置および制御プログラム | |
JP6003210B2 (ja) | Posシステム、登録装置及びプログラム | |
JP6392719B2 (ja) | チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム | |
JP6374366B2 (ja) | チェックアウトシステム | |
JP6740298B2 (ja) | チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム | |
EP2998915A1 (en) | Checkout system, settlement apparatus and method for processing settlement by settlement apparatus | |
US20190180263A1 (en) | Card processing apparatus and method by the same | |
JP2017134740A (ja) | チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム | |
JP7486780B2 (ja) | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 | |
JP6407121B2 (ja) | チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム | |
JP2018166006A (ja) | チェックアウトシステム | |
JP6007346B1 (ja) | チェックアウトシステム、決済装置および制御プログラム | |
JP2024096255A (ja) | 決済端末装置、決済システム、及び商品販売データ処理装置 | |
JP2019160341A (ja) | チェックアウトシステム、アンケート方法 | |
JP6286503B2 (ja) | チェックアウトシステム、決済装置および制御プログラム | |
JP7342987B2 (ja) | システム、方法及びプログラム | |
JP6787457B2 (ja) | 登録装置、システム、方法及びプログラム | |
JP7244475B2 (ja) | 精算装置、及び方法 | |
JP7234331B2 (ja) | 決済装置及びその制御プログラム | |
JP7274561B2 (ja) | 登録装置、情報処理プログラム及び端末装置 | |
EP3944173A1 (en) | Sales data processing apparatus, sales data processing system, and program | |
US20220076350A1 (en) | Accounting apparatus, registration apparatus, and control method | |
JP7226755B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、商品販売データ処理装置、及びプログラム | |
JP6851947B2 (ja) | 電子レシートエージェント及びプログラム | |
JP2022165267A (ja) | 決済端末およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240123 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7486780 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |